JPH10256286A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH10256286A
JPH10256286A JP5274297A JP5274297A JPH10256286A JP H10256286 A JPH10256286 A JP H10256286A JP 5274297 A JP5274297 A JP 5274297A JP 5274297 A JP5274297 A JP 5274297A JP H10256286 A JPH10256286 A JP H10256286A
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JP
Japan
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mold
coating layer
lead frame
resin
manufacturing
Prior art date
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Pending
Application number
JP5274297A
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English (en)
Inventor
Hidetoshi Komiya
英敏 小宮
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
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Publication of JPH10256286A publication Critical patent/JPH10256286A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/04Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
    • H01L21/50Assembly of semiconductor devices using processes or apparatus not provided for in a single one of the subgroups H01L21/06 - H01L21/326, e.g. sealing of a cap to a base of a container
    • H01L21/56Encapsulations, e.g. encapsulation layers, coatings
    • H01L21/565Moulds
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

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  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
  • Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】リードフレームと樹脂間の接着強度を低下する
ことなく、金型からの離形をスムーズに行うことを課題
とする。 【解決手段】金型を用いて樹脂封止型ICを製造する半
導体装置の製造方法において、金型の内面の少なくとも
一部にモールド用樹脂と反応せずかつモールド材に対し
て斥力が作用する物質を塗布又は噴霧し、コーティング
層を形成する工程と、前記コーティング層を固化させる
工程と、リードフレーム付きICをモールドする工程
と、モールドしたリードフレーム付きICをコーティン
グ層とともに金型から離形する工程と、コーティング層
をリードフレーム付きICから除去する工程とを具備す
ることを特徴とする半導体装置の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金型を用いて樹脂
封止型ICを製造する半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばエポキシ樹脂等で封止され
た樹脂封止型ICは、量産性等の点から数多く製造され
ている。こうした樹脂封止型ICは、例えば次のように
して製造されている。
【0003】従来例1:まず、金型に対する樹脂の離形
性を向上させるため予めモールド材にワックスを少量
(<1%)添加する。つづいて、リードフレーム付きI
Cを金型内にセットした後、金型に形成されたゲートよ
りキャビティ内に直接ワックス入り液状樹脂を注入す
る。ひきつづき、樹脂の加熱硬化を行い、しかる後金型
よりモールド型ICを取り出す。従来例1の場合、添加
されたワックスの効果により、金型よりICを容易に取
り出すことができる。
【0004】従来例2:まず、金型の内面に金型及びモ
ールド材の両方に対して離形性を有するフィルムをセッ
トする。つづいて、リードフレーム付きICを金型内に
セットした後、金型に形成されたゲートよりキャビティ
内に液状樹脂を注入する。ひきつづき、加熱硬化してモ
ールドを行い、金型よりモールド型ICを取り出す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術によれば、下記に述べる課題を有する。
【0006】従来技術1:ワックスの添加により金型に
対する樹脂の離形性を向上させるためさらにワックスの
添加量を増やすと、リードフレームと樹脂間の接着強度
が小さくなり、製品パッケージの信頼性が低下する。ま
た、従来、モールド材としては、o−クレゾール・ノボ
ラック系エポキシ樹脂が使用されてきているが、o−ク
レゾール・ノボラック系エポキシ樹脂が持つ性質の一つ
として各種添加剤と任意の割合で混合できることが挙げ
られる。しかし、最近では、耐リフロー性,長期信頼性
の優れたビフェニル系エポキシ樹脂が用いられはじめて
いるが、結晶性であるため硬化剤,離形剤等はある程度
までしか溶解できない。
【0007】従来技術2:従来技術1と比べ、リードフ
レームと樹脂間の接着強度が小さくなることは改善され
るが、樹脂注入時にフィルムがずれたり、破れが生じる
恐れがある。その結果、注入した樹脂が金型の内面と接
触するため、そのままモールドされると、モールド型I
Cを金型から取り出すのが困難である。また、金型にフ
ィルムをセットする際、金型内面の形状を正確に反映さ
せたフィルムのセットが困難であり、その結果、モール
ドされたモールド型ICの形状が金型内面の形状と異な
った形状になる恐れがある。
【0008】本発明はこうした事情を考慮してなされた
もので、リードフレームと樹脂間の接着強度を低下する
ことなく、金型からの離形をスムーズに行うことができ
る半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、金型を用いて
樹脂封止型ICを製造する半導体装置の製造方法におい
て、金型の内面の少なくとも一部にモールド用樹脂と反
応せずかつモールド材に対して斥力が作用する物質を塗
布又は噴霧し、コーティング層を形成する工程と、前記
コーティング層を固化させる工程と、リードフレーム付
きICをモールドする工程と、モールドしたリードフレ
ーム付きICをコーティング層とともに金型から離形す
る工程と、コーティング層をリードフレーム付きICか
ら除去する工程とを具備することを特徴とする半導体装
置の製造方法である。
【0010】本発明において、モールド用樹脂と反応せ
ずかつモールド材に対して斥力が作用する物質は、下記
のような2つの点を考慮して定めた。
【0011】1)前記物質は、例えばエポキシ樹脂等のモ
ールド材に対して静電的斥力を生じさせる必要がある。
したがって、前記物質は、例えば−F(フルオロ)基,
−Cl(クロル)基,−Br(ブロム)基等のハロゲン
基を多く含む必要がある。
【0012】2)他方、前記物質は、金型に対して強く結
合する必要がる。したがって、前記物質は、メルカプト
基(−SH)を含む必要がある。
【0013】前記物質の一例としては、例えば動植物よ
り抽出される下記[化2」に示されるトリグリセリドが
挙げられる。
【0014】
【化2】 本発明において、「金型の内面の少なくとも一部」と
は、モールド用樹脂が注入される金型の内面部分を示
し、それ以外の金型の内面部分にコーティング層が形成
されていても問題はない。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例に係るD
IP(Dual In-Iine Package) 型ICの製造方法につ
いて図1を参照して説明する。
【0016】まず、金型を構成する上型1及び下型2の
内面の夫々の一部に、モールド用樹脂と反応せずかつモ
ールド材に対して斥力が作用する物質,具体的には上記
「化2]に示すトリグリセリドを塗布し、コーティング
層3を形成した。なお、コーティング層3は、塗布の代
わりに噴霧により形成してもよい。つづいて、加熱乾燥
し、コーティング層3を固化した(図1参照)。なお、
コーティング層3の固化は自然乾燥でもよい。次に、前
記金型内にリードフレーム付きIC4をセットした後、
金型内に例えば液状のビフェニル系エポキシ樹脂を注入
し、モールドした(図2参照)。この後、モールドした
リードフレーム付きIC4を、コーティング層3ととも
に金型から離形した(図3参照)。この後、コーティン
グ層3をリードフレーム付きIC4から剥がし、リード
フレームを適宜に切断して図4に示すようなDIP型I
C5を製造した。なお、図4中の付番6はリード端子を
示す。
【0017】上記実施例によれば、予め上型1及び下型
2の内面にモールド用樹脂と反応せずかつモールド材に
対して斥力が作用する物質を塗布し、コーティング層3
を形成してからモールドを行なった後、モールドしたリ
ードフレーム付きIC4をコーティング層3とともに金
型から離形し、コーティング層3をリードフレーム付き
IC4から剥がすため、従来技術1のようにリードフレ
ームと樹脂間の接着強度が小さくなることなく、製品パ
ッケージの信頼性を維持できる。また、従来技術2のよ
うに、樹脂注入時にフィルムがずれたり、破れが生じる
ことがなく、モールドしたリードフレーム付きIC4を
コーティング層3とともに金型から容易に離形でき、更
にコーティング層3をリードフレーム付きIC4から容
易に剥離することができる。
【0018】なお、上記実施例では、DIP型ICの製
造の場合について述べたが、これに限らず、SOP(S
mall Outline Package) 型IC,QFP(Quad F
latPackage)型ICに代表されるSMD(Surface
Mount Package)型IC等の樹脂封止型ICの製造の
場合について適用できる。
【0019】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、リー
ドフレームと樹脂間の接着強度を低下することなく、金
型からの離形をスムーズに行うことができる半導体装置
の製造方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るDIP型ICの製造方
法の一工程図で、上型及び下型の内面にコーティング層
を形成した状態の断面図。
【図2】本発明の一実施例に係るDIP型ICの製造方
法の一工程図で、モールドした状態のリードフレーム付
きICの断面図。
【図3】本発明の一実施例に係るDIP型ICの製造方
法の一工程図で、コーティング層を形成した状態のリー
ドフレーム付きICの断面図。
【図4】本発明に係るDIP型ICの断面図。
【符号の説明】
1…上型、 2…下型、 3…コーティング層、 4…リードフレーム付きIC、 5…DIP型IC。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型を用いて樹脂封止型ICを製造する
    半導体装置の製造方法において、金型の内面の少なくと
    も一部にモールド用樹脂と反応せずかつモールド材に対
    して斥力が作用する物質を塗布又は噴霧し、コーティン
    グ層を形成する工程と、前記コーティング層を固化させ
    る工程と、リードフレーム付きICをモールドする工程
    と、モールドしたリードフレーム付きICをコーティン
    グ層とともに金型から離形する工程と、コーティング層
    をリードフレーム付きICから除去する工程とを具備す
    ることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 モールド用樹脂と反応せずかつモールド
    材に対して斥力が作用する物質は、下記「化1」に示す
    トリグリセリドであることを特徴とする請求項1記載の
    半導体装置の製造方法。 【化1】
JP5274297A 1997-03-07 1997-03-07 半導体装置の製造方法 Pending JPH10256286A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6596561B2 (en) 2000-12-20 2003-07-22 Hitachi, Ltd. Method of manufacturing a semiconductor device using reinforcing patterns for ensuring mechanical strength during manufacture

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6596561B2 (en) 2000-12-20 2003-07-22 Hitachi, Ltd. Method of manufacturing a semiconductor device using reinforcing patterns for ensuring mechanical strength during manufacture
US6723583B2 (en) 2000-12-20 2004-04-20 Renesas Technology Corp. Method of manufacturing a semiconductor device using a mold
US6872597B2 (en) 2000-12-20 2005-03-29 Renesas Technology Corp. Method of manufacturing a semiconductor device and a semiconductor device
US7015069B2 (en) 2000-12-20 2006-03-21 Renesas Technology Corp. Method of manufacturing a semiconductor device and a semiconductor device

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