JPH10248697A

JPH10248697A - 光るマドラー

Info

Publication number: JPH10248697A
Application number: JP5573597A
Authority: JP
Inventors: Sumiko Matsumoto; 寿美子松本
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1997-03-11
Filing date: 1997-03-11
Publication date: 1998-09-22

Abstract

(57)【要約】【目的】意匠効果、精神的な効果において優れている
子供から大人まで年齢を問わず幅広く使われるマドラー
の提供。【構成】内部に発光体を持つ光るマドラー。好ましく
は内部の発光体の発する光が透かして外部へ放射される
ように構成されている光るマドラー。上記光る態様は単
色でも蛍光色でも２色以上でも各種の模様、図柄でもよ
い。グラスの中の液体を攪拌するものであり、壊れにく
い形状とすることにより安全性と水密性を確保した構造
を有している。好ましい態様は、装飾用スリーブを収容
可能な空間を有するケースおよびケース内部に収容され
た装飾用のスリーブよりなり、発光させるように構成し
た光るマドラーである。【効果】簡単な構造と原理で内部で発光させて飲物や
グラスに映え、美しい感覚と楽しみ、やすらぎを使用す
る者に与えることのできるマドラーを提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明はマドラーに関するもの
で、特に、簡単な構造と原理で内部で発光させて飲物や
グラスに映え、美しい感覚、楽しみ、やすらぎを使用す
る者に与えることのできるマドラーに関するものであ
る。

【０００２】

【従来の技術】マドラーはグラスに注がれた数種類の飲
物を攪拌する道具であり、従来、いろいろな意匠的な工
夫がなされている。ガラス、金属、プラスチックなどの
材料の特性を生かして意匠効果の高いマドラーを作った
り、ゴルフクラブなど日常生活で馴染みのある具体的な
形状に似せて作ったり、抽象的なオブジェを創作した
り、各種洋酒の水割りやハイボール、その他のソフトド
リンクを飲む者に夢のある時間・美的感覚を与えてい
る。しかし、従来のマドラーは、形状的な工夫にとどま
り、あるいはマドラー自体に発光機能等をもたせても機
械的で複雑な原理を利用するものであり、取り扱い方法
が容易で簡単な原理と構造で意匠効果においても、精神
的な効果においても優れているものはなかった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
子供から大人まで年齢を問わず幅広く使われるマドラー
について、意匠効果においても、精神的な効果において
も優れている、シンプルな物で使用方法も簡単で、ワン
タッチでグラスの中の液体が幻想的でカラフルなピン
ク、グリーン、むらさき、赤といろいろなカラフルまた
は模様でファンタスティックに光と液体の世界を美しく
作り出してくれる改良を試みようとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明は、内部に発光体
を持つ光るマドラーを要旨とするものである。本発明の
光るマドラーは、好ましくは内部の発光体の発する光が
透かして外部へ放射されるように構成されている。上記
光る態様は単色でも蛍光色でも２色以上でも各種の模
様、図柄でもよい。グラスの中の液体を攪拌するもので
あり、壊れにくい形状とすることにより安全性と水密性
を確保した構造を有している。本発明の好ましい態様
は、装飾用スリーブを収容可能な空間を有するケースお
よびケース内部に収容された装飾用のスリーブよりな
り、発光させるように構成した光るマドラーである。

【０００５】

【発明の実施の形態】本発明のマドラーは、発光体を挿
入する口部、該口部を密封する蓋部および発光体、電
源、電源スイッチ、電線、可動台及び装飾用スリーブを
収容可能な空間を有するケースよりなり、発光させるよ
うに構成することができる。ケース内部に装飾用のスリ
ーブを保有することにより、発光体の発する光が装飾ス
リーブ及びケースを透かしてケース外部へ放射される。
上記蓋部は、嵌合して本体を密封する構造とすることが
好ましい。グラスの中の液体を攪拌するものであり、壊
れにくい形状とすることにより安全性と水密性を確保し
ている。発光体は電気的に制御できる電気的発光体ばか
りでなく光に感受性を有する持続時間の長い蛍光物質で
も良い。また、上記本体は、発光体を収容して効果的に
発光する形状を有することができる。発光体は電気的発
光体または蛍光物質である。

【０００６】

【実施例】本発明の詳細を実施例で説明する。本発明は
これら実施例によって何ら限定されるものではない。

【０００７】実施例１簡単な構造の一実施例である光るマドラーについて説明
する。透明な合成樹脂で筒状に成形されたその内側に黄
色の蛍光塗料が塗られている。上下は潰して且つ上から
透明合成樹脂でかぶせて密封している。本マドラーを手
に取り、グラスの中の液体の攪拌を行うと、周囲からの
光で蛍光を発色し夢のある気分を味わうことができる。

【０００８】実施例２図１を用いて、本発明の一実施例である光るマドラーに
ついて説明する。本マドラーの最外側部は、本体ケース
１と蓋部２およびＯリング３より構成される。内部には
支持４に支えられた回転台５とこの回転台に取り付けら
れた発光体６、そしてこれらの発光体と回転台駆動用の
電源７、そしてこれらの発光体に接続する電源を制御す
るための電源スイッチＡ８、回転台に接続する電源を制
御するための電源スイッチＢ９、これら２つの電気機器
への給電用の電線１０及び装飾用スリーブ１１が保持さ
れている。

【０００９】この装飾用スリーブを、回転台５の上で発
光体６の外側に固定すると、発光体６が発光しているま
まで回転台５が回転している間、装飾用スリーブ１１上
の色彩、模様、図柄も回転することになり、本体ケース
１の外部から眺めると、装飾用スリーブ１１上の色彩や
模様などが回転することになる。また、装飾用スリーブ
１１を回転台５から切り離すと発光体６が発行している
ままで回転台５が回転しても装飾用スリーブ１１は回転
しない。本体ケース１の外側から眺めると、装飾用スリ
ーブ１１上の色彩や模様などは回転することなく固定し
たままで、色彩豊かな光の絵を画いていることになる。

【００１０】また、この場合に、回転台５に第２番目の
装飾用スリーブ１２を取り付けて、この装飾用スリーブ
１２の円周を縦方向に二分して、一方に赤彩色、もう一
方に青彩色しておくと、発光体６が発光しているままで
回転台５が回転すると、本体ケースの外部からはあたか
も各半周面に赤ランプと青ランプが取り付けてあるよう
に見えるので、全体として見ると前期の回転していない
装飾用スリーブ１１の模様が赤い光と青い光で交互に映
し出されることになる。

【００１１】次に、本発明マドラーの使用方法を説明す
る。まず、本発明のマドラーを手に取り、蓋部２を指で
握るとき、電源スイッチ８の上を蓋部２の外側から軽く
握ると発光体６が発光を開始する。また同時に、電源ス
イッチ９の上を蓋部２の外側から軽く握ると可動台５と
ともに発光体６も回転を開始する。この状態を保ちなが
らこのマドラーでグラスの中の液体の攪拌を行うと、グ
ラスの中の液体中では、液体の攪拌滑の中にいろいろな
色彩豊かな色や模様が映し出されるばかりでなく、これ
らの模様などを回転させることもできる。また模様ばか
りでなく、グラスの中の攪拌滑に星空を思わせるミニ・
プラネタリウムをも容易に映し出すこともできる。この
ようにして、本発明のマドラーを利用することにより、
幻想的な「星空」をちびりちびりと口の中で楽しむこと
により一日の疲れを癒すこともできよう。

【００１２】

【発明の効果】簡単な構造と原理で内部で発光させて飲
物やグラスに映え、美しい感覚と楽しみ、やすらぎを使
用する者に与えることのできるマドラーを提供できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例である光るマドラーを示す図
面である。

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】内部に発光体を持つ光るマドラー。
【請求項２】内部の発光体の発する光が透かして外部
へ放射されるように構成されている請求項１の光るマド
ラー。
【請求項３】装飾用スリーブを収容可能な空間を有す
るケースおよびケース内部に収容された装飾用のスリー
ブよりなり、発光させるように構成した請求項１または
２の光るマドラー。
【請求項４】上記ケースが、発光体を挿入する口部お
よび該口部を密封する蓋部を有し、発光体、電源、電源
スイッチ、電線および可動台を収容している請求項３の
光るマドラー。
【請求項５】上記蓋部が、嵌合して本体を密封する構
造を有している請求項４の光るマドラー。
【請求項６】該マドラーが、発光体を収容して効果的
に発光しかつ攪拌し易い形状である請求項１ないし５の
いずれかの光るマドラー。
【請求項７】発光体が電気的発光体または蛍光物質で
ある請求項１ないし６のいずれかの光るマドラー。