JPH10240406A - コンピュータ装置 - Google Patents

コンピュータ装置

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JPH10240406A
JPH10240406A JP3739997A JP3739997A JPH10240406A JP H10240406 A JPH10240406 A JP H10240406A JP 3739997 A JP3739997 A JP 3739997A JP 3739997 A JP3739997 A JP 3739997A JP H10240406 A JPH10240406 A JP H10240406A
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bidirectional
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input
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Tomiyasu Ueda
富康 上田
Hiroshi Sato
洋 佐藤
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 演算装置に対して2種類の入力装置を備え、
演算装置と入力装置との間を離して設置してもノイズの
影響を受け難いコンピュータ装置を提供する。 【解決手段】 演算装置Aと第1及び第2の入力装置B
1、B2との間の相互の信号伝送は、混合回路4a、4
bにより第1及び第2の入力装置B1、B2に対応する
2つの双方向信号を混合し、信号分離回路5a、5bに
より双方向信号を送信信号と受信信号との単方向信号に
変換し、平衡信号変換回路6a、6bにより平衡信号と
して伝送路7で接続される。平衡信号により信号伝送が
なされるので周辺ノイズの影響を受け難く、演算装置A
と第1及び第2の入力装置B1、B2との間を離して設
置することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、演算装置、入力装
置、表示装置とを備えたコンピュータ装置に関し、特
に、入力装置がフルキーボードとポインティングデバイ
スとの2つの入力装置であり、この2つの入力装置を演
算装置から離れた場所に配置することができるコンピュ
ータ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータでは、入力装置
としてフルキーボードとマウスまたはトラックボールと
を備えたものが一般的な構成となっている。このような
コンピュータ装置の構成を図11、図12に示す。
【0003】図11は、従来技術に係るコンピュータ装
置30の構成を示すブロック図で、演算装置Aと、フル
キーボードによる第1の入力装置B1と、マウスまたは
トラックボールによる第2の入力装置B2と、表示装置
Cとを備えて構成されている。前記演算装置Aと第1の
入力装置B1及び第2の入力装置B2との間は、それぞ
れ双方向のTTLレベル信号の双方向信号伝送路27、
28で接続され、この間はシリアル信号伝送がなされ
る。
【0004】図12は、前記コンピュータ装置30の演
算装置Aと第1の入力装置B1、演算装置Aと第2の入
力装置B2との間の信号伝送の構成を示す回路図であ
る。演算装置Aには第1の入力装置B1との間で双方向
の信号伝送するための通信制御回路25a、第2の入力
装置B2との間で双方向の信号伝送するための通信制御
回路26aが設けられ、第1の入力装置B1に演算装置
Aと双方向の信号伝送するための通信制御回路25b、
第2の入力装置B2に演算装置Aと双方向の信号伝送す
るための通信制御回路26bが設けられている。演算装
置Aから第1の入力装置B1に制御コマンドを出力する
ときには、前記通信制御回路25aからデータ信号とク
ロック信号とが出力され、双方向伝送路27を通じて第
1の入力装置B1の通信制御回路25bに入力される。
逆に、第1の入力装置B1から演算装置Aにデータを出
力するときには、第1の入力装置B1の通信制御回路2
5bからデータ信号とクロック信号とが出力され、演算
装置Aの通信制御回路25aに入力される。第2の入力
装置B2についても同様の信号伝送がなされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
るコンピュータ装置を生産設備等の制御装置として利用
するとき、演算装置の設置場所と、第1及び第2の入力
装置、表示装置の設置場所とを数メートル以上離して設
置しなければならない場合がある。このように演算装置
と入力装置とを離して設置する場合には、これらの間の
制御信号に周辺機器からのノイズが混入することによる
誤動作が発生したり、逆に制御信号が周辺機器に対して
電磁障害を与える恐れがある。
【0006】本発明は、演算装置と入力装置とを離隔地
点に設置した場合にも上記のごとき障害を発生させない
信号伝送方法を採用したコンピュータ装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願の第1発明は、演算
装置と、第1の入力装置と、第2の入力装置と、表示装
置とを備え、前記演算装置と前記第1の入力装置及び第
2の入力装置との間で双方向の信号伝送がなされるコン
ピュータ装置において、前記第1の入力装置と第2の入
力装置とに対応する2つの双方向信号を1つの双方向信
号に混合すると共に、1つに混合された双方向信号を第
1の入力装置と第2の入力装置とに対応する2つの双方
向信号に戻す混合回路と、1つに混合された双方向信号
を送信信号と受信信号との単方向信号に分離すると共
に、単方向信号に分離された送信信号と受信信号とを前
記双方向信号に戻す信号分離回路と、単方向信号を平衡
信号に変換すると共に、平衡信号を単方向信号に戻す平
衡信号変換回路とを、前記演算装置の側と前記第1及び
第2の入力装置の側との双方に設け、演算装置側の平衡
信号変換回路と第1及び第2の入力装置側の平衡信号変
換回路との間を平衡信号伝送路で接続したことを特徴と
する。
【0008】上記構成によれば、演算装置と第1及び第
2の入力装置との間の2つの双方向信号は、送信側にお
いて、混合回路により1つの双方向信号に混合され、信
号分離回路により単方向信号に分離され、平衡信号変換
回路により平衡信号に変換されて平衡信号伝送路で伝送
される。受信側においては、平衡信号が平衡信号変換回
路により単方向信号に戻され、この単方向信号は信号分
離回路により1つの双方向信号に戻され、更に1つの双
方向信号は混合回路により第1及び第2の入力装置に対
応する2つの双方向信号に戻され、演算装置と第1及び
第2の入力装置との間で互いの信号が入出力される。演
算装置と第1及び第2の入力装置との間の信号伝送は周
辺ノイズの影響を受け難い平衡信号伝送されるので、演
算装置と第1及び第2の入力装置とを離隔地点に設置し
て、その間の伝送路を長くしても、周辺機器からのノイ
ズの影響を受け難く、また、周辺機器に電磁障害を与え
ることもないので、生産設備内にコンピュータを制御装
置として設置する場合にも容易に利用できる。
【0009】上記コンピュータ装置は、平衡信号変換回
路にRS422信号変換回路を用いて構成することがで
き、RS422は平衡型デジタル電圧インタフェースと
して、平衡信号伝送の電気的特性が定められており、ノ
イズの影響を受け難い平衡信号伝送として採用すること
ができる。
【0010】本願の第2発明は、演算装置と、第1の入
力装置と、第2の入力装置と、表示装置とを備え、前記
演算装置と第1の入力装置及び第2の入力装置との間で
双方向の信号伝送がなされるコンピュータ装置におい
て、前記第1の入力装置と第2の入力装置とに対応する
2つの双方向信号を1つの双方向信号に混合すると共
に、1つに混合された双方向信号を第1の入力装置と第
2の入力装置とに対応する2つの双方向信号に戻す混合
回路と、1つに混合された双方向信号を送信信号と受信
信号との単方向信号に分離すると共に、単方向信号に分
離された送信信号と受信信号とを双方向信号に戻す信号
分離回路と、単方向信号を光信号に変換すると共に、光
信号を単方向信号に戻す光信号変換回路とを、前記演算
装置の側と前記第1及び第2の入力装置の側との双方に
設け、演算装置側の光信号変換回路と第1及び第2の入
力装置側の光信号変換回路との間を光ケーブルで接続し
たことを特徴とする。
【0011】上記構成によれば、演算装置と第1及び第
2の入力装置との間の2つの双方向信号は、送信側にお
いて、混合回路により1つの双方向信号に混合され、信
号分離回路により単方向信号に分離され、光信号変換回
路により平衡信号に変換され、光ケーブルで伝送され、
受信側において、光信号が光信号変換回路により単方向
信号に戻され、この単方向信号は信号分離回路により1
つの双方向信号に戻され、更に1つの双方向信号は混合
回路により第1及び第2の入力装置に対応する2つの双
方向信号に戻され、演算装置と第1及び第2の入力装置
との間で互いの信号が入出力される。演算装置と第1及
び第2の入力装置との間は光ケーブルで信号伝送がなさ
れるので、この間は電気的に絶縁された状態になり、伝
送路から大きな誘導ノイズが入るような環境においても
コモンモードノイズが遮断され、周辺ノイズの影響を受
け難い信号伝送ができる。従って、演算装置と第1及び
第2の入力装置とを離隔地点に設置して、その間の伝送
路を長くしても、周辺機器からのノイズの影響を受け難
く、また、周辺機器に電磁障害を与えることもないの
で、生産設備内にコンピュータを制御装置として設置す
る場合にも有効に利用することができる。
【0012】上記第1及び第2の発明における混合回路
は、第1の入力装置と第2の入力装置とに対応する2つ
の双方向信号を時分割に転送することにより1つの双方
向信号に混合すると共に、前記時分割を解除することに
より1つに混合された双方向信号を第1の入力装置と第
2の入力装置とに対応する2つの双方向信号に戻すこと
を特徴として構成することができる。
【0013】本構成によれば、2つの双方向信号を時分
割により1つの双方向信号に混合して伝送するので、1
つの伝送回路及び伝送路を2つの信号伝送で共用するこ
とができ、伝送経路が簡略化され、伝送経路のノイズの
影響を軽減させることができる。
【0014】更に、混合回路は、演算装置側の混合回路
と第1、第2の入力装置側の混合回路とのいずれか一方
の混合回路をマスター、他方の混合回路をスレーブと
し、前記マスター側がマスター、スレーブ間の時分割処
理の同期タイミングを制御し、前記マスター、スレーブ
間で転送するデータは第1バケットと第2バケットとか
ら構成され、第1バケットに入力装置の区別情報、第2
バケットにコマンドやステータス情報を配分し、コマン
ドやステータス情報がない場合には予め設定されたダミ
ーデータを前記第2バケットに割り振ることにより時分
割転送を行うことを特徴として構成することができる。
【0015】本構成は、2つの双方向信号を時分割によ
り1つの双方向信号に混合し、この混合を解くことによ
り2つの双方向信号に戻す時分割転送の好ましい態様を
示すもので、第1バケットに第1の入力装置と第2の入
力装置との区分情報を載せているので時分割の分割数を
少なくすることができ、また、2つの非同期の双方向信
号を同期化して時分割転送する同期化の処理をより円滑
に行うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の一実施形態について説明し、本発明の理解に供する。
尚、以下に示す実施形態は本発明を具体化した一例であ
って、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0017】図1は、本発明の第1の実施形態に係るコ
ンピュータ装置の構成を示すブロック図である。尚、従
来構成と共通する要素には同一の符号を付している。
【0018】図1において、第1の実施形態に係るコン
ピュータ装置1は、生産設備の制御装置として構成され
ており、演算装置Aと、第1の入力装置B1と、第2の
入力装置B2と、表示装置Cと、演算装置Aと第1の入
力装置B1及び第2の入力装置B2との間の信号伝送を
制御する混合回路4a、4b、信号分離回路5a、5
b、平衡信号変換回路6a、6bと、平衡信号伝送路7
とを備えて構成されている。
【0019】前記第1の入力装置B1はフルキーボード
によるデータ入力手段、第2の入力装置B2はマウスあ
るいはトラックボールによるデータ入力手段である。本
構成に係るコンピュータ装置1では、制御の都合上から
前記演算装置Aと、第1及び第2の入力装置B1、B
2、表示装置Cとの間が数メートル以上に離れた離隔地
点にそれぞれを設置するため、その間の信号伝送に対し
て周辺機器からのノイズの影響を受けないこと、逆に周
辺機器に対して不要輻射による影響を与えないようにす
るため、信号伝送経路に前記混合回路4a、4b、信号
分離回路5a、5b、平衡信号変換回路6a、6b、平
衡信号伝送路7を設けて、信号伝送を平衡信号により行
う。
【0020】以下に、コンピュータ装置1の特徴である
信号伝送のための各構成要素について順を追って説明す
る。まず、混合回路4a、4bについて説明する。図2
は混合回路の構成を示す回路図、図3は時分割信号転送
のタイミング図である。
【0021】図2において、演算装置A側の混合回路4
aは、演算装置Aと第1の入力装置B1との間で相互に
入出力するための双方向信号a1 と、演算装置Aと第2
の入力装置B2との間で相互に入出力するための双方向
信号a2 との2つの双方向信号を混合して、1つの双方
向信号a3 に変換する。
【0022】演算装置Aには、先に従来構成において示
したように、第1の入力装置B1との信号伝送のための
通信制御回路(LSI)25aと、第2の入力装置B2
との信号伝送のための通信制御回路(LSI)26aと
が設けられており、それぞれデータ信号とクロック信号
とからなる2つの双方向信号a1 、a2 の入出力制御を
行っている。この2つの双方向信号a1 、a2 は、前記
混合回路4aに設けられた混合制御回路14aによって
1つの双方向信号a3 に変換される。
【0023】同様に、第1及び第2の入力装置B1、B
2の側にも、それぞれ通信制御回路25b、26bが設
けられており、第1の入力装置B1の通信制御回路25
bの双方向信号b1 と、第2の入力装置B2の通信制御
回路26bの双方向信号b2とは、第1及び第2の入力
装置B1、B2側の混合回路4bに設けられた混合制御
回路14bによって混合され、1つの双方向信号b3
変換される。
【0024】演算装置Aから第1の入力装置B1または
第2の入力装置B2に制御コマンドを出力するときは、
演算装置A内の通信制御回路25aまたは26bから出
力された2つの非同期の送信信号a1 (T)、a
2 (T)は、混合回路4a内の入力ポートP1、P2、
P3、P4から混合制御回路14aに入力される。この
混合制御回路14aは予め設定された変換手順により、
送信信号a1 (T)と送信信号a2 (T)とが1つの送
信信号a3 (T)に変換され、バッファ35、36を通
じて出力される。尚、前記a1 (T)、a2 (T)等の
記載は、双方向信号であるa1 、a2 等の送信(Transm
ission)と受信(Recept)とを区別するもので、双方向
信号の中の送信信号に(T)、受信信号に(R)を付し
ている。以下の記載においても同様である。
【0025】第1の入力装置B1または第2の入力装置
B2からのデータ入力は、演算装置A側の混合回路4a
内の入力ポートP5、P6から混合制御回路14aに入
力される。混合制御回路14aは予め設定された変換手
順により、1つの受信信号a3 (R)をデータ信号とク
ロック信号とで構成された2つの受信信号a1 (R)と
2 (R)とに変換し、出力バッファ31、32、3
3、34を通じて演算装置A内の通信制御回路25aま
たは26aに出力する。
【0026】上記演算装置A側の混合回路4aにおける
動作と同様の動作が、第1及び第2の入力装置B1、B
2側の混合回路4bにおいてもなされ、第1の入力装置
B1の送信信号b1 (T)と第2の入力装置B2の送信
信号b2 (T)とが混合されて送信信号b3 (T)とし
て出力され、演算装置Aからの受信信号b3 (R)は受
信信号b1 (R)と受信信号b2 (R)とに振り分けら
れて第1及び第2の入力装置B1、B2にそれぞれ入力
される。
【0027】上記混合回路4a、4bによる信号の混合
動作は、図3に示すように、時分割で転送することによ
って行われる。
【0028】図3は、時分割のタイミング図で、演算装
置Aと第1及び第2の入力装置B1、B2との間におけ
る信号伝送の時分割内容を示している。同図において、
同期(1)は演算装置Aから第1の入力装置B1へ向け
ての送信信号a1 (T)を送信信号a3 (T)として出
力するタイミングであり、第1の入力装置B1は受信信
号b1 (R)として受信する。また、同期(2)は第1
の入力装置B1から演算装置Aへ向けての送信信号b1
(T)を送信信号b3 (T)として出力するタイミング
であり、演算装置Aは受信信号a1 (R)として受信す
る。更に、同期(3)は演算装置Aから第2の入力装置
B2へ向けての送信信号a2 (T)を送信信号a
3 (T)として出力するタイミングであり、第2の入力
装置B2は受信信号b2 (R)として受信する。更に、
同期(4)は第2の入力装置B2から演算装置Aへ向け
ての送信信号b2 (T)を送信信号b3 (T)として出
力するタイミングであり、演算装置Aは受信信号a
2 (R)として受信する。以降は同期(1)から(4)
までを繰り返す。
【0029】次に、信号分離回路5a、5bについて説
明する。図4は信号分離回路の構成を示す回路図であ
る。
【0030】図4において、信号分離回路5aは、双方
向信号と単方向信号とのいずれか一方を他方に変換する
変換制御回路15aを備えて構成されている。演算装置
Aから第1の入力装置B1または第2の入力装置B2へ
の信号伝送するときは、先に説明した混合回路4aによ
り1つに混合された双方向信号a3 として出力されたデ
ータ信号とクロック信号とが、この信号分離回路5aの
入力バッファ37、38を通じて前記変換制御回路15
aに入力される。変換制御回路15aは予め設定された
通信手順と通信速度に準じて入力されたデータ信号に通
信制御用のコマンドを付加して送信信号とし、送信信号
出力バッファ39を通じて送信信号a4を出力する。
【0031】第1の入力装置B1または第2の入力装置
B2からの入力信号は、受信信号a5 として入力バッフ
ァ40を通じて変換制御回路15aに入力される。前記
変換制御回路15aは予め設定された通信手順と通信速
度に準じて受信信号a5 から通信制御用コマンドを削除
して演算装置Aへの入力データとし、出力バッファ4
1、42を通じてデータ信号とクロック信号とを混合回
路4aに出力する。
【0032】第1及び第2の入力装置B1、B2側の信
号分離回路5bも同様に変換制御回路15bを備えて構
成されており、前記演算装置A側の信号分離回路5a
と、第1及び第2の入力装置B1、B2側の信号分離回
路5bとは、予め設定された通信手順と通信速度とに従
って動作する。
【0033】次いで、平衡信号変換回路6a、6b及び
伝送路7について、平衡信号回路の好ましい実施態様と
して、RS422規格になるRS422回路を採用した
構成を図5を参照して説明する。
【0034】図5において、演算装置A側の平衡信号変
換回路6a及び第1及び第2の入力装置B1、B2側の
平衡信号変換回路6bは、それぞれRS422信号変換
回路として構成され、この間の平衡信号伝送路7はRS
422信号伝送路として構成されている。演算装置A側
の平衡信号変換回路6aは、ラインドライバ17aとラ
インレシーバ18aとを備えて構成され、演算装置A側
の信号分離回路5aによって単方向信号に分離された送
信信号a4 は、ラインドライバ17aによりRS422
信号(平衡信号)に変換され、平衡信号伝送路7により
伝送されて第1及び第2の入力装置B1、B2側の平衡
信号変換回路6bが備えたラインレシーバ18bに入力
される。このラインレシーバ18bにより単方向信号b
4 に変換された受信信号は、第1及び第2の入力装置B
1、B2側の信号分離回路5bに入力される。
【0035】第1及び第2の入力装置B1、B2側の信
号分離回路5bからの送信信号b5は、平衡信号変換回
路6bのラインドライバ17bでRS422信号に変換
され、平衡信号伝送路7により伝送されて演算装置A側
の平衡信号変換回路6aのラインレシーバ18aに入力
される。このラインレシーバ18aにより単方向信号a
5 に変換された受信信号は、演算装置A側の信号分離回
路5bに入力される。
【0036】この平衡信号伝送における前記ラインレシ
ーバ18a、18bは、差動アンプとして構成されてい
るのでコモンモードノイズは除去され、前記平衡信号伝
送路7は、図示するように、より平衡度の高い2対のツ
イストペア線が用いられているのでノーマルモードノイ
ズが乗りにくく、耐ノイズ性に優れた信号伝送を行うこ
とができ、信号伝送の距離が長くなった場合にも外来ノ
イズによる誤動作や不要輻射による周辺機器への影響を
排除することができる。
【0037】従って、上記第1の実施形態による構成に
より、演算装置Aと第1及び第2の入力装置B1、B2
とは、それぞれ混合回路4a、4bと、信号分離回路5
a、5bと、平衡信号変換回路6a、6bとにより、平
衡信号伝送路7で接続できるので、周辺機器からのノイ
ズによる影響を受け難く、また、逆に周辺機器に電磁障
害を与えないので、生産設備内で演算装置Aと第1及び
第2の入力装置B1、B2とを離隔地点に設置したよう
な場合でも正常な動作を確保できる。
【0038】次に、本発明の第2の実施形態に係るコン
ピュータ装置について説明する。図6は第2の実施形態
に係るコンピュータ装置の構成を示すブロック図、図7
は光信号変換回路の構成を示すブロック図である。尚、
先の構成と共通する要素には同一の符号を付し、その説
明は省略する。
【0039】図6において、第2の実施形態に係るコン
ピュータ装置2は、演算装置Aと第1及び第2の入力装
置B1、B2とにそれぞれ設けられた信号分離回路5a
と信号分離回路5bとの間の単方向信号a4 、a5 、b
4 、b5 を、それぞれ光信号変換回路10a、10bに
よって光信号に変換し、光ケーブル11により相互に伝
送できるように構成されている。
【0040】前記光信号変換回路10a、10bは、図
7に示すように構成されている。光信号変換回路10
a、10bにはそれぞれ電気−光変換回路19a、19
bと、光−電気変換回路20a、20bとが設けられて
おり、TTLレベル信号の送信信号a4 、b5 は、それ
ぞれ電気−光変換回路19a、19bにより光信号に変
換されて光ケーブル11で伝送される。光ケーブル11
で伝送されてきた光信号は、光−電気変換回路20a、
20bでそれぞれTTLレベル信号の受信信号a5 、b
4 に変換される。
【0041】光信号による信号伝送は、信号伝送路を電
気的に絶縁することになるので、原理的にコモンモード
ノイズを除去することができ、第1の実施形態において
説明した平衡信号伝送において除去できないような大き
なコモンモードノイズに対しても有効に作用する。従っ
て、本構成になるコンピュータ装置2は、ノイズ発生源
の多い生産設備等に演算装置Aと入力装置Bとを離隔地
点に設置したような状態でも、周辺機器からのノイズの
影響を受け難く、特に大きな誘導ノイズの発生源がある
ような環境では有効である。また、光信号伝送は原理的
にも電磁輻射を発生させないので、周辺機器に電磁障害
を与えることがない。
【0042】上記したごとく、周辺ノイズの影響を受け
難い光信号変換による信号伝送路の絶縁の構成は、図8
に示すように、フォトカプラを用いて構成することもで
きる。
【0043】図8は、演算装置A側に設けられた信号分
離回路5aと、第1及び第2の入力装置B1、B2側に
設けられた信号分離回路5bとの間に、それぞれフォト
カプラ絶縁回路12a、12bを設け、その間を2対の
ツイストペア線による絶縁信号ケーブル13で接続した
ものである。この構成での信号伝送はカレントループ伝
送となるため、線路抵抗やノイズの影響を受け難く、ま
た信号伝送路は絶縁されるので、伝送経路上に混入した
ノイズが遮断され、よりノイズに強い信号伝送を実現す
ることができる。
【0044】次いで、第1及び第2の実施形態において
説明した混合回路4a、4bの時分割転送方式のより好
ましい態様を本発明の第3の実施形態として説明する。
図9は第3の実施形態に係る混合回路の構成を示すブロ
ック図、図10は信号伝送の状態を説明する模式図であ
る。
【0045】本実施形態では、演算装置A側の混合回路
21aをマスターとし、第1及び第2の入力装置B1、
B2側の混合回路21bをスレーブとして、マスターで
ある混合回路21aの同期タイミングに従って、スレー
ブである混合回路21bが動作するように構成されてい
る。更に、図10に示すように、混合回路21a(また
は混合回路21b)から出力される双方向信号a3 (b
3 )は、バケット1とバケット2とにより構成され、前
記バケット1には第1の入力装置B1と第2の入力装置
B2との区分、前記バケット2には転送するコマンドデ
ータやステータス情報が載せられ、バケット2に転送す
るコマンドデータやステータス情報がない場合には、マ
スターとスレーブとの間で予め設定されたダミーデータ
を転送する時分割転送方式として構成されている。この
構成により、2つの非同期の双方向信号a1 、a2 (b
1 、b2 )を同期化して時分割に転送し、1つの双方向
信号a3 (b3 )とする。
【0046】図9において、演算装置A側の混合回路2
1aがマスターとして、第1及び第2の入力装置B1、
B2側の混合回路21bがスレーブとして動作する。ま
ず、混合回路21aが混合回路21bに向けて混合信号
3 (T)を出力する場合と、混合回路21bから混合
回路21aに混合信号a3 (R)を入力する場合との混
合回路21aの動作について説明する。
【0047】演算装置Aから第1の入力装置B1への送
信信号a1 (T)、演算装置Aから第2の入力装置B2
への送信信号a2 (T)がそれぞれ送信信号入力部4
3、44に入力されると、送信信号a1 (T)、a
2 (T)は同期タイミングで出力するまで待機のため、
それぞれ出力データ記憶部45、46に記憶される。こ
の出力データ記憶部45、46には、前記送信信号入力
部43、44に信号入力がないときに出力する予め設定
されたダミーデータも記憶されている。前記出力データ
記憶部45、46に一時記憶された出力データは、転送
部47により同期タイミング発生部22からの同期タイ
ミングに従ってバケット1に第1の入力装置B1、第2
の入力装置B2の区別、バケット2に出力データ記憶部
45と出力データ記憶部46とから該当する出力データ
が転送され、この出力データは出力部48により同期タ
イミング発生部22からの同期タイミングに従ってスレ
ーブである第1及び第2の入力装置B1、B2に向けて
混合信号a3 (T)として出力される。
【0048】混合回路21bからの混合信号a3 (R)
を入力するときには、混合信号a(R)が入力部49
に入力されると、入力装置検出部50において入力デー
タのバケット1から第1の入力装置B1、第2の入力装
置B2の区別が検出され、検出された入力装置の区分に
該当するバケット2のデータはそれぞれ入力データ記憶
部51、52に配分されて演算装置Aに出力するまで記
憶され、この入力データ記憶部51、52に記憶された
内容が予め設定されたダミーデータでないとき受信信号
出力部53、54からそれぞれ受信信号a(R)、
2 (R)として演算装置Aに出力される。
【0049】次に、スレーブ側の混合回路21bに混合
回路21aからの混合信号b3 (R)を入力する場合
と、混合回路21bが混合回路21aに向けて混合信号
3 (T)を出力する場合との混合回路21bの動作に
ついて説明する。
【0050】混合回路21aからの混合信号b3 (R)
を入力するときには、混合信号b3(R)が入力部55
に入力されると、同期タイミング検出部23により混合
信号b3 (R)のデータから同期タイミングが検出さ
れ、出力データ転送部56は混合信号b3 (R)のバケ
ット1から入力装置B1、B2の区別を判別し、該当す
るデータはそれぞれ出力データ記憶部57、58に第1
の入力装置及び第2の入力装置B2に出力するまで記憶
され、この出力データ記憶部57、58に記憶された内
容が予め設定されたダミーデータでないとき受信信号出
力部59、60からそれぞれ第1の入力装置B1または
第2の入力装置B2にそれぞれ受信号b1(R)、b2
(R)として出力される。
【0051】第1及び第2の入力装置B1、B2からの
送信信号b1 (T)、b2 (T)を出力するときには、
送信信号b1 (T)、b2 (T)がそれぞれ送信信号入
力部61、62に入力されると、送信信号b1 (T)、
2 (T)の内容を混合信号b3 として出力するまで待
機のため、それぞれ入力データ記憶部63、64に記憶
される。この入力データ記憶部63、64には、前記送
信信号入力部61、62に信号入力がないときに出力す
る予め設定されたダミーデータも記憶されている。前記
入力データ記憶部63、64に一時記憶された入力デー
タは、入力データ転送部65により同期タイミング検出
部23からの同期タイミングに従ってバケット1に第1
の入力装置B1、第2の入力装置B2の区別、バケット
2に入力データ記憶部63と入力データ記憶部64とか
ら該当する入力データが転送され、この入力データは出
力部66により同期タイミング検出部23からの同期タ
イミングに従ってマスターである演算装置Aに向けて混
合信号b3 (T)として出力される。
【0052】上記動作により、演算部Aから第1の入力
装置B1または第2の入力装置B2への2つの送信信号
1 (T)、a2 (T)は、1つの混合信号a3 (T)
として混合回路21aから出力され、信号分離回路5
a、平衡信号変換回路6a、平衡信号伝送路7、平衡信
号変換回路6b、信号分離回路5bを通じて混合信号b
3 (R)として第1及び第2の入力装置B1、B2側の
混合回路21bに伝送され、受信信号b1 (R)は第1
の入力装置B1に、受信信号b2 (R)は第2の入力装
置B2に入力される。また、第1の入力装置B1からの
送信信号b1 (T)及び第2の入力装置B2からの送信
信号b2 (T)は混合回路21bにより混合され混合信
号b3 (T)として出力され、信号分離回路5b、平衡
信号変換回路6b、平衡信号伝送路7、平衡信号変換回
路6a、信号分離回路5aを通じて混合信号a3 (R)
として演算装置A側の混合回路21aに伝送され、第1
の入力装置B1からの受信信号a1 (R)と第2の入力
装置B2からの受信信号a2(R)として演算装置Aに
入力される。
【0053】以上説明した各実施形態において、第1の
入力装置B1内の通信制御回路25bに第2の入力装置
B2の通信制御回路26b、混合回路4b、信号分離回
路5bを一体的にLSIとして構成することもできる。
第2の入力装置B2はマウスまたはトラックボールであ
り、回路構成の収容に制限があるため、この構成により
具体化することができる。
【0054】
【発明の効果】以上の説明の通り本願の第1発明によれ
ば、演算装置と第1及び第2の入力装置との間の2つの
双方向信号は、送信側において、混合回路により1つの
双方向信号に混合され、信号分離回路により単方向信号
に分離され、平衡信号変換回路により平衡信号に変換さ
れて平衡信号伝送路で伝送される。受信側においては、
平衡信号が平衡信号変換回路により単方向信号に戻さ
れ、この単方向信号は信号分離回路により1つの双方向
信号に戻され、更に1つの双方向信号は混合回路により
第1及び第2の入力装置に対応する2つの双方向信号に
戻され、演算装置と第1及び第2の入力装置との間で互
いの信号が入出力される。演算装置と第1及び第2の入
力装置との間の信号伝送は周辺ノイズの影響を受け難い
平衡信号伝送されるので、演算装置と第1及び第2の入
力装置とを離隔地点に設置して、その間の伝送路を長く
しても、周辺機器からのノイズの影響を受け難く、ま
た、周辺機器に電磁障害を与えることもないので、生産
設備内にコンピュータを制御装置として設置する場合に
も容易に利用できる。
【0055】上記コンピュータ装置は、平衡信号変換回
路にRS422信号変換回路を用いて構成することがで
き、RS422は平衡型デジタル電圧インタフェースと
して、平衡信号伝送の電気的特性が定められており、ノ
イズの影響を受け難い平衡信号伝送として採用すること
ができる。
【0056】また、本願の第2発明によれば、演算装置
と第1及び第2の入力装置との間の2つの双方向信号
は、送信側において、混合回路により1つの双方向信号
に混合され、信号分離回路により単方向信号に分離さ
れ、光信号変換回路により平衡信号に変換され、光ケー
ブルで伝送され、受信側において、光信号が光信号変換
回路により単方向信号に戻され、この単方向信号は信号
分離回路により1つの双方向信号に戻され、更に1つの
双方向信号は混合回路により第1及び第2の入力装置に
対応する2つの双方向信号に戻され、演算装置と第1及
び第2の入力装置との間で互いの信号が入出力される。
演算装置と第1及び第2の入力装置との間は光ケーブル
で信号伝送がなされるので、この間は電気的に絶縁され
た状態になり、伝送路から大きな誘導ノイズが入るよう
な環境においてもコモンモードノイズが遮断され、周辺
ノイズの影響を受け難い信号伝送ができる。従って、演
算装置と第1及び第2の入力装置とを離隔地点に設置し
て、その間の伝送路を長くしても、周辺機器からのノイ
ズの影響を受け難く、また、周辺機器に電磁障害を与え
ることもないので、生産設備内にコンピュータを制御装
置として設置する場合にも有効に利用することができ
る。
【0057】上記第1及び第2の発明における混合回路
は、第1の入力装置と第2の入力装置とに対応する2つ
の双方向信号を時分割に転送することにより1つの双方
向信号に混合すると共に、前記時分割を解除することに
より1つに混合された双方向信号を第1の入力装置と第
2の入力装置とに対応する2つの双方向信号に戻すこと
を特徴として構成することができ、2つの双方向信号を
時分割により1つの双方向信号に混合して伝送するの
で、1つの伝送回路及び伝送路を2つの信号伝送で共用
することができ、伝送経路が簡略化され、伝送経路のノ
イズの影響を軽減させることができる。
【0058】更に、混合回路は、演算装置側の混合回路
と第1、第2の入力装置側の混合回路とのいずれか一方
の混合回路をマスター、他方の混合回路をスレーブと
し、前記マスター側がマスター、スレーブ間の時分割処
理の同期タイミングを制御し、前記マスター、スレーブ
間で転送するデータは第1バケットと第2バケットとか
ら構成され、第1バケットに入力装置の区別情報、第2
バケットにコマンドやステータス情報を配分し、コマン
ドやステータス情報がない場合には予め設定されたダミ
ーデータを前記第2バケットに割り振ることにより時分
割転送を行うことを特徴として構成することができ、2
つの双方向信号を時分割により1つの双方向信号に混合
し、この混合を解くことにより2つの双方向信号に戻す
時分割転送の処理は、第1バケットに第1、第2の入力
装置の区分情報を載せることで時分割の分割数を少なく
することができ、2つの非同期の双方向信号を同期化し
て時分割転送する処理をより円滑に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るコンピュータ装
置の構成を示すブロック図。
【図2】上記構成における信号分離回路の構成を示す回
路図。
【図3】上記構成における時分割の同期タイミング図。
【図4】上記構成における信号分離回路の構成を示す回
路図。
【図5】上記構成における平衡信号変換回路の構成を示
す回路図。
【図6】本発明の第2の実施形態に係るコンピュータ装
置の構成を示すブロック図。
【図7】上記構成における光信号変換回路の構成を示す
回路図。
【図8】光信号変換と平衡信号変換とを併用した信号伝
送の構成を示す回路図。
【図9】本発明の第3の実施形態に係る混合回路の構成
を示すブロック図。
【図10】上記構成における同期タイミング図。
【図11】従来例に係るコンピュータ装置の構成を示す
ブロック図。
【図12】従来構成に係る信号伝送の構成を示す回路
図。
【符号の説明】
1、2 コンピュータ装置 4a、4b 混合回路 5a、5b 信号分離回路 6a、6b 平衡信号変換回路 7 平衡信号伝送路 10a、10b 光信号変換回路 11 光ケーブル 21a、21b 混合回路 A 演算装置 B1 第1の入力装置 B2 第2の入力装置 C 表示装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 演算装置と、第1の入力装置と、第2の
    入力装置と、表示装置とを備え、前記演算装置と前記第
    1の入力装置及び第2の入力装置との間で双方向の信号
    伝送がなされるコンピュータ装置において、 前記第1の入力装置と第2の入力装置とに対応する2つ
    の双方向信号を1つの双方向信号に混合すると共に、1
    つに混合された双方向信号を第1の入力装置と第2の入
    力装置とに対応する2つの双方向信号に戻す混合回路
    と、1つに混合された双方向信号を送信信号と受信信号
    との単方向信号に分離すると共に、単方向信号に分離さ
    れた送信信号と受信信号とを双方向信号に戻す信号分離
    回路と、単方向信号を平衡信号に変換すると共に、平衡
    信号を単方向信号に戻す平衡信号変換回路とを、前記演
    算装置の側と前記第1及び第2の入力装置の側との双方
    に設け、演算装置側の平衡信号変換回路と第1及び第2
    の入力装置側の平衡信号変換回路との間を平衡信号伝送
    路で接続したことを特徴とするコンピュータ装置。
  2. 【請求項2】 平衡信号変換回路にRS422信号変換
    回路を用いたことを特徴とする請求項1記載のコンピュ
    ータ装置。
  3. 【請求項3】 演算装置と、第1の入力装置と、第2の
    入力装置と、表示装置とを備え、前記演算装置と第1の
    入力装置及び第2の入力装置との間で双方向の信号伝送
    がなされるコンピュータ装置において、 前記第1の入力装置と第2の入力装置とに対応する2つ
    の双方向信号を1つの双方向信号に混合すると共に、1
    つに混合された双方向信号を第1の入力装置と第2の入
    力装置とに対応する2つの双方向信号に戻す混合回路
    と、1つに混合された双方向信号を送信信号と受信信号
    との単方向信号に分離すると共に、単方向信号に分離さ
    れた送信信号と受信信号とを双方向信号に戻す信号分離
    回路と、単方向信号を光信号に変換すると共に、光信号
    を単方向信号に戻す光信号変換回路とを、前記演算装置
    の側と前記第1及び第2の入力装置の側との双方に設
    け、演算装置側の光信号変換回路と第1及び第2の入力
    装置側の光信号変換回路との間を光ケーブルで接続した
    ことを特徴とするコンピュータ装置。
  4. 【請求項4】 混合回路が、第1の入力装置と第2の入
    力装置とに対応する2つの双方向信号を時分割に転送す
    ることにより1つの双方向信号に混合すると共に、前記
    時分割を解除することにより1つに混合された双方向信
    号を第1の入力装置と第2の入力装置とに対応する2つ
    の双方向信号に戻すことを特徴とする請求項1、2また
    は3記載のコンピュータ装置。
  5. 【請求項5】 混合回路が、演算装置側の混合回路と第
    1、第2の入力装置側の混合回路とのいずれか一方の混
    合回路をマスター、他方の混合回路をスレーブとし、前
    記マスター側がマスター、スレーブ間の時分割処理の同
    期タイミングを制御し、前記マスター、スレーブ間で転
    送するデータは第1バケットと第2バケットとから構成
    され、第1バケットに入力装置の区別情報、第2バケッ
    トにコマンドやステータス情報を配分し、コマンドやス
    テータス情報がない場合には予め設定されたダミーデー
    タを前記第2バケットに割り振ることにより時分割転送
    を行うことを特徴とする請求項4記載のコンピュータ装
    置。
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