JPH10258914A - 回転棚における発熱源の過大昇温検出装置 - Google Patents

回転棚における発熱源の過大昇温検出装置

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JPH10258914A
JPH10258914A JP6498297A JP6498297A JPH10258914A JP H10258914 A JPH10258914 A JP H10258914A JP 6498297 A JP6498297 A JP 6498297A JP 6498297 A JP6498297 A JP 6498297A JP H10258914 A JPH10258914 A JP H10258914A
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JP
Japan
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shelf
article storage
temperature
temperature sensor
storage shelf
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Pending
Application number
JP6498297A
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English (en)
Inventor
Shinjiro Shibata
真二郎 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsubakimoto Chain Co
Original Assignee
Tsubakimoto Chain Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転棚の発熱源、すなわち、ローラ、駆動モ
ータ又はスプロケットの温度を検知して、物品保管棚の
収納物品等の発火や、収納物品の損傷を防止すること。 【解決手段】 回転棚10は、水平に固設された上側の
環状ガイドレール12と下側の環状走行レール14と、
多段多列に配設された物品保管棚16と、それぞれのレ
ールを転動するローラ18と、駆動モータ20及びスプ
ロケット24より構成された駆動装置とを有する。第1
の温度センサ30は、走行ローラ18に指向して床面上
に設けられている。第2の温度センサ32は、駆動モー
タ20に指向して設けられている。第3の温度センサ3
4は、スプロケット24に指向して天井に設けられてい
る。それぞれの温度センサは、発熱源の温度を検知して
警報機である管理コンピュータ36に検出信号を送信す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転棚における発
熱源の温度を検知することにより、火災を未然に防止す
るとともに、物品保管棚内の物品等の過熱による発火及
び損傷を防止するための発熱源の過大昇温検出装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の回転棚は、例えば、特公昭63−
24881号公報に示されるように、水平環状レールを
上下に離間させて設け、多段多列に配設された物品保管
棚の各列の上端及び下端に取付けたガイドローラ及び走
行ローラを水平環状レールによって案内したもので、物
品保管棚に係合するスプロケットとこのスプロケットを
減速して間欠回転させる駆動モータとを有する駆動装置
により物品保管棚を循環移動させるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、循環移動の
繰り返しにより、ローラ、駆動モータ又はスプロケット
が過熱し、これらの発熱源の近傍に塵埃がある場合、発
熱源付近から発火して火災を生じることがある。また、
発火に至らないまでも、ローラやスプロケットが高温に
過熱すると、その熱が物品保管棚に伝導し、収納されて
いる物品や容器に焼け等による損害を生じさせるほか、
作業者に火傷を負わせる等の問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、水平
環状レールを走行するローラによって多段多列の物品保
管棚を案内支持し、前記物品保管棚に係合するスプロケ
ットと該スプロケットを間欠回転させる駆動モータとを
有する駆動装置により前記物品保管棚を循環させる回転
棚において、該回転棚に隣接して前記ローラ又は前記駆
動装置に指向する温度センサを取付け、該温度センサの
過大昇温信号に押動する警報機を設けた回転棚における
発熱源の過大昇温検出装置により前記課題を解決した。
【0005】
【作用】回転棚に物品を入庫し又は物品を出庫する際、
多段多列の物品保管棚を循環移動させ、例えば、移載装
置を昇降させることで物品の入出庫が行われる。それぞ
れの物品保管棚を循環移動させると、駆動モータは発熱
し、スプロケットは物品保管棚との係合の繰り返しによ
り発熱し、ローラはレールとの転動により発熱する。駆
動モータ等の発熱源の温度が所定の温度以下であると、
周辺に可燃物があっても発火することはないが、その温
度が所定の温度以上になると、可燃物の発火が原因とな
って火災を生じる。温度センサは発熱源の温度を検知
し、その温度を検出信号として警報機に送信している。
発熱源の温度が所定の温度を越えると、温度センサは過
大昇温に対応する検出信号を警報機に送信する。警報機
は、音又は光等によって作業者に発熱源の異常昇温を示
したり、コンピュータのディスプレイによって作業者に
昇温が生じた発熱源及びその温度を示したりする。これ
によって、発熱源の過大昇温が検出でき、作業者は火災
を未然に予防するために回転棚の停止等の対策を講じる
ことができる。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明による過大昇温
検知装置の実施例を説明する。図1は回転棚に過大昇温
検知装置を採用したもので、回転棚10は、水平に固設
された上側の環状ガイドレール12と下側の環状走行レ
ール14を有する。多段多列に配設された物品保管棚1
6には、各列毎に、ガイドレール12を転動するガイド
ローラ(図示せず)と走行レール14を転動する走行ロ
ーラ18が回転自在に取付けられている。図2及び図3
に示すように、回転棚10の内部には駆動モータ20が
フレーム22に固設されている。また、床面近傍に設け
られたスプロケット24は、各列の物品保管棚16の下
端に突出するピン26に係合し、駆動モータ20はスプ
ロケット24を間欠回転させる。これにより、物品保管
棚16は水平方向にタクト循環移動する。物品移載機2
8は入出庫口に停止する物品保管棚の所定の棚段との間
で物品の受け渡しを行う。図示した回転棚10は、物品
保管棚16が一斉に水平方向に循環するタイプのもので
あるが、各段が他の段と独立して水平方向に循環するも
のがある。このタイプの回転棚は、段毎にガイドレール
及び走行レールを有するとともに、段毎にガイドローラ
及び走行ローラを有する。
【0007】第1の温度センサ30は、走行ローラ18
に指向して床面上に設けられている。ガイドローラに指
向する温度センサが設けられていてもよい。温度センサ
30は、物品保管棚16に隣接して警報機として機能す
る管理コンピュータ36に接続されている。物品保管棚
16がタクト循環移動して走行ローラ18が走行レール
14上を転動すると、走行ローラ18は発熱源として昇
温する。温度センサ30は指向先の走行ローラ18の温
度を検知して、その温度を検出信号として警報機36に
送信している。物品保管棚16が水平方向に一回転する
と、温度センサ30は総ての走行ローラ18の温度を検
知する。温度センサ30が走行ローラ18の過大昇温を
検知すると、警報機36は過大昇温信号を受け、ディス
プレイ38を介して管理者に走行ローラ18が過大昇温
していること及びその走行ローラ18の位置並びにその
走行ローラ18の温度を表示する。ディスプレイ38を
介して過大昇温を発見した管理者は、回転棚10を停止
させて走行ローラ18の放置冷却を行ったり、過大昇温
の走行ローラ18が取付けられた物品保管棚16内の収
納物品を物品移載機28によって出庫する指示を入力し
たりして、発火の防止及び収納物品の損傷防止等の対策
を講じる。なお、警報機36が自動的に回転棚の停止等
を行うようにプログラムしておいてもよい。
【0008】第2の温度センサ32及び第3の温度セン
サ34は、駆動モータ20及びスプロケット24に指向
して天井に設けられている。これらの温度センサ32,
34はフレーム22に設けられていてもよい。それぞれ
の温度センサ32,34は、駆動モータ20及びスプロ
ケット24の温度を検知して警報機である管理コンピュ
ータ36に検出信号を送信している。駆動モータ20及
びスプロケット24に過大昇温が生じると、上記第1の
温度センサ30の例で説明したように、ディスプレイ3
8に駆動モータ等が過大昇温していること及び駆動モー
タ等の温度が表示される。そして、管理者自身又は管理
コンピュータが所定の対策を講じる。
【0009】
【発明の効果】請求項1の発明では、物品保管棚を案内
支持してレールを走行するローラに温度センサを指向さ
せ、温度センサの過大昇温信号に応動する警報機を設け
たので、ローラ周辺の可燃物に引火して火災を生じる前
に火災の兆候を発見して回転棚の作動停止等の所定の対
策を講じることができ、また、ローラから物品保管棚へ
の伝導熱による収納物品の発火及び損傷を未然に防止で
きるとともに、過熱した物品保管棚に触れて作業者が火
傷を生じることを防止することができる。
【0010】請求項2の発明では、駆動モータ又はスプ
ロケットに温度センサを指向させ、温度センサの過大昇
温信号に応動する警報機を設けたので、駆動モータ又は
スプロケット周辺の可燃物に引火して火災を生じる前に
火災の兆候を発見して回転棚の作動停止等の所定の対策
を講じることができ、また、スプロケットから物品保管
棚への伝導熱による収納物品の発火及び損傷を未然に防
止できるとともに、過熱した物品保管棚に触れて作業者
が火傷を生じることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による過大昇温検知装置が適用される
回転棚の斜視図。
【図2】 図1の回転棚の平面図。
【図3】 図1の回転棚の正面図。
【符号の説明】
10 回転棚 12,14 環状レール 16 物品保管棚 18 ローラ 20 駆動モータ 22 フレーム 24 スプロケット 26 ピン 28 物品移載機 30,32,34 温度センサ 36 警報機 38 ディスプレイ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平環状レールを走行するローラによっ
    て多段多列の物品保管棚を案内支持し、前記物品保管棚
    を循環移動させる回転棚において、該回転棚に隣接して
    前記ローラに指向する温度センサを取付け、該温度セン
    サの過大昇温信号に応動する警報機を設けた、回転棚に
    おける発熱源の過大昇温検出装置。
  2. 【請求項2】 水平環状レールを走行するローラによっ
    て多段多列の物品保管棚を案内支持し、前記物品保管棚
    に係合するスプロケットと該スプロケットを間欠回転さ
    せる駆動モータとを有する駆動装置により前記物品保管
    棚を循環移動させる回転棚において、該回転棚に隣接し
    て前記駆動装置に指向する温度センサを取付け、該温度
    センサの過大昇温信号に応動する警報機を設けた、回転
    棚における発熱源の過大昇温検出装置。
JP6498297A 1997-03-18 1997-03-18 回転棚における発熱源の過大昇温検出装置 Pending JPH10258914A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6455807B1 (en) * 2000-06-26 2002-09-24 W.A. Whitney Co. Method and apparatus for controlling a laser-equipped machine tool to prevent self-burning
CN106219128A (zh) * 2016-08-26 2016-12-14 南京音飞储存设备股份有限公司 一种旋转货架
JP2017172327A (ja) * 2017-07-06 2017-09-28 日本発條株式会社 駐車装置
JP2017198069A (ja) * 2017-07-06 2017-11-02 日本発條株式会社 駐車装置
CN114043442A (zh) * 2021-10-18 2022-02-15 华南新海(深圳)科技股份有限公司 一种旋转储物柜

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