JPH10246818A - 活線検出器 - Google Patents

活線検出器

Info

Publication number
JPH10246818A
JPH10246818A JP9050306A JP5030697A JPH10246818A JP H10246818 A JPH10246818 A JP H10246818A JP 9050306 A JP9050306 A JP 9050306A JP 5030697 A JP5030697 A JP 5030697A JP H10246818 A JPH10246818 A JP H10246818A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
detection
optical fiber
modulated
detected
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9050306A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumasa Ozawa
一雅 小澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP9050306A priority Critical patent/JPH10246818A/ja
Publication of JPH10246818A publication Critical patent/JPH10246818A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ファイバ中を伝送する光信号の有無及びそ
の伝送方向を活線検出することができる活線検出器を提
供する。 【解決手段】 駆動機構Aが、光ファイバ2の一側端に
所定周期Tで曲げ変形を加えることにより光信号を変調
する。駆動機構Aの両側に設けられた第1,第2の検出
機構B,Cが、その変調光の漏洩光を検出して変調周波
数1/Tの同期信号に基づいて同期検波することによ
り、漏洩光の変調成分を検出し、変調成分の検出の有無
に基づいて活線状態の有無と光信号の伝送方向を調べ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバの活線
状態の有無及び光信号の伝送方向を検出するための活線
検出器に関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバ通信網の敷設や保守・管理等
を実施する際には、光ファイバに商用光信号等が伝送さ
れているか否かの検出及びその光信号の伝送方向を調べ
るための活線検出が必要である。従来、かかる活線検出
をするための専用の活線検出器は存在せず、心線対照器
を活線検出に転用するのが一般的であった。
【0003】心線対照器は、光ファイバ通信網を構成し
ている多数の光ファイバ心線の結線経路(ルート)を調
べるための計測器であり、特開昭63−25064号公
報、特開昭63−305304号公報、特開昭64−3
5504号公報に開示されたものが知られている。これ
らの公報に開示された技術は何れも、長距離離れた2作
業点の一方の作業点で、光ファイバ中を伝搬する光信号
に変調を加え、他方の作業点で、変調光の有無を検出す
ることによって光ファイバ心線を対照する。このよう
に、長距離の異なった地点で対照作業を実施することか
ら、光ファイバ心線中の光信号を変調するための第1の
機器とその変調光を検出するための第2の機器との少な
くとも2台以上の機器を同時に併用すると共に、複数の
作業員が各作業点間で連絡を取り合いながら各機器を操
作することによって的確な対照作業を行うようにしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、活線検
出器は、調査すべき光ファイバの注目部位が活線状態に
あるか否か及び光信号の伝送方向を検出することを目的
とするものであり、心線対照器のような2作業点間の長
距離の光ファイバについて計測する必然性は無い。かえ
って、2台以上の機器を離隔配置して測定する心線対照
器では、機器間で緊密な連絡を取り合わなければ的確な
活線検出ができないという問題があった。
【0005】例えば、前記特開昭63−25064号公
報と特開昭64−35504号公報に開示された技術で
は、前記第1の機器で設定される変調周波数と等しい周
波数の同期信号を第2の機器側へ伝送し、第2の機器で
検出した変調光をその同期信号に基づいて同期検波する
ことによって検出感度の向上を図ることとしているの
で、同期信号を伝送するための伝送ケーブル等の介在対
を第1,第2の機器間に接続しなければならない等の問
題がある。
【0006】前記特開昭63−305304号公報の技
術では、第2の機器(即ち、変調光を検出する機器)に
おいて光ファイバの一側端に曲げ変形を加え、その曲げ
部分を中心にして両側に一対の受光器を近接配置した構
成を有している。そして、光ファイバの曲げ部分では、
変調光の一部が所定の指向性をもって外部放射(漏洩)
するので、特定方向から伝送される変調光の漏洩光が一
方の受光器に専ら入射し、逆方向から伝送される変調光
の漏洩光が他方の受光器に専ら入射することとなり、各
受光器の検出出力の有無を調べることで光信号の伝送方
向を検出するようになっている。したがって、この従来
の技術では、活線検出の一つの目的である光信号の伝送
方向を検出するための機能を備えている。しかし、光強
度の異なる2種類の光信号が双方向伝送されている光フ
ァイバ心線を調べるような場合にあっては、高強度の変
調光と低強度の変調光が双方向伝送されることとなり、
この結果、高強度の漏洩光が両方の受光器に入射する所
謂クロストークの状態を招来するために、低強度の光信
号の伝送方向を検出できないという問題があった。
【0007】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであり、従来は無かった活線検出器を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明の活線検出器は、被計測対照である光ファイ
バに周期的な曲げ変形を加えて、前記光ファイバ中の光
信号を変調する変調機構と、前記変調機構の両側に配設
され、前記変調機構において変調された変調光の漏洩光
を検出する検出機構とを備える構成とした。
【0009】また、前記変調機構において前記光ファイ
バに曲げ変形を加える周期に同期した同期信号を発生す
る同期信号発生回路と、前記検出機構で検出される検出
信号を前記同期信号に基づいて同期検波する同期検波回
路とを備える構成とした。
【0010】
【作用】変調機構により光ファイバに周期的な曲げ変形
を加えることにより、光ファイバ中の光信号がその周期
で変調される。変調機構を通った変調光の漏洩光が検出
機構で検出され、各検出機構における漏洩光の検出の有
無に応じて、活線状態の有無と光信号の伝送方向が検出
される。
【0011】また、同期検波回路において漏洩光を同期
検波することにより、変調光の変調成分が検出され、こ
の変調成分の検出の有無に応じて、活線状態の有無と光
信号の伝送方向が検出される。
【0012】
【実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面を参照
しつつ説明する。図1は活線検出器の構成を模式的に示
す説明図、図2は図1中の変調機構の要部構造及び作用
を説明するための説明図、図3は図1中の検出機構に設
けられた電気回路を示すブロック図である。
【0013】図1において、この活線検出器は、光ファ
イバ心線やテープ心線その他の光通信用の光ファイバ2
の一側端に曲げ変形を加えることによって光信号を変調
する変調機構Aと、変調機構Aの両側に設けられた第
1,第2の検出機構B,Cを備え、これらの機構A〜C
は当該活線検出器の匡体内に一体的に組み付けられてい
る。
【0014】変調機構Aは、計測対象である光ファイバ
2の長手方向(図中のx方向)に対して略直交方向(図
中のy方向)に進退移動することによって光ファイバ2
の一側端に曲げ変形を加える変形付与部材4と、この変
形付与部材4を駆動するためのアクチュエータ及び電磁
ソレノイド等で構成された駆動部6と、変形付与部材4
が進退移動する際に光ファイバ2の両端を支持すること
によって常に規定された曲げ変形を加えるための支持部
8とを備えている。
【0015】変調機構Aの構造を図2に基づいて更に詳
述すると、変形付与部材4の基部4cには、xy方向に
対して直交する方向(図中のz方向)に立設された所定
半径Rの円柱軸4aと、円柱軸4aに対してy方向に所
定間隔を持って併設された規制部材4bとが設けられ、
これらの円柱軸4aと規制部材4bとの間に光ファイバ
2の一側端を嵌挿させる構造となっている。支持部8に
は、光ファイバ2の両端を挟持する複数組の支持部材8
a〜8hが設けられている。そして、駆動部6によって
変形付与部材4を所定ストローク且つ所定周期Tで進退
移動させることにより、円柱軸4aが最大ストロークの
位置に移動するときに光ファイバ2を半径Rの曲率で曲
げ変形させ(図2(a)参照)、最大ストロークから離
れるに従って弛める(図2(b)参照)処理が繰り返さ
れ、この曲げ変形により光ファイバ2内を伝搬する光信
号を周期Tで強度変調する。
【0016】再び図1において、第1の検出機構Bは、
所定曲率の凸曲面を有する治具10と、同じ曲率の凹曲
面を有する治具12が対向配置され、これらの凹凸曲面
の間で光ファイバ2を挟持することによって曲げ変形を
加えた状態で保持する。治具12の凹曲面の一側には光
ファイバ2に対向する受光素子PD1が固定されてい
る。このように治具10,12によって光ファイバ2に
曲げ変形を加えると、光ファイバ2中を伝搬する光信号
の一部が曲げ部分から漏洩するため、この漏洩光を受光
素子PD1で受光することにより光信号の有無を検出す
ることができる。尚、漏洩光は光信号の伝送方向に応じ
た指向性を有することから、最大受光感度の得られる位
置に受光素子PD1が設けられており、第1の検出機構
Bでは変調機構A側から伝搬してくる光信号(図1中、
右側から左側へ進行する光)hνLの漏洩光を高感度で
検出するために、受光素子PD1の受光面を同図左側か
ら光ファイバ2の曲げ部分の中心に向けて対向するよう
に設けられている。
【0017】第2の検出機構Cも第1の検出機構Bと同
様に凸曲面を有する治具14と凹曲面を有する治具16
及び受光素子PD2を備え、両検出機構B,Cとも同一
の検出特性に設定されている。ただし、第2の検出機構
Cは、変調機構A側から伝搬してくる光信号(図1中、
左側から右側へ進行する光)hνRの漏洩光を高感度で
検出するために、受光素子PD2の受光面が同図右側か
ら光ファイバ2の曲げ部分の中心に向けて対向するよう
に設けられている。
【0018】図3において、これらの変調機構A及び検
出機構B,Cに接続された回路には、操作者による活線
検出の開始指示に従って装置全体の動作を制御する制御
回路18と、同期信号発生回路20と、第1,第2の検
出機構B,Cの夫々に対応して設けられた特性の揃った
前置増幅器22,24及び同期検波回路26,28と、
インジケータ30,32等の表示手段が備えられてい
る。
【0019】操作者が検査対象の光ファイバ2を図1に
示した如く装着して活線検出の開始を指示すると、同期
信号発生回路20が所定周波数1/Tの同期信号Svを
出力し、駆動部6がこの同期信号Svに同期して周期的
に変形付与部材4を進退移動させることにより光ファイ
バ2の一側端に曲げ変形を加えて、光ファイバ2中の光
信号を変調する。
【0020】尚、光信号の変調周波数1/Tは、回線に
用いられている自動利得調整期(AGC)の応答速度以
下に設定され、例えば、10Hz〜30Hz程度の周波
数となっている。また、変調機構Aにおいて光ファイバ
2に曲げ変形を加える際の曲げ径Rと、検出機構B,C
において光ファイバ2に曲げ変形を加える際の曲げ量
は、何れも12mm程度にすることによって、伝送され
る光信号の光損失が1dBを越えないようにして、光伝
送特性に悪影響を与えないようにしている。
【0021】この変調処理によって生じる変調光の一部
が漏洩光Cν1となって第1の検出機構B中の受光素子
PD1で検出されると、その検出信号S1を前置増幅器
22が増幅し、更に同期検波回路26が同期信号Svに
基づいて検出信号S1を同期検波することによって漏洩
光Cν1の変調成分を検出し、その変調成分の検出結果
がインジケータ30に表示される。同様に、変調光の一
部が漏洩光Cν2となって第2の検出機構C中の受光素
子PD2で検出されると、その検出信号S2を前置増幅
器24が増幅し、更に同期検波回路28が同期信号Sv
に基づいて検出信号S2を同期検波することによって漏
洩光Cν2の変調成分を検出し、その変調成分の検出結
果がインジケータ32に表示される。
【0022】次に、かかる構成を有する当該活線検出器
の動作を、光ファイバ2中に光信号が伝送されていない
場合と光信号が伝送されている場合の各態様に応じて説
明する。
【0023】まず、光信号が伝送されていない場合に
は、第1,第2の検出機構B,Cで漏洩光Cν1,Cν2
を検出することが無いため、同期検波回路26,28で
は変調成分が検出されず、何れのインジケータ30,3
2も消灯状態となる。したがって、インジケータ30,
32の表示結果を見るだけで、光ファイバ2が活線状態
にはない(換言すれば、空き状態)と確認することがで
きる。
【0024】図1において、左側から右側へ伝搬する一
方向の光信号hνRが存在する場合には、その光信号h
νRが第1の検出機構Bを通過する際には未だ変調機構
Aによって変調されないため、第1の検出機構Bでは変
調光の漏洩光Cν1を受光することが無い。一方、第2
の検出機構Cのみが変調機構Aで変調された変調光の漏
洩光Cν2を検出することになる。この結果、第1の検
出機構Bに対応して設けられた同期検波回路26では変
調成分が検出されないのでインジケータ30は点灯せ
ず、第2の検出機構Cに対応した設けられた同期検波回
路28では変調光の変調成分が検出されてインジケータ
32は点灯する。更に、かかる場合に、第1の検出機構
Bにおいて光信号hνR自体の漏洩光Cν1を検出したと
しても、その漏洩光Cν1は所定周波数1/Tで変調さ
れた変調光に因るものではないため、同期検波回路26
で変調成分が検出されず、インジケータ30は点灯しな
い。即ち、同期検波回路26,28は周波数1/Tの変
調光に因る漏洩光Cν1,Cν2のみを同期検波し、他の
周波数成分やノイズ成分を同期検波しないので、誤検出
が防止される。したがって、インジケータ32の点灯に
より活線状態を確認することができると同時に、インジ
ケータ30が消灯、インジケータ32が点灯となる点灯
パターンを見るだけで、光信号hνRの伝送方向を確認
することができる。
【0025】逆に、右側から左側へ伝搬する一方向の光
信号hνLが存在する場合には、その光信号hνLが第2
の検出機構Cを通過する際には未だ変調機構Aによって
変調されないので、第2の検出機構Cでは変調光の漏洩
光Cν1を受光することが無く、第1の検出機構Bのみ
が変調機構Aで変調された変調光の漏洩光Cν1を検出
することになる。この結果、同期検波回路26のみで変
調成分が検出されてインジーケータ30が点灯する。一
方、第2の検出機構Cがたとえ光信号hνLの漏洩光C
ν1を検出したとしても同期検波回路28では変調成分
が検出されないため、インジーケータ32は消灯する。
このように、これらのインジケータ30,32の点灯パ
ターンにより活線状態を確認することができると同時
に、光信号hνLの伝送方向を確認することができる。
【0026】次に、光信号hνRとhνLが双方向に伝送
する光ファイバ2を調べる場合には、光信号hνRの変
調光に因る漏洩光Cν1が第1の検出機構Bで検出さ
れ、光信号hνLの変調光に因る漏洩光Cν2が第2の検
出機構Cで検出される。そして、同期検波回路26,2
8で夫々の変調光の変調成分が検出され、インジケータ
30,32は共に点灯する。したがって、これらのイン
ジケータ30,32の点灯パターンにより活線状態を確
認することができると同時に、双方に伝送される光信号
hνRとhνLを確認することができる。
【0027】尚、かかる双方向伝送の状態において、一
方の光信号(例えば、hνR)が高強度、他方の光信号
(例えば、hνL)が低強度のように、光強度が異なり
且つ伝送方向が逆の光信号が伝送している場合であって
も、第1,第2の検出機構B,Cの夫々の同期検波回路
26,28における同期検波によって変調成分が検出さ
れるので、光信号の強度差に係わらず活線検出及び光信
号の伝送方向を検出することができる。
【0028】次に、光ファイバ2中の光信号が変調機構
Aを通過する前で散乱等されてノイズ光が生じた場合に
は、ノイズ光の漏洩光を第1,第2の検出機構B,Cで
検出する可能性がある。しかし、変調機構Aを通過しな
いノイズ光を各検出機構B,Cが検出したとしても、か
かるノイズ光の漏洩光を各同期検波回路26,28で同
期検波しても変調成分は検出されない。したがって、変
調機構Aを通過しないノイズ光を各検出機構B,Cが検
出しても、かかるノイズ光に起因する誤検出が生じるこ
とはなく、常に確度の高い活線検出が達成される。
【0029】例えば、光ファイバ2中に左側から右側へ
伝搬する高強度の光信号hνRが存在し、この光信号h
νRが変調機構Aの手前で散乱されて、その散乱光の漏
洩光Cν1を第1の検出機構Bの受光素子PD1が受光
したとしても、この散乱光は変調されていないために、
同期検波回路26では変調成分が検出されず、インジケ
ータ30は消灯する。一方、第2の検出機構Cは、変調
機構Aで変調された変調光の漏洩光Cν2を検出するた
め、同期検波回路28では変調成分が検出され、インジ
ケータ32は点灯する。したがって、ノイズ光の影響を
受けることなく、活線検出と光信号hνRの伝送方向を
確実に検出することができる。
【0030】このように、変調機構Aで変調された変調
光の変調成分を同期検波回路26,28が検出し、その
検出結果に基づいてインジケータ30,32の点滅を行
わせるようにしたので、ノイズ光に対して強い活線検出
器が実現されている。
【0031】以上に説明したように、この実施の形態に
よれば、確実な活線検出が可能であり、更に検査対象で
ある光ファイバの注目部位を当該活線検出器に適用する
だけで活線検出を実施することができるので、従来の心
線対照器を用いて活線検出を行うような煩雑な作業を招
来することもない。また、テープ心線やテープコード等
の様々な形態の光ファイバの検出にも適用することがで
きるものである。
【0032】
【発明の効果】以上に説明したように本発明の活線検出
器によれば、光ファイバの一側端を変調機構によって周
期的に曲げ変形することにより光信号を変調し、この変
調された変調光の漏洩光を変調機構の両側に配置された
検出機構によって検出するので、漏洩光の検出の有無に
応じて、光ファイバの活線の有無及び光信号の伝送方向
を確実に検出することができる。また、同期検波回路に
よる同期検波により、変調光の変調成分のみを検出し、
その検出結果に基づいて活線検出するので、活線検出の
感度を向上することができると共に、ノイズ光等に対し
て強い活線検出器を実現することができる。また、従来
の心線対照器とは異なり、単一構成の活線検出器を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態における活線検出器の構成を模式的
に示す説明図である。
【図2】図1中の変調機構の要部構造及び作用を説明す
る為の説明図である。
【図3】図1中の検出機構に設けられた回路を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
2…光ファイバ、4…変形付与部材、4a…円柱軸、4
b…規制部材、6…駆動部、10,12,14,16…
治具、20…同期信号発生回路、26,28…同期検波
回路、30,32…インジケータ、A…変調機構,B…
第1の検出機構、C…第2の検出機構、PD1,PD2
…受光素子。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被計測対照である光ファイバに周期的な
    曲げ変形を加えて、前記光ファイバ中の光信号を変調す
    る変調機構と、 前記変調機構の両側に配設され、前記変調機構において
    変調された変調光の漏洩光を検出する検出機構と、を備
    えることを特徴とする活線検出器。
  2. 【請求項2】 前記変調機構において前記光ファイバに
    曲げ変形を加える周期に同期した同期信号を発生する同
    期信号発生回路と、 前記検出機構で検出される検出信号を前記同期信号に基
    づいて同期検波する同期検波回路と、を備えることを特
    徴とする請求項1に記載の活線検出器。
JP9050306A 1997-03-05 1997-03-05 活線検出器 Pending JPH10246818A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9050306A JPH10246818A (ja) 1997-03-05 1997-03-05 活線検出器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9050306A JPH10246818A (ja) 1997-03-05 1997-03-05 活線検出器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10246818A true JPH10246818A (ja) 1998-09-14

Family

ID=12855222

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9050306A Pending JPH10246818A (ja) 1997-03-05 1997-03-05 活線検出器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10246818A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008139271A (ja) * 2006-12-05 2008-06-19 Furukawa Electric Co Ltd:The 光心線特定装置及び光心線特定方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008139271A (ja) * 2006-12-05 2008-06-19 Furukawa Electric Co Ltd:The 光心線特定装置及び光心線特定方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2270095A1 (en) Apparatus for and method of using optical interference of light propagating through an optical fiber loop
EP0697117B1 (en) Controlled splicing of optical fibers
JPH0282134A (ja) 光学媒質の光学減衰度の測定方法及び装置
US4911522A (en) Core alignment system for optical fibers
KR20200130084A (ko) 광학 시험용 장치
WO1991019179A1 (en) Method and device for testing multi-core optical fiber cable fitted with optical connector
JPH10246818A (ja) 活線検出器
US5384870A (en) Method and apparatus for identifying the position of two groups of light waveguides to be aligned
US5424831A (en) Method and apparatus for measuring a plurality of light waveguides
CN211042472U (zh) 一种光纤振动传感器
JPS5926711A (ja) 光フアイバコアの軸合せ方法
EP0695961B1 (en) Method of manufacturing fiber-optic collimators
EP1065489B1 (en) Apparatus for optical time domain reflectometry on multi-mode optical fibers, a light source section thereof, and a process for producing the light source section
JP4087282B2 (ja) 光ファイバ対照方法及び受光装置
JPH05231989A (ja) 局部損失試験装置
US5473423A (en) Method and apparatus for obtaining measurements in a plurality of light waveguides
JP2540166Y2 (ja) 光信号受信装置
CN109655239B (zh) 一种光纤智能匹配系统、方法及装置
JPH07104227B2 (ja) 端面評定
JPH05157637A (ja) 光ファイバ式物理量測定装置
JPS63313030A (ja) 光ファイバ試験装置
JP3711121B2 (ja) 光ファイバ対照方法及び受光装置
JPS63250604A (ja) 光フアイバ心線の対照方法
JPS617436A (ja) 光フアイバ接続損失測定方法
JP2918761B2 (ja) 光位置検出装置