JPH10256795A - 電子部品取付け装置または電子部品取外し装置 - Google Patents

電子部品取付け装置または電子部品取外し装置

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JPH10256795A
JPH10256795A JP9074447A JP7444797A JPH10256795A JP H10256795 A JPH10256795 A JP H10256795A JP 9074447 A JP9074447 A JP 9074447A JP 7444797 A JP7444797 A JP 7444797A JP H10256795 A JPH10256795 A JP H10256795A
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JP
Japan
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electronic component
pickup
nozzle
circuit board
reflow
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Application number
JP9074447A
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English (en)
Inventor
Morio Tomita
守雄 富田
Kazuo Komata
一夫 小俣
Yuji Shimada
勇二 島田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOMITA CO Ltd
TOMITA KK
Morikawa Sangyo KK
Original Assignee
TOMITA CO Ltd
TOMITA KK
Morikawa Sangyo KK
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Publication date
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  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子部品取付け装置または電子部品取外し装
置において、電子部品保持装置に電子部品を供給する段
階で正確な位置決めを行う面倒を解消すると共に、半田
溶融装置のノズル部を可及的に小さくして高密度実装基
板への電子部品の取付けにも対応させる。 【解決手段】 ピックアップノズル19およびリフロー
ノズル37を、それぞれ垂直軸回り方向に回動自在に支
持すると共に、ピックアップ微調整機構31およびリフ
ロー微調整機構46の操作に基づいて各ノズル19、3
7の回動角を独立的に微調整できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回路基板に電子部
品を取付ける電子部品取付け装置、または回路基板から
電子部品を取外す電子部品取外し装置の技術分野に属す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種電子部品の取付けまたは
取外しを行う装置のなかには、回路基板を水平姿勢に保
持する回路基板保持装置と、該回路基板保持装置の上方
または回路基板上で電子部品を保持し、かつ保持した電
子部品を垂直方向に昇降させる電子部品保持装置と、前
記回路基板保持装置の上方から回路基板近傍まで下降
し、かつ回路基板上の電子部品に熱風を供給して半田を
溶融させる半田溶融装置とを備えるものがあるが、この
様な装置では、回路基板と電子部品との位置決めや、回
路基板と半田溶融装置(ノズル部)との位置決めを正確
に行う必要があるため、回路基板の保持位置を水平面上
のX−Y方向に調整可能にすると共に、半田溶融装置
(ノズル部)を垂直軸回りに回動調整自在に構成してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来のもの
では、半田溶融装置のノズル部と電子部品保持装置のノ
ズル部とを一体的に構成しているため、電子部品保持装
置が保持した電子部品と半田溶融装置のノズル部との相
対的な回動角を調整することができず、その結果、電子
部品保持装置に電子部品を供給する段階で、電子部品を
半田溶融装置のノズル部に対して正確に位置決めする必
要があった。そこで、半田溶融装置のノズル部を大きめ
に設定して回動角の多少のズレを許容することが考えら
れるが、この場合には、高密度実装基板への電子部品の
取付けが困難になる不都合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作
されたものであって、回路基板を水平姿勢に保持する回
路基板保持装置と、該回路基板保持装置の上方または回
路基板上で電子部品を保持し、かつ保持した電子部品を
垂直方向に昇降させる電子部品保持装置と、前記回路基
板保持装置の上方から回路基板近傍まで下降し、かつ回
路基板上の電子部品に熱風を供給して半田を溶融させる
半田溶融装置とを備える電子部品取付け装置もたは電子
部品取外し装置において、前記電子部品保持装置および
半田溶融装置のノズル部を、それぞれ垂直軸回りに回動
自在とし、各ノズル部の回動角を独立的に調整可能にし
たものである。つまり、電子部品保持装置が電子部品を
保持した後でも、保持した電子部品と半田溶融装置のノ
ズル部との相対的な回動角を調整することが可能になる
ため、電子部品保持装置に電子部品を供給する段階で正
確な位置決めを行う必要がなく、しかも、半田溶融装置
のノズル部を可及的に小さくすることができるため、高
密度実装基板への電子部品の取付けにも対応することが
できる。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態の一つ
を図面に基づいて説明する。図面において、1は回路基
板2に実装される電子部品3の取付けおよび取外しを行
うリワーク機であって、該リワーク機1は、回路基板2
を保持する基板保持装置4、電子部品3を保持する電子
部品保持装置5、半田を溶融する半田溶融装置6、電子
部品3を電子部品保持装置5の保持位置まで搬送する電
子部品搬送装置7、後述する各種の位置決め工程で使用
される位置決め装置8、各装置を制御するコントローラ
9等を備えている。そして、本実施形態のリワーク機1
では、主に、絶縁基板に配線パターンを予めプリントし
たプリント基板に対し、部品底面に配列される端子に予
め微小なボール半田Bを接合したBGAデバイスの取付
けおよび取外しを行うが、これらの基本構成は何れも従
来通りである。
【0006】前記基板保持装置4は、固定テーブル10
上に左右方向を向いて固設される前後一対のX方向ガイ
ドレール11、該一対のX方向ガイドレール11にX方
向摺動自在(左右方向摺動自在)にガイドされる左右一
対のY方向ガイドレール12、該一対のY方向ガイドレ
ール12にY方向摺動自在(前後方向摺動自在)にガイ
ドされる基板保持テーブル13等で構成されている。つ
まり、基板保持テーブル13上で水平姿勢に保持した回
路基板2を、前記ガイドレール11、12に沿ってX−
Y方向に変位させることが可能であるが、基板保持テー
ブル13上で回路基板2のY方向端を保持する一対の保
持プレート14、15のうち、一方の保持プレート14
は、基板サイズ調整ノブ16の操作に基づいてY方向に
変位自在であるため、サイズが相違する各種の回路基板
2を基板保持テーブル13上に保持することができるよ
うになっている。
【0007】17Xは前記固定テーブル10とY方向ガ
イドレール12との間に構成されるX方向微調整機構で
あって、該X方向微調整機構17Xは、固定テーブル1
0にX方向を向いて回転自在に設けられる微調整スクリ
ュー軸17a、該微調整スクリュー軸17aの一端部に
一体的に設けられる微調整ノブ17b、前記Y方向ガイ
ドレール12にステー17cを介して一体的に設けられ
る微調整ブラケット17d、該微調整ブラケット17d
に上下揺動自在に支持される噛合プレート17eおよび
噛合解除レバー17f、該噛合プレート17eおよび噛
合解除レバー17fを微調整スクリュー軸17aを挟む
姿勢で近接方向に付勢する弾機17g等で構成されてい
る。そして、前記噛合プレート17eの下面には微調整
スクリュー軸17aに噛合する噛合溝が形成されている
ため、微調整ノブ17bの操作に基づいて基板保持テー
ブル13のX位置を微調整することが可能であるが、前
記噛合解除レバー17fを下方に押し下げた場合には、
一対のギヤ17hを介して連動連結される噛合プレート
17eが上方に揺動して微調整スクリュー軸17aとの
噛合を解除するため、基板保持テーブル13のX位置を
粗調整することができるようになっている。尚、17Y
はY方向ガイドレール12と基板保持テーブル13との
間に構成されるY方向微調整機構であるが、該Y方向微
調整機構17Yは、X方向微調整機構17Xと略同様に
構成されるため、X方向微調整機構17Xと同じ符号を
図面に付し、詳細な説明は省略する。
【0008】18は前記基板保持テーブル13に取付け
られるボトムヒータであって、該ボトムヒータ18は、
図示しない加熱装置を介して圧送される熱風を回路基板
2の底面に供給するようになっている。即ち、ボトムヒ
ータ18は、前記半田溶融装置6が回路基板2の上方か
ら熱風を供給して半田を溶融する際に、回路基板2の下
方から熱風を供給して半田の溶融を早めると共に、上面
のみの加熱による回路基板2の反り返りを防止するが、
本実施形態のボトムヒータ18は、電子部品取付け位置
に熱風を供給する局部ヒータ部18aと、回路基板2の
下面全体に熱風を供給する全面ヒータ部18bとを備え
ると共に、各ヒータ部18a、18bに対してそれぞれ
独立した加熱装置を介して熱風を圧送すべく構成されて
おり、そのため、局部ヒータ部18aおよび全面ヒータ
部18bの加熱温度を独立的に調整することができるよ
うになっている。
【0009】一方、前記電子部品保持装置5は、下端部
にピックアップノズル19を備えるピックアップパイプ
20、該ピックアップパイプ20を垂直姿勢に支持する
ピックアップブラケット21、該ピックアップブラケッ
ト21を上下動自在にガイドするピックアップガイドレ
ール22、前記ピックアップブラケット21側に設けら
れるナット部材23に螺合するピックアップスクリュー
軸24、該ピックアップスクリュー軸24の正逆駆動に
基づいてピックアップブラケット21を上下昇降させる
ピックアップ昇降モータ25等で構成されている。そし
て、前記ピックアップパイプ19には、負圧を供給する
ポンプ(図示せず)が接続されているため、ピックアッ
プノズル19を電子部品3に接当させた状態では、ピッ
クアップパイプ20に負圧を供給することによって電子
部品3を吸引保持することができるようになっている。
尚、26はピックアップブラケット21の原点位置(上
限位置)を検出する原点検出センサ(磁気センサ等)で
ある。
【0010】27は前記ピックアップパイプ20とピッ
クアップブラケット21との間に介設されるピックアッ
プボスであって、該ピックアップボス27は、ピックア
ップパイプ20を垂直軸回り方向回動不能に支持する
が、所定範囲内でピックアップパイプ20の上下動を許
容すると共に、該ピックアップパイプ20を弾機(図示
せず)を介して下方に付勢している。即ち、ピックアッ
プ昇降モータ25の下降駆動中に、ピックアップノズル
19が電子部品3に接当すると、弾機の付勢力に抗して
ピックアップパイプ20が上方に退避し、これをピック
アップブラケット21に設けられる接当検出センサ29
で検出してモータ駆動を停止するように構成されてい
る。
【0011】ところで、前記ピックアップボス27は、
ピックアップブラケット21に対して軸受30を介して
回動自在(垂直軸回り方向)に支持されると共に、その
回動角を、ピックアップボス27とピックアップブラケ
ット21との間に構成されるピックアップ微調整機構3
1の操作に基づいて微調整することができるようになっ
ている。つまり、ピックアップブラケット21側のプレ
ート32に左右方向進退自在に螺合する微調整スクリュ
ー軸33、該微調整スクリュー軸33の一端部に一体的
に設けられる微調整ノブ34、ピックアップボス27を
反時計回り方向に付勢する弾機35、微調整スクリュー
軸33の他端部に接当してピックアップボス27の回動
を規制するストッパ36等で構成されたピックアップ微
調整機構31においては、ピックアップボス27と一体
的に回動するピックアップノズル19の回動角を、微調
整スクリュー軸33の進退操作に基づいて微調整するこ
とが可能であるが、ピックアップ微調整機構31は、半
田溶融装置6とは独立して構成されるため、ピックアッ
プノズル19が電子部品3を保持した後でも、保持した
電子部品3の回動角を単独で微調整することができるよ
うになっている。
【0012】また、前記半田溶融装置6は、リフローノ
ズル37を支持するリフローボス38、該リフローボス
38を上下位置微調整機構39およびステー40を介し
て支持するリフローブラケット41、該リフローブラケ
ット41を上下動自在にガイドするリフローガイドレー
ル42、前記リフローブラケット41を上下昇降させる
リフロー昇降シリンダ43等で構成されている。そし
て、リフローノズル37を回路基板2の保持位置まで下
降させると共に、リフローパイプ44を介してリフロー
ノズル37に熱風(半田溶融温度まで加熱された圧送空
気)を供給した場合には、半田が溶融して電子部品3の
取外しもしくは取付けが可能となるが、本実施形態のリ
フローノズル37は、電子部品3の側方を覆うべく筒形
状に形成されるため、電子部品3の隣接位置に非耐熱部
品が配置されている場合でも、該非耐熱部品に対する熱
的ダメージを可及的に回避することができるようになっ
ている。
【0013】ところで、前記リフローノズル37は、リ
フローボス38に対して軸受45を介して回動自在(垂
直軸回り方向)に支持されると共に、その回動角を、リ
フローノズル37とリフローボス38との間に構成され
るリフロー微調整機構46の操作に基づいて微調整する
ことができるようになっている。つまり、リフローボス
38側に左右方向進退自在に螺合する微調整スクリュー
軸47、該微調整スクリュー軸47の一端部に一体的に
設けられる微調整ノブ48、リフローノズル37を反時
計回り方向に付勢する弾機49、微調整スクリュー軸4
7の他端部に接当してリフローノズル37の回動を規制
するストッパ50等で構成されたリフロー微調整機構4
6においては、リフロー37の回動角を、微調整スクリ
ュー軸47の進退操作に基づいて微調整することが可能
であるが、リフロー微調整機構46は、電子部品保持装
置5とは独立して構成されるため、ピックアップノズル
19が電子部品3を保持した後でも、リフローノズル3
7の回動角を単独で微調整することができるようになっ
ている。
【0014】また、前記電子部品搬送装置7は、電子部
品3が載置されるトレー51、該トレー51を左右方向
移動自在にガイドするトレーガイドレール(図示せ
ず)、前記トレー51を左右方向に移動させるトレー移
動シリンダ(図示せず)等で構成されるものであるが、
前記トレー51には、電子部品3の対角部を保持する一
対の保持アーム52が設けられるため、電子部品3の底
面に接合されるボール半田Bに接触することなく電子部
品3を保持することができるようになっている。因み
に、本実施形態の保持アーム52は、電子部品3の対角
部側面に沿う直角部52aに、電子部品3の下面に接当
する幅狭な段差部52bを有し、該段差部52bおよび
直角部52aで電子部品3をガタ付き無く保持するよう
に形成されている。
【0015】さらに、前記トレー51には、一対の保持
アーム52を対角線方向に移動自在に支持する一対のア
ームガイドレール53、各保持アーム52の基端部から
アームガイドレール52に沿って突設される一対のラッ
ク54、該一対のラック54に同時噛合するピニオンギ
ヤ55、該ピニオンギヤ55を回動操作可能なサイズ微
調整ノブ(図示せず)等が設けられている。つまり、一
対の保持アーム54は、サイズ微調整ノブの操作に伴っ
て近接方向もしくは離間方向に同時移動するため、一対
の保持アーム54で保持可能な電子部品サイズを、中心
位置を変化させることなく微調整することができるよう
になっている。尚、本実施形態では、トレー51の全体
位置をX−Y方向に微調整可能に構成しており、この微
調整操作に基づいて位置決め装置8に対する電子部品3
の中心合せを行うことができるようになっている。
【0016】一方、56は前記位置決め装置8に設けら
れる画像反射装置であって、該画像反射装置56は、上
方の窓56aから取り込まれる画像を一側方に向けて水
平に反射し、かつ下方の窓56bから取り込まれる画像
を他側方に向けて水平に反射するハーフミラー57と、
該ハーフミラー57に反射した下方画像を再びハーフミ
ラー57に向けて反射させるノーマルミラー58とを用
いて構成されているが、ノーマルミラー58に反射した
下方画像は、ハーフミラー57を透過して上方画像に重
合するようになっている。そして、重合状に合成された
上方画像および下方画像を反射画像撮影装置(CCDカ
メラ)59で撮影すると共に、該撮影画像を位置決め用
モニタ60に拡大表示するため、トレー51に載置され
た電子部品3と位置決め装置8との中心合わせ、リフロ
ーノズル37と回路基板2との位置決め、ピックアップ
ノズル19に保持された電子部品3と回路基板2との位
置決め等を容易かつ正確に行うことができるようになっ
ている。
【0017】前記画像反射装置56は、位置決めガイド
レール61に沿って左右方向進退移動自在に支持される
と共に、位置決め移動シリンダ62の伸縮作動に基づい
て、トレー51のセット位置下方に位置する第一位置決
めポジション、リフローノズル37(ピックアップノズ
ル19)と回路基板2との間に位置する第二位置決めポ
ジション、該第二位置決めポジションから左側方に退避
した退避ポジション等に移動制御されるが、この画像反
射装置56に対して前記反射画像撮影装置59を一体移
動自在に連結すると共に、該反射画像撮影装置59の向
きを、画像反射装置56の進退移動方向および画像反射
方向に一致させている。つまり、反射画像撮影装置59
を画像反射装置56と一体的に側方に退避させることが
できるため、回路基板保持装置4の上方に反射画像撮影
装置59を固定したものに比して、半田溶融時に発生す
るフラックスガス(松脂ガス)やホットガス(熱風)の
影響を少なくすることができ、しかも、反射画像撮影装
置59の進退移動スペースを可及的に小さくすることが
できるうえに、画像反射装置56を構成するミラーの個
数を最小限に抑えることができるようになっている。
【0018】63は前記第二位置決めポジションと退避
ポジションとの間に設けられるシャッターであって、該
シャッター63は、シャッターガイドレール(図示せ
ず)に沿って上下移動自在に支持されると共に、シャッ
ター開閉シリンダ(図示せず)の伸縮作動に基づいて開
閉制御されるようになっている。そして、非半田溶融時
には、シャッター63を開放して画像反射装置56およ
び反射画像撮影装置59の移動を許容するが、半田溶融
時には、退避ポジションに退避した画像反射装置56と
リフローノズル37との間をシャッター63で遮蔽し
て、画像反射装置56および反射画像撮影装置59に対
するフラックスガス等の影響をさらに低減することがで
きるようになっている。
【0019】また、前記コントローラ9は、マイクロコ
ンピュータを用いて構成されるものであるが、その入力
側には、リフローノズル19の位置検出を行う前記原点
検出センサ26および接当検出センサ29、リフローノ
ズル37の位置検出を行うリフロー位置検出センサ(図
示せず)、トレー51の位置検出を行うトレー位置検出
センサ(図示せず)、画像反射装置56の位置検出を行
う反射装置位置検出センサ(図示せず)、シャッター6
3の位置検出を行うシャッター位置検出センサ(図示せ
ず)、操作パネル64に設けられる次工程スイッチ65
等が入力インタフェースを介して接続される一方、出力
側には、ピックアップノズル19を移動制御するピック
アップ昇降モータ25、リフローノズル37を移動制御
するリフロー昇降シリンダ43、トレー51を移動制御
するトレー移動シリンダ、画像反射装置56を移動制御
する位置決め移動シリンダ62、シャッター63を開閉
制御するシャッター開閉シリンダ、局部ヒータ部18a
への熱風供給を切換える局部ヒータリレー(図示せ
ず)、全面ヒータ部18bへの熱風供給を切換える全面
ヒータリレー(図示せず)、ピックアップノズル19へ
の負圧供給を切換えるピックアップリレー(図示せ
ず)、リフローノズル37への熱風供給を切換えるリフ
ローリレー(図示せず)、操作パネル64に設けられる
操作ガイド用表示パネル(液晶ディスプレイ)66等が
出力インタフェースを介して接続されている。つまり、
コントローラ9は、電子部品取外し工程をステップ実行
する「電子部品取外し制御」、電子部品取付け工程をス
テップ実行する「電子部品取付け制御」等の制御ルーチ
ンを具備しており、以下、「電子部品取外し制御」およ
び「電子部品取付け制御」の制御手順をフローチャート
に基づいて説明する。
【0020】さて、前記「電子部品取外し制御」は、4
段階の工程で構成されると共に、前記次工程スイッチ6
5の操作に基づいて次工程に移行するように構成されて
いるが、まず、「電子部品取外し制御」の開始直後に実
行される「STEP0」においては、ピックアップノズ
ル19、リフローノズル37、トレー51、画像反射装
置56およびシャッター63を原点位置(上昇位置、上
昇位置、セット位置、退避位置、開放位置)に移動させ
ると共に、局部ヒータリレー、全面ヒータリレー、ピッ
クアップリレーおよびリフローリレーをOFF状態に維
持し、さらに、操作ガイド用表示パネル66には、回路
基板保持装置4に対する回路基板2のセット要求メッセ
ージを表示するようになっている。
【0021】また、「STEP1」においては、リフロ
ーノズル37を焦点位置に移動させると共に、画像反射
装置56を第二位置決めポジションに移動させ、さら
に、操作ガイド用表示パネル66には、リフローノズル
37と回路基板2(実装済み電子部品3)との位置決め
要求メッセージを表示するようになっている。
【0022】また、「STEP2」においては、画像反
射装置56を退避ポジションに移動させると共に、ピッ
クアップノズル19およびリフローノズル37を基板位
置まで下降させるが、このとき、所定のタイミングでシ
ャッター63を閉鎖作動させるようになっている。そし
て、ピックアップノズル19およびリフローノズル37
が基板位置まで下降したと判断すると、リフローノズル
37から電子部品3に所定時間熱風を供給して半田を溶
融させると共に、ピックアップノズル19で電子部品3
を保持し、該保持した電子部品3をピックアップノズル
19の上昇作動に伴って回路基板2から取外すようにな
っている。
【0023】さらに、「STEP3」においては、操作
ガイド用表示パネル66に、電子部品3の放出予告メッ
セージを表示すると共に、所定時間後にピックアップリ
レーをOFFに切換えてピックアップノズル19が保持
している電子部品3を放出し、これをもって一連の電子
部品取外し工程を終了するようになっている。
【0024】一方、前記「電子部品取付け制御」は、5
段階の工程で構成されると共に、次工程スイッチ65の
操作に基づいて次工程に移行するように構成されている
が、まず、「電子部品取付け制御」の開始直後に実行さ
れる「STEP10」においては、ピックアップノズル
19、リフローノズル37、トレー51、画像反射装置
56およびシャッター63を原点位置(上昇位置、上昇
位置、セット位置、退避位置、開放位置)に移動させる
と共に、局部ヒータリレー、全面ヒータリレー、ピック
アップリレーおよびリフローリレーをOFF状態に維持
し、さらに、操作ガイド用表示パネル66には、回路基
板保持装置4に対する回路基板2のセット要求メッセー
ジと、トレー51に対する電子部品3のセット要求メッ
セージとを表示するようになっている。
【0025】また、「STEP11」においては、画像
反射装置56を第一位置決めポジションに移動させると
共に、操作ガイド用表示パネル66には、画像反射装置
56に対する電子部品3の中心合わせ要求メッセージを
表示するようになっている。
【0026】また、「STEP12」においては、リフ
ローノズル37を焦点位置に移動させると共に、画像反
射装置56を第二位置決めポジションに移動させ、さら
に、操作ガイド用表示パネル66には、リフローノズル
37と回路基板2との位置決め要求メッセージを表示す
るようになっている。
【0027】また、「STEP13」においては、リフ
ローノズル37を上方に退避させると共に、トレー51
をピックアップノズル19の下方位置まで移動させ、し
かる後、ピックアップノズル19を電子部品接当位置ま
で下降させて電子部品3を吸引保持するが、電子部品3
を保持した後は、ピックアップノズル19を一旦上昇さ
せてトレー51を退避させると共に、ピックアップノズ
ル19を再度焦点位置まで下降させ、さらに、操作ガイ
ド用表示パネル66に、電子部品3と回路基板2との位
置決め要求メッセージを表示するようになっている。
【0028】また、「STEP14」においては、画像
反射装置56を退避ポジションに移動させると共に、ピ
ックアップノズル19およびリフローノズル37を基板
位置まで下降させるが、このとき、所定のタイミングで
シャッター63を閉鎖作動させるようになっている。そ
して、ピックアップノズル19およびリフローノズル3
7が基板位置まで下降したと判断すると、リフローノズ
ル37から電子部品3に所定時間熱風を供給して半田を
溶融させ、しかる後、ピックアップノズル19およびリ
フローノズル37を上昇させて一連の電子部品取付け工
程を終了するようになっている。
【0029】叙述の如く構成されたものにおいて、ピッ
クアップノズル19に保持される電子部品3と基板保持
装置4に保持される回路基板2との間、もしくはリフロ
ーノズル37と上記回路基板2との間に、上下画像を水
平方向に反射させる画像反射装置56を水平方向進退自
在に配設すると共に、画像反射装置56の反射画像を反
射画像撮影装置59で撮影して位置決め用モニタ60に
拡大表示し、該表示に基づいて電子部品3と回路基板2
との位置決めや、リフローノズル37と回路基板2との
位置決めを行うものであるが、前記画像反射装置56に
反射画像撮影装置59を一体的に連結しているため、半
田溶融時に、反射画像撮影装置59を画像反射装置56
と一体的に水平方向に退避させることが可能になる。従
って、回路基板保持装置4の上方に反射画像撮影装置5
9を固定配置したものに比して、反射画像撮影装置59
に対するフラックスガスやホットガスの影響を少なくす
ることができ、その結果、フラックスガス等による損傷
を防止して反射画像撮影装置59の長寿命化を計ること
ができる。
【0030】また、前記反射画像撮影装置59の向き
を、画像反射装置56の進退移動方向および画像反射方
向に一致させたため、反射画像撮影装置59の進退移動
スペースを可及的に小さくすることができる許りでな
く、画像反射装置56を構成するミラー部材の個数を最
小限に抑えることができる。
【0031】また、前記画像反射装置56の退避位置と
リフローノズル37の半田溶融位置との間に、半田溶融
時に発生するガスを遮蔽する開閉自在なシャッター63
を配設しているため、反射画像撮影装置59および画像
反射装置56に対するフラックスガス等の影響をさらに
少なくすることができ、その結果、反射画像撮影装置5
9や画像反射装置56がフラックスガス等の影響で損傷
する可能性を一層低減させることができる。
【0032】また、前記電子部品3をピックアップノズ
ル19の保持位置まで搬送するトレー51を設けると共
に、該トレー51を、ボール半田Bに接触することなく
電子部品3を保持可能な形状としたため、ピックアップ
ノズル19に電子部品3を手作業で直接供給する場合に
比して作業性を向上させることができる許りでなく、ボ
ール半田Bの汚損やゴミの付着を回避して接合ミスや劣
化の発生を防止することができる。
【0033】また、前記トレー51を、電子部品3の対
角部を保持する一対の保持アーム52で構成すると共
に、該一対の保持アーム52を、載置する電子部品3の
サイズに応じて対角線方向に位置調整自在に構成したた
め、ボール半田Bに接触することなく電子部品3を保持
できるものでありながら、サイズが異なる各種の電子部
品3を載置することができる。
【0034】また、前記ピックアップノズル19および
リフローノズル37を、それぞれ垂直軸回り方向に回動
自在に支持すると共に、ピックアップ微調整機構31お
よびリフロー微調整機構46の操作に基づいて各ノズル
19、37の回動角を独立的に微調整できるようにした
ため、ピックアップノズル19が電子部品3を保持した
後でも、保持した電子部品3とリフローノズル37との
相対的な回動角を調整することが可能になる。従って、
ピックアップノズル19に電子部品3を供給する段階で
の正確な位置決めを不要にして作業性を向上させること
ができ、しかも、リフローノズル37を電子部品3のサ
イズに適合する最小限の大きさに設定することができる
ため、高密度実装基板への電子部品の取付けにも対応す
ることができる。
【0035】尚、本発明は、前記実施形態に限定されな
いものであることは勿論であって、例えば前記画像反射
装置56の上下の窓56a、56bに、半田溶融時に発
生するガスを遮蔽する開閉自在なシャッター(図示せ
ず)を設けることも可能である。そして、この様に構成
した場合には、画像反射装置56に対するフラックスガ
ス等の影響をさらに少なくすることができるため、画像
反射装置56がフラックスガス等の影響で損傷する可能
性を一層低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】リワーク機の正面図である。
【図2】同上側面図である。
【図3】同上平面図である。
【図4】回路基板保持装置の平面図である。
【図5】同上正面図である。
【図6】同上側面図である。
【図7】(A)は同上要部平面図、(B)は同上要部正
面図である。
【図8】(A)はボトムヒータの平面図、(B)は正面
図である。
【図9】電子部品保持装置および半田溶融装置の正面図
である。
【図10】(A)はピックアップ微調整機構の正面図、
(B)は平面図である。
【図11】リフロー微調整機構の平面図である。
【図12】(A)はトレーの要部平面図、(B)は要部
断面図である。
【図13】画像反射装置の各ポジションを示す概略正面
図である。
【図14】コントローラの入出力を示すブロック図であ
る。
【図15】「電子部品取外し制御」のフローチャートで
ある。
【図16】「STEP0」のフローチャートである。
【図17】「STEP1」のフローチャートである。
【図18】「STEP2」のフローチャートである。
【図19】「STEP3」のフローチャートである。
【図20】「電子部品取付け制御」のフローチャートで
ある。
【図21】「STEP10」のフローチャートである。
【図22】「STEP11」のフローチャートである。
【図23】「STEP12」のフローチャートである。
【図24】「STEP13」のフローチャートである。
【図25】「STEP14」のフローチャートである。
【符号の説明】
1 リワーク機 2 回路基板 3 電子部品 4 回路基板保持装置 5 電子部品保持装置 6 半田溶融装置 7 電子部品搬送装置 8 位置決め装置 9 コントローラ 19 ピックアップノズル 31 ピックアップ微調整機構 37 リフローノズル 46 リフロー微調整機構 51 トレー 52 保持アーム 56 画像反射装置 59 反射画像撮影装置 60 位置決め用モニタ 63 シャッター 64 操作パネル 66 操作ガイド用表示パネル
フロントページの続き (72)発明者 島田 勇二 埼玉県越谷市大成町2−242 株式会社ト ミタ内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路基板を水平姿勢に保持する回路基板
    保持装置と、該回路基板保持装置の上方または回路基板
    上で電子部品を保持し、かつ保持した電子部品を垂直方
    向に昇降させる電子部品保持装置と、前記回路基板保持
    装置の上方から回路基板近傍まで下降し、かつ回路基板
    上の電子部品に熱風を供給して半田を溶融させる半田溶
    融装置とを備える電子部品取付け装置もたは電子部品取
    外し装置において、前記電子部品保持装置および半田溶
    融装置のノズル部を、それぞれ垂直軸回りに回動自在と
    し、各ノズル部の回動角を独立的に調整可能にした電子
    部品取付け装置または電子部品取外し装置。
JP9074447A 1997-03-11 1997-03-11 電子部品取付け装置または電子部品取外し装置 Pending JPH10256795A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003041478A1 (fr) * 2001-11-05 2003-05-15 Toray Engineering Co., Ltd. Procede et dispositif de montage
JP2010067764A (ja) * 2008-09-10 2010-03-25 Adwelds:Kk 部品供給装置および部品供給方法
KR101326022B1 (ko) * 2013-02-14 2013-11-05 (주)리젠아이 표면 실장형 반도체칩 자동 리워크 장치

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