JPH10240451A - ディスクアレイ装置 - Google Patents

ディスクアレイ装置

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JPH10240451A
JPH10240451A JP9057083A JP5708397A JPH10240451A JP H10240451 A JPH10240451 A JP H10240451A JP 9057083 A JP9057083 A JP 9057083A JP 5708397 A JP5708397 A JP 5708397A JP H10240451 A JPH10240451 A JP H10240451A
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JP
Japan
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disk
disk array
control unit
data
array control
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JP9057083A
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Fumitoshi Uno
文敏 宇野
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Brother Industries Ltd
Xing Inc
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Brother Industries Ltd
Xing Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のディスク装置が全体として正常に使用
可能であるか否かを判断できるディスクアレイ装置を提
供する。 【解決手段】 ディスクアレイ装置1は、複数のハード
ディスク装置10〜16と、その複数のハードディスク
装置10〜16が接続されるとともに、データの読み書
き制御を行うディスクアレイ制御部3とを備える。各ハ
ードディスク装置10〜16にはディスク接続状態判別
情報記憶領域が設けられ、ディスクアレイ制御部3は、
このディスク接続状態判別情報記憶領域に記憶されたア
レイ制御部機種特定情報、作成装置個別特定情報、ディ
スク装置組特定情報及びディスク装置接続位置特定情報
の少なくとも4つの情報に基づいて、上記複数のハード
ディスク装置10〜16が所期の状態で接続されている
か否かを判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスクアレイ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばディスク装置を用いるコン
ピュータシステムにおいて、接続されているディスク装
置からデータが正常に読み書きできるか否かを判断する
ために、そのディスク装置の予め定められセクタ領域に
ディスクIDを書き込み、例えばシステム起動時にその
ディスクIDをチェックして、該システムで使用可能な
ディスクであるかどうかを判断することが行われてい
る。通常のシステムにおいては、使用されるディスク装
置は一般には1台のみであり、複数台のディスク装置が
使用される場合でも、個々のディスク装置は互いに独立
して作動するようになっている。一方、近年では、多数
のディスク装置にデータを分散記憶し、それらディスク
装置に対しデータを並列的に読み書きするようにしたデ
ィスクアレイ装置が開発されている。ディスクアレイ装
置は、サイズの大きいデータを高速で読み書きすること
ができるので、ビデオサーバやデータ集中管理型のカラ
オケシステムなど、音声・動画を取り扱うマルチメディ
アサーバシステムの記憶装置への適用が検討されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、ディスクアレ
イ装置を使用しない通常のシステムにおいては、各デー
タは個々のディスク装置内でそれぞれ完結した形で記憶
されるから、ディスク装置が壊れていたりしない限り、
各データは全体として整合性のとれた形で読み書きでき
る。従って、ディスクID等により個々のディスク装置
が、そのシステムで使用可能であるか否かを判別すれ
ば、データの読み書きが正常に行えるか否かも同時に判
別できることになる。また、複数のディスク装置が接続
される場合においては、不適当なディスク装置が仮に誤
接続されていても、それら複数のディスク装置のどれか
に所望のデータが記憶されていれば、該データの読み書
きに上記誤接続の影響が及ぶことがなく、また各ディス
クの接続位置(ポジション)も問題になることはない。
【0004】ところが、ディスクアレイ装置において
は、本来はひとまとまりをなすデータが複数のディスク
装置にまたがって記憶され、それら複数のディスク装置
が見かけ上1台のディスク装置であるかのように作動す
るので、ディスクID等により個々のディスク装置がシ
ステムで使用可能かどうかを判別するのみでは、ディス
クアレイ装置全体でデータの読み書きが正常に行えるか
否かを判別することができない問題がある。例えば、デ
ータがまたがって記憶される複数のディスク装置のうち
一部のものが、望まざるデータの書き込まれた装置によ
り置き替わっており、しかもそのディスクが「使用可
能」と判断された場合には、個々のディスク装置からの
データの読出し自体は実行されるが、読み出されるデー
タは全体としての整合性が失われてしまうことになる。
【0005】このような問題が生ずる根本的な原因は、
個々のディスク装置のシステムにおける使用可否判断の
みでは、読み書きされるデータの全体としての整合性ま
ではチェックできないことにある。同様の問題は、複数
のディスク装置間、例えば2台のディスク装置間で、そ
の接続位置が入れ替わっていた場合にも生ずる。この場
合は、その入れ替わったディスク装置に書き込まれてい
るデータについて、ことごとく上記整合性が失われてし
まうこととなる。そして、一般のディスクアレイ装置で
は、パリティデータ等のエラー訂正符号を使用すること
により、1台までのディスク装置については正常なデー
タを復元することができるが、2台以上のディスク装置
においてその整合性が失われたりすると、ディスクアレ
イの原理上すべてのデータが無効化してしまう恐れもあ
る。
【0006】本発明の課題は、接続されている各ディス
ク装置について、システムにおけるそれらの使用可否判
断以外に、最終的に読み書きされるデータ全体に対して
整合性がとれるか否かの判断もあわせて行うことがで
き、ひいては複数のディスク装置が全体として正常に使
用可能であるか否かを判断できるディスクアレイ装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】本発明の
ディスクアレイ装置は、一まとまりとして読み書きされ
るべきデータが分散記憶される複数のディスク装置と、
それら複数のディスク装置が接続されるとともに、上記
データの該ディスク装置に対する読み書き制御を行う1
又は複数のディスクアレイ制御部とを備える。そして、
上述の課題を解決するために下記の特徴を有する。すな
わち、各ディスク装置には、個々のディスク装置の接続
状態を判別するために、以下の各情報を含んだディスク
接続状態判別情報を記憶するためのディスク接続状態判
別情報記憶領域が設けられる。
【0008】アレイ制御部機種特定情報:ディスクア
レイ制御部の機種を特定する。 作成装置個別特定情報:機種が同一の複数のディスク
アレイ制御部を互いに判別・特定する。 ディスク装置組特定情報:同一のディスクアレイ制御
部に接続されるべきディスク装置の組が複数組存在しう
る場合に、それらディスク装置の組を互いに判別・特定
する。 ディスク装置接続位置特定情報:ディスクアレイ制御
部に接続されるディスク装置の組に対し、該組に含まれ
るディスク装置の接続位置を特定する。
【0009】一方、ディスクアレイ制御部には、各ディ
スク装置のディスク接続状態判別情報記憶領域に対応す
るディスク接続状態判別情報を書き込む書込制御手段
と、各ディスク装置のディスク接続状態判別情報記憶領
域からディスク接続状態判別情報を読み出す読出制御手
段と、その読出制御手段により読み出されたディスク接
続状態判別情報に基づいて、複数のディスク装置がディ
スクアレイ制御部に対し所期の状態で接続されているか
否かを判別する判別手段と、その判断結果に基づいて所
定の出力を行う出力手段とが設けられる。
【0010】上述の構成においては、接続されているデ
ィスク装置の接続状態の可否判断に、アレイ制御部機種
特定情報、作成装置個別特定情報、ディスク装置組特定
情報及びディスク装置接続位置特定情報の少なくとも4
つの情報が使用される。まず、接続に係るディスクアレ
イ制御部に各ディスク装置が適合したものであるか否か
(例えば使用可能なものであるか否か)はアレイ制御部
機種特定情報により特定可能であり、同一機種のディス
クアレイ制御部が複数含まれる場合には、作成装置個別
特定情報により、例えば各ディスク装置がどのディスク
アレイ制御部で初期化されたかを判断できる。また、同
一のディスクアレイ制御部に接続可能なディスク装置の
組が複数存在する場合(例えば該ディスクアレイ制御部
により初期化されたディスク装置の組が複数存在する場
合)は、ディスク装置組特定情報によりそれらディスク
装置の組を個別に特定でき、さらに各ディスク装置の組
における各ディスク装置の接続位置(ポジション)が正
しいかどうかは、ディスク装置接続位置特定情報により
特定できる。従って、複数のディスク装置に対して、本
来接続されるべきではないディスク装置が含まれている
場合、あるいは接続されるべきものではあるが接続され
る位置が異なっている場合等においても、それらをこと
ごとく判別することができるようになり、最終的に読み
書きされるデータ全体に対して整合性がとれるか否かの
判断、ひいては複数のディスク装置が全体として正常に
使用可能であるか否かの判断を確実に行うことができ
る。
【0011】ここで、本発明に使用可能なディスク装置
としては、記録ディスク部が固定式の一般のハードディ
スク装置のほか、記録ディスク部の着脱・交換が可能な
リムーバブルハードディスク装置、あるいは光磁気ディ
スク装置等の使用も可能である。
【0012】なお、ディスクアレイ装置においては、デ
ィスクアレイ制御部に複数のディスク装置を接続してお
いて、該ディスクアレイ制御部により各ディスク装置を
ディスクアレイとしての使用が可能となるように初期化
することができる。この場合、初期化の終了したディス
ク装置を取り外し、代わって別のディスク装置を接続し
てこれを初期化することも可能である。同一のディスク
アレイ制御部に接続可能なディスク装置の組が複数生じ
うるのは、このような事情に基づくものである。また、
初期化されたディスク装置の組が、本発明のディスクア
レイ装置を用いた他のシステムに流用されるケースもあ
り得る。この場合、その流用先のシステムにおいて、上
記ディスク装置の接続を可能とみなすか否かの判断は、
該システムの状況により、アレイ制御部機種特定情報及
び作成装置個別特定情報に基づいて個別に行うことがで
きる。
【0013】次に、ディスク装置組特定情報は、具体的
には、ディスクアレイ制御部が予め定められた特定の信
号(又はコマンド)を受けた時刻を反映したデータとす
ることができる。また、さらに具体的には、ディスクア
レイ制御部が上記特定の信号として、自身に接続された
ディスク装置の組に対する初期化信号を受け取った時刻
のデータを含むものとすることができる。この場合、そ
の時刻のデータは、例えば初期化の日時に加え、その時
分、場合によっては秒のデータまで包含するものとして
構成することができる。すなわち、同一のディスクアレ
イ制御部を用いて複数組のディスク装置を順次初期化し
て使用する場合、互いに異なるディスク装置の組、同じ
ディスクアレイ制御部において、時刻が分単位まで一致
するように初期化処理されることは極めて稀であり、ま
してや初期化の時刻を秒単位まで一致させるのは物理的
に不可能であるといってよい。従って、同一のディスク
アレイ制御部に接続されるべきディスク装置の組が複数
存在する場合、ディスク装置組特定情報を上述のような
時刻のデータとすることでそれらを確実に判別すること
ができ、また、そのデータ生成も、時計等で計時される
初期化信号の受信時刻に基づいて簡単に生成することが
できる。
【0014】前記各ディスク装置は前記ディスクアレイ
制御部に対しSCSI(Small Computer System Interf
ace)バスにより接続することができる。この場合、デ
ィスク装置接続位置特定情報としてSCSI−ID番号
を使用することができ、具体的には、少なくともディス
クアレイ制御部が前述の特定の信号を受けた時刻におい
て、各ディスク装置にそれぞれ設定されているSCSI
−ID番号を使用することができる。なお、SCSIバ
スとしては、下記の規格のものを採用することが可能で
ある。
【0015】SCSI−1:SCSIバスはデータ幅
が8ビット(+1パリティビット)のパラレルバスとさ
れる。なお、データ転送速度は、同期転送で最大5.0
Mバイト/秒程度とされる。
【0016】SCSI−2:下記の3種類を含む。 (1)Fast−SCSI:SCSIバスは8ビット(+
1パリティビット)のパラレルバスであるが、データ転
送速度は同期転送で最大10.0Mバイト/秒程度であ
る。 (2)16ビットWide−SCSI:SCSIバスはデ
ータ幅が16ビット(+2パリティビット)のパラレル
バスとされ、データ転送速度は同期転送で最大20.0
Mバイト/秒程度である。 (3)32ビットWide−SCSI:SCSIバスはデ
ータ幅が32ビット(+4パリティビット)のパラレル
バスとされ、データ転送速度は同期転送で最大40.0
Mバイト/秒程度である。
【0017】SCSI−3:パラレル転送方式として
下記のものを含む。 (1)Ultra−SCSI:Fast20ともいう。S
CSIバスはデータ幅が8ビット(+1パリティビッ
ト)のパラレルバスで、データ転送速度は同期転送で最
大20.0Mバイト/秒程度である。 (2)Ultra−2:Fast40ともいう。SCSI
バスはデータ幅が8ビット(+1パリティビット)のパ
ラレルバスで、データ転送速度は同期転送で最大40.
0Mバイト/秒程度である。 (3)Ultra−3:Fast80ともいう。SCSI
バスはデータ幅が8ビット(+1パリティビット)のパ
ラレルバスで、データ転送速度は同期転送で最大80.
0Mバイト/秒程度である。
【0018】なお、SCSI−3の上記3つのパラレル
転送方式においては、それぞれデータ幅を16ビット
(+2パリティビット)として、転送速度を2倍に向上
させたものも使用可能である。一方、SCSI−3とし
ては、FibreChannel、IEEE1394、
SSA(Serial Storage Architecture)等のシリアル
転送方式の規格も使用可能である。なお、FibreC
hannelはデータバスが光ファイバケーブルによっ
て構成されており、データ転送速度が100〜800M
バイト/秒程度と非常に大きいため、動画データ等の転
送に特に有効である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に示す実施例を参照して説明する。図1は、本発明の
ディスクアレイ装置の一実施例の全体構成を示すブロッ
ク図である。ディスクアレイ装置1は、ディスクアレイ
制御部3にハードディスク装置(以下、HDDと略記す
る)群4が接続されており、これらHDD群4に対しデ
ータが分散して書き込まれる。HDD群4は、具体的に
は、ディスクアレイ制御部3に対しSCSIバス6によ
りデイジーチェーン接続される複数のHDD10〜16
の組(HDD列)17からなる。なおディスクアレイ制
御部3には、ディスクアレイ装置1を記憶装置として使
用するホストコンピュータ2が接続されており、該ホス
トコンピュータ2からの指示に基づきディスクアレイ制
御部3が、上記HDD群4に対するデータの読み書き制
御を行うこととなる。
【0020】図2(a)に示すように、ディスクアレイ
制御部3は、CPU20、ROM21及びRAM22を
有する中央制御部23、外部インタフェース28、LS
I等で構成されたSCSIインターフェース30、及び
それらを互いに接続する内部バス32等を含んで構成さ
れている。また、内部バス32には、時計31、モニタ
制御部33及びD/A変換器34が接続され、モニタ制
御部33には出力手段としてのモニタ26が、また、D
/A変換器34にはアンプ35を介して同じく出力手段
としてのスピーカ27がつながれる。一方、外部インタ
フェース28には図1に示すホストコンピュータ2が、
SCSIインターフェース30には前述のHDD列17
がそれぞれ接続される。
【0021】図2(b)に示すように、ROM21には
制御プログラム21aが格納されており、CPU20
は、RAM22をワークエリアとして該制御プログラム
21aに基づき、HDD群4の各HDDへのアクセス処
理など、ディスクアレイ装置1の全体の作動制御を司
る。また、ROM21には、アレイ制御部機種特定情報
としてのシステムIDを記憶するシステムID記憶部2
1bと、作成装置個別特定情報としての作成装置個別I
Dを記憶する作成装置個別ID記憶部21cとが設けら
れている。システムIDとしては、例えば「###RA
ID−01」等の、ディスクアレイ制御部3の型番号が
用いられており、同型のディスクアレイ制御部であれば
該システムIDは全て同じ内容となる。また、作成装置
個別IDは、機種が同一の複数のディスクアレイ制御部
3を互いに判別・特定するためのものであり、例えば
「01020078」等、ディスクアレイ制御部3のシ
リアル番号が用いられている。
【0022】図2(a)に戻り、外部インターフェース
28は、データ転送速度を向上させるために、例えば1
6ビットUltra−SCSI(通称「Ultra−W
ide−SCSI」)規格のインターフェースとして構
成され、対応するUltra−SCSIバスを介してホ
ストコンピュータ2と接続されている。一方、HDD列
17が接続されるSCSIインターフェース30は、F
ast−SCSI規格のものが採用されている。ここ
で、パラレル転送方式のSCSI規格においては、1つ
のSCSIバスに接続可能なSCSI対応装置の個数
は、最大でSCSIバスに含まれるデータバスビットの
数までという制約がある。従って、上記SCSIインタ
ーフェース30にデイジーチェーン接続されるSCSI
対応装置の数は、該インターフェース30を含めて8台
(すなわちHDDは10〜16の7台)となるが、他の
SCSI規格を採用することももちろん可能であり、例
えば16ビットWide−SCSIの場合は16台ま
で、32ビットWide−SCSIの場合は32台まで
の接続が可能である。また、SCSIバス6の終端部で
の信号反射によるノイズ発生を防止するために、デイジ
ーチェーン接続された末端のHDD16にはターミネー
タ18(図1)が装着されている。
【0023】次に、上記ディスクアレイ装置1において
は、一まとまりとして読み書きされるべきデータ(以
下、原データという)が複数のデータブロックに分割さ
れ、これがHDD10〜16に対し該データブロック単
位で分散して記憶されている。そして、原データは、そ
れら複数のHDD10〜16に対し、上記データブロッ
ク単位で並列して読み書きされることでデータ入出力の
高速化が図られている。なお、データ入出力の制御は中
央制御部23(図2)が行う。また、ディスクアレイ装
置では、データの信頼性を向上させるために、分割され
たデータブロックは、後述するエラー訂正情報としての
パリティデータを付加して記憶されており、ディスク上
のデータの一部が失われても、元のデータを復元するこ
とができるようになっている。
【0024】また、ディスクアレイとして構成されたデ
ィスクアレイ装置1は、HDD群4を構成する複数のH
DDの1つが、原データに基づいて予め作成されたエラ
ー訂正情報を格納する専用のHDD(以下、訂正用HD
Dという)とされており、他のHDDに格納されたデー
タブロックのいずれか1つでデータブロックの読出しが
不能となった場合は、上記訂正用HDDに格納されたエ
ラー訂正情報と、読出しに成功した他のHDDからのデ
ータブロックとから消失したデータブロックを復元する
処理が可能とされている。なお、本実施例では、上記エ
ラー訂正情報の生成と、読出しに失敗したデータブロッ
クの復元処理とは、ディスクアレイ制御部3(図2)の
ROM21等に格納された専用のプログラムに基づいて
CPU20が行うものとするが、これを専用のハードウ
ェアにより行う構成も可能である。また、1つのHDD
が障害を起こしてその中のデータが読出不可能になった
場合には、その不良のHDDを抜いて新品のHDDと交
換する必要がある。このとき、上記パリティデータと正
常な他のHDDのデータとから、抜き去ったHDD内に
格納されていたのと同じデータを復元して、これを新品
のHDD上に再構築(リビルド)することができるよう
にもなっている。
【0025】次に、図3(a)に示すように、HDD群
4の各HDD10〜16(図面ではHDD10で代表さ
せる)は、それぞれ磁気ディスクで構成された記録ディ
スク部39を有し、その記録ディスク部39のセクタの
一部が、ディスク接続状態判別情報記憶領域としてのシ
ステムチェックセクタに割り当てられている。図3
(b)に示すように、システムチェックセクタ40に
は、前述のシステムIDを記憶するシステムID記憶部
40a、作成装置個別IDを記憶する作成装置個別ID
記憶部40b、ディスク装置組特定情報としての作成シ
リアルIDを記憶する作成シリアルID記憶部40c、
及びディスク装置接続位置特定情報としてのポジション
IDを記憶するポジションID記憶部40dが形成され
ている。
【0026】まず、システムID記憶部40aと作成装
置個別ID記憶部40bには、ディスクアレイ制御部3
のROM21に格納されたシステムIDと作成装置個別
IDとが、それぞれコピーされる。
【0027】また、作成シリアルIDとしては、本実施
例ではディスクアレイ制御部3が、HDD列17に対す
る初期化信号をホストコンピュータ2(図1)からの受
け取った時刻のデータが使用される。例えば図3(b)
の作成シリアルIDの内容「96091918134
7」は、1996年9月19日18時13分47秒に初
期化信号を受けたことを意味している。従って、同じデ
ィスクアレイ制御部3において複数組のHDD群4が初
期化された場合、同じ組に属するHDDに対しては、初
期化を開始するためのトリガとなる初期化信号は互いに
共通となるから、該初期化信号の受信時刻を意味する作
成シリアルIDも互いに同じものが書き込まれることと
なる。一方、異なる組に属するHDDについては、時刻
の互いに異なる初期化信号をトリガとして初期化される
ので、作成シリアルIDもまた互いに異なったものが書
き込まれる。
【0028】一方、ポジションIDとしては、例えば各
HDD10〜16に対し、初期化が行われた時点で設定
されているSCSI−ID番号が使用される。ここで、
図3に示すように、多くのHDDにおいてSCSI−I
Dは、例えばダイヤル設定部やディップスイッチ等の外
部操作部44を手動操作することにより、その設定位置
に応じてSCSI−ID設定部43により設定される。
この場合、上記初期化の際に、その設定されたSCSI
−ID番号がそのまま読み取られて、前述のポジション
ID記憶部40d(図3(b))に書き込まれる。な
お、SCSI−IDの読取り指令コマンドはSCSIバ
ス6及びSCSIインターフェース41を介してCPU
42に伝えられ、該SCSI−IDの読取り及び書込み
の制御は該CPU42が行なうこととなる。また、一旦
書き込まれたポジションIDは、新たに初期化処理がな
されない限り、外部操作部44によりSCSI−IDの
設定が変更されても書換えは行われない。
【0029】さて、以上説明したシステムID、作成装
置個別ID、作成シリアルID及びポジションIDは、
個々のHDDが所期の状態で接続されているか否かを判
別するためのディスク接続状態判別情報を構成する。そ
して、上記各記憶部40a〜40dへの各データの書込
み処理は、ディスクアレイ制御部3のCPU20が、R
OM21の制御プログラム21aに基づいて行う。な
お、各記憶部40a〜40dへのデータの書込みは、例
えばHDD群4の初期化信号を受けた際に一括して行な
うことができる。ただし、初期化時刻の内容を反映する
必要がないシステムID、作成装置個別ID及びポジシ
ョンIDの3つについては、必ずしも初期化時に一括書
き込みする必要はない。一方、CPU20は、各HDD
10〜16からの各データの読出し処理と、その読み出
されたデータに基づいて各HDDが所期の状態で接続さ
れているか否かを判別する処理も、上記制御プログラム
21aに基づいて実行する(なお、判別処理の内容につ
いては後述する)。従って、CPU20は、書込制御手
段、読出制御手段及び判別手段の主体をなす。
【0030】以下、ディスクアレイ装置1の作動につい
て、図4及び図5のフローチャートを用いて説明する。
図4は、各HDDの初期化とディスク接続状態判別情報
の書込み処理を示してしている。まず、S1において、
ホストコンピュータ2から初期化信号を受けるとS2に
進み、図2の時計31の計時する時刻に基づいて作成シ
リアルIDが、上記初期化信号を受け取った時刻のデー
タとして作成され、RAM22に格納される。次いで、
S3に進み、HDD群4の初期化が開始される。そし
て、S4で初期化が完了するとS6に進み、ROM21
(図2(b))のシステムID記憶部21b及び作成装
置個別ID記憶部21cからシステムID及び作成装置
個別IDを、さらにRAM22からは作成シリアルID
を読み出して、図3(b)に示すように各HDDの対応
する記憶部40a〜40cにそれぞれ書き込む。また、
各HDDには、それぞれ設定されたSCSI−IDの書
込み指令を送信する。各HDDはこれを受けて設定され
ているSCSI−IDを読み取り、対応する記憶部40
dにこれを書き込む。なお、フローチャートには表して
いないが、ディスクアレイ装置1は、ホストコンピュー
タ2から初期化信号に続いて初期データの書き込み指令
を受け取る場合がある。この場合、該書込み指令に続い
て初期データがディスクアレイ装置1に転送されること
となる。この初期データは、ディスクアレイ装置1の使
用目的等によって内容が異なり、例えばシステム管理情
報等のほんのわずかなデータであることもあれば、逆に
各HDDのほとんど全てに書き込まれるようなサイズの
大きなデータである場合もある。
【0031】次にディスク接続状態判別情報に基づく読
出・判別処理の流れを、図5のフローチャートを用いて
説明する。まず、S10においてディスクアレイ装置1
が起動するとS11に進み、HDD群4の全てのHDD
10〜16において、それぞれシステムチェックセクタ
40(図3)からディスク接続状態判別情報が読み込ま
れ、これが図2のRAM22に書き込まれる。そしてS
12〜S14で、読み込まれたディスク接続状態判別情
報が正しいか否かの判別がなされる。まず、S12で
は、各HDD10〜16に書き込まれているシステムI
DがROM21に格納されているシステムIDと一致し
ているか否かが判別される。また、作成装置個別IDに
ついても同様に一致・不一致の判別が行われる。
【0032】また、S13では、全てのHDDについて
作成シリアルIDが同一の値になっているか否かが判別
される。さらに、S14では、HDDに書き込まれてい
るポジションIDが、各HDDに対して設定されている
SCSI−IDと一致しているか否かが判別される。以
上全てが正常と判断されればS15に進み、当該ディス
クアレイ装置1は動作可能状態となる。一方、上記S1
2、S13、及びS14の各ステップにおいていずれか
一つでも異常があればS16に進み、異常と判断された
HDDが1つのみであるかどうか、すなわちデータの復
元(リビルド)が可能であるか否かが判別される。復元
可能であると判断された場合はS17に進み、異常と判
断されたHDDを復元データの書込み先として設定し、
さらに正常と判断された他のHDDのデータに基づくデ
ータの復元及びその書込み処理を行なうとともに、S1
9に進んでホストコンピュータ2への通知を行なう。一
方、復元不能である場合はS18に進み、所定のエラー
メッセージをモニタ26に出力したり、あるいはメッセ
ージや警報音をスピーカ27から出力させた後、同様に
S19に進んでホストコンピュータ2への通知を行な
う。以降は、S20に戻って同様の処理が繰り返され
る。
【0033】以下、さらに具体的な例により説明する。
図6は、図1のディスクアレイ装置1の接続状態が正常
である場合の例を示している。ディスクアレイ制御部3
は、起動時にシステムチェックセクタ40を読み取り、
システムIDと作成装置個別IDとをチェックする。シ
ステムID及び作成装置個別IDが、ROM21(図
2)に格納されている「###RAID01」あるいは
「01020078」と一致しないHDDがあれば、そ
のHDDは使用不可能とみなす。次にディスクアレイ制
御部3は、全てのHDDの作成シリアルIDが同じであ
るか否かをチェックする。これが全て一致していた場合
は問題なく使用可能である。最後にディスクアレイ制御
部3は、ポジションIDが各HDDのSCSI−IDと
一致しているかどうかをチェックする。一致していれば
そのHDDは使用可能、異なっていれば使用不可能であ
る。図6では、7台のHDD全てが上記内容を全て満た
しているので、7台のHDD10〜16の全てが問題な
く使用可能となる。
【0034】次に図7は、SCSI−ID=3のHDD
が、本来接続されるべきHDD12ではなく、誤ってH
DD72を接続してしまった場合の例を示している(な
お、7台のHDDのうち、ID=7のHDD16は訂正
用HDDとする)。まず、HDD72は、ディスクアレ
イ制御部3と同型の別のディスクアレイ制御部3で初期
化されたHDDであり、その時に使用されたディスクア
レイ制御部のシリアル番号、すなわち作成装置個別ID
は「01020083」である。また、その装置が初期
化コマンドを受け取った時刻は1996年9月19日1
8時13分5秒であり、作成シリアルIDは「9609
19181305」となっている。また、ポジションI
Dは「3」で偶然に一致していたものとし、また、同型
のディスクアレイ制御部3で初期化されたので、システ
ムIDは「###RAID01」である。
【0035】このような場合、従来のディスクアレイ装
置では、システムIDしかチェックしないので、HDD
72は正常に使用可能とみなされるのに対し、本発明の
ディスクアレイ装置1では、HDD72は作成装置個別
ID及び作成シリアルIDが他のHDDと異なるため使
用不可能と判断される。これによって生ずる効果の差で
あるが、従来のディスクアレイ装置では、HDD72を
正常とみなすのであるから、HDD10,11,72,
13,14,15のデータを用いてパリティ計算をし、
HDD16に格納されているパリティデータと一致する
かどうかをチェックする。しかしながら、HDD72は
別のHDDを間違えて接続した物であるから、パリティ
チェックはことごとくエラーとなってしまう。すなわ
ち、従来のディスクアレイ装置では、どのHDDが異常
かを判断出来ないため、ディスクアレイ装置は全く動か
ないばかりか、動作しない原因を明確にホストコンピュ
ータに通知することすらできない。
【0036】一方、本発明のディスクアレイ装置1で
は、HDD10,11,13,14,15,16が7台
1組のHDD群のうちの6台であること、及びHDD7
2が異なるHDD群の中の1台が誤って接続されたもの
であることをそれぞれ判別できる。ここで、ディスクア
レイ装置1では、HDD1台までについてはデータが欠
損しても、正常な他のHDDのデータからこれを復元す
ることができるため、HDD72を論理的に使用不可能
と位置づけて、残りの6台のHDD10,11,13,
14,15,16だけで動作する事により、ディスクア
レイ装置全体としては正常に動作する事ができる。しか
も、ID3に接続されているHDD72が不適切なもで
あることを明確にホストコンピュータ2に通知する事も
できる。
【0037】なお、図2に示すように、ディスクアレイ
制御部3にフラッシュメモリ等で構成された読み書き可
能な記憶部36を設け、ここにHDD群4が初期化され
る毎にカウント値がインクリメントするカウンタ37を
形成し、これに記憶されたカウント値を作成シリアルI
D(すなわちディスク装置組特定情報)として用いる構
成も可能である。これによれば、異なる組で初期化され
たHDD群同士では、上記カウント値は必ず異なったも
のとなるので、それらを互いに判別することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスクアレイ装置の一実施例を示す
全体構成を示すブロック図。
【図2】ディスクアレイ制御部の電気的な内部構成を示
すブロック図。
【図3】ハードディスク装置のブロック図、及びディス
ク接続状態判別情報記憶領域内のデータ構成の内容を示
す説明図。
【図4】ディスク装置の初期化及びディスク接続状態判
別情報の書込み処理の流れを示すフローチャート。
【図5】ディスク接続状態判別情報の読込みとその判別
処理の流れを示すフローチャート。
【図6】図1のディスクアレイ装置の具体的な使用例を
示すブロック図(接続正常時)。
【図7】図1のディスクアレイ装置の具体的な使用例を
示すブロック図(接続異常時)。
【符号の説明】 1 ディスクアレイ装置 3 ディスクアレイ制御部 10〜16 ハードディスク装置 17 ハードディスク装置列 20 CPU(判別手段、書込制御手段、読出制御手
段) 26 モニタ(出力手段) 27 スピーカ(出力手段) 40 システムチェックセクタ(ディスク接続状態判別
情報記憶領域)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一まとまりとして読み書きされるべきデ
    ータが分散記憶される複数のディスク装置と、 それら複数のディスク装置が接続されるとともに、前記
    データの該ディスク装置に対する読み書き制御を行う1
    又は複数のディスクアレイ制御部とを備え、 前記各ディスク装置には、個々のディスク装置の接続状
    態を判別するためのディスク接続状態判別情報であっ
    て、 前記ディスクアレイ制御部の機種を特定するためのアレ
    イ制御部機種特定情報と、 機種が同一の複数のディスクアレイ制御部を互いに判別
    ・特定するための作成装置個別特定情報と、 同一のディスクアレイ制御部に接続されるべきディスク
    装置の組が複数存在しうる場合に、それらディスク装置
    の組を互いに判別・特定するためのディスク装置組特定
    情報と、 前記ディスクアレイ制御部に接続される前記ディスク装
    置の組に対し、該組に含まれるディスク装置の接続位置
    を特定するためのディスク装置接続位置特定情報と、 を含むディスク接続状態判別情報が書き込まれるディス
    ク接続状態判別情報記憶領域が設けられる一方、 前記ディスクアレイ制御部には、 前記各ディスク装置の前記ディスク接続状態判別情報記
    憶領域に、対応する前記ディスク接続状態判別情報を書
    き込む書込制御手段と、 前記各ディスク装置の前記ディスク接続状態判別情報記
    憶領域から前記ディスク接続状態判別情報を読み出す読
    出制御手段と、 その読出制御手段により読み出された前記ディスク接続
    状態判別情報に基づいて、前記複数のディスク装置が前
    記ディスクアレイ制御部に対し所期の状態で接続されて
    いるか否かを判別する判別手段と、 その判断結果に基づいて所定の出力を行う出力手段と、 を有するものであることを特徴とするディスクアレイ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ディスク装置組特定情報は、前記デ
    ィスクアレイ制御部が予め定められた特定の信号を受け
    た時刻を反映するデータである請求項1記載のディスク
    アレイ装置。
  3. 【請求項3】 前記ディスク装置組特定情報は、前記デ
    ィスクアレイ制御部が、前記特定の信号として、自身に
    接続された前記ディスク装置の組の初期化を指令する初
    期化信号を受け取った時刻のデータを含むものである請
    求項2記載のディスクアレイ装置。
  4. 【請求項4】 前記ディスク装置は前記ディスクアレイ
    制御部に対してSCSIバスにより接続され、前記ディ
    スク装置接続位置特定情報は、少なくとも前記ディスク
    アレイ制御部が前記特定の信号を受けた時刻において前
    記ディスク装置にそれぞれ設定されているSCSI−I
    D番号である請求項2又は3に記載のディスクアレイ装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2009087976A1 (ja) * 2008-01-11 2009-07-16 Panasonic Corporation 光ディスク制御装置
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JP2012018548A (ja) * 2010-07-08 2012-01-26 Kyocera Mita Corp ストレージ管理装置

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