JPH10240642A - 情報管理装置、情報管理方法及び情報管理用記憶媒体 - Google Patents

情報管理装置、情報管理方法及び情報管理用記憶媒体

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JPH10240642A
JPH10240642A JP9042191A JP4219197A JPH10240642A JP H10240642 A JPH10240642 A JP H10240642A JP 9042191 A JP9042191 A JP 9042191A JP 4219197 A JP4219197 A JP 4219197A JP H10240642 A JPH10240642 A JP H10240642A
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schedule data
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JP9042191A
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Kazuyo Kuroda
和代 黒田
Yasuo Tanosaki
康雄 田野崎
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ユーザに送られた電子メイルを自
動的に解析しスケジュール管理に必要なスケジュールデ
ータを作成することができる情報管理装置を提供する。 【解決手段】 外部装置から送られてくるメイルヘッダ
と任意形式の本文とからなる電子メイルを取り込み、メ
イル解析部7によりメイルヘッダ、任意形式の本文を各
々解析し、メイルヘッダから前記電子メイルの差出日
付、宛先、差出人、目的の各項目情報を含むヘッダ情報
を抽出し、本文からスケジュールの日程、場所、内容の
各項目情報を抽出して、前記電子メイルに対応した前記
各項目情報からなる解析スケジュールデータを作成し、
メイル解析データベース13に格納するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スケジュール管理
に用いて好適な情報管理装置、情報管理方法及び情報管
理用記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、各種会議や各種業務の遂行に必要
なスケジュール管理を行う手段として、種々の装置、方
法が提案されている。
【0003】特に、近年では、コンピュータ装置や通信
回線の発展に伴い、電子メイルを使用して個々のユーザ
間でスケジュールデータの伝送を行い、スケジュールデ
ータベースを構築することが行われている。
【0004】例えば、電子メイルで会議の通知があった
とき、この電子メイルを読み、各自のスケジュール管理
システムで、電子メイルで指定された日時において自分
のスケジュールが空いているかどうか調べ、各スケジュ
ールの優先度を考慮した上で、日時、場所等の予定を手
入力操作でスケジュールデータベースに格納することが
行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のスケジュール管理を行う手段の場合には、任意
の形式の文書データからなる電子メイルから、スケジュ
ール管理に必要なデータのみを抽出するような機能は有
さず、ユーザが電子メイルを読んでスケジュール管理に
必要な内容を把握し理解したり、自分で空いている日時
を調べる手間が必要となり、電子メイルの数が多い場合
には重要な電子メイルを読みすごす等、スケジュール管
理の万全を期すことは難しいのが実情であった。
【0006】そこで、本発明は、ユーザに送られた電子
メイルを自動的に解析しスケジュール管理に必要なスケ
ジュールデータを作成することができる情報管理装置及
び情報管理方法を提供すること、並びにこのような情報
管理装置及び情報管理方法の実現に必要なスケジュール
管理情報を記憶した情報管理用記憶媒体を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る情報管理装置は、外部装置から送られてくるメイルヘ
ッダと任意形式の本文とからなる電子メイルを記憶する
メイル記憶手段と、このメイル記憶手段に記憶する電子
メイルのメイルヘッダ、任意形式の本文を各々解析し、
メイルヘッダからスケジュールのヘッダ情報を抽出し、
本文からスケジュールに関連する内容情報を抽出して、
前記電子メイルに対応したヘッダ情報、内容情報からな
る解析スケジュールデータを作成するメイル解析手段
と、このメイル解析手段にて作成した解析スケジュール
データを記憶するメイル解析データ記憶手段とを有する
ことを特徴とするものである。
【0008】この発明によれば、メイル解析手段により
任意形式の電子メイルを自動的に解析し、この電子メイ
ルに対応したヘッダ情報、内容情報からなる解析スケジ
ュールデータをユーザの手間を煩わすことなく自動的に
作成しスケジュール管理に用いることができる。
【0009】請求項2記載の発明に係る情報管理装置
は、外部装置から送られてくるメイルヘッダと任意形式
の本文とからなる電子メイルを記憶するメイル記憶手段
と、このメイル記憶手段に記憶する電子メイルのメイル
ヘッダ、任意形式の本文を各々解析し、メイルヘッダか
ら前記電子メイルの差出日付、宛先、差出人、目的の各
項目情報を含むヘッダ情報を抽出し、本文からスケジュ
ールの日程、場所、内容の各項目情報を抽出して、前記
電子メイルに対応した前記各項目情報からなる解析スケ
ジュールデータを作成するメイル解析手段と、このメイ
ル解析手段にて作成した解析スケジュールデータを記憶
するメイル解析データ記憶手段とを有することを特徴と
するものである。
【0010】この発明によれば、メイル解析手段により
任意形式の電子メイルを自動的に解析し、この電子メイ
ルに対応した差出日付、宛先、差出人、目的の各項目情
報を含むヘッダ情報、スケジュールの日程、場所、内容
の各項目情報からなる解析スケジュールデータをユーザ
の手間を煩わすことなく自動的に作成しスケジュール管
理に用いることができる。
【0011】請求項3記載の発明に係る情報管理装置
は、請求項1又は2記載の情報管理装置において、既存
のスケジュールデータを記憶したスケジュールデータ記
憶手段と、各種データを表示する表示手段と、前記スケ
ジュールデータ記憶手段に記憶した既存のスケジュール
データと、前記メイル解析手段にて作成した解析スケジ
ュールデータとを参照して、既存のスケジュールデータ
と解析スケジュールデータとの日程が重複しない場合、
前記解析スケジュールデータを採用するか否かの確認情
報を前記表示手段に表示させて確認を促し、解析スケジ
ュールデータが採用された場合、この解析スケジュール
データの各項目をスケジュールデータ記憶手段に記憶す
るスケジュールデータ更新手段とをさらに有することを
特徴とするものである。
【0012】この発明によれば、請求項1又は2記載の
情報管理装置の作用に加えて、既存のスケジュールデー
タと作成した解析スケジュールデータとの日程が重複し
ない場合に、解析スケジュールデータを採用するか否か
の確認情報を前記表示手段に表示させて確認を促し、解
析スケジュールデータが採用された場合、この解析スケ
ジュールデータの各項目をスケジュールデータ記憶手段
に記憶するスケジュールデータ更新手段を付加したの
で、解析スケジュールデータの採用如何についてユーザ
の意志を反映させることができる。
【0013】請求項4記載の発明に係る情報管理装置
は、請求項1又は2記載の情報管理装置において、既存
のスケジュールデータを記憶したスケジュールデータ記
憶手段と、各種データを表示する表示手段と、前記スケ
ジュールデータ記憶手段に記憶した既存のスケジュール
データと、前記メイル解析手段にて作成した解析スケジ
ュールデータとを参照して、既存のスケジュールデータ
と解析スケジュールデータとの日程が重複する場合、優
先度選択情報を前記表示手段に表示させて選択を促し、
選択されたいずれかのスケジュールデータにてスケジュ
ールデータ記憶手段の記憶内容の更新を行うスケジュー
ルデータ更新手段とをさらに有することを特徴とするも
のである。
【0014】この発明によれば、請求項1又は2記載の
情報管理装置の作用に加えて、既存のスケジュールデー
タと作成した解析スケジュールデータとの日程が重複す
るい場合に、スケジュールデータ更新手段が、優先度選
択情報を前記表示手段に表示させて選択を促し、選択さ
れたいずれかのスケジュールデータにてスケジュールデ
ータ記憶手段の記憶内容の更新を行うので、既存のスケ
ジュールデータと解析スケジュールデータとの優先度の
判断にユーザの意志を反映させることができ、スケジュ
ール調整の便宜を図れる。
【0015】請求項5記載の発明に係る情報管理方法
は、外部装置から送られてくるメイルヘッダと任意形式
の本文とからなる電子メイルに対して、メイル解析手段
によりこの電子メイルのメイルヘッダ、任意形式の本文
を各々解析し、メイルヘッダから前記電子メイルの差出
日付、宛先、差出人、目的の各項目情報を含むヘッダ情
報を抽出し、本文からスケジュールの日程、場所、内容
の各項目情報を抽出して、前記電子メイルに対応した前
記各項目情報からなる解析スケジュールデータを作成
し、作成した解析スケジュールデータをメイル解析デー
タ記憶手段に記憶することを特徴とするものである。
【0016】この発明によれば、メイル解析手段により
任意形式の電子メイルを自動的に解析し、この電子メイ
ルに対応した差出日付、宛先、差出人、目的の各項目情
報を含むヘッダ情報、スケジュールの日程、場所、内容
の各項目情報からなる解析スケジュールデータをユーザ
の手間を煩わすことなく自動的に作成する方法を構築で
きる。
【0017】請求項6記載の発明に係る情報管理用記憶
媒体は、スケジュールの日程、場所、内容の各項目の表
示欄、スケジュールの入力操作の案内メッセージ及び入
力操作釦の各表示情報と、複数のスケジュールの日程、
場所、内容の各項目の表示欄、複数のスケジュールの優
先度選択操作の案内メッセージ及び優先度選択操作釦の
各表示情報とを、スケジュール管理を行う情報管理装置
の動作に対応付けて記憶したことを特徴とするものであ
る。
【0018】この発明によれば、この情報管理用記憶媒
体を情報管理装置として機能するコンピュータ装置等に
備えた媒体処理手段に装着して、コンピュータ装置等の
動作に対応付けて前記各表示情報を読み出すことで、上
述したような解析スケジュールデータの採用如何や、既
存のスケジュールデータと解析スケジュールデータとの
優先度の判断においてユーザの意志を反映させることが
できる情報管理装置、情報管理方法の実現を図ることが
できる情報管理用記憶媒体を提供できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を詳
細に説明する。
【0020】図1は、本発明の実施の形態の情報管理装
置の全体構成を示すブロ図である。この情報管理装置
は、電子メイルを送受信するためにネットワーク上の情
報にアクセスする通信装置2と、電子メイルを送受信し
たり、受信メイルを解析したり、スケジュールデータベ
ースを作成、更新したり、一定期間毎にスケジュールデ
ータベースを参照したりする制御装置4と、電子メイル
アドレスや各種指示を入力する入力装置3と、電子メイ
ルを記憶するユーザメイルデータベース11、解析スケ
ジュールデータを記憶するメイル解析データベース1
2、スケジュールデータを記憶するスケジュールデータ
ベース13等を備えたハードディスク等からなる外部記
憶装置5と、入力装置3から入力されたデータの表示
や、情報取得操作のためのメニュー画面、及びスケジュ
ール、電子メイル等を表示するカラーCRT等からなる
表示装置1と、水晶発振器等を用いて構成され、一定時
間ごとに割り込み処理を行い、現時刻を制御装置4に備
えた図示しないメモリ中の日時バッファに格納する時計
装置6とから構成されている。
【0021】このうち、制御装置4は、図2に示すよう
に、図3、図4に示す内容の受信した電子メイルのヘッ
ダである差出人、差出日時、宛先、subject(目
的)の各項目データ、予定日時(開始日時、終了日
時)、内容、場所等の本文を解析して解析スケジュール
データを作成し、メイル解折データベース12に格納す
るメイル解析部7と、メイル解析データベース12とス
ケジュールデータベース13とを参照して、スケジュー
ルデータベース13の記憶内容を更新するスケジュール
データベース更新部8と、一定期間毎にスケジュールデ
ータベース13を参照してスケジュールデータの管理を
行うスケジュールデータベース管理部9とを具備してい
る。
【0022】次に本実施の形態の動作について、まず、
図12に示す全体の処理を示すフローチャートを参照し
て説明する。
【0023】最初に、この情報管理装置を起動させ、ユ
ーザに環境設定をさせる(ステップS1)。即ち、環境
設定は、図16に示すように、スケジュールデータベー
ス13の更新処理を簡易版にするか(ステップS4
1)、通常版(ステップS43)にするか、詳細版(ス
テップS45)にするかを選択させる。
【0024】次に、スケジュールデータベース13を作
成する(ステップS2)。スケジュールデータベース1
3は、図6に格納例を示すように、開始日時項目、終了
日時項目、内容項目、場所項目等の記憶領域を多数具備
している。
【0025】スケジュールデータベース13を作成する
には、ユーザが自分でスケジュールデータベース13に
スケジュールデータを格納する場合と、後述するように
電子メイル(以下「メイル」という)を解析して自動的
にスケジュールデータベース13に格納する場合とがあ
る。
【0026】ここでは、ユーザ自身でスケジュールデー
タベースを作成する場合について説明する。ユーザが前
記入力装置3からスケジュール表示操作を行うと、図7
に示すように、表示装置1の画面に一週間のスケジュー
ルが表示される。この中で、ユーザが予定を書き込みた
い日の任意の時間帯を選択(図7において反転表示した
部分)すると、図8に示すような予定編集画面が表示装
置1の画面に表示され、ここで、ユーザが予定項目に予
定を、場所項目に場所を書き込み、例えば図示しないマ
ウス操作でOKボタンを選択すると、スケジュールデー
タベース13の記憶内容が更新される。即ち、予定の開
始日時、終了日時、内容、場所の各項目データが格納さ
れる。
【0027】例えば、1996年11月12日 10:
00−11:00に予算会議の予定を書き込むために
は、スケジュールデータベース13の開始日時項目に
「1996−11−12 10:00」、終了日時項目
に「1996−11−12 12:00」、内容項目に
「予算会議」、場所項目に「205会議室」が格納され
る。
【0028】次に、ユーザがメイルを受信すると(ステ
ップS3)、このメイルを受信した順番に1から数えて
メイル番号を昇順に付けてメイル番号とし、ユーザメイ
ルデータベース11にメイル番号順に格納される。
【0029】メイル解析部7は、メイルを受信した順番
に解析する(ステップS4)。即ち、図13に示すよう
に、メイルを受信すると(ステップS11)、メイルの
ヘッダ部と本文を分割する(ステップS12)。そし
て、まずヘッダを解析する(ステップS13)。ヘッダ
の解析処理は、図14に示すとおりである。
【0030】即ち、図3に示すようなメイルの場合、
「To:」を含む語がある場合(ステップS21)に
は、宛先情報を取得し(ステップS22)、「Fro
m:」を含む語がある場合(ステップS23)には、差
出人情報を取得し(ステップS24)、「Date:」
を表す語がある(ステップS25)場合には差出日付情
報を取得し(ステップS26)、「Subject:」
を含む語がある(ステップS27)場合には、内容情報
を取得する(ステップS28)。
【0031】そして、これらの情報はメイル解析データ
ベース12の内容項目に格納される。
【0032】次に、メイル解析部7は、メイルの本文を
形態素解析して(ステップS14)単語切りを行い、図
15に示すように内容解析を行う(ステップS31)。
即ち、本文中に「日時」「日程」「日」「月」「時」
「分」等の語を含む語がある場合には(ステップS3
2)、開始日時情報、終了日時情報を取得し(ステップ
S33)、「場所」の語を含む語がある場合には(ステ
ップS34)、場所情報を取得する(ステップS3
5)。
【0033】そして、以下に示すような規則に従って開
始日時、終了日時に該当する文字列パターンを抽出し、
それぞれを数値データに変換し、メイル解析データベー
ス12中の開始日時項目、終了日時項日に格納する(ス
テップS15)。
【0034】開始日時及び終了日時の規則に従った文字
列パターンの例を以下に示す。
【0035】(日付文字列パターンa)数字の連続1
年、数字の連続2 月、数字の連続3 日という形式の
場合(例えば「日時:11月13日(水)」) (日付文字列パターンb)数字の連続1 (−又は
/)、数字の連続2 (−又は/)、数字の連続3(−
又は/)という形式の場合(例えば「日時:1996−
11−13(水)」、「日時:1996/11/13
(水)」) (日付文字列パターンC)数字の連続2(−又は/)、
数字の連続3 (−又は/)という形式の場合(例えば
「日時:11−13(水)」「日時:11/13
(水)」) このように、数字の連続1を年文字列、数字の連続2を
月文字列、数字の連続3を日文字列とし、それぞれの文
字列を数値データに変換する。
【0036】(時間文字列パターンa) 数字の連続4 : 数字の連続5という形式の場合(例
えば「10:15」) (時間文字列パターンb) 数字の連続4 時、数字の連続5 分という形式の場合
(例えば「10時15分」) (時間文字列パターンc) 数字の連続4 時という形式の場合(例えば「10
時」) このように数字の連続4を時文字列、数字の連続5を分
文字列とし、それぞれの文字列を数値データに変換す
る。
【0037】以上のようにして得られた年数値データ、
月数値データ、日数値データ、時数値データ、分数値デ
ータを開始日時項目に格納する。
【0038】続いて、開始日時項目の後の「から」
「〜」「−」という語に続く文字列を時間文字列パター
ンa乃至cに当てはめ、年数値データ、時数値データ、
分数値データを取得する。
【0039】例えば、「1996−10−23 10:
00−12:00」)の如くである。
【0040】開始日時取得の際に得られた年数値デー
タ、月数値データ、日数値データと、取得した時数値デ
ータ、分数値データをメイル解析データベース12の終
了日時項目に格納する。
【0041】さらに、「場所」「会議室」「室」「pl
ace」「において」「にて」「@」等のような場所を
示す語がある場合、場所に関連した行であるので、場所
情報を取得し、メイル解析データベース12の場所項目
に格納する。
【0042】次に、以上のようなメイル解析結果を基
に、スケジュールデータベース13の更新を行う(ステ
ップS5)。
【0043】即ち、図16に示すように、ユーザ設定が
簡易版であるか通常版であるか詳細版であるるかチェッ
クする。
【0044】ユーザ設定が簡易版である場合(ステップ
S41)のスケジュールデータベース13の更新処理
(ステップS42)を、図17をも参照して以下に説明
する。
【0045】スケジュールデータベース更新部8は、メ
イル解析データベース12より、開始日時項目を抽出
し、その開始日時のスケジュールデータベース13を参
照する(ステップS51)。スケジュールデータベース
13には、開始日時、終了日時が格納されているので、
メイル解折データベース12の解折スケジュールデータ
の開始日時が、スケジュールデータベースのスケジュー
ルデータの開始日時よりも遅く、終了日時よりも早い場
合には、すでに予定が入っていることが分かる(ステッ
プS52)。この場合は、処理を終了する。
【0046】一方、メイル解析データベースの解折スケ
ジュールデータの開始日時が、スケジュールデータベー
スのスケジュールデータの終了日時よりも遅いか、又
は、メイル解析データベースの解折スケジュールデータ
の終了日時が、スケジュールデータベースのスケジュー
ルデータの開始日時よりも早い場合には、スケジュール
データベース12に開始日時項目、終了日時項目、内容
項目、場所項目、メイル番号を格納する(ステップS5
3)。
【0047】次に、ユーザ設定が通常版である場合(ス
テップS43)のスケジュールデータベース13の更新
処理(ステップS44)を、図18をも参照して以下に
説明する。
【0048】スケジュールデータベース更新部8は、メ
イル解折データベース12より、開始日時項目を抽出
し、その日時のスケジュールデータベースを参照する
(ステップS61)。
【0049】スケジュールデータベース13には開始日
時、終了日時が格納されているので、メイル解析データ
ベースの解折スケジュールデータの開始日時がスケジュ
ールデータベースのスケジュールデータの開始日時より
も遅く、終了日時よりも早い場合は、すでに予定が入っ
ていることが分かる(ステップS62)。この場合に
は、処理を終了する。
【0050】一方、メイル解析データベース12の解折
スケジュールデータの開始日時がスケジュールデータベ
ース13のスケジュールデータの終了日時よりも遅い
か、メイル解析データベース12の解折スケジュールデ
ータの終了日時がスケジュールデータベース13のスケ
ジュールデータの開始日時よりも早い場合には、図9に
表示例を示すように、ユーザにメイル解析データベース
12の内容項目、即ち、出席の有無を確認するメッセー
ジ、各項目情報、出席操作釦、欠席操作釦等を表示し
て、出席の意志を確認する(ステップS63)。ユーザ
が出席操作釦を選択した場合には、スケジュールデータ
ベース13に開始日時項目、終了日時項目、内容項目、
場所項目、メイル番号を格納する(ステップS64)。
【0051】次に、ユーザ設定が詳細版である場合(ス
テップS45)のスケジュールデータベース13の更新
処理を、図19をも参照して以下に説明する。
【0052】スケジュールデータベース更新部8は、メ
イル解折データベース12より、開始日時項目を抽出
し、その日時のスケジュールデータベース13の内容を
参照する(ステップS71)。スケジュールデータベー
ス13には開始日時、終了日時が格納されているので、
メイル解析データベース12の解析スケジュールデータ
の開始日時がスケジュールデータベースのスケジュール
データの開始日時よりも遅く、終了日時よりも早い場合
には、すでに予定が入っていることが分かる(ステップ
S72)。
【0053】この場合には、図10示すように、既存の
(元から入っている)スケジュールデータの内容項目
と、新しくメイルで送信された解析スケジュールデータ
の内容項目とを並列的に表示していずれの優先度が高い
かユーザに選択させる(ステップS73)。元のスケジ
ュールデータ優先度が高くユーザが元の予定優先釦を選
択した場合は(ステップS74)、処理を終了する。
【0054】また、ユーザが新しいスケジュールデータ
に従った出席の意志を有し(ステップS75)、新しい
予定優先ボタンを選択した場合は、スケジュールデータ
ベース更新部8は、スケジュールデータベース13の元
の予定の項目をすべて削除し、新しい開始日時、終了日
時、場所、内容、メイル番号を格納する(ステップS7
6)。
【0055】前記スケジュールデータベース管理部9
は、スケジュールデータベース13を5分毎に参照し、
現在時刻が開始日時になったときに、ユーザに内容、場
所を図11に示すように、表示装置1の画面に表示し、
ユーザに予定を告知する。また、図示してないが、チャ
イム等の音によりユーザに予定を告知する構成とするこ
ともできる。
【0056】尚、本発明は上記の実施の形態に限定され
るものではない。
【0057】例えば、本実施の形態ではユーザ個人のス
ケジュールを管理する構成としたが、グループ内で複数
人のスケジュールをLAN等のネットワークシステムを
介して管理し、会議に出席する予定の人のスケジュール
を参照して空いている日時に会議等のスケジュールを設
定するようにすることも可能である。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、メイル解析手段により
任意形式の電子メイルを自動的に解析し、この電子メイ
ルに対応した差出日付、宛先、差出人、目的の各項目情
報等のヘッダ情報、日程、場所、内容の各項目等の情報
からなる解析スケジュールデータをユーザの手間を煩わ
すことなく自動的に作成しスケジュール管理に用いるこ
とができる情報管理装置を提供することができる。
【0059】また、本発明によれば、解析スケジュール
データの採用如何や既存のスケジュールデータと解析ス
ケジュールデータとの優先度の判断についてユーザの意
志を反映させることができる情報管理装置を提供するこ
とができる。
【0060】さらに本発明によれば、任意形式の電子メ
イルを基にして差出日付、宛先、差出人、目的の各項目
情報を含むヘッダ情報、スケジュールの日程、場所、内
容の各項目情報からなる解析スケジュールデータをユー
ザの手間を煩わすことなく自動的に作成する情報管理方
法を提供することができる。
【0061】また本発明によれば、情報管理装置として
機能するコンピュータ装置等に備えた媒体処理手段に装
着することで、上述したような解析スケジュールデータ
の採用如何や、既存のスケジュールデータと解析スケジ
ュールデータとの優先度の判断においてユーザの意志を
反映させることができる情報管理装置、情報管理方法の
実現を図ることができる情報管理用記憶媒体を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の情報管理装置の全体構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態の情報管理装置の制御装置
及び外部記憶装置の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態のメイルの具体例を示す説
明図である。
【図4】本発明の実施の形態のメイルの他の具体例を示
す説明図である。
【図5】本発明の実施の形態のメイル解析データベース
の格納例を示す説明図である。
【図6】本発明の実施の形態のスケジュールデータベー
スの格納例を示す説明図である。
【図7】本発明の実施の形態のユーザスケジュール表示
例(週単位)を示す説明図である。
【図8】本発明の実施の形態の予定編集画面例を示す説
明図である。
【図9】本発明の実施の形態のユーザ出席の確認画面例
を示す説明図である。
【図10】本発明の実施の形態の優先度選択画面例を示
す説明図である。
【図11】本発明の実施の形態のユーザ予定告知画面例
を示す説明図である。
【図12】本発明の実施の形態の全体の処理を示すフロ
ーチャートである。
【図13】本発明の実施の形態のメイル解析部の処理を
示すフローチャート
【図14】本発明の実施の形態のメイル解析部のメイル
ヘッダ解析処理を示すフローチャートである。
【図15】本発明の実施の形態のメイル解析部のメイル
本文の解析処理を示すフローチャートである。
【図16】本発明の実施の形態のスケジュールデータベ
ースの更新処理を示すフローチャートである。
【図17】本発明の実施の形態のスケジュールデータベ
ースの簡易版の更新処理を示すフローチャートである。
【図18】本発明の実施の形態のスケジュールデータベ
ースの通常版の更新処理を示すフローチャートである。
【図19】本発明の実施の形態のスケジュールデータベ
ースの詳細版の更新処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 表示装置 2 通信装置 3 入力装置 4 制御装置 5 外部記憶装置 6 時計装置 7 メイル解析部 8 スケジュールデータベース更新部 9 スケジュールデータベース管理部 11 ユーザメイルデータベース 12 メイル解析データベース 13 スケジュールデータベース

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部装置から送られてくるメイルヘッダ
    と任意形式の本文とからなる電子メイルを記憶するメイ
    ル記憶手段と、 このメイル記憶手段に記憶する電子メイルのメイルヘッ
    ダ、任意形式の本文を各々解析し、メイルヘッダからス
    ケジュールのヘッダ情報を抽出し、本文からスケジュー
    ルに関連する内容情報を抽出して、前記電子メイルに対
    応したヘッダ情報、内容情報からなる解析スケジュール
    データを作成するメイル解析手段と、 このメイル解析手段にて作成した解析スケジュールデー
    タを記憶するメイル解析データ記憶手段と、 を有することを特徴とする情報管理装置。
  2. 【請求項2】 外部装置から送られてくるメイルヘッダ
    と任意形式の本文とからなる電子メイルを記憶するメイ
    ル記憶手段と、 このメイル記憶手段に記憶する電子メイルのメイルヘッ
    ダ、任意形式の本文を各々解析し、メイルヘッダから前
    記電子メイルの差出日付、宛先、差出人、目的の各項目
    情報を含むヘッダ情報を抽出し、本文からスケジュール
    の日程、場所、内容の各項目情報を抽出して、前記電子
    メイルに対応した前記各項目情報からなる解析スケジュ
    ールデータを作成するメイル解析手段と、 このメイル解析手段にて作成した解析スケジュールデー
    タを記憶するメイル解析データ記憶手段と、 を有することを特徴とする情報管理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の情報管理装置にお
    いて、 既存のスケジュールデータを記憶したスケジュールデー
    タ記憶手段と、 各種データを表示する表示手段と、 前記スケジュールデータ記憶手段に記憶した既存のスケ
    ジュールデータと、前記メイル解析手段にて作成した解
    析スケジュールデータとを参照して、既存のスケジュー
    ルデータと解析スケジュールデータとの日程が重複しな
    い場合、前記解析スケジュールデータを採用するか否か
    の確認情報を前記表示手段に表示させて確認を促し、解
    析スケジュールデータが採用された場合、この解析スケ
    ジュールデータの各項目をスケジュールデータ記憶手段
    に記憶するスケジュールデータ更新手段と、 をさらに有することを特徴とする情報管理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載の情報管理装置にお
    いて、 既存のスケジュールデータを記憶したスケジュールデー
    タ記憶手段と、 各種データを表示する表示手段と、 前記スケジュールデータ記憶手段に記憶した既存のスケ
    ジュールデータと、前記メイル解析手段にて作成した解
    析スケジュールデータとを参照して、既存のスケジュー
    ルデータと解析スケジュールデータとの日程が重複する
    場合、優先度選択情報を前記表示手段に表示させて選択
    を促し、選択されたいずれかのスケジュールデータにて
    スケジュールデータ記憶手段の記憶内容の更新を行うス
    ケジュールデータ更新手段と、 をさらに有することを特徴とする情報管理装置。
  5. 【請求項5】 外部装置から送られてくるメイルヘッダ
    と任意形式の本文とからなる電子メイルに対して、メイ
    ル解析手段によりこの電子メイルのメイルヘッダ、任意
    形式の本文を各々解析し、メイルヘッダから前記電子メ
    イルの差出日付、宛先、差出人、目的の各項目情報を含
    むヘッダ情報を抽出し、本文からスケジュールの日程、
    場所、内容の各項目情報を抽出して、前記電子メイルに
    対応した前記各項目情報からなる解析スケジュールデー
    タを作成し、作成した解析スケジュールデータをメイル
    解析データ記憶手段に記憶することを特徴とする情報管
    理方法。
  6. 【請求項6】 スケジュールの日程、場所、内容の各項
    目の表示欄、スケジュールの入力操作の案内メッセージ
    及び入力操作釦の各表示情報と、複数のスケジュールの
    日程、場所、内容の各項目の表示欄、複数のスケジュー
    ルの優先度選択操作の案内メッセージ及び優先度選択操
    作釦の各表示情報とを、スケジュール管理を行う情報管
    理装置の動作に対応付けて記憶したことを特徴とする情
    報管理用記憶媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002297516A (ja) * 2001-03-29 2002-10-11 Sony Corp 受信装置および方法、送信装置および方法、通信システム、記録媒体、並びにプログラム
JP2009146002A (ja) * 2007-12-11 2009-07-02 Yahoo Japan Corp 店舗一覧表生成サーバ及びネットワークシステム

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