JPH10248776A - 電気掃除機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 視認性が良く、安価な表示部を有する電気掃
除機を提供する。 【解決手段】 前部に塵埃を捕集する集塵室６を、後部
に塵埃を吸引するための電動送風機を内蔵した電動送風
機室を配した掃除機本体と、前記集塵室６の上部開口部
を開閉し前部に手掛け部５ａを設けた集塵室蓋５と、発
光素子からなる表示体８を備え、前記表示体８を前記手
掛け部５ａの下に配置させたことにより、集塵室蓋５の
手掛け部５ａが表示体８の日除けとなり、表示体８への
直射光の侵入を防ぐことで、表示体８は常に明るく良い
ものとなる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、電気掃除機のイン
ジケーターに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来の電気掃除機を図９を用いて説明す
る。

【０００３】前部に集塵室１９、後部に電動送風機室２
０を形成する掃除機本体と、前記集塵室１９の上部で集
塵室１９を開閉する集塵室蓋２１と、前記電動送風機室
２０に集塵室１９内の塵埃の量を表示する電気式のイン
ジケーターを設けるとともに、前記インジケーターの表
示部２２は電動送風機室２０の上部に少なくとも２個以
上のＬＥＤをもって表示されていた。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】電気式インジケーター
の表示部を電動送風機室上部、つまり本体の天面に配置
していることで、明るい場所での使用時に表示部に光が
入り、視認性が悪いという問題があった。

【０００５】また、塵埃量の表示に当たり複数の表示素
子を使っており、スペース的にもまたコスト的にも少な
くすることが要求されていた。

【０００６】本発明は、以上のような従来の課題を解決
しようとするものであって、視認性の良いインジケータ
ーを有する電気掃除機を提供することを目的としてい
る。

【０００７】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、集塵室の上部開口部を開閉し前部に手掛け
部を設けた集塵室蓋と、表示体を備え、前記表示体を前
記手掛け部の下に配置させたことにより、集塵室蓋の手
掛け部が表示体の日除けとなり表示体への直射光の侵入
を防ぎ、表示体は常に明るく視認性の良い状態で確認す
ることができる。

【０００８】

【発明の実施の形態】本発明は各請求項に記載の形態に
て実施できるものである。すなわち、本発明の請求項１
記載の発明のように、前部に塵埃を捕集する集塵室を、
後部に塵埃を吸引するための電動送風機を内蔵した電動
送風機室を配した掃除機本体と、前記集塵室の上部開口
部を開閉し前部に手掛け部を設けた集塵室蓋と、表示体
を備え、前記表示体を前記手掛け部の下に配置させるこ
とにより、集塵室蓋の手掛け部が表示体の日除けとな
り、表示体への直射光の侵入を防ぐことで、表示体は常
に明るく視認性の良いものとなる。

【０００９】また、本発明の請求項２記載の発明のよう
に、表示体を吸込通路内の塵埃の量に応じて動作するよ
うにすることにより、吸込通路の一部である集塵室内の
塵埃が増してきた時、その満杯状態を明確に掃除機の使
用者に知らしめることができる。

【００１０】また、本発明の請求項３記載の発明のよう
に、表示体を掃除機本体の運転状態に応じて動作するよ
うにすることにより、掃除機本体の運転状態を明確に掃
除機の使用者に知らしめることができる。

【００１１】また、本発明の請求項４記載の発明のよう
に、電動送風機の電流を検知する電流検知手段を設け、
前記電流検知手段により検知された電流値に応じて、表
示体を動作させるようにすることにより、集塵室内の塵
埃が増し電動送風機を通過する風量が変化しそれによ
り、電動送風機の電流が変動するので、その変動で集塵
室内の塵埃の満杯状態が検知でき、それを明確に掃除機
の使用者に知らしめることができる。

【００１２】また、本発明の請求項５記載の発明のよう
に、塵埃の量、掃除機本体の運転状態、または電流検知
手段により検知された電流値に応じて表示体の点滅速度
を可変にするようにしたもので、１個の表示体で、その
点滅速度を可変にすることで、使用者に、塵埃の量、掃
除機本体の運転状態、または電動送風機の負荷状態、す
なわち集塵室内の塵埃の量を的確に報知することができ
る。

【００１３】また、本発明の請求項６記載の発明のよう
に、表示体は多色発光タイプ表示素子とし、塵埃の量、
掃除機本体の運転状態、または電流検知手段により検知
された電流値に応じて前記多色発光タイプ表示素子の色
を制御する表示色制御手段を設けることにより、１個の
表示体で、その点灯色を可変にすることで、使用者に、
塵埃の量、掃除機本体の運転状態、または電動送風機の
負荷状態、すなわち集塵室内の塵埃の満杯状態を的確に
報知することができる。

【００１４】また、本発明の請求項７記載の発明のよう
に、掃除機本体の運転中に充電し、運転停止後に表示素
子に電流を供給する充電手段を設けることにより、掃除
機本体の電源をオフにした状態においても、塵埃の量、
掃除機本体の運転状態、または集塵室内の塵埃の量を確
認することができる。

【００１５】また、本発明の請求項８記載の発明のよう
に、表示体の取り付け部と、前記取り付け部に対向する
集塵室蓋の手掛け部にそれぞれ反射材を設けることによ
り、表示素子の光を増幅させ、表示体の取り付け部と集
塵室蓋の手掛け部とで囲まれた部分全体が光るようにし
視認性の向上を図ることができる。

【００１６】また、本発明の請求項９記載の発明のよう
に、塵埃を捕集する集塵室と塵埃を吸引するための電動
送風機を配した掃除機本体と、前記集塵室の上部開口部
を開閉する集塵室蓋と、一端が掃除機本体に接続され他
端にホース手元部を設けたホースと、前記ホース手元部
に設けられたハンドル部と、前記ハンドル部に設けられ
発光部を有する電気式の運転表示制御手段とを備え、集
塵室内の塵埃の量に応じて前記発光部の点滅速度を変化
させるようにすることにより、より一層の視認性向上を
図ることができる。

【００１７】なお、前記各請求項に示す表示体はＬＥＤ
等の発光素子，蛍光体，発光体等が好ましい。

【００１８】

【実施例】

（実施例１）以下、本発明の実施例１について、図１と
図２を参照して説明する。

【００１９】図１において、１は本体下部であり、本体
上部２と結合して掃除機の本体を構成する。本体は、後
部に吸引用の電動送風機３を配置した電動送風機室４を
設け、その前部には集塵室蓋５で覆われた集塵室６を設
けている。集塵室蓋５は、本体上部２に後方を軸支され
て開閉自在となっている。また、集塵室６の前部には吸
気口に連通するホース接続口を有するフロントカバー７
がある。

【００２０】また、集塵室６内の塵埃の量を表示するイ
ンジケーターは、電動送風機３の電流値により塵埃の量
を判断する電気式のものであり、その表示体８は１個の
ＬＥＤを用いている。また、インジケーターの表示体８
はＬＥＤがフロントカバー７の上面で集塵室蓋５の手掛
け部５ａの下へ位置するようにフロントカバー７に取り
付けられている。

【００２１】上記構成による作用は、以下の通りであ
る。電動送風機３の吸引により、塵埃が集塵室６内の紙
パック９へと集塵される。紙パック９内の塵埃の量が増
し、電動送風機３の電流値が下がり、紙パック９の取り
替え時期が近づいたと判断するとインジケーターの表示
体８が点灯される。この時、インジケーターの表示体８
であるＬＥＤは集塵室蓋５の手掛け部５ａで直射光を防
ぐとともに、手掛け部５ａの影によってＬＥＤの周りを
暗くすることでＬＥＤの光を目立たせ、インジケーター
の視認性の向上が図られている。

【００２２】（実施例２）次に、本発明の実施例２につ
いて、図３を参照して説明する。なお、上記実施例１と
同一構成部品については同一符号を付与して、その詳細
な説明を省略する。

【００２３】電気掃除機のインジケーター制御におい
て、集塵室６に塵埃を吸引するための電動送風機３と、
前記電動送風機３の電流を検知する電流検知手段１０
と、前記電流検知手段１０により検知した電流値により
インジケーターの表示体８のＬＥＤの点滅速度を制御す
る表示周期制御手段１１とで構成したものである。

【００２４】上記構成による作用は、以下の通りであ
る。電動送風機３の吸引により、塵埃が集塵室６内の紙
パック９へと集塵される。紙パック９内の塵埃の量が増
し、電動送風機３の風量が低下すると電動送風機３の電
流値が低下する。この特性を利用し、基準となる電流値
を設定しておき、電流検知手段１０で検知した電動送風
機３の電流値が基準電流値よりも下がると、紙パック９
の取り替え時期が近づいてきたものと判断し、インジケ
ーターの表示体８のＬＥＤを点滅させる。この基準電流
値を幾つか設定しておき、その値を下回る毎にＬＥＤの
点滅周期を速くしていき、最終的に満杯状態と判断した
時点でＬＥＤを点灯させる。したがって、インジケータ
ーのＬＥＤは１個でありながら、点滅周期を変えること
で集塵室６内の塵埃の量を的確に表示することができ
る。

【００２５】（実施例３）次に、本発明の実施例３につ
いて、図４を参照して説明する。なお、上記実施例１と
同一構成部品については同一符号を付与して、その詳細
な説明を省略する。

【００２６】電気掃除機のインジケーター制御におい
て、集塵室６に塵埃を吸引するための多色発光タイプ表
示素子１２を用いたインジケーター表示体と、集塵室６
に塵埃を吸引するための電動送風機３と、前記電動送風
機３の電流を検知する電流検知手段１０と、前記電流検
知手段１０により検知した電流値により多色発光タイプ
表示素子１２の色を制御する表示色制御手段１３とで構
成したものである。

【００２７】上記構成による作用は、以下の通りであ
る。電動送風機３の吸引により、塵埃が集塵室６内の紙
パック９へと集塵される。紙パック９内の塵埃の量が増
し、電動送風機３の風量が低下すると電動送風機３の電
流値が低下する。この特性を利用し、基準となる電流値
を設定しておき、電流検知手段１０で検知した電動送風
機３の電流値が基準電流値よりも下がると、表示色制御
手段１３により紙パック９の取り替え時期が近づいてき
たものと判断し、インジケーターの表示体８のＬＥＤを
橙色に点灯させる。さらに、集塵が進み、最終的に満杯
状態と判断した時点でＬＥＤを赤色に点灯させる。した
がって、インジケーターの表示体は１個でありながら、
点灯色を変えることで集塵室６内の塵埃の量を的確に表
示することができる。

【００２８】（実施例４）次に、本発明の実施例４につ
いて、図５を参照して説明する。なお、上記実施例１な
いし実施例３と同一構成部品については同一符号を付与
して、その詳細な説明を省略する。

【００２９】電気掃除機のインジケーター制御におい
て、運転中に充電し、運転停止後インジケーターの表示
体８に電流を供給する充電手段１４を設けたものであ
る。

【００３０】上記構成による作用は、以下の通りであ
る。実施例１ないし実施例３のように、電動送風機３の
電流値をもとにインジケーターの表示体８を制御してい
る中、充電手段１４では運転中に充電が繰り返されてお
り、掃除を終え電源を切った状態においても、充電手段
１４に蓄えられた電流をこの充電手段１４からインジケ
ーターの表示体８へと供給し続けることにより、塵埃の
量を確認することができるのである。

【００３１】（実施例５）次に、本発明の実施例５につ
いて、図６を参照して説明する。なお、上記実施例１と
同一構成部品については同一符号を付与して、その詳細
な説明を省略する。

【００３２】インジケーターの取り付け部と集塵室蓋５
の手掛け部５ａの内側に互いに向き合うように反射材１
５を設けた構成としたものである。

【００３３】上記構成による作用は、以下の通りであ
る。表示体８の光を増幅させ、インジケーター取り付け
部と集塵室蓋５の手掛け部５ａとで囲まれた部分全体が
光るようにし、視認性の向上を図ることができる。

【００３４】（実施例６）次に、本発明の実施例６につ
いて、図７を参照して説明する。なお、上記実施例１，
実施例２と同一構成部品については同一符号を付与し
て、その詳細な説明を省略する。

【００３５】電気掃除機のインジケーターにおいて、掃
除機本体のハンドル部１６に集塵室６内の塵埃の量を表
示する電気式のインジケーターを設けるとともに、集塵
室６内の塵埃の量に応じ、請求項２の実施例と同様にイ
ンジケーターの表示体の点滅周期を変化させたものであ
る。

【００３６】上記構成による作用は、以下の通りであ
る。電動送風機３の吸引により、塵埃が集塵室６内の紙
パック９へと集塵される。紙パック９内の塵埃の量が増
し、電動送風機３の風量が低下すると電動送風機３の電
流値が低下する。この特性を利用し、基準となる電流値
を設定しておき、電流検知手段１０で検知した電動送風
機３の電流値が基準電流値よりも下がると、紙パック９
の取り替え時期が近づいてきたものと判断し、ハンドル
部１６に設けられたインジケーターの表示体８であるＬ
ＥＤを点滅させる。

【００３７】この基準電流値を幾つか設定しておき、そ
の値を下回る毎に表示体８の点滅周期を速くしていき、
最終的に満杯状態と判断した時点で表示体８を点灯させ
る。したがって、インジケーターの表示体８を手元に配
置することにより、目の高さに近く、また本体側を振り
向く必要がないため、より一層の視認性の向上を図るこ
とができる。

【００３８】また、本発明における表示体８は単色のＬ
ＥＤを使用し点滅周期を変える手段を用いたが、多色発
光タイプ表示素子１２を使用し、発光色を変化させても
同様の効果が得られる。

【００３９】（実施例７）次に、本発明の実施例７につ
いて、図８を参照して説明する。なお、上記実施例１，
実施例２と同一構成部品については同一符号を付与し
て、その詳細な説明を省略する。

【００４０】前部に集塵室６、後部に電動送風機室４を
形成する掃除機本体と、集塵室６の上部で集塵室６の開
閉を担う集塵室蓋５と、集塵室６の前部に掃除機の運転
状態を表示する運転表示部を設けるとともに、運転表示
において、高，中，弱，切等の運転操作を行うハンドル
部１６と、選択された運転状態に応じ運転表示部の発光
素子の点滅速度を制御する運転表示制御手段１７とで構
成したものである。

【００４１】上記構成による作用は、以下の通りであ
る。ハンドル部１６にある運転ボタン１８を押すと、選
択した運転状態に応じ、高では点灯し、中では速く点滅
し、弱ではゆっくりと点滅し、切では消灯というよう
に、運転表示制御手段１７により判断し、集塵室６の前
部に配置されたＬＥＤへと指示が出される。この構成に
より、運転表示体への配線の引き回しを簡素化すること
ができるとともに、前記運転表示体を集塵室蓋５の手掛
け部５ａの下に配置させることで集塵室蓋５の手掛け部
５ａが運転表示体の日除けとなり、直射光の侵入を防ぐ
ことで、表示体の光を常に明るく視認性の良い状態で確
認することができる。

【００４２】また、本発明における表示体としてＬＥＤ
を用いたが、ブザー等の音源による表示体を用いても同
様の効果が得られる。

【００４３】

【発明の効果】本発明の請求項１記載の発明によれば、
表示体を集塵室蓋の手掛け部の下に配置させたことによ
り、手掛け部が表示体の日除けとなり、表示体への直射
光の侵入を防ぐことで、表示体は常に明るく視認性の良
いものとなる。

【００４４】本発明の請求項２記載の発明によれば、表
示体を吸込通路内の塵埃の量に応じて動作するようにし
たもので、吸込通路の一部である集塵室内の塵埃が増し
てきた時、その量を明確に誤認されることなく掃除機の
使用者に知らしめることができる。

【００４５】本発明の請求項３記載の発明によれば、表
示体を掃除機本体の運転状態に応じて動作するようにし
たもので、掃除機本体の運転状態を明確に掃除機の使用
者に知らしめることができる。

【００４６】本発明の請求項４記載の発明によれば、電
流検知手段により検知された電動送風機の電流値に応じ
て、表示体を動作させるようにしたもので、電動送風機
の負荷状態、すなわち集塵室内の塵埃の量を明確に掃除
機の使用者に知らしめることができる。

【００４７】本発明の請求項５記載の発明によれば、塵
埃の量、掃除機本体の運転状態、または電流検知手段に
より検知された電流値に応じて表示体の点滅速度を可変
にするようにしたもので、１個の表示体で、その点滅速
度を可変にすることで、使用者に、塵埃の量、掃除機本
体の運転状態、または電動送風機の負荷状態、すなわち
塵埃室内の塵埃の量を的確に報知することができる。

【００４８】本発明の請求項６記載の発明によれば、表
示体は多色発光タイプ表示素子とし、塵埃の量、掃除機
本体の運転状態、または電流検知手段により検知された
電流値に応じて前記多色発光タイプ表示素子の色を制御
する表示色制御手段を設けたもので、１個の表示体で、
その点灯色を可変にすることで、使用者に、塵埃の量、
掃除機本体の運転状態、または電動送風機の負荷状態、
すなわち塵埃室内の塵埃の量を的確に報知することがで
きる。

【００４９】本発明の請求項７記載の発明によれば、掃
除機本体の運転中に充電し、運転停止後に表示体に電流
を供給する充電手段を設けることにより、掃除機本体の
電源をオフにした状態においても、塵埃の量、掃除機本
体の運転状態、または集塵室内の塵埃の量を確認するこ
とができる。

【００５０】本発明の請求項８記載の発明によれば、表
示体の取り付け部と、前記取り付け部に対向する集塵室
蓋の手掛け部にそれぞれ反射材を設けたことにより、表
示体の光を増幅させ、表示体の取り付け部と集塵室蓋の
手掛け部とで囲まれた部分全体が光るようにし、視認性
の向上を図ることができる。

【００５１】本発明の請求項９記載の発明によれば、ホ
ース手元部のハンドル部に発光部を有する電気式の運転
表示制御手段を設け、集塵室内の塵埃の量に応じて前記
発光部の点滅速度を変化させるようにしたことにより、
本体を操作しながら手元で確認できるので、視認性がよ
り一層高まるものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例１における電気掃除機の全体斜
視図

【図２】同電気掃除機の要部断面図

【図３】本発明の実施例２における電気掃除機のシステ
ムブロック図

【図４】本発明の実施例３における電気掃除機のシステ
ムブロック図

【図５】本発明の実施例４における電気掃除機のシステ
ムブロック図

【図６】本発明の実施例５における電気掃除機の要部断
面図

【図７】本発明の実施例６における電気掃除機のハンド
ル部の斜視図

【図８】本発明の実施例７における電気掃除機のシステ
ムブロック図

【図９】従来の電気掃除機の全体斜視図

【符号の説明】

３ 電動送風機 ５ 集塵室蓋 ６ 集塵室 ８ 表示素子 １０ 電流検知手段 １１ 表示周期制御手段 １２ 多色発光タイプ表示素子 １３ 表示色制御手段 １４ 充電手段 １５ 反射材 １６ ハンドル部 １７ 運転表示制御手段

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 酒谷 英明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 奥島 雅史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 前部に塵埃を捕集する集塵室を、後部に
   塵埃を吸引するための電動送風機を内蔵した電動送風機
   室を配した掃除機本体と、前記集塵室の上部開口部を開
   閉し前部に手掛け部を設けた集塵室蓋と、表示体を備
   え、前記表示体を前記手掛け部の下に配置させた電気掃
   除機。
2. 【請求項２】 表示体を吸込通路内の塵埃の量に応じて
   動作するようにした請求項１記載の電気掃除機。
3. 【請求項３】 表示体を掃除機本体の運転状態に応じて
   動作するようにした請求項１記載の電気掃除機。
4. 【請求項４】 電動送風機の電流を検知する電流検知手
   段を設け、前記電流検知手段により検知された電流値に
   応じて、表示体を動作させるようにした請求項１記載の
   電気掃除機。
5. 【請求項５】 塵埃の量、掃除機本体の運転状態、また
   は電流検知手段により検知された電流値に応じて表示体
   の点滅速度を可変にするようにした請求項１ないし４の
   いずれかに記載の電気掃除機。
6. 【請求項６】 表示体は多色発光タイプ表示素子とし、
   塵埃の量、掃除機本体の運転状態、または電流検知手段
   により検知された電流値に応じて前記多色発光タイプ表
   示素子の色を制御する表示色制御手段を設けた請求項１
   ないし５のいずれかに記載の電気掃除機。
7. 【請求項７】 掃除機本体の運転中に充電し、運転停止
   後に表示体に電流を供給する充電手段を有する請求項１
   ないし６のいずれかに記載の電気掃除機。
8. 【請求項８】 表示体の取り付け部と、前記取り付け部
   に対向する集塵室蓋の手掛け部にそれぞれ反射材を設け
   た請求項１ないし７のいずれかに記載の電気掃除機。
9. 【請求項９】 塵埃を捕集する集塵室と塵埃を吸引する
   ための電動送風機を配した掃除機本体と、前記集塵室の
   上部開口部を開閉する集塵室蓋と、一端が掃除機本体に
   接続され他端にホース手元部を設けたホースと、前記ホ
   ース手元部に設けられたハンドル部と、前記ハンドル部
   に設けられ発光部を有する電気式の運転表示制御手段と
   を備え、集塵室内の塵埃の量に応じて前記発光部の点滅
   速度を変化させるようにした電気掃除機。