JPH10255333A - 円環状記録媒体及び該円環状記録媒体の媒体カバー及び該円環状記録媒体の媒体駆動装置 - Google Patents
円環状記録媒体及び該円環状記録媒体の媒体カバー及び該円環状記録媒体の媒体駆動装置Info
- Publication number
- JPH10255333A JPH10255333A JP9056135A JP5613597A JPH10255333A JP H10255333 A JPH10255333 A JP H10255333A JP 9056135 A JP9056135 A JP 9056135A JP 5613597 A JP5613597 A JP 5613597A JP H10255333 A JPH10255333 A JP H10255333A
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- JP
- Japan
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- annular
- recording medium
- recording
- medium
- peripheral surface
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- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の円筒状記録媒体は、円板状記録媒体と
比べて折れ曲がりにくく、携帯に便利であったが、一定
の記録量を確保するため、ある程度の長さが必要であ
り、例えばポケット等に入れて持ち歩くには不便であっ
た。 【解決手段】 例えば、円環状記録媒体として第1の記
録体1、第2の記録体2及び第3の記録体3に略均等に
分割し、第2の記録体2が第1の記録体1の内周に、第
3の記録体3が第2の記録体2の内周に収納できる構成
とした。
比べて折れ曲がりにくく、携帯に便利であったが、一定
の記録量を確保するため、ある程度の長さが必要であ
り、例えばポケット等に入れて持ち歩くには不便であっ
た。 【解決手段】 例えば、円環状記録媒体として第1の記
録体1、第2の記録体2及び第3の記録体3に略均等に
分割し、第2の記録体2が第1の記録体1の内周に、第
3の記録体3が第2の記録体2の内周に収納できる構成
とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、小型で携帯し易
い円環状記録媒体及び該円環状記録媒体の媒体カバー及
び該円環状記録媒体の媒体駆動装置に関するものであ
る。
い円環状記録媒体及び該円環状記録媒体の媒体カバー及
び該円環状記録媒体の媒体駆動装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、小型で携帯し易い記録媒体として
は、以下のような2種類の形状の媒体があった。 (1)FDD、CD−ROM等の円板状記録媒体 (2)磁気カード、メモリカード等のカード状記録媒体 この内、(1)の円板状記録媒体は、媒体が折れ曲がら
ないように例えばCDケースのような薄型のケースに入
れる必要があり、また径の大きさにもよるが、一般に携
帯するには不便であった。また、(2)のカード状記録
媒体は、一般に折れ曲がりやねじれ等が発生し易く、ま
た磁気カードにおいては記録容量が少なく、メモリカー
ドにおいては内部で使用するメモリのコストが高いた
め、どちらも使用しにくかった。
は、以下のような2種類の形状の媒体があった。 (1)FDD、CD−ROM等の円板状記録媒体 (2)磁気カード、メモリカード等のカード状記録媒体 この内、(1)の円板状記録媒体は、媒体が折れ曲がら
ないように例えばCDケースのような薄型のケースに入
れる必要があり、また径の大きさにもよるが、一般に携
帯するには不便であった。また、(2)のカード状記録
媒体は、一般に折れ曲がりやねじれ等が発生し易く、ま
た磁気カードにおいては記録容量が少なく、メモリカー
ドにおいては内部で使用するメモリのコストが高いた
め、どちらも使用しにくかった。
【0003】上記課題を解決するために、例えば特開昭
64−51579号公報に記載されるような円筒状記録
媒体が考案された。この円筒状記録媒体は、円筒の外周
面に情報が記録され、(1)の円板状記録媒体より携帯
に便利で、(2)のカード状記録媒体より安価で折れ曲
がりにくく使い易いという特徴を有している。
64−51579号公報に記載されるような円筒状記録
媒体が考案された。この円筒状記録媒体は、円筒の外周
面に情報が記録され、(1)の円板状記録媒体より携帯
に便利で、(2)のカード状記録媒体より安価で折れ曲
がりにくく使い易いという特徴を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の円筒状記録媒体
は以上のように構成されており、以下のような課題があ
った。 (イ)円筒状記録媒体は、上記円板状記録媒体よりは携
帯に便利で媒体面が折れ曲がりにくいが、形状が細長く
例えばポケットに挿入して携帯するのには不便である。 (ロ)(イ)の課題を解決するためには、円筒の長さを
短くすればよいが、そうすると円筒の外周に形成される
記録面の面積が小さくなり、記録容量が小さくなる。
は以上のように構成されており、以下のような課題があ
った。 (イ)円筒状記録媒体は、上記円板状記録媒体よりは携
帯に便利で媒体面が折れ曲がりにくいが、形状が細長く
例えばポケットに挿入して携帯するのには不便である。 (ロ)(イ)の課題を解決するためには、円筒の長さを
短くすればよいが、そうすると円筒の外周に形成される
記録面の面積が小さくなり、記録容量が小さくなる。
【0005】この発明は,上述のような課題を解決する
ためになされたもので、第1の目的は、円筒の長さを短
くしても、十分な記録容量を有する記録媒体を提供する
ものである。第2の目的は、上記記録媒体の媒体カバー
を提供するものである。第3の目的は、上記記録媒体を
駆動する記録媒体の媒体駆動装置を提供するものであ
る。
ためになされたもので、第1の目的は、円筒の長さを短
くしても、十分な記録容量を有する記録媒体を提供する
ものである。第2の目的は、上記記録媒体の媒体カバー
を提供するものである。第3の目的は、上記記録媒体を
駆動する記録媒体の媒体駆動装置を提供するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる円環状
記録媒体は、円環状で外周面に記録面を有する記録体
と、円環状で外周面に記録面を有し、軸方向の長さが上
記記録体と略同一で、上記記録体の径より小さい内部記
録体とを備え、上記記録体の内側に上記内部記録体を収
納可能とするものである。
記録媒体は、円環状で外周面に記録面を有する記録体
と、円環状で外周面に記録面を有し、軸方向の長さが上
記記録体と略同一で、上記記録体の径より小さい内部記
録体とを備え、上記記録体の内側に上記内部記録体を収
納可能とするものである。
【0007】また、次の発明に係わる円環状記録媒体
は、記録体の外周側に、上記記録体と嵌合して上記記録
体の記録面を保護する環状の外部保護体を設けたもので
ある。
は、記録体の外周側に、上記記録体と嵌合して上記記録
体の記録面を保護する環状の外部保護体を設けたもので
ある。
【0008】また、次の発明に係わる円環状記録媒体
は、記録体と内部記録体との間、又は複数設けられた径
の異なる内部記録体との間において、外側の記録体の内
周側と内側の記録体の外周側と嵌合して上記内側の記録
体の記録面を保護する環状の内部保護体を設けたもので
ある。
は、記録体と内部記録体との間、又は複数設けられた径
の異なる内部記録体との間において、外側の記録体の内
周側と内側の記録体の外周側と嵌合して上記内側の記録
体の記録面を保護する環状の内部保護体を設けたもので
ある。
【0009】また、次の発明に係わる円環状記録媒体
は、外部保護体と記録体との間、又は上記記録体と内部
保護体との間、又は上記内部保護体と内部記録体との間
の少なくとも何れかに、上記各々の抜けを防止する抜け
防止部を形成したものである。
は、外部保護体と記録体との間、又は上記記録体と内部
保護体との間、又は上記内部保護体と内部記録体との間
の少なくとも何れかに、上記各々の抜けを防止する抜け
防止部を形成したものである。
【0010】また、次の発明に係わる円環状記録媒体の
媒体カバーは、円環状記録媒体の外周面と嵌合する円環
体と、上記円環体の軸方向の底部に設けられた円環底
と、上記円環底に設けられ、上記円環状記録媒体の内周
面と嵌合する嵌合体と、上記円環体の内周面に設けら
れ、上記円環状記録媒体の外周面に設けられた係止部と
嵌合して上記円環状記録媒体の抜けを防止する媒体係止
部とを備えたものである。
媒体カバーは、円環状記録媒体の外周面と嵌合する円環
体と、上記円環体の軸方向の底部に設けられた円環底
と、上記円環底に設けられ、上記円環状記録媒体の内周
面と嵌合する嵌合体と、上記円環体の内周面に設けら
れ、上記円環状記録媒体の外周面に設けられた係止部と
嵌合して上記円環状記録媒体の抜けを防止する媒体係止
部とを備えたものである。
【0011】また、次の発明に係わる円環状記録媒体の
媒体カバーは、円環状記録媒体の内周面と嵌合する第1
の円環体と上記第1の円環体の軸方向の底部に設けら
れ、上記円環状記録媒体の一方の側面と対向する第1の
円環底が設けられた第1のカバーと、上記第1の円環体
の内周面と嵌合する第2の円環体と上記第2の円環体の
軸方向の底部に設けられ、上記円環状記録媒体の他方の
側面と対向する第2の円環底が設けられた第2のカバー
とを備え、上記第1の円環体の内周面と上記第2の円環
体の外周面との間に、上記第1の円環体と上記第2の円
環体との抜けを防止する係止部材を設けたものである。
媒体カバーは、円環状記録媒体の内周面と嵌合する第1
の円環体と上記第1の円環体の軸方向の底部に設けら
れ、上記円環状記録媒体の一方の側面と対向する第1の
円環底が設けられた第1のカバーと、上記第1の円環体
の内周面と嵌合する第2の円環体と上記第2の円環体の
軸方向の底部に設けられ、上記円環状記録媒体の他方の
側面と対向する第2の円環底が設けられた第2のカバー
とを備え、上記第1の円環体の内周面と上記第2の円環
体の外周面との間に、上記第1の円環体と上記第2の円
環体との抜けを防止する係止部材を設けたものである。
【0012】また、次の発明に係わる円環状記録媒体の
媒体駆動装置は、外周側に記録面を有する円環状記録媒
体を回転させる駆動モータと、上記駆動モータの回転軸
に直交して回転自在に設けられ、上記円環状記録媒体が
載置されるテーブルと、上記テーブルの上記駆動モータ
の回転軸と同一軸上に設けられ、上記記録媒体の内周面
と嵌合する嵌合軸と、上記テーブルの上記嵌合軸と嵌合
する上記円環状記録媒体を上記テーブル方向に付勢する
付勢手段と、上記テーブルと上記円環状記録媒体との間
に設けられ、外径が上記円環状記録媒体の外径とほぼ同
じであり、所定の厚みを有する第1の厚み部材と、上記
円環状記録媒体と上記付勢手段との間に設けられ、外径
が上記円環状記録媒体の外径とほぼ同じであり、所定の
厚みを有する第2の厚み部材とを備え、上記第1の厚み
手段と上記第2の厚み手段により上記円環状記録媒体の
記録面を読取りを読取装置により読取り可能にするもの
である。
媒体駆動装置は、外周側に記録面を有する円環状記録媒
体を回転させる駆動モータと、上記駆動モータの回転軸
に直交して回転自在に設けられ、上記円環状記録媒体が
載置されるテーブルと、上記テーブルの上記駆動モータ
の回転軸と同一軸上に設けられ、上記記録媒体の内周面
と嵌合する嵌合軸と、上記テーブルの上記嵌合軸と嵌合
する上記円環状記録媒体を上記テーブル方向に付勢する
付勢手段と、上記テーブルと上記円環状記録媒体との間
に設けられ、外径が上記円環状記録媒体の外径とほぼ同
じであり、所定の厚みを有する第1の厚み部材と、上記
円環状記録媒体と上記付勢手段との間に設けられ、外径
が上記円環状記録媒体の外径とほぼ同じであり、所定の
厚みを有する第2の厚み部材とを備え、上記第1の厚み
手段と上記第2の厚み手段により上記円環状記録媒体の
記録面を読取りを読取装置により読取り可能にするもの
である。
【0013】また、次の発明に係わる円環状記録媒体の
媒体駆動装置は、嵌合軸と円環状記録媒体の内周面との
間に、上記円環状記録媒体と読取装置との距離を一定に
支持する位置決め部材を設けたものである。
媒体駆動装置は、嵌合軸と円環状記録媒体の内周面との
間に、上記円環状記録媒体と読取装置との距離を一定に
支持する位置決め部材を設けたものである。
【0014】更に、次の発明に係わる円環状記録媒体の
媒体駆動装置は、第1の厚み部材又は第2の厚み部材の
何れか一方を位置決め部材と一体に形成するものであ
る。
媒体駆動装置は、第1の厚み部材又は第2の厚み部材の
何れか一方を位置決め部材と一体に形成するものであ
る。
【0015】
実施の形態1.以下、この発明の一実施形態を図につい
て説明する。図1はこの発明に係わる円環状記録媒体の
分解斜視図であり、図において、1は円環状の第1の記
録体、2は第1の記録体1より径の小さい円環状の第2
の記録体、3は第2の記録体2より径の小さい円環状の
第3の記録体である。尚、実施の形態1の説明で使用す
る記録体は3つだが、実際の製品においては制限はな
い。また、図2は円環状記録媒体の組立斜視図であり、
図2(a)が上方斜視図、図2(b)が下方斜視図であ
る。図において、4は外部保護体、5は芯体、6は第1
の記録体1の内周面と第1の記録体2の外周面とに嵌合
する第1の内部保護体、7は第2の記録体2の内周面と
第3の記録体3の外周面とに嵌合する第2の内部保護体
である。
て説明する。図1はこの発明に係わる円環状記録媒体の
分解斜視図であり、図において、1は円環状の第1の記
録体、2は第1の記録体1より径の小さい円環状の第2
の記録体、3は第2の記録体2より径の小さい円環状の
第3の記録体である。尚、実施の形態1の説明で使用す
る記録体は3つだが、実際の製品においては制限はな
い。また、図2は円環状記録媒体の組立斜視図であり、
図2(a)が上方斜視図、図2(b)が下方斜視図であ
る。図において、4は外部保護体、5は芯体、6は第1
の記録体1の内周面と第1の記録体2の外周面とに嵌合
する第1の内部保護体、7は第2の記録体2の内周面と
第3の記録体3の外周面とに嵌合する第2の内部保護体
である。
【0016】また、図3は、円環状記録媒体の断面図で
あり、図4は図3のA部拡大図である。図において、8
は抜け防止凸部、9は抜け防止凸部8と嵌合する抜け防
止凹部、10は第1の嵌合部、11は第1の嵌合部10
と嵌合してゴミ等の侵入を防止する第2の嵌合部であ
る。尚、この円環状記録媒体の記録面は第1の記録体1
〜第3の記録体3の各々の外周面に設けられている。
あり、図4は図3のA部拡大図である。図において、8
は抜け防止凸部、9は抜け防止凸部8と嵌合する抜け防
止凹部、10は第1の嵌合部、11は第1の嵌合部10
と嵌合してゴミ等の侵入を防止する第2の嵌合部であ
る。尚、この円環状記録媒体の記録面は第1の記録体1
〜第3の記録体3の各々の外周面に設けられている。
【0017】次に、円環状記録媒体の嵌合動作を図4に
ついて説明する。最初に、外部保護体4と第1の記録体
1とを嵌合させる。この場合は、第1の記録体1を外部
保護体4に対し、図4の矢示B方向から嵌入して嵌合さ
せる。そうすると、外部保護体4側の抜け防止凸部8が
第1の記録体1の抜け防止凹部9と嵌合する。これによ
り、外部保護体4が第1の記録体1の記録面を保護し、
外部保護体4側の抜け防止凸部8と第1の記録体1の抜
け防止凹部9との嵌合が矢示C方向からのゴミ等の侵入
を防止する。この場合、外部保護体4側の第1の嵌合部
10と第1の記録体1側の第2の嵌合部11とが嵌合
し、矢示B方向からのゴミ等の侵入を防止する。次に、
第1の内部保護体6を第1の記録体1に対し矢示C方向
から嵌入させる。そうすると、第1の内部保護体6側の
抜け防止凸部8が第1の記録体1の抜け防止凹部9と嵌
合する。
ついて説明する。最初に、外部保護体4と第1の記録体
1とを嵌合させる。この場合は、第1の記録体1を外部
保護体4に対し、図4の矢示B方向から嵌入して嵌合さ
せる。そうすると、外部保護体4側の抜け防止凸部8が
第1の記録体1の抜け防止凹部9と嵌合する。これによ
り、外部保護体4が第1の記録体1の記録面を保護し、
外部保護体4側の抜け防止凸部8と第1の記録体1の抜
け防止凹部9との嵌合が矢示C方向からのゴミ等の侵入
を防止する。この場合、外部保護体4側の第1の嵌合部
10と第1の記録体1側の第2の嵌合部11とが嵌合
し、矢示B方向からのゴミ等の侵入を防止する。次に、
第1の内部保護体6を第1の記録体1に対し矢示C方向
から嵌入させる。そうすると、第1の内部保護体6側の
抜け防止凸部8が第1の記録体1の抜け防止凹部9と嵌
合する。
【0018】次に、第2の記録体2を第1の内部保護体
6に対し矢示B方向から嵌入させる。そうすると、第1
の内部保護体6側の抜け防止凸部8が第2の記録体2の
抜け防止凹部9と嵌合する。これにより、第1の内部保
護体6が第2の記録体2の記録面を保護し、第1の内部
保護体6側の抜け防止凸部8と第2の記録体2の抜け防
止凹部9との嵌合が矢示C方向からのゴミ等の侵入を防
止する。この場合、第1の内部保護体6側の第1の嵌合
部10と第2の記録体2側の第2の嵌合部11とが嵌合
し、矢示B方向からのゴミ等の侵入を防止する。以下、
第1の内部保護体6と第2の記録体2、第2の記録体2
と第2の内部保護体7、第2の内部保護体7と第3の記
録体3、及び第3の記録体3と芯体5とを各々嵌合さ
せ、嵌合動作を終了する。
6に対し矢示B方向から嵌入させる。そうすると、第1
の内部保護体6側の抜け防止凸部8が第2の記録体2の
抜け防止凹部9と嵌合する。これにより、第1の内部保
護体6が第2の記録体2の記録面を保護し、第1の内部
保護体6側の抜け防止凸部8と第2の記録体2の抜け防
止凹部9との嵌合が矢示C方向からのゴミ等の侵入を防
止する。この場合、第1の内部保護体6側の第1の嵌合
部10と第2の記録体2側の第2の嵌合部11とが嵌合
し、矢示B方向からのゴミ等の侵入を防止する。以下、
第1の内部保護体6と第2の記録体2、第2の記録体2
と第2の内部保護体7、第2の内部保護体7と第3の記
録体3、及び第3の記録体3と芯体5とを各々嵌合さ
せ、嵌合動作を終了する。
【0019】上記複数の記録体を嵌合により内部に収納
して形成した円環状記録媒体は、円筒状の記録媒体とほ
ぼ同じ記録容量を有しながら、長さは記録体の分割数だ
け短くなり、外形はコインとほぼ同一となりポケット等
にも手軽に挿入可能となるため、より携帯し易くなる。
尚、分割した複数の記録体の何れにも、円環状記録媒体
の全体のインデックスを記録しておけば良い。そうすれ
ば、ある1つの記録体のインデックスを検索すれば、目
的のデータがどの記録体に記録されているかが判別で
き、データの検索が行い易くなる。
して形成した円環状記録媒体は、円筒状の記録媒体とほ
ぼ同じ記録容量を有しながら、長さは記録体の分割数だ
け短くなり、外形はコインとほぼ同一となりポケット等
にも手軽に挿入可能となるため、より携帯し易くなる。
尚、分割した複数の記録体の何れにも、円環状記録媒体
の全体のインデックスを記録しておけば良い。そうすれ
ば、ある1つの記録体のインデックスを検索すれば、目
的のデータがどの記録体に記録されているかが判別で
き、データの検索が行い易くなる。
【0020】また、抜け防止凸部8と抜け防止凹部の嵌
合が記録体の抜けを防止するので携帯が便利になるとと
もに、外部からの記録面に対するゴミの侵入を防ぎ、記
録データの破壊を防止するので信頼性が向上する。更
に、第1の嵌合部10と第2の嵌合部11との嵌合が、
外部からの記録面に対するゴミの侵入を防ぎ、記録デー
タの破壊を防止するので信頼性が向上する。
合が記録体の抜けを防止するので携帯が便利になるとと
もに、外部からの記録面に対するゴミの侵入を防ぎ、記
録データの破壊を防止するので信頼性が向上する。更
に、第1の嵌合部10と第2の嵌合部11との嵌合が、
外部からの記録面に対するゴミの侵入を防ぎ、記録デー
タの破壊を防止するので信頼性が向上する。
【0021】実施の形態2.図5は、円環状記録媒体の
媒体カバーの構成を示す断面図であり、図3と同一符号
は同一、又は相当部分を示し説明を省略する。図におい
て、100は円環状の媒体カバーであり、101は底
部、102は円環部、103は底部101に設けられた
凸部、104は円環部102の内周面に形成された凸部
である。また、4aは外周面に凸部104と嵌合する凹
部14が形成された外部保護体であり、その他の機能は
図4に示す外部保護体4と同一である。
媒体カバーの構成を示す断面図であり、図3と同一符号
は同一、又は相当部分を示し説明を省略する。図におい
て、100は円環状の媒体カバーであり、101は底
部、102は円環部、103は底部101に設けられた
凸部、104は円環部102の内周面に形成された凸部
である。また、4aは外周面に凸部104と嵌合する凹
部14が形成された外部保護体であり、その他の機能は
図4に示す外部保護体4と同一である。
【0022】また、円環状記録媒体と媒体カバー100
とは、円環状記録媒体に対し、媒体カバー100を矢示
D方向から嵌入させる。これにより、芯体5と凸部10
3とが嵌合し、凸部104と凹部14とが嵌合して円環
状記録媒体は媒体カバー100に固定される。また、底
部101の円環状記録媒体との対向位置に穴部(図示せ
ず)を設けておき、上記穴部から上記円環状記録媒体を
押し出すことで、媒体カバー100から円環状記録媒体
を外すことも可能である。
とは、円環状記録媒体に対し、媒体カバー100を矢示
D方向から嵌入させる。これにより、芯体5と凸部10
3とが嵌合し、凸部104と凹部14とが嵌合して円環
状記録媒体は媒体カバー100に固定される。また、底
部101の円環状記録媒体との対向位置に穴部(図示せ
ず)を設けておき、上記穴部から上記円環状記録媒体を
押し出すことで、媒体カバー100から円環状記録媒体
を外すことも可能である。
【0023】これにより、円環状記録媒体は、媒体カバ
ー100により保持されるため、外部からの円環状記録
媒体への衝撃を緩和して記録面の破壊を防止でき、信頼
性が向上する。
ー100により保持されるため、外部からの円環状記録
媒体への衝撃を緩和して記録面の破壊を防止でき、信頼
性が向上する。
【0024】実施の形態3.図6は、円環状記録媒体の
媒体カバーの構成の別例を示す断面図であり、図3と同
一符号は同一、又は相当部分を示し説明を省略する。図
において、110は媒体カバーであり、第1カバー部1
11と第2カバー部115とにより構成される。また、
112は第1カバー底部、113は第1カバー円環部、
114は第1カバー凸部である。また、116は第2カ
バー底部、117は第2カバー円環部、118は第2カ
バー凹部である。
媒体カバーの構成の別例を示す断面図であり、図3と同
一符号は同一、又は相当部分を示し説明を省略する。図
において、110は媒体カバーであり、第1カバー部1
11と第2カバー部115とにより構成される。また、
112は第1カバー底部、113は第1カバー円環部、
114は第1カバー凸部である。また、116は第2カ
バー底部、117は第2カバー円環部、118は第2カ
バー凹部である。
【0025】次に、円環状記録媒体と媒体カバー110
との嵌合動作を説明する。最初に、第1カバー部111
を円環状記録媒体に対して矢示E方向から嵌入させる。
これにより、第1カバー円環部113と芯体5とが嵌合
する。次に、第2カバー部115を第1カバー部111
に対して矢示F方向から嵌入させる。これにより、第1
カバー円環部113と第2カバー円環部117とが嵌合
し、第1カバー凸部114と第2カバー凹部118との
嵌合により円環状記録媒体が保持される。
との嵌合動作を説明する。最初に、第1カバー部111
を円環状記録媒体に対して矢示E方向から嵌入させる。
これにより、第1カバー円環部113と芯体5とが嵌合
する。次に、第2カバー部115を第1カバー部111
に対して矢示F方向から嵌入させる。これにより、第1
カバー円環部113と第2カバー円環部117とが嵌合
し、第1カバー凸部114と第2カバー凹部118との
嵌合により円環状記録媒体が保持される。
【0026】これにより、円環状記録媒体は、第1カバ
ー部111及び第2カバー部115より構成される媒体
カバー110により保持されるため、外部からの円環状
記録媒体への衝撃を緩和して記録面の破壊を防止でき、
信頼性が向上する。更に、媒体カバー110は、円環状
記録媒体に対する付勢箇所が無いので、記録面の破壊を
防止でき、信頼性が向上する。
ー部111及び第2カバー部115より構成される媒体
カバー110により保持されるため、外部からの円環状
記録媒体への衝撃を緩和して記録面の破壊を防止でき、
信頼性が向上する。更に、媒体カバー110は、円環状
記録媒体に対する付勢箇所が無いので、記録面の破壊を
防止でき、信頼性が向上する。
【0027】実施の形態4.図7は、円環状記録媒体を
駆動する媒体駆動装置の構成図であり、図3と同一符号
は同一、又は相当部分を示し説明を省略する。図におい
て、19は媒体駆動装置内のフレーム、20はスピンド
ルモータ、21はターンテーブル、22は芯体5と嵌合
するセンター部材、23はセンター部材22に埋めこま
れた磁石、24はコレット、25はコレット24に設け
られ、磁石23と対向する磁性材、26は第1の厚み部
材、27は第2の厚み部材である。また、28は光ピッ
クアップ、29は第1のキャリッジ、30は第1のラッ
ク、31は第1のステップモータ、32は第1の歯車、
33は第1のガイドロッド、34は第1の固定部材であ
る。 また、35は第2のキャリッジ、36は第2のラ
ック、37は第2のステップモータ、38は第2の歯
車、39は第2のガイドロッド、40は第2の固定部材
である。
駆動する媒体駆動装置の構成図であり、図3と同一符号
は同一、又は相当部分を示し説明を省略する。図におい
て、19は媒体駆動装置内のフレーム、20はスピンド
ルモータ、21はターンテーブル、22は芯体5と嵌合
するセンター部材、23はセンター部材22に埋めこま
れた磁石、24はコレット、25はコレット24に設け
られ、磁石23と対向する磁性材、26は第1の厚み部
材、27は第2の厚み部材である。また、28は光ピッ
クアップ、29は第1のキャリッジ、30は第1のラッ
ク、31は第1のステップモータ、32は第1の歯車、
33は第1のガイドロッド、34は第1の固定部材であ
る。 また、35は第2のキャリッジ、36は第2のラ
ック、37は第2のステップモータ、38は第2の歯
車、39は第2のガイドロッド、40は第2の固定部材
である。
【0028】次に、この媒体駆動装置の動作を説明する
が、ここでは第2の記録体2に対する記録再生動作を説
明する。尚、この場合、外部保護体4及び第1の記録体
1は円環状記録媒体より抜き取られているものとする。
この媒体駆動装置では、各々の記録体との位置合せのた
めにセンター部材22と芯体5とは互いに嵌合する大き
さに調整され、光ピックアップ28により記録再生動作
がされる記録体は、直接又は間接的に芯体5により位置
決めされる。また、図7に示す第1の厚み部材26及び
第2の厚み部材27は、第2の記録体2と径が同一のも
のが使用されており、光ピックアップ28による第2の
記録体2の上限又は下限の記録面を読取り可能としてい
る。尚、第1の記録体1を光ピックアップ28が読み込
む場合は、第1の記録体1と外径が同一な第1の厚み部
材及び第2の厚み部材(図示せず)を使用し、第3の記
録体3を光ピックアップ28が読み込む場合は、第3の
記録体3と外径が同一な第1の厚み部材及び第2の厚み
部材(図示せず)を使用して、各々の記録面の上限又は
下限を読取り可能としている。
が、ここでは第2の記録体2に対する記録再生動作を説
明する。尚、この場合、外部保護体4及び第1の記録体
1は円環状記録媒体より抜き取られているものとする。
この媒体駆動装置では、各々の記録体との位置合せのた
めにセンター部材22と芯体5とは互いに嵌合する大き
さに調整され、光ピックアップ28により記録再生動作
がされる記録体は、直接又は間接的に芯体5により位置
決めされる。また、図7に示す第1の厚み部材26及び
第2の厚み部材27は、第2の記録体2と径が同一のも
のが使用されており、光ピックアップ28による第2の
記録体2の上限又は下限の記録面を読取り可能としてい
る。尚、第1の記録体1を光ピックアップ28が読み込
む場合は、第1の記録体1と外径が同一な第1の厚み部
材及び第2の厚み部材(図示せず)を使用し、第3の記
録体3を光ピックアップ28が読み込む場合は、第3の
記録体3と外径が同一な第1の厚み部材及び第2の厚み
部材(図示せず)を使用して、各々の記録面の上限又は
下限を読取り可能としている。
【0029】最初に、第2の記録体2の記録面が露出し
た円環状記録媒体を第1の厚み部材26及び第2の厚み
部材27により芯体5の内周穴と位置調整を行いながら
押さえこむ。次にターンテーブル21上のセンター部材
22に記録媒体を嵌入し、コレット24により第1の押
え部材26を押さえこむことで記録媒体は固定され、磁
石23と磁性材25との吸引力によりコレット24は第
1の厚み部材26方向に付勢する。
た円環状記録媒体を第1の厚み部材26及び第2の厚み
部材27により芯体5の内周穴と位置調整を行いながら
押さえこむ。次にターンテーブル21上のセンター部材
22に記録媒体を嵌入し、コレット24により第1の押
え部材26を押さえこむことで記録媒体は固定され、磁
石23と磁性材25との吸引力によりコレット24は第
1の厚み部材26方向に付勢する。
【0030】また、第2の記録体2に対する情報の記録
・再生は光ピックアップ28により行われる。光ピック
アップ28内には記録媒体の記録面に追従するトラッキ
ング機構(図示せず)とフォーカシング機構(図示せ
ず)が内蔵されている。光ピックアップ28を目的とす
る記録面に移動させる場合は、トラッキング機構により
第1のステップモータ31によって第1のキャリッジ2
9を移動させることで行われる。また、センター部材2
2に円環状記録媒体が嵌合してない場合は、フォーカシ
ング機構により第2のキャリッジ35が第2のステップ
モータ37により右端に移動し、光ピックアップ28を
待避させる。次に、センター部材22に円環状記録媒体
を嵌合させた場合は、フォーカシング機構により第2の
キャリッジ35が光ピックアップ28を円環状記録媒体
の記録面をフォーカスできる位置まで移動させる。更
に、光ピックアップ28により記録面を読取る場合の光
ピックアップ28と記録面とのフォーカスの微調整をフ
ォーカシング機構により行う。
・再生は光ピックアップ28により行われる。光ピック
アップ28内には記録媒体の記録面に追従するトラッキ
ング機構(図示せず)とフォーカシング機構(図示せ
ず)が内蔵されている。光ピックアップ28を目的とす
る記録面に移動させる場合は、トラッキング機構により
第1のステップモータ31によって第1のキャリッジ2
9を移動させることで行われる。また、センター部材2
2に円環状記録媒体が嵌合してない場合は、フォーカシ
ング機構により第2のキャリッジ35が第2のステップ
モータ37により右端に移動し、光ピックアップ28を
待避させる。次に、センター部材22に円環状記録媒体
を嵌合させた場合は、フォーカシング機構により第2の
キャリッジ35が光ピックアップ28を円環状記録媒体
の記録面をフォーカスできる位置まで移動させる。更
に、光ピックアップ28により記録面を読取る場合の光
ピックアップ28と記録面とのフォーカスの微調整をフ
ォーカシング機構により行う。
【0031】この媒体駆動装置により本願発明の円環状
記録媒体を簡単に駆動でき、円環状記録媒体が有する記
録面に対して記録・再生ができるようになる。
記録媒体を簡単に駆動でき、円環状記録媒体が有する記
録面に対して記録・再生ができるようになる。
【0032】実施の形態5.図8は、円環状記録媒体を
駆動する媒体駆動装置の別例を示す構成図であり、図7
と同一符号は同一、又は相当部分を示し説明を省略す
る。図において、41は第2の記録体2と光ピックアッ
プ28との距離を一定に保つ第2の位置決め部材であ
り、その他に第1の記録体1用の第1の位置決め部材
(図示せず)及び第3の記録体3用の第3の位置決め部
材(図示せず)が別に用意されている。
駆動する媒体駆動装置の別例を示す構成図であり、図7
と同一符号は同一、又は相当部分を示し説明を省略す
る。図において、41は第2の記録体2と光ピックアッ
プ28との距離を一定に保つ第2の位置決め部材であ
り、その他に第1の記録体1用の第1の位置決め部材
(図示せず)及び第3の記録体3用の第3の位置決め部
材(図示せず)が別に用意されている。
【0033】図7の構成では、芯体5とセンター部材2
2との嵌合によりスピンドルモータ20を回転させて光
ピックアップ28により記録面を読みとっていたが、円
環状記録媒体の構成は図4のようになっており、各々が
抜け防止凸部8と連結凹部9との嵌合により連結されて
おり、ガタが生じ易い。つまり、図7の構成では、上記
ガタにより第2の記録体2と光ピックアップ28との距
離を一定に保つことが難しく、読取りエラーが発生し易
い。これに対し、図8の構成では、第2の位置決め部材
41の内径がセンター部材22と嵌合し、第2の位置決
め部材41の外径が第2の記録体2の内径と嵌合して第
2の記録体2の記録面と光ピックアップ28との距離を
一定に保っている。
2との嵌合によりスピンドルモータ20を回転させて光
ピックアップ28により記録面を読みとっていたが、円
環状記録媒体の構成は図4のようになっており、各々が
抜け防止凸部8と連結凹部9との嵌合により連結されて
おり、ガタが生じ易い。つまり、図7の構成では、上記
ガタにより第2の記録体2と光ピックアップ28との距
離を一定に保つことが難しく、読取りエラーが発生し易
い。これに対し、図8の構成では、第2の位置決め部材
41の内径がセンター部材22と嵌合し、第2の位置決
め部材41の外径が第2の記録体2の内径と嵌合して第
2の記録体2の記録面と光ピックアップ28との距離を
一定に保っている。
【0034】これにより、光ピックアップ28により第
2の記録体2の記録面を読取り時、読み取りエラーが発
生しにくくなり、信頼性の高い円環状記録媒体の媒体駆
動装置を提供できる。
2の記録体2の記録面を読取り時、読み取りエラーが発
生しにくくなり、信頼性の高い円環状記録媒体の媒体駆
動装置を提供できる。
【0035】実施の形態6.図9は、円環状記録媒体を
駆動する媒体駆動装置の更なる別例を示す構成図であ
り、図7と同一符号は同一、又は相当部分を示し説明を
省略する。図において、42は図8の第2の厚み部材2
7と第2の位置決め部材41とを一体に形成した第2の
一体部材である。尚、その他に第1の記録体1用の第1
の一体部材(図示せず)及び第3の記録体3用の第3の
一体部材(図示せず)が別に用意されている。
駆動する媒体駆動装置の更なる別例を示す構成図であ
り、図7と同一符号は同一、又は相当部分を示し説明を
省略する。図において、42は図8の第2の厚み部材2
7と第2の位置決め部材41とを一体に形成した第2の
一体部材である。尚、その他に第1の記録体1用の第1
の一体部材(図示せず)及び第3の記録体3用の第3の
一体部材(図示せず)が別に用意されている。
【0036】これにより、第2の記録体2を媒体駆動装
置に嵌合させる手順を簡略化でき、取付が簡単となる。
また、以上記載した実施の形態は、本願発明の一例を示
したものであり、本願発明が上記実施の形態に拘束され
るものではないことは言うまでもない。
置に嵌合させる手順を簡略化でき、取付が簡単となる。
また、以上記載した実施の形態は、本願発明の一例を示
したものであり、本願発明が上記実施の形態に拘束され
るものではないことは言うまでもない。
【0037】
【発明の効果】この発明によれば、円環状記録媒体は、
円環状で外周面に記録面を有する記録体と、円環状で外
周面に記録面を有し、軸方向の長さが上記記録体と略同
一で、上記記録体の径より小さい内部記録体とを備え、
上記記録体の内側に上記内部記録体を収納可能とするこ
とで、円筒状の記録媒体とほぼ同じ記録容量を有しなが
ら、長さは記録体の分割数だけ短くなり、外形はコイン
とほぼ同一となりポケット等にも手軽に挿入可能となる
ため、より携帯し易くなる効果がある。
円環状で外周面に記録面を有する記録体と、円環状で外
周面に記録面を有し、軸方向の長さが上記記録体と略同
一で、上記記録体の径より小さい内部記録体とを備え、
上記記録体の内側に上記内部記録体を収納可能とするこ
とで、円筒状の記録媒体とほぼ同じ記録容量を有しなが
ら、長さは記録体の分割数だけ短くなり、外形はコイン
とほぼ同一となりポケット等にも手軽に挿入可能となる
ため、より携帯し易くなる効果がある。
【0038】また、次の発明によれば、円環状記録媒体
は、記録体の外周側に、上記記録体と嵌合して上記記録
体の記録面を保護する環状の外部保護体を設けたので、
記録体の記録面が壊れにくく信頼性が向上する効果があ
る。
は、記録体の外周側に、上記記録体と嵌合して上記記録
体の記録面を保護する環状の外部保護体を設けたので、
記録体の記録面が壊れにくく信頼性が向上する効果があ
る。
【0039】また、次の発明によれば、円環状記録媒体
は、記録体と内部記録体との間、又は複数設けられた径
の異なる内部記録体との間において、外側の記録体の内
周側と内側の記録体の外周側と嵌合して上記内側の記録
体の記録面を保護する環状の内部保護体を設けたので、
内部記録体の記録面が壊れにくく信頼性が向上する効果
がある。
は、記録体と内部記録体との間、又は複数設けられた径
の異なる内部記録体との間において、外側の記録体の内
周側と内側の記録体の外周側と嵌合して上記内側の記録
体の記録面を保護する環状の内部保護体を設けたので、
内部記録体の記録面が壊れにくく信頼性が向上する効果
がある。
【0040】また、次の発明によれば、円環状記録媒体
は、外部保護体と記録体との間、又は上記記録体と内部
保護体との間、又は上記内部保護体と内部記録体との間
の少なくとも何れかに、上記各々の抜けを防止する抜け
防止部を形成したので、記録体又は内部記録体の抜けを
防止できるため、円環状記録媒体を携帯している場合の
安全性が向上する。
は、外部保護体と記録体との間、又は上記記録体と内部
保護体との間、又は上記内部保護体と内部記録体との間
の少なくとも何れかに、上記各々の抜けを防止する抜け
防止部を形成したので、記録体又は内部記録体の抜けを
防止できるため、円環状記録媒体を携帯している場合の
安全性が向上する。
【0041】また、次の発明によれば、円環状記録媒体
の媒体カバーは、円環状記録媒体の外周面と嵌合する円
環体と、上記円環体の軸方向の底部に設けられた円環底
と、上記円環底に設けられ、上記円環状記録媒体の内周
面と嵌合する嵌合体と、上記円環体の内周面に設けら
れ、上記円環状記録媒体の外周面に設けられた係止部と
嵌合して上記円環状記録媒体の抜けを防止する媒体係止
部とを備えたので、円環状記録媒体と嵌合し、外部から
の円環状記録媒体ヘの衝撃を緩和する効果がある。
の媒体カバーは、円環状記録媒体の外周面と嵌合する円
環体と、上記円環体の軸方向の底部に設けられた円環底
と、上記円環底に設けられ、上記円環状記録媒体の内周
面と嵌合する嵌合体と、上記円環体の内周面に設けら
れ、上記円環状記録媒体の外周面に設けられた係止部と
嵌合して上記円環状記録媒体の抜けを防止する媒体係止
部とを備えたので、円環状記録媒体と嵌合し、外部から
の円環状記録媒体ヘの衝撃を緩和する効果がある。
【0042】また、次の発明によれば、円環状記録媒体
の媒体カバーは、円環状記録媒体の内周面と嵌合する第
1の円環体と上記第1の円環体の軸方向の底部に設けら
れ、上記円環状記録媒体の一方の側面と対向する第1の
円環底が設けられた第1のカバーと、上記第1の円環体
の内周面と嵌合する第2の円環体と上記第2の円環体の
軸方向の底部に設けられ、上記円環状記録媒体の他方の
側面と対向する第2の円環底が設けられた第2のカバー
とを備え、上記第1の円環体の内周面と上記第2の円環
体の外周面との間に、上記第1の円環体と上記第2の円
環体との抜けを防止する係止部材を設けたので、円環状
記録媒体をカバーする場合に該円環状記録媒体に対する
付勢箇所が無いため、記録面の破壊を防止できる効果が
ある。
の媒体カバーは、円環状記録媒体の内周面と嵌合する第
1の円環体と上記第1の円環体の軸方向の底部に設けら
れ、上記円環状記録媒体の一方の側面と対向する第1の
円環底が設けられた第1のカバーと、上記第1の円環体
の内周面と嵌合する第2の円環体と上記第2の円環体の
軸方向の底部に設けられ、上記円環状記録媒体の他方の
側面と対向する第2の円環底が設けられた第2のカバー
とを備え、上記第1の円環体の内周面と上記第2の円環
体の外周面との間に、上記第1の円環体と上記第2の円
環体との抜けを防止する係止部材を設けたので、円環状
記録媒体をカバーする場合に該円環状記録媒体に対する
付勢箇所が無いため、記録面の破壊を防止できる効果が
ある。
【0043】また、次の発明によれば、円環状記録媒体
の媒体駆動装置は、テーブルと円環状記録媒体との間に
設けられ、外径が上記円環状記録媒体の外径とほぼ同じ
であり、所定の厚みを有する第1の厚み部材と、上記円
環状記録媒体と付勢手段との間に設けられ、外径が上記
円環状記録媒体の外径とほぼ同じであり、所定の厚みを
有する第2の厚み部材とを備え、上記第1の厚み手段と
上記第2の厚み手段により上記円環状記録媒体の記録面
を読取りを読取装置により読取り可能にするので、円環
状記録媒体が有する記録面に対して記録・再生ができる
効果がある。
の媒体駆動装置は、テーブルと円環状記録媒体との間に
設けられ、外径が上記円環状記録媒体の外径とほぼ同じ
であり、所定の厚みを有する第1の厚み部材と、上記円
環状記録媒体と付勢手段との間に設けられ、外径が上記
円環状記録媒体の外径とほぼ同じであり、所定の厚みを
有する第2の厚み部材とを備え、上記第1の厚み手段と
上記第2の厚み手段により上記円環状記録媒体の記録面
を読取りを読取装置により読取り可能にするので、円環
状記録媒体が有する記録面に対して記録・再生ができる
効果がある。
【0044】また、次の発明によれば、円環状記録媒体
の媒体駆動装置は、嵌合軸と円環状記録媒体の内周面と
の間に、上記円環状記録媒体と読取装置との距離を一定
に支持する位置決め部材を設けたので、読取りエラーが
発生しにくくなる効果がある。
の媒体駆動装置は、嵌合軸と円環状記録媒体の内周面と
の間に、上記円環状記録媒体と読取装置との距離を一定
に支持する位置決め部材を設けたので、読取りエラーが
発生しにくくなる効果がある。
【0045】更に、次の発明によれば、円環状記録媒体
の媒体駆動装置は、第1の厚み部材又は第2の厚み部材
の何れか一方を位置決め部材と一体に形成するので、取
付が簡単になる効果がある。
の媒体駆動装置は、第1の厚み部材又は第2の厚み部材
の何れか一方を位置決め部材と一体に形成するので、取
付が簡単になる効果がある。
【図1】 この発明の実施の形態1による円環状記録媒
体の分解斜視図である。
体の分解斜視図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による円環状記録媒
体の組立斜視図であり、図2(a)が上方斜視図、図2
(b)が下方斜視図である。
体の組立斜視図であり、図2(a)が上方斜視図、図2
(b)が下方斜視図である。
【図3】 図2に示す円環状記録媒体の断面図である。
【図4】 図3のA部拡大図である。
【図5】 この発明の実施の形態2による円環状記録媒
体の媒体カバーの構成を示す断面図である。
体の媒体カバーの構成を示す断面図である。
【図6】 この発明の実施の形態3による円環状記録媒
体の媒体カバーの構成を示す断面図である。
体の媒体カバーの構成を示す断面図である。
【図7】 この発明の実施の形態4による円環状記録媒
体の媒体駆動装置の構成図である。
体の媒体駆動装置の構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態5による円環状記録媒
体の媒体駆動装置の別例を示す構成図である。
体の媒体駆動装置の別例を示す構成図である。
【図9】 この発明の実施の形態4による円環状記録媒
体の媒体駆動装置の更なる別例を示す構成図である。
体の媒体駆動装置の更なる別例を示す構成図である。
1 第1の記録体 2 第2の記録体 3 第3の記録体 4 外部保護体 5 芯体 6 第1の内部保護体 7 第2の内部保護体 8 抜け防止凸部 9 抜け防止凹部 10 第1の嵌合部 11 第2の嵌合部 14 凹部 19 フレーム 21 ターンテーブル 22 センター部材 23 磁石 24 コレット 25 磁性材 26 第1の厚み部材 27 第2の厚み部材 28 光ピックアップ 41 第2の位置決め部材 42 第2の一体部材 100 媒体カバー 101 底部 102 円環部 103 凸部 104 凸部 110 媒体カバー 111 第1カバー部 112 第1カバー底部 113 第1カバー円環部 114 第1カバー凸部 115 第2カバー部 116 第2カバー底部 117 第2カバー円環部 118 第2カバー凹部
Claims (9)
- 【請求項1】 円環状で外周面に記録面を有する記録体
と、 円環状で外周面に記録面を有し、軸方向の長さが上記記
録体と略同一で、上記記録体の径より小さい内部記録体
とを備え、 上記記録体の内側に上記内部記録体を収納可能とするこ
とを特徴とする円環状記録媒体。 - 【請求項2】 記録体の外周側に、上記記録体と嵌合し
て上記記録体の記録面を保護する環状の外部保護体を設
けたことを特徴とする請求項第1項記載の円環状記録媒
体。 - 【請求項3】 記録体と内部記録体との間、又は複数設
けられた径の異なる内部記録体との間において、外側の
記録体の内周側と内側の記録体の外周側と嵌合して上記
内側の記録体の記録面を保護する環状の内部保護体を設
けたことを特徴とする請求項第1項記載の円環状記録媒
体。 - 【請求項4】 外部保護体と記録体との間、又は上記記
録体と内部保護体との間、又は上記内部保護体と内部記
録体との間の少なくとも何れかに、上記各々の抜けを防
止する抜け防止部を形成したことを特徴とする請求項第
2項又は第3項の何れかに記載の円環状記録媒体。 - 【請求項5】 円環状記録媒体の外周面と嵌合する円環
体と、 上記円環体の軸方向の底部に設けられた円環底と、 上記円環底に設けられ、上記円環状記録媒体の内周面と
嵌合する嵌合体と、 上記円環体の内周面に設けられ、上記円環状記録媒体の
外周面に設けられた係止部と嵌合して上記円環状記録媒
体の抜けを防止する媒体係止部とを備えたことを特徴と
する円環状記録媒体の媒体カバー。 - 【請求項6】 円環状記録媒体の内周面と嵌合する第1
の円環体と上記第1の円環体の軸方向の底部に設けら
れ、上記円環状記録媒体の一方の側面と対向する第1の
円環底が設けられた第1のカバーと、 上記第1の円環体の内周面と嵌合する第2の円環体と上
記第2の円環体の軸方向の底部に設けられ、上記円環状
記録媒体の他方の側面と対向する第2の円環底が設けら
れた第2のカバーとを備え、 上記第1の円環体の内周面と上記第2の円環体の外周面
との間に、上記第1の円環体と上記第2の円環体との抜
けを防止する係止部材を設けたことを特徴とする円環状
記録媒体の媒体カバー。 - 【請求項7】 外周側に記録面を有する円環状記録媒体
を回転させる駆動モータと、 上記駆動モータの回転軸に直交して回転自在に設けら
れ、上記円環状記録媒体が載置されるテーブルと、 上記テーブルの上記駆動モータの回転軸と同一軸上に設
けられ、上記記録媒体の内周面と嵌合する嵌合軸と、 上記テーブルの上記嵌合軸と嵌合する上記円環状記録媒
体を上記テーブル方向に付勢する付勢手段と、 上記テーブルと上記円環状記録媒体との間に設けられ、
外径が上記円環状記録媒体の外径とほぼ同じであり、所
定の厚みを有する第1の厚み部材と、 上記円環状記録媒体と上記付勢手段との間に設けられ、
外径が上記円環状記録媒体の外径とほぼ同じであり、所
定の厚みを有する第2の厚み部材とを備え、 上記第1の厚み手段と上記第2の厚み手段により上記円
環状記録媒体の記録面を読取りを読取装置により読取り
可能にすることを特徴とする円環状記録媒体の媒体駆動
装置。 - 【請求項8】 嵌合軸と円環状記録媒体の内周面との間
に、上記円環状記録媒体と読取装置との距離を一定に支
持する位置決め部材を設けたことを特徴とする請求項第
7項記載の円環状記録媒体の媒体駆動装置。 - 【請求項9】 第1の厚み部材又は第2の厚み部材の何
れか一方を位置決め部材と一体に形成することを特徴と
する請求項第8項記載の円環状記録媒体の媒体駆動装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9056135A JPH10255333A (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | 円環状記録媒体及び該円環状記録媒体の媒体カバー及び該円環状記録媒体の媒体駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9056135A JPH10255333A (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | 円環状記録媒体及び該円環状記録媒体の媒体カバー及び該円環状記録媒体の媒体駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10255333A true JPH10255333A (ja) | 1998-09-25 |
Family
ID=13018642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9056135A Pending JPH10255333A (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | 円環状記録媒体及び該円環状記録媒体の媒体カバー及び該円環状記録媒体の媒体駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10255333A (ja) |
-
1997
- 1997-03-11 JP JP9056135A patent/JPH10255333A/ja active Pending
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