JPH10257059A - Atmコントローラ、atm通信制御装置およびその出力制御方法 - Google Patents

Atmコントローラ、atm通信制御装置およびその出力制御方法

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JPH10257059A
JPH10257059A JP5190597A JP5190597A JPH10257059A JP H10257059 A JPH10257059 A JP H10257059A JP 5190597 A JP5190597 A JP 5190597A JP 5190597 A JP5190597 A JP 5190597A JP H10257059 A JPH10257059 A JP H10257059A
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cell transmission
transmission request
logical connection
atm
cell
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JP5190597A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Yokoyama
達也 横山
Yoshiki Watanabe
佳樹 渡辺
Kazumichi Gotou
一達 後藤
Mika Mizutani
美加 水谷
Eizo Hata
栄三 端
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Hitachi Ltd
Hitachi Solutions Technology Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi ULSI Systems Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】より効率のよいトラフィックシェービング機能
を備えるATM通信制御装置およびATMコントローラ
を提供する。 【解決手段】調停処理部104は、論理コネクションご
とにセル送信要求を格納するための格納領域が設けられ
るテーブルと、つぎに出力すべき論理コネクションに対
応する、テーブルの格納領域を示し、また、出力順序に
従って移行するポインタとを備える。調停処理部104
は、各タイマからセル送信要求が指示されたときに、セ
ル送信要求の論理コネクションに対応する前記テーブル
の格納領域に、セル送信要求を格納させる。また、ポイ
ンタが示すテーブルの格納領域を参照することによりセ
ル送信要求の出力を順次行う。それぞれのセル送信要求
の出力後、ポインタに1を加算していくことにより出力
すべきセル送信要求を順次変更していく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端末をATM(As
ynchronous Transfer Mode)網に接続させるためのAT
M通信制御装置、および、当該ATM通信制御装置内に
搭載され、ATMプロトコル処理を行うATMコントロ
ーラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ATM通信制御装置は、端末から送信さ
れるパケットを固定長のセルに分割して回線に送信し、
回線より受信したセルをパケットに組み立てた後、端末
に渡す機能を備えている。
【0003】また、ATM綱においては、VPI/VC
Iによって一意に識別できる論理コネクション(VC)
の設定時に、その論理コネクション上を転送するトラヒ
ックの種別により、遅延の許容をどこまで許すか等の通
信品質と、送信レートとをネットワークのエンドシステ
ムが申告することができる。具体的には、ATMレイヤ
の機能として定義されている4つのトラヒックサービス
クラス(CBR:固定レートサービス、VBR:可変レ
ートサービス、ABR:ネットワークの輻輳状態に対応
してレートを変動させるサービス、UBR:無規定、無
保証のサービス)の中から、VC設定時に使用するトラ
ヒックサービスクラスを選択するとともに、送信レート
を申告できる。
【0004】このため、ATM通信制御装置に内蔵され
るATMコントローラでは、VC設定時に申告したサー
ビスクラスと送信レートとを守るべく、VCごとのセル
送信をスケジューリングする機能(以下、トラフィック
シエーピング機能と記す)を有する必要がある。
【0005】従来のATMコントローラは、例えば、複
数のVCの各々に対応したタイマと送信処理を行うCP
Uとを備え、各タイマは、タイムアウトするとCPUに
割込み信号を送出し、割込み信号を受けたCPUは、タ
イムアウトしたタイマに対応するVCについてセルの送
信処理を行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術によるA
TMコントローラでは、割込み信号が送出された順にセ
ルの送信処理を行っているが、割込み信号が同時に複数
送出された場合には、いずれかの割込み信号を選択する
ための処理を行う必要がある。この処理に時間がかかる
と、セル送信処理の開始が遅れるということがある。
【0007】本発明の目的は、より効率的なトラフィッ
クシェービング機能を備えるATM通信制御装置および
ATMコントローラを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、端末をATM(Asynchronous Transfe
r Mode)網に接続させるためのATM通信制御装置にお
けるトラフィックシェーピング機能を備えるATMコン
トローラであって、前記ATM網の論理コネクションご
とに、当該論理コネクションに対するセルの送信時間間
隔情報を保持し、当該送信時間間隔情報に従って当該論
理コネクションのセルの送信を指定するタイマと、前記
ATM網の論理コネクションごとに、セル送信時間間隔
の誤差を許容するかしないかを示す優先制御情報を保持
する優先指定レジスタと、前記論理コネクションごとに
セルの出力順序をあらかじめ定め、前記出力順序に従っ
て、前記タイマにより論理コネクションのセルの送信が
指定されている場合には、当該論理コネクションに対応
するセルの送信を外部に指定し、前記タイマにより指定
された論理コネクションについて、前記セル送信時間間
隔の誤差を許容しないことが前記優先指定レジスタに設
定されている場合には、前記出力順序にかかわらず優先
して、当該論理コネクションに対応するセルの送信を外
部に指定する制御部とを有し、前記タイマにおける送信
時間間隔情報と前記優先指定レジスタにおける優先制御
情報とは、外部から動的に設定できるように構成する。
この場合、送信時間間隔情報と前記優先指定レジスタに
おける優先制御情報とは、外部のマイクロプロセッサか
ら動的に設定できるので、プロセッサにより、各論理コ
ネクションごとに、送信時間間隔情報と優先制御情報と
を設定することができる。
【0009】本発明では、従来のようにセル送信要求順
にセルの送信順序を決めず、論理コネクションごとのあ
らかじめ定めた出力順序にしたがってセルの送信を指定
する論理コネクションを決定するため、同時にセルの送
信要求が生成された場合の選択処理をする必要がなく、
セルの送信を指定する論理コネクションをより早く決定
することができ、セル送信処理の開始が遅れるというこ
とがない。すなわち、より効率的なトラフィックシェー
ビングを行うことができる。
【0010】また、本発明において、端末をATM(As
ynchronous Transfer Mode)網に接続させるためのAT
M通信制御装置におけるトラフィックシエーピング機能
を備えるATMコントローラであって、ATM綱の論理
コネクションごとに定められた、セルの送信間隔より実
際のセルの送信間隔が短くならないように、前記論理コ
ネクションごとにセル送信要求を順次生成する生成部
と、前記論理コネクションごとにセル送信要求の出力順
序をあらかじめ定め、前記出力順序に従って前記論理コ
ネクションに対応するセル送信要求について、前記生成
部により生成されている場合には、当該セル送信要求を
外部に出力する処理部とを備えるようにしてもよい。
【0011】より具体的には、前記処理部は、前記論理
コネクションごとに前記セル送信要求を格納するための
格納領域が設けられるテーブルと、つぎに出力すべき論
理コネクションに対応する、前記テーブルの格納領域を
示し、また、前記出力順序に従って移行するポインタと
を備え、前記処理部は、前記生成部によりセル送信要求
が生成されたときに、当該セル送信要求の論理コネクシ
ョンに対応する前記テーブルの格納領域に、当該セル送
信要求を格納させ、また、前記ポインタが示すテーブル
の格納領域を参照し、当該格納領域に前記セル送信要求
が格納されている場合に前記セル送信要求の前記出力を
行う。
【0012】本発明では、従来のようにセル送信要求順
にセルの送信順序を決めず、論理コネクションごとのあ
らかじめ定めた出力順序にしたがって出力すべきセル送
信要求を決定するため、同時にセル送信要求が生成され
た場合の選択処理をする必要がなく、セル送信要求をよ
り早く出力することができ、セル送信処理の開始が遅れ
るということがない。すなわち、より効率的なトラフィ
ックシェービングを行うことができる。また、本発明に
よれば、セル送信要求の生成から、セル送信要求が出力
されるまでの待ち時間を各論理コネクションに分散させ
ることができ、各論理コネクションのスループットの低
下を抑えてセルを送信することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下で、本発明の実施の形態を、
図面を参照しながら説明する。
【0014】図1は、ATM通信制御装置2の構成の一
例を示すブロック図である。
【0015】図1において、端末である計算機1は、通
信に関わる構成として、主プロセッサ4と、主メモリ5
と、それらを接続するシステムバス6を備える。ATM
通信制御装置2は、システムバス6に接続され、セルの
分割・組立て処理を行うATMコントローラ8と、伝送
路7への転送制御を行うPHYコントローラ9と、送受
信されるセル、および、セルの分割・組立てに必要な情
報を格納するバッファメモリ40と、PHYコントロー
ラ9を駆動する水晶発振器10とを有する。
【0016】ATMコントローラ8は、端末1のシステ
ムバス6に接続するためのバスインタフェース回路90
と、上記主メモリ5とバッファメモリ40との間でパケ
ットの転送を行うHOST・DMAC50と、バッファ
メモリ40上でセルの分割・組立てを行うSAR・DM
AC60と、セルの生成および解析を行うセル送受信制
御部70と、MPU100と、MPU100の制御プロ
グラムを格納するROM20と、MPU100のワーク
メモリであるRAM30と、上記HOST・DMAC5
0とSAR・DMAC60とMPU100とにおける、
バッファメモリ40へのアクセスを調停するアービタ1
10と、上記主プロセッサ4とMPU100との間で制
御情報をやりとりするための共有メモリ80と、コント
ローラ内の各部を相互に接続する内部バス200とで構
成される。ROM20に格納されるプログラムコード
は、ROMに格納する代わりに書替え可能なメモリに格
納しておくことにより、バスインタフェース回路90お
よび内部バス200を介して、主プロセッサ4から書き
替えることができるようにしてもよい。なお、ATMコ
ントローラ8は、水晶発振器(図示略)を内蔵してお
り、コントローラ内の各部は、この発振器のクロックに
従って動作する。
【0017】計算機1は、VCの識別情報(VCID)
とともに送信すべきデータをパケットにして、ATMコ
ントローラ8のバスインタフェース回路90、HOST
・DMAC50およびアービタ110を介してバッファ
メモリ40に格納させ、また、バスインタフェース回路
90を介してSAR・DMAC60に対してVCIDを
含む送信起動信号を送出する。バッファメモリ40は、
VCIDに対応させてこのパケットを格納する。SAR
・DMAC60では、バッファメモリ40に送信すべき
パケットが格納されたことを送信起動信号により認識
し、VCIDに対応するパケットをセルに分割し、あら
かじめ定められた送信間隔でセルを送信するように制御
を行う。
【0018】つぎに、SAR・DMAC60の内部構成
を図2を参照して説明する。図2に、SAR・DMAC
60の内部構成を示す。図2において、SAR・DMA
C60は、送信セルのシェーピング機能を有するレート
タイマ63と、レートタイマ63からのセル送信要求に
応答して、バッファメモリ40に格納されたパケットデ
ータをセルに分割し、セル送受信制御部70に順次送信
するTxDMA61と、受信セルを順次、バッファメモ
リ40に格納するRxDMA62と、バッファメモリ4
0の、空き状態のバッファアドレスを保持する受信バッ
ファプール65から構成されている。SAR・DMAC
60は、前述したVCIDを含む送信起動信号をレート
タイマ63で受信し、レートタイマ63は、VCIDご
とにセルの送信間隔を計測し、あらかじめ定めたセルの
送信間隔の時間が経過すると、セル送信要求信号とVC
IDとを指示し、指示されたVCIDごとのセル送信要
求信号のうち出力すべきセル送信要求信号を決定し、決
定したセル送信要求信号とVCIDとをTxDMA61
に対して送出する。TxDMA61は、送信要求信号を
受けると、VCIDに対応するパケットをバッファメモ
リ40から読みだして、セルに分割し、セル送受信制御
部70にセルを送出する。
【0019】つぎに、図3を参照してシェーピング機能
を有するレートタイマ63の構成を説明する。図3に、
レートタイマ63の構成のブロック図の一例を示す。
【0020】図3において、レートタイマ63は、各タ
イマ1、タイマ2…タイマn(nは自然数)のタイマ群
と、複数のセル送信要求から出力すべきセル送信要求を
選択するための調停を行う調停処理部104と、クロッ
ク・ジェネレータ106とを有する。タイマ1、タイマ
2、…、タイマnの各々は、VC毎に設けられ、あらか
じめ定められた送信レートとサービスクラスとに対応す
るセル送信間隔時間を保持するレジスタを備え、このレ
ジスタにセル送信間隔時間がセットされ、このセル送信
間隔時間を計測する。各タイマは、計算機1からセルの
送信起動信号が出力された場合に、計測したセル送信間
隔毎に、セル送信要求信号(以下、Reqという)を、
あらかじめ定められた論理コネクション識別子を示すV
CIDとともに調停処理部104に指示する。また、ク
ロック・ジェネレータ106は、ATMコントローラ8
のシステム・クロックに独立した外部のOSCより供給
されたクロックを入力とし、1μ秒間隔のパルス信号を
生成し、生成したパルス信号をシステム・クロックに同
期して出力する。クロック・ジェネレータ106より出
力された、システム・クロックに同期した1μ秒間隔の
パルス信号は、タイマ1、タイマ2、…、タイマnに各
々接続されている。タイマ1、タイマ2、…、タイマn
の各々には、外部のMPU100により、セル送信間隔
時間が設定される。各タイマは、クロック・ジェネレー
タ106より出力された1μ秒間隔のパルス信号毎にカ
ウントを行い、各タイマの設定されたセル送信間隔時間
に従い、ReqおよびVCIDを出力する。
【0021】調停処理部104は、タイマ1、タイマ
2、…、タイマnの出力であるReqおよびVCIDを
入力として受け取り、各タイマからのReqをスケジュ
ーリングし、次に送信すべきセルのReqおよびVCI
Dを出力するための出力制御を行う。本実施の形態にお
いて、出力制御方法としては、VCIDごとにReqの
あらかじめ出力順序を定め、出力順序にしたがって、V
CIDのReqが、タイマにより指示されていれば、当
該ReqおよびVCIDをTxDMA61に出力する。
当該Reqの出力後、つぎの出力順序のVCIDに対応
するReqを出力する。なお、出力順序に従って最後の
順番まで出力した後は、出力順序の最初戻る。
【0022】TxーDMA61は、前述したように、調
停処理部104から出力されたReqおよびVCIDに
応答して、バッファメモリ40に格納されたパケットデ
ータをセルに分割し、セル送受信制御部70に順次送信
する。
【0023】つぎに、図4を参照して調停処理部104
における出力制御処理を説明する。図4に、調停処理部
104における処理フローを示す。
【0024】調停処理部104は、前述の出力制御を行
うために、VCIDごとにReqを格納するための格納
領域が設けられるテーブルと、つぎに出力すべき論理コ
ネクションに対応する、前記テーブルの格納領域を示
し、また、前記出力順序に従って移行するポインタとを
備える。説明を簡単にするため、テーブルの格納領域を
示す値とタイマの識別番号とVCIDとは、1〜n(但
し、nは自然数)までの同じシリアル番号を付加し、初
期状態においては、ポインタは1を示し、このときの出
力順序は、シリアル番号に従い、1を最初とし、nを最
後とする。例えば、タイマの識別番号が1の場合、その
タイマから指示されるVCIDは1であり、また、セル
送信要求はテーブルの格納領域を示す値が1の領域に格
納される。この場合、ポインタは、リングカウンタであ
り、1〜nまでカウントアップすると1に戻る。調停処
理部104は、各タイマからReqが指示されたとき
に、ReqのVCIDに対応するテーブルの格納領域
に、Reqを格納させる。また、Reqが格納されてい
る場合に、ポインタが示すテーブルの格納領域に格納さ
れているReqを出力させる。Reqの出力後、出力順
序に従って、つぎのVCIDに対応する格納領域を示す
ように、ポインタ値に1を加算する。また、ポインタが
示す格納領域にReqが格納されていない場合、すなわ
ち、タイマによりReqが指示されていない場合には、
ポインタ値に1を加算する。もしくは、Reqが格納さ
れていない領域がある場合には、1を加算する代わり
に、出力順序にしたがって、Reqが格納されている領
域を検出し、検出した領域に対応する番号をポインタ値
としてもよい。これにより、ポインタ値が示す領域は、
Reqが格納されている領域のみとなる。例えば、初期
状態において、VCIDが「1」「2」および「4」の
Reqが格納されている場合に、ポインタ1に対応する
領域のVCIDが「1」のReqを出力し、その後、ポ
インタを2にする。これにより、VCIDが「2」の出
力順序は先頭になり、出力したReqに対応するVCI
Dが「1」の出力順序は最後に変更される。同様にし
て、VCIDが「2」のReqを出力し、その後、VC
IDが「3」のReqが格納されていないので、ポイン
タを「4」に変更し、VCIDが「4」のReqを出力
する。
【0025】図4において、調停処理部104は、いず
れかの格納領域にセル送信要求が格納されている場合
(ステップ401)、ポインタ値が示す格納領域に、R
eqが格納されている場合には、そのReqを出力する
(ステップ402〜412)。
【0026】例えば、ポインタ値が1なら(ステップ4
02)、ポインタ値1に対応する領域にReqが格納さ
れていれば(ステップ403)、そのReqを出力する
(ステップ404)。また、ポインタ値が2なら(ステ
ップ405)、ポインタ値2に対応する領域にReqが
格納されていれば(ステップ406)、そのReqを出
力する(ステップ407)。また、例えば、ポインタ値
がn−1なら(ステップ408)、ポインタ値n−1に
対応する領域にReqが格納されていれば(ステップ4
09)、そのReqを出力し(ステップ410)、それ
ら以外であれば、ポインタ値nに対応する領域にReq
が格納されていれば(ステップ411)、Reqを出力
する(ステップ412)。
【0027】Reqの出力と同時に、TxDMA61に
起動要求をかけ(ステップ413)、ポインタを1加算
する。もしくは、ステップ414に示すように、いずれ
かの格納領域に、Reqが格納されているか否かを調
べ、Reqが格納されている格納領域を検出し、その格
納領域の番号をポインタ値とする(ステップ416)。
いずれの領域にもReqが格納されていなければポイン
タに1加算する(ステップ415)。
【0028】ポインタ値を変更後、処理は、ステップ4
01に移行する。
【0029】図5に、出力制御処理の一例を示す。図5
において、調停処理部104は、各タイマからセル送信
要求1、2、m、m+1、nのReqを受け取り、テー
ブルの対応する領域にそれぞれ格納する(step2
0)。また、ポインタ値が「m+1」の場合を例にす
る。この場合の出力順序は、m+1、…、n、1、2、
…、mとなる(step21)。つぎに、Reqが格納
されている領域のみを抽出する(step22)。結果
として、出力順序は、m+1、n、1、2、mとなる。
このように処理することにより、出力順序が決定され
る。
【0030】つぎに、図6を参照して、セル送信要求か
らセルの出力までを具体的に説明する。図6に、各タイ
マの動作と、TxDMA61より送信されたセル送信バ
ス79(図2参照)上のセルの送信順序と、ポインタ値
と、調停処理後の出力順序とのー例を示す。図6におい
て、横軸を時間軸とする。タイマ1および2は、タイマ
3、4、5、6および7より速いレート(短い送信間隔
時間)が設定され、タイマ3、4および5は、タイマ1
および2より遅く(送信間隔時間が長い)、タイマ6お
よび7よりは速いレートが設定され、タイマ6および7
は、タイマ1、2、3、4および5より遅いレートが設
定され、総てのタイマのレートの総和は、セルの物理的
最大レートを越えない場合を例にする。各タイマの下方
向の矢印(↓)は、セル送信要求の指示タイミングを示
し、上方向の矢印(↑)は、セルが送出された後にTx
DMAより出力される、タイマの再スタート信号のタイ
ミングを示す。また、各タイマの太線は、タイマが動作
中であることを示す。セル送信バス79上のセルは、セ
ル送信要求の出力制御により調停された結果セル送信要
求が出力された後に、TxDMAより送信される。セル
の番号は、VCIDの番号を示す。また、タイマの番号
は、VCIDの番号と同じとする。また、図6における
ポインタ値(Pointer)は、セル送信バス79上のセルの
送信要求出力後のつぎの調停時における値を示す。送出
順序は、調停時の各タイマのセル送信要求を調停した結
果を示す。
【0031】図6に示すように、ポインタが示すVCI
Dの番号に対応するセル送信要求が出力され、その結
果、ポインタ値はReqが格納されているつぎの領域が
示され、セル送信バス79上にはVCIDの番号に対応
するセルが送出される。セルが送出されると、タイマの
再スタート信号がTxDMAより出力され、タイマが再
スタートする。
【0032】なお、セル送信要求が出力される前に、同
一のVCIDの番号に対応するセル送信要求が再度指示
された場合には、対応するテーブルの格納領域に上書き
される。
【0033】本実施の形態によれば、論理コネクション
ごとの出力順序にしたがって出力すべきセル送信要求を
決定するため、同時にセル送信要求が指示された場合の
選択処理をする必要がなく、セル送信要求をより早く出
力することができ、セル送信処理の開始が遅れるという
ことがない。すなわち、より効率的で、より高速なトラ
フィックシェービングを行うことができる。また、セル
送信要求の指示から、セル送信要求が出力されるまでの
待ち時間を各論理コネクションに分散させることがで
き、各論理コネクションのスループットの低下を抑えて
セルを送信することができる。
【0034】つぎに、第二の実施の形態を説明する。第
二の実施の形態においては、優先制御を行う場合につい
て説明する。この場合、第一の実施の形態で示したもの
に加えて、各タイマは、VCIDごとに優先して制御を
行うことを要求するための優先制御要求信号(プライオ
リティ制御信号、以下、PriHiという)を出力し、
調停処理部は、PriHiが出力されたセル送信要求を
格納する優先制御用テーブルと、PriHiが出力され
ていないセル送信要求とを格納する非優先制御用テーブ
ルと、それぞれのテーブルに格納されている、出力すべ
き領域を示す優先制御用のポインタと、非優先制御用の
ポインタとを備える。調停処理部は、PriHiが出力
されたセル送信要求が複数ある場合には、優先制御用の
ポインタにより示される順に出力する。また、PriH
iが出力されていないセル送信要求の出力順序について
は、非優先制御用のポインタにより示される順に出力す
る。なお、本実施の形態では、PriHiは、VCID
のセル送信要求とともに出力されるものとする。また、
優先制御を行うものについての出力順序と、優先制御を
行わないものについての出力順序とは、初期状態におい
て定められており、また、優先制御用テーブルと非優先
制御用テーブルとの格納領域はVCIDのそれぞれに対
応して設けられる。また、本実施の形態におけるタイマ
1、タイマ2、…、タイマnの各々は、VC毎に設けら
れ、あらかじめ定められた送信レートとサービスクラス
とに対応するセル送信間隔時間を保持する時間レジスタ
と、ATM網の論理コネクションごとに、セル送信時間
間隔の誤差を許容するかしないか(非優先/優先)を示
す優先制御情報を保持する優先指定レジスタとを備え、
この時間レジスタにセル送信間隔時間がセットされ、セ
ル送信間隔時間を計測する。また、タイマは、優先指定
レジスタにセル送信時間間隔の誤差を許容しないことが
示されている場合に、PriHiを出力する。
【0035】なお、特に示さないかぎり、第一の実施の
形態と構成および条件は同じとする。
【0036】図7に、第二の実施の形態における調停処
理部104Aの構成図を示す。
【0037】図7において、調停処理部104Aは、各
タイマから出力されたReqを、優先/非優先に分け
て、対応するテーブルのVCIDに対応する領域にそれ
ぞれ格納し、送信すべきReqの格納位置を示すポイン
タにより送信すべきReqを選択するリクエスト選択処
理部111を備える。また、本実施の形態においては、
ポインタとしては、各タイマからの出力されるPriH
iにより、いずれか1つ以上の優先制御が要求された場
合に選択される優先制御用ポインタ112と、1つも優
先制御が要求されない場合に選択される非優先制御用ポ
インタ113とを有する。優先制御用ポインタ112
は、優先制御を要求したセル送信において、つぎの調停
時に起点となるタイマ番号を示す。また、非優先制御用
ポインタ113は、優先制御を要求しないセル送信にお
いて、つぎの調停時に起点となるタイマ番号を示す。
【0038】つぎに、図8を参照して調停処理部104
Aにおける出力制御処理を説明する。図8に、調停処理
部104Aにおける処理フローを示す。
【0039】図8において、調停処理部104Aは、各
タイマからセル送信要求が発生した場合(ステップ60
0)、優先制御用テーブルの各格納領域にセル送信要求
が格納されているかを見る(ステップ700)。優先制
御用テーブルの各格納領域にセル送信要求が格納されて
いる場合には、優先制御用ポインタ値により出力すべき
Reqを出力させる(ステップ800、810および8
01、ステップ900、910および901、ステップ
1000、1010および1001)。例えば、優先制
御用ポインタ値が1なら(ステップ800)、優先制御
用ポインタ値1に対応する領域にReqが格納されてい
れば(ステップ810)、そのReqを出力する(ステ
ップ801)。優先制御用ポインタ値が2なら(ステッ
プ900)、優先制御用ポインタ値2に対応する領域に
Reqが格納されていれば(ステップ910)、そのR
eqを出力する(ステップ901)。また、例えば、優
先制御用ポインタ値がn−1なら(ステップ100
0)、ポインタ値n−1に対応する領域にReqが格納
されていれば(ステップ1010)、そのReqを出力
し(ステップ1001)、それら以外であれば、ポイン
タ値nに対応する領域にReqが格納されていれば(ス
テップ1020)、そのReqを出力する(ステップ1
002)。
【0040】また、図8に示すステップ700におい
て、優先制御用テーブルの各格納領域にセル送信要求が
格納されていない場合には、非優先制御用ポインタ値に
より出力すべきReqを出力させる(ステップ1100
および1101、ステップ1200および1201、ス
テップ1300および1301)。例えば、非優先制御
用ポインタ値が1なら(ステップ1100)、非優先制
御用ポインタ値1に対応する領域にReqが格納されて
いれば(ステップ1110)、そのReqを出力する
(ステップ1101)。非優先制御用ポインタ値が2な
ら(ステップ1200)、非優先制御用ポインタ値2に
対応する領域にReqが格納されていれば(ステップ1
210)、そのReqを出力する(ステップ120
1)。また、例えば、非優先制御用ポインタ値がn−1
なら(ステップ1300)、非優先制御用ポインタ値が
n−1に対応する領域にReqが格納されていれば(ス
テップ1310)、そのReqを出力し(ステップ13
01)、それら以外であれば、ポインタ値nに対応する
領域にReqが格納されていれば(ステップ132
0)、そのReqを出力する(ステップ1302)。
【0041】Reqの出力と同時に、TxDMAに起動
要求をかける(ステップ1303)。TxDMA61
は、セル送信要求を検出し、調停処理部104Aが出力
したVCIDに従いセルの送信を開始する。調停処理部
104Aは、TxDMA61がセル送信を開始した後、
もしくは、ポインタ値が示す格納領域にReqが格納さ
れていない場合には、いずれかのテーブルにReqが格
納されているか否かを調べ、Reqが格納されていれ
ば、(ステップ1400)、そのテーブルが優先制御要
求用テーブルであるか否かを調べ、優先制御要求用テー
ブルであれば(ステップ1500)、Reqが格納され
ている格納領域を検出し、その格納領域の番号を優先制
御用ポインタ値にする(ステップ1501)。また、非
優先制御要求用テーブルであれば(ステップ150
0)、Reqが格納されている格納領域を検出し、その
格納領域の番号を非優先制御用ポインタにする(ステッ
プ1502)。
【0042】また、ステップ1400において、いずれ
かのテーブルにReqが格納されいない場合、さらに、
その前の処理で参照していたテーブルが優先制御要求用
テーブルであるか否かを調べ、優先制御要求用テーブル
であれば(ステップ1500)、優先制御用ポインタに
1加算する(ステップ1601)。非優先制御要求用テ
ーブルであれば(ステップ1600)、非優先制御用ポ
インタに1加算する(ステップ1602)。
【0043】ポインタを変更後、処理は、ステップ60
0に移行する。
【0044】図9に、出力制御処理の一例を示す。図9
において、調停処理部104Aは、各タイマからセル送
信要求1、2、m、m+1、nのReqとPriHiと
を受け取る(step30)。優先制御要求されたセル
送信要求2およびmは、優先制御用テーブルの対応する
領域にそれぞれ格納され、また、優先制御要求がされて
いないセル送信要求1、m+1およびnは、非優先制御
用テーブルの対応する領域にそれぞれ格納される(st
ep31)。また、優先制御用ポインタ値は2、非優先
制御用ポインタ値はm+1の場合を例にする。この場合
の出力順序は、優先制御要求されているものについて
は、2、…、m…となり、優先制御要求されていないも
のについては、m+1、…、n、1…となる(step
31)。つぎに、Reqが格納されている領域のみを抽
出する(step32)。結果として、出力順序は、セ
ル送信要求2、m、m+1、n、1、2となる。
【0045】次に、図10を参照して、優先制御機能を
使用した場合における、セル送信要求からセルの出力ま
でを具体的に説明する。図10に、各タイマの動作とT
xDMA61より送出されたセル送信バス79(図2参
照)上のセルの送信順序と、優先制御用ポインタ値と非
優先制御ポインタ値と、調停処理後のセル出力順序の一
例を示す。
【0046】図10において、タイマ1とタイマ2と
は、優先処理要求があり、他のタイマは、優先処理要求
がないように設定され、全てのタイマから同時に送信要
求が発生した場合に、図8に示すフローチャートに従い
処理した時の調停の様子を示している。図10から明ら
かなように、本実施の形態では、複数のタイマからのセ
ル送信要求が競合した場合でも、優先制御を要求したタ
イマにおいては、指定した時間間隔でセルが送信される
よう調停されていることがわかる。
【0047】本実施の形態によれば、優先制御要求がさ
れているかいないかに従って、出力順序を決定すること
ができる。また、同時にセル送信要求が指示された場合
の選択処理をする必要がなく、セル送信要求をより早く
出力することができ、セル送信処理の開始が遅れるとい
うことがない。すなわち、より効率的で、より高速なト
ラフィックシェービングを行うことができる。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、より効率的なトラフィ
ックシェービング機能を備えるATM通信制御装置およ
びATMコントローラを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施の形態におけるATM通信制御装置
の構成図。
【図2】第一の実施の形態におけるSAR・DMACの
構成図。
【図3】第一の実施の形態におけるレートタイマの構成
図。
【図4】第一の実施の形態におけるATMコントローラ
のセル送信要求の調停処理フローを示す図。
【図5】第一の実施の形態におけるセル送信要求の順位
解決処理の動作を示す説明図。
【図6】第一の実施の形態におけるATMコントローラ
のセル送信要求の調停機能処理における動作を示す説明
図。
【図7】第二の実施の形態における調停処理部104A
の構成図。
【図8】第二の実施の形態におけるATMコントローラ
のセル送信要求の調停処理フローを示す図。
【図9】第二の実施の形態におけるセル送信要求の順位
解決処理の動作を示す説明図。
【図10】第二の実施の形態におけるATMコントロー
ラのセル送信要求の調停機能処理における動作を示す説
明図。
【符号の説明】
1・・・タイマ、 2・・・タイマ、 m・・・タイマ、
m+1・・・タイマ、n・・・タイマ、 4・・・アービタ、 5・・・Tx−DMA、 6・・・クロックジェネレータ、 10・・・ATMコントローラ、 11・・・リクエスト選択処理部、 12・・・優先制御用ポインタ、 13・・・非優先制御用ポインタ、 50・・・マイコン、 60・・・バッファメモリ。
フロントページの続き (72)発明者 渡辺 佳樹 東京都小平市上水本町五丁目22番1号 株 式会社日立マイコンシステム (72)発明者 後藤 一達 東京都小平市上水本町五丁目22番1号 株 式会社日立マイコンシステム (72)発明者 水谷 美加 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 端 栄三 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】端末をATM(Asynchronous Transfer Mo
    de)網に接続させるためのATM通信制御装置における
    トラフィックシェーピング機能を備えるATMコントロ
    ーラであって、 前記ATM網の論理コネクションごとに、当該論理コネ
    クションに対するセルの送信時間間隔情報を保持し、当
    該送信時間間隔情報に従って当該論理コネクションのセ
    ルの送信を指定するタイマと、 前記ATM網の論理コネクションごとに、セル送信時間
    間隔の誤差を許容するかしないかを示す優先制御情報を
    保持する優先指定レジスタと、 前記論理コネクションごとにセルの出力順序をあらかじ
    め定め、前記出力順序に従って、前記タイマにより論理
    コネクションのセルの送信が指定されている場合には、
    当該論理コネクションに対応するセルの送信を外部に指
    定し、前記タイマにより指定された論理コネクションに
    ついて、前記セル送信時間間隔の誤差を許容しないこと
    が前記優先指定レジスタに設定されている場合には、前
    記出力順序にかかわらず優先して、当該論理コネクショ
    ンに対応するセルの送信を外部に指定する制御部とを有
    し、 前記タイマにおける送信時間間隔情報と前記優先指定レ
    ジスタにおける優先制御情報とは、外部から動的に設定
    できるように構成することを特徴とするATMコントロ
    ーラ。
  2. 【請求項2】端末をATM(Asynchronous Transfer Mo
    de)網に接続させるためのATM通信制御装置における
    トラフィックシエーピング機能を備えるATMコントロ
    ーラであって、 ATM綱の論理コネクションごとに定められた、セルの
    送信間隔より実際のセルの送信間隔が短くならないよう
    に、前記論理コネクションごとにセル送信要求を順次生
    成する生成部と、 前記論理コネクションごとにセル送信要求の出力順序を
    あらかじめ定め、前記出力順序に従って前記論理コネク
    ションに対応するセル送信要求について、前記生成部に
    より生成されている場合には、当該セル送信要求を外部
    に出力する処理部とを備えることを特徴とするATMコ
    ントローラ。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のATMコントローラにお
    いて、前記生成部は、前記論理コネクションごとにタイ
    マを備え、 前記タイマの各々は、当該論理コネクションに対応する
    セルの送出時から前記セルの送信間隔を計測し、当該セ
    ルの送信間隔経過後に、前記論理コネクションのあらか
    じめ定められた識別情報が付加されたセル送信要求を生
    成することを特徴とするATMコントローラ。
  4. 【請求項4】請求項2に記載のATMコントローラにお
    いて、前記処理部は、前記論理コネクションごとに前記
    セル送信要求を格納するための格納領域が設けられるテ
    ーブルと、つぎに出力すべき論理コネクションに対応す
    る、前記テーブルの格納領域を示し、また、前記出力順
    序に従って移行するポインタとを備え、 前記処理部は、前記生成部によりセル送信要求が生成さ
    れたときに、当該セル送信要求の論理コネクションに対
    応する前記テーブルの格納領域に、当該セル送信要求を
    格納させ、また、前記ポインタが示すテーブルの格納領
    域を参照し、当該格納領域に前記セル送信要求が格納さ
    れている場合に前記セル送信要求の前記出力を行うこと
    を特徴とするATMコントローラ。
  5. 【請求項5】請求項2に記載のATMコントローラにお
    いて、前記生成部は、前記論理コネクションに対応する
    セルを優先して出力する旨の指示を受け付け、当該指示
    を受け付けたときに、当該論理コネクションに対応する
    セル送信要求を生成するときに、優先して出力すべきセ
    ル送信要求であることを示す優先制御要求を生成するこ
    とを特徴とするATMコントローラ。
  6. 【請求項6】請求項5に記載のATMコントローラにお
    いて、前記処理部は、前記生成部により前記優先制御要
    求が生成された論理コネクションごとのセル送信要求の
    第一の出力順序と、前記生成部により前記優先制御要求
    が生成されていない論理コネクションごとのセル送信要
    求の第二の出力順序とをあらかじめ定め、前記第一の出
    力順序に従って前記論理コネクションに対応するセル送
    信要求について、前記生成部により生成されている場合
    には、当該セル送信要求を外部に出力し、また、前記生
    成部により前記優先制御要求が生成されているセル送信
    要求がない場合には、前記第二の出力順序に従って前記
    論理コネクションに対応するセル送信要求について、前
    記生成部により生成されている場合には、当該セル送信
    要求を外部に出力することを特徴とするATMコントロ
    ーラ。
  7. 【請求項7】請求項6に記載のATMコントローラにお
    いて、前記処理部は、前記生成部により前記優先制御要
    求が生成された論理コネクションごとのセル送信要求を
    格納するための格納領域が設けられる第一のテーブル
    と、つぎに出力すべき論理コネクションに対応する、前
    記第一のテーブルの格納領域を示し、また、前記第一の
    出力順序に従って移行する第一のポインタと、前記生成
    部により前記優先制御要求が生成されていない論理コネ
    クションごとのセル送信要求を格納するための格納領域
    が設けられる第二のテーブルと、つぎに出力すべき論理
    コネクションに対応する、前記第二のテーブルの格納領
    域を示し、また、前記第二の出力順序に従って移行する
    第二のポインタとを備え、 前記処理部は、前記生成部によりセル送信要求が生成さ
    れたときに、前記生成部により前記優先制御要求が生成
    された場合に、当該セル送信要求の論理コネクションに
    対応する前記第一のテーブルの格納領域に、当該セル送
    信要求を格納させ、前記生成部によりセル送信要求が生
    成されたときに、前記生成部により前記優先制御要求が
    生成されていない場合に、当該セル送信要求の論理コネ
    クションに対応する前記第二のテーブルの格納領域に、
    当該セル送信要求を格納させ、また、前記第一のポイン
    タまたは第二のポインタが示す前記テーブルの格納領域
    を参照することにより前記セル送信要求の出力を行うこ
    とを特徴とするATMコントローラ。
  8. 【請求項8】端末をATM(Asynchronous Transfer Mo
    de)網に接続させるためのATM通信制御装置であっ
    て、 前記端末に接続されるインタフェース部と、 前記インタフェース部を介して前記端末から送出された
    送信すべきデータを、前記ATM綱の論理コネクション
    ごとに記憶する記憶部と、 前記ATM綱の論理コネクションごとに定められた、セ
    ルの送信間隔より実際のセルの送信間隔が短くならない
    ように、前記論理コネクションごとにセル送信要求を順
    次生成する生成部と、前記論理コネクションごとにセル
    送信要求の出力順序を定め、前記出力順序に従って前記
    論理コネクションに対応するセル送信要求について、前
    記生成部により生成されている場合には、当該セル送信
    要求を外部に出力する処理部と、 前記処理部で出力されたセル送信要求に対応する前記論
    理コネクションについての送信すべきデータを前記記憶
    部から読みだし、当該データをセルに組み立て、当該セ
    ルを前記ATM網に送信する送信部と有することを特徴
    とするATM通信制御装置。
  9. 【請求項9】端末をATM(Asynchronous Transfer Mo
    de)網に接続させるためのATM通信制御装置であっ
    て、 前記端末に接続されるインタフェース部と、 前記端末から送出された送信すべきデータを、前記AT
    M綱の論理コネクションごとに記憶する記憶部と、 前記端末から送出された送信すべきデータを、前記イン
    タフェース部から前記記憶部に転送する第一の転送部
    と、 前記記憶部に記憶する送信すべきデータをセルに組み立
    て、当該セルを前記ATM網に送信する送信部と、 前記ATM綱の論理コネクションごとの前記論理コネク
    ションごとのセル送信要求を調停し、当該セル送信要求
    に対応する前記論理コネクションについての送信すべき
    データを前記記憶部から読みだし、前記送信部に転送す
    る第二の転送部と、 前記第一の転送部と前記第二の転送部との前記記憶部へ
    のアクセスを制御する制御部とを有することを特徴とす
    るATM通信制御装置。
  10. 【請求項10】端末をATM(Asynchronous Transfer
    Mode)網に接続させるためのATM通信制御装置におけ
    るセル送信要求の出力制御方法であって、 ATM綱の論理コネクションごとに定められた、セルの
    送信間隔より実際のセルの送信間隔が短くならないよう
    に、前記論理コネクションごとにセル送信要求を順次生
    成し、 前記論理コネクションごとにセル送信要求の出力順序を
    あらかじめ定め、 前記出力順序に従って前記論理コネクションに対応する
    セル送信要求について、前記生成部により生成されてい
    る場合には、当該セル送信要求を外部に出力することを
    特徴とするセル送信要求の出力制御方法。
JP5190597A 1997-03-06 1997-03-06 Atmコントローラ、atm通信制御装置およびその出力制御方法 Withdrawn JPH10257059A (ja)

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