JPH10258919A - 中間部可動式コンベヤ装置 - Google Patents

中間部可動式コンベヤ装置

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JPH10258919A
JPH10258919A JP6292197A JP6292197A JPH10258919A JP H10258919 A JPH10258919 A JP H10258919A JP 6292197 A JP6292197 A JP 6292197A JP 6292197 A JP6292197 A JP 6292197A JP H10258919 A JPH10258919 A JP H10258919A
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JP
Japan
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article transfer
girder
transfer direction
end point
endless belt
Prior art date
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Pending
Application number
JP6292197A
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English (en)
Inventor
Nobuaki Hirano
宣昭 平野
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中間部可動式コンベヤ装置の近傍の地表を有
効に活用する。 【解決手段】 一対の昇降案内用マスト18,19に昇
降可能に架設された中間部ガーダ22と、物品移送方向
起点から一方の昇降案内用マスト18へ延びる起点側ガ
ーダ20と、他方の昇降案内用マスト19から物品移送
方向終点へ延びる終点側ガーダ21と、物品移送方向起
点と物品移送方向終点との間において各ガーダ20,2
2,21に沿って周回し得る無端状ベルト29とを備
え、他方の昇降案内用マスト19の下部に、無端状ベル
ト29の物品移送方向終点から物品移送方向起点へ戻る
部分に下方から当接する非変位ローラ31を複数配置
し、各非変位ローラ31の間の下方に、無端状ベルト2
9の物品移送方向終点から物品移送方向起点へ戻る部分
に上方から当接する昇降可能な変位ローラ32を配置し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は大型搬送物の搬送経
路を横断して設置される中間部可動式コンベヤ装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来提案されている中間部可動式
コンベヤ装置の一例を示すもので、この中間部可動式コ
ンベヤ装置は、物品移送方向起点から大型搬送物1の搬
送経路の一側方へ延びる起点側ガーダ2と、大型搬送物
1の搬送経路を隔てて該搬送経路の他側方から物品移送
方向終点へ延びる終点側ガーダ3と、起点側ガーダ2と
終点側ガーダ3との間に配置された中間部ガーダ4とを
備えている。
【0003】起点側ガーダ2の基端部は、連続的に移送
すべき石炭、鉱石等のストックヤード(図示せず)に位
置し、起点側ガーダ2の先端部は、該起点側ガーダ2が
物品移送方向へ向って上り勾配をなすように、大型搬送
物1の搬送経路の一側に立設した固定架台5に支持され
ている。
【0004】この起点側ガーダ2の基端部に枢支された
ローラ(図示せず)及び先端部に枢支されたローラ6に
は、起点側ガーダ2に沿って周回し得るように、物品移
送用の無端状ベルト7が巻き掛けられており、起点側ガ
ーダ2の先端部には、無端状ベルト7により移送されて
きた物品を下方へ案内するホッパ8が設けられている。
【0005】上記のホッパ8の直下には、後述する中間
部ガーダ4を支持するターンテーブル9が設置されてい
る。
【0006】終点側ガーダ3の基端部は、前記の起点側
ガーダ2の先端部よりも位置が高くなるように、大型搬
送物1の搬送経路の他側に立設した固定架台10に支持
され、終点側ガーダ3の先端部は、該終点側ガーダ3が
物品移送方向へ向って上り勾配をなすように、物品の送
給対象であるプラント(図示せず)に接続されている。
【0007】この終点側ガーダ3の基端部に枢支された
ローラ11及び先端部に枢支されたローラ(図示せず)
には、終点側ガーダ3に沿って周回し得るように、物品
移送用の無端状ベルト12が巻き掛けられている。
【0008】また、これら起点側ガーダ2及び終点側ガ
ーダ3は、上方から見ると、直線的に配置されている。
【0009】中間部ガーダ4の基端部は、先に述べた起
点側ガーダ2の先端部のホッパ8の下方に位置するよう
にターンテーブル9の回転部に載置され、中間部ガーダ
4の先端部は、前記の終点側ガーダ3の基端部の上方に
位置し且つ中間部ガーダ4が物品移送方向へ向って上り
勾配をなすように、ターンテーブル9を中心とした円弧
に沿って移動可能な移動架台13に支持されており、タ
ーンテーブル9を中心として中間部ガーダ4が旋回でき
るようになっている。
【0010】この中間部ガーダ4の基端部に枢支された
ローラ14及び先端部に枢支されたローラ15には、中
間部ガーダ4に沿って周回し得るように、物品移送用の
無端状ベルト16が巻き掛けられており、中間部ガーダ
4の先端部には、無端状ベルト16により移送されてき
た物品を下方へ案内するホッパ17が設けられている。
【0011】図3に示す中間部可動式コンベヤ装置によ
って、ストックヤードからプラントへ物品を供給する際
には、上方から見て、中間部ガーダ4の先端部のホッパ
17が終点側ガーダ3の基端部に重なり、無端状ベルト
7,12と無端状ベルト16との間で物品に受渡しがで
きる物品移送位置へ、ターンテーブル9を中心に中間部
ガーダ4を旋回させておく。
【0012】次いで、各無端状ベルト7,16,12の
周回用駆動手段(図示せず)を作動させ、ストックヤー
ドにおいて無端状ベルト7に物品を載置すると、該物品
は、無端状ベルト7により起点側ガーダ2に沿って移動
し、ホッパ8から無端状ベルト16へ乗り移る。
【0013】無端状ベルト16に乗り移った物品は、該
無端状ベルト16により中間部ガーダ4に沿って移動
し、ホッパ17から無端状ベルト12へ乗り移る。
【0014】無端状ベルト12に乗り移った物品は、該
無端状ベルト12により終点側ガーダ3に沿って移動
し、プラントに物品が供給される。
【0015】また、大型搬送物1を搬送する際には、中
間部ガーダ4が大型搬送物1の通過を妨げない待避位置
へターンテーブル9を中心に中間部ガーダ4を旋回させ
て、大型搬送物1の搬送を行う。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図3に示す
中間部可動式コンベヤ装置においては、上述した物品移
送位置と待避位置との間を中間部ガーダ4が旋回できる
ようにするための旋回範囲を確保しておく必要があり、
中間部可動式コンベヤ装置の近傍の地表を有効に活用す
ることができない。
【0017】本発明は上述した実情に鑑みてなしたもの
で、中間部可動式コンベヤ装置の近傍の地表を有効に活
用できる中間部コンベヤ装置を提供することを目的とし
ている。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の中間部可動式コンベヤ装置では、大型搬送物
の搬送経路を挟んで対峙する一対の昇降案内用マスト
と、物品移送方向起点から物品移送方向起点寄りの昇降
案内用マストへ向って延びる起点側ガーダと、物品移送
方向終点寄りの昇降案内用マストから物品移送方向終点
へ向って延びる終点側ガーダと、前記の両昇降案内用マ
ストに昇降可能に架設された中間部ガーダと、該中間部
ガーダを昇降案内用マストに沿って昇降させ得る昇降機
構と、物品移送方向起点と物品移送方向終点との間にお
いて起点側ガーダ、中間部ガーダ、終点側ガーダに沿っ
て周回し得る物品移送用の無端状ベルトとを備え、物品
移送方向起点から物品移送方向起点寄りの昇降案内用マ
ストまでの間、及び物品移送方向終点寄りの昇降案内用
マストから物品移送方向終点までの間の双方または一方
に、無端状ベルトの物品移送方向終点から物品移送方向
起点へ戻る部分に下方から当接する非変位ローラを複数
設け、且つ各非変位ローラの間の下方に、無端状ベルト
の物品移送方向終点から物品移送方向起点へ戻る部分に
上方から当接する昇降可能な変位ローラを設けている。
【0019】本発明の中間部可動式コンベヤ装置におい
て、物品移送方向起点から物品移送方向終点へ物品を移
送する際には、中間部ガーダを下降させるとともに、非
変位ローラから変位ローラを離反させて、無端状ベルト
の余裕長さ部分を非変位ローラと変位ローラとの間に吸
収する。
【0020】また、本発明の中間部可動式コンベヤ装置
において、大型搬送物を搬送する際には、中間部ガーダ
を上昇させるとともに、非変位ローラに対して変位ロー
ラを近接させて、非変位ローラと変位ローラとの間に吸
収されている無端状ベルトの余裕長さ部分を繰り出す。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0022】図1及び図2は本発明の中間部可動式コン
ベヤ装置の実施の形態の一例を示すもので、この中間部
可動式コンベヤ装置は、大型搬送物1の搬送経路を挟ん
で対峙する一対の昇降案内用マスト18,19と、物品
移送方向起点から物品移送方向起点寄りの昇降案内用マ
スト(一方の昇降案内用マスト)18へ延びる起点側ガ
ーダ20と、物品移送方向終点寄りの昇降案内用マスト
(他方の昇降案内用マスト)19から物品移送方向終点
へ向って延びる終点側ガーダ21と、前記の昇降案内用
マスト18,19に昇降可能に架設された中間部ガーダ
22とを備えている。
【0023】起点側ガーダ20の基端部は、連続的に移
送すべき石炭、鉱石等のストックヤード(図示せず)に
位置し、起点側ガーダ20の先端部は、該起点側ガーダ
20が物品移送方向へ向って上り勾配をなすように、一
方の昇降案内用マスト18に支持されている。
【0024】終点側ガーダ21の基端部は、前記の起点
側ガーダ20の先端部よりも位置が高くなるように、他
方の昇降案内用マスト19に支持され、終点側ガーダ2
1の先端部は、該終点側ガーダ21が物品移送方向へ向
って上り勾配をなすように、物品の送給対象であるプラ
ント(図示せず)に接続されている。
【0025】また、これら起点側ガーダ20及び終点側
ガーダ21は、上方から見ると、直線的に配置されてい
る。
【0026】昇降案内用マスト18,19の上下方向中
間部分には、それぞれウインチ23,24が設置され、
該ウインチ23,24に巻き付けられたワイヤ25,2
6は、昇降案内用マスト18,19の先端に枢支したシ
ーブ27,28に巻き掛けられて垂下している。
【0027】上記のワイヤ25,26の繰り出し端は、
中間部ガーダ22に係止されており、ウインチ23,2
4を作動させてワイヤ25,26を繰り出すと、中間部
ガーダ22の基端部が一方の昇降案内用マスト18を介
して起点側ガーダ20の先端部に対峙し且つ中間部ガー
ダ22の先端部が他方の昇降案内用マスト19を介して
終点側ガーダ21の基端部に対峙する物品移送位置へ中
間部ガーダ22が下降し、ウインチ23,24を作動さ
せてワイヤ25,26を巻き取ると、両昇降案内用マス
ト18,19の間を大型搬送物1が通過できるように、
中間部ガーダ22が大型搬送物1の通過を妨げない待避
位置へ、両昇降案内用マスト18,19に沿って上昇す
るようになっている。
【0028】上記の起点側ガーダ20、中間部ガーダ2
2、終点側ガーダ21には、物品移送方向起点と物品移
送方向終点との間において周回する無端状ベルト29が
装着されており、該無端状ベルト29は、先に述べた中
間部ガーダ22の物品移送位置と待避位置との間の昇降
を許容し得る長さに設定されている。
【0029】また、他方の昇降案内用マスト19の下端
寄り部分には、無端状ベルト29の一部分を収納し得る
ベルト収納部30が形成されている。
【0030】ベルト収納部30には、無端状ベルト29
の物品移送方向終点から物品移送方向起点へ戻る部分に
ベルト下方から当接する位置固定の複数の非変位ローラ
31と、各非変位ローラ31の間の下方において無端状
ベルト29の物品移送方向終点から物品移送方向起点へ
戻る部分に上方から当接する複数の変位ローラ32と、
該変位ローラ32を支持し且つ昇降可能な支持フレーム
33と、該支持フレーム33をベルト収納部30の下部
に対してピン連結によって拘束するフレーム拘束具34
とが内装されている。
【0031】更に、中間部ガーダ22、一方の昇降案内
用マスト18、他方の昇降案内用マスト19のベルト収
納部30には、ローラ35,36,37,38,39,
40,41,42,43が枢支されている。
【0032】中間部ガーダ22の基端部及び先端部に枢
支されたローラ35,36は、無端状ベルト29の物品
移送方向起点から物品移送方向終点へ向って進む部分に
ベルト下方から当接し、中間部ガーダ22の基端部及び
先端部に枢支されたローラ37,38は、無端状ベルト
29の物品移送方向終点から物品移送方向起点へ向って
戻る部分にベルト下方から当接しており、中間部ガーダ
22が物品移送位置から待避位置へ上昇する際には、こ
れらのローラ35,36,37,38によって、無端状
ベルト29の中間部ガーダ22上に位置している部分が
上方へ押し上げられるようになっている。
【0033】一方の昇降案内用マスト18及び他方の昇
降案内用マスト19のベルト収納部30に枢支されたロ
ーラ39,40は、無端状ベルト29の物品移送方向起
点から物品移送方向終点へ向って進む部分にベルト上方
から当接し、一方の昇降案内用マスト18及び他方の昇
降案内用マスト19のベルト収納部30に枢支されたロ
ーラ41,42は、無端状ベルト29の物品移送方向終
点から物品移送方向起点へ向って戻る部分にベルト上方
から当接しており、中間部ガーダ22が物品搬送位置か
ら待避位置へ上昇する際には、これらのローラ39,4
0,41,42によって、無端状ベルト29の起点側ガ
ーダ20あるいは終点側ガーダ21上に位置している部
分の上方への大きな変位が抑制されるようになってい
る。
【0034】更に、ベルト収納部30に枢支されたロー
ラ43は、物品移送方向終点側から物品移送方向起点側
へ戻る部分に下方から当接している。
【0035】また、終点側ガーダ21の所定箇所には、
無端状ベルト29に所定の張力を付与するための張力付
与機構44が設けられている。
【0036】この張力付与機構44は、無端状ベルト2
9の物品移送方向終点から物品移送方向起点へ戻る部分
にベルト下方から当接する位置固定の一対のローラ4
5,46と、該ローラ45,46の間に配置されて無端
状ベルト29の物品移送方向終点から物品移送方向起点
へ戻る部分にベルト上方から当接するローラ47と、該
ローラ47に対して下方への荷重を付与するウエイト4
8とによって構成されている。
【0037】図1及び図2に示す中間部可動式コンベヤ
装置によって、ストックヤードからプラントへ物品を供
給する際には、ウインチ23,24を作動させてワイヤ
25,26を繰り出し、中間部ガーダ22の基端部が一
方の昇降案内用マスト18を介して起点側ガーダ20の
先端部に対峙し且つ中間部ガーダ22の先端部が他方の
昇降案内用マスト19を介して終点側ガーダ21の基端
部に対峙する物品移送位置へ中間部ガーダ22を下降さ
せておく。
【0038】また、支持フレーム33をフレーム拘束具
34によりベルト収納部30の下部に拘束して、非変位
ローラ31から変位ローラ32を離反させ、中間部ガー
ダ22が待避位置まで上昇するときの必要になる無端状
ベルト29の余裕長さ部分が、非変位ローラ31と変位
ローラ32との間に吸収されるようにする。
【0039】次いで、無端状ベルト29の周回用駆動手
段(図示せず)を作動させると、物品移送方向起点、起
点側ガーダ20、中間部ガーダ22、終点側ガーダ2
1、物品移送方向終点、終点側ガーダ21の張力付与機
構44、変位ローラ32と非変位ローラ31との間、中
間部ガーダ22、起点側ガーダ20の経路で無端状ベル
ト29が周回する。
【0040】ストックヤードにおいて無端状ベルト29
に物品を載置すると、該物品は、無端状ベルト29によ
り起点側ガーダ20、中間部ガーダ22、終点側ガーダ
21に沿って移動し、プラントに物品が供給される。
【0041】大型搬送物1を搬送する際には、張力付与
機構44のウエイト48を終点側ガーダ21に対して拘
束し、また、フレーム拘束具34による支持フレーム3
3の拘束を解除して、該支持フレーム33が上昇できる
ようにしておく。
【0042】次いで、ウインチ23,24を作動させて
ワイヤ25,26を巻き取り、中間部ガーダ22を大型
搬送物1の通過を妨げない待避位置まで上昇させ、大型
搬送物1の搬送を行う。
【0043】このとき、無端状ベルト29の中間部ガー
ダ22上に位置している部分が中間部ガーダ22に枢支
されているローラ35,36,37,38によって上方
へ押し上げられることに伴い、非変位ローラ31と変位
ローラ32との間に吸収されていた中間部ガーダ22が
待避位置まで上昇するときに必要になる無端状ベルト2
9の余裕長さ部分が繰り出され、非変位ローラ31へ変
位ローラ32が近接することにより支持フレーム33が
上昇する。
【0044】このように、図1及び図2に示す中間部可
動式コンベヤ装置では、一対の昇降案内用マスト18,
19に中間部ガーダ22を昇降可能に架設しているの
で、中間部可動式コンベヤ装置の近傍の地表を有効に活
用することが可能になる。
【0045】また、無端状ベルト29の物品移送方向終
点から物品移送方向起点へ戻る部分に、ベルト下方から
当接する非変位ローラ31を複数設け、各非変位ローラ
31の間の下方に、無端状ベルト29の物品移送方向終
点から物品移送方向起点へ戻る部分にベルト上方から当
接し且つ昇降可能な変位ローラ32を設けているので、
無端状ベルト29の切断作業や接続作業を行うことな
く、中間部ガーダ22を容易に昇降させることができ
る。
【0046】なお、本発明の中間部可動式コンベヤ装置
は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加
え得ることは勿論である。
【0047】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の中間部可動
式コンベヤ装置では、下記のような種々の優れた効果を
奏し得る。
【0048】(1)大型搬送物の搬送経路を挟んで対峙
する一対の昇降案内用マストに中間部ガーダを昇降可能
に架設しているので、中間部可動式コンベヤ装置の近傍
の地表を有効に活用することが可能になる。
【0049】(2)無端状ベルトの物品移送方向終点か
ら物品移送方向起点へ戻る部分に、ベルト下方から当接
する非変位ローラを複数設け、各非変位ローラの間の下
方に、無端状ベルトの物品移送方向終点から物品移送方
向起点へ戻る部分にベルト上方から当接し且つ昇降可能
な変位ローラを設けているので、無端状ベルトの切断作
業や接続作業を行うことなく、中間部ガーダを容易に昇
降させることができ、よって、中間部ガーダの昇降に伴
う物品の移送中断時間が短縮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の中間部可動式コンベヤ装置の実施の形
態の一例において中間部ガーダが物品移送位置に設定さ
れている状態を示す概念図である。
【図2】本発明の中間部可動式コンベヤ装置の実施の形
態の一例において中間部ガーダが待避位置に設定されて
いる状態を示す概念図である。
【図3】従来の中間部可動式コンベヤ装置の一例におい
て中間部ガーダが物品移送位置に設定されている状態を
示す概念図である。
【符号の説明】
1 大型搬送物 18 昇降案内用マスト 19 昇降案内用マスト 20 起点側ガーダ 21 終点側ガーダ 22 中間部ガーダ 23 ウインチ(昇降機構) 24 ウインチ(昇降機構) 29 無端状ベルト 31 非変位ローラ 32 変位ローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大型搬送物の搬送経路を挟んで対峙する
    一対の昇降案内用マストと、物品移送方向起点から物品
    移送方向起点寄りの昇降案内用マストへ向って延びる起
    点側ガーダと、物品移送方向終点寄りの昇降案内用マス
    トから物品移送方向終点へ向って延びる終点側ガーダ
    と、前記の両昇降案内用マストに昇降可能に架設された
    中間部ガーダと、該中間部ガーダを昇降案内用マストに
    沿って昇降させ得る昇降機構と、物品移送方向起点と物
    品移送方向終点との間において起点側ガーダ、中間部ガ
    ーダ、終点側ガーダに沿って周回し得る物品移送用の無
    端状ベルトとを備え、物品移送方向起点から物品移送方
    向起点寄りの昇降案内用マストまでの間、及び物品移送
    方向終点寄りの昇降案内用マストから物品移送方向終点
    までの間の双方または一方に、無端状ベルトの物品移送
    方向終点から物品移送方向起点へ戻る部分に下方から当
    接する非変位ローラを複数設け、且つ各非変位ローラの
    間の下方に、無端状ベルトの物品移送方向終点から物品
    移送方向起点へ戻る部分に上方から当接する昇降可能な
    変位ローラを設けたことを特徴とする中間部可動式コン
    ベヤ装置。
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