JPH10249070A - ラニヤードを通す孔をもつ折りたたみナイフ - Google Patents

ラニヤードを通す孔をもつ折りたたみナイフ

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JPH10249070A
JPH10249070A JP10012979A JP1297998A JPH10249070A JP H10249070 A JPH10249070 A JP H10249070A JP 10012979 A JP10012979 A JP 10012979A JP 1297998 A JP1297998 A JP 1297998A JP H10249070 A JPH10249070 A JP H10249070A
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blade
knife
folding knife
handle
hole
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JP10012979A
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English (en)
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Louis S Glesser
エス. グレツサー ルイス
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Spyderco Inc
Original Assignee
Spyderco Inc
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26BHAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B26B1/00Hand knives with adjustable blade; Pocket knives
    • B26B1/02Hand knives with adjustable blade; Pocket knives with pivoted blade
    • B26B1/04Hand knives with adjustable blade; Pocket knives with pivoted blade lockable in adjusted position
    • B26B1/042Hand knives with adjustable blade; Pocket knives with pivoted blade lockable in adjusted position by a spring biased locking lever pivoting around an axis parallel to the pivot axis of the blade

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  • Forests & Forestry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Knives (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブレードが閉じた状態にあるとき急激な張力
がラニヤード(ひも)に加わったときのブレードの偶発
的な開放を防止すること。 【解決手段】 折りたたみナイフの使用者または他の対
象に対する着脱可能な装着のためのラニヤードを通させ
る孔をナイフのブレードおよびハンドルの回動支点上ま
たはその近傍に配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ナイフをナイフの
使用者または他のものに装着するためのラニヤードひも
を通すようになっている孔を有する折りたたみナイフに
関する。
【0002】
【発明の背景技術】折りたたみナイフなど切断に用いら
れる器具には、ナイフが使用者の手の届く範囲から落下
して紛失しないよう、ナイフを使用者に装着するための
手段を備えるものがある。一般にそのような装着装置
は、ブレードの反対側の、ナイフハンドル遠端に挿通す
ることによりナイフハンドルに取り付けられた、ひもな
いしはラニヤードの形態を取る。このひもは、一般にラ
ニヤード穴と呼ばれるナイフハンドルの孔に挿通され
る。
【0003】
【発明が解決すべき課題】この孔および孔を通るラニヤ
ード(ひも)は折りたたみナイフの動作の妨げとならな
いことが重要である。従来より、この孔はナイフの遠端
にブレードから離して配置されている。そのような設計
では、ラニヤードはブレードの動作を妨げる位置には通
常ないが、その孔の位置によっては、閉じた状態におい
てブレードをうまく収容するため、ハンドルを大きくす
る必要がある。
【0004】と云うことは言い換えると、ナイフ遠端に
孔がなければ、ラニヤードがハンドルの重要な部分を使
用することがないのでナイフのハンドル部の寸法を非常
に小さくすることができる。ナイフ遠端に孔が位置する
と、孔およびナイフのブレードの双方を収容するために
ハンドルの幅を大きくしなければならない。このための
ハンドルの材料の追加は、ナイフ製造の際の費用を大き
くするばかりでなく、折りたたみナイフの美的な特性を
損なう可能性がある。
【0005】さらに、孔をナイフ遠端にもつように設計
された折りたたみナイフは、急な動きや急激な張力がラ
ニヤードひもに加わると、偶発的に開いてしまうことが
知られている。例えば、登山者がつまずいたりナイフを
落下した場合や、いかだに乗っている人が極度に水面の
荒れた状態に遭遇した場合にそのようなことが起こる可
能性がある。ナイフブレードが偶発的に開くと、ナイフ
ブレードの刃が露出して、直近の折りたたみナイフの使
用者や他の人または物体を傷つける可能性がありきわめ
て危険である。
【0006】
【発明の目的と概要及び効果】したがって本発明の目的
は、ラニヤードを通すための折りたたみナイフの孔を、
ブレードが閉じた状態にあるとき急激な張力がラニヤー
ド(ひも)に加わったときのブレードの偶発的な開放を
防止することにある。本発明のもう1つの目的は、ラニ
ヤードによる妨げなしにナイフを使用することができ、
しかもナイフの構造強度を大きく制限することのない位
置に折りたたみナイフの孔を配設することにある。さら
に、ラニヤードを通すためのこの孔は、ナイフ遠端のハ
ンドルの寸法を最小化してナイフの製造コストを低下さ
せるような位置に配置すべきである。
【0007】上記の目的を達成するため、ナイフのブレ
ードおよびハンドルの回動支点近傍または回動支点上に
位置する孔をもつ折りたたみナイフを提供するものであ
る。一つの実施例では、この孔はブレードの回転中心と
重なるように位置しており、他の実施例では、この孔は
ブレードの回転中心からわずかにずれている。どちらの
設計でもラニヤードがナイフブレードの使用を妨げるこ
とはなく、また急激な張力がラニヤードに加えられた結
果としてナイフブレードが偶発的に開くことは事実上あ
り得ない。さらに、ブレードおよびハンドルの回動支点
近傍に孔を配置することにより、重要な部分が孔および
ラニヤードに占用されないので、ナイフ遠端におけるハ
ンドルの幅を小さくすることができる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の観点によ
る折りたたみナイフは、 (a)第1の端部と、第2で反対の端である遠端と、互
に対向して配置された細長い両側部であってその間に空
洞を形成するものと、を有するハンドル手段; (b)切断用の端部と回動端部とを有するブレード手段
であって、前記回動端部が前記ハンドル手段の前記第1
の端部に回動可能に連結され、第1の伸張位置と第2の
閉じた位置との間で運動可能であり、前記第1の伸張位
置において前記ブレードが実質的に前記ハンドル手段の
延長上にあり、前記第2の閉じた位置において前記ブレ
ード手段が前記空洞内に少なくとも部分的に収容される
ことを特徴とするブレード手段;および (c)前記ブレード回動端部の回動支点近傍または支点
において前記ハンドル手段の前記第1端部を貫通して延
びる孔であって、対象物への着脱可能な装着のための装
着手段を受容させるような寸法を有する孔;を具備す
る。
【0009】本発明の第2の観点による折りたたみナイ
フは、 (a)第1の端部と、第2で反対の端である遠端と、そ
れらの間に延びる空洞とを有する実質的に細長いハンド
ル; (b)前記ハンドルの前記第1の端部に連結されたブレ
ード連結手段; (c)切断端部と回動端部とを有するブレードであっ
て、前記回動端部が前記ブレード連結手段に回動自在に
連結されており、前記ブレードが第1の伸張位置と第2
の閉じた位置との間で回動可能であり、前記閉じた位置
において前記ブレードの少なくとも一部が前記空洞内に
収容されるブレード;及び (d)前記ブレード連結手段を貫通して、または前記ブ
レード連結手段の近傍に延びる開口部であって、前記折
りたたみナイフを対象に着脱自在に装着するための装着
手段を通させる寸法をもつ孔;を具備する。
【0010】
【好ましい実施の形態】本発明の折りたたみナイフは、
急激な張力がラニヤードに加わった場合にこの折りたた
みナイフが偶発的に開かないようにするため、ラニヤー
ドを受容するための孔をこのナイフのブレードおよびハ
ンドルの回動支点上またはその近傍に配置した折りたた
みナイフである。本発明は、ポケットナイフなどの折り
たたみナイフであって、ナイフの動作に対する干渉を最
小化するよう、孔をナイフのブレードおよびハンドルの
回動支点上またはその近傍に配置した折りたたみナイフ
に関する。この孔は、使用者への着脱自在な装着のため
のラニヤード(lanyard)つまり紐を通すようにさせたサ
イズである。その折りたたみナイフは、そのハンドル
が、間に空洞を形成している2つの対向する細長い側部
つまりスケールを含んでいるナイフである。この空洞
は、ナイフが回動支点を中心に回転して閉じた状態にな
るとき少なくとも刃部分を受容するような構成および寸
法を有し、ナイフを使用しないときに使用者を傷つける
危険を少なくしている。本発明における孔は、急激な張
力がラニヤードに加わったときにナイフブレードが偶発
的に開かないよう、ナイフのブレードおよびハンドルの
回動支点にまたはその近傍に位置している。また、本発
明におけるこの孔の位置によって、材料の必要量を減ら
すことができ、したがってナイフハンドルの製造コスト
を下げることができる。
【0011】このように、本発明におけるハンドルの対
向する側部は、それらを貫通して延び、かつラニヤード
または同様の装着手段を通す(受容する)よう構成した
孔を含んでいる。このラニヤードは一般に、撚糸、縄(t
ether)、弾性ゴム、金属ケーブル、プラスチック、布地
またはそれらの組み合わせからなる縄、紐、または鎖で
ある。代替的には、この折りたたみナイフを折りたたん
でナイフの使用者または他の対象に装着するため、前記
孔を通って延びるような寸法のクリップまたはその他の
種類の装着手段を用いてもよい。この孔は、ナイフの反
対側端部ないし遠端部に対置されるように、ブレードお
よびハンドルの回動支点上またはその近傍に位置してい
る。
【0012】図面を参照すると、図1は、本発明の一実
施例による折りたたみナイフ10を示している。折りた
たみナイフ10は、切断端部14、回動端部16、刃1
8および背20から構成されるブレード部12を含んで
いる。ナイフブレード12は、折りたたみナイフ10が
閉じた状態にあるときナイフブレード12を受容するた
めの形成された空洞24(図示せず)を備えたハンドル
部22に支持可能に連結されている。ナイフハンドル2
2は一般に、さや28として通常知られる2つの対向す
る細長い各側半部から構成されている。両半部であるさ
や28およびその間の空間を貫通して延びる孔26が設
けられている。
【0013】孔26は、第1の伸張位置と第2の閉じた
位置との間でナイフブレード12の回転を可能にしてい
る回動支点32の近傍または支点上に位置している。第
1の伸張位置において、ナイフブレード12は実質的に
ナイフハンドル22の延長上の位置で解放可能に固定さ
れ、こうして使用可能となる。第2の閉じた位置におい
て、ナイフブレード12の少なくとも一部はハンドルの
空洞24内に収容されてナイフの刃18の露出が防止さ
れる。このように、本発明によるナイフハンドル部22
は孔26を含んでおり、この孔26はナイフハンドル2
2を完全に貫通して延び、且つ、不使用時にその折りた
たみナイフ10をナイフの使用者または他の対象に着脱
自在に装着するためのラニヤード30を通せるようなサ
イズである。
【0014】図1に見られる、もう1つの実施例では、
ナイフハンドル22の孔26または他の場所のいずれか
において、さや28の一方に系着用クリップ44を付加
的に付着してもよい。この実施例では、系着用クリップ
44はナイフハンドル22のハンドル遠端38に連結さ
れている。クリップ44は、衣服、ベルト、シャツまた
はズボンのポケットなどの支持部材に対するクリップ4
4の着脱自在な装着を可能にするようなサイズである。
この系着用クリップは、連結ねじをもったリベット、グ
ラミットにより、またはプラスチックの系着用クリップ
をハンドル22に一体的に接続する射出成形により、ナ
イフハンドル22に付着することができる。
【0015】図2は、図1の折りたたみナイフ10の正
面図であり、ブレード部12、対向するさや28およ
び、この特定の実施例においてナイフブレード12とさ
や28とを共に保持し、ナイフブレードの回動支点とな
り、かつラニヤード30(図3参照)ための孔を通す孔
26を提供する機能をもつグラミット(grommet)40を
示している。
【0016】図3は、図1の折りたたみナイフ10の線
3−3に沿った断面図である。図示のように、ナイフハ
ンドル22は、対向するさや28と、ナイフブレード1
2をさやの間の適切な位置に作用可能に保持するグラミ
ット40とで構成されている。ある実施例におけるグラ
ミット40は、連結係合のためのねじ山をつけた両側端
部をもつリベットまたはある種の連結装置でもよい。グ
ラミット40つまりリベットは、ステンレス鋼、アルミ
ニウム、真鍮、チタン、プラスチック、繊維ガラスまた
は当該技術分野において一般に知られる他の材料組成物
で構成することができる。図3から明らかなように、本
実施例のグラミット40は、ラニヤード30を通すため
にハンドル22を完全に貫通して延びる孔26を含む。
【0017】図4は、図1の折りたたみナイフ10を、
折りたたみナイフのブレード12が閉じた状態で示して
おり、装着されたラニヤード30(図4)が孔26を通
って延びている。ラニヤード30は、折りたたみナイフ
10が不注意により紛失されないよう、折りたたみナイ
フ10の使用者または他の対象に装着することができ
る。好ましくは、ラニヤード30は、折りたたみナイフ
10の使用者が着用するベルトまわり、ジャケットまた
は他の衣類に対し着脱自在に装着するための付属のスナ
ップ、リング、クリップ、ベルクロ(登録商標)係着テ
ープまたは他の種類の連結手段を備えている。
【0018】図5は、図1の折りたたみナイフ10を、
ナイフブレード12が折りたたみナイフ10のハンドル
部22内に閉じられた状態で示されている。この図は、
折りたたみナイフ10のブレード12の支点32を通っ
て延びた孔26を示している。孔26は、ブレード12
が第1の伸張位置と第2の閉じた位置との間で回転する
ための回動支点32として作用するグラミット、リベッ
トまたは他の同様な装置によって形成される。この設計
は、ナイフブレード12の構造的完全性が大きく損なわ
れないという点で有利である。図5においてさらに明ら
かなように、ナイフブレード12が閉じた状態にあると
き、刃18はさや28により形成されるナイフの空洞2
4内に実質的に収容される。
【0019】図6には、本発明のもう1つの実施例が開
示されている。同図では、ブレード12が伸張した状態
にあり、またハンドル22の一部を説明のため取り除い
た折りたたみナイフ10が示されている。図から明らか
なように、孔26は折りたたみナイフの回動支点32以
外の場所に位置している。孔26の位置設定の結果、ブ
レードの回動端部16において小さな弧状の切欠き部4
2となるブレード材料を取り除くことが必要となるかも
しれない。これにより、ナイフブレード12が第1の伸
張位置と第2の閉じた位置との間で移動する際、ナイフ
ブレード12が孔26を中心に回転できるようにとな
る。図6のナイフの線7−7に沿った横断面図である図
7において明らかなように、孔26は折りたたみナイフ
10のさや28を完全に貫通して延びており、それによ
りラニヤード30の貫通が可能になっている。
【0020】図8には、図6に示す折りたたみナイフ1
0のもう1つの実施例を、ブレード12が折りたたみナ
イフ10の空洞24(図示せず)内に閉じられた状態で
示す。説明のためハンドル部22を部分的に切り欠いて
示したので、回動支点32および孔26それぞれが2つ
の別個の位置にあることが理解できる。この特定の実施
例においては、ナイフブレード12が、伸張位置である
第1の位置と、ナイフの閉じた位置つまりナイフハンド
ル22内の第2の閉じた位置と、の間で移動可能なよう
に、ナイフブレードの回動端部16の一部が、円弧状に
選択的に取り除かれている。
【0021】図9から11には、本発明のもう1つの実
施例が示されており、ここでは孔26が、ナイフハンド
ル22の回動支点32とナイフブレードの回動端部16
との近傍におけるさらに別の場所に位置している。図9
に示すように、ナイフハンドル22は回動支点32にお
いてナイフブレードの回動端部16に連結されている。
回動支点32は孔26からわずかにずれた位置にある。
孔26がこの位置にあるので、ナイフブレード12の構
造的完全性を大きく損なうことなくナイフブレード12
が回動支点32を中心に回転することができる。@32さ
らに、ブレードが回動支点32を中心に回転して正しく
閉じられるようにブレード12の弧状の切り欠き部42
が必要である。しかし、当業者に理解できるように、ブ
レードが回動支点32を中心に回転可能となるような
ら、弧状の切り欠き部42はどんな形状でもかまわな
い。
【0022】図10には、図9の折りたたみナイフ10
の断面図が図9の切断線10−10に沿って示されてい
る。図から明らかなように、孔26はさや28を完全に
貫通して延びており、それによりラニヤードまたは他の
装置を孔に通すことができる。図11には、図9の折り
たたみナイフを、対向するさや28により形成された空
洞24(図示せず)内にブレード12を閉じた状態で、
示したものである。ハンドルの第1の端部36の一部を
説明のため切り欠くことにより、ナイフブレードに回動
端部16および回動支点32を見ることができる。@35
図示のように、孔26をこの特定の位置に配置すること
により、孔26を収容するためナイフブレード12の回
動端部16のうち相対的に小さな部分を除去することが
必要となるかもしれない。しかし、ナイフブレード12
の弧状の切り欠き部42はナイフ10の構造的完全性を
大きく損なうことはない。
【0023】図12には、図9のナイフ10が、ハンド
ルの第1端部36の一部を説明のため取り除きナイフブ
レード12を伸張した状態で示され、それによりさらに
折りたたみナイフ10の孔26およびそれとは別個の回
動支点32を図で示している。図から明らかなように、
ナイフブレード12の弧状の切り欠き部42は最小限の
ものであり、そのため折りたたみナイフブレード12の
構造的完全性には影響を与えない。
【0024】図13には、図1の折りたたみナイフ10
が示されており、対向するさや28の間にスペーサ34
が配置されている。スペーサ34は、ナイフブレード1
2が閉じた状態のときに位置する空洞24を形成する一
助となる。さらに、スペーサ34はナイフハンドル22
を構造的に支持して、圧力がさや28に加わったときに
対向するさや28が相互に向かって折損することを防止
している。@38図13において明らかなように、ナイフ
の孔26をナイフブレード12の回動端部およびナイフ
ハンドルの第1端部36の近傍に配置することにより、
ハンドルの遠端38の近傍におけるナイフハンドル22
の全体幅(w)を小さくすることができる。これが可能
となる理由は、折りたたみナイフ10の遠端38におい
て重要なスペースを孔26が占用することがないからで
ある。
【0025】本発明のさまざまな実施例を詳細に述べて
きたが、当業者はそれら実施例の変型および改作が発想
できることは明らかである。しかし、そのような変型お
よび改作は本発明の精神および範囲の内にあることは明
確に了解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例による折りたたみナイフの
ブレードが伸張した状態を示す図。
【図2】 ブレードを伸張した図1の折りたたみナイフ
の正面図。
【図3】 図1の折りたたみナイフの線3−3に沿った
横断面図。
【図4】 ブレードが閉じた状態にある図1の折りたた
みナイフと、孔を通って延びているラニヤードひもとを
示す図。
【図5】 孔がブレードおよびハンドルの回動支点上に
ある図1の折りたたみナイフを、ハンドル部を切り欠い
て示した図。
【図6】 折りたたみナイフのもう1つの実施例におけ
るブレードが伸張した状態を示す切り欠き図である。
【図7】 図6に示す折りたたみナイフの線7−7に沿
った横断面図。
【図8】 ブレードが閉じた状態にある図6のナイフ
を、ハンドル部を切り欠いて示した図。
【図9】 孔をもつ折りたたみナイフの他の実施例にお
けるブレードが伸張した状態の図。
【図10】 図9の折りたたみナイフの線10−10に
沿った横断面図。
【図11】 ブレードが閉じた状態にある図9の折りた
たみナイフをハンドル部を切り欠いて示した図。
【図12】 ブレードが伸張した状態にある図10の折
りたたみナイフをハンドル部を切り欠いて示した図。
【図13】 対向するさや、スペーサ、および回動支点
に連結された系着用クリップを示す折りたたみナイフの
背面斜視図。
【符号の説明】
10 折りたたみナイフ 12 ブレード 14 ブレードの切断端部 16 ブレードの回動端部 18 ブレードの刃 20 ブレードの背 22 ハンドル部 24 空洞 26 孔 28 さや 30 ラニヤード 32 回動支点 34 スペーサ 36 ハンドルの第1端部 38 ハンドルの遠端 40 グラミット 42 弧状の切り欠き部 44 系着用クリップ

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)第1の端部と、第2で反対の端で
    ある遠端と、互に対向して配置された細長い両側部であ
    ってその間に空洞を形成するものと、を有するハンドル
    手段; (b)切断用の端部と回動端部とを有するブレード手段
    であって、前記回動端部が前記ハンドル手段の前記第1
    の端部に回動可能に連結され、第1の伸張位置と第2の
    閉じた位置との間で運動可能であり、前記第1の伸張位
    置において前記ブレードが実質的に前記ハンドル手段の
    延長上にあり、前記第2の閉じた位置において前記ブレ
    ード手段が前記空洞内に少なくとも部分的に収容される
    ことを特徴とするブレード手段;および (c)前記ブレード回動端部の回動支点近傍または支点
    において前記ハンドル手段の前記第1端部を貫通して延
    びる孔であって、対象物への着脱可能な装着のための装
    着手段を通させるような寸法を有する孔;を具備する折
    りたたみナイフ。
  2. 【請求項2】 請求項1の折りたたみナイフにおいてさ
    らに、前記折りたたみナイフを対象物に着脱自在に装着
    するための、前記孔手段を貫通して延びる装着手段を含
    む折りたたみナイフ。
  3. 【請求項3】 前記装着手段が撚糸、プラスチック、布
    地、鎖、金属ケーブル、弾性ゴム、ゴムまたはそれらの
    組み合わせで構成されるラニヤードひもである、 請求項2の折りたたみナイフ。
  4. 【請求項4】 前記孔が、ねじ山をつけた連結可能な連
    結部をもつ互に対向するグラミットを含み、前記グラミ
    ットが前記対向した細長い側部と前記ブレード手段とを
    係合せしめた状態に保持することを特徴とする請求項1
    の折りたたみナイフ。
  5. 【請求項5】 前記孔が、貫通して延びる連続した孔を
    もつリベットを包含することを特徴とする請求項1の折
    りたたみナイフ。
  6. 【請求項6】 請求項1の折りたたみナイフにおいてさ
    らに、前記ハンドルの前記第2の遠端近傍の前記細長い
    両側部の間に位置して前記空洞をさらに規定するととも
    に、前記細長い両側部が前記空洞の方に折損するのを実
    質上防止しているスペーサを包含する折りたたみナイ
    フ。
  7. 【請求項7】 前記グラミットがステンレス鋼、アルミ
    ニウム、真鍮、チタン、プラスチックまたは繊維ガラス
    で構成されていることを特徴とする請求項4の折りたた
    みナイフ。
  8. 【請求項8】 前記ブレード手段の前記回動端部が、前
    記孔と係合せしめるような寸法を有する切欠き部を有し
    ており、前記ブレード手段が前記第1の伸張位置と前記
    第2の閉じた位置との間で前記孔に妨げられることなし
    に移動可能であることを特徴とする請求項1の折りたた
    みナイフ。
  9. 【請求項9】 請求項1の折りたたみナイフにおいてさ
    らに、前記両側部の一方に連結された系着用クリップを
    含み、前記クリップが前記折りたたみナイフを支持部材
    に着脱自在に連結するように作用可能な寸法を有するこ
    とを特徴とする折りたたみナイフ。
  10. 【請求項10】 (a)第1の端部と、第2で反対の端
    である遠端と、それらの間に延びる空洞とを有する実質
    的に細長いハンドル; (b)前記ハンドルの前記第1の端部に連結されたブレ
    ード連結手段; (c)切断端部と回動端部とを有するブレードであっ
    て、前記回動端部が前記ブレード連結手段に回動自在に
    連結されており、前記ブレードが第1の伸張位置と第2
    の閉じた位置との間で回動可能であり、前記閉じた位置
    において前記ブレードの少なくとも一部が前記空洞内に
    収容されるブレード;及び (d)前記ブレード連結手段を貫通して、または前記ブ
    レード連結手段の近傍に延びる開口部であって、前記折
    りたたみナイフを対象に着脱自在に装着するための装着
    手段を通させる寸法をもつ孔;を具備する、ラニヤード
    を通す孔をもつ折りたたみナイフ。
  11. 【請求項11】 前記細長いハンドルが、前記第2端で
    ある遠端近傍に位置して前記空洞をさらに規定する少な
    くとも1個のスペーサにより隔てられた対向する2つの
    側部を含むことを特徴とする請求項10の折りたたみナイ
    フ。
  12. 【請求項12】 前記ブレード連結手段が、前記ハンド
    ルを貫通して延びるグラミットを含み、前記ブレードの
    前記回動端部が前記グラミットを中心に回転することを
    特徴とする請求項10の折りたたみナイフ。
  13. 【請求項13】 前記グラミットが、2つの対向するヘ
    ッド部と、連結可能なねじ山をつけた継ぎ手とで構成さ
    れ、前記グラミットが前記ナイフブレードを前記細長い
    ハンドル部の前記第1端部に対し係合状態に保持させる
    ようにしたことを特徴とする請求項12の折りたたみナイ
    フ。
  14. 【請求項14】 前記折りたたみナイフを対象物に着脱
    可能に連結するための、前記孔を貫通して延びる装着手
    段をさらに含む請求項10の折りたたみナイフ。
  15. 【請求項15】 前記装着手段が布地、撚糸、プラスチ
    ック、弾性ゴム、ゴム、鎖、金属ケーブルまたはそれら
    の組み合わせで構成されるラニヤードひもであることを
    特徴とする請求項14の折りたたみナイフ。
  16. 【請求項16】 前記装着手段がクリップを含むことを
    特徴とする請求項14の折りたたみナイフ。
  17. 【請求項17】 請求項10の折りたたみナイフにおいて
    さらに、前記実質的に細長いハンドルに連結された系着
    用クリップを含み、前記クリップは前記折りたたみナイ
    フを支持部材に着脱可能に連結させるような寸法を有す
    ることを特徴とする折りたたみナイフ。
  18. 【請求項18】 請求項10の折りたたみナイフにおいて
    さらに、前記ブレード連結手段によって前記実質的に細
    長いハンドルに連結された系着用クリップを含み、前記
    孔は前記系着用クリップ及び前記実質的に細長いハンド
    ルを貫通して延びていることを特徴とする折りたたみナ
    イフ。
JP10012979A 1997-01-29 1998-01-26 ラニヤードを通す孔をもつ折りたたみナイフ Pending JPH10249070A (ja)

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