JPH10243456A - 位置推定可能通信システムおよび位置推定機能付き携帯通信機 - Google Patents

位置推定可能通信システムおよび位置推定機能付き携帯通信機

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JPH10243456A
JPH10243456A JP9040454A JP4045497A JPH10243456A JP H10243456 A JPH10243456 A JP H10243456A JP 9040454 A JP9040454 A JP 9040454A JP 4045497 A JP4045497 A JP 4045497A JP H10243456 A JPH10243456 A JP H10243456A
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JP
Japan
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communication device
portable communication
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location
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JP9040454A
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Hidekatsu Fujie
秀勝 藤江
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯性に優れ、かつ安価で、しかも携帯通信
機を所持する者にとって現在地を精度良く推定できるよ
うにすること。 【解決手段】 この通信システムは、数100m以内の
間隔で配置される複数の基地局CSと、この基地局CS
の1つとの無線通信を介して他の通信機と通信可能とな
る携帯通信機12と、この携帯通信機12による通信を
制御するサービス制御装置6とを備えている。そして、
携帯通信機12が無線通信する基地局CSに関する基地
局情報、例えば基地局CSのIDを、基地局CSから携
帯通信機12に送信し、その基地局情報を利用して、携
帯通信機12の所持者の現在地情報を携帯通信機12の
表示部25に表示するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PHS(Personal
Handyphone System)等、複数の基地局が数100m以
内の間隔で配置される通信システムやその通信システム
に使用される携帯通信機の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、急速に普及してきているPHS
は、その多機能性と低価格とから各種の新サービスに利
用されている。例えば、特開平8−242480号公報
には、PHSにおける携帯通信機の位置登録機能を利用
してPHSを観光案内サービスに採用したものが示され
ている。
【0003】この観光案内サービスは、図5に示すよう
な構成となっている。すなわち、基地局CS(CS1〜
CS16)は、PHSのネットワーク(NW)51に接
続される。ネットワーク51には、アナウンスメント装
置(ANT)52,53が接続される。メモリを持った
制御装置(CPU)54は、ネットワーク51を制御す
る為にこのネットワーク51に接続されると共に、ホー
ムロケーションレジスタ(HLR)55に接続されてい
る。
【0004】基地局CS1〜CS6は、ある私鉄の駅を
含む電車線に沿って設置されていると共に基地局CS3
は駅にあり、アナウンスメント装置52には、この私鉄
で行くことができる観光地を含めたこの私鉄沿線の観光
案内情報のアナウンスメントが蓄積されている。また、
基地局CS3,CS8,CS13は、ある商店街にそっ
て設置されており、アナウンスメント装置53には、こ
の商店街に関する観光案内情報のアナウンスメントが蓄
積されている。CPU54には、アナウンスメント装置
52のネットワーク収納位置と基地局CS1〜CS6が
対応していることを示す情報およびアナウンスメント装
置53と基地局CS3,CS8,CS13が対応してい
ることを示す情報が蓄積されている。
【0005】ここでPHSの携帯端末機T1が基地局C
S1のエリアで発呼を行い、本サービスを受ける為の端
末操作(例えば、携帯端末機T1の#10をダイヤルす
る)を行うと、PHSのCPU54は、基地局CS1の
設置場所の携帯端末機T1が発呼したことを知ると共
に、携帯端末機T1が本サービスを要求したことを知
る。
【0006】ここでCPU54は、必要に応じてホーム
ロケーションレジスタ55から携帯端末機T1の加入者
情報を引き出し、携帯端末機T1が本サービスを登録し
ているかどうかを確認する。携帯端末機T1が本サービ
スを登録していることが確認された場合、CPU54
は、アナウンスメント装置52と携帯端末機T1間の通
話パスを接続し、携帯端末機T1へアナウンスメント装
置52に蓄積された私鉄沿線の観光案内情報のアナウン
スメントを送出する。
【0007】また携帯端末機T2が、私鉄沿線の観光案
内情報のアナウンスメントおよび商店街に関する観光案
内情報のアナウンスメントを受けることが出来る基地局
CS3のエリアで発呼を行い、本サービスを受ける為の
端末操作を行うと、CPU54は、上記と同様の動作を
行い、携帯端末機T2が本サービスに登録していること
を確認する。
【0008】本サービスの登録確認後、CPU54は、
最初に携帯端末機T2とアナウンスメント装置52間と
の通話パスを接続し、私鉄沿線の観光案内情報のアナウ
ンスメントを携帯端末機T2に送出した後、携帯端末機
T2とアナウンスメント装置53間の通話パスを接続
し、商店街に関する観光案内情報のアナウンスメントも
携帯端末機T2へ送出する。このように、携帯端末機T
2は、私鉄沿線の観光案内情報のアナウンスメントおよ
び商店街に関する観光案内情報のアナウンスメントを受
けることが出来る。
【0009】以上のような観光案内サービスは、携帯端
末機T1,T2が現在どの基地局CSの範囲にいるかを
確認できることを前提としている。これは、PHSが本
来備えている位置登録機能を利用することにより簡単に
確認できる。
【0010】PHSにおける位置登録は、例えば図6に
示すように、まず携帯端末機T3から基地局CSに位置
登録を要求を行い、その要求を受けて基地局CSからR
EGISTER信号(位置登録要求)がPHS接続装置
61に発信される。これにより、PHS接続装置61と
サービス制御装置62との間で携帯端末機T3の認証が
行われ、PHS接続装置61から基地局CSにRELC
OMP信号(位置登録受付)が送られ、その後、基地局
CSから携帯端末機T3に位置登録受付が行われる。
【0011】以上のようなPHSの位置登録機能を利用
して、特開平8−242480に示す観光案内サービス
のような各種のサービスが実施されている。
【0012】一方、現在地情報を得るものとしては、衛
星を利用したGPS(グローバルポジショニングシステ
ム)が知られている。なお、GPS応用製品としては、
自動車運転時の道案内をするナビゲージョンシステムが
普及し始めている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
8−242480の観光案内システム等では、観光サー
ビス会社等サービス提供側がこのPHSの位置登録機能
を利用するものとなっている。すなわち、PHSの位置
登録機能は、携帯端末機T1,T2等の携帯通信機を保
有している者にとって直接的なメリットを有するものと
なっていない。
【0014】また、衛星を利用して現在地情報を得るシ
ステム、例えば、カーナビゲーションシステムは普及し
始めてはいるが、数10万円と高価なものが多く、利用
しづらいものとなっている。また、現在地表示のための
端末装置が大型化し、携帯性の面で不利なものとなって
いる。
【0015】本発明は、携帯性に優れ、かつ安価で、し
かも携帯通信機を所持する者にとって現在地を精度良く
推定できるという直接的なメリットを有する位置推定可
能通信システムおよび位置推定機能付き携帯通信機を提
供することを目的とする。
【0016】
【議題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1記載の発明では、数100m以内の間隔で
配置される複数の基地局と、この基地局の1つとの無線
通信を介して他の通信機と通信可能となる携帯通信機
と、この携帯通信機による通信を制御するサービス制御
装置とを備えた通信システムにおいて、携帯通信機が無
線通信する基地局に関する基地局情報を、基地局から携
帯通信機に送信し、その基地局情報から携帯通信機の所
持者の現在地情報を携帯通信機に表示するようにしてい
る。
【0017】また、請求項2記載の発明では、請求項1
記載の位置推定可能通信システムにおいて、基地局情報
を基地局のIDとし、携帯通信機には、各基地局のID
と各基地局の所在地のデータを記憶させ、携帯通信機が
無線通信する基地局から送信されてくるIDから所在地
のデータを検索し、該当する所在地のデータを携帯通信
機に現在地情報として表示するようにしている。
【0018】また、請求項3記載の位置推定機能付き携
帯通信機では、数100m以内の間隔で配置される複数
の基地局と無線通信可能な携帯通信機において、携帯通
信機と無線通信する基地局に関する基地局情報を受信
し、その基地局情報を利用して携帯通信機の現在地情報
を表示するようにしている。
【0019】さらに、請求項4記載の発明では、請求項
3記載の位置推定機能付き携帯通信機において、基地局
情報を基地局のIDとし、携帯通信機に各基地局のID
と各基地局の所在地のデータを記憶させるメモリを設
け、携帯通信機が無線通信する基地局から送信されてく
るIDから所在地のデータを検索し、該当する所在地の
データを現在地情報として表示部に表示するようにして
いる。
【0020】加えて、請求項5記載の発明では、請求項
4記載の位置推定機能付き携帯通信機において、表示部
に表示する所在地のデータを区、市、町、村の各名称お
よび番地としている。
【0021】本発明の位置推定可能通信システムは、P
HS等で行われている基地局と携帯通信機との間の位置
登録情報のやり取りと同様なシステムを採用している。
すなわち、携帯通信機からの位置登録要求等に答えて、
基地局から位置登録受付の信号が送られるが、そのよう
なやり取りにおいて、基地局からその基地局に関する基
地局情報、例えばその基地局のIDが送信される。
【0022】基地局のID等の基地局情報が送信される
と、携帯通信機は、その基地局情報をそのまま表示した
り、携帯通信機内のメモリにあるそのIDに対応する所
在地データを表示したりする。このように携帯通信機が
位置する現在地情報を表示することにより、携帯通信機
の所持者は、現在地の精度の高い位置推定が可能とな
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の例を
図1から図4に基づき説明する。なお、この実施の形態
では、位置推定可能通信システムとしてPHSを例にと
って説明する。
【0024】図1は、この発明を具体化したPHS1を
含んだ通信システムの概略を示す図である。そして、P
HS1は、親機11と携帯通信機となるその子機12、
さらに、半径数mから100m程度を1つのエリアとし
て各エリアごとに設置された複数の基地局CS(cs
1,cs2,・・・)、PHS1用の事業者設備13な
どで構成されている。なお、事業者設備13には、子機
12の使用状況に対する課金や認証に関するファイル1
4が接続されている。また、携帯通信機として、親子関
係のない子機12も、このPHS1内では利用すること
ができる。
【0025】そして、親機11、基地局cs1,cs
2,・・・、事業設備13は、PHS接続装置となる交
換局2に接続されている。また、この交換局2には一般
の加入電話3、課金ファイル4、PHS移動管理ファイ
ル5などが接続されている。ここで、課金ファイル4と
PHS移動管理ファイル5などが、サービス制御装置6
を構成している。
【0026】図2は、子機12の外観構成を示すもの
で、アンテナ21、マイクロホン22、スピーカ23、
操作ボタン部24、表示部25などが設けられている。
操作ボタン部24は、数字ボタンや機能ボタンなどから
なる。また、表示部25は、通信料金の他に様々な情報
が表示される。
【0027】子機12内の回路は、図3に示すように、
表示部25と、基地局CSと無線通信をする無線部26
と、基地局CSから無線送信されてきた基地局CSのI
D(Identification Data )等を取扱い、子機12の回
路を制御するCPU27と、各基地局CSのIDとその
所在地データを記憶しているメモリ28とから主に構成
されている。
【0028】メモリ28内に記憶されているデータは、
図4に示すように、基地局のIDと、その基地局の所在
地のデータとで構成されている。基地局CSは、数mか
ら数100mの間隔で配置されているため、東京都で言
えば「東京都」,「区」,「丁目」および「番地」のデ
ータがCPU28に記憶されている。また、その他の一
般の県で言えば、「県」,「市(郡)」,「町(村)」
および「番地」がCPU28に記憶されている。なお、
数m間隔で配置されているような場合では、「号」まで
のデータを記憶させるようにしても良い。
【0029】このような構成において、本発明が行う位
置推定について説明する。
【0030】まず、子機12が図6に示すシステムと同
様に、基地局CSに対し位置登録要求を行う。その要求
は、基地局CSからPHS接続装置となる交換局2、サ
ービス制御装置6へと伝えられ、認証が行われると共
に、サービス制御装置6から位置登録受付が子機12へ
伝えられる。なお、基地局CSからは、その基地局のI
Dが常時発信されている。
【0031】この子機12への位置登録受付によって、
基地局CSのIDが子機12に受信される。なお、基地
局CSのIDの送信は、常時ではなく、位置登録受付と
同時としたり、位置登録受付の前後に送信するようにし
ても良い。
【0032】基地局CSのIDは、図4に示すように、
事業者を示すデータ、例えばXXXと、どこの局の管内
かを示すデータ、例えばYYYと、その管内におけるナ
ンバー、例えばZZZ1等から構成されている。このI
Dが座標部26で受信される。
【0033】無線部26で受信された基地局CSのID
は、CPU27で処理される。すなわち、図4に示すよ
うなテーブルを有するメモリ28を検索し、該当する基
地局のIDを見つけ出し、そのIDに対応する所在地の
データを取り出す。
【0034】メモリ28から取りだされた所在地のデー
タは、表示部25で図4に示すような文字情報として表
示される。例えば、子機12と通信する基地局CSのI
Dが「XXX−YYY−ZZZ1」であれば、表示部2
5に「東京都新宿区西新宿3丁目10番」の表示がなさ
れる。このため、子機12の所持者は、現在地が「東京
都新宿区西新宿3丁目10番」付近であることを推定す
る。なお、表示部25への表示は、子機12に設けられ
る操作ボタン部24を所定規則に従って押すことによ
り、現在地表示が現れるようにしたり、表示操作用のボ
タンを別途に設けたりして表示させるのが好ましい。
【0035】このシステムにおいて、基地局CSが新た
に設置された場合、既に販売されている子機12には、
そのデータが存在しないこととなる。このため、PHS
1の事業者は、子機12のメモリ28を更新できるサー
ビスを行うようにする。このサービスは、子機12をP
HS1の事業者に持ってきてメモり28を更新するよう
にしたり、子機12の位置登録時等に、サービス制御装
置6から子機12に追加された基地局CSのIDと所在
地のデータを送信し、メモリ28を更新したりすること
によってなされる。
【0036】以上のような実施の形態では、子機12の
位置登録のやり取りに合わせ、基地局CSのIDを子機
12が受け取るので、PHSなどの現状システムを大幅
に変えることなく位置推定可能通信システムを構築する
ことができる。また、子機12としても、従来の子機が
有しているメモリを大容量化して、図4に示すテーブル
を持つメモリ28にし、CPU27にその処理機能を持
たせるようにすれば良いので、子機12も従来の子機を
大幅に変える必要がない。
【0037】なお、上述の実施の形態は、本発明の好適
な実施の形態の例であるが、これに限定されるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々変
形実施可能である。例えば、表示部25への表示ではな
く、音声で伝えるようにしても良い。
【0038】また、基地局CSから送信される基地局情
報としては、基地局CSのIDと共に、またはIDの代
わりに基地局CSの所在地データそのものや基地局CS
の所在地データを含む地図データを送信するようにして
も良い。この場合、携帯通信機は、その送信されてきた
データをそのまま表示することとなる。このため、送信
されてくるデータは多くなるものの、現在地のデータを
メモリ28内に記憶させておく必要がなくなり、メモリ
28を小容量のものとすることができる。
【0039】また、携帯通信機としては、PHS1の子
機12の他に、ページャー回線で利用される受信専用の
端末装置等の小型の携帯通信機やノートパソコン等に組
み込まれるものとしても良い。
【0040】また、通信する基地局CSの現在地情報と
そのデータの受信強さを携帯通信機に表示させることに
より、その携帯通信機を所持する者の移動に伴ってその
データの強さの変動を表示させるようにしても良い。こ
のようにすることによって、携帯通信機の所持者は、一
層正確に現在地を推定することができる。
【0041】さらに、表示部25へ表示する情報として
は、通信する基地局CSの現在地情報だけではなく、子
機12等の携帯通信機に入ってくるすべての基地局CS
の現在地情報とその各データの受信強さを表示するよう
にしても良い。このようにすると、さらに一層正確に現
在地を推定できる。なお、データの受信強さを表示する
場合、受信強さの数値データそのものを表示したり、色
分け、例えば最も強いデータを赤色で表示し、他のデー
タを黒等の他の色で表示したり等種々の方法を採用でき
る。
【0042】なお、表示部25は、上述の実施の形態で
は、現在地情報のみでなく、通信の相手先番号や電話帳
のような電話番号リスト等を表示するものとなっている
が、現在地情報のみを表示するものとしても良い。
【0043】また、基地局CSから子機12等の携帯通
信機へ送信するデータとしては、基地局情報ではなく、
一般のニュースや広告等の情報としても良い。その場
合、発信元は、基地局CSではなく、サービス制御装置
等の他の発信データベースとなる。
【0044】以上説明したように、請求項1記載の位置
推定可能通信システムでは、従来のPHS等の通信シス
テムを大幅に変更することなく、携帯通信機の所持者の
現在地を精度良く推定できるようになる。このため、こ
のシステムの現在地表示端末は、携帯性に優れかつ安価
なものとなると共に、携帯通信機の所持者にとって通信
以外の直接的なメリットを享受できることとなる。この
結果、このシステムへの加入者が増加し、この通信シス
テムの運用効率が上がり、低価格なサービスが可能とな
る。
【0045】さらに、請求項2記載の発明では、基地局
のIDを利用して現在地情報を携帯通信機に表示させて
いるので、既存の位置登録等の短時間の交信の間に現在
地情報を基地局から携帯通信機に送信することができ
る。
【0046】また、請求項3記載の位置推定機能付き携
帯通信機では、従来の携帯通信機等を大幅に変更するこ
となく、携帯通信機の所持者の現在地を精度良く推定で
きるようになる。このため、このシステムの現在地表示
端末は、携帯性に優れかつ安価なものとなると共に、携
帯通信機の所持者にとって通信以外の直接的なメリット
を享受できることとなる。
【0047】さらに、請求項4記載の発明では、基地局
のIDを利用して現在地情報を携帯通信機に表示させて
いるので、既存の位置登録等の短時間の交信の間に現在
地情報を基地局から携帯通信機に送信することができ
る。また、そのIDは、小容量のデータであり、基地局
のIDと所在地の各データの総容量が小さくなり、携帯
通信機内のメモリ容量を小さなものとすることができ
る。この結果、携帯通信機が大型化せず価格の上昇も抑
えることができる。
【0048】加えて、請求項5記載の発明では、番地ま
での文字情報を表示部に表示させているので、表示のた
めの通信時間やメモリ量が大きくならず、使い易く、し
かも大型化や高価格化を一層抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の通信システムを概略的に
示す図で、本発明を具体化したPHSを含んだ通信シス
テム図である。
【図2】図1のPHSの子機(携帯通信機)の外観構成
を概略的に示す図である。
【図3】図1の子機の回路構成を示す図である。
【図4】図1の子機のメモリ内のテーブルを示す図であ
る。
【図5】従来のPHSに使用されている位置登録機能を
利用した観光案内サービスを説明するための図である。
【図6】従来のPHSに使用されている位置登録機能を
説明するための図である。
【符号の説明】
1 PHS 2 交換局(PHS接続装置) 4 課金ファイル(サービス制御装置の一部) 5 PHS移動管理ファイル(サービス制御装置の一
部) 6 サービス制御装置 12 子機(携帯通信機) 25 表示部 27 CPU 28 メモリ CS(CS1,CS2)基地局

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数100m以内の間隔で配置される複数
    の基地局と、この基地局の1つとの無線通信を介して他
    の通信機と通信可能となる携帯通信機と、この携帯通信
    機による通信を制御するサービス制御装置とを備えた通
    信システムにおいて、上記携帯通信機が無線通信する基
    地局に関する基地局情報を、上記基地局から上記携帯通
    信機に送信し、その基地局情報から上記携帯通信機の所
    持者の現在地情報を上記携帯通信機に表示するようにし
    たことを特徴とする位置推定可能通信システム。
  2. 【請求項2】 前記基地局情報を前記基地局のIDと
    し、前記携帯通信機には、前記各基地局の上記IDと各
    基地局の所在地のデータを記憶させ、前記携帯通信機が
    無線通信する基地局から送信されてくる上記IDから上
    記所在地のデータを検索し、該当する上記所在地のデー
    タを前記携帯通信機に前記現在地情報として表示するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1記載の位置推定可能
    通信システム。
  3. 【請求項3】 数100m以内の間隔で配置される複数
    の基地局と無線通信可能な携帯通信機において、上記携
    帯通信機と無線通信する基地局に関する基地局情報を受
    信し、その基地局情報を利用して上記携帯通信機の現在
    地情報を表示するようにしたことを特徴とする位置推定
    機能付き携帯通信機。
  4. 【請求項4】 前記基地局情報を前記基地局のIDと
    し、前記携帯通信機に前記各基地局の上記IDと各基地
    局の所在地のデータを記憶させるメモリを設け、前記携
    帯通信機が無線通信する基地局から送信されてくる上記
    IDから上記所在地のデータを検索し、該当する上記所
    在地のデータを前記現在地情報として表示部に表示する
    ようにしたことを特徴とする請求項3記載の位置推定機
    能付き携帯通信機。
  5. 【請求項5】 前記表示部に表示する前記所在地のデー
    タを区、市、町、村の各名称および番地としたことを特
    徴とする請求項4記載の位置推定機能付き携帯通信機。
JP9040454A 1997-02-25 1997-02-25 位置推定可能通信システムおよび位置推定機能付き携帯通信機 Pending JPH10243456A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6911988B1 (en) 1999-11-26 2005-06-28 Canon Kabushiki Kaisha Apparatus, method and memory medium for processing a radiation image
US7606406B2 (en) 2003-06-19 2009-10-20 Canon Kabushiki Kaisha Imaging method and apparatus

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