JPH10254708A - 情報処理装置及び該装置におけるソフトウェアインストール方法と前記装置を含む情報処理システム - Google Patents
情報処理装置及び該装置におけるソフトウェアインストール方法と前記装置を含む情報処理システムInfo
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- JPH10254708A JPH10254708A JP6117897A JP6117897A JPH10254708A JP H10254708 A JPH10254708 A JP H10254708A JP 6117897 A JP6117897 A JP 6117897A JP 6117897 A JP6117897 A JP 6117897A JP H10254708 A JPH10254708 A JP H10254708A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 地域情報の選択を自動的に行うことにより、
メーカによるプレインストール作成の手間の軽減と、ユ
ーザによる地域選択の負担をなくした情報処理装置及び
該装置におけるソフトウェアインストール方法と前記装
置を含む情報処理システムを提供する。 【解決手段】 ＰＣ１００と電話網１２０とを接続した
状態でＰＣ１００を立ち上げると、地域情報設定部１０
２に保持されている地域情報を読み出し、その地域情報
に対応するサポートセンタの電話番号をテーブル１０４
を参照して取得し、その電話番号に基づいてサポートセ
ンタに発呼し、そのサポートセンタに保持されている地
域依存ソフトウェアを電話網１２０を介して取得する。
こうして取得したソフトウェアをソフトウェアインスト
ール部１０６によりＰＣ１００にインストールする。
メーカによるプレインストール作成の手間の軽減と、ユ
ーザによる地域選択の負担をなくした情報処理装置及び
該装置におけるソフトウェアインストール方法と前記装
置を含む情報処理システムを提供する。 【解決手段】 ＰＣ１００と電話網１２０とを接続した
状態でＰＣ１００を立ち上げると、地域情報設定部１０
２に保持されている地域情報を読み出し、その地域情報
に対応するサポートセンタの電話番号をテーブル１０４
を参照して取得し、その電話番号に基づいてサポートセ
ンタに発呼し、そのサポートセンタに保持されている地
域依存ソフトウェアを電話網１２０を介して取得する。
こうして取得したソフトウェアをソフトウェアインスト
ール部１０６によりＰＣ１００にインストールする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばワークステ
ーション、パーソナルコンピュータ、ワードプロセッサ
等の情報処理装置及び該装置におけるソフトウェアイン
ストール方法と前記装置を含む情報処理システムに関す
るものである。
ーション、パーソナルコンピュータ、ワードプロセッサ
等の情報処理装置及び該装置におけるソフトウェアイン
ストール方法と前記装置を含む情報処理システムに関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】近年のパーソナルコンピュータ（ＰＣ）
は、そのＰＣに実装されて使用されるオペレーティング
システム（ＯＳ）、プリンタドライバなどのデバイスド
ライバ、及びアプリケーション・プログラム等の各種ソ
フトウェアが、そのＰＣに実装されているハードディス
クなどの大容量記憶装置に予めインストールされた状態
で出荷されており、これはソフトウェアのプレインスト
ールと呼ばれている。このため、そのＰＣを購入したエ
ンドユーザは、その購入後、そのＰＣの電源を投入する
だけで、直ちにそのＰＣを使用することができる。
は、そのＰＣに実装されて使用されるオペレーティング
システム（ＯＳ）、プリンタドライバなどのデバイスド
ライバ、及びアプリケーション・プログラム等の各種ソ
フトウェアが、そのＰＣに実装されているハードディス
クなどの大容量記憶装置に予めインストールされた状態
で出荷されており、これはソフトウェアのプレインスト
ールと呼ばれている。このため、そのＰＣを購入したエ
ンドユーザは、その購入後、そのＰＣの電源を投入する
だけで、直ちにそのＰＣを使用することができる。
【０００３】なお、このプレインストールに際しては、
プレインストールされるソフトウェアは、そのＰＣの販
売地域と、その地域で使用される言語に応じて決定され
る必要がある。
プレインストールされるソフトウェアは、そのＰＣの販
売地域と、その地域で使用される言語に応じて決定され
る必要がある。
【０００４】従来は、共通言語が使用されていて、その
販売地域だけが異なる場合、ＰＣにプレインストールす
る方法として以下の方法があった。 （方法１）販売地域毎にプレインストール・ソフトウェ
アを用意する。 （方法２）販売対象となる全ての地域に対応するソフト
ウェアをひとつだけ用意しておき、そのＰＣを購入した
ユーザが最初にそのＰＣの電源を投入する際に、そのユ
ーザにより、そのユーザの属している地域を選択させ、
その指定された地域に適切なソフトウェアをインストー
ルする。
販売地域だけが異なる場合、ＰＣにプレインストールす
る方法として以下の方法があった。 （方法１）販売地域毎にプレインストール・ソフトウェ
アを用意する。 （方法２）販売対象となる全ての地域に対応するソフト
ウェアをひとつだけ用意しておき、そのＰＣを購入した
ユーザが最初にそのＰＣの電源を投入する際に、そのユ
ーザにより、そのユーザの属している地域を選択させ、
その指定された地域に適切なソフトウェアをインストー
ルする。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このため、従来は以下
のような問題があった。
のような問題があった。
【０００６】まず方法１では、販売地域毎にプレインス
トールのマスタを作成しなければならないため、その作
成・評価、および管理の手間がかかる。
トールのマスタを作成しなければならないため、その作
成・評価、および管理の手間がかかる。
【０００７】方法２では、ユーザが手動でそのユーザの
属している地域を選択して指示しなければならないた
め、その操作に手間がかかる。特に、パーソナルコンピ
ュータに経験のないユーザにとっては、戸惑って選択で
きないか、または誤った選択を行う可能性があり、この
ような誤った選択がなされると、そのユーザにとって極
めて操作しにくいか、又は全く使えないＰＣとなってし
まう虞がある。
属している地域を選択して指示しなければならないた
め、その操作に手間がかかる。特に、パーソナルコンピ
ュータに経験のないユーザにとっては、戸惑って選択で
きないか、または誤った選択を行う可能性があり、この
ような誤った選択がなされると、そのユーザにとって極
めて操作しにくいか、又は全く使えないＰＣとなってし
まう虞がある。
【０００８】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、地域情報の選択を自動的に行うことにより、ユーザ
によるプレインストールの手間の軽減と地域選択の負担
をなくした情報処理装置及び該装置におけるソフトウェ
アインストール方法と前記装置を含む情報処理システム
を提供することを目的とする。
で、地域情報の選択を自動的に行うことにより、ユーザ
によるプレインストールの手間の軽減と地域選択の負担
をなくした情報処理装置及び該装置におけるソフトウェ
アインストール方法と前記装置を含む情報処理システム
を提供することを目的とする。
【０００９】また本発明の目的は、ユーザが地域情報の
設定を行わなくても、自動的にその地域に応じたインス
トールソフトウェアを取得して情報処理装置にインスト
ールすることができる情報処理装置及び該装置における
ソフトウェアインストール方法と前記装置を含む情報処
理システムを提供することにある。
設定を行わなくても、自動的にその地域に応じたインス
トールソフトウェアを取得して情報処理装置にインスト
ールすることができる情報処理装置及び該装置における
ソフトウェアインストール方法と前記装置を含む情報処
理システムを提供することにある。
【００１０】また本発明の目的は、情報処理装置に予め
記憶されているプレインストール・ソフトウェアの最新
バージョンのソフトウェアを取得して、その情報処理装
置のプレインストール・ソフトウェアを更新してインス
トールできる情報処理装置及び該装置におけるソフトウ
ェアインストール方法と前記装置を含む情報処理システ
ムを提供することにある。
記憶されているプレインストール・ソフトウェアの最新
バージョンのソフトウェアを取得して、その情報処理装
置のプレインストール・ソフトウェアを更新してインス
トールできる情報処理装置及び該装置におけるソフトウ
ェアインストール方法と前記装置を含む情報処理システ
ムを提供することにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の情報処理装置は以下のような構成を備える。
即ち、通信網を介してソフトウェア供給部と接続される
情報処理装置であって、情報処理装置が販売される地域
に関する地域情報を記憶する地域情報記憶手段と、前記
地域情報に対応する前記ソフトウェア供給部の電話番号
を記憶する電話番号記憶手段と、前記地域情報記憶手段
に記憶された地域情報に基づいて前記電話番号記憶手段
を参照し前記地域情報に対応する電話番号を読み出し電
話回線を介して前記ソフトウェア供給部にソフトウェア
を要求する要求手段と、前記要求手段による要求に応答
して前記ソフトウェア供給部から送られてくる地域依存
ソフトウェアを受信する受信手段と、前記受信手段によ
り受信した前記地域依存ソフトウェアを前記情報処理装
置にインストールするインストール手段とを有すること
を特徴とする。
に本発明の情報処理装置は以下のような構成を備える。
即ち、通信網を介してソフトウェア供給部と接続される
情報処理装置であって、情報処理装置が販売される地域
に関する地域情報を記憶する地域情報記憶手段と、前記
地域情報に対応する前記ソフトウェア供給部の電話番号
を記憶する電話番号記憶手段と、前記地域情報記憶手段
に記憶された地域情報に基づいて前記電話番号記憶手段
を参照し前記地域情報に対応する電話番号を読み出し電
話回線を介して前記ソフトウェア供給部にソフトウェア
を要求する要求手段と、前記要求手段による要求に応答
して前記ソフトウェア供給部から送られてくる地域依存
ソフトウェアを受信する受信手段と、前記受信手段によ
り受信した前記地域依存ソフトウェアを前記情報処理装
置にインストールするインストール手段とを有すること
を特徴とする。
【００１２】また上記目的を達成するために本発明の情
報処理装置におけるソフトウェアインストール方法は以
下のような工程を備える。即ち、情報処理装置における
ソフトウェアのインストール方法であって、情報処理装
置が販売される地域に関する地域情報を記憶するメモリ
より地域情報を読み出す読み出し工程と、前記読み出し
工程で読み出した前記地域情報に対応するソフトウェア
供給部の電話番号を取得する取得工程と、前記電話番号
に基づいて前記ソフトウェア供給部にソフトウェアを要
求する要求工程と、前記要求工程における要求に応答し
て前記ソフトウェア供給部から送られてくる地域依存ソ
フトウェアを受信する受信工程と、前記受信工程により
受信した前記地域依存ソフトウェアを前記情報処理装置
にインストールするインストール工程とを有することを
特徴とする。
報処理装置におけるソフトウェアインストール方法は以
下のような工程を備える。即ち、情報処理装置における
ソフトウェアのインストール方法であって、情報処理装
置が販売される地域に関する地域情報を記憶するメモリ
より地域情報を読み出す読み出し工程と、前記読み出し
工程で読み出した前記地域情報に対応するソフトウェア
供給部の電話番号を取得する取得工程と、前記電話番号
に基づいて前記ソフトウェア供給部にソフトウェアを要
求する要求工程と、前記要求工程における要求に応答し
て前記ソフトウェア供給部から送られてくる地域依存ソ
フトウェアを受信する受信工程と、前記受信工程により
受信した前記地域依存ソフトウェアを前記情報処理装置
にインストールするインストール工程とを有することを
特徴とする。
【００１３】また上記目的を達成するために本発明の情
報処理システムは以下のような構成を備える。即ち、通
信網を介して接続された情報処理装置と前記情報処理装
置にソフトウェアを供給するソフトウェア供給部とを有
する情報処理システムであって、前記情報処理装置は、
情報処理装置が販売される地域に関する地域情報を記憶
する地域情報記憶手段と、前記地域情報に対応する前記
ソフトウェア供給部の電話番号を記憶する電話番号記憶
手段と、前記地域情報記憶手段に記憶された地域情報に
基づいて前記電話番号記憶手段を参照し前記地域情報に
対応する電話番号を読み出し電話回線を介して前記ソフ
トウェア供給部にソフトウェアを要求する要求手段と、
前記要求手段による要求に応答して前記ソフトウェア供
給部から送られてくる地域依存ソフトウェアを受信する
受信手段と、前記受信手段により受信した前記地域依存
ソフトウェアを前記情報処理装置にインストールするイ
ンストール手段とを有し、前記ソフトウェア供給部は、
前記情報処理装置からのソフトウェア要求を受信する要
求受信手段と、前記要求に応答して、記憶している地域
依存ソフトウェアを前記情報処理装置に伝送する伝送手
段とを有することを特徴とする。
報処理システムは以下のような構成を備える。即ち、通
信網を介して接続された情報処理装置と前記情報処理装
置にソフトウェアを供給するソフトウェア供給部とを有
する情報処理システムであって、前記情報処理装置は、
情報処理装置が販売される地域に関する地域情報を記憶
する地域情報記憶手段と、前記地域情報に対応する前記
ソフトウェア供給部の電話番号を記憶する電話番号記憶
手段と、前記地域情報記憶手段に記憶された地域情報に
基づいて前記電話番号記憶手段を参照し前記地域情報に
対応する電話番号を読み出し電話回線を介して前記ソフ
トウェア供給部にソフトウェアを要求する要求手段と、
前記要求手段による要求に応答して前記ソフトウェア供
給部から送られてくる地域依存ソフトウェアを受信する
受信手段と、前記受信手段により受信した前記地域依存
ソフトウェアを前記情報処理装置にインストールするイ
ンストール手段とを有し、前記ソフトウェア供給部は、
前記情報処理装置からのソフトウェア要求を受信する要
求受信手段と、前記要求に応答して、記憶している地域
依存ソフトウェアを前記情報処理装置に伝送する伝送手
段とを有することを特徴とする。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施の形態を詳細に説明する。 （実施の形態１）本実施の形態は、パーソナルコンピュ
ータやワークステーションなどのコンピュータ機器（Ｐ
Ｃ）１００が出荷される地域が複数あるものとし、それ
らの地域では言語が共通していることを前提としてい
る。
の好適な実施の形態を詳細に説明する。 （実施の形態１）本実施の形態は、パーソナルコンピュ
ータやワークステーションなどのコンピュータ機器（Ｐ
Ｃ）１００が出荷される地域が複数あるものとし、それ
らの地域では言語が共通していることを前提としてい
る。
【００１５】図１は、本実施の形態の情報処理システム
構成を示す概念図である。
構成を示す概念図である。
【００１６】本実施の形態では、言語の共通する出荷地
域がＮ個あるものとする。サポートセンタ（ソフトウェ
ア供給部）１−１〜１−Ｎは、各出荷地域に対応して１
からＮまでＮ個存在する。各サポートセンタには、その
地域用のオペレーティング・システム、デバイスドライ
バ、アプリケーション・プログラム等のソフトウェアを
記憶している地域依存ソフトウェア１０−２（Ｎ０−
２）が設けられており、ＰＣ１００から回線網１２０を
経由して、そのソフトウェアの伝送要求が入力される
と、その要求に応じて、そのサポートセンタが保持して
いる地域依存ソフトウェアを、そのＰＣ１００に送付す
るソフトウェア送付部１０−２（Ｎ０−２）を有してい
る。
域がＮ個あるものとする。サポートセンタ（ソフトウェ
ア供給部）１−１〜１−Ｎは、各出荷地域に対応して１
からＮまでＮ個存在する。各サポートセンタには、その
地域用のオペレーティング・システム、デバイスドライ
バ、アプリケーション・プログラム等のソフトウェアを
記憶している地域依存ソフトウェア１０−２（Ｎ０−
２）が設けられており、ＰＣ１００から回線網１２０を
経由して、そのソフトウェアの伝送要求が入力される
と、その要求に応じて、そのサポートセンタが保持して
いる地域依存ソフトウェアを、そのＰＣ１００に送付す
るソフトウェア送付部１０−２（Ｎ０−２）を有してい
る。
【００１７】次に同じくこの回線網１２０に接続された
ＰＣ１００の機能構成を説明する。なお、このＰＣ１０
０は、あるユーザが、例えば新規に購入して所有してい
るパーソナル・コンピュータであるものとする。
ＰＣ１００の機能構成を説明する。なお、このＰＣ１０
０は、あるユーザが、例えば新規に購入して所有してい
るパーソナル・コンピュータであるものとする。
【００１８】このＰＣ１００には、モデム１０１が内臓
されており、このＰＣ１００のユーザは、このモデム１
０１と回線網１２０とを接続した状態で、ＰＣ１００の
電源を投入するものとする。地域情報設定部１０２に
は、そのＰＣ１００の出荷地域に関する地域情報が格納
されている。この地域情報としては、例えば、地域を表
す文字列の形式で、ＰＣ１００の不揮発性メモリ領域に
格納されていても良く、或はファイル名に埋めこんで、
そのＰＣ１００のハードディスク等にファイルとして格
納されていても良い。いま例えば、出荷する地域の言語
が英語で、その出荷地域が米国、英国、オーストラリア
のそれぞれであれば、その地域情報を示す文字列を、例
えば、それぞれ“ＵＳＡ”、“ＵＫ”、“ＡＵＳ”とす
る。これをそのまま、その地域に対応付けて不揮発性メ
モリに格納してもよいし、或はファイル名として、それ
ぞれ「ＲＥＧＩＯＮ．ＵＳＡ」，「ＲＥＧＩＯＮ．Ｕ
Ｋ」，「ＲＥＧＩＯＮ，ＡＵＳ」などとして登録しても
良い。
されており、このＰＣ１００のユーザは、このモデム１
０１と回線網１２０とを接続した状態で、ＰＣ１００の
電源を投入するものとする。地域情報設定部１０２に
は、そのＰＣ１００の出荷地域に関する地域情報が格納
されている。この地域情報としては、例えば、地域を表
す文字列の形式で、ＰＣ１００の不揮発性メモリ領域に
格納されていても良く、或はファイル名に埋めこんで、
そのＰＣ１００のハードディスク等にファイルとして格
納されていても良い。いま例えば、出荷する地域の言語
が英語で、その出荷地域が米国、英国、オーストラリア
のそれぞれであれば、その地域情報を示す文字列を、例
えば、それぞれ“ＵＳＡ”、“ＵＫ”、“ＡＵＳ”とす
る。これをそのまま、その地域に対応付けて不揮発性メ
モリに格納してもよいし、或はファイル名として、それ
ぞれ「ＲＥＧＩＯＮ．ＵＳＡ」，「ＲＥＧＩＯＮ．Ｕ
Ｋ」，「ＲＥＧＩＯＮ，ＡＵＳ」などとして登録しても
良い。
【００１９】サポートセンタ電話番号テーブル１０４に
は、全ての販売地域におけるサポートセンタ１−１〜１
−Ｎの電話番号が、その地域情報に対応付けて格納され
ている。制御部１０３は、ＰＣ１００における処理を制
御している。地域依存ソフトウェア入手部１０５は、地
域情報設定部１０２により設定されている地域情報に基
づいて、サポートセンタ電話番号テーブル１０４に格納
されている情報を参照してその地域のサポートセンタに
電話をかけ、そのＰＣ１００が属している地域用の地域
依存ソフトウェアを回線網１２０を経由してサポートセ
ンタより入手する。ソフトウェア・インストール部１０
６は、地域依存ソフトウェア入手部１０５により入手し
た地域依存ソフトウェアと、共通プレインストール・ソ
フトウェア１０７の共通プレインストール・ソフトウェ
アとを一緒にＰＣ１００のハードディスクなどの記憶部
１０８にインストールする。なお、この共通プレインス
トール・ソフトウェア１０７は、言語のみに依存し、地
域に依存しない共通のソフトウェアだけで構成される。
は、全ての販売地域におけるサポートセンタ１−１〜１
−Ｎの電話番号が、その地域情報に対応付けて格納され
ている。制御部１０３は、ＰＣ１００における処理を制
御している。地域依存ソフトウェア入手部１０５は、地
域情報設定部１０２により設定されている地域情報に基
づいて、サポートセンタ電話番号テーブル１０４に格納
されている情報を参照してその地域のサポートセンタに
電話をかけ、そのＰＣ１００が属している地域用の地域
依存ソフトウェアを回線網１２０を経由してサポートセ
ンタより入手する。ソフトウェア・インストール部１０
６は、地域依存ソフトウェア入手部１０５により入手し
た地域依存ソフトウェアと、共通プレインストール・ソ
フトウェア１０７の共通プレインストール・ソフトウェ
アとを一緒にＰＣ１００のハードディスクなどの記憶部
１０８にインストールする。なお、この共通プレインス
トール・ソフトウェア１０７は、言語のみに依存し、地
域に依存しない共通のソフトウェアだけで構成される。
【００２０】サポートセンタ電話番号テーブル１０４
は、この実施の形態では、地域を表す[USA],[UK]或は[A
US]などの文字列１１０と、その地域のサポートセンタ
の電話番号１１１とが、それぞれ対で登録されている。
は、この実施の形態では、地域を表す[USA],[UK]或は[A
US]などの文字列１１０と、その地域のサポートセンタ
の電話番号１１１とが、それぞれ対で登録されている。
【００２１】図２は、エンドユーザによるＰＣ１００の
電源投入後、そのＰＣ１００のユーザが属している地域
の地域依存ソフトウェアを、その地域に対応するサポー
トセンタから入手してＰＣ１００にインストールする手
続き処理を示すフローチャートで、この処理は制御部１
０３の制御の下に、例えば記憶部１０８に記憶され制御
部１０３のＲＡＭ（不図示）にロードされて実行される
制御プログラムに従って実行される。
電源投入後、そのＰＣ１００のユーザが属している地域
の地域依存ソフトウェアを、その地域に対応するサポー
トセンタから入手してＰＣ１００にインストールする手
続き処理を示すフローチャートで、この処理は制御部１
０３の制御の下に、例えば記憶部１０８に記憶され制御
部１０３のＲＡＭ（不図示）にロードされて実行される
制御プログラムに従って実行される。
【００２２】ＰＣ１００の電源が投入されるとステップ
Ｓ１に進み、制御部１０３は、地域情報設定部１０２か
ら、そのＰＣ１００の出荷地域に関する地域情報を読み
取り、その地域情報に基づいてサポートセンタ電話番号
テーブル１０４を検索して、その地域情報に対応するサ
ポートセンタの電話番号を取得する（ステップＳ２）。
次にステップＳ３に進み、地域依存ソフトウェア入手部
１０５により、ステップＳ２で得られた電話番号に基づ
いて、回線網１２０を介して対応するサポートセンタに
電話をかけ、その地域用の地域依存ソフトウェア１０−
２（Ｎ０−２）を要求する。なお、この要求メッセージ
には、そのＰＣ１００の電話番号及びＩＤ情報が付与さ
れている。これにより、その要求されたサポートセンタ
では、そこに保持している地域依存ソフトウェアを読み
出し、回線網１２０を介して、その要求された地域依存
ソフトウェアをＰＣ１００に伝送する。これにより、Ｐ
Ｃ１００は、その地域に対応する地域依存ソフトウェア
１０−２（Ｎ０−２）を入手することができる。この
後、予めそのＰＣ１００のハードディスクなどの記憶部
１０８に格納されている、地域に依存せずに言語にのみ
依存する共通プレインストール・ソフトウェア１０７
と、サポートセンタ１−１より入手した地域依存ソフト
ウェア１０−２（Ｎ０−２）とを、ソフトウェアインス
トール部１０６により記憶部１０８にインストールす
る。
Ｓ１に進み、制御部１０３は、地域情報設定部１０２か
ら、そのＰＣ１００の出荷地域に関する地域情報を読み
取り、その地域情報に基づいてサポートセンタ電話番号
テーブル１０４を検索して、その地域情報に対応するサ
ポートセンタの電話番号を取得する（ステップＳ２）。
次にステップＳ３に進み、地域依存ソフトウェア入手部
１０５により、ステップＳ２で得られた電話番号に基づ
いて、回線網１２０を介して対応するサポートセンタに
電話をかけ、その地域用の地域依存ソフトウェア１０−
２（Ｎ０−２）を要求する。なお、この要求メッセージ
には、そのＰＣ１００の電話番号及びＩＤ情報が付与さ
れている。これにより、その要求されたサポートセンタ
では、そこに保持している地域依存ソフトウェアを読み
出し、回線網１２０を介して、その要求された地域依存
ソフトウェアをＰＣ１００に伝送する。これにより、Ｐ
Ｃ１００は、その地域に対応する地域依存ソフトウェア
１０−２（Ｎ０−２）を入手することができる。この
後、予めそのＰＣ１００のハードディスクなどの記憶部
１０８に格納されている、地域に依存せずに言語にのみ
依存する共通プレインストール・ソフトウェア１０７
と、サポートセンタ１−１より入手した地域依存ソフト
ウェア１０−２（Ｎ０−２）とを、ソフトウェアインス
トール部１０６により記憶部１０８にインストールす
る。
【００２３】図３は、本実施の形態のサポートセンタ１
−１における処理を示すフローチャートである。
−１における処理を示すフローチャートである。
【００２４】まずステップＳ１１で、ＰＣ１００よりの
要求データを受信すると、その要求データを解釈し、そ
の要求を発行したＰＣ１００のＩＤを取得する。次にス
テップＳ１２に進み、その要求された地域依存ソフトウ
ェア１０−２を読み出し、その地域依存ソフトウェア１
０−２を回線網１２０を介してＰＣ１００に伝送する。
なお、この地域依存ソフトウェア１０−２を伝送する際
には、そのソフトウェアを符号化してＰＣ１００に伝送
するのが望ましい。その際には、ＰＣ１００の地域依存
ソフトウェア入手部１０５では、その受信したソフトウ
ェアを復号する機能を備える必要があるのはもちろんで
ある。
要求データを受信すると、その要求データを解釈し、そ
の要求を発行したＰＣ１００のＩＤを取得する。次にス
テップＳ１２に進み、その要求された地域依存ソフトウ
ェア１０−２を読み出し、その地域依存ソフトウェア１
０−２を回線網１２０を介してＰＣ１００に伝送する。
なお、この地域依存ソフトウェア１０−２を伝送する際
には、そのソフトウェアを符号化してＰＣ１００に伝送
するのが望ましい。その際には、ＰＣ１００の地域依存
ソフトウェア入手部１０５では、その受信したソフトウ
ェアを復号する機能を備える必要があるのはもちろんで
ある。
【００２５】以上説明したように本実施の形態１によれ
ば、ＰＣ１００のユーザは、サポートセンタから、その
ユーザが属している地域に依存したソフトウェアを自動
的に入手して、自分のＰＣ１００にインストールするこ
とができるため、ユーザによる地域選択の手間を省くこ
とができる。
ば、ＰＣ１００のユーザは、サポートセンタから、その
ユーザが属している地域に依存したソフトウェアを自動
的に入手して、自分のＰＣ１００にインストールするこ
とができるため、ユーザによる地域選択の手間を省くこ
とができる。
【００２６】また、各メーカでは、プレインストール・
ソフトウェアを各言語毎に１種類だけ用意すればよいた
め、マスタ・ソフトウェアの作成・評価および管理の手
間が大きく軽減できる。
ソフトウェアを各言語毎に１種類だけ用意すればよいた
め、マスタ・ソフトウェアの作成・評価および管理の手
間が大きく軽減できる。
【００２７】（実施の形態２）本実施の形態２は、地域
依存ソフトウェアとともに共通プレインストール・ソフ
トウェアのうち更新のあったものをサポートセンタから
入手するものである。前述の実施の形態１の構成に、更
新された共通プレインストール・ソフトウェアを受取る
新たな機能及び構成を追加したものであるため、前述の
実施の形態１の構成と相違する部分のみ説明する。
依存ソフトウェアとともに共通プレインストール・ソフ
トウェアのうち更新のあったものをサポートセンタから
入手するものである。前述の実施の形態１の構成に、更
新された共通プレインストール・ソフトウェアを受取る
新たな機能及び構成を追加したものであるため、前述の
実施の形態１の構成と相違する部分のみ説明する。
【００２８】図４は、本実施の形態２の情報処理システ
ムの構成を示す概念図で、前述の図１と共通する部分は
同じ番号で示し、その説明を省略する。
ムの構成を示す概念図で、前述の図１と共通する部分は
同じ番号で示し、その説明を省略する。
【００２９】この実施の形態２では、各サポートセンタ
において、最新共有プレインストール・ソフトウェア１
０−４と最新ソフトウェア選択部１０−３とが追加され
ている。いま、サポートセンタ１−１がＰＣ１００ａの
地域依存ソフトウェアを有している場合を例にして以下
に説明する。
において、最新共有プレインストール・ソフトウェア１
０−４と最新ソフトウェア選択部１０−３とが追加され
ている。いま、サポートセンタ１−１がＰＣ１００ａの
地域依存ソフトウェアを有している場合を例にして以下
に説明する。
【００３０】サポートセンタ１−１の最新共有プレイン
ストール・ソフトウェア１０−４は、ＰＣ１００ａの持
っている共通プレインストール・ソフトウェアの１０７
の最新のものである。即ち、ＰＣ１００ａの出荷後販売
されるまでの間、そのＰＣ１００ａにインストールされ
ている共通プレインストール・ソフトウェアがバージョ
ンアップされて更新されることがあるため、販売時点で
ＰＣ１００ａに記憶されているプレインストール・ソフ
トウェアが最新のものであるとは限らない。そこで、現
時点での最新の共有プレインストール・ソフトウェア
が、このサポートセンタ１−１（１−Ｎ）の最新共有プ
レインストール・ソフトウェア１０−４に記憶されてい
る。最新ソフトウェア選択部１０−３は、最新共通プレ
インストール・ソフトウェア１０−４の内から、ＰＣ１
００ａに記憶されている共通プレインストール・ソフト
ウェア１０７より新しくなっているソフトウェアを検索
して抜き出すものである。この新しくなっているソフト
ウェアを検索して抜き出す手法としては、例えば次のよ
うにする。即ち、共通プレインストール・ソフトウェア
１０７の各ファイルの作成日が入っている共通プレイン
ストール・ソフトウェア１０７のファイル一覧をＰＣ１
００ａからサポートセンタ１−１に送らせる。これをサ
ポートセンタ１−１にある最新共通プレインストール・
ソフトウェア１０−４の各ファイルの作成日付と比較
し、その日付が新しいファイルだけを最新共通プレイン
ストール・ソフトウェア１０−４から抜き出してＰＣ１
００ａに伝送すれば良い。なお、この例ではファイルを
検索の単位としているが、いくつかのファイルの集まっ
たものを単位としてもよい。
ストール・ソフトウェア１０−４は、ＰＣ１００ａの持
っている共通プレインストール・ソフトウェアの１０７
の最新のものである。即ち、ＰＣ１００ａの出荷後販売
されるまでの間、そのＰＣ１００ａにインストールされ
ている共通プレインストール・ソフトウェアがバージョ
ンアップされて更新されることがあるため、販売時点で
ＰＣ１００ａに記憶されているプレインストール・ソフ
トウェアが最新のものであるとは限らない。そこで、現
時点での最新の共有プレインストール・ソフトウェア
が、このサポートセンタ１−１（１−Ｎ）の最新共有プ
レインストール・ソフトウェア１０−４に記憶されてい
る。最新ソフトウェア選択部１０−３は、最新共通プレ
インストール・ソフトウェア１０−４の内から、ＰＣ１
００ａに記憶されている共通プレインストール・ソフト
ウェア１０７より新しくなっているソフトウェアを検索
して抜き出すものである。この新しくなっているソフト
ウェアを検索して抜き出す手法としては、例えば次のよ
うにする。即ち、共通プレインストール・ソフトウェア
１０７の各ファイルの作成日が入っている共通プレイン
ストール・ソフトウェア１０７のファイル一覧をＰＣ１
００ａからサポートセンタ１−１に送らせる。これをサ
ポートセンタ１−１にある最新共通プレインストール・
ソフトウェア１０−４の各ファイルの作成日付と比較
し、その日付が新しいファイルだけを最新共通プレイン
ストール・ソフトウェア１０−４から抜き出してＰＣ１
００ａに伝送すれば良い。なお、この例ではファイルを
検索の単位としているが、いくつかのファイルの集まっ
たものを単位としてもよい。
【００３１】一方、ＰＣ１００ａにおいては、最新ソフ
トウェア入手部１０９が追加されている。これは、ＰＣ
１００ａにある共通プレインストール・ソフトウェア１
０７の内、更新のあったソフトウェアをサポートセンタ
１−１（１−Ｎ）から入手するものである。
トウェア入手部１０９が追加されている。これは、ＰＣ
１００ａにある共通プレインストール・ソフトウェア１
０７の内、更新のあったソフトウェアをサポートセンタ
１−１（１−Ｎ）から入手するものである。
【００３２】図５は、本実施の形態２のＰＣ１００ａに
おける地域依存ソフトウェアの入手及び最新の共通プレ
インストール・ソフトウェアを入手する処理を示すフロ
ーチャートである。この処理は制御部１０３の制御の下
に、例えば記憶部１０８に記憶され制御部１０３のＲＡ
Ｍ（不図示）にロードされて実行される制御プログラム
に従って実行される。
おける地域依存ソフトウェアの入手及び最新の共通プレ
インストール・ソフトウェアを入手する処理を示すフロ
ーチャートである。この処理は制御部１０３の制御の下
に、例えば記憶部１０８に記憶され制御部１０３のＲＡ
Ｍ（不図示）にロードされて実行される制御プログラム
に従って実行される。
【００３３】ＰＣ１００ａの電源投入後、まずステップ
Ｓ２１で、そのＰＣ１００ａのユーザが属している地域
情報を地域情報設定部１０２から読み取り、その地域情
報に基づいてサポートセンタ電話番号テーブル１０４を
検索して、その地域に対応するサポートセンタの電話番
号を取得する（ステップＳ２２）。次にステップＳ２３
に進み、地域依存ソフトウェア入手部１０５により、ス
テップＳ２２で取得した電話番号を用いてサポートセン
タに電話をかけ、それに応答して、そのサポートセンタ
から回線網１２０を介して伝送されてくる現時点の地域
用の地域依存ソフトウェア（１０−２）を入手する。な
お、このステップＳ２３で、サポートセンタにソフトウ
ェア入手要求を発行する際、ＰＣ１００ａが保持してい
る共通プレインストール・ソフトウェア１０７のファイ
ル一覧をも同時にサポートセンタに送出している。
Ｓ２１で、そのＰＣ１００ａのユーザが属している地域
情報を地域情報設定部１０２から読み取り、その地域情
報に基づいてサポートセンタ電話番号テーブル１０４を
検索して、その地域に対応するサポートセンタの電話番
号を取得する（ステップＳ２２）。次にステップＳ２３
に進み、地域依存ソフトウェア入手部１０５により、ス
テップＳ２２で取得した電話番号を用いてサポートセン
タに電話をかけ、それに応答して、そのサポートセンタ
から回線網１２０を介して伝送されてくる現時点の地域
用の地域依存ソフトウェア（１０−２）を入手する。な
お、このステップＳ２３で、サポートセンタにソフトウ
ェア入手要求を発行する際、ＰＣ１００ａが保持してい
る共通プレインストール・ソフトウェア１０７のファイ
ル一覧をも同時にサポートセンタに送出している。
【００３４】次にステップＳ２４に進み、最新ソフトウ
ェア入手部１０９により、ＰＣ１００ａに保持されてい
る共通プレインストール・ソフトウェア１０７のうち更
新されているソフトウェアをサポートセンタから入手す
る。次にステップＳ２５に進み、ＰＣ１００ａの共通プ
レインストール・ソフトウェア１０７を、最新のソフト
ウェアに更新する。この後ステップＳ２６に進み、ステ
ップＳ２３で入手した地域依存ソフトウェア（１０−
２）と、予めＰＣ１００ａのハードディスクなどの大容
量記憶部１０８に格納されている、地域に依存せず言語
にのみ依存する更新済みの共通プレインストール・ソフ
トウェア１０７から、ソフトウェアインストール部１０
６により、現在のＰＣ１００ａの地域に適切な構成のソ
フトウェアがインストールされる。
ェア入手部１０９により、ＰＣ１００ａに保持されてい
る共通プレインストール・ソフトウェア１０７のうち更
新されているソフトウェアをサポートセンタから入手す
る。次にステップＳ２５に進み、ＰＣ１００ａの共通プ
レインストール・ソフトウェア１０７を、最新のソフト
ウェアに更新する。この後ステップＳ２６に進み、ステ
ップＳ２３で入手した地域依存ソフトウェア（１０−
２）と、予めＰＣ１００ａのハードディスクなどの大容
量記憶部１０８に格納されている、地域に依存せず言語
にのみ依存する更新済みの共通プレインストール・ソフ
トウェア１０７から、ソフトウェアインストール部１０
６により、現在のＰＣ１００ａの地域に適切な構成のソ
フトウェアがインストールされる。
【００３５】図６は、本発明の実施の形態２の情報処理
システムのサポートセンタ１−１における処理を示すフ
ローチャートである。
システムのサポートセンタ１−１における処理を示すフ
ローチャートである。
【００３６】ステップＳ３１及びＳ３２は、前述の図３
のステップＳ１１及びＳ１２と同様に、ＰＣ１００ａよ
りの地域依存ソフトウェアの伝送要求を受信すると、そ
の要求を発行したＰＣ１００ａに、サポートセンタ１−
１に記憶している地域依存ソフトウェア１０−２を伝送
する。ステップＳ３３では、ＰＣ１００ａよりのデータ
に、ＰＣ１００ａの有する共通プレインストール・ソフ
トウェア１０７の一覧（各ソフトウェアの更新・作成日
付情報を含む）が含まれているかどうかを調べ、含まれ
ていればそれを取得してステップＳ３４に進む。ステッ
プＳ３４では、その一覧に含まれている共通プレインス
トール・ソフトウェア１０７の各ソフトウェアの日付
と、最新共通プレインストール・ソフトウェア１０−４
の各ソフトウェアの更新日付とを比較し、最新共通プレ
インストール・ソフトウェア１０−４に日付の新しいソ
フトウェアが存在する時は、それを抽出し、ステップＳ
３６で、そのソフトウェアを、その要求を発行したＰＣ
１００ａに伝送する。
のステップＳ１１及びＳ１２と同様に、ＰＣ１００ａよ
りの地域依存ソフトウェアの伝送要求を受信すると、そ
の要求を発行したＰＣ１００ａに、サポートセンタ１−
１に記憶している地域依存ソフトウェア１０−２を伝送
する。ステップＳ３３では、ＰＣ１００ａよりのデータ
に、ＰＣ１００ａの有する共通プレインストール・ソフ
トウェア１０７の一覧（各ソフトウェアの更新・作成日
付情報を含む）が含まれているかどうかを調べ、含まれ
ていればそれを取得してステップＳ３４に進む。ステッ
プＳ３４では、その一覧に含まれている共通プレインス
トール・ソフトウェア１０７の各ソフトウェアの日付
と、最新共通プレインストール・ソフトウェア１０−４
の各ソフトウェアの更新日付とを比較し、最新共通プレ
インストール・ソフトウェア１０−４に日付の新しいソ
フトウェアが存在する時は、それを抽出し、ステップＳ
３６で、そのソフトウェアを、その要求を発行したＰＣ
１００ａに伝送する。
【００３７】なお、本発明は、複数の機器（例えばホス
トコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリン
タなど）から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置（例えば、複写機、ファクシミリ装置
など）に適用してもよい。
トコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリン
タなど）から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置（例えば、複写機、ファクシミリ装置
など）に適用してもよい。
【００３８】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ（またはＣＰＵ
やＭＰＵ）が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても達成される。
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ（またはＣＰＵ
やＭＰＵ）が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても達成される。
【００３９】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【００４０】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、ＣＤ−ＲＯＭ，ＣＤ
−Ｒ、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ＲＯＭな
どを用いることができる。
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、ＣＤ−ＲＯＭ，ＣＤ
−Ｒ、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ＲＯＭな
どを用いることができる。
【００４１】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているＯＳ（オペレ
ーティングシステム）などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれる。
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているＯＳ（オペレ
ーティングシステム）などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれる。
【００４２】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るＣＰＵなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれる。
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るＣＰＵなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれる。
【００４３】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、言語にのみ依存し、そのＰＣのユーザの属する地域
に依存しない共通のソフトウェアをＰＣのハードディス
クなどの大容量記憶装置に記憶した状態でＰＣを出荷
し、そのＰＣを購入したユーザ先で、電話回線を経由し
て、そのユーザの属する地域に依存した地域依存のソフ
トウェアを自動的に取得できる。これにより、ユーザの
手を煩わすことなく、その地域に適切なソフトウェアを
取得してＰＣにインストールすることができる。
ば、言語にのみ依存し、そのＰＣのユーザの属する地域
に依存しない共通のソフトウェアをＰＣのハードディス
クなどの大容量記憶装置に記憶した状態でＰＣを出荷
し、そのＰＣを購入したユーザ先で、電話回線を経由し
て、そのユーザの属する地域に依存した地域依存のソフ
トウェアを自動的に取得できる。これにより、ユーザの
手を煩わすことなく、その地域に適切なソフトウェアを
取得してＰＣにインストールすることができる。
【００４４】これによりユーザによる、ＰＣを使用する
地域を選択して、それに応じた地域依存ソフトウェアを
インストールする負担をなくすことができる。
地域を選択して、それに応じた地域依存ソフトウェアを
インストールする負担をなくすことができる。
【００４５】またＰＣには、プレインストール・ソフト
ウェアを言語毎に１種類だけ用意すればよいため、プレ
インストール・ソフトウェアのマスタ作成、その評価お
よび管理の手間が大きく軽減される。
ウェアを言語毎に１種類だけ用意すればよいため、プレ
インストール・ソフトウェアのマスタ作成、その評価お
よび管理の手間が大きく軽減される。
【００４６】さらに、地域依存ソフトウェアをエンドユ
ーザ先で取得するとともに、ＰＣにプレインストールさ
れているソフトウェアを最新バージョンのものに更新す
ることができる。
ーザ先で取得するとともに、ＰＣにプレインストールさ
れているソフトウェアを最新バージョンのものに更新す
ることができる。
【００４７】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、地
域情報の選択を自動的に行うことにより、プレインスト
ールの手間の軽減とユーザによる地域選択の負担をなく
すことができるという効果がある。
域情報の選択を自動的に行うことにより、プレインスト
ールの手間の軽減とユーザによる地域選択の負担をなく
すことができるという効果がある。
【００４８】また本発明によれば、ユーザが地域情報の
設定を行わなくても、自動的にその地域に応じたインス
トールソフトウェアを取得して情報処理装置にインスト
ールすることができるという効果がある。
設定を行わなくても、自動的にその地域に応じたインス
トールソフトウェアを取得して情報処理装置にインスト
ールすることができるという効果がある。
【００４９】また本発明によれば、情報処理装置に予め
記憶されているプレインストール・ソフトウェアの最新
バージョンのソフトウェアを取得して、その情報処理装
置のプレインストール・ソフトウェアを更新してインス
トールできるという効果がある。
記憶されているプレインストール・ソフトウェアの最新
バージョンのソフトウェアを取得して、その情報処理装
置のプレインストール・ソフトウェアを更新してインス
トールできるという効果がある。
【００５０】
【図１】本発明の実施の形態１の情報処理システムの構
成を示す概念図である。
成を示す概念図である。
【図２】本実施の形態１のＰＣにおける地域依存ソフト
ウェアのインストール手続きを示すフローチャートであ
る。
ウェアのインストール手続きを示すフローチャートであ
る。
【図３】本実施の形態１のサポートセンタにおける地域
依存ソフトウェアのダウンロード処理を示すフローチャ
ートである。
依存ソフトウェアのダウンロード処理を示すフローチャ
ートである。
【図４】本発明の実施の形態２の情報処理システムの構
成を示す概念図である。
成を示す概念図である。
【図５】本実施の形態２のＰＣにおける地域依存ソフト
ウェアと最新共通プレインストール・ソフトウェアのイ
ンストール手続きを示すフローチャートである。
ウェアと最新共通プレインストール・ソフトウェアのイ
ンストール手続きを示すフローチャートである。
【図６】本実施の形態２のサポートセンタにおける地域
依存ソフトウェアと最新共通プレインストール・ソフト
ウェアのダウンロード処理を示すフローチャートであ
る。
依存ソフトウェアと最新共通プレインストール・ソフト
ウェアのダウンロード処理を示すフローチャートであ
る。
１−１，１−Ｎ サポートセンタ １０−１，Ｎ０−１ ソフトウェア送付部 １０−２，Ｎ０−２ 地域依存ソフトウェア １０−３，Ｎ０−３ 最新ソフトウェア選択部 １０−４，Ｎ０−４ 最新共通プレインストール・ソ
フトウェア １００，１００ａ ＰＣ １０１ モデム １０２ 地域情報設定部 １０３ 制御部 １０４ サポートセンタ電話番号テーブル １０５ 地域依存ソフトウェア入手部 １０７ 共通プレインストール・ソフトウェア １０８ 記憶部 １０９ 最新ソフトウェア入手部
フトウェア １００，１００ａ ＰＣ １０１ モデム １０２ 地域情報設定部 １０３ 制御部 １０４ サポートセンタ電話番号テーブル １０５ 地域依存ソフトウェア入手部 １０７ 共通プレインストール・ソフトウェア １０８ 記憶部 １０９ 最新ソフトウェア入手部
Claims (14)
- 【請求項１】 通信網を介してソフトウェア供給部と接
続される情報処理装置であって、 情報処理装置が販売される地域に関する地域情報を記憶
する地域情報記憶手段と、 前記地域情報に対応する前記ソフトウェア供給部の電話
番号を記憶する電話番号記憶手段と、 前記地域情報記憶手段に記憶された地域情報に基づいて
前記電話番号記憶手段を参照し前記地域情報に対応する
電話番号を読み出し電話回線を介して前記ソフトウェア
供給部にソフトウェアを要求する要求手段と、 前記要求手段による要求に応答して前記ソフトウェア供
給部から送られてくる地域依存ソフトウェアを受信する
受信手段と、 前記受信手段により受信した前記地域依存ソフトウェア
を前記情報処理装置にインストールするインストール手
段と、を有することを特徴とする情報処理装置。 - 【請求項２】 更に、使用される言語に依存する共通の
プレインストール・ソフトウェアを記憶する共通プレイ
ンストール・ソフトウェア記憶手段を有し、前記インス
トール手段は前記受信手段により受信した前記地域依存
ソフトウェアとともに前記共通のプレインストール・ソ
フトウェアをもインストールすることを特徴とする請求
項１に記載の情報処理装置。 - 【請求項３】 前記共通プレインストール・ソフトウェ
ア記憶手段に記憶されたプレインストール・ソフトウェ
アの一覧情報を前記ソフトウェア供給部に送信する送信
手段を有し、前記一覧情報の内、更新されたプレインス
トール・ソフトウェアに関する情報を前記ソフトウェア
供給部より受信して前記共通プレインストール・ソフト
ウェア記憶手段の対応する共通のプレインストール・ソ
フトウェアを更新してインストールすることを特徴とす
る請求項２に記載の情報処理装置。 - 【請求項４】 情報処理装置におけるソフトウェアのイ
ンストール方法であって、 情報処理装置が販売される地域に関する地域情報を記憶
するメモリより地域情報を読み出す読み出し工程と、 前記読み出し工程で読み出した前記地域情報に対応する
ソフトウェア供給部の電話番号を取得する取得工程と、 前記電話番号に基づいて前記ソフトウェア供給部にソフ
トウェアを要求する要求工程と、 前記要求工程における要求に応答して前記ソフトウェア
供給部から送られてくる地域依存ソフトウェアを受信す
る受信工程と、 前記受信工程により受信した前記地域依存ソフトウェア
を前記情報処理装置にインストールするインストール工
程と、を有することを特徴とするインストール方法。 - 【請求項５】 前記取得工程では、地域情報と前記地域
情報に対応するソフトウェア供給部の電話番号を記憶し
ているテーブルを参照して前記ソフトウェア供給部の電
話番号を取得することを特徴とする請求項４に記載のイ
ンストール方法。 - 【請求項６】 前記インストール工程では、使用される
言語に依存する共通のプレインストール・ソフトウェア
を、前記受信工程で受信した前記地域依存ソフトウェア
とともにインストールすることを特徴とする請求項４に
記載のインストール方法。 - 【請求項７】 記憶している共通プレインストール・ソ
フトウェアの一覧情報をソフトウェア供給部に送信する
送信工程を更に有し、 前記インストール工程では、前記ソフトウェア供給部よ
り送られてくる更新された共通プレインストール・ソフ
トウェアに関する情報を受信し、前記更新された共通プ
レインストール・ソフトウェアに基づいて、前記記憶し
ている共通プレインストール・ソフトウェアを更新して
インストールすることを特徴とする請求項６に記載のイ
ンストール方法。 - 【請求項８】 通信網を介して接続された情報処理装置
と前記情報処理装置にソフトウェアを供給するソフトウ
ェア供給部とを有する情報処理システムであって、 前記情報処理装置は、 情報処理装置が販売される地域に関する地域情報を記憶
する地域情報記憶手段と、 前記地域情報に対応する前記ソフトウェア供給部の電話
番号を記憶する電話番号記憶手段と、 前記地域情報記憶手段に記憶された地域情報に基づいて
前記電話番号記憶手段を参照し前記地域情報に対応する
電話番号を読み出し電話回線を介して前記ソフトウェア
供給部にソフトウェアを要求する要求手段と、 前記要求手段による要求に応答して前記ソフトウェア供
給部から送られてくる地域依存ソフトウェアを受信する
受信手段と、 前記受信手段により受信した前記地域依存ソフトウェア
を前記情報処理装置にインストールするインストール手
段とを有し、 前記ソフトウェア供給部は、 前記情報処理装置からのソフトウェア要求を受信する要
求受信手段と、 前記要求に応答して、記憶している地域依存ソフトウェ
アを前記情報処理装置に伝送する伝送手段とを有するこ
とを特徴とする情報処理システム。 - 【請求項９】 更に、前記情報処理装置は、 使用される言語に依存する共通のプレインストール・ソ
フトウェアを記憶する共通プレインストール・ソフトウ
ェア記憶手段を有し、前記インストール手段は前記受信
手段により受信した前記地域依存ソフトウェアとともに
前記共通のプレインストール・ソフトウェアをもインス
トールすることを特徴とする請求項８に記載の情報処理
システム。 - 【請求項１０】 前記情報処理装置は、前記共通プレイ
ンストール・ソフトウェア記憶手段に記憶されたプレイ
ンストール・ソフトウェアの一覧情報を前記ソフトウェ
ア供給部に送信する送信手段を更に有し、 前記ソフトウェア供給部は、更に前記一覧情報の内、更
新されたプレインストール・ソフトウェアを検索する検
索手段と、 前記検索手段により検索された前記共通プレインストー
ル・ソフトウェアを前記情報処理装置に伝送する手段を
有することを特徴とする請求項９に記載の情報処理シス
テム。 - 【請求項１１】 情報処理装置におけるソフトウェアの
インストール方法を実施するプログラムを記憶したコン
ピュータにより読取り可能な記憶媒体であって、 情報処理装置が販売される地域に関する地域情報を記憶
するメモリより地域情報を読み出す読み出し工程モジュ
ールと、 前記読み出し工程モジュールで読み出した前記地域情報
に対応するソフトウェア供給部の電話番号を取得する取
得工程モジュールと、 前記電話番号に基づいて前記ソフトウェア供給部にソフ
トウェアを要求する要求工程モジュールと、 前記要求工程モジュールでの要求に応答して前記ソフト
ウェア供給部から送られてくる地域依存ソフトウェアを
受信する受信工程モジュールと、 前記受信工程モジュールで受信した前記地域依存ソフト
ウェアを前記情報処理装置にインストールするインスト
ール工程モジュールと、を有することを特徴とする記憶
媒体。 - 【請求項１２】 前記取得工程モジュールでは、地域情
報と前記地域情報に対応するソフトウェア供給部の電話
番号を記憶しているテーブルを参照して前記ソフトウェ
ア供給部の電話番号を取得することを特徴とする請求項
１１に記載の記憶媒体。 - 【請求項１３】 前記インストール工程モジュールで
は、使用される言語に依存する共通のプレインストール
・ソフトウェアを、前記受信工程モジュールで受信した
前記地域依存ソフトウェアとともにインストールするこ
とを特徴とする請求項１１に記載の記憶媒体。 - 【請求項１４】 記憶している共通プレインストール・
ソフトウェアの一覧情報をソフトウェア供給部に送信す
る送信工程モジュールを更に有し、前記インストール工
程モジュールでは、前記ソフトウェア供給部より送られ
てくる更新された共通プレインストール・ソフトウェア
に関する情報を受信し、前記更新された共通プレインス
トール・ソフトウェアに基づいて、前記記憶している共
通プレインストール・ソフトウェアを更新してインスト
ールすることを特徴とする請求項１３に記載の記憶媒
体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6117897A JPH10254708A (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | 情報処理装置及び該装置におけるソフトウェアインストール方法と前記装置を含む情報処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6117897A JPH10254708A (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | 情報処理装置及び該装置におけるソフトウェアインストール方法と前記装置を含む情報処理システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10254708A true JPH10254708A (ja) | 1998-09-25 |
Family
ID=13163654
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6117897A Withdrawn JPH10254708A (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | 情報処理装置及び該装置におけるソフトウェアインストール方法と前記装置を含む情報処理システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10254708A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002300304A (ja) * | 2001-03-30 | 2002-10-11 | Tricore International Inc | インターネット電話相談サービスシステム |
| WO2004040443A1 (en) * | 2002-10-29 | 2004-05-13 | Canon Kabushiki Kaisha | Information processing method and information processing apparatus |
| US7640554B2 (en) | 2000-07-24 | 2009-12-29 | Minolta Co., Ltd. | Method for installing a printer driver and computer-readable medium storing installation program |
| JP2012514381A (ja) * | 2008-12-31 | 2012-06-21 | アリババ・グループ・ホールディング・リミテッド | 即時性のテキストデータ及び音声データを用いるインスタントコミュニケーション |
-
1997
- 1997-03-14 JP JP6117897A patent/JPH10254708A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7640554B2 (en) | 2000-07-24 | 2009-12-29 | Minolta Co., Ltd. | Method for installing a printer driver and computer-readable medium storing installation program |
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| JP2012514381A (ja) * | 2008-12-31 | 2012-06-21 | アリババ・グループ・ホールディング・リミテッド | 即時性のテキストデータ及び音声データを用いるインスタントコミュニケーション |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040601 |