JPH10246819A - 海底中継器の放熱緩衝構造 - Google Patents

海底中継器の放熱緩衝構造

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JPH10246819A
JPH10246819A JP9050095A JP5009597A JPH10246819A JP H10246819 A JPH10246819 A JP H10246819A JP 9050095 A JP9050095 A JP 9050095A JP 5009597 A JP5009597 A JP 5009597A JP H10246819 A JPH10246819 A JP H10246819A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
internal unit
pressure
cylindrical
peripheral surface
metallic
Prior art date
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Pending
Application number
JP9050095A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Yatagai
毅 谷田貝
Junichi Maekawa
純一 前川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Corp
NEC Engineering Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp, NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Corp
Priority to JP9050095A priority Critical patent/JPH10246819A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、海底中継器の放熱構造に用いられてき
た金属バネは、バネ剛性を高くすると十分な放熱効果が
得られず、また金属バネのバネ剛性を低下させ耐圧筺体
との接触面積を増やすと十分な衝撃吸収効果が得られな
いという課題があった。 【解決手段】 熱が発生する内部ユニットの外周部に円
筒状緩衝体を配置し、またバネ剛性の低い金属曲面板か
らなるバネを耐圧筺体と内部ユニットとの間隙部に配置
することにより、十分な耐衝撃機能と放熱機能を共に得
られ、組立も容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、海底中継器に関
し、内部ユニットの熱を効率よく伝達し、かつ内部ユニ
ットの振動を吸収する構海底中継器の放熱緩衝構造に関
する。
【従来の技術】従来の海底中継器では、図6は耐圧筺体
1と端面板2の内部に内部ユニット3が設置され、光フ
ァイバ4が取り出された構成の海底中継器の断面図であ
る。図6のB−Bでの断面図である図7から判るよう
に、内部ユニット3の円筒状外周面と耐圧筺体1内周面
との間隙部には複数の金属バネ30が配置され放熱緩衝
体が構成されている。内部ユニット3はサラバネ32、
プレート31、リテーナ9によって耐圧筺体1に固定さ
れている。図8は内部ユニット3に複数のバネ30が形
成された構成を示す斜視図である。
【発明が解決しようとする課題】近年、海底光ファイバ
通信の大容量化に伴い、内部ユニット3内の実装密度や
システム数が増加し、内部ユニット3が長尺化の傾向に
ある。このため放熱性と緩衝作用に優れた内部ユニット
の支持方法が必要になっている。
【0002】しかし、従来の海底中継器において放熱緩
衝体を構成しているバネは、放熱性と緩衝作用の両方の
特性を十分に充たすものではない。耐振動性、耐衝撃性
を高めるためにバネの剛性を高めると、バネと耐圧筺体
の内周面との接触部が少なくなり放熱性が低下する。ま
た放熱性を高めるためにバネの変位量を大きくしバネと
耐圧筺体の内周面との接触部を増加させると、耐振動
性、耐衝撃性が低下し、また耐圧筺体に内部ユニットと
バネを挿入するときに抵抗が大きくなって組立性が低下
する。
【0003】さらに、輸送や敷設時に発生する広帯域の
振動周波数に対し、これらの周波数帯域をはずれた固有
振動数のバネを形成し組み込むことは困難である。数種
類のバネにより構成することが考えられるが、実装する
間隙が限られており、組立が困難であった。
【0004】本発明の目的は放熱性、および半径方向と
軸方向の耐振動性、耐衝撃性に優れ、組立作業の容易な
海底中継器の放熱構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】本発明の放熱構造は、耐
圧筺体とその内部に配置される内部ユニットとの間隙部
に、1以上の緩衝体と、複数の金属バネを設けている。
また、金属バネは曲面を有する板状であり、内部ユニッ
トの円筒状外周面に接して設けられる円筒部に接合さ
れ、かつ耐圧筺体の内周面に接する構成をとることがで
きる。緩衝体は円筒形で断面がL字状の緩衝体を内部ユ
ニット両端部に設けることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の放熱構造を
適用した海底中継器の断面図である。耐圧筺体1と端面
板2の内部に内部ユニット3が配置されており内部ユニ
ット3から光ファイバ4が取り出されている。耐圧筺体
1と内部ユニット3との間隙部には金属バネからなる放
熱体5が2カ所に形成されている。耐圧筺体1は長さが
約1mから1.5m、厚みが約10mmから20mm、
直径が約200mmから300mmのベリリウム銅製で
ある。耐圧筺体1と内部ユニット3の間隔は約10mm
から20mm程度である。
【0006】図1のA−A断面図を図2に示す。放熱体
5は図2に示すように、内部ユニット3の円筒状外周面
に密着して設けられた金属円筒部10上に接合された金
属曲面板によって構成される複数の金属バネ11を備え
た構成である。金属バネ11は内部ユニット3の周囲に
約48枚形成することができる。
【0007】図3は放熱体5の斜視図である。金属バネ
11は金属円筒部10上に複数形成され、耐圧筺体3の
内周面にその端部または曲面部が接している。上記金属
円筒部10は黄銅板、金属バネ11は厚みが0、3m程
度のりん青銅、ベリリウム銅などで作製することが望ま
しい。
【0008】また断面がL字状の緩衝体7が内部ユニッ
ト3の両端部に配置されており、リング8とリテーナ9
にて耐圧筺体の内周面に固定されている。円筒状緩衝体
6が内部ユニット3の円筒状外周面の中央部に配置され
ている。緩衝体7は、図4の(a)、(c)のように断
面がL字形状をしており内部ユニット3の端部の角部に
適合した形状になっている。円筒状緩衝体6は図4の
(b)のように、内部ユニット3の外周面に密着するよ
うなベルト状である。緩衝体7の材料はブチルゴム等が
使用でき、内部に金属粒子を混ぜることもできる。また
公知の制振ゴムにより作製することもできる。
【0009】内部ユニット3は、図5に示すようにシス
テムユニット20を複数個重ね、補強板22をはさみ、
連結バー21と端面板23を配置し、絶縁シール24で
覆った構成とすることができる。このような長尺の内部
ユニット3の場合、円筒状緩衝体6と金属バネ11部を
内部ユニット3に応じて複数交互に配置する。
【0010】このように構成した海底中継器では、内部
ユニット3の外周部に緩衝体6、7を配置し、緩衝体7
を固定する構成としたため、内部ユニット3を軸方向お
よび径方向の振動、衝撃に対して十分に保護することが
できる。また内部ユニット3が長い場合にその中央部の
外周に緩衝体6を1または複数配置すれば、安全に保護
することができる。これらの緩衝体は制振ゴムなので輸
送や敷設時に発生する広帯域の振動周波数を効率的に吸
収する。
【0011】また放熱機能を有する金属曲面板によって
構成される複数の金属バネ11は緩衝機能を重視する必
要がないのでバネ剛性を低くし、金属バネの曲面部を耐
圧筺体1の内周面に広い面積で接触させることができ
る。このため内部ユニット3で発生した熱を効率よく耐
圧筺体1へ伝達できる。またバネが形成された内部ユニ
ット3を耐圧筺体1中に挿入することも容易になる。
【発明の効果】本発明は、海底中継器の電気回路などが
設置される内部ユニットが円筒状の緩衝体で保持されて
いるので輸送、敷設などの際に発生する振動が十分に緩
和できる。また、放熱部はバネ剛性を低くできるので、
金属バネの曲面部を耐圧筺体の内周面に広い面積で接触
させ、内部ユニット3から発生する熱を効率よく伝導さ
せることができる。また金属バネのバネ剛性が低いので
内部ユニットを容易に耐圧筺体中に挿入できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用された海底中継器の構成例を示
す断面図。
【図2】 図1のA−A部の断面図。
【図3】 放熱部の構成例を示す斜視図。
【図4】 緩衝体の構成例を示す斜視図。
【図5】 内部ユニットの構成例を示す断面図。
【図6】 従来の海底中継器の断面図。
【図7】 図6のB−B部における断面図。
【図8】 従来の放熱構造を示す斜視図。
【符号の説明】
1 耐圧筺体 2 端面板 3 内部ユニット 5 放熱部 6、7 円筒状緩衝体 10 金属円筒部 11、30 金属バネ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耐圧筺体とその内部に配置される内部ユ
    ニットとの間隙部に、1以上の緩衝体と、複数の金属バ
    ネを設けたことを特徴とする海底中継器の放熱緩衝構
    造。
  2. 【請求項2】 金属バネは曲面を有する板状であり、内
    部ユニットの外周面に接して設けられる円筒部に接合さ
    れ、かつ耐圧筺体の内周面に接している請求項1に記載
    の海底中継器の放熱緩衝構造。
  3. 【請求項3】 円筒形で断面がL字状の緩衝体が内部ユ
    ニット両端部に設けられている請求項1に記載の海底中
    継器の放熱緩衝構造。
  4. 【請求項4】 円筒状の緩衝体が内部ユニットの円筒状
    外周面に1以上形成されている請求項3に記載の海底中
    継器の放熱緩衝構造。
JP9050095A 1997-03-05 1997-03-05 海底中継器の放熱緩衝構造 Pending JPH10246819A (ja)

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Cited By (5)

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19991005