JPH10242711A - 筒型可変減衰器 - Google Patents
筒型可変減衰器Info
- Publication number
- JPH10242711A JPH10242711A JP4040697A JP4040697A JPH10242711A JP H10242711 A JPH10242711 A JP H10242711A JP 4040697 A JP4040697 A JP 4040697A JP 4040697 A JP4040697 A JP 4040697A JP H10242711 A JPH10242711 A JP H10242711A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resistor
- contact
- conductor
- cylindrical
- variable attenuator
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 減衰量が固定であり、多様なレベル調整を行
いづらい。 【解決手段】 同軸コネクタ1の中心導体4に配線した
第1の抵抗体R1 と、他方の同軸コネクタ2の中心導体
5に配線した第2の抵抗体R2 と、双方の同軸コネクタ
1、2の外部導体6、7に配線した第3の抵抗体R3
と、抵抗体R1 、R2 、R3 の表面に接触してそれら抵
抗体R1 、R2 、R3 を相互接続して同軸コネクタ1、
2間にT型抵抗回路を構成する接触導体8を備え、筒型
本体3に、前記接触導体8を各抵抗体R1 、R2 、R3
に接触させたまま可動してそれら抵抗体R1 、R2 、R
3 との接触位置を変えることにより同軸コネクタ1、2
間の減衰量を可変可能な可動部9を設ける。
いづらい。 【解決手段】 同軸コネクタ1の中心導体4に配線した
第1の抵抗体R1 と、他方の同軸コネクタ2の中心導体
5に配線した第2の抵抗体R2 と、双方の同軸コネクタ
1、2の外部導体6、7に配線した第3の抵抗体R3
と、抵抗体R1 、R2 、R3 の表面に接触してそれら抵
抗体R1 、R2 、R3 を相互接続して同軸コネクタ1、
2間にT型抵抗回路を構成する接触導体8を備え、筒型
本体3に、前記接触導体8を各抵抗体R1 、R2 、R3
に接触させたまま可動してそれら抵抗体R1 、R2 、R
3 との接触位置を変えることにより同軸コネクタ1、2
間の減衰量を可変可能な可動部9を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明の筒型可変減衰器はC
ATVシステム等における信号のレベル調整に用いられ
るものであり、同軸ケーブルやCATV用機器の同軸コ
ネクタに接続して使用されるものである。
ATVシステム等における信号のレベル調整に用いられ
るものであり、同軸ケーブルやCATV用機器の同軸コ
ネクタに接続して使用されるものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりCATVシステムにおいてはシ
ステム中の信号のレベルの適正化を図るため図5に示す
ような筒型減衰器が使用されている。この減衰器は筒型
の筐体Aの両端に同軸コネクタB、Cを備えており、こ
の同軸コネクタB、Cに同軸ケーブルやCATV機器の
接栓等を接続できるようになっている。筒型減衰器の内
部には、3つの固定抵抗器R1 、R2 、R3 からなるT
型抵抗回路(図5(a))やπ型抵抗回路(図5
(b))が設けれており、両端の同軸コネクタB、Cの
中心導体及び外部導体がこの抵抗回路で接続されてい
る。通常、T型やπ型でも、一方の同軸コネクタBから
見た抵抗と、他方の同軸コネクタCから見た抵抗は共に
同じになるようにしてある。
ステム中の信号のレベルの適正化を図るため図5に示す
ような筒型減衰器が使用されている。この減衰器は筒型
の筐体Aの両端に同軸コネクタB、Cを備えており、こ
の同軸コネクタB、Cに同軸ケーブルやCATV機器の
接栓等を接続できるようになっている。筒型減衰器の内
部には、3つの固定抵抗器R1 、R2 、R3 からなるT
型抵抗回路(図5(a))やπ型抵抗回路(図5
(b))が設けれており、両端の同軸コネクタB、Cの
中心導体及び外部導体がこの抵抗回路で接続されてい
る。通常、T型やπ型でも、一方の同軸コネクタBから
見た抵抗と、他方の同軸コネクタCから見た抵抗は共に
同じになるようにしてある。
【0003】参考までに、双方の同軸コネクタB、Cか
らの抵抗値をRとし、電圧を1/N倍に減衰する場合の
T型抵抗回路の各抵抗は、 R1 =R2 =(N−1)R/(N+1) R3 =2NR/(N2 −1) であり、π型抵抗回路の各抵抗は、 R1 =R2 =(N+1)R/(N−1) R3 =(N2 −1)R/2N である。
らの抵抗値をRとし、電圧を1/N倍に減衰する場合の
T型抵抗回路の各抵抗は、 R1 =R2 =(N−1)R/(N+1) R3 =2NR/(N2 −1) であり、π型抵抗回路の各抵抗は、 R1 =R2 =(N+1)R/(N−1) R3 =(N2 −1)R/2N である。
【0004】前記筒型減衰器はT型、π型いずれの場合
も抵抗回路を構成する各抵抗R1 、R2 、R3 は固定で
あり、同軸コネクタB、C間の減衰量は固定である。こ
のためメーカーは減衰量の異なるもの、例えば3db、
6db、10dbのものを数種類製造していた。そして
ユーザーはその中から適当な減衰量のものを選択して使
用し、適切なものがないときは2、3本の筒型減衰器を
連結して縦続接続することにより適切な減衰量を得てい
た。例えば9dbの減衰量を必要とするときは、3db
のものと6dbのものを連結して縦続接続していた。
も抵抗回路を構成する各抵抗R1 、R2 、R3 は固定で
あり、同軸コネクタB、C間の減衰量は固定である。こ
のためメーカーは減衰量の異なるもの、例えば3db、
6db、10dbのものを数種類製造していた。そして
ユーザーはその中から適当な減衰量のものを選択して使
用し、適切なものがないときは2、3本の筒型減衰器を
連結して縦続接続することにより適切な減衰量を得てい
た。例えば9dbの減衰量を必要とするときは、3db
のものと6dbのものを連結して縦続接続していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし前記筒型減衰器
には次のような問題があった。 1.数種類の筒型減衰器を用意したり、これらを組み合
わせたりしても、きめ細かに所望の減衰量を得ることは
できず、厳格なレベル調整は行えなかった。 2.減衰量の異なる数種類の減衰器の製造は、多品種小
量生産になるため製造コストのさらなる低減が難しかっ
た。 3.使用者側も数種類の筒型減衰器を在庫として用意し
ておかなければならないため、買い入れに無駄が生じ
た。
には次のような問題があった。 1.数種類の筒型減衰器を用意したり、これらを組み合
わせたりしても、きめ細かに所望の減衰量を得ることは
できず、厳格なレベル調整は行えなかった。 2.減衰量の異なる数種類の減衰器の製造は、多品種小
量生産になるため製造コストのさらなる低減が難しかっ
た。 3.使用者側も数種類の筒型減衰器を在庫として用意し
ておかなければならないため、買い入れに無駄が生じ
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1記
載の筒型可変減衰器は図1〜図4に示すように、両端に
同軸コネクタ1、2を備えた筒型本体3の内部に、一方
の同軸コネクタ1の中心導体4に配線された第1の抵抗
体R1 と、他方の同軸コネクタ2の中心導体5に配線さ
れた第2の抵抗体R2 と、双方の同軸コネクタ1、2の
外部導体6、7に配線された第3の抵抗体R3 と、これ
ら抵抗体R1 、R2 、R3 の表面に同時に接触してそれ
ら抵抗体R1 、R2 、R3 を相互接続して同軸コネクタ
1、2間にT型抵抗回路を構成する接触導体8を備え、
筒型本体3に、前記接触導体8を各抵抗体R1 、R2 、
R3 に接触させたまま可動させて、それら抵抗体R1 、
R2 、R3 との接触位置を変えることにより同軸コネク
タ1、2間の減衰量を可変可能な可動部9を設けたもの
である。
載の筒型可変減衰器は図1〜図4に示すように、両端に
同軸コネクタ1、2を備えた筒型本体3の内部に、一方
の同軸コネクタ1の中心導体4に配線された第1の抵抗
体R1 と、他方の同軸コネクタ2の中心導体5に配線さ
れた第2の抵抗体R2 と、双方の同軸コネクタ1、2の
外部導体6、7に配線された第3の抵抗体R3 と、これ
ら抵抗体R1 、R2 、R3 の表面に同時に接触してそれ
ら抵抗体R1 、R2 、R3 を相互接続して同軸コネクタ
1、2間にT型抵抗回路を構成する接触導体8を備え、
筒型本体3に、前記接触導体8を各抵抗体R1 、R2 、
R3 に接触させたまま可動させて、それら抵抗体R1 、
R2 、R3 との接触位置を変えることにより同軸コネク
タ1、2間の減衰量を可変可能な可動部9を設けたもの
である。
【0007】本発明のうち請求項2記載の筒型可変減衰
器は、抵抗体R1 、R2 、R3 が帯状であり、筒型本体
3内に3本並列に設けられ、可動部9は接触導体8を前
記抵抗体R1 、R2 、R3 の長手方向に沿って動かすこ
とが可能なるように設けられているものである。
器は、抵抗体R1 、R2 、R3 が帯状であり、筒型本体
3内に3本並列に設けられ、可動部9は接触導体8を前
記抵抗体R1 、R2 、R3 の長手方向に沿って動かすこ
とが可能なるように設けられているものである。
【0008】本発明のうち請求項3記載の筒型可変減衰
器は、抵抗体R1 、R2 、R3 が帯状であり、筒型本体
3内にその周方向に沿って又は縦方向に3本並列に設け
られ、可動部9は接触導体8を前記抵抗体R1 、R2 、
R3 の長手方向に沿って動かすことが可能なるように筒
型本体3の周方向に回動可能又は縦方向にスライド可能
に設けられているものである。
器は、抵抗体R1 、R2 、R3 が帯状であり、筒型本体
3内にその周方向に沿って又は縦方向に3本並列に設け
られ、可動部9は接触導体8を前記抵抗体R1 、R2 、
R3 の長手方向に沿って動かすことが可能なるように筒
型本体3の周方向に回動可能又は縦方向にスライド可能
に設けられているものである。
【0009】
【発明の実施の形態1】本発明の筒型可変減衰器の実施
の形態を図1、2に基づいて詳細に説明する。この筒型
可変減衰器は直線的に連結される3つの筒型の部品1
0、11、12からなり、雄型の同軸コネクタ1が形成
された第1の部品10と雌型の同軸コネクタ2が形成さ
れた第3の部品12とがネジで連結されるようになって
おり、第2の部品11は連結された第1の部品10と第
3の部品12間に挟み込まれて固定(周方向に回転不
能)されるようになっている。
の形態を図1、2に基づいて詳細に説明する。この筒型
可変減衰器は直線的に連結される3つの筒型の部品1
0、11、12からなり、雄型の同軸コネクタ1が形成
された第1の部品10と雌型の同軸コネクタ2が形成さ
れた第3の部品12とがネジで連結されるようになって
おり、第2の部品11は連結された第1の部品10と第
3の部品12間に挟み込まれて固定(周方向に回転不
能)されるようになっている。
【0010】第1の部品10は図2に示すように、雄型
の同軸コネクタ1の外部導体6が形成された金属製筒体
13と、その内側に挿入された絶縁体14と、絶縁体1
4を介して外部導体6の中心に取り付けられた中心導体
4とからなり、金属製筒体13の同軸コネクタ1部と反
対側の内周面には第3の部品12を連結するためのネジ
部15が形成されている。
の同軸コネクタ1の外部導体6が形成された金属製筒体
13と、その内側に挿入された絶縁体14と、絶縁体1
4を介して外部導体6の中心に取り付けられた中心導体
4とからなり、金属製筒体13の同軸コネクタ1部と反
対側の内周面には第3の部品12を連結するためのネジ
部15が形成されている。
【0011】第2の部品11は図2に示すように、金属
製筒体16と、その内側にこれと絶縁されて突接された
接触導体8とからなり、接触導体8の先端は金属製筒体
16の中心軸を通り反対側の筒体内面に向けて突き出さ
れている。この接触導体8の先端は図1(b)に示され
るように3つに分かれており、夫々が後述する抵抗体R
1 、R2 、R3 の表面に接触されるようになっている。
製筒体16と、その内側にこれと絶縁されて突接された
接触導体8とからなり、接触導体8の先端は金属製筒体
16の中心軸を通り反対側の筒体内面に向けて突き出さ
れている。この接触導体8の先端は図1(b)に示され
るように3つに分かれており、夫々が後述する抵抗体R
1 、R2 、R3 の表面に接触されるようになっている。
【0012】第3の部品12は図2に示すように、雌型
の同軸コネクタ2の外部導体7が形成された金属製筒体
17と、その内側に挿入された絶縁体18と、絶縁体1
8を介して外部導体7の内側に取り付けられた中心導体
(コンタクトピン)5と、金属製筒体17の内周面に設
けられた抵抗体R1 、R2 、R3 とからなる。前記金属
製筒体17は、同軸コネクタ2部と反対側の外周面が、
第2の部品11がかぶせて取り付けられる取付部19と
なっており、その先の外周面が第1の部品10を結合す
るためのネジ部20となっている。このネジ部20から
取付部19にかけては、図1(b)に示されるように、
周壁の一部が約120°にわたりカットされており、こ
のカットされた部分に第2の部品11の接触導体8が差
し込まれ、第2の部品11及び接触導体8が約120°
にわたり回動できるようになっている。
の同軸コネクタ2の外部導体7が形成された金属製筒体
17と、その内側に挿入された絶縁体18と、絶縁体1
8を介して外部導体7の内側に取り付けられた中心導体
(コンタクトピン)5と、金属製筒体17の内周面に設
けられた抵抗体R1 、R2 、R3 とからなる。前記金属
製筒体17は、同軸コネクタ2部と反対側の外周面が、
第2の部品11がかぶせて取り付けられる取付部19と
なっており、その先の外周面が第1の部品10を結合す
るためのネジ部20となっている。このネジ部20から
取付部19にかけては、図1(b)に示されるように、
周壁の一部が約120°にわたりカットされており、こ
のカットされた部分に第2の部品11の接触導体8が差
し込まれ、第2の部品11及び接触導体8が約120°
にわたり回動できるようになっている。
【0013】第3の部品12に取り付けられている前記
抵抗体R1 、R2 、R3 はいずれも帯状であり、第2の
部品11が回動されて移動される接触導体8の移動方向
(筒の周方向)に沿って貼り付けられている。この抵抗
体R1 、R2 、R3 は、下側の抵抗体R2 の右端に同軸
コネクタ2の中心導体5が配線され、上側の抵抗体R1
の右端に同軸コネクタ1の中心導体4が配線され、中間
の抵抗体R3 の左端に金属製筒体17が配線されてお
り、抵抗体R1 、R2 、R3 が第1、2の同軸コネクタ
1、2間に図1(c)に示されるT型抵抗回路を構成す
るようにしてある。このT型抵抗回路による同軸コネク
タ1、2間の減衰量は、第2の部品11を図3(a)、
(b)、(c)に示すように回動し、各抵抗体R1 、R
2 、R3 の接触導体8が接触される位置を可動すること
により、連続して変化することができ、所望の減衰量を
得ることができる。
抵抗体R1 、R2 、R3 はいずれも帯状であり、第2の
部品11が回動されて移動される接触導体8の移動方向
(筒の周方向)に沿って貼り付けられている。この抵抗
体R1 、R2 、R3 は、下側の抵抗体R2 の右端に同軸
コネクタ2の中心導体5が配線され、上側の抵抗体R1
の右端に同軸コネクタ1の中心導体4が配線され、中間
の抵抗体R3 の左端に金属製筒体17が配線されてお
り、抵抗体R1 、R2 、R3 が第1、2の同軸コネクタ
1、2間に図1(c)に示されるT型抵抗回路を構成す
るようにしてある。このT型抵抗回路による同軸コネク
タ1、2間の減衰量は、第2の部品11を図3(a)、
(b)、(c)に示すように回動し、各抵抗体R1 、R
2 、R3 の接触導体8が接触される位置を可動すること
により、連続して変化することができ、所望の減衰量を
得ることができる。
【0014】前記第1の部品10と第3の部品12との
間に配置される第2の部品11は、第1、3の部品1
0、12のネジ締めにより固着させることができ、これ
により内部の接触導体8を固定してT型抵抗回路の減衰
量を固定させることができる。第1の部品10と第2の
部品11との接触縁には、目盛りと矢印が表示されてお
り、第2の部品11の矢印を第1の部品10の目盛りに
記載された数値に合わせることにより、T型抵抗回路の
減衰量を目盛りで設定できるようにしてある。
間に配置される第2の部品11は、第1、3の部品1
0、12のネジ締めにより固着させることができ、これ
により内部の接触導体8を固定してT型抵抗回路の減衰
量を固定させることができる。第1の部品10と第2の
部品11との接触縁には、目盛りと矢印が表示されてお
り、第2の部品11の矢印を第1の部品10の目盛りに
記載された数値に合わせることにより、T型抵抗回路の
減衰量を目盛りで設定できるようにしてある。
【0015】本発明の筒型可変減衰器は図4のように作
成することもできる。これは抵抗体R1 、R2 、R3 を
筒型可変減衰器の内部に縦方向に配置し、可動部9は接
触導体8を抵抗体R1 、R2 、R3 に接触させて縦方向
に移動可能としたものである、。この場合も抵抗体R1
に同軸コネクタ1の中心導体4を配線し、抵抗体R2 に
他方の同軸コネクタ2の中心導体5を配線し、抵抗体R
3 をアースして両コネクタ1、2の外部導体6、7に配
線してあり、同軸コネクタ1、2間に図1(c)と同じ
ようにT型抵抗回路を構成する。
成することもできる。これは抵抗体R1 、R2 、R3 を
筒型可変減衰器の内部に縦方向に配置し、可動部9は接
触導体8を抵抗体R1 、R2 、R3 に接触させて縦方向
に移動可能としたものである、。この場合も抵抗体R1
に同軸コネクタ1の中心導体4を配線し、抵抗体R2 に
他方の同軸コネクタ2の中心導体5を配線し、抵抗体R
3 をアースして両コネクタ1、2の外部導体6、7に配
線してあり、同軸コネクタ1、2間に図1(c)と同じ
ようにT型抵抗回路を構成する。
【0016】
【発明の効果】本発明の筒型可変減衰器によれば次のよ
うな効果がある。 1.減衰量の連続的な可変が可能であるため、これ一つ
で信号のCATVシステム内の多様なレベル調整を行え
る。 2.製造メーカも1種類の筒型可変減衰器を作成すれば
良いので、製造コストを低減することができる。 3.使用者側は幾つもの種類の減衰器を在庫として持つ
必要がないので、買い入れコストを低減することができ
る。
うな効果がある。 1.減衰量の連続的な可変が可能であるため、これ一つ
で信号のCATVシステム内の多様なレベル調整を行え
る。 2.製造メーカも1種類の筒型可変減衰器を作成すれば
良いので、製造コストを低減することができる。 3.使用者側は幾つもの種類の減衰器を在庫として持つ
必要がないので、買い入れコストを低減することができ
る。
【図1】本発明の筒型可変減衰器の実施の形態を示した
斜視図であり、(a)は組立状態、(b)は分解状態を
示したものであり、(c)は内部の回路図を示したもの
である。
斜視図であり、(a)は組立状態、(b)は分解状態を
示したものであり、(c)は内部の回路図を示したもの
である。
【図2】図1の筒型可変減衰器の縦断面図であり、
(a)は分解状態、(b)は組立状態を示したものであ
る。
(a)は分解状態、(b)は組立状態を示したものであ
る。
【図3】(a)〜(c)は図1の筒型可変減衰器におけ
る抵抗量の調整を示した説明図。
る抵抗量の調整を示した説明図。
【図4】(a)は本発明の筒型可変減衰器の他の実施の
形態を示した斜視図であり、(b)はその内部の透視
図。
形態を示した斜視図であり、(b)はその内部の透視
図。
【図5】従来の筒型減衰器の透視斜視図であり、(a)
はT型抵抗回路を備えるものの例、(b)はπ型抵抗回
路を備えるもの例。
はT型抵抗回路を備えるものの例、(b)はπ型抵抗回
路を備えるもの例。
1 同軸コネクタ 2 同軸コネクタ 3 筒型本体 4 中心導体 5 中心導体 6 外部導体 7 外部導体 8 接触導体 9 可動部 R1 抵抗体 R2 抵抗体 R3 抵抗体
Claims (3)
- 【請求項1】両端に同軸コネクタ(1、2)を備えた筒
型本体(3)の内部に、一方の同軸コネクタ(1)の中
心導体(4)に配線された第1の抵抗体(R1 )と、他
方の同軸コネクタ(2)の中心導体(5)に配線された
第2の抵抗体(R2 )と、双方の同軸コネクタ(1、
2)の外部導体(6、7)に配線された第3の抵抗体
(R3 )と、これら抵抗体(R1 、R2 、R3 )の表面
に同時に接触してそれら抵抗体(R1 、R2 、R3 )を
相互接続して同軸コネクタ(1、2)間にT型抵抗回路
を構成する接触導体(8)を備え、筒型本体(3)に、
前記接触導体(8)を各抵抗体(R1 、R2 、R3 )に
接触させたまま可動させて、それら抵抗体(R1 、R
2 、R3 )との接触位置を変えることにより同軸コネク
タ(1、2)間の減衰量を可変可能な可動部(9)を設
けたことを特徴とする筒型可変減衰器。 - 【請求項2】前記抵抗体(R1 、R2 、R3 )は帯状で
あり、筒型本体(3)内に3本並列に設けられ、可動部
(9)は接触導体(8)を前記抵抗体(R1 、R2 、R
3 )の長手方向に沿って動かすことが可能なるように設
けられていることを特徴とする請求項1記載の筒型可変
減衰器。 - 【請求項3】前記抵抗体(R1 、R2 、R3 )は帯状で
あり、筒型本体(3)内にその周方向に沿って又は縦方
向に3本並列に設けられ、可動部(9)は接触導体
(8)を前記抵抗体(R1 、R2 、R3 )の長手方向に
沿って動かすことが可能なるように筒型本体(3)の周
方向に回動可能又は縦方向にスライド可能に設けられて
いることを特徴とする請求項2記載の筒型可変減衰器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4040697A JPH10242711A (ja) | 1997-02-25 | 1997-02-25 | 筒型可変減衰器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4040697A JPH10242711A (ja) | 1997-02-25 | 1997-02-25 | 筒型可変減衰器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10242711A true JPH10242711A (ja) | 1998-09-11 |
Family
ID=12579789
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4040697A Pending JPH10242711A (ja) | 1997-02-25 | 1997-02-25 | 筒型可変減衰器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10242711A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1804329A1 (en) * | 2004-10-13 | 2007-07-04 | Yuejun Yan | Variable attenuator |
EP2190116A1 (en) * | 2007-08-11 | 2010-05-26 | Yuejun Yan | Variable attenuator |
-
1997
- 1997-02-25 JP JP4040697A patent/JPH10242711A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1804329A1 (en) * | 2004-10-13 | 2007-07-04 | Yuejun Yan | Variable attenuator |
EP1804329A4 (en) * | 2004-10-13 | 2007-10-10 | Yuejun Yan | VARIABLE ATTENUATOR |
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JP2010538505A (ja) * | 2007-08-11 | 2010-12-09 | 躍軍 閻 | 可変減衰器 |
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