JPH1025602A - 体型補整機能裏地付き衣服 - Google Patents
体型補整機能裏地付き衣服Info
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- JPH1025602A JPH1025602A JP18023096A JP18023096A JPH1025602A JP H1025602 A JPH1025602 A JP H1025602A JP 18023096 A JP18023096 A JP 18023096A JP 18023096 A JP18023096 A JP 18023096A JP H1025602 A JPH1025602 A JP H1025602A
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- abdomen
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、包まれた部分の体型補整を行うこ
とに加えて保温を行える裏地付き衣服を提供することを
目的とする。 【解決手段】 本発明の体型補整機能裏地付き衣服は、
前記裏地が、遠赤外線を放射する材質を含む遠赤外線放
射原糸を用いて織り方向により伸縮率が異なるように織
られた伸縮性布地を体型補整可能なように所定の方向に
縫製することで、前記衣服を着用することにより、前記
裏地によって包まれた部分の体型を補整することに加え
て保温することができる。
とに加えて保温を行える裏地付き衣服を提供することを
目的とする。 【解決手段】 本発明の体型補整機能裏地付き衣服は、
前記裏地が、遠赤外線を放射する材質を含む遠赤外線放
射原糸を用いて織り方向により伸縮率が異なるように織
られた伸縮性布地を体型補整可能なように所定の方向に
縫製することで、前記衣服を着用することにより、前記
裏地によって包まれた部分の体型を補整することに加え
て保温することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、体型補整機能を備えた
裏地を縫合した衣服に関するものである。
裏地を縫合した衣服に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、高伸縮性素材から縫製され体に密
着する衣服を着用した際の外観に現れる体型の歪みを補
整するために、本願出願人は、体型補整機能を有する裏
地を止着した衣服を開発し、特願平７−１８３９５６に
開示している。
着する衣服を着用した際の外観に現れる体型の歪みを補
整するために、本願出願人は、体型補整機能を有する裏
地を止着した衣服を開発し、特願平７−１８３９５６に
開示している。
【０００３】この体型補整機能を有する裏地は、従来の
ガードル等より窮屈感を与えることなく、またガードル
等の重ね着の煩わしさを感じさせることなく、体型補整
を行うためのものである。詳細には、この裏地は、織り
方向により伸縮率の異なる布地を所定の方向に縫合して
腹部および臀部を柔らかく締め付けながら包み込む身頃
を構成し、この身頃に部分的に体型矯正用パーツを縫合
して、弛みを引き上げる力や押し付ける力が加えられて
いる。
ガードル等より窮屈感を与えることなく、またガードル
等の重ね着の煩わしさを感じさせることなく、体型補整
を行うためのものである。詳細には、この裏地は、織り
方向により伸縮率の異なる布地を所定の方向に縫合して
腹部および臀部を柔らかく締め付けながら包み込む身頃
を構成し、この身頃に部分的に体型矯正用パーツを縫合
して、弛みを引き上げる力や押し付ける力が加えられて
いる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記の裏地は体に密着
して体型を補整するものであるため、通気性を良くし終
日着用した際に蒸れて不快感を与えないように構成され
ている。その結果、夏場等の気温が高い期間は有利に作
用をするものの、逆に冬場のように気温が低い期間等で
は保温力に欠ける。
して体型を補整するものであるため、通気性を良くし終
日着用した際に蒸れて不快感を与えないように構成され
ている。その結果、夏場等の気温が高い期間は有利に作
用をするものの、逆に冬場のように気温が低い期間等で
は保温力に欠ける。
【０００５】そのため、この保温力を補うためには、時
には重ね着等をせざるを得ず、ガードル着用時と同様、
重ね着の煩わしさが再び生じることになり、折角の体型
補整機能裏地を止着した衣服の効果を減退させることに
なる。
には重ね着等をせざるを得ず、ガードル着用時と同様、
重ね着の煩わしさが再び生じることになり、折角の体型
補整機能裏地を止着した衣服の効果を減退させることに
なる。
【０００６】一方、布地の原糸として、遠赤外線を放射
する材質を練り込んだ原糸が開発され、実際にこの原糸
では一般の原糸よりも遠赤外線をより多く放射すること
が示されている。
する材質を練り込んだ原糸が開発され、実際にこの原糸
では一般の原糸よりも遠赤外線をより多く放射すること
が示されている。
【０００７】そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、包まれた部
分の体型補整を行うことに加えて、上記の遠赤外線を利
用して保温を行える裏地付き衣服を提供することにあ
る。
れたものであり、その目的とするところは、包まれた部
分の体型補整を行うことに加えて、上記の遠赤外線を利
用して保温を行える裏地付き衣服を提供することにあ
る。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１に記載の体型補整機能裏地付き衣服は、前
記裏地が、遠赤外線を放射する材質を含む遠赤外線放射
原糸を用いて織り方向により伸縮率が異なるように織ら
れた伸縮性布地を体型補整可能なように所定の方向に縫
製して構成されている。
に、請求項１に記載の体型補整機能裏地付き衣服は、前
記裏地が、遠赤外線を放射する材質を含む遠赤外線放射
原糸を用いて織り方向により伸縮率が異なるように織ら
れた伸縮性布地を体型補整可能なように所定の方向に縫
製して構成されている。
【０００９】上記の通り構成することにより、前記衣服
を着用することにより、前記裏地によって包まれた部分
の体型を補整することに加えて、遠赤外線の効果により
保温することができる。
を着用することにより、前記裏地によって包まれた部分
の体型を補整することに加えて、遠赤外線の効果により
保温することができる。
【００１０】請求項２に記載の体型補整機能裏地付き衣
服は、請求項１に記載の布地がネット状から構成されて
いる。
服は、請求項１に記載の布地がネット状から構成されて
いる。
【００１１】上記の通り構成することにより、通気性を
維持した状態で保温することができるため、体を動かし
汗ばんだ時や暖房された部屋で汗ばんだ時等でも不快感
を与えることはない。
維持した状態で保温することができるため、体を動かし
汗ばんだ時や暖房された部屋で汗ばんだ時等でも不快感
を与えることはない。
【００１２】請求項３に記載の体型補整機能裏地付き衣
服は、上記した裏地が伸縮率の高い織り方向を腹部に対
して横方向に使用し腹部全体から脇に掛けて一帯を覆う
前身頃と、伸縮率の高い織り方向を臀部に対して横方向
に使用し臀部の丸みに沿った曲線を有する後身頃とを縫
合し腹部及び臀部を包み込み体型を矯正する身頃と、伸
縮率の高い織り方向を臀部を寄せて持ち上げる方向に使
用し、臀部周縁部の曲線に沿った帯形状を有し臀部の体
型を補整する臀部矯正用パーツと、伸縮率の低い織り方
向を腹部に対し横方向に使用し、腹部に沿った曲線を有
し、前記前身頃上に縫合することにより、腹部の体型を
矯正する腹部矯正用パーツと、を縫合することにより体
型補整可能に構成されている。
服は、上記した裏地が伸縮率の高い織り方向を腹部に対
して横方向に使用し腹部全体から脇に掛けて一帯を覆う
前身頃と、伸縮率の高い織り方向を臀部に対して横方向
に使用し臀部の丸みに沿った曲線を有する後身頃とを縫
合し腹部及び臀部を包み込み体型を矯正する身頃と、伸
縮率の高い織り方向を臀部を寄せて持ち上げる方向に使
用し、臀部周縁部の曲線に沿った帯形状を有し臀部の体
型を補整する臀部矯正用パーツと、伸縮率の低い織り方
向を腹部に対し横方向に使用し、腹部に沿った曲線を有
し、前記前身頃上に縫合することにより、腹部の体型を
矯正する腹部矯正用パーツと、を縫合することにより体
型補整可能に構成されている。
【００１３】上記の通り構成することにより、腹部の贅
肉の弛みを包み込み引き締めて補整し、臀部の贅肉の弛
みを引き上げて補整することができる。
肉の弛みを包み込み引き締めて補整し、臀部の贅肉の弛
みを引き上げて補整することができる。
【００１４】請求項４に記載の体型補整機能裏地付き衣
服は、前記身頃が大腿部にかかる長さを有していること
を特徴とする。
服は、前記身頃が大腿部にかかる長さを有していること
を特徴とする。
【００１５】上記の通り構成することにより、臀部下部
についた贅肉を効果的に引き上げて臀部を補整すること
ができるとともに、大腿部におよぶ広範囲を保温するこ
とができる。
についた贅肉を効果的に引き上げて臀部を補整すること
ができるとともに、大腿部におよぶ広範囲を保温するこ
とができる。
【００１６】請求項５に記載の体型補整機能裏地付き衣
服は、前記身頃に開閉部を設けるためにファスナーが備
えられている。
服は、前記身頃に開閉部を設けるためにファスナーが備
えられている。
【００１７】上記の通り構成することにより、密着する
裏地の着脱を容易にすることができる。
裏地の着脱を容易にすることができる。
【００１８】請求項６に記載の体型補整機能裏地付き衣
服は、前記後身頃の中心下部にギャザーが設けられてい
ることを特徴とする。
服は、前記後身頃の中心下部にギャザーが設けられてい
ることを特徴とする。
【００１９】上記の通り構成することにより、臀部の丸
みをつぶすことなく臀部を立体的に補整することができ
る。
みをつぶすことなく臀部を立体的に補整することができ
る。
【００２０】尚、本発明の体型補整機能裏地付き衣服の
衣服としては、スラックスをはじめスカート、ワンピー
ス、キュロットスカート等のいかなる衣服にも対応させ
ることができる。
衣服としては、スラックスをはじめスカート、ワンピー
ス、キュロットスカート等のいかなる衣服にも対応させ
ることができる。
【００２１】
【実施の形態】以下に本発明の体型補整機能裏地付き衣
服の好適な実施の形態を図面を用いて説明する。
服の好適な実施の形態を図面を用いて説明する。
【００２２】図１は、本発明の体型補整機能裏地付き衣
服における裏地の正面図であり、主に前身頃１及び腹部
矯正用パーツ７を示している。図２は、裏地の背面図で
あり、主に後身頃５及び臀部矯正用パーツ６を示してい
る。また、図３には、前記裏地の展開図を示す。
服における裏地の正面図であり、主に前身頃１及び腹部
矯正用パーツ７を示している。図２は、裏地の背面図で
あり、主に後身頃５及び臀部矯正用パーツ６を示してい
る。また、図３には、前記裏地の展開図を示す。
【００２３】前記裏地１０には、原糸として遠赤外線を
放射する材質、例えば、遠赤外線セラミックを練り込ん
だ原糸、例えばマソニックＮ＠（鐘紡株式会社）を使用
することができる。このマソニックＮ＠（鐘紡株式会
社）の場合、従来の原糸（ナイロン）に比して、約１０
％遠赤外線を多く放射することが示されている。尚、本
発明は、この原糸に限らず、一般の原糸よりも少なくと
も約１０％遠赤外線を多く放射する原糸であればいかな
る原糸を使用することもできる。
放射する材質、例えば、遠赤外線セラミックを練り込ん
だ原糸、例えばマソニックＮ＠（鐘紡株式会社）を使用
することができる。このマソニックＮ＠（鐘紡株式会
社）の場合、従来の原糸（ナイロン）に比して、約１０
％遠赤外線を多く放射することが示されている。尚、本
発明は、この原糸に限らず、一般の原糸よりも少なくと
も約１０％遠赤外線を多く放射する原糸であればいかな
る原糸を使用することもできる。
【００２４】裏地１０を縫製するためには、このような
原糸を材料とし、織り方向により伸縮率の異なるパワー
ネット状に織り上げて原材料の布地とする。ここで織り
上げられた布地の伸縮性は、織り方により所望の伸縮率
にすることができる。
原糸を材料とし、織り方向により伸縮率の異なるパワー
ネット状に織り上げて原材料の布地とする。ここで織り
上げられた布地の伸縮性は、織り方により所望の伸縮率
にすることができる。
【００２５】ここで織り上げられた布地より縫製される
裏地１０は、前身頃１、股下伸縮パーツ４及び後身頃を
縫合して構成された身頃と、前記身頃上の後述する所定
の位置に縫合された腹部矯正用パーツ７及び臀部矯正用
パーツ６とから成る。これら各構成について以下に説明
する。尚、各構成における上記布地の伸縮性の高い方向
は、図において矢印で示す。
裏地１０は、前身頃１、股下伸縮パーツ４及び後身頃を
縫合して構成された身頃と、前記身頃上の後述する所定
の位置に縫合された腹部矯正用パーツ７及び臀部矯正用
パーツ６とから成る。これら各構成について以下に説明
する。尚、各構成における上記布地の伸縮性の高い方向
は、図において矢印で示す。
【００２６】前記前身頃１は、伸縮性の高い織り方向を
腹部に対し横方向に使用し、ウエストから股下までの腹
部から脇にかけて全体を覆う腹部カバー部２と大腿部を
覆う大腿部カバー部３とから構成されている。この前身
頃１は、一体に構成することも可能であるが、ここでは
２枚のパーツを前中心線１１で縫合することで構成され
ている。
腹部に対し横方向に使用し、ウエストから股下までの腹
部から脇にかけて全体を覆う腹部カバー部２と大腿部を
覆う大腿部カバー部３とから構成されている。この前身
頃１は、一体に構成することも可能であるが、ここでは
２枚のパーツを前中心線１１で縫合することで構成され
ている。
【００２７】前記前身頃１の臀部曲線１ａに沿って縫合
された後身頃５は、伸縮率の高い織り方向を臀部に対し
て横方向又は臀部の中央に向かって臀部の弛みを引き上
げるように斜め方向に使用し、臀部の丸みの曲線に沿う
ようにやや縦長の半円形状に形成されている。この後身
頃５は、一枚の布地から構成することもできるが、好適
には中央を縫合した２枚のパーツから構成させることに
より、臀部の丸みを潰すことなく整えることができる。
された後身頃５は、伸縮率の高い織り方向を臀部に対し
て横方向又は臀部の中央に向かって臀部の弛みを引き上
げるように斜め方向に使用し、臀部の丸みの曲線に沿う
ようにやや縦長の半円形状に形成されている。この後身
頃５は、一枚の布地から構成することもできるが、好適
には中央を縫合した２枚のパーツから構成させることに
より、臀部の丸みを潰すことなく整えることができる。
【００２８】股下伸縮パーツ４は、前記前身頃１の大腿
部カバー部３の両端線３ａを渡し、さらに前身頃１の股
下部１ｂと後身頃５の股下線５ｂとを渡すように縫合さ
れている。この股下伸縮パーツ４は、伸縮率の高い織り
方向を大腿部に対して横方向に使用し、大腿部の付け根
関節の動き及び大腿部に圧迫感を与えないように構成さ
れている。
部カバー部３の両端線３ａを渡し、さらに前身頃１の股
下部１ｂと後身頃５の股下線５ｂとを渡すように縫合さ
れている。この股下伸縮パーツ４は、伸縮率の高い織り
方向を大腿部に対して横方向に使用し、大腿部の付け根
関節の動き及び大腿部に圧迫感を与えないように構成さ
れている。
【００２９】臀部矯正用パーツ６は、伸縮率の高い織り
方向を臀部の弛みを寄せて引き上げる方向、例えば臀部
の中心に向かって斜め上方伸縮率の高い方向に使用し、
臀部の曲線に沿い、外周から臀部を包み込む形状に構成
されて、前記前身頃１の臀部曲線１ａに沿って重なるよ
うに縫合されている。
方向を臀部の弛みを寄せて引き上げる方向、例えば臀部
の中心に向かって斜め上方伸縮率の高い方向に使用し、
臀部の曲線に沿い、外周から臀部を包み込む形状に構成
されて、前記前身頃１の臀部曲線１ａに沿って重なるよ
うに縫合されている。
【００３０】また、前記後身頃５の臀部中心に張設され
たゴム９は、そのゴム圧により前記後身頃５にギャザー
を寄せて臀部矯正用パーツ６により引き上げられた臀部
を自然な丸みに整える。
たゴム９は、そのゴム圧により前記後身頃５にギャザー
を寄せて臀部矯正用パーツ６により引き上げられた臀部
を自然な丸みに整える。
【００３１】前身頃１の腹部中心一帯を覆う腹部矯正用
パーツ７は、伸縮性の高い織り方向を腹部に対して横方
向、即ち前身頃１の使用方向と一致させて前記腹部矯正
用パーツを縫合した部分の弾力性を強化し、腹部の贅肉
を引き締める力を向上させて腹部の弛みを矯正する。
パーツ７は、伸縮性の高い織り方向を腹部に対して横方
向、即ち前身頃１の使用方向と一致させて前記腹部矯正
用パーツを縫合した部分の弾力性を強化し、腹部の贅肉
を引き締める力を向上させて腹部の弛みを矯正する。
【００３２】また、腹部矯正用パーツ７において、上記
した方向とは逆に腹部に対して縦方向に使用することも
できる。この場合には、前身頃１の布地の織り方向とは
逆となるため、前身頃１の伸縮性を打ち消して、腹部の
弛みに対して押し付け力が向上する。
した方向とは逆に腹部に対して縦方向に使用することも
できる。この場合には、前身頃１の布地の織り方向とは
逆となるため、前身頃１の伸縮性を打ち消して、腹部の
弛みに対して押し付け力が向上する。
【００３３】尚、上記臀部矯正用パーツ６及び腹部矯正
用パーツ７は、重ねる枚数を調整することにより、また
は、伸縮率の異なるパワーネットを使用することにより
所望の矯正度を達成することができる。
用パーツ７は、重ねる枚数を調整することにより、また
は、伸縮率の異なるパワーネットを使用することにより
所望の矯正度を達成することができる。
【００３４】また、前中心線に沿って設けられたファス
ナー８は、図には示されていないが衣服の開口部と裏地
にファスナー開閉部８ａとを重ねて縫合され、裏地のフ
ァスナー開閉部８ａ下端には、ファスナースライダー及
び止金を退避させる退避口が設けられている。
ナー８は、図には示されていないが衣服の開口部と裏地
にファスナー開閉部８ａとを重ねて縫合され、裏地のフ
ァスナー開閉部８ａ下端には、ファスナースライダー及
び止金を退避させる退避口が設けられている。
【００３５】次に、上記の通り構成された裏地における
作用について説明する。
作用について説明する。
【００３６】前身頃１及び後身頃５は、伸縮率の高い織
り方向を腹部及び臀部に対してそれぞれ横方向に使用さ
れていることから身頃内で腹部及び臀部を柔らかく締め
付け包み込む。
り方向を腹部及び臀部に対してそれぞれ横方向に使用さ
れていることから身頃内で腹部及び臀部を柔らかく締め
付け包み込む。
【００３７】また、身頃の股下伸縮用パーツ４は伸縮率
の高い織り方向を大腿部に対して横方向に使用されてい
ることから、横方向に柔軟性を与えて大腿部の圧迫感を
与えずに大腿部の贅肉を柔らかく締め付け、また、臀部
の下方への弛みを包み込む。
の高い織り方向を大腿部に対して横方向に使用されてい
ることから、横方向に柔軟性を与えて大腿部の圧迫感を
与えずに大腿部の贅肉を柔らかく締め付け、また、臀部
の下方への弛みを包み込む。
【００３８】また、身頃を大腿部にかかる長さに構成す
ることにより、体に密着するような衣服を試着した場合
にはパンティーラインが外観に現れるのを防ぐこともで
きる。
ることにより、体に密着するような衣服を試着した場合
にはパンティーラインが外観に現れるのを防ぐこともで
きる。
【００３９】そして、臀部矯正用パーツ６は、伸縮率の
高い織り方向を臀部を寄せて引き上げる方向に使用する
ことで、身頃の臀部側面及び底面の伸縮性をより低くし
且つこれらの部分に弾力性を与えて、身頃に包まれた臀
部の横方向の弛みや大腿部にかかる弛みを引き上げて締
付ける。
高い織り方向を臀部を寄せて引き上げる方向に使用する
ことで、身頃の臀部側面及び底面の伸縮性をより低くし
且つこれらの部分に弾力性を与えて、身頃に包まれた臀
部の横方向の弛みや大腿部にかかる弛みを引き上げて締
付ける。
【００４０】また、後身頃５にゴム９を張設することに
より、後身頃５が自然な臀部の丸みに形成されるため、
上記した臀部矯正用パーツ６により引き上げ締め付けら
れた臀部を自然な丸みに整える。すなわち、このゴム９
の効果により、外観はヒップアップしたように見せるこ
とができる。
より、後身頃５が自然な臀部の丸みに形成されるため、
上記した臀部矯正用パーツ６により引き上げ締め付けら
れた臀部を自然な丸みに整える。すなわち、このゴム９
の効果により、外観はヒップアップしたように見せるこ
とができる。
【００４１】一方、腹部矯正用パーツ７は、前身頃１と
同様に伸縮率の高い織り方向を腹部に対して横方向に使
用し前身頃１に縫合することにより、前身頃１に弾力性
を与えて、身頃に包まれた腹部の弛みを立体的に引き締
める。また、ここで、腹部矯正用パーツ７を前身頃１と
は逆に伸縮率の高い織り方向を腹部に対して縦方向に使
用した場合には、前身頃１に押し付け力を与えて、身頃
に包まれた腹部の弛みを押し付けることができる。
同様に伸縮率の高い織り方向を腹部に対して横方向に使
用し前身頃１に縫合することにより、前身頃１に弾力性
を与えて、身頃に包まれた腹部の弛みを立体的に引き締
める。また、ここで、腹部矯正用パーツ７を前身頃１と
は逆に伸縮率の高い織り方向を腹部に対して縦方向に使
用した場合には、前身頃１に押し付け力を与えて、身頃
に包まれた腹部の弛みを押し付けることができる。
【００４２】また、身頃に開口部としてファスナー８を
設けることにより、着脱を容易にすることができる。
設けることにより、着脱を容易にすることができる。
【００４３】上記の通り、本発明は体型補整効果を有し
た裏地は、布地が遠赤外線を放射する原糸より織られて
いることから、包み込まれた部分の体型補整を行うとと
もに、遠赤外線を吸収させて保温することができる。
た裏地は、布地が遠赤外線を放射する原糸より織られて
いることから、包み込まれた部分の体型補整を行うとと
もに、遠赤外線を吸収させて保温することができる。
【００４４】そのため、特に冬場や冷房等により気温が
低くなった状態でも、体温を維持することができるた
め、腰や腹部の冷えを防止することできる。また、重ね
着をする必要がなくなることから、より体型を引き締め
て見せることができる。すなわち、本発明の体型補整機
能裏地付き衣服の効果を維持することができる。
低くなった状態でも、体温を維持することができるた
め、腰や腹部の冷えを防止することできる。また、重ね
着をする必要がなくなることから、より体型を引き締め
て見せることができる。すなわち、本発明の体型補整機
能裏地付き衣服の効果を維持することができる。
【００４５】
【発明の効果】本発明の体型補整機能裏地付き衣服は、
遠赤外線放射材質を含む原糸を用いて織られた伸縮性布
地を使用することにより、従来と同様に体型を補整する
ことに加えて、前記裏地に包まれた人体部分に赤外線を
吸収させて保温することができる。この結果、気温が低
くなった際の腰や腹部の冷え等を防止でき、重ね着をす
る必要がなくなるため、裏地の体型補整機能を損ねず体
型を引き締めて見せることができる。
遠赤外線放射材質を含む原糸を用いて織られた伸縮性布
地を使用することにより、従来と同様に体型を補整する
ことに加えて、前記裏地に包まれた人体部分に赤外線を
吸収させて保温することができる。この結果、気温が低
くなった際の腰や腹部の冷え等を防止でき、重ね着をす
る必要がなくなるため、裏地の体型補整機能を損ねず体
型を引き締めて見せることができる。
【００４６】また、前記布地がネット状から構成して通
気性を維持した状態で保温することができることから、
汗ばんだときでも不快感を与えることがない。
気性を維持した状態で保温することができることから、
汗ばんだときでも不快感を与えることがない。
【００４７】また、前記身頃を大腿部にかかる長さに形
成することにより、より広範囲の弛みを補整するととも
に、より広範囲の保温を行うことができる。
成することにより、より広範囲の弛みを補整するととも
に、より広範囲の保温を行うことができる。
【図１】 本発明の体型補整機能裏地付き衣服における
裏地の正面図である。
裏地の正面図である。
【図２】 本発明の体型補整機能裏地付き衣服における
裏地の背面図である。
裏地の背面図である。
【図３】 本発明の体型補整機能裏地付き衣服における
裏地の展開図である。
裏地の展開図である。
１ 前身頃、４ 股下伸縮用パーツ、５ 後身頃、６
臀部矯正用パーツ、７腹部矯正用パーツ、８ ファスナ
ー、９ ゴム、１０ 裏地。
臀部矯正用パーツ、７腹部矯正用パーツ、８ ファスナ
ー、９ ゴム、１０ 裏地。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ａ４１Ｄ 27/02 Ａ４１Ｄ 27/02
Claims (6)
- 【請求項１】 裏地を縫合した衣服であって、 前記裏地が、遠赤外線を放射する材質を含む遠赤外線放
射原糸を用いて織り方向により伸縮率が異なるように織
られた伸縮性布地を体型補整可能なように所定の方向に
縫製して構成され、 前記衣服を着用することにより、前記裏地によって包ま
れた部分の体型を補整するとともに保温することを特徴
とする体型補整機能裏地付き衣服。 - 【請求項２】 前記布地がネット状からなることを特徴
とする請求項１に記載の体型補整機能裏地付き衣服。 - 【請求項３】 前記裏地が、 伸縮率の高い織り方向を腹部に対して横方向に使用し腹
部全体から脇に掛けて一帯を覆う前身頃と、伸縮率の高
い織り方向を臀部に対して横方向に使用し臀部の丸みに
沿った曲線を有する後身頃とを縫合し腹部及び臀部を包
み込み体型を矯正する身頃と、 伸縮率の高い織り方向を臀部を寄せて持ち上げる方向に
使用し、臀部周縁部の曲線に沿った帯形状を有し臀部の
体型を補整する臀部矯正用パーツと、 伸縮率の低い織り方向を腹部に対し横方向に使用し、腹
部に沿った曲線を有し、前記前身頃上に縫合することに
より、腹部の体型を矯正する腹部矯正用パーツと、を縫
合することにより体型補整可能に構成されていることを
特徴とする請求項１または２に記載の体型補整機能裏地
付き衣服。 - 【請求項４】 前記身頃が、大腿部にかかる長さを有し
ていることを特徴とする請求項３に記載の体型補整機能
裏地付き衣服。 - 【請求項５】 前記身頃に開閉部を設けるために、ファ
スナーを備えたことを特徴とする請求項３または４に記
載の体型補整機能裏地付き衣服。 - 【請求項６】 前記後身頃の中心下部にギャザーが設け
られていることを特徴とする請求項３〜５のいずれかに
記載の体型補整機能裏地付き衣服。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18023096A JPH1025602A (ja) | 1996-07-10 | 1996-07-10 | 体型補整機能裏地付き衣服 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18023096A JPH1025602A (ja) | 1996-07-10 | 1996-07-10 | 体型補整機能裏地付き衣服 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1025602A true JPH1025602A (ja) | 1998-01-27 |
Family
ID=16079659
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18023096A Pending JPH1025602A (ja) | 1996-07-10 | 1996-07-10 | 体型補整機能裏地付き衣服 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1025602A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2423234A (en) * | 2006-04-27 | 2006-08-23 | Marks Spencer Plc | Garment comprising an outer layer and a lining |
| JP2007191833A (ja) * | 2006-01-20 | 2007-08-02 | Sankei:Kk | スラックスの裏地およびその製造方法 |
| CN102934845A (zh) * | 2012-11-29 | 2013-02-20 | 罗蒙集团股份有限公司 | 一种毛衫 |
| CN103622172A (zh) * | 2012-05-24 | 2014-03-12 | 弗雷迪股份公司 | 用于塑造女性臀部和髋部的服装、特别是用于舞蹈或体操的运动服装 |
-
1996
- 1996-07-10 JP JP18023096A patent/JPH1025602A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007191833A (ja) * | 2006-01-20 | 2007-08-02 | Sankei:Kk | スラックスの裏地およびその製造方法 |
| GB2423234A (en) * | 2006-04-27 | 2006-08-23 | Marks Spencer Plc | Garment comprising an outer layer and a lining |
| GB2423234B (en) * | 2006-04-27 | 2008-03-19 | Marks Spencer Plc | A Garment Comprising An Outer Layer And A Lining |
| CN103622172A (zh) * | 2012-05-24 | 2014-03-12 | 弗雷迪股份公司 | 用于塑造女性臀部和髋部的服装、特别是用于舞蹈或体操的运动服装 |
| CN103622172B (zh) * | 2012-05-24 | 2016-05-04 | 弗雷迪股份公司 | 用于塑造女性臀部和髋部的服装、特别是用于舞蹈或体操的运动服装 |
| CN102934845A (zh) * | 2012-11-29 | 2013-02-20 | 罗蒙集团股份有限公司 | 一种毛衫 |
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