JPH1025590A - 電鋳装置および電鋳方法 - Google Patents

電鋳装置および電鋳方法

Info

Publication number
JPH1025590A
JPH1025590A JP20107896A JP20107896A JPH1025590A JP H1025590 A JPH1025590 A JP H1025590A JP 20107896 A JP20107896 A JP 20107896A JP 20107896 A JP20107896 A JP 20107896A JP H1025590 A JPH1025590 A JP H1025590A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electroforming
cathode
anode
distance
electrodes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20107896A
Other languages
English (en)
Inventor
Nozomi Ayukawa
望 鮎川
Minoru Tazoe
稔 田添
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP20107896A priority Critical patent/JPH1025590A/ja
Publication of JPH1025590A publication Critical patent/JPH1025590A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】刻々と変化する電鋳浴や陽極、あるいは陰極の
状態に対して常に最適な電極間距離をとるようにした電
鋳装置を提供することを目的とする。 【解決手段】電鋳装置において、電極間距離を自動制御
して最適条件が得られるようにし、例えば光ディスクス
タンパの作製の際に徐々に電流密度を上げていくととも
に、初期においては電極間距離を大きくし、後期におい
ては電極間距離を小さくとることによって、均一な電着
性と高電流密度化とを両立できるようにしたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電鋳装置および電鋳
方法に係り、とくに電鋳液中に対向配置された陽極と陰
極との間に直流電圧を印加して陰極上に電鋳物を得るよ
うにした電鋳装置および電鋳方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク、光磁気ディスク等の円盤状
記録媒体は、主平面上の信号記録領域に音声や映像等の
記録信号が微小な穴によって構成されるピットとして記
録され、また信号記録領域には信号記録を行なうための
微小な案内溝であるグルーブあるいはアドレス情報のた
めのピットが基板上に設けられている。これらのピット
やグルーブは、一般にニッケル金型のスタンパを用いて
透明な樹脂材料基板に転写形成されて円盤状記録媒体が
製作される。
【0003】スタンパは大別すると、ガラス基板からガ
ラス原盤を製作するマスタリング工程と、ガラス原盤か
らニッケルスパッタを製作する電鋳工程とから成る。マ
スタリング工程は、ガラス基板上にレジスト層を形成す
る工程と、ピットあるいはグルーブに対応する部分を残
して他のレジスト層をレーザカッティングするカッティ
ング工程と、レジスト層を現像する現像工程と、レジス
ト層の上に銀またはニッケル膜を形成する導電化処理の
工程から成る。
【0004】電鋳工程は、ガラス原盤上にニッケルの厚
膜を形成してニッケルファザーを製作する電鋳工程と、
この電鋳工程によって得られたニッケルファザーをガラ
ス原盤から剥離する剥離工程と、ニッケルファザーの表
面に施す脱銀処理の工程と、ニッケルファザーを基にし
たニッケルの厚膜であるマザーニッケルを製作する電鋳
工程と、この電鋳工程によって得たマザーニッケルをニ
ッケルファザーから剥離する剥離工程と、マザーニッケ
ルを基にしてスタンパを製作する電鋳工程等の各工程と
から構成されている。そしてとくに電鋳工程は、電鋳装
置を用いて行なわれる。
【0005】電鋳装置は電解液を注入した電解槽内に陽
極と陰極とを対向配置するとともに、陰極上にガラスマ
スターまたはニッケルマスターを配しておき、両極間に
直流電圧を印加して陰極上に電鋳物を得るようにしてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の電鋳装置におい
て、互いに対向配置される陽極と陰極との間の距離、す
なわち電極間距離は固定式あるいは半固定式であって、
一旦電鋳を開始すると、途中でその距離を任意に制御す
ることができなかった。
【0007】このような理由から、電鋳物の品質で電極
間距離に依存し、しかも相反する事項に対してはそれら
の妥協点に電極位置を固定せざるを得なかった。またメ
ッキ電流通電中に時々刻々変化する電鋳浴や陽極、陰極
の状態に対しても、初期の電極間距離のままで電鋳処理
が行なわれ、時々刻々の状況変化に対して最適な値に設
定することができないという問題があった。
【0008】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、電鋳を開始した後における電鋳槽内に
おける電鋳の状態に応じて電極間距離を任意に調整し得
るようにした電鋳装置および電鋳方法を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、電鋳液を注入
した電鋳槽内に陽極と陰極とを対向配置し、両極間に直
流電圧を印加して陰極上に電鋳物を得るようにした電鋳
装置において、前記陽極と前記陰極との間の距離を移動
調整する調整機構と、電鋳槽内における電鋳の状態に応
じて前記調整機構を経時的に制御する制御手段と、をそ
れぞれ具備する電鋳装置に関するものである。
【0010】前記調整機構が陽極に対して陰極を移動調
整するようにしてよい。
【0011】あるいはまた前記調整機構が陰極に対して
陽極を移動調整するようにしてよい。
【0012】また方法の発明は、電鋳液中に対向配置さ
れた陽極と陰極との間に直流電圧を印加して陰極上に電
鋳物を得るようにした電鋳方法において、電鋳の状態に
応じて前記陽極と前記陰極との間の距離が適正になるよ
うに制御するようにしたことを特徴とする電鋳方法に関
するものである。
【0013】電鋳開始からの時間、両極間の電流値、両
極間の印加電圧、電鋳開始からの積算電流値、電鋳液の
pH、電鋳液の温度の内の1つの値または2つ以上の値
を基にして陽極と陰極との間の距離の制御が行なわれる
ようにしてよい。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施の形態
に係る電鋳装置を示すものであって、この電鋳装置は左
端側の壁面が傾斜面になっている電鋳槽10を備えてい
る。電鋳槽10内には仕切り壁11が設けられており、
この仕切り壁11の右側の部分がオーバフロー受け部1
2から構成されている。そしてオーバフロー受け部12
は配管によって下部液槽13と接続されるようになって
おり、オーバフロー受け部12で受けられたオーバフロ
ー液が下部液槽13に導かれるようになっている。
【0015】下部液槽13の側部にはポンプ14が配さ
れており、このポンプ14によって下部液槽13内の電
鋳液を圧送し、フィルタ15を通して電鋳槽10に戻す
ようにしている。すなわち電鋳槽10は、仕切り壁11
の上縁が液面となるようにその中に電鋳液16が注入さ
れた状態になっている。
【0016】電鋳液16を注入した電鋳槽10内には陽
極20と陰極21とが互いに対向するように配されてい
る。陽極20はチタンケース22を備え、このチタンケ
ース22内にニッケルペレット23を充填するようにし
ている。これに対して陰極21の上面にはガラスマスタ
ーあるいはニッケルマザー24が取付けられるようにな
っている。そして直流電源25が陽極20と陰極21と
に接続され、両極間に電鋳のための電流が流れるように
なっている。
【0017】陰極21は支軸28の先端部に取付けられ
るとともに、この支軸28が回転機構29によって回転
駆動されるようになっており、このために陰極21は支
軸28の軸線を中心として回転可能に構成されている。
また回転機構29はスライド部30上に支持されてお
り、しかもこのスライド部30がアクチュエータ31に
よって移動可能になっている。さらにスライド部30は
回転支持装置32によって回転可能に支持されるように
なっている。
【0018】次に陽極20と陰極21との間の間隔Lを
調整するための機構について説明すると、アクチュエー
タ31を制御するためにコントローラ33が設けられて
いる。このコントローラ33はコンピュータを含む制御
装置であって、その入力側にはセンサ34が接続される
ようになっている。なおここでは便宜上単一のセンサ3
4を示しているが、実際にはコントローラ33には複数
のセンサ、例えば電流検出センサ、電圧検出センサ、電
鋳槽10内の電鋳液16のpH検出センサ、電鋳液16
の温度検出センサ等の各種のセンサが接続されるように
なっている。またアクチュエータ31の後端部には位置
センサ35が取付けられるとともに、このセンサ35が
コントローラ33と接続されるようになっている。
【0019】このように本実施の形態に係る電鋳装置
は、光ディスクスタンパまたは光磁気ディスクスタンパ
の電鋳装置であって、電鋳槽10内にはニッケルメッキ
液から成る電鋳液16が注入されており、電鋳槽10内
には陽極20と陰極21とが対向して配されている。陽
極20はチタンケース22内にニッケルペレット23を
充填した構造を有し、陰極21には母型となるガラスマ
スターまたはニッケルマザー24を装着したものであ
る。
【0020】陽極20と陰極21との間に直流電圧を直
流電源25によって印加すると、陽極20のニッケルペ
レット23が溶解し、同時に陰極21上のガラスマスタ
ー24またはニッケルマザーから成る母型に電鋳物を生
ずる。光ディスクまたは光磁気ディスクの製造の際に、
この電鋳物をスタンパとし、プラスチックディスクを成
形するための金型として用いる。
【0021】陰極21は回転機構29によって通電中は
回転し、さらに回転支持装置32の回転運動によって、
陰極21に対するワークの着脱時には陰極21が電鋳槽
10の外に出るようになっている。
【0022】ニッケルメッキ液から成る電鋳液16は下
部液槽13内においてその温度、pH、液量を調整さ
れ、ポンプ14によって圧送され、フィルタ15を通っ
て電鋳槽10内に戻される。そして仕切り壁11の上縁
をオーバフローした後にオーバフロー受け部12で受け
られ、下部液槽13に戻る循環を常時行なうようになっ
ている。
【0023】本実施の形態に係る電鋳装置の大きな特徴
は、陽極20と陰極21との間の電極間距離Lが固定ま
たは半固定ではなく、この距離Lを任意の値に経時的に
制御するようにしていることである。このような制御の
ためにスライド部30と、アクチュエータ31と、位置
センサ35と、コントローラ33と、複数のセンサ34
とがそれぞれ作動するようになっている。
【0024】コントローラ33は陽極20と陰極21と
の間に流れる電流値や電圧値、あるいは電鋳開始からの
積算電流値、電鋳槽10内の電鋳液16のpH、電鋳槽
10内の温度等をセンサ34から入力するか、あるいは
また時間の経過に応じて、予めプログラミングされたシ
ーケンスに従ってアクチュエータ31に出力を与える。
【0025】アクチュエータ31はコントローラ33か
らの出力信号に応じて正転あるいは逆転を行なうように
なっており、これによってスライド部30が前進あるい
は後退を行なう。その際にアクチュエータ31に設けら
れている位置センサ35によってコントローラ33はス
ライド部30の位置を検出する。スライド部30の動き
に従って陰極21は陽極20との間の平行度、中心位置
を保持したままで軸線方向に移動し、陽極20と陰極2
1との間の電極間距離Lが調整される。
【0026】図2はコントローラ33に内蔵されている
コンピュータによる電極間距離の調整の動作をフローチ
ャートによって示したものである。コントローラ33内
のコンピュータは電鋳開始からの経過時間をタイマを通
して読込み、さらにその時点での電流値と電圧値を読込
む。また積算電流値の演算を行なう。
【0027】この後pHセンサによって電鋳槽10内の
pHを読込み、温度センサによって電鋳液16の温度を
読込む。そしてこれらの各情報を基にして適正電極間距
離の演算を行なう。そして位置センサ35によって実際
の電極間距離の読込みを行なうとともに、演算された電
極間距離と実際の電極間距離との比較を行なう。
【0028】電極間の距離Lが演算値よりも小さい場合
にはアクチュエータ31を正転させて電極間距離Lを所
定の寸法だけ広くする。これに対して電極間距離が演算
された値よりも大きい場合には、アクチュエータ31を
逆転させて電極間距離を広くする。このような動作が一
定の時間毎に繰返して実行されるために、刻々と変化す
る電鋳液16の性状や陽極20、陰極21の状態に応じ
て、常に最適な電極間距離Lを得ることが可能になる。
【0029】このように本実施の形態に係る電鋳装置お
よび電鋳方法は、陽極20と陰極21との間の距離を任
意に調整する機構と、その機構を駆動するアクチュエー
タ31と、このアクチュエータ31を制御するコントロ
ーラ33とを具備するようにし、センサ34の検出に応
じてコントローラ33によって電極間距離Lを任意に調
整するようにしたものである。
【0030】従ってメッキ電流通電中に電極間距離を自
動制御することが可能になり、刻々と変化する電鋳槽1
0内の状態や陽極20および陰極21の状態に応じて常
に最適な電極間距離をとることが可能になる。また寸法
が異なるワークを陰極21に装着した場合においても、
迅速に電極間距離を変化させ、電鋳槽10内の構造物と
の干渉を防止することができるばかりでなく、このとき
の電極間距離についても、常に最適な値に保つことが可
能になるために、多種類のワークを同一ラインで流すこ
とが可能になる。
【0031】次に第2の実施の形態を図3によって説明
する。上記第1の実施の形態においては、陰極21を移
動させて電極間距離Lを変化させたが、陽極20を移動
させて電極間距離を変化させることが可能である。とく
に回転陰極21の両側に陽極20を配した電鋳槽10の
場合には、陽極20を移動させないと所定の効果が得難
い。第2の実施の形態においては図3に示すように、両
側の陽極20を移動させ、これら両側の陽極20と回転
陰極21との間の距離L1 、L2 を制御するようにして
いる。
【0032】この場合に中央の陰極21は支軸38およ
び回転機構39によって回転されるようになっている。
これに対して両側の陽極20はそれぞれ上記第1の実施
の形態と同様の駆動系および共通の制御系を有してい
る。すなわち陽極20が取付けられたスライド部30、
アクチュエータ31、位置センサ35を左右の陽極20
がそれぞれ備え、これら左右の陽極20の駆動機構を共
通のコントローラ33によって制御するようにしてい
る。なおコントローラ33にはセンサ34の検出出力が
入力されるようになっている。
【0033】コントローラ33は各種のセンサ34から
の入力信号に応じて左右のアクチュエータ31を正転ま
たは逆転させるようにし、これによってスライド部30
を前後方向に往復動させ、左右の陽極20を中央の回転
陰極21に対して近接または離間させ、これによって陰
極21と陽極20との間の電極間距離L1 、L2 の調整
を行なうようにしている。
【0034】次に第3の実施の形態を図4によって説明
する。この実施の形態は中央にある回転陰極21に対し
て左側の陽極20のみを移動可能にしたものである。す
なわち左側の陽極20をスライド部30に連結するとと
もに、このスライド部30をアクチュエータ31によっ
て移動させるようにし、しかもアクチュエータ31を制
御するためにセンサ34に接続されたコントローラ33
を配するようにしている。
【0035】従ってセンサ34の検出に応じてコントロ
ーラ33によってアクチュエータ31を正転あるいは逆
転させると、スライド部30が図4において左右の何れ
か一方に移動され、これによって回転する陰極21に対
する陽極20の距離が最適な値に調整されるようにな
る。
【0036】なお上記3つの実施の形態においては、陰
極21あるいは陽極20の移動のためのスライド部30
としてボールブッシュ式の摺動機構を採用するようにし
ているが、必ずしもボールブッシュ式のシステムテーブ
ルを用いる必要はなく、その他各種の摺動機構あるいは
移動機構に置換可能である。また制御部を構成するコン
トローラ33に対する入力は例示したものに限定され
ず、電気信号に変換できるものであれば、他の信号であ
ってもよい。またマニュアル操作によって入力される信
号をも含むものである。
【0037】
【発明の効果】本発明は、調整機構によって陽極と陰極
との間の距離を移動調整可能にするとともに、電鋳槽内
における電鋳の状態に応じて制御手段によって調整機構
を経時的に制御するようにしたものである。
【0038】従って本発明によれば、電鋳槽内における
電鋳の状態に応じて常に適正な電極間距離を得ることが
可能になり、刻々と変化する電鋳浴や陽極、陰極の状態
に対して常に適正な電極間距離をとることが可能にな
る。
【0039】電鋳の状態に応じて陽極と陰極との間の距
離が適正になるように制御するようにした電鋳方法によ
れば、常に最適条件となるような距離を隔てて対向する
陽極と陰極とを用いて電鋳が行なわれる。
【0040】電鋳開始からの時間、両極間の電流値、両
極間の印加電圧、電鋳開始からの積算電流値、電鋳液の
pH、電鋳液の温度の内の1つの値または2つ以上の値
を基にして陽極と陰極との間の距離の制御が行なわれる
ようにすると、これらの値を基にして陽極と陰極との間
の距離の制御が行なわれることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の電鋳装置を示す要部縦断面
図である。
【図2】同電鋳装置による電極間の距離の調整動作を示
すフローチャートである。
【図3】第2の実施の形態に係る電鋳装置の要部縦断面
図である。
【図4】第3の実施の形態に係る電鋳装置の要部縦断面
図である。
【符号の説明】
10‥‥電鋳槽、11‥‥仕切り壁、12‥‥オーバフ
ロー受け部、13‥‥下部液槽、14‥‥ポンプ、15
‥‥フィルタ、16‥‥電鋳液、20‥‥陽極、21‥
‥陰極、22‥‥チタンケース、23‥‥ニッケルペレ
ット、24‥‥ガラスマスター、ニッケルマザー、25
‥‥直流電源、28‥‥支軸、29‥‥回転機構、30
‥‥スライド部、31‥‥アクチュエータ、32‥‥回
転支持装置、33‥‥コントローラ、34‥‥センサ、
35‥‥位置センサ、38‥‥支軸、39‥‥回転機構

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電鋳液を注入した電鋳槽内に陽極と陰極と
    を対向配置し、両極間に直流電圧を印加して陰極上に電
    鋳物を得るようにした電鋳装置において、 前記陽極と前記陰極との間の距離を移動調整する調整機
    構と、 電鋳槽内における電鋳の状態に応じて前記調整機構を経
    時的に制御する制御手段と、 をそれぞれ具備する電鋳装置。
  2. 【請求項2】前記調整機構が陽極に対して陰極を移動調
    整することを特徴とする請求項1に記載の電鋳装置。
  3. 【請求項3】前記調整機構が陰極に対して陽極を移動調
    整することを特徴とする請求項1に記載の電鋳装置。
  4. 【請求項4】電鋳液中に対向配置された陽極と陰極との
    間に直流電圧を印加して陰極上に電鋳物を得るようにし
    た電鋳方法において、 電鋳の状態に応じて前記陽極と前記陰極との間の距離が
    適正になるように制御するようにしたことを特徴とする
    電鋳方法。
  5. 【請求項5】電鋳開始からの時間、両極間の電流値、両
    極間の印加電圧、電鋳開始からの積算電流値、電鋳液の
    pH、電鋳液の温度の内の1つの値または2つ以上の値
    を基にして陽極と陰極との間の距離の制御が行なわれる
    ことを特徴とする請求項4に記載の電鋳方法。
JP20107896A 1996-07-11 1996-07-11 電鋳装置および電鋳方法 Pending JPH1025590A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20107896A JPH1025590A (ja) 1996-07-11 1996-07-11 電鋳装置および電鋳方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20107896A JPH1025590A (ja) 1996-07-11 1996-07-11 電鋳装置および電鋳方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1025590A true JPH1025590A (ja) 1998-01-27

Family

ID=16435034

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20107896A Pending JPH1025590A (ja) 1996-07-11 1996-07-11 電鋳装置および電鋳方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1025590A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001228363A (ja) * 2000-02-17 2001-08-24 Shinichi Okamoto 光ファイバコネクタ用部品の製造方法
EP0950130A4 (en) * 1996-12-26 2002-05-29 Digital Matrix METHOD AND DEVICE FOR ELECTROFORMING

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0950130A4 (en) * 1996-12-26 2002-05-29 Digital Matrix METHOD AND DEVICE FOR ELECTROFORMING
JP2001228363A (ja) * 2000-02-17 2001-08-24 Shinichi Okamoto 光ファイバコネクタ用部品の製造方法
JP4596500B2 (ja) * 2000-02-17 2010-12-08 眞一 岡本 光ファイバコネクタ用部品の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5683564A (en) Plating cell and plating method with fluid wiper
JPH0474882A (ja) 電鋳装置
US5575961A (en) Roll-shaped mold for information recording medium
JPH1025590A (ja) 電鋳装置および電鋳方法
EP0131857B2 (en) Method and apparatus for electroforming a stamper for producing a high-density information recording carrier
CN100412235C (zh) 阴极运动磨擦法精密电铸成形工艺及装置
CN116970486B (zh) 一种胶原蛋白肽生产用酶解装置
US20090166920A1 (en) Molding apparatus, method of manufacturing molding apparatus, and molding method
KR100516770B1 (ko) 전주 도금을 이용한 금속 박판 제조 장치
US5377452A (en) Grinder for grinding stamper used for disc molding
CN111962103A (zh) 回转体零件电铸设备
JP3384114B2 (ja) 電鋳装置
JP2000212790A (ja) 電鋳方法、電鋳装置および光記録媒体製造用スタンパの製造方法
JP3208587B2 (ja) 光ディスク用原盤の製造方法と製造装置
JP2002018883A (ja) 射出成形機
JP2000212789A (ja) 電鋳方法、電鋳装置および光記録媒体製造用スタンパの製造方法
JP3775847B2 (ja) レーザーアブレーション装置
CN102054500B (zh) 蓝光光盘母盘加热装置
JP2005048216A (ja) 電鋳装置及び電鋳方法
JPH0994861A (ja) 円盤状記録媒体基板の成形用金型装置及びこの成形用金型装置を用いた円盤状記録媒体基板の成形方法
JPS6240391A (ja) 情報記録体の電鋳装置
JPH02158316A (ja) 射出成形用金型
JPH09228100A (ja) 光学ディスク用スタンパの電解脱脂洗浄装置
JPH05159381A (ja) ディスク原盤裏面研磨装置
CN114986883A (zh) 一种基于dlp原理3d打印机用的转盘式料槽