JPH10243962A - 水溶性吸収パッド - Google Patents
水溶性吸収パッドInfo
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- JPH10243962A JPH10243962A JP9067492A JP6749297A JPH10243962A JP H10243962 A JPH10243962 A JP H10243962A JP 9067492 A JP9067492 A JP 9067492A JP 6749297 A JP6749297 A JP 6749297A JP H10243962 A JPH10243962 A JP H10243962A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明の目的は、使用後のナフキンを水洗便器
の水と共に流して廃棄できる水溶性のナフキンを提供す
る目的である。 【構成】本発明の構成は、立方状に裁断した脱脂綿を加
熱して薫煎してさらに加圧圧縮した多数のチップを形成
し、多数のチップをシート状に並置させた内側吸水層
と、炭水化物を主成分とし素脂肪とタンパク質とミネラ
ル成分を水に混和させ、混和後に水を乾燥させて極薄シ
ートに形成し、極薄シートを多数枚を積層させた外側吸
水層を備え、内側吸水層を外側吸水層で数回捲回させた
ものであり、更に、前記極薄シートを積層した防水層を
内装したものであり、加えて、外側吸水層を水分解性の
紙を用いたものである。
の水と共に流して廃棄できる水溶性のナフキンを提供す
る目的である。 【構成】本発明の構成は、立方状に裁断した脱脂綿を加
熱して薫煎してさらに加圧圧縮した多数のチップを形成
し、多数のチップをシート状に並置させた内側吸水層
と、炭水化物を主成分とし素脂肪とタンパク質とミネラ
ル成分を水に混和させ、混和後に水を乾燥させて極薄シ
ートに形成し、極薄シートを多数枚を積層させた外側吸
水層を備え、内側吸水層を外側吸水層で数回捲回させた
ものであり、更に、前記極薄シートを積層した防水層を
内装したものであり、加えて、外側吸水層を水分解性の
紙を用いたものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、女性の生理やおりも
の、男女を問わない痔疾、失禁等の血液や水分を吸水し
てその都度廃棄する吸収パッドに関するものであり、詳
細には、使用後の吸収パッドを水洗便器の水と共に廃棄
できる水溶性吸収パッドに関するものである。
の、男女を問わない痔疾、失禁等の血液や水分を吸水し
てその都度廃棄する吸収パッドに関するものであり、詳
細には、使用後の吸収パッドを水洗便器の水と共に廃棄
できる水溶性吸収パッドに関するものである。
【０００２】
【従来技術】従来、この種の女性が用いる生理用のナフ
キン、オムツ等の吸収パッドは多数のメーカーで多種類
が開発され、市販されているが、殆どの吸収パッドの使
用後の処理はゴミ入れや、トイレ内に配置されている汚
物入れに紙に包んで捨てている実情である。
キン、オムツ等の吸収パッドは多数のメーカーで多種類
が開発され、市販されているが、殆どの吸収パッドの使
用後の処理はゴミ入れや、トイレ内に配置されている汚
物入れに紙に包んで捨てている実情である。
【０００３】
【解決しようとする課題】然し乍、ゴミ入れや、トイレ
内に配置されている汚物入れに紙に包んで捨てられ、ゴ
ミ入れや汚物入れからゴミとして処理される迄に時間が
経過すると異臭が発生して不快感を与えたり、又、非衛
生的なものであり課題を有していた。
内に配置されている汚物入れに紙に包んで捨てられ、ゴ
ミ入れや汚物入れからゴミとして処理される迄に時間が
経過すると異臭が発生して不快感を与えたり、又、非衛
生的なものであり課題を有していた。
【０００４】又、公衆トイレ等において、マーナーの悪
い人が水洗便器に水と共に流してしまい、配管の詰まり
等のトラブル等の要因にも成っていた。
い人が水洗便器に水と共に流してしまい、配管の詰まり
等のトラブル等の要因にも成っていた。
【０００５】
【課題を解決する手段】本発明は、前述の問題点に鑑
み、研鑽の結果創案したものであって、脱脂綿を立方状
に裁断し、該裁断した脱脂綿を加熱して薫煎し、該薫煎
した脱脂綿を加圧圧縮した多数のチップを形成し、該多
数のチップをシート状に並置させた内側吸水層と、炭水
化物を主成分とし素脂肪とタンパク質とミネラル成分を
水に混和させ、該混和後に水を乾燥させて極薄シートに
形成し、該極薄シートを多数枚を積層させると共に多数
の小孔を穿設し前記内側吸水層に数回捲回させる長さを
有した外側吸水層とを備え、前記内側吸水層の外側を前
記外側防水層で数回捲回させ、該外側吸水層の両端辺を
貼着させものである。
み、研鑽の結果創案したものであって、脱脂綿を立方状
に裁断し、該裁断した脱脂綿を加熱して薫煎し、該薫煎
した脱脂綿を加圧圧縮した多数のチップを形成し、該多
数のチップをシート状に並置させた内側吸水層と、炭水
化物を主成分とし素脂肪とタンパク質とミネラル成分を
水に混和させ、該混和後に水を乾燥させて極薄シートに
形成し、該極薄シートを多数枚を積層させると共に多数
の小孔を穿設し前記内側吸水層に数回捲回させる長さを
有した外側吸水層とを備え、前記内側吸水層の外側を前
記外側防水層で数回捲回させ、該外側吸水層の両端辺を
貼着させものである。
【０００６】更に、脱脂綿を立方状に裁断し、裁断した
脱脂綿を加熱して薫煎し、薫煎した脱脂綿を加圧圧縮し
た多数のチップを形成し、多数のチップをシート状に並
置させた内側吸水層と、炭水化物を主成分とし素脂肪と
タンパク質とミネラル成分を水に混和させ、混和後に水
を乾燥させて極薄シートに形成し、極薄シートを多数枚
を積層させた防水層と、極薄シートを積層させると共に
多数の小孔を穿設し内側吸水層と防水層とに数回捲回さ
せる長さを有した外側吸水層とを備え、防水層をトレー
状に形成して内側吸水層を内置させると共に、防水層の
外側を外側防水層で数回捲回させ、外側吸水層の両端辺
を貼着させたものである。
脱脂綿を加熱して薫煎し、薫煎した脱脂綿を加圧圧縮し
た多数のチップを形成し、多数のチップをシート状に並
置させた内側吸水層と、炭水化物を主成分とし素脂肪と
タンパク質とミネラル成分を水に混和させ、混和後に水
を乾燥させて極薄シートに形成し、極薄シートを多数枚
を積層させた防水層と、極薄シートを積層させると共に
多数の小孔を穿設し内側吸水層と防水層とに数回捲回さ
せる長さを有した外側吸水層とを備え、防水層をトレー
状に形成して内側吸水層を内置させると共に、防水層の
外側を外側防水層で数回捲回させ、外側吸水層の両端辺
を貼着させたものである。
【０００７】加えて、脱脂綿を立方状に裁断し、裁断し
た脱脂綿を加熱して薫煎し、薫煎した脱脂綿を加圧圧縮
した多数のチップを形成し、多数のチップをシート状に
並置させた内側吸水層と、炭水化物を主成分とし素脂肪
とタンパク質とミネラル成分を水に混和させ、混和後に
水を乾燥させて極薄シートに形成し、極薄シートを多数
枚を積層させた防水層と、水分解性の紙に多数の小孔を
穿設し内側吸水層と防水層とに数回捲回させる長さを有
した外側吸水層とを備え、防水層をトレー状に形成して
内側吸水層を内置させると共に、防水層の外側を外側防
水層で数回捲回させ、外側吸水層の両端辺を貼着させた
ものである。
た脱脂綿を加熱して薫煎し、薫煎した脱脂綿を加圧圧縮
した多数のチップを形成し、多数のチップをシート状に
並置させた内側吸水層と、炭水化物を主成分とし素脂肪
とタンパク質とミネラル成分を水に混和させ、混和後に
水を乾燥させて極薄シートに形成し、極薄シートを多数
枚を積層させた防水層と、水分解性の紙に多数の小孔を
穿設し内側吸水層と防水層とに数回捲回させる長さを有
した外側吸水層とを備え、防水層をトレー状に形成して
内側吸水層を内置させると共に、防水層の外側を外側防
水層で数回捲回させ、外側吸水層の両端辺を貼着させた
ものである。
【０００８】従って、本発明の目的は、使用後の吸水パ
ッドを水洗便器の水と共に流して廃棄できる水溶性の吸
水パッドを提供する目的である。
ッドを水洗便器の水と共に流して廃棄できる水溶性の吸
水パッドを提供する目的である。
【０００９】
【作用】本発明の水溶性吸水パッドは、吸水パッドを構
成する内側吸水層、防水層、外側吸水層を総て水溶性及
び水分解性としたことによって、使用後に水洗便器の水
と共に流して廃棄できるものである。
成する内側吸水層、防水層、外側吸水層を総て水溶性及
び水分解性としたことによって、使用後に水洗便器の水
と共に流して廃棄できるものである。
【００１０】
【実施例】以下、実施例の図面によって本発明の水溶性
吸水パッドを具体的に説明する。
吸水パッドを具体的に説明する。
【００１１】図１は本発明の水溶性吸水パッドの実施例
の重合状態を示す概要説明図であり、図２は本発明の水
溶性吸水パッドの次実施例の重合状態を示す概要説明図
であり、図３は本発明の水溶性吸水パッドの実施例の展
開状態を示す概要説明図である。
の重合状態を示す概要説明図であり、図２は本発明の水
溶性吸水パッドの次実施例の重合状態を示す概要説明図
であり、図３は本発明の水溶性吸水パッドの実施例の展
開状態を示す概要説明図である。
【００１２】本発明は、女性の生理やおりもの、男女を
問わない痔疾、失禁等の血液や水分を吸水してその都度
廃棄する吸水性パッドに関するものであり、詳細には、
使用後の吸水性パッドを水洗便器の水と共に廃棄できる
水溶性の吸水性パッド１に関するものであり、脱脂綿を
立方状に裁断し、該裁断した脱脂綿を加熱して薫煎し、
該薫煎した脱脂綿を加圧圧縮した多数のチップを形成
し、該多数のチップをシート状に並置させた内側吸水層
１と、炭水化物を主成分とし素脂肪とタンパク質とミネ
ラル成分を水に混和させ、該混和後に水を乾燥させて極
薄シートに形成し、該極薄シートを多数枚を積層させる
と共に多数の小孔２ａを穿設し前記内側吸水層１に数回
捲回させる長さを有した外側吸水層２とを備え、前記内
側吸水層１の外側を前記外側防水層２で数回捲回させ、
該外側吸水層２の両端辺を貼着させたものである。
問わない痔疾、失禁等の血液や水分を吸水してその都度
廃棄する吸水性パッドに関するものであり、詳細には、
使用後の吸水性パッドを水洗便器の水と共に廃棄できる
水溶性の吸水性パッド１に関するものであり、脱脂綿を
立方状に裁断し、該裁断した脱脂綿を加熱して薫煎し、
該薫煎した脱脂綿を加圧圧縮した多数のチップを形成
し、該多数のチップをシート状に並置させた内側吸水層
１と、炭水化物を主成分とし素脂肪とタンパク質とミネ
ラル成分を水に混和させ、該混和後に水を乾燥させて極
薄シートに形成し、該極薄シートを多数枚を積層させる
と共に多数の小孔２ａを穿設し前記内側吸水層１に数回
捲回させる長さを有した外側吸水層２とを備え、前記内
側吸水層１の外側を前記外側防水層２で数回捲回させ、
該外側吸水層２の両端辺を貼着させたものである。
【００１３】更には、脱脂綿を立方状に裁断し、該裁断
した脱脂綿を加熱して薫煎し、該薫煎した脱脂綿を加圧
圧縮した多数のチップを形成し、該多数のチップをシー
ト状に並置させた内側吸水層１と、炭水化物を主成分と
し素脂肪とタンパク質とミネラル成分を水に混和させ、
該混和後に水を乾燥させて極薄シートに形成し、該極薄
シートを多数枚を積層させた防水層３と、前記極薄シー
トを積層させると共に多数の小孔２ａを穿設し前記内側
吸水層１と前記防水層３とに数回捲回させる長さを有し
た外側吸水層２とを備え、前記防水層３をトレー状に形
成して前記内側吸水層１を内置させると共に、該防水層
３の外側を前記外側防水層２で数回捲回させ、該外側吸
水層２の両端辺を貼着させたものである。
した脱脂綿を加熱して薫煎し、該薫煎した脱脂綿を加圧
圧縮した多数のチップを形成し、該多数のチップをシー
ト状に並置させた内側吸水層１と、炭水化物を主成分と
し素脂肪とタンパク質とミネラル成分を水に混和させ、
該混和後に水を乾燥させて極薄シートに形成し、該極薄
シートを多数枚を積層させた防水層３と、前記極薄シー
トを積層させると共に多数の小孔２ａを穿設し前記内側
吸水層１と前記防水層３とに数回捲回させる長さを有し
た外側吸水層２とを備え、前記防水層３をトレー状に形
成して前記内側吸水層１を内置させると共に、該防水層
３の外側を前記外側防水層２で数回捲回させ、該外側吸
水層２の両端辺を貼着させたものである。
【００１４】加えて、脱脂綿を立方状に裁断し、該裁断
した脱脂綿を加熱して薫煎し、該薫煎した脱脂綿を加圧
圧縮した多数のチップを形成し、該多数のチップをシー
ト状に並置させた内側吸水層１と、炭水化物を主成分と
し素脂肪とタンパク質とミネラル成分を水に混和させ、
該混和後に水を乾燥させて極薄シートに形成し、該極薄
シートを多数枚を積層させた防水層３と、水分解性の紙
に多数の小孔２ａを穿設し前記内側吸水層１と前記防水
層３とに数回捲回させる長さを有した外側吸水層２とを
備え、前記防水層３をトレー状に形成して前記内側吸水
層１を内置させると共に、該防水層３の外側を前記外側
吸水層２で数回捲回させ、該外側吸水層２の両端辺を貼
着させたものである。
した脱脂綿を加熱して薫煎し、該薫煎した脱脂綿を加圧
圧縮した多数のチップを形成し、該多数のチップをシー
ト状に並置させた内側吸水層１と、炭水化物を主成分と
し素脂肪とタンパク質とミネラル成分を水に混和させ、
該混和後に水を乾燥させて極薄シートに形成し、該極薄
シートを多数枚を積層させた防水層３と、水分解性の紙
に多数の小孔２ａを穿設し前記内側吸水層１と前記防水
層３とに数回捲回させる長さを有した外側吸水層２とを
備え、前記防水層３をトレー状に形成して前記内側吸水
層１を内置させると共に、該防水層３の外側を前記外側
吸水層２で数回捲回させ、該外側吸水層２の両端辺を貼
着させたものである。
【００１５】即ち、本発明の水溶性吸水パッドの内側吸
水層１は脱脂綿を立方状に例えば５ｍｍ乃至６ｍｍ程度
に裁断して細分化し、更に、裁断して細分化した立方状
の脱脂綿を加熱して焦げる程度に薫煎し、更には、薫煎
した脱脂綿を加圧圧縮した多数のチップを形成し、該多
数のチップをシート状に多数並置したものであり、図１
に図示する如くシート状を二段に積合したものでも、三
段に積合したものでも構わないものである。
水層１は脱脂綿を立方状に例えば５ｍｍ乃至６ｍｍ程度
に裁断して細分化し、更に、裁断して細分化した立方状
の脱脂綿を加熱して焦げる程度に薫煎し、更には、薫煎
した脱脂綿を加圧圧縮した多数のチップを形成し、該多
数のチップをシート状に多数並置したものであり、図１
に図示する如くシート状を二段に積合したものでも、三
段に積合したものでも構わないものである。
【００１６】周知のように本発明の内側吸水層１に用い
る脱脂綿は吸水量が多く、吸水力も強いことから従来製
品の吸水層にも用いられているが、裁断されていないた
め、水洗便器に流すと大量の水は吸水するもののひと固
まりに成っており、便器に流すと配管に悪影響を与える
ものである。
る脱脂綿は吸水量が多く、吸水力も強いことから従来製
品の吸水層にも用いられているが、裁断されていないた
め、水洗便器に流すと大量の水は吸水するもののひと固
まりに成っており、便器に流すと配管に悪影響を与える
ものである。
【００１７】一方、本発明の水溶性吸水パッドの内側吸
水層１は脱脂綿が５ｍｍ乃至６ｍｍ程度に裁断され細分
化された多数のチップであるために、トイレ等の水に流
すと容易にばらばらに水と共に流出するものであり、更
に、前記夫々のチップは薫煎され、加えて、加圧圧縮さ
れているため、一般の脱脂綿を用い場合より一段と吸水
量が多く成り、吸水力も優れているものである。
水層１は脱脂綿が５ｍｍ乃至６ｍｍ程度に裁断され細分
化された多数のチップであるために、トイレ等の水に流
すと容易にばらばらに水と共に流出するものであり、更
に、前記夫々のチップは薫煎され、加えて、加圧圧縮さ
れているため、一般の脱脂綿を用い場合より一段と吸水
量が多く成り、吸水力も優れているものである。
【００１８】そして、本発明の水溶性吸水パッドの請求
項１及び請求項２に記載の人体に接触する外側吸水層２
は、炭水化物を主成分とし素脂肪とタンパク質とミネラ
ル成分を水に混和させ、該混和後に水を乾燥させて、例
えば０．０５ｍｍ乃至０．１ｍｍ程度の極薄シートに形
成したもので、前記極薄シートを複数枚積層し、例え
ば、０．６ｍｍ程度の厚さに形成したもので、前記極薄
シートは従来から粉薬を飲用するときに包んで一緒に飲
用できるもので、人体に優しく人畜無害のものである。
項１及び請求項２に記載の人体に接触する外側吸水層２
は、炭水化物を主成分とし素脂肪とタンパク質とミネラ
ル成分を水に混和させ、該混和後に水を乾燥させて、例
えば０．０５ｍｍ乃至０．１ｍｍ程度の極薄シートに形
成したもので、前記極薄シートを複数枚積層し、例え
ば、０．６ｍｍ程度の厚さに形成したもので、前記極薄
シートは従来から粉薬を飲用するときに包んで一緒に飲
用できるもので、人体に優しく人畜無害のものである。
【００１９】更には、本発明の水溶性吸水パッドの請求
項２及び請求項３に記載の防水層３は請求項１に記載の
外側吸水層２と同様なもので、炭水化物を主成分とし素
脂肪とタンパク質とミネラル成分を水に混和させ、混和
後に水を乾燥させ例えば０．０５ｍｍ乃至０．１ｍｍ程
度の極薄シートに形成し、該極薄シートを６枚乃至１０
枚程度を積層させて防水層３としたものであり、単層の
防水層を設けるより本発明の防水層３は積層させてお
り、更に、水溶性に優れるものである。
項２及び請求項３に記載の防水層３は請求項１に記載の
外側吸水層２と同様なもので、炭水化物を主成分とし素
脂肪とタンパク質とミネラル成分を水に混和させ、混和
後に水を乾燥させ例えば０．０５ｍｍ乃至０．１ｍｍ程
度の極薄シートに形成し、該極薄シートを６枚乃至１０
枚程度を積層させて防水層３としたものであり、単層の
防水層を設けるより本発明の防水層３は積層させてお
り、更に、水溶性に優れるものである。
【００２０】前記防水層３は内側吸水層１を内包するも
のであり、人体接触面側を開口させたトレー状のもの
で、極薄シートを積合させて、例えば、０．６ｍｍ程度
の厚さのシートの周辺を屈曲させてトレー状に形成した
ものであり、防水層３の炭水化物は大量の水には容易に
溶けるものであるが、外側吸水層２を通水した程度の少
量の水分、血液では防水層３の乾燥した炭水化物と化合
して凝固するもので、止水、止血の目的を充分に果たせ
るものである。
のであり、人体接触面側を開口させたトレー状のもの
で、極薄シートを積合させて、例えば、０．６ｍｍ程度
の厚さのシートの周辺を屈曲させてトレー状に形成した
ものであり、防水層３の炭水化物は大量の水には容易に
溶けるものであるが、外側吸水層２を通水した程度の少
量の水分、血液では防水層３の乾燥した炭水化物と化合
して凝固するもので、止水、止血の目的を充分に果たせ
るものである。
【００２１】更に、本発明の請求項３に記載の人体に接
触する外側吸水層２は、水分解性の一般的に水洗トイレ
で使用するトイレットロールペーパ様の紙であり、人体
に優しい紙を用いたものである。
触する外側吸水層２は、水分解性の一般的に水洗トイレ
で使用するトイレットロールペーパ様の紙であり、人体
に優しい紙を用いたものである。
【００２２】そして、本発明の外側吸水層２には予め直
径２ｍｍ程度の小孔２ａを多数穿設して通水性を向上さ
せているものであり、図１及び図２の展開図に図示する
如く、内側吸水層１、及び、防水層３と内側吸水層１と
を４乃至６回程度捲回させる長さを有し、折線２ｂで折
り曲げて捲回するものであり、更に捲回された両側辺の
開口はでん粉の等の水溶性の貼着剤によって貼着するも
のである。
径２ｍｍ程度の小孔２ａを多数穿設して通水性を向上さ
せているものであり、図１及び図２の展開図に図示する
如く、内側吸水層１、及び、防水層３と内側吸水層１と
を４乃至６回程度捲回させる長さを有し、折線２ｂで折
り曲げて捲回するものであり、更に捲回された両側辺の
開口はでん粉の等の水溶性の貼着剤によって貼着するも
のである。
【００２３】つまり、本発明の請求項１及び請求項２に
記載の水溶性吸収バッドの外側吸水層２はトイレ等の多
量の水に流すと炭水化物を主成分とし素脂肪とタンパク
質とミネラル成分を水に混和させ、該混和後に水を乾燥
させた極薄シートを複数枚積層させているため容易に溶
解するものであり、又、請求項３に記載のトイレットロ
ールペーパ様の外側吸水層２は繊維の絡みが多量の水に
より容易に分解され、繊維がばらばらに成り水と共に流
出するものである。
記載の水溶性吸収バッドの外側吸水層２はトイレ等の多
量の水に流すと炭水化物を主成分とし素脂肪とタンパク
質とミネラル成分を水に混和させ、該混和後に水を乾燥
させた極薄シートを複数枚積層させているため容易に溶
解するものであり、又、請求項３に記載のトイレットロ
ールペーパ様の外側吸水層２は繊維の絡みが多量の水に
より容易に分解され、繊維がばらばらに成り水と共に流
出するものである。
【００２４】本発明の水溶性吸水パッドの夫々の外側吸
水層２の外側には装着時にずれたり外れたりしないよう
に下着等に粘着するために両面テープ等の粘着剤４を付
設しているものである。
水層２の外側には装着時にずれたり外れたりしないよう
に下着等に粘着するために両面テープ等の粘着剤４を付
設しているものである。
【００２５】
【発明の効果】本発明は前述の構成によって、女性の生
理やおりもの、男女を問わない痔疾、失禁等に使用する
ことかでき、使用後は水洗便器で水と共に流して廃棄で
きるものであり、画期的で実用性の高い発明である。
理やおりもの、男女を問わない痔疾、失禁等に使用する
ことかでき、使用後は水洗便器で水と共に流して廃棄で
きるものであり、画期的で実用性の高い発明である。
【図１】図１は本発明の水溶性吸水パッドの実施例の重
合状態を示す概要説明図である。
合状態を示す概要説明図である。
【図２】図１は本発明の水溶性吸水パッドの次実施例の
重合状態を示す概要説明図である。
重合状態を示す概要説明図である。
【図３】図２は本発明の水溶性吸水パッドの実施例の展
開状態を示す概要説明図である。
開状態を示す概要説明図である。
１ 内側吸水層 ２ 外側吸水層 ２ａ 小孔 ２ｂ 折線 ３ 防水層 ４ 粘着剤
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成９年５月２３日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】水溶性吸収パッド
Claims (3)
- 【請求項１】脱脂綿を立方状に裁断し、該裁断した脱脂
綿を加熱して薫煎し、該薫煎した脱脂綿を加圧圧縮した
多数のチップを形成し、該多数のチップをシート状に並
置させた内側吸水層と、炭水化物を主成分とし素脂肪と
タンパク質とミネラル成分を水に混和させ、該混和後に
水を乾燥させて極薄シートに形成し、該極薄シートを多
数枚を積層させると共に多数の小孔を穿設し前記内側吸
水層に数回捲回させる長さを有した外側吸水層とを備
え、前記内側吸水層の外側を前記外側防水層で数回捲回
させ、該外側吸水層の両端辺を貼着させたことを特徴と
する水溶性吸収パッド。 - 【請求項２】脱脂綿を立方状に裁断し、該裁断した脱脂
綿を加熱して薫煎し、該薫煎した脱脂綿を加圧圧縮した
多数のチップを形成し、該多数のチップをシート状に並
置させた内側吸水層と、炭水化物を主成分とし素脂肪と
タンパク質とミネラル成分を水に混和させ、該混和後に
水を乾燥させて極薄シートに形成し、該極薄シートを多
数枚を積層させた防水層と、前記極薄シートを積層させ
ると共に多数の小孔を穿設し前記内側吸水層と前記防水
層とに数回捲回させる長さを有した外側吸水層とを備
え、前記防水層をトレー状に形成して前記内側吸水層を
内置させると共に、該防水層の外側を前記外側防水層で
数回捲回させ、該外側吸水層の両端辺を貼着させたこと
を特徴とする水溶性吸収パッド。 - 【請求項３】脱脂綿を立方状に裁断し、該裁断した脱脂
綿を加熱して薫煎し、該薫煎した脱脂綿を加圧圧縮した
多数のチップを形成し、該多数のチップをシート状に並
置させた内側吸水層と、炭水化物を主成分とし素脂肪と
タンパク質とミネラル成分を水に混和させ、該混和後に
水を乾燥させて極薄シートに形成し、該極薄シートを多
数枚を積層させた防水層と、水分解性の紙に多数の小孔
を穿設し前記内側吸水層と前記防水層とに数回捲回させ
る長さを有した外側吸水層とを備え、前記防水層をトレ
ー状に形成して前記内側吸水層を内置させると共に、該
防水層の外側を前記外側吸水層で数回捲回させ、該外側
吸水層の両端辺を貼着させたことを特徴とする水溶性吸
収パッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9067492A JPH10243962A (ja) | 1997-03-06 | 1997-03-06 | 水溶性吸収パッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9067492A JPH10243962A (ja) | 1997-03-06 | 1997-03-06 | 水溶性吸収パッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10243962A true JPH10243962A (ja) | 1998-09-14 |
Family
ID=13346550
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9067492A Pending JPH10243962A (ja) | 1997-03-06 | 1997-03-06 | 水溶性吸収パッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10243962A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004075802A1 (ja) * | 2003-02-18 | 2004-09-10 | Uni-Charm Corporation | 陰唇間パッドおよび陰唇間パッドの個別包装体 |
-
1997
- 1997-03-06 JP JP9067492A patent/JPH10243962A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004075802A1 (ja) * | 2003-02-18 | 2004-09-10 | Uni-Charm Corporation | 陰唇間パッドおよび陰唇間パッドの個別包装体 |
| US7727209B2 (en) | 2003-02-18 | 2010-06-01 | Uni-Charm Corporation | Interlabial pad and individual packaging body for individual package of interlabial pad |
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