JPH10253254A - クラッシャランの乾燥方法 - Google Patents

クラッシャランの乾燥方法

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JPH10253254A
JPH10253254A JP5434497A JP5434497A JPH10253254A JP H10253254 A JPH10253254 A JP H10253254A JP 5434497 A JP5434497 A JP 5434497A JP 5434497 A JP5434497 A JP 5434497A JP H10253254 A JPH10253254 A JP H10253254A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crusher
dryer
run
hot air
cyclone
Prior art date
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Pending
Application number
JP5434497A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuaki Takase
順昭 高瀬
Takashi Matsumoto
考史 松本
Tadashi Suzuki
忠志 鈴木
Toshiyuki Yamamoto
俊行 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHOWA SEKIZAI KOGYOSHO KK
Maeda Road Construction Co Ltd
Original Assignee
SHOWA SEKIZAI KOGYOSHO KK
Maeda Road Construction Co Ltd
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Publication date
Application filed by SHOWA SEKIZAI KOGYOSHO KK, Maeda Road Construction Co Ltd filed Critical SHOWA SEKIZAI KOGYOSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 含水率を所望の値以下に低下させてクラッシ
ャランを有効に利用することのできるクラッシャランの
乾燥方法を提供する。 【解決手段】 バーナー5によって所定温度の熱風が送
り込まれるドライヤ4内にクラッシャランCを所定時間
入れて攪拌することにより、クラッシャランCを所望の
含水率まで乾燥させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、クラッシャラン
を所望の含水率まで乾燥させるクラッシャランの乾燥方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記したクラッシャランは、岩石または
玉石などをクラッシャという破砕機で砕いたままのもの
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のクラッシャラン
は、岩石または玉石などを砕いたままなので、安価であ
るため、利用されていた。しかしながら、クラッシャラ
ンは、含水率が不均一で、品質の安定性に欠けるため、
利用範囲が限定され、次第に利用されなくなりつつあ
る。そこで、含水率を所望の値までに低下させることに
より、安価なクラッシャランを有効に利用できないもの
かとの要望がある。
【0004】この発明は、上記したような要望に応える
ためになされたもので、含水率を所望の値まで低下させ
てクラッシャランの有効利用を図ることのできるクラッ
シャランの乾燥方法を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるクラッ
シャランの乾燥方法は、所定温度の熱風が送り込まれる
ドライヤ内にクラッシャランを所定時間入れて攪拌する
ことにより、クラッシャランを所望の含水率まで乾燥さ
せる方法である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図に
基づいて説明する。図1はこの発明の一実施形態を適用
したクラッシャランの乾燥装置を示す説明図である。
【0007】図1において、1は砕いたままのクラッシ
ャランCを収容するホッパ、2はホッパ1からクラッシ
ャランCを取り出すフィーダ、3はフィーダ2からのク
ラッシャランCをドライヤ4内へ投入する投入コンベア
を示し、ドライヤ4は、投入口側を排出口側よりも少し
高くして傾斜させてあり、投入口に投入されたクラッシ
ャランCを掻き上げながら攪拌して排出口側へ送り、例
えば5分間かけて排出口から排出するものである。
【0008】5はドライヤ4の排出口側に取り付けられ
たバーナーを示し、ドライヤ4内へ所定温度、例えば8
0℃の熱風を供給するものである。6は燃料タンクを示
し、バーナー5で燃焼させる燃料、例えば重油を貯蔵す
るものであり、給油パイプ7でバーナー5に接続されて
いる。8は搬出コンベアを示し、ドライヤ4の排出口か
ら排出されたクラッシャランCをストックヤードである
収納庫9へ搬送するものである。なお、収納庫9は、ク
ラッシャランCを雨水、雪などに晒されないように守る
ものでもある。
【0009】10はドライヤ4の投入口に一端が接続さ
れた第1煙道管、11は第1煙道管10の他端に上端部
分が接続された乾式のサイクロンを示し、このサイクロ
ン11は、ドライヤ4から排出される排気の中に含まれ
ている粗粒ダストを捕集除去するものであり、排出口部
分に粗粒ダストを排出するための重力式のダンパ12が
配設されている。
【0010】13はサイクロン11の上端に一端が接続
された第2煙道管、14は第2煙道管13の他端に上端
部分が接続されたバグフィルタを示し、このバグフィル
タ14は、サイクロン11から排出される排気の中に含
まれている煤塵などの細粒ダストを捕集除去するもので
あり、下端部に細粒ダストを排出口へ送るスクリューコ
ンベア15が配設され、排出口を開閉するロータリーバ
ルブ16が配設されている。
【0011】17はブロワを示し、バグフィルタ14の
排出口から排出される細粒ダストを、輸送パイプ18を
介してミニサイクロン19の上端部分まで空気輸送する
ものである。そして、ミニサイクロン19の排出口部分
にロータリーバルブ20を介してダストサイロ21の上
端が接続され、ダストサイロ21の排出口部分にロータ
リーバルブ22が配設されている。
【0012】23はパイプを示し、ミニサイクロン19
の上端に一端が接続され、他端が第2煙道管13に接続
されている。24はバグフィルタ14の上端に一端が接
続された第3煙道管、25は第3煙道管24の他端に接
続された排風機、26は排風機25に一端が接続された
第4煙道管、27は第4煙道管26の他端が接続された
煙突を示す。
【0013】次に、クラッシャランCの乾燥について説
明する。まず、ダンプトラックなどで砕いたままのクラ
ッシャランC、例えばC−40のクラッシャランCを運
んできてホッパ1に収容させた状態で、フィーダ2、投
入コンベア3、ドライヤ4、搬出コンベア8、スクリュ
ーコンベア15およびブロワ17を作動状態にし、バー
ナー5を点火させるとともに、ロータリーバルブ16,
20を開放状態にすると、ホッパ1内のクラッシャラン
Cはフィーダ2および投入コンベア3によってドライヤ
4の投入口へ順次投入される。
【0014】そして、ドライヤ4内へ投入されたクラッ
シャランCは、バーナー5によって熱風がドライヤ4内
に供給されているので、均一に攪拌されながら排出口側
へ送られる過程で乾燥させられ、ドライヤ4の排出口か
ら搬出コンベア8へ順次排出された後、収納庫9へ搬送
されて貯蔵され、収納庫9で雨水、雪などに晒されない
ように守られる。このようにクラッシャランCを乾燥さ
せるとき、クラッシャランCの含水率が略6%である
と、クラッシャランCは、80℃のドライヤ4内を均一
に攪拌されながら、5分かけて乾燥させられるので、含
水率が略1%以下に乾燥させられる。
【0015】そして、収納庫9へ搬送された後も、クラ
ッシャランCは暖かいので、クラッシャランCの含水率
はさらに低下する。一方、ドライヤ4の投入口から熱風
とともに排出されるダストは、第1煙道管10を介して
サイクロン11へ送られるので、サイクロン11によっ
てダストの一部である粗粒ダストが捕集除去される。そ
して、サイクロン11によって捕集除去されなかった細
粒ダストは、熱風とともに第2煙道管13を介してバグ
フィルタ14へ送られるので、バグフィルタ14によっ
て捕集除去される。
【0016】このようにして各ダストが捕集除去され、
無害化された熱風、すなわち排気は、第3煙道管24を
介して排風機25へ送られ、排風機25から第4煙道管
26を介して煙突27へ送られた後、煙突27から大気
へ放出される。そして、スクリューコンベア15でバグ
フィルタ14の排出口へ送られた細粒ダストは、ブロワ
17でミニサイクロン19へ空気輸送されてダストサイ
ロ21に貯蔵される。
【0017】なお、ブロワ17で空気輸送されてダスト
サイロ21に貯蔵されなかった細粒ダストは、パイプ2
3を介して第2煙道管13へ還流させられる。そして、
サイクロン11に溜まった粗粒ダストは、ダンパ12を
適宜開閉させることにより、取り出すことができる。ま
た、ダストサイロ21に溜まった細粒ダストは、ロータ
リーバルブ22を適宜開閉させることにより、取り出す
ことができ、石粉、スラリの代用物として利用できる。
【0018】上述したように、この発明の一実施形態に
よれば、80℃の熱風をドライヤ4内へ送り込み、この
ドライヤ4内でクラッシャランCを攪拌しながら5分間
乾燥させるので、クラッシャランCの含水率を所望の含
水率にまで低下させることができる。このように含水率
の低下したクラッシャランCは品質が向上し、いろいろ
な用途に利用できるので、クラッシャランCの有効利用
を図ることができる。
【0019】なお、上記した実施例において、含水率が
略6%のクラッシャランCを80℃の熱風で5分間乾燥
させる例で説明したが、乾燥させるクラッシャランCの
含水率、乾燥させた後のクラッシャランCの含水率を考
慮して熱風の温度、すなわちバーナー5の燃焼量を調整
したり、ドライヤ4内の滞留時間、すなわち乾燥時間を
調整することは言うまでもない。
【0020】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、所定
温度の熱風をドライヤ内へ送り込み、このドライヤ内で
クラッシャランを攪拌しながら所定時間乾燥させるの
で、クラッシャランの含水率を所望の含水率にまで低下
させることができる。このように含水率の低下したクラ
ッシャランは品質が向上し、いろいろな用途に利用でき
るので、クラッシャランの有効利用を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を適用したクラッシャラ
ンの乾燥装置を示す説明図である。
【符号の説明】
C クラッシャラン 1 ホッパ 2 フィーダ 3 投入コンベア 4 ドライヤ 5 バーナー 6 燃料タンク 7 給油パイプ 8 搬出コンベア 9 収納庫 10 第1煙道管 11 サイクロン 12 ダンパ 13 第2煙道管 14 バグフィルタ 15 スクリューコンベア 16 ロータリーバルブ 17 ブロワ 18 輸送パイプ 19 ミニサイクロン 20 ロータリーバルブ 21 ダストサイロ 22 ロータリーバルブ 23 パイプ 24 第3煙道管 25 排風機 26 第4煙道管 27 煙突
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 考史 東京都品川区上大崎3丁目14番12号 前田 道路株式会社内 (72)発明者 鈴木 忠志 東京都品川区上大崎3丁目14番12号 前田 道路株式会社内 (72)発明者 山本 俊行 東京都品川区上大崎3丁目14番12号 前田 道路株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定温度の熱風が送り込まれるドライヤ
    内にクラッシャランを所定時間入れて攪拌することによ
    り、前記クラッシャランを所望の含水率まで乾燥させ
    る、ことを特徴とするクラッシャランの乾燥方法。
JP5434497A 1997-03-10 1997-03-10 クラッシャランの乾燥方法 Pending JPH10253254A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5434497A JPH10253254A (ja) 1997-03-10 1997-03-10 クラッシャランの乾燥方法

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JPH10253254A true JPH10253254A (ja) 1998-09-25

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JP5434497A Pending JPH10253254A (ja) 1997-03-10 1997-03-10 クラッシャランの乾燥方法

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JP (1) JPH10253254A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101236850B1 (ko) 2011-03-10 2013-02-25 삼성중공업 주식회사 슬러지 처리 장치
CN107062808A (zh) * 2017-06-05 2017-08-18 陕西理工大学 一种银杏鲜叶连续式快速烘干装置及方法

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