JPH10249759A - 搬送用ロボット装置 - Google Patents

搬送用ロボット装置

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JPH10249759A
JPH10249759A JP7461897A JP7461897A JPH10249759A JP H10249759 A JPH10249759 A JP H10249759A JP 7461897 A JP7461897 A JP 7461897A JP 7461897 A JP7461897 A JP 7461897A JP H10249759 A JPH10249759 A JP H10249759A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】旋回半径が小さい2アーム方式の搬送用ロボッ
ト装置を提供すること。 【解決手段】 自由端部のハンド部材を直線移動および
旋回させる2アーム方式の搬送用ロボット装置におい
て、ハンド部材の直線移動路と平行な、上方に開口する
ケーブルガイドを旋回台に固定し、ケーブルが挿通され
たガイドケーブルの一端側をケーブルガイドのハンド部
材側に取付ける。ガイドケーブルの自由端部を支持する
可動のクランプ部材を、ケーブルガイドの上方部におい
て、前記移動路と平行な垂直面内で回動自在にハンド部
材に枢支し、可動のクランプ部材の軸芯部より引出した
ケーブルを可動のクランプ部材と離間してハンド部材に
取付ける。可動のクランプ部材の回動量を規制するスト
ッパ部材を設けて、ハンド部材が位置変位された際に、
位置規制される可動のクランプ部材に支持されたガイド
ケーブルがハンド部材と反対側の下方に指向されて、旋
回半径が小さくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被加工物を自動的
に搬送するための搬送用ロボット装置に関する。更に詳
細には、例えば被加工物であるウエハを棚状のカセット
等から取り出し、各種半導体製造装置やウエハ検査装置
等の処理室に搬送し、プロセス処理やウエハ検査後にウ
エハをカセットに戻すように使用される、いわゆる2ア
ーム方式の搬送用ロボット装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、水平旋回台と、旋回台の軸芯であ
る第1支点のまわりで回転自在な第1アームと、第1の
アームに対して第1支点に平行な第2支点のまわりで回
転自在な第2のアームと、第2のアームに対して第2支
点に平行な第3支点のまわりで回転自在なハンド部材と
を有し、第1および第2のアームの回動に伴なってハン
ド部材が第1支点と第3支点とを結ぶ直線上で移動さ
れ、かつ旋回台の回動によりハンド部材が旋回される2
アーム方式の搬送用ロボット装置が汎用されている。
【0003】そこでまず、2アーム方式の搬送用ロボッ
ト装置を例示的に説明する。図9および図10におい
て、1は適宜の駆動機により旋回される水平旋回台、2
は水平旋回台1の軸芯である第1支点;Pのまわりで回
転自在に支持された第1のアームで、この第1のアーム
2は旋回台1に取付けられた適宜の駆動機により適宜に
回転駆動される。3は第1のアーム2に対して第1支
点;Pに平行な第2支点;Qのまわりで回転自在に支持
された第2のアーム、4は第2のアーム3に対して第2
支点;Qに平行な第3支点;Rのまわりで回転自在に支
持されたハンド部材、5は、第1支点;Pを軸芯として
旋回台1に固定された第1の回転伝達部材、6は、第2
支点;Qを軸芯として第2のアーム3に固定された第2
の回転伝達部材、7は、第2支点;Qを軸芯として第1
のアーム2に固定された第3の回転伝達部材、8は、第
3支点;Rを軸芯としてハンド部材4に固定された第4
の回転伝達部材、9および10は、第1の回転伝達部材
5と第2の回転伝達部材6および第3の回転伝達部材7
と第4の回転伝達部材8との間に夫々配設された第1お
よび第2の連結具である。なお、第1および第2の支点
間隔S1 と、第3および第4の支点間隔S2 とが同一
で、かつ第1の回転伝達部材5と第2の回転伝達部材6
および第4の回転伝達部材8と第3の回転伝達部材7と
の半径比が夫々2:1に形成されている。勿論、第1乃
至第4の回転伝達部材5乃至8は、チェーンスプロケッ
トあるいはプーリーが適宜に用いられ、これらに応じて
第1および第2の連結具9,10はチェーンあるいは歯
付ベルト等が適宜に用いられる。
【0004】上記1乃至10により2アーム方式の搬送
用ロボット装置が構成されている。この搬送用ロボット
装置において、今、仮に旋回台1が固定の状態に維持さ
れているものとする。図10において、第1,第2およ
び第3支点P,Q,Rが一直線上に位置する状態で駆動
機により第1のアーム2が第1支点;Pを中心として反
時計方向に角度;θだけ回動されたものとする。
【0005】今、第1の回転伝達部材5が固定状態にあ
り、このときに第2支点;QがQ1の位置まで角度;θ
だけ反時計方向に移動すれば、第1および第2の回転伝
達部材5,6間に配設された第1の連結具9のうち、Y
1 方向のものは第1の回転伝達部材5に巻きつき、Y2
方向のものは第1の回転伝達部材5から巻戻された状態
となる。すなわち、図10において第1の連結具9はイ
およびロの方向に移動する。これにより第2の回転伝達
部材6は第2支点;Q1 を中心として時計方向に回動さ
れる。ところで第1の回転伝達部材5と第2の回転伝達
部材6とは半径比が2:1であるため、上記のごとく、
第1のアーム2が第1支点;Pを中心として角度;θだ
け反時計方向に回動すれば、第2の回転伝達部材6は第
2支点;Q1 を中心として角度;2θだけ時計方向に回
動される。この場合、第2の回転伝達部材6は第2のア
ーム3に固定されているため、第2の回転伝達部材6と
第2のアーム3とは第2支点;Q1 を中心として角度;
2θだけ時計方向に回動される。すなわち第3支点;R
1 は第2支点;Q1 を中心として角度;2θだけ時計方
向に回動されて、R2 の位置に回動される。従って、第
1のアーム2が上記のごとく第1支点;Pを中心として
反時計方向に角度;θ回動されたときの第3支点;R2
の位置は、第1および第2のアーム2,3の回動前の第
1および第3支点;P,Rを結ぶ直線状に位置してい
る。
【0006】さらに、上記のごとく、第2のアーム3に
より第3支点;R1 が第2支点;Q1 を中心として角
度;2θだけ時計方向に回動された場合、第1のアーム
2に固定された第3の回転伝達部材7と第4の回転伝達
部材8との間に配設された第2の連結具10のうち、Y
2 方向のものは第3の回転伝達部材7に巻きつき、Y1
方向のものは第3の回転伝達部材7から巻戻された状態
となる。すなわち、図10において第2の連結具10
は、ハおよびニの方向に移動する。これにより第4の回
転伝達部材8は第3支点;R1 を中心として反時計方向
に回動される。ところで第4の回転伝達部材8と第3の
回転伝達部材7とは半径比が2:1であるため、上記の
ごとく、第2のアーム3が第2支点;Q1 を中心として
角度;2θだけ時計方向に回動すれば、第4の回転伝達
部材8は第3支点;R2 を中心として角度;θだけ反時
計方向に回動され、結果として、第4の回転伝達部材8
の特定点C0 は第1および第3支点;P,R2 を結ぶ直
線上の点C1 に位置されることとなる。
【0007】上記のごとく、第1のアーム2が第1支
点;Pを中心として反時計方向に回動され、この場合、
第4の回転伝達部材8に固定されたハンド部材4は、第
1のアーム2の回動前の第1および第3支点;P,Rを
結ぶ直線上で、初期姿勢を維持しつつ移動される。
【0008】上記のごとく、ハンド部材4を直線移動お
よび旋回させる2アーム式の搬送用ロボット装置を設置
し、この2アーム式の搬送用ロボット装置の旋回軸芯、
すなわち第1支点;Pを中心として円周方向の放射状の
複数箇所に適宜の処理室を配置して、被加工物の処理が
行なわれている。
【0009】ところで、上記した2アーム式の搬送用ロ
ボット装置においては、水平旋回台1が適宜に旋回され
て使用されるため、ハンド部材4に取付ける適宜のアク
チュエータへのケーブル類の取扱いに特に留意されてい
る。
【0010】<従来例1>従来、図11乃至図13に示
される2アーム方式の搬送用ロボット装置が提言されて
いる。なお、2アーム方式の搬送用ロボット装置の主要
構造は図9および図10に示される構造と同一であっ
て、その主要部品については同符号を付してあるが、そ
の詳細な説明は割愛する。図11乃至図13において、
51はハンド部材4の直線移動路D1 −D2 に対して第
1および第2のアーム2,3の回動側とは反対側、すな
わちY1 側で水平旋回台1に固定された、移動路D1
2 と平行な上方に開口するケーブルガイド、52は適
宜のケーブル53が挿通された可撓性を有するガイドケ
ーブル、54はガイドケーブル52の一端側をケーブル
ガイド51のハンド部材4側、すなわちX1 方向側に取
付けるケーブルクランプ部材、55はガイドケーブル5
2の自由端部を支持してハンド部材4に固定された固定
のクランプ部材であって、固定のクランプ部材55から
引出されたケーブル53が、ハンド部材4に取付けられ
た図示しない適宜のアクチュエータに連結されている。
なお、固定のクランプ部材55は、引出されたケーブル
53をアクチュエータに連結容易とするためにハンド部
材4の後部、すなわちX2 方向側に取付けられている。
【0011】上記において、第1および第2のアーム
2,3を前方に、たとえばX1 方向に伸ばした位置で、
例えばハンド部材4の先端部に被加工物Wが載置され
る。この後、第1および第2のアーム2,3が屈曲され
て、例えば図13に示される旋回状態で、水平旋回台1
が第1支点;Pを中心として、適宜に旋回される。所望
の位置に旋回後、再び第1および第2のアーム2,3が
前方に伸ばされた位置でハンド部材4の先端部に載置さ
れた被加工物Wが処理室内に取込まれて所望の処理が行
なわれる。
【0012】この後、第1および第2のアーム2,3が
屈曲された旋回状態で水平旋回台1が所望の位置となる
ように順次に旋回されて、他の処理室でのハンド部材4
に対する被加工物の取込み・取出し作業が反復される。
【0013】<従来例2>図14乃至図16に示される
装置は、図11乃至図13に示される装置において、ハ
ンド部材4は基部41から相反して突出する2個のハン
ド42,43が取付けられたものが用いられる。図14
乃至図16において、ハンド部材4の基部41のX方向
の両側に取付けられる図示しない適宜のアクチュエータ
へのケーブルの連結作業が面倒とはなるが、固定のクラ
ンプ部材55は、ハンド部材4のX方向の中心部に固定
される。上記において、例えば第1および第2のアーム
2,3がX2 方向に伸ばされた位置で、ハンド42に対
する被加工物Wの受渡しが行なわれる。この後、第1お
よび第2のアーム2,3がX1 方向に伸ばされた位置
で、ハンド43に対する被加工物Wの受渡しが行なわれ
る。
【0014】次に、図16に示されるごとく、ハンド部
材4のX方向の中心点;Rが水平旋回台1の第1支点;
Pと重なる旋回状態で、水平旋回台1が所望の角度だけ
旋回された後、再度ハンド部材4が第1支点;Pを中心
とした一方の半径方向の端部に位置されて、2個のハン
ドの一方、例えばハンド43に対して被加工物Wの受渡
しが行なわれる。この後、ハンド部材4が第1支点;P
を中心とした他方の半径方向の端部に位置されて、他方
のハンド、例えばハンド42に対して被加工物Wの受渡
しが行なわれる。すなわち、図14乃至図16に示され
る装置では、水平旋回台1を旋回させなくとも2個のハ
ンドの位置を直線上の2位置に切換えることにより、第
1支点;Pを跨いだ直線上に相対向する処理室での被加
工物の受渡しが行なわれる。勿論、水平旋回台1を旋回
させた所望の位置で、上記と同様に直線上に相対向する
処理室での被加工物の受渡しが行なわれる。このため、
搬送に要する水平旋回台1の旋回タクトタイムが大幅に
削減される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では以下のような問題がある。すなわち、図1
1乃至図13に示される従来例1のものでは、ハンド部
材4の位置をX方向に位置変位させた場合に、ガイドケ
ーブル52内に挿通されたケーブル53が断線しないよ
うに、すなわちケーブル53に無理な力が作用しないよ
うにするために、ガイドケーブル52の曲率が所望の状
態となるように配慮されている。このため、図11乃至
図13に示されるごとく、第1および第2のアーム2,
3が屈曲された旋回状態においては、ガイドケーブル5
2の端部が第1支点;P(=旋回中心点)から最も離れ
ているため、装置として必要な旋回半径はガイドケーブ
ル52の端部までの距離;L1 である。勿論、この種の
装置においては、旋回軸芯、すなわち第1支点;Pを中
心として円周方向の放射状の複数箇所に適宜の処理室を
配置するため、旋回半径を極力小さくすることが望まれ
ており、上記旋回半径;L1 を更に小さくしなければな
らないという問題があった。
【0016】さらに、図14乃至図16に示される従来
例2のものでは、上記従来例1の場合と同様にガイドケ
ーブル52の曲率が所望の状態となるように配慮されて
いるため、第1および第2のアーム2,3がX2 方向に
伸ばされた際には、X2 方向端部に位置するガイドケー
ブル52の曲り部が、ハンド部材4の基部41のX2
向の端部よりもX2 方向側に位置することとなる。
【0017】ところで、例えば被加工物Wがウエハであ
る場合、このウエハは棚状のカセットCAに収容されて
いるため、ガイドケーブル52のX2 方向側に突出する
膨み部がカセットCAに当接しないようにカセットCA
を配置する必要がある。このため、ハンド部材4の基部
41から突出するハンド42,43を長くしなければな
らない。勿論、ウエハを載置したハンド42,43をカ
セットCAに対して挿入・出するため、ハンド42,4
3は極力薄く形成される。しかし、このように薄いハン
ド42,43を長く形成すると、ウエハを載置したハン
ド42,43はハンド部材4の基部に片持状で支持され
ているため、ハンド42,43のたわみ量は長さの3乗
で増加する。このため、薄いハンド42,43を長く形
成した場合、ウエハを載置したハンド42,43のたわ
み量が増加することにより、カセットCAの棚ピッチ、
すなわち棚の上下間隔が小さいものには適用できないと
いう問題がある。
【0018】さらに、第1および第2のアーム2,3が
2 方向に伸ばされた際には、X2方向に位置するガイ
ドケーブル52を支持するために、ケーブルガイド51
をX2 方向側に長く突設する必要がある。ところで、第
1および第2のアーム2,3が屈曲された旋回状態にお
いては、X2 方向に突出するケーブルガイド51の端部
が、第1支点;Pから最も離れているため、装置として
必要な旋回半径は、ケーブルガイド51の端部までの距
離;L2 である。勿論、旋回半径を極力小さくすること
が望まれているため、上記旋回半径;L2 を更に小さく
しなければならないという問題があった。
【0019】本発明は上述の問題に鑑みてなされたもの
で、その目的は、旋回半径が可及的に小さい2アーム方
式の搬送用ロボット装置を提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本第1の発明は、水平旋回台と、前記旋回台の軸芯
である第1支点のまわりで回転自在な第1のアームと、
第1のアームに対して第1支点に平行な第2支点のまわ
りで回転自在な第2のアームと、第2のアームに対して
第2支点に平行な第3支点のまわりで回転自在なハンド
部材と、第1支点を軸芯として前記旋回台に固定された
第1の回転伝達部材と、第2支点を軸芯として第2のア
ームに固定された第2の回転伝達部材と、第2支点を軸
芯として第1のアームに固定された第3の回転伝達部材
と、第3支点を軸芯としてハンド部材に固定された第4
の回転伝達部材と、第1の回転伝達部材と第2の回転伝
達部材および第3の回転伝達部材と第4の回転伝達部材
との間に夫々配設された第1および第2の連結具とから
なり、第1および第2の支点間隔と第3および第4の支
点間隔とが同一で、かつ第1の回転伝達部材と第2の回
転伝達部材および第4の回転伝達部材と第3の回転伝達
部材との半径比が夫々2:1に形成されて、第1のアー
ムの回動により第1および第2のアームが回動されつ
つ、ハンド部材が第1支点と第3支点とを結ぶ直線上で
移動され、かつ旋回台の回動によりハンド部材が旋回さ
れる2アーム方式の搬送用ロボット装置に適用される。
その特徴とするところは、ハンド部材の直線移動路に対
して、前記アームの回動側とは反対側で前記旋回台に固
定されて、前記移動路と平行な上方に開口するケーブル
ガイドと、適宜のケーブルが挿通された可撓性を有する
ガイドケーブルと、ガイドケーブルの一端側をケーブル
ガイドのハンド部材側に取付けるケーブルクランプ部材
と、ガイドケーブルの自由端部を支持し、ケーブルガイ
ドの上方部において、前記移動路と平行な垂直面内で回
動自在にハンド部材に枢支された、軸芯部に貫通孔を有
する可動のクランプ部材と、ハンド部材の位置変位に伴
ない可動のクランプ部材の回動量を規制するストッパ部
材と、可動のクランプ部材の軸芯部より引出されたケー
ブルを可動のクランプ部材と離間してハンド部材に取付
けるケーブル取付具と、ケーブルに連結された適宜の連
結部材とを具備してなることである。
【0021】さらに、本第2の発明は、本第1の発明に
おいて、前記可動のクランプ部材は、防塵シール部材を
介してハンド部材に回転自在に取付けられ、かつ可動の
クランプ部材の軸芯部の貫通孔側が防塵カバーに覆われ
てなることを特徴としている。
【0022】さらに、本第3の発明は、本第1または本
第2の発明において、前記ハンド部材は、基部から相反
して突出する2個のハンドが取付けられてなることを特
徴としている。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施例によ
り詳細に説明する。なお、2アーム方式の搬送用ロボッ
ト装置の主要構造は図9および図10に示される構造と
同一であって、その主要部品については同符号を付して
あるが、その詳細な説明は割愛する。
【0024】図1乃至図5において、11はハンド部材
4の直線移動路D1 −D2 に対して第1および第2のア
ーム2,3の回動側とは反対側、すなわちY1 側で水平
旋回台1に固定されたケーブルガイドで、このケーブル
ガイド11は上方に開口されて、移動路D1 −D2 と平
行に配設されている。12は、適宜のケーブル、例えば
電線ケーブル13が適宜に挿通された可撓性を有するガ
イドケーブル、例えばエアホースや適宜の蛇管などで、
例示的には2本のガイドケーブル13が用いられる。1
4はガイドケーブル12の一端側をケーブルガイド11
のハンド部材4側、すなわちX1 方向側に取付けるケー
ブルクランプ部材である。
【0025】15は、ケーブルガイド11の上方部にお
いて、移動路D1 −D2 と平行な垂直面内で回動自在
に、ハンド部材4に枢支された可動のクランプ部材で、
この可動のクランプ部材15には、回動軸芯O1 部をY
2 方向に貫通する孔151と、この貫通孔151と略直
角に連通する支持用の孔152とが形成され、かつ例え
ば支持用の孔152を軸方向に分断するように2部品で
構成され、この支持用の孔152にガイドケーブル12
の自由端部が挿入・支持される。
【0026】可動のクランプ部材15に支持されたガイ
ドケーブル12のうち、ケーブル13が可動のクランプ
部材15の貫通孔151からY2 方向に引出されて、可
動のクランプ部材15とY2 方向に離間して、ハンド部
材4に支持されたケーブル取付具16により、ケーブル
13が取付けられる。なお、ケーブル13は軟質のチュ
ーブ17により保護しておいた方が、ケーブル13の断
線防止という点において好ましい。勿論、可動のクラン
プ部材15と、ケーブル取付具16との間のケーブル1
3は充分にたるませて、例えば1ループして取付けられ
ている。
【0027】ケーブル13の自由端部は、ハンド部材4
に取付けられた図示しない適宜のアクチュエータ、例え
ば被加工物検出器などの連結部材に連結される。18は
可動のクランプ部材15とハンド部材4との回転部に取
付けられた適宜の防塵シール部材、19は可動のクラン
プ部材15の貫通孔151側を覆う防塵カバー、21お
よび22は可動のクランプ部材15の回転軸芯O1 に対
してX1方向およびX2 方向に離間して、ハンド部材4
に取付けられた第1および第2のストッパ部材である。
【0028】上記1乃至22により、2アーム方式の搬
送用ロボット装置が構成される。
【0029】上記構成において、例えば第1および第2
のアーム2,3をX1 方向に伸ばした位置で、ハンド部
材4の先端部に被加工物Wが載置される。この場合、ハ
ンド部材4は、水平旋回台1に対してX1 方向に離間し
た位置となるが、ガイドケーブル12の上端部を支持す
る可動のクランプ部材15は、ガイドケーブル12を引
張りながらハンド部材4と共にX1 方向に位置変位する
ため、特に図3に示されるごとく、可動のクランプ部材
15は回転軸芯O1 を中心として時計方向に回動され
て、可動のクランプ部材15が第2のストッパ部材22
に当接した状態に位置規制される。
【0030】この後、図5で示されるごとく、ハンド部
材4がX2 方向に位置変位した旋回状態となるように、
第1および第2のアーム2,3が屈曲される。この場
合、ガイドケーブル12の上端部を支持する可動のクラ
ンプ部材15は、図2および図3の2点鎖線で示される
ごとく、第1のストッパ部材21に当接した状態に位置
規制される。すなわち、可動のクランプ部材15に支持
されたガイドケーブル12は、回転軸芯O1 に対してX
1 方向の下方に指向した姿勢となる。このように旋回状
態においては、従前のごとくガイドケーブル12の端部
がハンド部材4よりもX2 方向に突出することがないた
め、図5に示されるごとく、被加工物W,第1および第
2のアーム2,3およびハンド部材4の寸法により特定
されるロボット本来の旋回半径;L3 、すなわち最小の
旋回半径とすることができる。なお、ハンド部材4がX
1 方向の処理室側と旋回状態側とに繰返して位置変位さ
れる場合、図3の実線と2点鎖線とで示される状態とな
るように可動のクランプ部材15が軸芯O1 を中心とし
て反復して回動される。この場合、図4に示されるごと
く、可動のクランプ部材15が軸芯O1 を中心として反
復して回動されるに対して、ケーブル13はケーブル取
付具16により固定されているが、ケーブル取付具16
と可動のクランプ部材15とはY方向に離間され、かつ
この間のケーブル13は充分にたるませて、例えば1ル
ープして取付けられているため、可動のクランプ部材1
5の反復回動によるケーブル13のねじりはケーブル1
3のたるみ部、例えば1ループ部で吸収され、何ら問題
が発生する虞れがない。
【0031】勿論、防塵シール部材18および防塵カバ
ー19が設けられていれば、防塵雰囲気が要求される装
置、例えば半導体製造装置等に用いられる搬送用ロボッ
ト装置として好適である。
【0032】図6乃至図8は本発明の他の実施例を示す
図であって、これらの構成において、ハンド部材4とし
て2個のハンドを取付ける以外は、図1乃至図5に示さ
れたものと実質的に同様の構成である。このため、図1
乃至図5と実質的に同様の構成部品には同じ符号を付し
てあるが、これら1乃至22の各部の構成および動作の
説明は、図1乃至図5の説明を参照するものとする。
【0033】図6乃至図8において、ハンド部材4は基
部401から相反して突出する2個のハンド402,4
03が取付けられたものが用いられる。なお、ハンド部
材4の基部401のX方向の両側には、図示しない適宜
のアクチュエータ、例えば被加工物検出器などの連結部
材が取付けられ、この連結部材への連結作業が面倒とは
なるが、ハンド部材4に対して回動自在な可動のクラン
プ部材15は、ハンド部材4のX方向の中心部に枢支さ
れる。
【0034】ハンド部材4は、直線移動路D1 −D
2 を、第1および第2のアーム2,3がX1 方向に伸ば
された位置と、X2 方向に伸ばされた位置とに位置変位
されて、夫々の処理室での被加工物の受渡しが行なわれ
る。すなわち、第1および第2のアーム2,3がX1
向に伸ばされた位置となるようにハンド部材4が位置変
位された状態においては、ハンド部材4に対して回動自
在に枢支された可動クランプ部材15は、第2のストッ
パ部材22に当接した状態に位置規制されて、可動のク
ランプ部材15に支持されたガイドケーブル12は、回
転軸芯O1 に対してX2 方向の下方に指向した姿勢とな
る。このため、ガイドケーブル12がハンド部材4の基
部401からX1 方向の外方に突出することはない。
【0035】さらに、第1および第2のアーム2,3が
2 方向に伸ばされた位置となるようにハンド部材4が
位置変位された状態においては、ハンド部材4に対して
回動自在に枢支された可動のクランプ部材15は、第1
のストッパ部材21に当接した状態に位置規制される。
すなわち、図6および図7の2点鎖線で示されるごと
く、可動のクランプ部材15に支持されたガイドケーブ
ル12は、回転軸芯O1 に対してX1 方向の下方に指向
した姿勢となり、ガイドケーブル12がハンド部材4の
基部401からX2 方向に突出することはない。
【0036】上記のごとく、ハンド部材4がX1 方向お
よびX2 方向の夫々端部に位置変位されても、ガイドケ
ーブル12はハンド403および402方向に突出する
ことはないため、ハンド402,403の長さは図1お
よび図2に示されるハンドの長さと同一とすることがで
きる。換言すれば、図14乃至図16に示されるこの種
の従来装置のごとくハンドの長さが長くなる、というこ
とはない。
【0037】さらに、図6および図7の2点鎖線で示さ
れるごとく、ハンド部材4がX2 方向の端部に位置する
場合には、可動のクランプ部材15に支持されたガイド
ケーブル12は、回転軸芯O1 に対してX1 方向の下方
に指向した姿勢となるため、ケーブルガイド11のX2
方向側の突出長さが従前に比べて短くなる。勿論、ハン
ド部材4のX方向の中心が第1支点;Pと一致するよう
に第1および第2のアーム2,3が屈曲された旋回状態
においては、ケーブルガイド11のX2 方向の突出長さ
が従前に比べて短いため、図8に示されるごとく、旋回
半径;L4 が従前に比べて小さくすることができる。す
なわち、被加工物W,第1および第2のアーム2,3お
よびハンド部材4の寸法により特定されるロボット本来
の旋回半径;L4 、すなわち最小の旋回半径とすること
ができる。
【0038】なお、図2および図7において、ケーブル
ガイド11の下方にダクトカバー23を取付け、ケーブ
ルクランプ部材14に支持されたガイドケーブル12、
あるいはケーブル13をこのダクトカバー23により覆
い、旋回軸芯である第1支点;Pの側方よりガイドケー
ブル12あるいはケーブル13を外部に取出すようにす
れば、ガイドケーブル12あるいはケーブル13の取扱
いが容易となる。
【0039】さらに、ハンド部材4に取付けられる連結
部材としては、適宜のアクチュエータや、被加工物を真
空吸着させるための連結ホース等を適宜に組合せたり、
あるいは選択して特定したりすることができる。
【0040】勿論、ガイドケーブル12を適宜に複数本
とすることができる。さらに、処理室での被加工物の受
渡しのために、処理室側およびロボット装置を適宜に相
対的に昇降自在に構成することができる。
【0041】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本第1の
発明に係る搬送用ロボット装置は、水平旋回台と、前記
旋回台の軸芯である第1支点のまわりで回転自在な第1
のアームと、第1のアームに対して第1支点に平行な第
2支点のまわりで回転自在な第2のアームと、第2のア
ームに対して第2支点に平行な第3支点のまわりで回転
自在なハンド部材と、第1支点を軸芯として前記旋回台
に固定された第1の回転伝達部材と、第2支点を軸芯と
して第2のアームに固定された第2の回転伝達部材と、
第2支点を軸芯として第1のアームに固定された第3の
回転伝達部材と、第3支点を軸芯としてハンド部材に固
定された第4の回転伝達部材と、第1の回転伝達部材と
第2の回転伝達部材および第3の回転伝達部材と第4の
回転伝達部材との間に夫々配設された第1および第2の
連結具とからなり、第1および第2の支点間隔と第3お
よび第4の支点間隔とが同一で、かつ第1の回転伝達部
材と第2の回転伝達部材および第4の回転伝達部材と第
3の回転伝達部材との半径比が夫々2:1に形成され
て、第1のアームの回動により第1および第2のアーム
が回動されつつ、ハンド部材が第1支点と第3支点とを
結ぶ直線上で移動され、かつ旋回台の回動によりハンド
部材が旋回される2アーム方式の搬送用ロボット装置に
おいて、ハンド部材の直線移動路に対して、前記アーム
の回動側とは反対側で前記旋回台に固定されて、前記移
動路と平行な上方に開口するケーブルガイドと、適宜の
ケーブルが挿通された可撓性を有するガイドケーブル
と、ガイドケーブルの一端側をケーブルガイドのハンド
部材側に取付けるケーブルクランプ部材と、ガイドケー
ブルの自由端部を支持し、ケーブルガイドの上方部にお
いて、前記移動路と平行な垂直面内で回動自在にハンド
部材に枢支された、軸芯部に貫通孔を有する可動のクラ
ンプ部材と、ハンド部材の位置変位に伴ない可動のクラ
ンプ部材の回動量を規制するストッパ部材と、可動のク
ランプ部材の軸芯部より引出されたケーブルを可動のク
ランプ部材と離間してハンド部材に取付けるケーブル取
付具と、ケーブルに連結された適宜の連結部材とを具備
してなるため、ハンド部材がX方向の異なる位置に位置
変位されると、ハンド部材に回動自在に枢支された可動
クランプ部材が第1および第2のいずれかのストッパ部
材により位置規制されて、可動のクランプ部材に支持さ
れたガイドケーブルはハンド部材と反対側の下方に指向
した姿勢となる。このため、ガイドケーブルがハンド部
材の基部からX方向の外方に突出することはない。従っ
て、ロボット装置の旋回半径を従前に比べて可及的に小
さくすることができ、被加工物,第1および第2のアー
ムおよびハンド部材の寸法により特定されるロボット本
来の最小の旋回半径とすることができる。
【0042】本第2の発明は、本第1の発明において、
可動のクランプ部材は、防塵シール部材を介してハンド
部材に回転自在に取付けられ、かつ可動のクランプ部材
の軸芯部の貫通孔側が防塵カバーに覆われてなるため、
防塵雰囲気が要求される装置、例えば半導体製造装置等
に用いられる搬送用ロボット装置として好適である。
【0043】本第3の発明は、本第1又は本第2の発明
において、ハンド部材は基部から相反して突出する2個
のハンドが取付けられているため、ハンド部材がX1
向とX2 方向との位置に位置変位されて、夫々の処理室
で被加工物の受渡しが行なわれる。勿論、ハンド部材が
X方向の異なる2位置に位置変位されると、ハンド部材
に回動自在に枢支された可動のクランプ部材が第1およ
び第2のいずれかのストッパ部材により位置規制され
て、可動のクランプ部材に支持されたガイドケーブルは
ハンド部材と反対側の下方に指向した姿勢となるため、
ガイドケーブルがハンド部材の基部からX方向の外方に
突出することはない。すなわち、ハンド部材がX1 方向
およびX2 方向の夫々端部に位置変位されても、ガイド
ケーブルはハンド403および402方向に突出するこ
とはないため、ハンド402,403の長さは図1およ
び図2に示されるハンドの長さと同一とすることができ
る。換言すれば、図14乃至図16に示されるこの種の
従来装置のごとくハンドの長さが長くなる、ということ
はない。
【0044】さらに、上記のごとくハンド部材がX方向
の異なる2位置に位置変位された場合、ハンド部材に回
動自在に枢支された可動のクランプ部材が第1および第
2のいずれかのストッパ部材により位置規制されて、可
動のクランプ部材に支持されたガイドケーブルはハンド
部材と反対側の下方に指向した姿勢となるため、ガイド
ケーブルを案内するためのケーブルガイドのX方向の突
出長さが従前に比べて短くなる。
【0045】このようにケーブルガイドのX方向の突出
長さが従前に比べて短いため、ロボット装置の旋回時
に、旋回台に固定されたケーブルガイドが旋回半径に影
響することはなく、被加工物,第1および第2のアーム
およびハンド部材の寸法により特定されるロボット本来
の最小の旋回半径とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す平面図
【図2】図1の正面図
【図3】図2の要部を示す拡大正面図
【図4】図3におけるIV−IV線断面の展開拡大図
【図5】図1の旋回状態を説明するための平面図
【図6】本発明の他の実施例を示す平面図
【図7】図6の正面図
【図8】図6の旋回状態を説明するための平面図
【図9】本発明の対象とする2アーム方式の搬送用ロボ
ット装置を説明するための縦断面図
【図10】図9の動作状態を説明するための平面図
【図11】従来例を示す平面図
【図12】図11の正面図
【図13】図11の旋回状態を説明するための平面図
【図14】他の従来例を示す平面図
【図15】図14の正面図
【図16】図14の旋回状態を説明するための平面図で
ある。
【符号の説明】
1 水平旋回台 2 第1のアーム 3 第2のアーム 4 ハンド部材 5 第1の回転伝達部材 6 第2の回転伝達部材 7 第3の回転伝達部材 8 第4の回転伝達部材 9 第1の連結具 10 第2の連結具 11 ケーブルガイド 12 ガイドケーブル 13 ケーブル 14 ケーブルクランプ部材 15 可動のクランプ部材 16 ケーブル取付具 18 防塵シール部材 19 防塵カバー 21 第1のストッパ部材 22 第2のストッパ部材 P 第1支点 Q 第2支点 R 第3支点

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平旋回台と、前記旋回台の軸芯である
    第1支点のまわりで回転自在な第1のアームと、第1の
    アームに対して第1支点に平行な第2支点のまわりで回
    転自在な第2のアームと、第2のアームに対して第2支
    点に平行な第3支点のまわりで回転自在なハンド部材
    と、第1支点を軸芯として前記旋回台に固定された第1
    の回転伝達部材と、第2支点を軸芯として第2のアーム
    に固定された第2の回転伝達部材と、第2支点を軸芯と
    して第1のアームに固定された第3の回転伝達部材と、
    第3支点を軸芯としてハンド部材に固定された第4の回
    転伝達部材と、第1の回転伝達部材と第2の回転伝達部
    材および第3の回転伝達部材と第4の回転伝達部材との
    間に夫々配設された第1および第2の連結具とからな
    り、第1および第2の支点間隔と第3および第4の支点
    間隔とが同一で、かつ第1の回転伝達部材と第2の回転
    伝達部材および第4の回転伝達部材と第3の回転伝達部
    材との半径比が夫々2:1に形成されて、第1のアーム
    の回動により第1および第2のアームが回動されつつ、
    ハンド部材が第1支点と第3支点とを結ぶ直線上で移動
    され、かつ旋回台の回動によりハンド部材が旋回される
    2アーム方式の搬送用ロボット装置において、 ハンド部材の直線移動路に対して、前記アームの回動側
    とは反対側で前記旋回台に固定されて、前記移動路と平
    行な上方に開口するケーブルガイドと、適宜のケーブル
    が挿通された可撓性を有するガイドケーブルと、ガイド
    ケーブルの一端側をケーブルガイドのハンド部材側に取
    付けるケーブルクランプ部材と、ガイドケーブルの自由
    端部を支持し、ケーブルガイドの上方部において、前記
    移動路と平行な垂直面内で回動自在にハンド部材に枢支
    された、軸芯部に貫通孔を有する可動のクランプ部材
    と、ハンド部材の位置変位に伴ない可動のクランプ部材
    の回動量を規制するストッパ部材と、可動のクランプ部
    材の軸芯部より引出されたケーブルを可動のクランプ部
    材と離間してハンド部材に取付けるケーブル取付具と、
    ケーブルに連結された適宜の連結部材とを具備してなる
    搬送用ロボット装置。
  2. 【請求項2】 前記可動のクランプ部材は、防塵シール
    部材を介してハンド部材に回転自在に取付けられ、かつ
    可動のクランプ部材の軸芯部の貫通孔側が防塵カバーに
    覆われてなる請求項1記載の搬送用ロボット装置。
  3. 【請求項3】 前記ハンド部材は、基部から相反して突
    出する2個のハンドが取付けられてなる請求項1又は2
    に記載の搬送用ロボット装置。
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