JPH10257697A - 空間浮遊電磁波・電波をエネルギー源とする電源装置 - Google Patents
空間浮遊電磁波・電波をエネルギー源とする電源装置Info
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- JPH10257697A JPH10257697A JP9057687A JP5768797A JPH10257697A JP H10257697 A JPH10257697 A JP H10257697A JP 9057687 A JP9057687 A JP 9057687A JP 5768797 A JP5768797 A JP 5768797A JP H10257697 A JPH10257697 A JP H10257697A
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- power supply
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- supply device
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 個々のエネルギーは小さくとも、総量として
は大きなエネルギーとなっている、空間に発射され浮遊
している電磁波・電波のエネルギーをかき集めて電気エ
ネルギーに変換し、小さな電子機器、例えば家庭用柱時
計や屋外時計等の時計、非常用機器の駆動用電源等に適
した新しい電源とする。 【解決手段】 電磁波・電波の周波数を選択・同調する
同調回路２、直流化回路３及び大容量のコンデンサ４３
又は蓄電池等の蓄電部材４からなる電源回路を具備し
て、空間に放射、浮遊している電磁波・電波を電気エネ
ルギーに変換する電源装置とする。電源回路を複数個並
列接続してもよい。
は大きなエネルギーとなっている、空間に発射され浮遊
している電磁波・電波のエネルギーをかき集めて電気エ
ネルギーに変換し、小さな電子機器、例えば家庭用柱時
計や屋外時計等の時計、非常用機器の駆動用電源等に適
した新しい電源とする。 【解決手段】 電磁波・電波の周波数を選択・同調する
同調回路２、直流化回路３及び大容量のコンデンサ４３
又は蓄電池等の蓄電部材４からなる電源回路を具備し
て、空間に放射、浮遊している電磁波・電波を電気エネ
ルギーに変換する電源装置とする。電源回路を複数個並
列接続してもよい。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源装置に関し、
放送波、携帯電話の使用電波等の空間浮遊電磁波・電波
をエネルギー源とする電源装置である。
放送波、携帯電話の使用電波等の空間浮遊電磁波・電波
をエネルギー源とする電源装置である。
【０００２】
【従来の技術】従来、家庭用柱時計や屋外時計等の時
計、非常用機器の駆動用電源として、ワイヤレスな電源
が使用されており、小型の乾電池、ボタン型の水銀、
銀、リチュウム電池等が使われていた。これらの電池
は、自己のエネルギーが有限であって、エネルギーを使
いきると、新しい電池と交換する必要があった。また、
太陽電池という、自分はエネルギーを保有せず、外部の
エネルギーを電気エネルギーに変換する電池も知られて
いるが、別途蓄電部材を有していないと、天気が悪いと
きや夜間は使用できないものであった。
計、非常用機器の駆動用電源として、ワイヤレスな電源
が使用されており、小型の乾電池、ボタン型の水銀、
銀、リチュウム電池等が使われていた。これらの電池
は、自己のエネルギーが有限であって、エネルギーを使
いきると、新しい電池と交換する必要があった。また、
太陽電池という、自分はエネルギーを保有せず、外部の
エネルギーを電気エネルギーに変換する電池も知られて
いるが、別途蓄電部材を有していないと、天気が悪いと
きや夜間は使用できないものであった。
【０００３】一方、特に都会においては、電磁波・電波
を利用・発信する放送局や電子機器、例えばＡＭ放送、
ＶＨＦやＵＨＦのＴＶ放送、ＦＭ放送、衛星放送、自動
車のイグニッション装置、携帯電話、移動電話、ＰＨＳ
（ｐｅｒｓｏｎａｌ ｈａｎｄｙｐｈｏｎｅ ｓｙｓｔ
ｅｍ）等、が増大しており、それにともなって空間に放
射され浮遊している電磁波・電波が増えている。
を利用・発信する放送局や電子機器、例えばＡＭ放送、
ＶＨＦやＵＨＦのＴＶ放送、ＦＭ放送、衛星放送、自動
車のイグニッション装置、携帯電話、移動電話、ＰＨＳ
（ｐｅｒｓｏｎａｌ ｈａｎｄｙｐｈｏｎｅ ｓｙｓｔ
ｅｍ）等、が増大しており、それにともなって空間に放
射され浮遊している電磁波・電波が増えている。
【０００４】これらの電磁波・電波は、他の電子機器に
とってはノイズになるものであって、好ましいものでは
なく、また、それぞれは小さなエネルギーの使用である
が、利用・発信する電子機器等の増加とともに、そのエ
ネルギー総量は無視することができなくなってきてい
る。
とってはノイズになるものであって、好ましいものでは
なく、また、それぞれは小さなエネルギーの使用である
が、利用・発信する電子機器等の増加とともに、そのエ
ネルギー総量は無視することができなくなってきてい
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
個々のエネルギーは小さくとも、総量としては大きなエ
ネルギーとなっている、空間に発射され浮遊している電
磁波・電波に目を向け、そのエネルギーをかき集めて電
気エネルギーに変換して新しい電源として利用するもの
である。
個々のエネルギーは小さくとも、総量としては大きなエ
ネルギーとなっている、空間に発射され浮遊している電
磁波・電波に目を向け、そのエネルギーをかき集めて電
気エネルギーに変換して新しい電源として利用するもの
である。
【０００６】そうすれば、自己のエネルギーを使用する
ものではないので長寿命であり、また、天候や時間に影
響されず、そして、エネルギーの変換効率等からみて、
小電力、低電圧、小電流となるが、小さな電子機器、例
えば家庭用柱時計や屋外時計等の時計、非常用機器の駆
動用電源等に適した空間浮遊電磁波・電波をエネルギー
源とする電源となる。
ものではないので長寿命であり、また、天候や時間に影
響されず、そして、エネルギーの変換効率等からみて、
小電力、低電圧、小電流となるが、小さな電子機器、例
えば家庭用柱時計や屋外時計等の時計、非常用機器の駆
動用電源等に適した空間浮遊電磁波・電波をエネルギー
源とする電源となる。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、空間に放射、
浮遊している電磁波・電波を電気エネルギーに変換する
電源装置であって、電磁波・電波の周波数を選択・同調
する同調回路、直流化回路及び大容量のコンデンサ又は
蓄電池等の蓄電部材からなる電源回路を具備する、空間
浮遊電磁波・電波をエネルギー源とする電源装置であ
る。
浮遊している電磁波・電波を電気エネルギーに変換する
電源装置であって、電磁波・電波の周波数を選択・同調
する同調回路、直流化回路及び大容量のコンデンサ又は
蓄電池等の蓄電部材からなる電源回路を具備する、空間
浮遊電磁波・電波をエネルギー源とする電源装置であ
る。
【０００８】また、本発明は、電源回路を複数個並列接
続したものを具備する空間浮遊電磁波・電波をエネルギ
ー源とする電源装置である。
続したものを具備する空間浮遊電磁波・電波をエネルギ
ー源とする電源装置である。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明の発明の実施の形態を説明
する。本発明の空間浮遊電磁波・電波をエネルギー源と
する電源装置について、図１及び図２を用いて説明す
る。
する。本発明の空間浮遊電磁波・電波をエネルギー源と
する電源装置について、図１及び図２を用いて説明す
る。
【００１０】本発明の空間浮遊電磁波・電波をエネルギ
ー源とする電源装置は、同調回路２、直流化回路３及び
大容量コンデンサ又は電池等の蓄電部材４からなる電源
回路を具備している。
ー源とする電源装置は、同調回路２、直流化回路３及び
大容量コンデンサ又は電池等の蓄電部材４からなる電源
回路を具備している。
【００１１】同調回路２は、アンテナ１１から入ってく
る電波のうち、目的の電波を選択・同調する回路であ
る。コイル２１と可変コンデンサ２２を使用しており、
可変コンデンサ２２の値を変えると、コイル２１の誘導
リアクタンスが０になる周波数の電波を取り出すことが
できる。可変コンデンサ２２は半固定式であり、所定の
周波数を取り出せるように製造時に設定しておく。
る電波のうち、目的の電波を選択・同調する回路であ
る。コイル２１と可変コンデンサ２２を使用しており、
可変コンデンサ２２の値を変えると、コイル２１の誘導
リアクタンスが０になる周波数の電波を取り出すことが
できる。可変コンデンサ２２は半固定式であり、所定の
周波数を取り出せるように製造時に設定しておく。
【００１２】直流化回路３は、同調回路２で取り出した
周波数の電流をダイオード３１の整流作用により、一方
向の電流をカットして直流電流として蓄電部材４に蓄え
るようにする。
周波数の電流をダイオード３１の整流作用により、一方
向の電流をカットして直流電流として蓄電部材４に蓄え
るようにする。
【００１３】大容量コンデンサ又は電池等の蓄電部材４
は、直流電流を電気エネルギーとして蓄える部材であっ
て、電源装置を使用していないときは電気エネルギーを
蓄え、そして使用する際に蓄えた電気エネルギーを放出
する。
は、直流電流を電気エネルギーとして蓄える部材であっ
て、電源装置を使用していないときは電気エネルギーを
蓄え、そして使用する際に蓄えた電気エネルギーを放出
する。
【００１４】本発明の空間浮遊電磁波・電波をエネルギ
ー源とする電源装置の一実施例を、図２に示す。
ー源とする電源装置の一実施例を、図２に示す。
【００１５】本実施例の空間浮遊電磁波・電波をエネル
ギー源とする電源装置は、アンテナ１１ａ、同調回路２
となる同調コイル２１ａと可変コンデンサ２２ａ、直流
化回路３となるダイオード３１ａ、抵抗４１ａ、４２
ａ、蓄電部材４となる蓄電コンデンサ４３ａ〜４３ｅを
具備している。
ギー源とする電源装置は、アンテナ１１ａ、同調回路２
となる同調コイル２１ａと可変コンデンサ２２ａ、直流
化回路３となるダイオード３１ａ、抵抗４１ａ、４２
ａ、蓄電部材４となる蓄電コンデンサ４３ａ〜４３ｅを
具備している。
【００１６】アンテナ１１ａは、放送波や携帯電話等か
ら空間に発射され浮遊している電磁波・電波をかき集め
る。
ら空間に発射され浮遊している電磁波・電波をかき集め
る。
【００１７】同調コイル２１ａと可変コンデンサ２２ａ
とは、同調回路２を構成し、特定の周波数の電磁波・電
波に同調して、その周波数に合うもののみを選択し、出
力する。
とは、同調回路２を構成し、特定の周波数の電磁波・電
波に同調して、その周波数に合うもののみを選択し、出
力する。
【００１８】ダイオード３１ａは、直流化回路であり、
選択され出力された電流を直流に変換する。
選択され出力された電流を直流に変換する。
【００１９】抵抗４１ａ、４２ａは、直流電流を所定の
電圧値及び電流値となるようにする。蓄電コンデンサ４
３ａは、大容量の蓄電部材であり、直流の電気エネルギ
ーを蓄積する。大容量の電池に置き換えることも可能で
ある。
電圧値及び電流値となるようにする。蓄電コンデンサ４
３ａは、大容量の蓄電部材であり、直流の電気エネルギ
ーを蓄積する。大容量の電池に置き換えることも可能で
ある。
【００２０】本実施例の電源装置は、同調回路２、直流
化回路３及び蓄電部材４からなる電源回路を５個並列に
接続して使用している。並列に接続する電源回路の個数
は、１又は複数個とすることができる。電源回路を１個
使用するものは、回路が単純となるが、１つの電磁波・
電波しか選択することができず、その電磁波・電波が弱
い場所や時間であると使用することができなくなる。し
かし、電源回路を複数個並列に接続して使用すると、１
つの電磁波・電波が弱い場所や時間であっても、他の電
波が強ければ、又は、複数個の周波数の合計が所定のレ
ベルになっていれば、電気エネルギー源として使用可能
となる。
化回路３及び蓄電部材４からなる電源回路を５個並列に
接続して使用している。並列に接続する電源回路の個数
は、１又は複数個とすることができる。電源回路を１個
使用するものは、回路が単純となるが、１つの電磁波・
電波しか選択することができず、その電磁波・電波が弱
い場所や時間であると使用することができなくなる。し
かし、電源回路を複数個並列に接続して使用すると、１
つの電磁波・電波が弱い場所や時間であっても、他の電
波が強ければ、又は、複数個の周波数の合計が所定のレ
ベルになっていれば、電気エネルギー源として使用可能
となる。
【００２１】空間に浮遊している電磁波・電波の周波
数、例えばＡＭ放送ｆ1、０．３〜３ＭＨｚ、ＶＨＦＴ
Ｖ放送やＦＭ放送ｆ2、３０〜３００ＭＨｚ、ＵＨＦ放
送ｆ3、０．３〜３ＧＨｚ、携帯電話ｆ4やＰＨＳｆ5、
８００ＭＨｚ〜１．９ＧＨｚの他、衛星放送３〜３０Ｇ
Ｈｚ、自動車のイグニッション装置等が使用・発信して
いる周波数のうち強い電磁波・電波の１又は複数の周波
数に合わせるのが好ましい。
数、例えばＡＭ放送ｆ1、０．３〜３ＭＨｚ、ＶＨＦＴ
Ｖ放送やＦＭ放送ｆ2、３０〜３００ＭＨｚ、ＵＨＦ放
送ｆ3、０．３〜３ＧＨｚ、携帯電話ｆ4やＰＨＳｆ5、
８００ＭＨｚ〜１．９ＧＨｚの他、衛星放送３〜３０Ｇ
Ｈｚ、自動車のイグニッション装置等が使用・発信して
いる周波数のうち強い電磁波・電波の１又は複数の周波
数に合わせるのが好ましい。
【００２２】電磁波・電波の周波数を選択・同調する同
調回路２、直流化回路３、大容量のコンデンサ又は蓄電
池等の蓄電部材４等としてその一例を上記実施例で示し
たが、これ以外のもので本発明の空間浮遊電磁波・電波
をエネルギー源とする電源装置とすることは可能であ
り、本発明は、空間に放射、浮遊している電磁波・電波
を電気エネルギーに変換することができる電源装置であ
る。
調回路２、直流化回路３、大容量のコンデンサ又は蓄電
池等の蓄電部材４等としてその一例を上記実施例で示し
たが、これ以外のもので本発明の空間浮遊電磁波・電波
をエネルギー源とする電源装置とすることは可能であ
り、本発明は、空間に放射、浮遊している電磁波・電波
を電気エネルギーに変換することができる電源装置であ
る。
【００２３】
【発明の効果】本発明は、本来用途にとってはノイズと
なる各種電磁波・電波をエネルギー源とする電源装置を
使うことで、ワイヤレス（コードレス）の、長寿命、小
電力、低電圧、小電流用機器、例えば家庭用柱時計や屋
外時計等の時計、非常用機器の駆動用電源等に適した電
源として使用することが可能である。
なる各種電磁波・電波をエネルギー源とする電源装置を
使うことで、ワイヤレス（コードレス）の、長寿命、小
電力、低電圧、小電流用機器、例えば家庭用柱時計や屋
外時計等の時計、非常用機器の駆動用電源等に適した電
源として使用することが可能である。
【図１】本発明の空間浮遊電磁波・電波をエネルギー源
とする電源装置に使用される電源回路の説明図。
とする電源装置に使用される電源回路の説明図。
【図２】本発明の空間浮遊電磁波・電波をエネルギー源
とする電源装置の一実施例の説明図。
とする電源装置の一実施例の説明図。
１１ アンテナ ２ 同調回路 ２１ 同調コイル ２２ 可変コンデンサ ３ 直流化回路 ３１ ダイオード ４ 蓄電部材 ４１，４２ 抵抗 ４３ 蓄電コンデンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武貞 睦治 神奈川県横浜市戸塚区品濃町504番地２ 日立電子サービス株式会社内
Claims (2)
- 【請求項１】 空間に放射、浮遊している電磁波・電波
を電気エネルギーに変換する電源装置であって、 電磁波・電波の周波数を選択・同調する同調回路、直流
化回路及び大容量のコンデンサ又は蓄電池等の蓄電部材
からなる電源回路を具備する、空間浮遊電磁波・電波を
エネルギー源とする電源装置。 - 【請求項２】 請求項１記載の電源装置において、 電源回路を複数個並列接続したものを具備することを特
徴とする空間浮遊電磁波・電波をエネルギー源とする電
源装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9057687A JPH10257697A (ja) | 1997-03-12 | 1997-03-12 | 空間浮遊電磁波・電波をエネルギー源とする電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9057687A JPH10257697A (ja) | 1997-03-12 | 1997-03-12 | 空間浮遊電磁波・電波をエネルギー源とする電源装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10257697A true JPH10257697A (ja) | 1998-09-25 |
Family
ID=13062864
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9057687A Pending JPH10257697A (ja) | 1997-03-12 | 1997-03-12 | 空間浮遊電磁波・電波をエネルギー源とする電源装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10257697A (ja) |
Cited By (18)
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| KR20050098474A (ko) * | 2004-04-07 | 2005-10-12 | 삼성전자주식회사 | 스펙트럴 파워를 활용한 전원공급장치 |
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-
1997
- 1997-03-12 JP JP9057687A patent/JPH10257697A/ja active Pending
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