JPH1024117A - 赤外線治療装置 - Google Patents

赤外線治療装置

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JPH1024117A
JPH1024117A JP18291796A JP18291796A JPH1024117A JP H1024117 A JPH1024117 A JP H1024117A JP 18291796 A JP18291796 A JP 18291796A JP 18291796 A JP18291796 A JP 18291796A JP H1024117 A JPH1024117 A JP H1024117A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リラックスした状態で快適に治療を行うこと
のでき、十分な治療効果が得られる赤外線治療装置を提
供する。 【解決手段】 赤外線治療装置1において、発熱体11
の前方には、発熱体11を保護するガード部20が装着
されている。ガード部20は、金属製のガードパネル3
0と、その前方側にガードパネル30の周辺部分30c
をカバーするように取り付けられた耐熱プラスチック製
のリングパネル40を備えている。金属製のガードパネ
ル30の周辺部分30cは、治療中に発熱体11からの
放射熱や対流によって温度が上昇するが、耐熱プラスチ
ック製のリングパネル40によってカバーされているの
で、触っても熱く感じず、火傷の心配もない。また、周
辺部分30cをカバーしているガードパネル30の操作
部41は、患部に向かって先細りとなった形状とされて
いるので、身体との接触面積が小さく、操作部41に触
れてもいっそう熱く感じない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、赤外線治療に用い
られる、遠赤外線を中心とした赤外線を照射する発熱体
を備えた赤外線治療装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】肩こり、腰痛、膝等の関節痛等を、家庭
内において手軽に治療できる装置として、遠赤外線を中
心とした赤外線を放射可能な発熱体を備えた赤外線治療
装置が知られている。図6に示すように、従来の赤外線
治療装置1Aは、発熱体11を備えた赤外線照射部10
を有し、この赤外線照射部10がフレキシブルな支柱3
によってベース2の上方に支持され、赤外線照射部10
の角度を自由に調整できるようになっている。赤外線治
療装置1では、赤外線照射部10の角度、すなわち、発
熱体11と患部(肩)70とを位置関係を調整すること
によって、発熱体11から放射される赤外線を患部70
に適正に照射して治療効果を得るようにしている。この
赤外線治療装置1には、発熱体11に電力を供給して加
熱し、そこから所定量の赤外線を患部に向かって照射し
て温熱治療を行えるようになっている。発熱体11は、
電熱線(100W〜250W)によって200〜500
℃という高温になるので、ユーザーが直に発熱体11に
触れて火傷をしないように、その前方側に金属製のガー
ドパネル30が取り付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ユーザーは治療を行う
際に、肩や腰などの赤外線を照射したい患部70に対し
適当に赤外線が照射されるように、患部70と赤外線を
照射する赤外線照射部10との位置および方向を調整す
ることができる。この際、自分自身が楽な姿勢で患部7
0に赤外線を当てられるように支柱3の角度などを変え
て赤外線照射部10から照射される赤外線の照射方向を
変えるのが普通である。
【0004】治療中は発熱体11が加熱され高温となっ
ているので、発熱体11の前方に設けられた金属製のガ
ードパネル30も放射熱によって温度が高くなってい
る。特に、ガードパネル30の周辺部は対流による熱伝
導があるので温度がさらに高くなる。このため、治療中
に前方から赤外線照射部10の向きを変えようとガード
パネル30の周辺に手をおくと、熱く感じ、場合によっ
ては火傷する恐れもある。したがって、治療中は、赤外
線照射部10の位置や向きを前方から調整するよりもユ
ーザーが姿勢を変えて患部70の位置を変えるか、また
は、ガードパネル30、特に、その周辺部に触れないよ
うに注意しながら赤外線の照射方向を変える必要があ
る。治療中にユーザーの側が姿勢を変えなくてはならな
いのでは楽な姿勢を保てなくなる可能性があり、また、
手をおく場所に注意する必要があるのでは操作が面倒で
ある。さらに、治療中に赤外線の照射方向を簡単に微調
整できないのは不便である。
【0005】そこで、本発明では、治療中でも赤外線照
射部の位置や方向を安心して調整できる赤外線治療装置
を提供することを目的としている。さらに、ユーザーが
好みの姿勢でリラックスした状態で快適に治療受けるこ
とができるとともに、十分な治療効果が得られる赤外線
治療装置を提供することも目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、発熱体を保護するガードパネルの少なくとも1部
を耐熱性プラスチックによって形成することにより、治
療中でもユーザーが安心してガードパネルに触り、発熱
体から照射される赤外線の方向を調整できるようにして
いる。すなわち、本発明の赤外線治療装置は、患部に向
かって赤外線を照射する発熱体と、この発熱体を保護す
るために赤外線の照射方向に設置された赤外線を透過す
るガードパネルとを有し、ガードパネルの少なくとも1
部が耐熱性プラスチックにより形成されていることを特
徴としている。
【0007】本発明の赤外線治療装置では、治療中に発
熱体の放射熱や対流によってガードパネルが高温となる
が、その1部を耐熱性プラスチックにより形成すること
により、その部分に触れてもそれほど熱くなく火傷の心
配もないようにしている。このため、治療中にガードパ
ネルに手を伸ばして赤外線照射部の位置や方向を調整し
て赤外線の照射方向を手軽に変えることが可能であり、
患部に対していっそう適正に赤外線を照射できる。耐熱
性プラスチックの部分を設けることにより、ガードパネ
ルに触れて熱い思いをしなくて良く、また、ガードパネ
ルに触れないように赤外線の照射方向をかえるといった
面倒なことをせずに済むので、ユーザーは、自分の好み
の姿勢を保ったまま手軽に赤外線の照射方向を調整する
ことができる。また、赤外線の照射方向を調整するとき
に、発熱体の正面方向から楽な姿勢でガードパネルに手
を伸ばして発熱体の方向を調整できる。このため、本発
明の赤外線治療装置を用いることにより、リラックスし
た状態で快適に赤外線治療ができる。
【0008】耐熱性プラスチックから形成する部分を、
たとえば、その断面形状を患部に向かってほぼ三角形状
に突出するような形状や、または、半円形状、さらには
楕円形状に突出するような形状など、患部に向かって細
くなる形状にするこのが好ましい。このような形状とす
ることにより耐熱性プラスチックの部分と手との接触面
積が小さくなるので、耐熱性プラスチックの部分に手が
触れても熱く感じなくて済む。
【0009】ガードパネルは、たとえば、発熱体の照射
方向全域をカバーする金属製の第1のガードを備え、こ
の第1のガードの患部側に対して、耐熱性プラスチック
から形成された第2のガードを後から取り付けたものを
採用することができ、また、発熱体の照射方向全域をカ
バーする第1のガードも耐熱プラスチック製として第2
のガードと一体成形したものをガードパネルとして採用
することも可能である。さらに、赤外線の照射方向を変
えようと手で触れやすく、放射熱に加え対流によっても
熱くなる周辺部分を耐熱性プラスチックの第2のガード
でカバーしておくことが望ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1に本発明を適用した赤外線治
療装置を斜視図を用いて示してある。本例の赤外線治療
装置1は、不図示の電源系統などを収納したベース2
と、患部70に向かって遠赤外線を中心とした赤外線を
照射できる赤外線照射部10を備えており、赤外線照射
部10がベース2の表面に鉛直方向に設けられたフレキ
シブルな支柱3によって赤外線治療を行うのに適した高
さに支持されている。この支柱3の角度を変えることに
よって赤外線照射部10の位置や向きが調整できるよう
になっており、患部(肩)70に向けて赤外線を照射で
きるようになっている。
【0011】図2に本例の赤外線照射部10のさらに詳
しい構成を断面を用いて示してある。本例の赤外線照射
部10は、ディスク状の発熱体11を備えており、この
発熱体11の表面に遠赤外線を中心とした赤外線を照射
する赤外線放射層12が構成されている。したがって、
発熱体11が、たとえば、100Vの商用電源で電熱線
(100W〜250W)によって200〜500℃とい
う高温に加熱されると赤外線放射層12から赤外線照射
部10の正面に位置する患部70に向かって赤外線が照
射されるようになっている。
【0012】本例の赤外線放射層12は、発熱体11の
表面に略一定の膜厚となるように塗布された赤外線放射
体であるセラミック粉末を含有したエポキシ系の樹脂な
どの耐熱塗料により形成され、本例の赤外線照射部10
は、この赤外線放射層12のセラミック粉末が加熱され
て遠赤外線を中心とした赤外線を放射するようになって
いる。赤外線を放射するセラミックとしては、たとえ
ば、コージライト(2MgO・2Al2 3 ・5SiO
2 )、あるいはスピネル(MgO・Al2 3 )、ある
いはジルコン系のもの(たとえば、ZrO2 ・SiO2
が主体でこれに酸化マンガンMnOを混入したもの)、
あるいはこれらを相互に混合したものを用いることがで
きる。
【0013】発熱体11はディスク状でその後面が支持
棒13によってリフレクター14の前方に若干離れて保
持されている。リフレクター14は、ステンレススチー
ル製などの反射材により形成されており、発熱体11か
ら放射された赤外線を正面方向(患部70の方向)に向
けて反射できるように後方に湾曲した凹状の湾曲反射面
14aを備えている。このリフレクター14および発熱
体11は、リフレクター14とほぼ同様に湾曲したハウ
ジング4に収納されており、ハウジング4の前方、すな
わち、発熱体11の前方(赤外線照射部10の正面)に
ガード部20が設けられている。このため、赤外線照射
部10の正面(赤外線の照射方向)からユーザーの身体
の一部や衣類などが発熱体11に不意に接触して火傷し
たり、火事になるのを防止している。
【0014】本例のガード部20は、ハウジング4の正
面全体をカバーするようにハウジング4の前方縁4aに
取り付けられた金属製のガードパネル30と、この金属
製のガードパネル(第1のガード部)30の周辺部分3
0cを前方側からカバーするように取り付けられた耐熱
プラスチック製のリングパネル(第2のガード部)40
とを備えている。
【0015】金属製のガードパネル30は、上下に間隔
をあけて設けられた水平方向のガードバー30bと、こ
れらのガードバー30bが取り付けられ、ガードパネル
30の縁取りをする円環状のガードバー30aとから構
成されている。本例の金属製のガードパネル30では、
隣接するガードバー30bの間隔は、赤外線放射層12
から放射された赤外線が赤外線照射部10の正面に向か
って十分に透過できる程度の間隔とされている。なお、
この間隔は特に限定されるものではなく、ガードパネル
30を赤外線を十分に透過できる程度であればよい。ま
た、ユーザーが誤って赤外線照射部10の内部に指など
を入れないように、ガードバー30bの間隔を設定する
ことが望ましいことはもちろんである。
【0016】本例の耐熱プラスチック製のリングパネル
40は、全体が、たとえば、ガラス繊維強度されたポリ
エチレンテレフタレート(熱伝導率6.0〜6.9×1
-4[cal/sec/cm2/℃])によって形成されており、図
3(a)〜(d)に示すように、金属製のガードパネル
30の周辺部分30cを赤外線照射部10の正面側から
覆うリング状の操作部41と、この操作部41の外周縁
付近から円筒状に突出する支持部42を備えている。こ
の支持部42の内径は金属製のガードパネル30の外径
とほぼ同じに設定されており、この支持部42が金属製
のガードパネル30の外周面とハウジング4の内周面4
aとの間に嵌め込まれることによってリングパネル40
が金属製のガードパネル30の正面側に固定されるよう
になっている。
【0017】本例の操作部41は、内周側に位置する内
リング41aと外周側に位置する外リング41bに分か
れており、これらのリング41aおよび41bが一定の
角度間隔で形成された連結部41cによってつながって
いる。また、本例の操作部41では、内リング41aお
よび外リング41bを合わせた半径方向の幅寸法が金属
製のガードパネル30の周辺部分30cをカバーできる
程度の広さとされており、金属製のガードパネル30の
周辺部分30cの正面側が耐熱性プラスチックから形成
された本例のリングパネル40によって保護されて、正
面側からガードパネル30の周辺部分30cに直に触れ
られないようになっている。
【0018】また、本例のリングパネル40では、断続
的な連結部41cによって内リング41aと外リング4
1bがつながっており、連結部41cの隙間のが貫通孔
41dとなり、ファッション性を高めるとともに赤外線
放射層12から放射された赤外線が透過する部分ともな
っている。そして、本例のリングパネル40による赤外
線の照射面積の減少はほとんど生じないようになってい
る。
【0019】図4に本例のリングパネル40の操作部4
1の断面を拡大して示してある。本例の赤外線治療装置
1においては、操作部41の内リング41aが赤外線照
射部10の最もユーザー側に突出するように配置されて
おり、その断面形状が円弧状(前方に向かって先細りの
形状)となっている。外リング41bは内リング41a
より若干突出量が少なく抑えられ、これらより薄い連結
部41cによって外リング41bと内リング41aが連
結されている。連結部41cの半径方向の幅寸法は指7
1等が入らない程度に設定されている。このような操作
部41を備えたリングパネル40をガードパネル30に
取り付けておくと、赤外線照射部10の向きを変えると
きに、内リング41aに身体の一部(図面上は指)71
が触れても、その時の接触面積は平面に触れる場合に比
べて小さくなる。また、内リング41aと外リング41
bとの間に連結部41cによって段差部分が形成されて
いるので、内リング41aに限らず、その他の操作部4
1に触れても、指71との接触面積は平面に比べて小さ
くなる。このように本例の赤外線治療装置1において、
リングパネル40の操作部41を患部70に向かって細
くなる形状に形成してあるので、操作部41と指等の身
体の一部71との接触面積が小さくなる。
【0020】このように本例の赤外線照射部10のガー
ドパネル30には耐熱プラスチック製のリングパネル4
0を設けてあり、この耐熱プラスチック製のリングパネ
ル40により赤外線照射部10の角度を変えるときなど
にユーザーが触りやすいガードパネル30の周辺部分3
0cをカバーしてある。このガードパネル30の周辺部
分30cは発熱体11からの放射熱に加え対流によって
も熱が加わるので約130℃〜160℃という高温にな
るので、場合によっては火傷の可能性もある部分であ
る。本例の赤外線照射部10においては、金属製のガー
ドパネル30の周辺部分30cを熱伝導率の低い耐熱プ
ラスチック製のリングパネル40でカバーしてあるの
で、治療中にユーザーがリングパネル40に触っても熱
くなく、火傷の危険性もない。さらに、上述したように
リングパネル40の操作部41を前方に突出した形状に
してあるので、指71などとリングパネル40の一部が
触れるだけであり、熱く感じる危険がさらに減り、ま
た、火傷の心配も全くない。
【0021】また、本例のリングパネル40の操作部4
1全体の面積は、金属製のガードパネル30の周辺部分
30cを十分にカバーできる程度の面積にしてあり、赤
外線照射部10の位置や方向を変えるときに、ユーザー
がガードパネル30に直に触れる心配がないようにして
いる。
【0022】このように本例の赤外線治療装置1では、
ガードパネル30の周辺部分30cを耐熱プラスチック
製のリングパネル40によってカバーしているので熱く
感じず、火傷の心配もないようにしてある。したがっ
て、ユーザーは、赤外線照射部10の正面方向から手を
伸ばして、赤外線照射部10の位置や向きを変えて赤外
線の照射方向を調整する際に、安心してリングパネル4
0に触れて赤外線照射部10の位置や向きを変えること
ができる。すなわち、金属製のガードパネル30に触れ
ないように気を配ったり、また、金属製のガードパネル
30に触れないような箇所に手をおいて赤外線の照射方
向を変えるといった面倒なことをしなくても済む。した
がって、治療中でも、赤外線が照射される場所と患部7
0とを簡単に一致させられるので、楽な姿勢を保ったま
ま患部に適当な赤外線が当たるように微調整でき、リラ
ックスした状態で快適に赤外線治療を行うことができ
る。また、赤外線照射部10の正面方向からユーザが手
を伸ばして赤外線照射部10の向きを変えられるので、
赤外線の照射方向の微調整も簡単である。
【0023】なお、本例の赤外線治療装置1において、
耐熱プラスチック製のリングパネル40の操作部41
は、たとえば、図5(a)に示すように、患部70に向
けて円弧状の断面形状であってもよく、また、図5
(b)に示すような患部70に向けて三角状の断面形状
てあってもよい。このような操作部41でも、患部70
に向かうほどに先細りとなっており、身体と円弧面41
d、または、傾斜面41eの一部のみが接触するだけな
ので、接触面積は小さく、熱く感じたり火傷をする可能
性を低くできる。また、操作部41の形状だけではな
く、耐熱プラスチック製のリングパネル40の形状もリ
ング状に限定されることはなく、たとえば、半円環状、
あるいは、さらに小さな円弧状として、赤外線の照射方
向を変えるために最も身体が触れやすく、温度も高くな
る周辺部分30cの上部やその他ユーザが触りやすい部
分を限定して耐熱プラスチック製のパネル40を取り付
けてもよい。逆に、ガードパネル30全体を耐熱プラス
チックにより形成してもよい。また、本例のリングパネ
ル40は、メンテナンス等を考慮して取付け・取り外し
がワンタッチでできる構造を採用しているが、ねじ等に
よりハウジング4に固定するものであってももちろん良
い。
【0024】また、本例においては、耐熱性があり、強
度の高いガラス繊維強化されたポリエチレンテレフタレ
ート樹脂を採用しているが、ポリアセタール、ポリブチ
レンテレフタレート、セルロールアセテート等の耐熱性
プラスチックを用いることももちろん可能である。これ
らは熱伝導率が金属に比べて低く、高温にさらされる状
況下において手などが触れても金属ほど熱く感じること
はなく、また、火傷の心配もない。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、発熱体を保護するガードパネルのうち、少なくとも
1部を耐熱性プラスチックから形成することにより、治
療中でも、ユーザーが安心してガードパネルに触り発熱
体からの赤外線の照射方向を調整できるようにしてい
る。したがって、ユーザーは、リラックスした状態で快
適に赤外線治療ができる。また、発熱体の正面方向から
赤外線の照射方向を簡単に調整することができるので、
自分が照射したい患部に対して赤外線を適正に照射する
ことができ、本発明の赤外線治療装置を用いることによ
り、十分な治療効果が得られる赤外線治療を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る赤外線治療装置の斜
視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る赤外線治療装置の赤
外線照射部の断面図である。
【図3】図3(a)は本発明の実施の形態に係る赤外線
治療装置の耐熱プラスチック製のリングパネルの正面
図、図3(b)はその側面図、図3(c)はその断面図
であり、さらに、図3(d)はその耐熱プラスチック製
のリングパネルを後面から見たときの平面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る赤外線治療装置の耐
熱プラスチック製のリングパネルの操作部を拡大して示
す断面図である。
【図5】図5(a)は操作部の別の例を示す断面図、図
5(b)は操作部の更に別の例を示す断面図である。
【図6】従来の赤外線治療装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 赤外線治療装置 3 支柱 4 ハウジング 10 赤外線照射部 11 発熱体 20 ガード部 30 金属製のガードパネル 30c 周辺部分 40 耐熱プラスチック製のリングパネル 41 操作部 41a 内リング 42b 外リング

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 患部に向かって赤外線を照射する発熱体
    と、この発熱体を保護するために前記赤外線の照射方向
    に設置された赤外線を透過するガードパネルとを有し、
    前記ガードパネルの少なくとも1部が耐熱性プラスチッ
    クにより形成されていることを特徴とする赤外線治療装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ガードパネルの
    少なくとも1部は前記患部の方向に細くなった形状に成
    形された前記耐熱性プラスチックによって形成されてい
    ることを特徴とする赤外線照射装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記ガードパネル
    は、前記発熱体の照射方向全域をカバーする金属製の第
    1のガード部と、この第1のガード部の前記患部の側の
    少なくとも1部に取り付けられた前記耐熱性プラスチッ
    ク製の第2のガード部とを備えていることを特徴とする
    赤外線照射装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記ガードパネルは
    前記発熱体の照射方向をカバーする平板状であり、この
    ガードパネルの周辺部の少なくとも1部が前記耐熱性プ
    ラスチックにより形成されていることを特徴とする赤外
    線照射装置。
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CN109045476A (zh) * 2018-08-06 2018-12-21 华东交通大学 一种电磁波治疗仪用具有防烫防潮减震功能的保护装置

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CN109045476A (zh) * 2018-08-06 2018-12-21 华东交通大学 一种电磁波治疗仪用具有防烫防潮减震功能的保护装置
CN109045476B (zh) * 2018-08-06 2020-09-25 华东交通大学 一种电磁波治疗仪用具有防烫防潮减震功能的保护装置

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