JPH10240198A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

Info

Publication number
JPH10240198A
JPH10240198A JP4633697A JP4633697A JPH10240198A JP H10240198 A JPH10240198 A JP H10240198A JP 4633697 A JP4633697 A JP 4633697A JP 4633697 A JP4633697 A JP 4633697A JP H10240198 A JPH10240198 A JP H10240198A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
green
red
circuit
blue
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4633697A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3679884B2 (ja
Inventor
Kunifumi Nakanishi
邦文 中西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Advanced Display Inc
Original Assignee
Advanced Display Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Advanced Display Inc filed Critical Advanced Display Inc
Priority to JP04633697A priority Critical patent/JP3679884B2/ja
Publication of JPH10240198A publication Critical patent/JPH10240198A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3679884B2 publication Critical patent/JP3679884B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラーフィルターの色材を変更することな
く、赤色、緑色または青色のいづれか一色または二色ま
たは三色の色度座標点を容易に調整することのできる液
晶表示装置を提供する。 【解決手段】 本発明の液晶表示装置は、信号源から発
生された赤色、緑色および青色の画像表示用のデジタル
信号ならびに各種同期信号をうけて、駆動回路へのデジ
タル信号およびタイミング制御信号を与える制御回路
と、信号側駆動回路と、走査側駆動回路と、液晶パネル
とからなる液晶表示装置であって、前記信号源から発生
された赤色、緑色および青色の画像表示用のデジタル信
号の階調数のうちいずれか1つまたは2つが異なるばあ
いに、小さい方の1つまたは2つの信号に対し、一階調
以上の任意に設定した信号を加算する演算を行うまたは
行わないのいずれかの選択が可能な色度調整回路を有し
てなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカラー液晶表示装置
において、多色表示を行う信号を発生させる回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図11は、従来のカラー液晶表示装置の
駆動回路のブロック図である。図11において、1は2
枚のガラス基板に液晶が挟持された液晶パネルである。
2は信号側駆動ICであり、3は走査側駆動ICであ
り、4は制御回路である。また、5、6および7はそれ
ぞれ赤色、緑色および青色の画像表示用のデジタル信号
であり、8は信号側タイミング制御信号であり、9は信
号側アナログ信号であり、10は走査側タイミング制御
信号であり、11は走査側アナログ信号であり、12は
各種同期信号としての同期信号であり、13、14およ
び15はそれぞれ駆動回路へのデジタル信号としての、
赤色、緑色および青色の画像表示用のデジタル信号であ
る。なお、本明細書での記載において、赤色、緑色およ
び青色について同じ信号などの表現をする際に、たとえ
ば、赤色、緑色および青色の画像表示用のデジタル信号
というときは、赤色の画像表示用デジタル信号、緑色の
画像表示用デジタル信号および青色の画像表示用デジタ
ル信号を表わすものとする。制御回路4は、外部の信号
発生システムからの赤色、緑色および青色の画像表示用
のデータ信号(以下、単にそれぞれR信号、G信号およ
びB信号ともいう)5、6および7ならびに同期信号1
2をうけ、信号側駆動IC2へのR信号13、G信号1
4およびB信号15ならびに信号側タイミング制御信号
8および信号側アナログ信号9を与え、走査側駆動IC
3に走査側タイミング制御信号10および走査側アナロ
グ信号11を与える。
【0003】図12は、液晶パネル1の画像表示部の拡
大説明図である。図11において、G1、G2、…は走査
用信号線、S1、S2、…は表示用信号線である。表示用
信号線のうちS3n-2(nは自然数)にはR信号、S3n-1
にはG信号、S3nにはB信号が印加される。またP11
12、…、P21、P22、…は画素を構成するピクセルで
あり、各ピクセルのうち、R信号線に対応するピクセル
には赤色光のみを透過させる色材が塗布されており、G
信号線に対応するピクセルには緑色光のみを透過させる
色材が塗布されており、B信号線に対応するピクセルに
は青色光のみを透過させる色材がそれぞれ塗布されてい
る。一画素はR、GおよびBの3ピクセルで構成され
る。図13、図14および図15はそれぞれR、Gおよ
びBピクセルのスペクトル(波長(nm))−透過率
(%)特性を示すグラフであり、これらは塗布されてい
る色材の材質と塗布厚で決定される。
【0004】図16は2n階調(nビット)のカラー液
晶表示装置において、白色の横階調表示を行なったとき
の、信号側駆動IC2へ送出される各表示信号の波形で
ある。画像の濃度または明暗を表示する信号としての階
調数は、たとえば赤色の表示信号として(R1、R2、…
n)とあらわされ、R1は赤色の最下位ビットの信号を
示しており、Rnは赤色のnビット目の信号を示す。同
様に、G1は緑の最下位ビットの信号を示しており、G
nは緑のnビット目の信号を示しており、B1は青の最
下位ビットの信号を示しており、Bnは青のnビット目
の信号を示す。信号期間A0に対応する画素では階調0
(黒色)、A1に対応する画素では階調1、Amに対応
する画素では階調m(白色)の表示となる。ここで、m
=2nである。
【0005】赤色の単色フル階調表示のばあいには(R
1、R2、…、Rn)=(1、1、…、1)、(G1
2、…、Gn)=(0、0、…、0)、(B1、B2
…、Bn)=(0、0、…、0)、の信号が入力され
る。同様に緑の単色フル階調表示のばあいには(R1
2、…、Rn)=(0、0、…、0)、(G1、G2
…、Gn)=(1、1、…、1)、(B1、B2、…、B
n)=(0、0、…、0)、青の単色フル階調表示のば
あいには(R1、R2、…、Rn)=(0、0、…、
0)、(G1、G2、…、Gn)=(0、0、…、0)、
(B1、B2、…、Bn)=(1、1、…、1)となる。
ここで、1または0を用いて表示する各ビットの信号に
よって表される階調数のうち、たとえば24階調のばあ
い(1,1,1,1)が最も大きく、1ビットのみ0と
なる、たとえば(0,1,1,1)がつぎに大きく
(0,0,0,0)が最も小さい、というように大小関
係を表わす。図17は、このようにして表示された液晶
表示装置の表示面の色度を計測器により測定し、その結
果をCIE色度座標上にプロットしたものである。カラ
ー液晶表示装置の色再現範囲はこの三角形で示され、表
示される色はこの三角形内の座標で表わされる。この色
再現範囲はRピクセル、GピクセルおよびBピクセルの
スペクトル−透過率特性(色材の材質と塗布厚)と駆動
電圧で決定される。
【0006】図18は特開平4−304495号公報に
示されるカラー液晶表示装置の駆動回路のブロック図で
ある。図17において、101はデータ変換手段であ
り、102は並べ換えを示しており、103はシフト回
路であり、104はラッチ回路であり、105はデータ
デコード回路であり、106は電圧マルチプレクサであ
り、107はカラー液晶パネルであり、108は電圧生
成を示しており、109は走査駆動回路である。本ブロ
ック図では、nビットのR、GおよびBの表示データを
m(>n)ビットの表示データに変換するデータ変換手
段と、前記ビットの表示データを随時とり込み、液晶パ
ネルに対して同時出力が可能な容量の表示データを一時
記憶する手段と、2のm乗レベルの電圧を生成する手段
と、前記一時記憶された表示データに基づいて、前記2
のm乗レベルのうちいずれかのレベルn電圧を選択し、
液晶パネルに出力する手段とを設けている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上に説明したように
カラー液晶表示パネルの色再現範囲は、カラーフィルタ
ー色材の材質と塗布厚および駆動電圧で決定される。し
たがって、ある所望の色度特性をえるためには、これら
の要素の調整を行なう必要がある。このうち色材の材質
と塗布厚は、パネルの組み立てに先立ち、カラーフィル
ターを作製する際に調整を行なわなければならないた
め、変更に長期の期間を要するばかりでなく、リアルタ
イムに所望の色度特性の材質と塗布厚のデーターをうる
ことができず、トライアンドエラーとならざるをえな
い。さらに多大な変更費用が発生する。
【0008】また、駆動電圧を走査して所望の色度特性
をうる方法では、階調出力用のデコーダ回路に供給され
るアナログ信号が通常、ただ一組であるという駆動IC
の構成上の制約により、R、GおよびBそれぞれ独立に
駆動電圧を制御することは不可能である。したがって、
R、GおよびBそれぞれ独立に所望の色度特性をうるこ
とができない。黒表示のばあいの駆動電圧を低く設定す
ることにより、色再現範囲の全体を小さくすることは可
能であるが、このばあいはコントラストの低下を招くと
いう欠点がある。
【0009】さらに、nビットのR表示データ、G表示
データおよびB表示データをm(>n)ビットの表示デ
ータに変換する方法では、R、GおよびBそれぞれ独立
に駆動電圧を制御することが可能であるが、R、Gおよ
びBごとに、複雑なデータ変換回路を必要とすると共
に、2m個のレベルのアナログ電圧を生成する手段を必
要とする。また、表示される階調数は信号側駆動ICの
能力で律束されるため、2m個のレベルの階調が出力で
きる駆動ICが必要となる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明にかかわる液晶表
示装置は、信号源から発生された赤色、緑色および青色
の画像表示用のデジタル信号ならびに各種同期信号をう
けて、駆動回路へのデジタル信号およびタイミング制御
信号を与える制御回路と、信号側駆動回路と、走査側駆
動回路と、液晶パネルとからなる液晶表示装置であっ
て、前記信号源から発生された赤色、緑色および青色の
画像表示用のデジタル信号の階調数のうちいずれか1つ
または2つが異なるばあいに、小さい方の1つまたは2
つの信号に対し、一階調以上の任意に設定した信号を加
算する演算を行うまたは行わないのいずれかの選択が可
能な色度調整回路を有してなる。
【0011】前記信号源から発生された赤色、緑色およ
び青色の画像表示用のデジタル信号の階調数のうちいづ
れか1つまたは2つが、それぞれ他の2つまたは1つよ
りも大きいばあいに、小さい方の2つまたは1つの信号
に対し、前記一階調以上の任意に設定した信号を加算す
る演算を行うまたは行わないのいずれかの選択が、赤
色、緑色および青色の信号のそれぞれについて独立に可
能な色度調整回路を有することが、多種の色度特性を実
現できる点で好ましい。
【0012】前記信号源から発生された画像表示用のデ
ジタル信号が、赤色、緑色および青色のいずれかの単色
表示のばあいに、他の2色の信号に対し前記一階調以上
の任意に設定した信号に変換するまたはしないのいずれ
かの選択が可能な色度調整回路を有することが、簡易な
構成により2種の色度特性を実現できる点で好ましい。
【0013】前記信号源から発生された画像表示用のデ
ジタル信号が、赤色、緑色および青色のいずれかの単色
表示のばあいに、他の2色の信号に対し前記一階調以上
の任意に設定した信号に変換するまたはしないのいずれ
かの選択が、赤色、緑色および青色の信号それぞれにつ
いて独立に可能な色度調整回路を有することが、簡易な
構成により多種の色度特性を実現できる点で好ましい。
【0014】本発明にかかわる他の液晶表示装置は、信
号源から発生された赤色、緑色および青色のそれぞれの
画像表示用のデジタル信号に対し、あらかじめ設定して
おいた条件を満たすばあいに、所定の赤色、緑色および
青色のそれぞれのデジタル信号に変換するまたはしない
のいずれかの選択が可能な色度調整回路を有してなる。
【0015】前記色度調整回路内のデジタル信号に対す
る演算または変換を行うために、表面実装回路が用いら
れることが、回路の構成が簡易になる点で好ましい。
【0016】前記色度調整回路内のデジタル信号に対す
る演算または変換を行うために、前記信号源からの電気
信号が用いられることが、色度特性の変更が瞬時に可能
である点で好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図を参照しつつ、本発
明の実施の形態について詳細に説明する。
【0018】実施の形態1 図1は本発明の実施の形態1にかかわるカラー液晶表示
装置の駆動回路を示すブロック図である。図1におい
て、1は2枚のガラス基板に液晶が挟持された液晶パネ
ルである。2は信号側駆動回路である信号側駆動ICで
あり、3は走査側駆動回路である走査側駆動ICであ
り、4は制御回路である。
【0019】また、5、6および7はそれぞれ、赤色、
緑色および青色の画像表示用のデジタル信号であり、8
は信号側駆動回路へのタイミング制御信号としての信号
側タイミング制御信号であり、9は信号側アナログ信号
であり、10は走査側駆動回路へのタイミング制御信号
としての走査側タイミング信号であり、11は走査側ア
ナログ信号であり、12は各種同期信号としての同期信
号であり、13、14および15はそれぞれ駆動回路へ
のデジタル信号としての、赤色、緑色および青色の画像
表示用のデジタル信号である。制御回路4は、外部の信
号発生システムからの赤色、緑色および青色の画像表示
用のデジタル信号5、6および7(以下、単にそれぞれ
R信号5、G信号6およびB信号7ともいう)ならびに
同期信号12をうけ、信号側駆動IC2へ赤色、緑色お
よび青色の画像標示用のデジタル信号13、14および
15(以下、単にそれぞれR信号13、G信号14およ
びB信号15ともいう)ならびに信号側タイミング制御
信号8および信号側アナログ信号9を与え、走査側駆動
IC3に走査側タイミング信号10および走査側アナロ
グ信号11を与える。16は信号源からの画像表示用の
デジタルデータ信号を調整し、所望の色度特性をえるた
めの色度調整回路である。
【0020】図2は色度調整回路内の論理回路のブロッ
ク図を示したものである。図においてR1、R2、…、R
nはそれぞれ赤色の下位ビットからnビットまでの信号
源からのデータ信号を示す。同様に、G1、G2、…、R
n′、G1′、G2′、…、Gn′、B1′、B2′、…、
Bn′は信号側駆動IC2に入力されるデータ信号であ
る。駆動ICへのデータ信号のうち、R2′、R3′、
…、Rn′、G2′、G3′、…、Gn′、B2′、
3′、…、Bn′は信号源からのデータ信号R2、R
3、…、Rn、G2、G3、…、Gn、B2、B3、…、B
nがそのまま出力される。17はR信号用AND回路、
18はG信号用AND回路および19はB信号用AND
回路であり、R信号用AND回路17にはデータ信号R
1、R2、…、Rnはそのまま入力され、データ信号
1、G2、…、GnおよびB1、B2、…、BnはNOT
回路通過後、入力される。G信号用AND回路18には
1、G2…、Gnはそのまま入力され、データ信号
1、R2、…、RnおよびB1、B2、…、BnはNOT
回路通過後、入力される。さらに、B信号用AND回路
19にはデータ信号B1、B2、…、Bnはそのまま入力
され、データ信号R1、R2、…、RnおよびG1、G2
…、GnはNOT回路通過後、入力される。20はR信
号用色度調整スイッチ(以下、単にR信号用スイッチと
もいう)であり、26、27および28は端子であり、
端子26はR信号用AND回路17の出力が接続され、
端子27はLowレベルに固定され、出力端子28は端
子26または端子27のいずれかに設定される出力端子
である。21はG信号用色度調整スイッチ(以下、単に
G信号用スイッチともいう)であり、29、30および
31は端子であり、端子29はG信号用AND回路18
の出力が接続され、端子20はLowレベルに固定さ
れ、端子31は端子29または端子30のいずれかに設
定される出力端子である。22はB信号用色度調整スイ
ッチ(以下、単にB信号用スイッチともいう)であり、
32、33および34は端子であり、端子32はB信号
用AND回路19の出力が接続され、端子33はLow
レベルに固定され、端子34は端子32または端子33
のいずれかに設定される出力端子である。23、24お
よび25はそれぞれR信号用、G信号用およびB信号用
OR回路であり、それぞれの出力端子はそれぞれデータ
信号R1′、G1′、B1′に接続されている。
【0021】図3は、本実施の形態1にかかわるカラー
液晶表示装置の単色の色度座標図である。R信号用スイ
ッチ20、G信号用スイッチ21およびB信号用スイッ
チ22の出力端子にぞれぞれ端子27、30、33側に
設定したとき、R1′、G1′、B1′信号にはそれぞれ
1、G1、B1信号がそのまま入力される。このときの
R、GおよびBの色度座標をそれぞれ白丸、白三角およ
び白四角で示す。また、白色の色度は黒点で示す。つぎ
にR信号用スイッチ20の出力端子のみを端子26側
に、G信号用スイッチ21の出力端子を端子30側に、
B信号用スイッチ22の出力端子を端子33側に設定し
たばあい、赤の単色フル階調(2n階調)表示のばあい
には、(R1、R2、…、Rn)=(1、1、…、1)、
(G1、G2、…、Gn)=(0、0、…、0)、
(B1、B2、…、Bn)=(0、0、…、0)の信号が
入力される。したがって、この表示のばあいのみR信号
用AND回路17の出力信号は1となり、G信号用OR
回路24およびB信号用OR回路25の出力端子も1と
なり、(R1′、R2′、…、Rn′)=(1、1、…、
1)、(G1′、G2′、…、Gn′)=(1、0、…、
0)(B1′、B2′、…、Bn′)=(1、0、…、
0)となる。このばあいの赤色の色度は、緑色寄り、か
つ、青色寄りになり、その色度座標は、図3に黒丸に示
す位置にシフトする。赤の単色フル階調以外の表示デー
タのばあいは、R信号用AND回路17、G信号用AN
D回路18およびB信号用AND回路19の出力信号は
いずれも0となるため、信号側駆動IC2に入力される
データ信号は、すべて信号源からのデータ信号と同一で
あり、たとえば白色の0階調から2n階調までの表示性
能は損なわれない。
【0022】つぎに、R信号用スイッチ20の出力端子
を端子27側に、G信号用スイッチ21の出力端子を端
子29側に、B信号用スイッチ22の出力端子33に設
定したばあい、緑の単色フル階調(2n階調)表示のば
あいには、B信号用AND回路19の出力信号は1とな
り(R1′、R2′、…、Rn′)=(1、0、…、
0)、(G1′、G2′、…、Gn′)=(1、1、…、
1)(B1′、B2′、…、Bn′)=(1、0、…、
0)となる。このばあいの青色の色度は赤色寄り、か
つ、青色寄りになり、その色度座標は図3の黒三角に示
す位置にシフトする。
【0023】さらに、R信号用スイッチ20の出力端子
を端子27側に、G信号用スイッチ21の出力端子を端
子30側に、B信号用スイッチ22の出力端子を端子3
2側に設定したばあい、青の単色フル階調(2n階調)
表示のばあいには、AND回路19の出力信号は1とな
り、(R1′、R2′、…、Rn′)=(1、0、…、
0)、(G1′、G2′、…、Gn′)=(1、0、…、
0)(B1′、B2′、…、Bn′)=(1、1、…、
1)となる。このばあいの青色の色度座標点は赤色寄
り、かつ、緑色寄りになり、その色度座標は図3の黒四
角の位置にシフトする。
【0024】つぎに、R信号用スイッチ20の出力端子
を端子26側に、G信号用スイッチ21の出力端子を端
子29側に、B信号用スイッチ22の出力端子を端子3
3側に設定したばあい、前述と同様の動作により、赤色
の色度座標点は、図3の黒丸に示す位置にシフトし、か
つ緑色の色度座標点は、図3の黒三角に示す位置にシフ
トする。
【0025】20、21、22のスイッチとしては、2
入力に対して1出力を選択できるトグルスイッチ、ディ
ップスイッチ、ジャンパスイッチなどを用いることがで
きる。さらに外部からの信号によって電気的に切り替え
を行なう構成にすることもできる。
【0026】以上の説明は、赤色、緑色または青色のい
ずれか一色についての調整のばあいと、赤色および緑色
についての二色の調整のばあいについての説明である
が、赤色、緑色、青色のいずれか二色の調整のばあいま
たは、三色のすべての調整のばあいについてもスイッチ
20、21、22の設定の組み合わせを選択することに
よって、同様の作用がえられる。
【0027】本実施の形態1によれば、信号源から発生
された赤色、緑色および青色の画像表示用デジタル信号
の階調数のうちのいずれか1つが異なるばあいに、小さ
い方の2つまたは1つの信号に対して、一階調の信号を
加算する演算を行うまたは行わないのいずれかの選択が
できる。しかも、かかる選択が赤色、緑色および青色の
信号のそれぞれについて独立に選択することができる。
すなわち、かかる選択は、色度調整回路16のスイッチ
の設定をかえるだけで、カラーフィルターの色材を変更
することなく、赤色、緑色もしくは青色のいづれか一色
または二色または三色の色度座標点を容易に変更でき、
赤色、緑色、および青色の信号それぞれについて色度調
整することが可能であり、さらに、このような色度調整
を行なうまたは行なわないのいずれかの選択は前記スイ
ッチの接点の組み合わせによって任意に、かつ容易に行
なうことができる。
【0028】また、色度の調整は、カラー液晶表示装置
の表示画面を、たとえば色度計などの測定器で、色度を
測定しながら、行なうことができるので、リアルタイム
かつ迅速な調整が可能である。
【0029】つぎに、このような本発明の実施の形態1
にかかわる色度調整回路を形成する構成要素および方法
について説明する。色度調整回路は、前述したように、
AND回路、NOT回路、OR回路およびスイッチによ
って構成されている。このうち、AND回路、NOT回
路、OR回路は、低消費電力という条件を満たすものが
好ましく、その例としてたとえばTTLなどをあげるこ
とができ、スイッチは小型であるという条件を満たすも
のが好ましく、その例としてたとえばディップスイッチ
などをあげることができる。さらにこれらの回路および
スイッチを表面実装回路によって形成することができ、
したがって、回路容積をことさら大きくすることなく容
易に色度調整回路をうることができる。
【0030】また、このような色度調整回路において、
デジタル信号に対する演算や変換を行なうばあいは、い
ずれも信号源からの電気信号を用いることができる。か
かる電気信号は、液晶表示装置において通常使用される
デジタル信号またはアナログ信号である。
【0031】色度調整回路を形成する構成要素および方
法ならびに信号原からの電気信号を用いる点は、以下の
他の実施の形態においても同様である。
【0032】実施の形態2 図4は、本発明の実施の形態2にかかわる色度調整回路
のブロック図である。図3において、符号17〜34は
それぞれ、前記実施の形態1と同じ構成要素を示してい
る。ただし、以下の説明では、符号を付して、単にたと
えば、AND回路17やスイッチ20、OR回路23の
ように簡略に表記する。35、36および37はそれぞ
れ赤色、緑色および青色それぞれの下位から2ビット目
の信号R2、G2、B2の調整用のスイッチである。ま
た、41、42、43、44、45および46ならびに
Lは端子である。図4において各スイッチの入力端子の
うちLowレベル側をL、Lowレベル側でない方、す
なわち端子26、41、29、43、32、45をXと
する。38、39および40はそれぞれ出力端子が
2′、G2′およびB2′に接続されたOR回路であ
る。
【0033】図4においてスイッチ20および35の出
力端子を端子Xに、スイッチ21、36、22、37の
出力端子を端子Lにそれぞれ接続する。赤の単色フル階
調(2n階調)表示のばあいにはOR回路の17の出力
が1となり、OR回路24、39、25および40のそ
れぞれの出力端子G1′、G2′、B1′、B2′が1とな
る。すなわち(R1′、R2′、R3′、…、Rn′)=
(1、1、1、…、1)、(G11′、G22′、
3′、…、Gn′)=(1、1、0、…、0)(B
11′、B22′、B3′、…、Bn′)=(1、1、
0、…、0)となる。このときの表示信号は色度調整を
行なう前に比べて、緑色と青色はいずれも、2n階調の
うち小さい方から3番目の階調(3階調/2n階調)の
データであるため、赤色の色度座標点は前記実施の形態
1よりもさらに青色寄りおよび緑色寄り(つまり白色
側)にシフトする。図5は本実施の形態2にかかわるカ
ラー液晶表示装置の単色の色度座標図であり、前述した
シフトの様子を示したものであり、白丸および、黒丸は
それぞれ前記実施の形態1の図3に示すものと同じであ
る。すなわち、白丸は、色度調整を行なう前の赤色の色
度調整座標点、黒丸は最下位ビットについて色度調整を
行なった色度座標点である。二重丸印は本実施形態2に
より前述の色度調整を行なったときの赤色の色度座標点
である。図5の三角印、四角印はそれぞれ緑色、青色に
ついて同様に色度調整を行ったばあいの色度座標点であ
る。
【0034】さらにスイッチ20、35の出力端子をそ
れぞれX側に設定しておき、スイッチ21、36、2
2、37をXまたはL側に設定する組み合わせを変える
ことで、赤色の単色フル階調表示時の緑と青の出力階調
はそれぞれ表1、表2のように0から3まで変えること
ができる。表3は表1、表2のように設定したときの緑
色、青色の出力階調を示す。図6は表3に示した色度座
標点のQ1からQ16までのばあいの赤色の色度座標点の
変化を示すグラフである。
【0035】
【表1】
【0036】
【表2】
【0037】
【表3】
【0038】緑色の色度座標点についてはスイッチ2
1、36をそれぞれX側に設定し、スイッチ20、3
5、22、37をX側または、L側に設定することによ
って赤色と同様に調整することができる。
【0039】また、青色の色度座標点についてはスイッ
チ22、37をそれぞれX側に設定し、スイッチ20、
35、21、36をX側または、L側に設定することに
よって調整することができる。
【0040】以上の説明では、R、G、Bそれぞれの下
位から2ビット目までを可変としたが、各色につきスイ
ッチをm個設け、下位からm(<n)ビット目までを可
変とすることもできる。
【0041】本実施の形態2によれば、信号源から発生
された赤色、緑色および青色の画像表示用デジタル信号
の階調数のうちのいずれか1つまたは2つが異なるばあ
いに、小さい方の2つまたは1つの信号に対して、一階
調以上の信号を加算する演算を行うまたは行わないのい
ずれかの選択ができる。しかも、かかる選択が赤色、緑
色および青色の信号のそれぞれについて独立に選択する
ことが可能である。色度調整回路のスイッチの設定の組
み合わせを変えるだけで、カラーフィルターの色材を変
更することなく、赤色、緑色、青色のいずれか一色また
は二色または三色の色度座標点を容易に、しかも変化量
も自在に変更できる。
【0042】実施の形態3 図7は本発明の実施の形態3にかかわる色度調整回路の
ブロック図である。図7において47は3系統、各nビ
ットの入力信号I1、I2、I3に対し、比較を行ない、
他の2系統または1系統の信号より大きい系統の信号に
対し、出力端子O1、O2、O3に1を出力する比較回路
である。48はNAND回路であり、49、50および
51はAND回路である。52、53および54はnビ
ットの入力信号に対し1ビットの信号K1、K2およびK
3を加算し、和を出力する加算回路である。55は色度
調整の有無を切り替えるスイッチであり、入力端子はN
AND回路48の出力端子と、Lowレベル固定の端子
Lとなっており、設定によりいずれかに接続される。
【0043】図7において、スイッチ55をL側に設定
したばあい、AND回路49、50および51の出力は
いずれも0となり、加算回路52、53および54の加
算端子K1、K2、K3には0が入力され、入力信号には
何も加算されないため、入力信号R1、R2、…、Rn、
1、G2、…、Gn、B1、B2、…、Bnがそのまま出
力信号R1′、R2′、…、Rn′、G1′、G2′、…、
Gn′、B1′、B2′、…、Bn′として出力される。
図8は、このときの色再現範囲を示す色度座標図であ
り、図8において実線の範囲が色再現性範囲を示してい
る。
【0044】つぎに、スイッチ55をNAND回路48
の出力端子側に設定したばあいの動作について説明す
る。たとえば、図8のPの位置の信号として(R1
2、R3、…、Rn)=(0、0、1、…、1)、(G
1、G2、G3、…、Gn)=(1、1、0、…、0)
(B1、B2、B3、…、Bn)=(1、0、0、…、
0)すなわち、赤色は(2n−3)階調/2n階調、緑色
は3階調/2n階調、青色は1階調/2n階調の信号が入
力されたばあい(n≧3)、赤色の信号が、緑色および
青色よりも大きいので、比較回路47の出力は端子58
は1、端子59および端子60は0となる。したがっ
て、NAND回路48の出力は1となり、AND回路4
9の入力は0と1で、出力は0、AND回路50とAN
D回路50の入力は1と1で、出力はいづれも1とな
る。よって、加算回路52には0が、加算回路53と5
4には1が加算される。このため出力信号は(R1′、
2′、R3′、…、Rn)=(0、0、1、…、1)、
(G1′、G2′、G3′、…、Gn′)=(0、0、
1、…、0)(B1′、B2′、B3′、…、Bn′)=
(0、1、0、…、0)すなわち、赤色は(2n−3)
階調/2n階調、緑色は4階調/2n階調、青色は2階調
/2n階調の信号となる。これは図8のP点が、白色よ
りのP′点にシフトすることを意味する。
【0045】以上のように赤色の信号が緑色、青色の信
号よりも大きい階調のばあい、緑色と青色の信号に1加
算され、白色寄りにシフトする。また、緑色の信号が赤
色、青色の信号よりも大きい階調のばあい、赤色と青色
の信号に1加算され、白色寄りにシフトする。さらに青
色の信号が緑色、赤色の信号よりも大きい階調のばあ
い、緑色と赤色の信号に1加算され、白色寄りにシフト
する。このため、図7の実線の、色度範囲は破線に示す
ように小さくできる。
【0046】一方、赤色、緑色および青色の信号が同じ
階調のばあい、NAND回路48の出力は0となり、加
算回路52、53および54には0が加算されるため、
入力信号R1、R2、…、Rn、G1、G2、G3、…、G
n、B1、B2、…、Bnがそのまま出力信号R1′、
2′、…、Rn′、G1′、G2′、…、Gn′および
1′、B2′、…、Bn′として出力される。したがっ
て、白色の0階調から2n階調までの表示性能は損なわ
れない。
【0047】以上の説明では、加算回路により加算する
信号は1ビットとしたが、論理回路の設定を変更するこ
とにより、2ビット以上のいづれかの階調レベルとする
こともできる。さらに、加算する信号の階調レベルをス
イッチにより選択する構成にすることもできる。
【0048】本実施の形態3によれば、赤色、緑色およ
び青色の単色表示のばあいに、他の2色の信号に対し、
一階調以上の任意に設定した信号に変換するまたはしな
いのいずれかの選択が可能である。しかも、かかる選択
が赤色、緑色および青色の信号のそれぞれについて独立
に選択することができる。すなわち、色度調整回路のス
イッチを設定するだけで、カラーフィルターの色材を変
更することなく、赤色、緑色、青色の単色表示のばあい
だけでなく、色再現範囲を変化させることができる。
【0049】実施の形態4 図9は本発明の実施の形態4にかかわる色度調整回路の
ブロック図である。図9において61は3n個の入力信
号に対して、論理演算を行い、3n個の信号を出力する
論理演算回路である。62はスイッチであり、演算の有
無を切り替える。
【0050】図10はスイッチ62を演算側に設定した
ときの色再現範囲を示す色度座標図であり、図において
実線の範囲が色再現範囲を示している。あらかじめ、こ
の色再現範囲内の各座標の入力信号データD1、D2、D
3、…、Dnとそれぞれの色度座標P1、P2、P3、…、
Pnを測定しておく。つぎに図10は、本発明の実施の
形態4にかかわるカラー液晶表示装置の色度座標図であ
る、図10に示すように、P1がP1′に、P2がP2′に
…、PnがPn′にシフトするように、前記各座標点の
入力信号データと色度座標の関係を参考に、論理演算回
路を構成しておく。
【0051】つぎに、本実施の形態4による動作につい
て説明する。たとえば、図10のP1に対応するデータ
1が入力されたばあい、前記演算回路のスイッチ62
を演算有側に設定しておくと、あらかじめ構成された論
理演算回路の条件により、色度座標点P1はP1′にシフ
トする。同様にその他の各点についてもP2がP2′に、
…、PnがPn′にシフトする。
【0052】本実施の形態4によれば、信号源から発生
された赤色、緑色および青色のそれぞれの画像表示用デ
ジタル信号に対し、あらかじめ設定しておいた条件を満
たすばあいに、所定の赤色、緑色および青色のそれぞれ
のデジタル信号に変換して色度座標をシフトさせる変換
をするまたはしないのいずれかの選択が可能である。す
なわち、色度調整回路のスイッチを設定するだけで、カ
ラーフィルターの色材を変更することなく、色再現範囲
をあらかじめ設定したように自在に変化させることがで
きる。
【0053】本発明の実施の形態のうち、実用上最も好
ましい形態は、実施の形態4に基づいて所望の色度特性
がえられる論理演算回路を構成した形態である。かかる
形態においては、色度調整回路は、階調数2nであり低
消費電力性や小型性の点で有利なゲートアレイ回路を用
いることが最も好ましく、色度調整回路が一体として表
面実装によって形成されることが最も好ましい。
【0054】
【発明の効果】本発明にかかわる液晶表示装置によれ
ば、色度調整回路のスイッチの設定を操作するだけで、
カラーフィルターの色材を変更することなく、赤色、緑
色および青色の単色表示のばあいにだけでなく、種々の
色表示を種々の階調で表示するばあいも色再現範囲を任
意にかつ容易に変化させることができ、かつ、それぞれ
の色について独立にも変化させることができる優れた効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1にかかわる液晶表示装置
のブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1にかかわる色度調整回路
内の論理回路のブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態1にかかわるカラー液晶表
示装置の色度座標図である。
【図4】本発明の実施の形態2にかかわる色度調整回路
内の論理回路のブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態2にかかわるカラー液晶表
示装置の色度座標図である。
【図6】本発明の実施の形態2にかかわるカラー液晶表
示装置の色度の変化を示す色度座標図である。
【図7】本発明の実施の形態3にかかわる色度調整回路
内の論理回路のブロック図である。
【図8】本発明の実施の形態3にかかわるカラー液晶表
示装置の色度座標図である。
【図9】本発明の実施の形態4にかかわる色度調整回路
内の論理回路のブロック図である。
【図10】本発明の実施の形態3にかかわるカラー液晶
表示装置の色度座標図である。
【図11】従来例の液晶表示装置のブロック図である。
【図12】液晶パネルの画像表示部の拡大説明図であ
る。
【図13】赤色ピクセルのスペクトル−透過率特性図で
ある。
【図14】緑色ピクセルのスペクトル−透過率特性図で
ある。
【図15】青色ピクセルのスペクトル−透過率特性図で
ある。
【図16】白色の横階調表示時のデータ信号波形を示す
説明図である。
【図17】従来例のカラー液晶表示装置の色度座標図で
ある。
【図18】従来例のカラー液晶表示装置の駆動回路のブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 液晶パネル 2 信号側駆動IC 3 走査側駆動IC 4 制御回路 5 R信号 6 G信号 7 B信号 8 信号側タイミング制御信号 9 信号側アナログ信号 10 走査側タイミング制御信号 11 走査側アナログ信号 12 同期信号 13 R信号 14 G信号 15 B信号 16 色度調整回路 17 R信号用AND回路 18 G信号用AND回路 19 B信号用AND回路 20 R信号用スイッチ 21 G信号用スイッチ 22 B信号用スイッチ 23 R信号用OR回路 24 G信号用OR回路 25 B信号用OR回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号源から発生された赤色、緑色および
    青色の画像表示用のデジタル信号ならびに各種同期信号
    をうけて、駆動回路へのデジタル信号およびタイミング
    制御信号を与える制御回路と、信号側駆動回路と、走査
    側駆動回路と、液晶パネルとからなる液晶表示装置であ
    って、前記信号源から発生された赤色、緑色および青色
    の画像表示用のデジタル信号の階調数のうちいずれか1
    つまたは2つが異なるばあいに、小さい方の1つまたは
    2つの信号に対し、一階調以上の任意に設定した信号を
    加算する演算を行うまたは行わないのいずれかの選択が
    可能な色度調整回路を有する液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記信号源から発生された赤色、緑色お
    よび青色の画像表示用のデジタル信号の階調数のうちい
    づれか1つまたは2つが、それぞれ他の2つまたは1つ
    よりも大きいばあいに、小さい方の2つまたは1つの信
    号に対し、前記一階調以上の任意に設定した信号を加算
    する演算を行うまたは行わないのいずれかの選択が、赤
    色、緑色および青色の信号のそれぞれについて独立に可
    能な色度調整回路を有する請求項1記載の液晶表示装
    置。
  3. 【請求項3】 前記信号源から発生された画像表示用の
    デジタル信号が、赤色、緑色および青色のいずれかの単
    色表示のばあいに、他の2色の信号に対し前記一階調以
    上の任意に設定した信号に変換するまたはしないのいず
    れかの選択が可能な色度調整回路を有する請求項1記載
    の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 前記信号源から発生された画像表示用の
    デジタル信号が、赤色、緑色および青色のいずれかの単
    色表示のばあいに、他の2色の信号に対し前記一階調以
    上の任意に設定した信号に変換するまたはしないのいず
    れかの選択が、赤色、緑色および青色の信号それぞれに
    ついて独立に可能な色度調整回路を有する請求項3記載
    の液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 信号源から発生された赤色、緑色および
    青色のそれぞれの画像表示用のデジタル信号に対し、あ
    らかじめ設定しておいた条件を満たすばあいに、所定の
    赤色、緑色および青色のそれぞれのデジタル信号に変換
    するまたはしないのいずれかの選択が可能な色度調整回
    路を有する液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 前記色度調整回路内のデジタル信号に対
    する演算または変換を行うために、表面実装回路が用い
    られる請求項1、2、3、4または5記載の液晶表示装
    置。
  7. 【請求項7】 前記色度調整回路内のデジタル信号に対
    する演算または変換を行うために、前記信号源からの電
    気信号が用いられる請求項1、2、3、4または5記載
    の液晶表示装置。
JP04633697A 1997-02-28 1997-02-28 液晶表示装置 Expired - Lifetime JP3679884B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04633697A JP3679884B2 (ja) 1997-02-28 1997-02-28 液晶表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04633697A JP3679884B2 (ja) 1997-02-28 1997-02-28 液晶表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10240198A true JPH10240198A (ja) 1998-09-11
JP3679884B2 JP3679884B2 (ja) 2005-08-03

Family

ID=12744303

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04633697A Expired - Lifetime JP3679884B2 (ja) 1997-02-28 1997-02-28 液晶表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3679884B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100434888B1 (ko) * 2001-05-30 2004-06-07 샤프 가부시키가이샤 칼라표시장치
JP2007515857A (ja) * 2003-11-04 2007-06-14 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ モバイルディスプレイ用のスマートクリッパ
US7956823B2 (en) 2001-05-30 2011-06-07 Sharp Kabushiki Kaisha Color display device, color compensation method, color compensation program, and storage medium readable by computer

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100434888B1 (ko) * 2001-05-30 2004-06-07 샤프 가부시키가이샤 칼라표시장치
US7071955B2 (en) 2001-05-30 2006-07-04 Sharp Kabushiki Kaisha Color display device
US7956823B2 (en) 2001-05-30 2011-06-07 Sharp Kabushiki Kaisha Color display device, color compensation method, color compensation program, and storage medium readable by computer
JP2007515857A (ja) * 2003-11-04 2007-06-14 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ モバイルディスプレイ用のスマートクリッパ
JP4809235B2 (ja) * 2003-11-04 2011-11-09 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ モバイルディスプレイ用のスマートクリッパ

Also Published As

Publication number Publication date
JP3679884B2 (ja) 2005-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100426628B1 (ko) 화상표시장치에 사용되는 열전극 구동 회로 및 이를내장한 화상표시장치
JP3941832B2 (ja) 多階調表示装置
JP5228278B2 (ja) 画像表示制御装置及びその方法
KR100435082B1 (ko) 액정 표시 장치
JP2003308048A (ja) 液晶表示装置
JP2001119717A (ja) ホワイトポイント調整方法、カラー画像処理方法、ホワイトポイント調整装置、および液晶表示装置
WO2005111980A1 (ja) 表示装置
JP2001306036A (ja) 液晶表示装置、モノクローム液晶表示装置、コントローラ、画像変換方法、および画像表示方法
JP2003288058A (ja) 画像表示方法および画像表示装置
KR20050067678A (ko) 액정 디스플레이 장치
JP4071630B2 (ja) カラー画像表示装置
US7176862B2 (en) Gamma reference voltage generating circuit and a method of using the same in a liquid crystal display
KR100553950B1 (ko) 색보정 회로 및 그것을 구비한 화상 표시 장치
KR102515138B1 (ko) 감마 기준 전압 생성 회로, 이를 포함하는 표시 장치 및 이를 이용한 표시 패널의 구동 방법
JP3679884B2 (ja) 液晶表示装置
KR100347868B1 (ko) 휘도 조절이 가능한 액정 디스플레이 패널 구동 회로 및그 조절 방법
JPH09330063A (ja) 表示装置の駆動方法及びその回路
JP2003308057A (ja) カラー表示装置
JP4688015B2 (ja) ガンマ補正装置及びそれを用いた液晶ディスプレイ
JP2006098422A (ja) 表示装置
JP3675298B2 (ja) 表示装置
JP2004246093A (ja) 液晶表示装置
JP2006154685A (ja) 2次元モノクロビット面表示装置
JP2609544B2 (ja) 記録装置
JPH04316087A (ja) 液晶表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041130

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050510

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050516

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080520

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080520

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090520

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100520

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100520

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110520

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110520

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120520

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120520

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130520

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140520

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term