JPH10252075A - ニューマチックケーソン用掘削機の削孔支援方法 - Google Patents
ニューマチックケーソン用掘削機の削孔支援方法Info
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- JPH10252075A JPH10252075A JP7091597A JP7091597A JPH10252075A JP H10252075 A JPH10252075 A JP H10252075A JP 7091597 A JP7091597 A JP 7091597A JP 7091597 A JP7091597 A JP 7091597A JP H10252075 A JPH10252075 A JP H10252075A
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Abstract
チに従ってあらかじめ決めておいた削孔箇所28に、削
孔機8を装着した掘削機6を遠隔操作で的確に移動さ
せ、容易にかつ連続して等間隔に削孔を行い得るニュー
マチックケーソン用掘削機の削孔支援方法を提供するこ
と。 【解決手段】 ケーソン1の作業室2内に、削孔機8を
装着した掘削機6を配備し、この掘削機6を遠隔操作装
置11およびコンピュータ12により遠隔操作し、削孔
する削孔方法において、前記コンピュータ12の画面2
0上に、掘削機6の位置および姿勢に関する情報と、ケ
ーソン1の作業室2内における平面上の掘削機6の位置
と,あらかじめ決めておいた削孔ピッチに従って描いた
削孔箇所28とを表示し、前記削孔箇所28を目標とし
て掘削機6を遠隔操作し、前記削孔箇所28に削孔機8
の位置を合わせて削孔するように構成した。
Description
おいた削孔箇所に、掘削機を遠隔操作により移動させ、
掘削機に装着された削孔機により削孔を行うために有効
なニューマチックケーソン用掘削機の削孔支援方法に関
する。
機の姿勢表示,遠隔操作技術として、従来例えば特開平
1−165823号公報,同3−221617号公報,
同7−113237号公報に記載の技術がある。
の従来技術では、ディスプレィと、圧気ケーソン用掘削
シャベルの移動部材の移動量を検出する複数個のセンサ
と、これ等センサの出力信号から各移動部材の移動量を
演算する姿勢演算部と、この姿勢演算部により演算され
た移動量に基づいて、前記ディスプレィ上に前記演算に
より求められた移動量に対応した圧気ケーソン用掘削シ
ャベルの映像を表示する表示演算部とを有している。
に記載の従来技術では、ケーソンを形成する函体底部の
作業室を圧気状態に維持し、圧気作業室の天井に架設し
た走行,旋回,アームの俯仰,伸縮およびバケットの俯
仰自在の掘削装置により作業室底部を掘削して函体を順
次沈設するニューマチックケーソン工法において、掘削
装置と圧気作業室に設置されたテレビカメラと、掘削装
置に取り付けられた複数個の距離測定用センサと、管理
制御室内に設けられたコンピュータと、圧気作業室内の
掘削面の表示部と、圧気作業室内のモニタテレビとを有
し、掘削装置を走行させながら距離測定用センサにより
距離測定を行い、このデータをコンピュータで解析し、
圧気作業室内の掘削面の高低差を表示部にグラフィック
表示する一方、モニタテレビにより掘削箇所の判断を行
い、地上の管理制御室内から圧気作業室内の掘削装置を
遠隔操作するようにしている。また、この従来技術で
は、掘削装置に走行距離,旋回角度,アームの俯仰角
度,伸縮量,バケットの俯仰角度等を検知するセンサを
設け、これらのセンサにより検知したデータを地上の管
理制御室内に設置した前記コンピュータに送り、コンピ
ュータで前記センサから送り込まれたデータを解析し、
掘削装置の圧気作業室内での位置,姿勢をグラフィック
表示し、掘削装置の動きをリアルタイムでモニタしなが
ら掘削装置を遠隔操作するようにしている。
に記載の従来技術では、ニューマチックケーソン用掘削
機の姿勢表示方法において、少なくともケーソンの作業
室内における掘削機本体およびバケット等の如き掘削具
の位置,方向と前記掘削具の姿勢を検出し、これらの検
出値とケーソン躯体の形状,寸法とにより、掘削機本体
の側面から見た前記掘削具の先端部とケーソンの刃口先
端部との相対位置を演算し、前記掘削具が作業室の側壁
に接触可能な範囲に入ったときには、掘削機の姿勢に加
えて前記掘削具の先端部と刃口先端部との水平距離に応
じた、掘削機と側壁との相対位置関係の画像を表示する
ようにしている。また、この従来技術では、姿勢表示の
画像中に、掘削具の先端部からケーソンの刃口先端部ま
での水平方向の距離と、垂直方向の距離とを数値で表示
するようにしている。さらに、この従来技術では姿勢表
示の画像中に、ケーソンの刃口の下方の法的掘削限度を
示す線と、少なくともケーソンの刃口の下端付近を掘削
するときは、掘削機の姿勢を含む掘削機の側面から見た
掘削具の先端部とケーソンの刃口を含む側壁との相対位
置関係の画像中に、ケーソンの外側面の仮想延長線を表
示するようにしている。
岩盤掘削では、岩盤を均等に破砕するために等間隔で装
薬する穴を開ける必要がある。
は、圧気のかかった作業室内に遠隔操作で動作するニュ
ーマチックケーソン用掘削機が開発されている。
は、削孔機を装着した掘削機を、遠隔操作により移動さ
せることによって安全に行うことができる。
カメラモニタの映像およびコンピュータによる掘削機の
姿勢の表示だけでは、連続して等間隔に削孔することが
困難である。
て、あらかじめ決めておいた削孔箇所に、容易にしかも
連続して等間隔に削孔を行うためには、コンピュータの
画面上に削孔箇所と、掘削機の位置および姿勢を表示
し、両者の位置関係を明確にしたうえで、掘削機を削孔
箇所に的確に移動させる必要がある。従来技術では、そ
のいずれもこの点に配慮されていない。
ので、その目的とするところは、ケーソンの作業室内に
おいて、削孔ピッチに従ってあらかじめ決めておいた削
孔箇所に、削孔機を装着した掘削機を遠隔操作で的確に
移動させ、容易にかつ連続して等間隔に削孔を行い得る
ニューマチックケーソン用掘削機の削孔支援方法を提供
することにある。
ってあらかじめ決めておいた削孔箇所に、削孔機を装着
した掘削機を遠隔操作でより一層的確に移動させ、より
一層容易にかつ連続して等間隔に削孔を行い得るニュー
マチックケーソン用掘削機の削孔支援方法を提供するこ
とにある。
業室内に複数台の掘削機を配備し、削孔作業を行う場合
であっても、掘削機相互の干渉を防止し、安全にかつ能
率よく削孔を行い得るニューマチックケーソン用掘削機
の削孔支援方法を提供することにある。
孔箇所と、既に削孔された穴とを明確に識別し、掘削機
を目標とする削孔箇所に的確に誘導し得るニューマチッ
クケーソン用掘削機の削孔支援方法を提供することにあ
る。
め、本発明ではケーソン1の作業室2内に、削孔機8を
装着した掘削機6を配備し、この掘削機6を遠隔操作装
置11およびコンピュータ12により遠隔操作し、削孔
する削孔方法において、前記コンピュータ12の画面2
0上に、掘削機6の位置および姿勢に関する情報と、ケ
ーソン1の作業室2内における平面上の掘削機6の位置
と,あらかじめ決めておいた削孔ピッチに従って描いた
削孔箇所28とを表示し、前記削孔箇所28を目標とし
て掘削機6を遠隔操作し、前記削孔箇所28に削孔機8
の位置を合わせて削孔するようにしている。
はケーソン1の作業室2内に、削孔機8を装着した掘削
機6を配備し、この掘削機6を遠隔操作装置11および
コンピュータ12により遠隔操作し、削孔する削孔方法
において、前記コンピュータ12の画面20上に、設置
されているケーソン1の状態に関するケーソン情報21
と、ケーソン1の傾斜と掘削機6の位置に関する平面図
23と、ケーソン1の外壁と掘削機6の姿勢を示す姿勢
図24と、削孔機8の動作状態や位置,傾きを含む削孔
機情報25と、ケーソン1の作業室2の平面上における
掘削機6の位置と,あらかじめ決めておいた削孔ピッチ
に従って描いた削孔箇所28とを含む削孔位置図27と
を表示し、前記削孔箇所28を目標として掘削機6を遠
隔操作し、前記削孔箇所28に削孔機8の位置を合わせ
て削孔するようにしている。
では前記ケーソン1の作業室2内に複数台の掘削機6を
配備したときは、コンピュータ12の画面20上に、各
掘削機6の位置および姿勢を表示するようにしている。
では前記コンピュータ12の画面20上に、目標とする
削孔箇所28と、削孔された穴29とを識別可能な色ま
たは形あるいはこれらの組み合わせにより表示するよう
にしている。
づいて説明する。
で、図1はケーソンと、削孔機を装着した掘削機と、遠
隔操作装置およびコンピュータを備えた遠隔操作室との
関係を示すブロック図、図2はコンピュータの画面上に
表示される各種情報や図面を示す図、図3は図2の拡大
図である。
の作業室2の天井3に掘削機用の走行レール5が固定さ
れており、この走行レール5には掘削機6が走行自在に
吊り下げられている。なお、図1および図3中、符号4
はケーソン刃口先を示す。
と、コントローラ9等を備えている。
には、遠隔操作室10が設置されている。この遠隔操作
室10には、遠隔操作装置11と、コンピュータ12と
が配備されている。
の技術と同様、前記作業室2の内部には作業室2内の地
盤14を撮影するカメラと、掘削機6や削孔機8の姿勢
を撮影する監視カメラとが配置されている。一方、掘削
機6の動作部分には当該部分の位置や移動方向を検知す
る各種センサが適宜設置されているが、これらのカメラ
やセンサは図面では省略されている。そして、前記カメ
ラやセンサは前記コンピュータ12に信号線で接続され
ている。
2と、掘削機6のコントローラ9とは、信号線13によ
り結ばれている。
の実施例では図2および図3に示すように、ケーソン情
報21と、掘削機情報22と、平面図23と、姿勢図2
4と、削孔機情報25と、削孔ブロック割り図26と、
削孔位置図27とを表示可能に区画されている。
内圧」は対象とするケーソン1の現在の施工日時,函内
圧を表示しており、「刃口高」はグランドライン(G
L)からの現在の刃口深さを表示している。
削機6の動作モードを示している。
傾斜と、掘削機6の位置とを表示している。また、この
実施例ではケーソン1の作業室2内に掘削機6が2台配
備していることを示している。さらに、各掘削機6に付
した矢印は、当該掘削機6のブーム7の向いている方向
を表示している。そして、この平面図23中の「0」,
「3.8」,「10.4」,「14.3」の数値は、0
値を基準としてケーソン1の傾き具合を表示している。
掘削機6の姿勢を示している。また、この姿勢図24中
の「50」,「80」の数値は、ケーソン1の刃口先4
からの深さを示している。
「薬剤OFF」は、削孔機8による削孔時の削孔水,薬
剤の使用状況を表示しており、「ドリル 回転 下降」
は削孔機8の動作状況を表示している。また、符号25
aで示す削孔機模式図は、センタ25cに対して正面か
ら見た場合の削孔機8の左右の傾き具合を表示してお
り、符号25bで示す削孔機模式図は、センタ25dに
対して側面から見た場合の削孔機8の前後の傾き具合を
表示している。さらに、削孔機情報25中の数値「+
2.3°」,「−1.5°」は、それぞれ削孔機8の左
右の傾斜角度,前後の傾斜角度を表示している。
1が大面積の場合、作業室2の平面を幾つかのブロック
に分割し、ブロック毎に地番を付して示している。そし
て、現在削孔しているブロックを着色表示しており、こ
の削孔ブロック割り図26では地番1−1のブロックに
ついて削孔していることを示している。
室2の平面上における掘削機6の位置と、あらかじめ決
めておいた削孔ピッチに従って描いた削孔箇所28とを
表示している。この削孔位置図27は、この実施例では
現在削孔中の地番1−1のブロックについて拡大して示
している。また、この削孔位置図27中の矢印は、掘削
機6の位置を示し、この矢印の先端は削孔機8の位置を
示している。さらに、この削孔位置図27において、削
孔の目標とする削孔箇所28を白丸で示し、既に削孔し
た穴29を着色して明確に分かるように表示している。
なお、削孔した穴29を着色して示す場合に限らず、例
えば二重丸で表示する等、色,形またはこれらを組み合
わせて表示するようにしてもよい。
掘削具が交換されると、表示も交換された掘削具に合わ
せたものに変化する。前記姿勢図24,削孔機情報2
5,削孔ブロック割り図26および削孔位置図27は、
掘削機6に削孔機8を装着した場合について表示してい
るが、掘削具がバケットなどに換装されると、前記削孔
機情報25,削孔ブロック割り図26および削孔位置図
27は表示されなくなる。
22,平面図23,姿勢図24,削孔機情報25,削孔
ブロック割り図26および削孔位置図27は、掘削機6
のオペレータの操作により任意の大きさに表示すること
ができ、さらにはオペレータが必要としない表示を自由
に消去することもできる。
孔位置図27にケーソン1の作業室2の平面全体を表示
することが適当でない場合に、削孔位置図27に表示し
ている範囲を明示するために用いている。したがって、
削孔位置図27に作業室2の平面全体を明示可能なら
ば、削孔ブロック割り図26を削除してもよい。
では、通常の掘削作業などから削孔作業に移る場合、ま
ず掘削機6の掘削具を削孔機8に交換する。コンピュー
タ12が掘削具の交換を自動認識可能であれば、コンピ
ュータ12の画面20の姿勢図24に表示される掘削具
が削孔機8に替わり、また削孔機情報25,削孔ブロッ
ク割り図26および削孔位置図27が自動的に表示され
る。しかも、削孔ブロック割り図26には、掘削機6が
位置している地番のブロックに着色表示され、削孔位置
図27には掘削機6が位置している地番のブロックが自
動的に選択され、表示される。そして、当該ブロックに
は掘削機6の位置と、あらかじめ決められた削孔ピッチ
に従って描かれた削孔箇所28が表示される。
識できない場合には、オペレータが必要な操作を行い、
前述の表示に切り替える。
き、オペレータは削孔位置図27上で掘削機6を表す矢
印の先端が目標とする削孔箇所28に重なるように、遠
隔操作装置11により掘削機6を操作する。削孔位置図
27上で矢印の先端が削孔箇所28に重なることは、削
孔機8の先端が削孔箇所28上に位置していることを示
している。
端が削孔箇所28からずれないようにして、削孔機8を
地盤14に接地するように操作する。このとき、オペレ
ータはコンピュータ12の画面20上の削孔機情報25
を見ながら、削孔機8が所定の角度で接地するように操
作する。
る。このとき、オペレータはコンピュータ12の画面2
0上の姿勢図24により削孔深さを確認し、所定深さま
で削孔を行う。
を引き上げ、次の削孔箇所28に移動させる。このと
き、削孔された穴29は削孔位置図27上に自動的に着
色表示される。
ことにより、あらかじめ決めておいた削孔ピッチに従っ
て描かれた削孔箇所28に、所定深さの穴29を容易に
かつ連続して等間隔に削孔することができる。
とにより、または削孔箇所28と形を変えることによ
り、あるいはこれらを組み合わせて用いることによっ
て、削孔箇所28が多数ある場合にも、削孔の是非を容
易に判別できるので、オペレータの削孔箇所の選択も容
易に行うことができる。
の削孔作業が終了したときは、コンピュータ12の画面
20上の削孔ブロック割り図26と削孔位置図27には
次の地番のブロックに表示が自動的に切り替えられる。
削孔ブロック割り図26と削孔位置図27の表示が次の
地番のブロックに切り替わったら、前述の削孔手順を繰
り返して行い、全部の地番の削孔が終了するまで実行す
る。
孔ピッチや、ブロック割りに変更が生じた場合には、コ
ンピュータ12を操作し、削孔位置図27と削孔ブロッ
ク割り図26の表示を変更する。
クを掘削機6が配置されていないブロックに切り替える
必要がある場合にも、コンピュータ12を操作して切り
替える。
6を配備し、掘削作業や削孔作業を行う場合には、複数
台の掘削機6を統合管理可能なコンピュータ12を用意
し、この削孔支援方法を用いてコンピュータ12で削孔
箇所28の集中管理を行うようにすることによって、複
数台の掘削機6の干渉を防止しつつ目標とする削孔箇所
28に能率よく削孔することが可能となる。
1とコンピュータ12のほかに、モニタや別設置のCR
T,記憶装置などの機器を設置し、併用するようにして
もよい。
ン1の作業室2内に、削孔機8を装着した掘削機6を配
備し、この掘削機6を遠隔操作装置11およびコンピュ
ータ12により遠隔操作し、削孔する削孔方法におい
て、前記コンピュータ12の画面20上に、掘削機6の
位置および姿勢に関する情報と、ケーソン1の作業室2
内における平面上の掘削機6の位置と,あらかじめ決め
ておいた削孔ピッチに従って描いた削孔箇所28とを表
示し、前記削孔箇所28を目標として掘削機6を遠隔操
作し、前記削孔箇所28に削孔機8の位置を合わせて削
孔するようにしているので、ケーソン1の作業室2内に
おいて、削孔ピッチに従ってあらかじめ決めておいた削
孔箇所28に、削孔機8を装着した掘削機6を遠隔操作
で的確に移動させ、容易にかつ連続して等間隔に削孔を
行い得る効果がある。
に、削孔機8を装着した掘削機6を配備し、この掘削機
6を遠隔操作装置11およびコンピュータ12により遠
隔操作し、削孔する削孔方法において、前記コンピュー
タ12の画面20上に、設置されているケーソン1の状
態に関するケーソン情報21と、ケーソン1の傾斜と掘
削機6の位置に関する平面図23と、ケーソン1の外壁
と掘削機6の姿勢を示す姿勢図24と、削孔機8の動作
状態や位置,傾きを含む削孔機情報25と、ケーソン1
の作業室2の平面上における掘削機6の位置と,あらか
じめ決めておいた削孔ピッチに従って描いた削孔箇所2
8とを含む削孔位置図27とを表示し、前記削孔箇所2
8を目標として掘削機6を遠隔操作し、前記削孔箇所2
8に削孔機8の位置を合わせて削孔するようにしている
ので、削孔ピッチに従ってあらかじめ決めておいた削孔
箇所28に、削孔機8を装着した掘削機6を遠隔操作で
より一層的確に移動させ、より一層容易にかつ連続して
等間隔に削孔を行い得る効果がある。
室2内に複数台の掘削機6を配備したときは、コンピュ
ータ12の画面20上に、各掘削機6の位置および姿勢
を表示するようにしているので、ケーソン1の作業室2
内に複数台の掘削機6を配備し、削孔作業を行う場合で
あっても、掘削機相互の干渉を防止し、安全にかつ能率
よく削孔作業を行い得る効果がある。
の画面20上に、目標とする削孔箇所28と、削孔され
た穴29とを識別可能な色または形あるいはこれらの組
み合わせにより表示するようにしているので、削孔箇所
28と、既に削孔された穴29とを明確に識別し、掘削
機6を目標とする削孔箇所28に的確に誘導し得る効果
がある。
削孔機を装着した掘削機と、遠隔操作装置およびコンピ
ュータを備えた遠隔操作室との関係を示すブロック図で
ある。
各種情報や図面を示す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 ケーソン1の作業室2内に、削孔機8を
装着した掘削機6を配備し、この掘削機6を遠隔操作装
置11およびコンピュータ12により遠隔操作し、削孔
する削孔方法において、 前記コンピュータ12の画面20上に、掘削機6の位置
および姿勢に関する情報と、ケーソン1の作業室2内に
おける平面上の掘削機6の位置と,あらかじめ決めてお
いた削孔ピッチに従って描いた削孔箇所28とを表示
し、 前記削孔箇所28を目標として掘削機6を遠隔操作し、
前記削孔箇所28に削孔機8の位置を合わせて削孔す
る、ことを特徴とするニューマチックケーソン用掘削機
の削孔支援方法。 - 【請求項2】 ケーソン1の作業室2内に、削孔機8を
装着した掘削機6を配備し、この掘削機6を遠隔操作装
置11およびコンピュータ12により遠隔操作し、削孔
する削孔方法において、 前記コンピュータ12の画面20上に、設置されている
ケーソン1の状態に関するケーソン情報21と、ケーソ
ン1の傾斜と掘削機6の位置に関する平面図23と、ケ
ーソン1の外壁と掘削機6の姿勢を示す姿勢図24と、
削孔機8の動作状態や位置,傾きを含む削孔機情報25
と、ケーソン1の作業室2の平面上における掘削機6の
位置と,あらかじめ決めておいた削孔ピッチに従って描
いた削孔箇所28とを含む削孔位置図27とを表示し、 前記削孔箇所28を目標として掘削機6を遠隔操作し、
前記削孔箇所28に削孔機8の位置を合わせて削孔す
る、ことを特徴とするニューマチックケーソン用掘削機
の削孔支援方法。 - 【請求項3】 前記ケーソン1の作業室2内に複数台の
掘削機6を配備したときは、コンピュータ12の画面2
0上に、各掘削機6の位置および姿勢を表示する、こと
を特徴とする請求項1または2記載のニューマチックケ
ーソン用掘削機の削孔支援方法。 - 【請求項4】 前記コンピュータ12の画面20上に、
目標とする削孔箇所28と、削孔された穴29とを識別
可能な色または形あるいはこれらの組み合わせにより表
示する、ことを特徴とする請求項1または2記載のニュ
ーマチックケーソン用掘削機の削孔支援方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7091597A JP2874859B2 (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | ニューマチックケーソン用掘削機の削孔支援方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7091597A JP2874859B2 (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | ニューマチックケーソン用掘削機の削孔支援方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10252075A true JPH10252075A (ja) | 1998-09-22 |
JP2874859B2 JP2874859B2 (ja) | 1999-03-24 |
Family
ID=13445291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7091597A Expired - Fee Related JP2874859B2 (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | ニューマチックケーソン用掘削機の削孔支援方法 |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP2874859B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002363996A (ja) * | 2001-06-12 | 2002-12-18 | Taisei Corp | ニューマチックケーソン工法における天井走行式縦孔削岩機の削孔位置決め制御方法および削孔方法 |
JP6858917B1 (ja) * | 2020-12-02 | 2021-04-14 | オリエンタル白石株式会社 | ケーソン掘削機の複数協調作業のための情報共有システム及び情報共有方法 |
-
1997
- 1997-03-10 JP JP7091597A patent/JP2874859B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
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JP2022088116A (ja) * | 2020-12-02 | 2022-06-14 | オリエンタル白石株式会社 | ケーソン掘削機の複数協調作業のための情報共有システム及び情報共有方法 |
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---|---|
JP2874859B2 (ja) | 1999-03-24 |
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