JPH10239633A - レンチキュラーレンズを用いた立体画像のための位置決め方法及び装置 - Google Patents

レンチキュラーレンズを用いた立体画像のための位置決め方法及び装置

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JPH10239633A
JPH10239633A JP9043086A JP4308697A JPH10239633A JP H10239633 A JPH10239633 A JP H10239633A JP 9043086 A JP9043086 A JP 9043086A JP 4308697 A JP4308697 A JP 4308697A JP H10239633 A JPH10239633 A JP H10239633A
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JP
Japan
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image
lenticular lens
positioning
lens plate
sheet
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JP9043086A
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Inventor
Yukio Namikawa
幸男 南川
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Photo Craft Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】圧縮画像とレンチキュラーレンズとの位置合わ
せを容易に且つ正確に行うことのできる位置決め方法及
び装置を提供することを目的とする。 【解決手段】画像シートST1の圧縮画像FLの延長上
に所定長さの位置合わせ用の色画像FCを形成するとと
もに、色画像FCを、同一の原画像についての色画像F
Cの色が互いに同一となるように且つ隣合う色画像FC
の色が互いに異なるように形成し、レンチキュラーレン
ズFLfをその一部が色画像FCの上に配置されるよう
に設けておき、レンチキュラーレンズ板BL1を介して
色画像FCを観察したときに色画像FCの色が少なくと
も一部において互いに同一となるように位置決めを行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレンチキュラーレン
ズを用いた立体画像のための位置決め方法及び装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、レンチキュラーレンズを用い
た種々の立体写真が作成されているが、通常、このよう
な立体写真は次の方法で作成する。
【0003】すなわち、まず、立体写真撮影用のカメラ
を用いて被写体を撮影し、視差の異なる複数の写真フィ
ルムを得る。得られた各写真フィルムを原画像として用
い、レンチキュラーレンズの下に配置された印画紙に露
光する。レンチキュラーレンズの下の印画紙の細長い部
分には、各写真フィルムに写った同一の被写体部分が横
方向に圧縮されて順次配列された圧縮画像が形成され
る。
【0004】露光した印画紙を現像し、その上にレンチ
キュラーレンズを載せて固定することによって立体写真
が得られる。しかし、写真フィルムを原画像として露光
する方法では、その露光工程に多くの手間と時間が掛か
る。
【0005】これに対して、コンピュータによる画像処
理によって原画像から圧縮画像を直接的に作成し、作成
した圧縮画像をプリンタによって用紙上に印刷すること
が提案されている(特開平6−309431号)。
【0006】例えば、視差の異なる3枚の写真をイメー
ジスキャナによって読み取り、3つの生画像データを得
る。得られた3つの生画像データに対して画像編集を行
い、同じく3つの編集画像データを得る。
【0007】次に、これら3つの編集画像データを、そ
れぞれ横方向に1/3に縮小し、3つの縮小画像データ
を得る。3つの縮小画像データをそれぞれ横方向に分割
して縦方向に沿った多数の線画像とし、それらの線画像
を1つずつ順番に配列して用紙上に印刷を行い、これを
圧縮画像とする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】圧縮画像を印画紙に現
像する場合又は圧縮画像を用紙上に印刷する場合など、
圧縮画像を種々の方法で記録する場合に、形成された圧
縮画像の上に載せるレンチキュラーレンズの位置を正確
に合わす必要がある。
【0009】しかし、従来において、圧縮画像とレンチ
キュラーレンズとの位置合わせが容易ではなく、その作
業に多くの時間と労力を要していた。本発明は、上述の
問題に鑑みてなされたもので、圧縮画像とレンチキュラ
ーレンズとの位置合わせを容易に且つ正確に行うことの
できる位置決め方法及び装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る方
法は、視差の異なる複数の原画像についての圧縮画像群
が形成された画像シートの上に、多数のレンチキュラー
レンズが形成されたレンチキュラーレンズ板を配置し、
前記レンチキュラーレンズ板を介して前記圧縮画像群を
観察して立体画像を得るために、前記画像シートと前記
レンチキュラーレンズ板とを位置決めする方法であっ
て、前記画像シートの前記圧縮画像の延長上に所定長さ
の位置合わせ用画像を形成するとともに、前記各位置合
わせ用画像を、同一の前記原画像についての位置合わせ
用画像の内容が互いに同一となるように且つ隣合う位置
合わせ用画像の内容が互いに異なるように形成し、前記
レンチキュラーレンズをその一部が前記位置合わせ用画
像の上に配置されるように設けておき、前記レンチキュ
ラーレンズ板を介して前記位置合わせ用画像を観察した
ときに前記位置合わせ用画像の内容が少なくとも一部に
おいて互いに同一となるように前記位置決めを行う。
【0011】請求項2の発明に係る方法は、視差の異な
る複数の原画像についての圧縮画像群が形成された画像
シートの上に、多数のレンチキュラーレンズが形成され
たレンチキュラーレンズ板を配置し、前記レンチキュラ
ーレンズ板を介して前記圧縮画像群を観察して立体画像
を得るために、前記画像シートと前記レンチキュラーレ
ンズ板とを位置決めする方法であって、前記画像シート
及び前記レンチキュラーレンズ板に、直線状に延びる端
縁部をそれぞれ形成し、且つ、前記画像シートについて
の端縁部と前記圧縮画像の長手方向とのなす角度である
第1の角度と、前記レンチキュラーレンズ板についての
前記端縁部と前記レンチキュラーレンズの長手方向との
なす角度である第2の角度とが、互いに実質的に等しく
なるように形成しておき、それぞれの前記端縁部が互い
に平行となるように維持した状態で、前記画像シート又
は前記レンチキュラーレンズ板を移動させることによっ
て、前記画像シート及び前記レンチキュラーレンズ板の
位置決めを行う。
【0012】請求項3の発明に係る装置は、前記画像シ
ートの前記圧縮画像の延長上に所定長さの位置合わせ用
画像を形成するとともに、前記各位置合わせ用画像を、
同一の前記原画像についての位置合わせ用画像の内容が
互いに同一となるように且つ隣合う位置合わせ用画像の
内容が互いに異なるように形成し、前記レンチキュラー
レンズをその一部が前記位置合わせ用画像の上に配置さ
れるように設けておき、前記レンチキュラーレンズ板を
介して前記位置合わせ用画像を観察したときに前記位置
合わせ用画像の内容が少なくとも一部において互いに同
一となるように前記位置決めを行う。
【0013】請求項4の発明に係る装置は、前記画像シ
ート及び前記レンチキュラーレンズ板のそれぞれの1つ
の辺に直線状に延びる端縁部が形成されており、且つ、
前記画像シートについての端縁部と前記圧縮画像の長手
方向とのなす角度である第1の角度と、前記レンチキュ
ラーレンズ板についての前記端縁部と前記レンチキュラ
ーレンズの長手方向とのなす角度である第2の角度と
が、互いに実質的に等しくなるように形成されており、
それぞれの前記端縁部と摺接する摺接部を有し且つ前記
画像シート及び前記レンチキュラーレンズ板を保持する
保持部材が設けられ、前記画像シート及び前記レンチキ
ュラーレンズ板が、それぞれの前記端縁部が前記摺接部
に摺接した状態で前記保持部材に保持されて構成され
る。
【0014】請求項5の発明に係る装置は、前記保持部
材は、方形枠状の表パネルと、前記表パネルの外形とほ
ぼ等しい外形を有する裏パネルと、前記表パネル又は前
記裏パネルにおける少なくとも対向する2つの辺の部分
に設けられ、前記表パネルと前記裏パネルとの間に前記
画像シート及び前記レンチキュラーレンズ板が挿入可能
なように間隙を有した状態でこれらを連結する連結部材
と、からなり、前記摺接部が前記連結部材の少なくとも
一方に設けられてなる。
【0015】請求項6の発明に係る装置は、前記画像シ
ートの前記圧縮画像の延長上に所定長さにわたって形成
され、同一の前記原画像についての内容が互いに同一と
なるように且つ隣合う内容が互いに異なるように形成さ
れた位置合わせ用画像と、前記レンチキュラーレンズ板
上にあって前記位置合わせ用画像を観察したときに前記
位置合わせ用画像の内容が少なくとも一部において同一
となるように前記位置合わせ用画像の上に配置される位
置決め用レンチキュラーレンズ群と、を有する。
【0016】請求項7の発明に係る装置は、前記画像シ
ートの前記圧縮画像の延長上に所定長さにわたって形成
され、同一の前記原画像についての内容が互いに同一と
なるように且つ隣合う内容が互いに異なるように形成さ
れた位置合わせ用画像と、前記レンチキュラーレンズ板
上にあって前記位置合わせ用画像を観察したときに前記
位置合わせ用画像の内容が少なくとも一部において同一
となるように前記位置合わせ用画像の上に配置される位
置決め用レンチキュラーレンズ群と、を有する。
【0017】請求項8の発明に係る装置では、前記位置
合わせ用画像は色画像である。次に、本発明の位置決め
方法を図1及び図2を参照して説明する。図1は本発明
に係る位置決め方法を説明するための正面図、図2は本
発明に係る位置決め装置の要部の断面側面図である。
【0018】図1によく示されているように、画像シー
トSTは長方形状であり、その表面には縦方向に延びる
多数の圧縮画像FLが形成されている。画像シートST
の下側の辺が端縁部STEとなっている。端縁部STE
の延びる方向と圧縮画像FLの長手方向とのなす第1の
角度θ1は直角である。
【0019】レンチキュラーレンズ板BLは画像シート
STとほぼ同形の長方形状であり、その表面には縦方向
に延びる多数のレンチキュラーレンズFPが形成されて
いる。レンチキュラーレンズ板BLの下側の辺が端縁部
BLEとなっている。端縁部BLEの延びる方向とレン
チキュラーレンズFPの長手方向とのなす第2の角度θ
2は直角である。
【0020】このように、第1の角度θ1及び第2の角
度θ2が互いに実質的に等しくなるようにするには、請
求項1記載の方法を適用し、位置合わせ用画像の内容が
同一になるように画像シートSTとレンチキュラーレン
ズ板BLとを合わせ、その状態で、レンチキュラーレン
ズ板BLの端縁部BLEに沿って画像シートSTをカッ
ターナイフなどで切断すればよい。又は、請求項1記載
の方法を適用して画像シートSTとレンチキュラーレン
ズ板BLとの位置合わせを行った状態で、レンチキュラ
ーレンズ板BLと画像シートSTとを同時に切断して端
縁部BLE,STEを形成してもよい。
【0021】保持部材FSは、画像シートST及びレン
チキュラーレンズ板BLよりも若干大きい長方形状であ
り、パネルFSPの下側の辺には端縁部STE,BLE
が摺接する摺接部CSが設けられている。
【0022】図2によく示されているように、パネルF
SPの上に画像シートSTが載置され、さらにその上に
レンチキュラーレンズ板BLが載置される。各端縁部S
TE,BLEが摺接部CSと摺接することによって、画
像シートST及びレンチキュラーレンズ板BLは、保持
部材FS上において図1の矢印方向にそれぞれ別個に移
動可能である。
【0023】この状態において、第1の角度θ1と第2
の角度θ2とが共に直角で等しいから、圧縮画像FLの
長手方向とレンチキュラーレンズFPの長手方向とは常
に平行状態となり、平行状態が維持されたままで互いに
横方向に移動することが可能である。つまり、レンチキ
ュラーレンズ板BL又は画像シートSTのいずれか又は
両方を図1の矢印方向に移動させ、画像シートSTの画
像が明瞭に見えるようにすることによって位置決めが完
了する。
【0024】請求項1、3、6、又は7の発明のよう
に、位置合わせ用画像を形成しておいた場合には、位置
合わせ用画像の内容ができるけ同じに見えるようにする
ことによって、正確に位置を合わせられる。因みに、従
来であれば例えばトンボマークなどを印刷しておき、そ
れを互いに合わせるのであるが、その場合にはルーペな
どを使用して細かく合わせる必要がある。しかし、位置
合わせ用画像を形成しておくと、その内容を肉眼で見て
合わせるだけで精密に位置合わせを行うことができる。
【0025】請求項8の発明のように、位置合わせ用画
像が色画像である場合には、色が同じに見えるようにす
ることによって位置が合わせられる。なお、位置合わせ
用画像としては、色画像ではなく、数字、記号、マーク
などであってもよい。
【0026】請求項5の発明のように、表パネル、裏パ
ネル、及び連結部材から保持部材FSを構成すると、レ
ンチキュラーレンズ板BL及び画像シートSTが表パネ
ルと裏パネルとの間に挿入され、容易に脱落しない。そ
の場合に、レンチキュラーレンズ板BL及び画像シート
STが表パネルと裏パネルとによって加圧されるように
すれば、摩擦力が作用して脱落の一層の防止が図られ
る。
【0027】なお、摺接部CSを互いに平行な2つの部
分から形成し、それぞれに端縁部STE,BLEが別個
に摺接するようにしてもよい。レンチキュラーレンズ板
BLの端縁部BLEをレンチキュラーレンズ板BLの厚
さ方向に突出するように設け、その端縁部BLEと画像
シートSTの端縁部STEとが直接摺接するようにして
もよい。
【0028】なお、本発明における立体画像とは、必ず
しも看者(観察者)に立体感を生じさせる画像のみでは
なく、レンチキュラーレンズと両眼の位置に基づいて複
数の画像が観察される場合のそれらの画像をも含む。
【0029】また、圧縮画像の形成に当たっては、銀塩
写真のカメラで撮影したフィルム画像、デジタルカメラ
により撮影した画像データ、コンピュータグラフィクス
により作成した画像データなど、種々の機材及び方法に
より作成された画像又は画像データを用い、印画紙への
焼き付け、印画紙へのレーザビームによるプリント、用
紙への印刷やプリントなど、種々の方法によって記録す
ることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】図3は本発明に係る位置決め装置
を有した立体写真SPT1の外観を示す図、図4は図3
に示す立体写真SPT1の中央を縦方向に切断し且つ拡
大して示す断面側面図である。
【0031】これらの図において、立体写真SPT1
は、額縁状の保持部材FS1、保持部材FS1により保
持された画像シートST1及びレンチキュラーレンズ板
BL1から構成されている。
【0032】保持部材FS1は、表パネルFSS、裏パ
ネルFSB、及び、2つの連結部材FSMa,FSMb
からなる。表パネルFSSは、ボール紙又は合成樹脂シ
ートからなり、方形枠状に形成されている。
【0033】裏パネルFSBは、表パネルFSSと同様
の材料からなり、表パネルFSSの外形とほぼ等しい外
形を有する方形状に形成されている。連結部材FSM
a,FSMbは、表パネルFSSと同様の材料からな
り、表パネルFSS及び裏パネルFSBの上下の2つの
辺の部分に設けられた帯状のものである。連結部材FS
Ma,FSMbは、表パネルFSSと裏パネルFSBと
の間に接着剤などで接着されており、表パネルFSSと
裏パネルFSBとの間に画像シートST1及びレンチキ
ュラーレンズ板BL1が挿入可能なような間隙を設ける
ことのできる厚さを有している。
【0034】下の部分に設けられた連結部材FSMbの
上端面は、摺接部CSとなっている。したがって、保持
部材FS1は、その左右の両端縁にスリット状の間隙が
形成され、そこから画像シートST1及びレンチキュラ
ーレンズ板BL1を挿入することが可能である。
【0035】画像シートST1及びレンチキュラーレン
ズ板BL1については、図1において説明したように、
画像シートST1の端縁部STEの延びる方向と圧縮画
像FLの長手方向とのなす第1の角度θ1、及びレンチ
キュラーレンズ板BL1の端縁部BLEの延びる方向と
レンチキュラーレンズFPの長手方向とのなす第2の角
度θ2が共に直角である。
【0036】画像シートST1及びレンチキュラーレン
ズ板BL1を保持部材FS1内に挿入するに当たって、
図4によく示されているように、表パネルFSSの側に
レンチキュラーレンズ板BL1が配置され、裏パネルF
SBの側に画像シートST1が配置される。各端縁部S
TE,BLEが摺接部CSと摺接することによって、画
像シートST1及びレンチキュラーレンズ板BL1は、
保持部材FS1上において図3の左右方向にそれぞれ別
個に移動可能である。
【0037】この状態において、第1の角度θ1と第2
の角度θ2とが共に直角で等しいから、圧縮画像FLの
長手方向とレンチキュラーレンズFPの長手方向とは常
に平行状態となり、平行状態が維持されたままで互いに
横方向に移動することが可能である。つまり、レンチキ
ュラーレンズ板BL1又は画像シートST1のいずれか
又は両方を図3の左右方向に移動させ、画像シートST
1の画像が明瞭に見えるようにすることによって位置決
めが完了する。このような調整は、通常、1つのレンチ
キュラーレンズFPの幅寸法の範囲内の移動によって可
能であるので、画像シートST1及びレンチキュラーレ
ンズ板BL1は、互いにほぼ同じ位置に重なった状態
で、保持部材FS1のほぼ中央において位置決めされ
る。この状態で手に持ち、机上に置き、又は壁に掛けて
立体写真SPT1を鑑賞する。
【0038】立体写真SPT1においては、保持部材F
S1内に画像シートST1及びレンチキュラーレンズ板
BL1が挿入されて保持されるので、それらが容易に脱
落しない。なお、連結部材FSMa,FSMbの厚さを
少し薄めにし、レンチキュラーレンズ板BL1及び画像
シートST1が表パネルFSSと裏パネルFSBとによ
って加圧されるようにすることによって、それらの間に
摩擦力が作用して脱落の一層の防止が図られる。
【0039】なお、レンチキュラーレンズ板BL1の製
造に当たっては、例えばレンチキュラーレンズFPの断
面が連なった形状の金型を用い、合成樹脂を押し出し成
形することによって大きなレンチキュラーレンズ板を作
成し、これをウオータージェット又はロータリーカッタ
などでレンチキュラーレンズ板BL1の大きさに切断す
ればよい。その際の1つの切断線がレンチキュラーレン
ズ板BL1の端縁部BLEとなるのであるが、第2の角
度θ2が直角となるように設定し、且つ適度な寸法精度
がでるようにしておけばよい。
【0040】画像シートST1の製造に当たっては、シ
ート上に圧縮画像FLを形成する際に、端縁部STEと
なる部分に直線を形成しておき、後でその直線に沿って
切断すればよい。又は、切断のための基準線又はマーク
を形成しておき、適当な冶具を用いて切断すればよい。
【0041】次に、画像シートST1及びレンチキュラ
ーレンズ板BL1についてさらに詳しく説明する。図5
は本発明に係る立体写真SPT1の画像シートST1及
びレンチキュラーレンズ板BL1を示す正面図、図6は
画像シートST1及びレンチキュラーレンズ板BL1の
一部を拡大して示す図である。なお、図6(A)は画像
シートST1の表面を示し、図6(B)は画像シートS
T1に垂直な面で切断した断面を示す。
【0042】図5において、画像シートST1は、写真
印画紙に写真画像が焼き付けられたものである。写真画
像として、視差の異なる複数の画像(原画像)について
の圧縮画像FP、及び、各圧縮画像FPの延長上に形成
された所定長さの色画像FCが焼き付けられている。
【0043】図6(A)によく示されているように、圧
縮画像FPは、図の縦方向に長く延びており、色画像F
Cはその上部の延長上に短く設けられている。色画像F
Cは、同一の原画像についての色画像FCの色が互いに
同一となるように且つ隣合う色画像FCの色が互いに異
なるように、それぞれの色が決められている。
【0044】例えば、圧縮画像FP1についての色画像
FC1は赤(R)、圧縮画像FP3についての色画像F
C3は緑(G)、圧縮画像FP5についての色画像FC
5は青(B)、圧縮画像FP7についての色画像FC7
は赤(R)、圧縮画像FP9についての色画像FC9は
緑(G)というように、各色画像FCの色が決められて
いる。圧縮画像FP2,4,6…についての色画像FC
2,4,6…は白(W)である。ここで、圧縮画像FP
1と圧縮画像FP7とはそれらの原画像が互いに同一の
ものであり、また、圧縮画像FP2と圧縮画像FP8と
についても原画像が互いに同一である。
【0045】図5に戻って、レンチキュラーレンズ板B
L1は、透明な合成樹脂を材料として形成されたもので
ある。レンチキュラーレンズ板BL1には、多数のレン
チキュラーレンズLLからなる画像用レンチキュラーレ
ンズ群FLf、及び、画像用レンチキュラーレンズ群F
Lfの延長上に位置決め用レンチキュラーレンズ群FL
cが形成されている。本実施形態において、画像用レン
チキュラーレンズ群FLfと位置決め用レンチキュラー
レンズ群FLcとは、単に機能の上で区画したものであ
り、形状又は材質などに相違がある分けではない。つま
り、圧縮画像FPと色画像FCの両領域をカバーするレ
ンチキュラーレンズ群FLを形成しておけばよい。
【0046】図6によく示されているように、各レンチ
キュラーレンズLLは、互いに同じ幅WLを有してお
り、1つのレンチキュラーレンズLLの幅WL内に複数
本、図の例では6本の圧縮画像FPが入る。圧縮画像F
Pの本数は、例えば3本、4本、5本,7本…などとし
てもよい。
【0047】レンチキュラーレンズLLと色画像FCと
の位置関係は、レンチキュラーレンズLLが圧縮画像F
Pに対して正規の位置に配されたときに、つまり圧縮画
像FPがレンチキュラーレンズLLを介して鮮明な立体
画像として観察できる状態となったときに、総てのレン
チキュラーレンズLLを介して同一の色画像FCが観察
され、したがって色画像FCが一色に見えるような関係
となっている。
【0048】図5において、画像シートST1の上にレ
ンチキュラーレンズ板BL1を配置し、レンチキュラー
レンズLLが圧縮画像FPに対して正規の位置となるよ
うに位置合わせを行う。レンチキュラーレンズ板BL1
の位置合わせの際に、上述したように、色画像FCが一
色に見えるように、且つ特定の色(例えば1つのレンチ
キュラーレンズのうちの中央に位置する色)が見えるよ
うに調整する。
【0049】もし、色画像FCが一色に見えず、位置に
応じて異なった色が見える状態では、画像シートST1
とレンチキュラーレンズ板BL1との位置合わせは正確
でない。片目で見て適度な範囲の色画像FCが一色に見
えるようにレンチキュラーレンズ板BL1の位置を調整
する。このような調整は、色画像FCがある部分におい
て一色に見えるようにレンチキュラーレンズ板BL1の
位置を調整するという簡単な作業によって、容易且つ確
実に行うことができる。
【0050】色画像FCは、その全部について一色に見
えなくても、ある部分について一色に見えれば一応充分
である。色画像FCが斜めに見えたり縞模様に見えたり
する場合は、それらが真っ直ぐに見えるように調整を要
する。
【0051】しかも、画像シートST1上には圧縮画像
FPの延長上に色画像FCを形成しておき、レンチキュ
ラーレンズ板BL1には圧縮画像FP及び色画像FCを
カバーするレンチキュラーレンズ群FL(画像用レンチ
キュラーレンズ群FLf及び位置決め用レンチキュラー
レンズ群FLc)を形成しておくだけでよいので、それ
らの製作も容易であり、ほとんどコストアップには繋が
らない。
【0052】なお、振動の多い場所に保管する場合など
においては、調整の後で必要に応じてそれらを接着剤又
は粘着剤などによって固着し、又はホッチキスなどの機
械的な固定装置によって固定すればよい。
【0053】次に、圧縮画像FPの形成方法の一例を説
明する。生画像として、視差の異なる複数枚、例えば3
枚の写真PA,PB,PCについてのネガフィルムを準
備する。そのような写真PA,PB,PCは、例えば特
開平8−54694号公報などに記載された公知の立体
写真用カメラで被写体を撮影し、印画紙に焼き付けて作
成することができる。また、コンピュータグラフィック
スを利用して作成される種々のイメージ画像、デジタル
カメラにより撮影した画像データなどであってもよい。
これら種々の機材及び方法により作成された画像又は画
像データを用い、印画紙への焼き付け、印画紙へのレー
ザビームによるプリント、用紙への印刷やプリントな
ど、種々の方法により記録して作成することができる。
【0054】準備したネガフィルムを用いて、図5に示
すレンチキュラーレンズ群FL(画像用レンチキュラー
レンズ群FLf及び位置決め用レンチキュラーレンズ群
FLc)と同じレンチキュラーレンズ群FL、又はそれ
と同等のレンチキュラーレンズ群FLを介して、写真印
画紙上に露光して焼き付ける。その際に、各レンチキュ
ラーレンズLLの下に、各写真PA,PB,PCの細長
い部分画像が並んで配置されるように露光する。このよ
うな焼き付けのために、公知の方法を用いることができ
る。露光の後は定着を行っておく。
【0055】また、写真PA,PB,PCをネガフィル
ムとして準備するのでなく、焼き付けられた写真として
準備したときには、次の方法によってもよい。すなわ
ち、例えば、写真PA,PB,PCをイメージスキャナ
によって読み取り、画像データDPA,DPB,DPC
を得る。得られた画像データDPA,DPB,DPC
は、磁気ディスク装置、光磁気ディスク装置、半導体メ
モリなどに格納される。これらの画像データDPA,D
PB,DPCに対し、必要に応じて画像編集を行う。
【0056】画像データDPA,DPB,DPCを横方
向に例えば3分の1に縮小し、又は縦方向に3倍に伸長
し、それを横方向に沿って分割し、それぞれについて多
数の線状の部分画像データDTA,DTB,DTCを生
成する。つまり、例えば1つの画像データDPAから多
数の部分画像データDTA,DTA,DTA…が得られ
る。この分割の際に、どのような割合で分割するか、つ
まり1つの部分画像データDTAの幅の大きさをどのよ
うにするかは、部分画像データDTA,DTB,DTC
に基づいてシートST上に印刷される画像の大きさとレ
ンチキュラーレンズLLの幅WLに依存する。
【0057】生成した部分画像データDTA,DTB,
DTCを、それぞれ1つずつ、この順に配列し、圧縮画
像FPとしてメモリなどに書き込む。圧縮画像FPをメ
モリから読してシート上に印刷する。その際に、基準線
RTをも印刷する。
【0058】上述の実施形態における摺接部CS及び端
縁部STE,BLEが本発明における位置決め装置に相
当する。上述の実施形態においては、1つのレンチキュ
ラーレンズLLの下に、6つの圧縮画像FP1〜6がき
っちり入るようにしたが、6つの圧縮画像FP1〜6が
1つのレンチキュラーレンズLLからはみ出るように、
つまり6つの圧縮画像FP1〜6の合計の幅がレンチキ
ュラーレンズLLの幅WLよりも一定の大きさαだけ大
きくなるようにしてもよい。
【0059】上述の実施形態においては、各レンチキュ
ラーレンズLLの下に6つ又は3つの部分圧縮画像(圧
縮画像FP)が同じ位置に配置されているように説明さ
れているが、その配置位置は、レンチキュラーレンズL
Lの投映角度を考慮して特開平6−309431号に開
示されたようにレンチキュラーレンズLLの位置に応じ
てずらせておくのがよい。
【0060】上述の実施形態においては、各レンチキュ
ラーレンズLLの下に視差の互いに異なる6つ又は3つ
の部分圧縮画像を配置したが、同一の部分圧縮画像を複
数個反復して配置してもよい。例えば、3種類の原画像
についての3種類の圧縮画像FPを、FPA,FPA,
FPB,FPB,FPC,FPCのように、各2つずつ
合計6つの部分圧縮画像を各レンチキュラーレンズLL
の下に配置してもよい。
【0061】上述の実施形態において、色画像FCの色
を他の色としてもよい。また、1つの原画像についての
色画像FC有彩色とし、他の全部を無彩色例えば白又は
黒としてもよい。また、位置合わせ用画像として、色画
像FCではなく、数字、記号、マークなどであってもよ
い。つまり、位置合わせ用画像として例えば数字を用い
た場合には、同一の原画像についての数字が互いに同一
となるように且つ隣合う数字が互いに異なるように、そ
れぞれの数字を決めればよい。例えば、1,2,3,
4,5,6,1,2…というようにすればよい。この場
合に、位置が合ったときには、同じ数字が見えることに
なる。
【0062】上述の実施形態において、位置合わせ用画
像と圧縮画像FPとの間に間隙を設けてもよい。圧縮画
像FPの両端に位置合わせ用画像を設けてもよい。特定
の1つの原画像についての圧縮画像FPに対してのみ位
置合わせ用画像を設けてもよい。第1の角度θ1及び第
2の角度θ2を直角としたが、これ以外の角度であって
もよい。要は、第1の角度θ1と第2の角度θ2とが同
一になればよい。レンチキュラーレンズ群FLを、レン
チキュラーレンズ板の全面に形成してもよい。保持部材
FS,FSを、合成樹脂による成形によって一体に形成
してもよい。その他、立体写真SPT,SPT1の構
成、保持部材FS,FS1、レンチキュラーレンズ板B
L,BL1、画像シートST,ST1の構造、形状、寸
法、圧縮画像FPの種類又は作成方法などは、本発明の
主旨に沿って適宜変更することができる。
【0063】
【発明の効果】請求項1乃至請求項8の発明によると、
圧縮画像とレンチキュラーレンズとの位置合わせを容易
に且つ正確に行うことができる。
【0064】請求項5の発明によると、レンチキュラー
レンズ板及び画像シートが表パネルと裏パネルとの間に
挿入され、容易に脱落しない。請求項3及び請求項6の
発明によると、位置合わせが一層容易である。
【0065】請求項8の発明によると、ある部分におい
て色画像が一色に見えることによって位置が合ったこと
が分かるので、位置合わせが一層容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る位置決め方法を説明するための正
面図である。
【図2】本発明に係る位置決め装置の要部の断面側面図
である。
【図3】本発明に係る位置決め装置を有した立体写真の
外観を示す図である
【図4】図3に示す立体写真の中央を縦方向に断面し且
つ拡大して示す断面側面図である。
【図5】本発明に係る画像シート及びレンチキュラーレ
ンズの構成の例を示す図である。
【図6】画像シート及びレンチキュラーレンズの一部を
拡大して示す図である。
【符号の説明】
BL,BL1 レンチキュラーレンズ板 BLE 端縁部 LL レンチキュラーレンズ FL レンチキュラーレンズ群 FLc 位置決め用レンチキュラーレンズ群 ST,ST1 画像シート STE 端縁部 FP 圧縮画像(圧縮画像群) FC 色画像(位置合わせ用画像) FS,FS1 保持部材 FSS 表パネル FSB 裏パネル FSMa,FSMb 連結部材 CS 摺接部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】視差の異なる複数の原画像についての圧縮
    画像群が形成された画像シートの上に、多数のレンチキ
    ュラーレンズが形成されたレンチキュラーレンズ板を配
    置し、前記レンチキュラーレンズ板を介して前記圧縮画
    像群を観察して立体画像を得るために、前記画像シート
    と前記レンチキュラーレンズ板とを位置決めする方法で
    あって、 前記画像シートの前記圧縮画像の延長上に所定長さの位
    置合わせ用画像を形成するとともに、 前記各位置合わせ用画像を、同一の前記原画像について
    の位置合わせ用画像の内容が互いに同一となるように且
    つ隣合う位置合わせ用画像の内容が互いに異なるように
    形成し、 前記レンチキュラーレンズをその一部が前記位置合わせ
    用画像の上に配置されるように設けておき、 前記レンチキュラーレンズ板を介して前記位置合わせ用
    画像を観察したときに前記位置合わせ用画像の内容が少
    なくとも一部において互いに同一となるように前記位置
    決めを行う、 ことを特徴とするレンチキュラーレンズを用いた立体画
    像のための位置決め方法。
  2. 【請求項2】視差の異なる複数の原画像についての圧縮
    画像群が形成された画像シートの上に、多数のレンチキ
    ュラーレンズが形成されたレンチキュラーレンズ板を配
    置し、前記レンチキュラーレンズ板を介して前記圧縮画
    像群を観察して立体画像を得るために、前記画像シート
    と前記レンチキュラーレンズ板とを位置決めする方法で
    あって、 前記画像シート及び前記レンチキュラーレンズ板に、直
    線状に延びる端縁部をそれぞれ形成し、且つ、 前記画像シートについての端縁部と前記圧縮画像の長手
    方向とのなす角度である第1の角度と、前記レンチキュ
    ラーレンズ板についての前記端縁部と前記レンチキュラ
    ーレンズの長手方向とのなす角度である第2の角度と
    が、互いに実質的に等しくなるように形成しておき、 それぞれの前記端縁部が互いに平行となるように維持し
    た状態で、前記画像シート又は前記レンチキュラーレン
    ズ板を移動させることによって、前記画像シート及び前
    記レンチキュラーレンズ板の位置決めを行う、 ことを特徴とするレンチキュラーレンズを用いた立体画
    像のための位置決め方法。
  3. 【請求項3】前記画像シートの前記圧縮画像の延長上に
    所定長さの位置合わせ用画像を形成するとともに、 前記各位置合わせ用画像を、同一の前記原画像について
    の位置合わせ用画像の内容が互いに同一となるように且
    つ隣合う位置合わせ用画像の内容が互いに異なるように
    形成し、 前記レンチキュラーレンズをその一部が前記位置合わせ
    用画像の上に配置されるように設けておき、 前記レンチキュラーレンズ板を介して前記位置合わせ用
    画像を観察したときに前記位置合わせ用画像の内容が少
    なくとも一部において互いに同一となるように前記位置
    決めを行う、 請求項2記載のレンチキュラーレンズを用いた立体画像
    のための位置決め方法。
  4. 【請求項4】視差の異なる複数の原画像についての圧縮
    画像群が形成された画像シートの上に、多数のレンチキ
    ュラーレンズが形成されたレンチキュラーレンズ板を配
    置し、前記レンチキュラーレンズ板を介して前記圧縮画
    像群を観察して立体画像を得るために、前記画像シート
    と前記レンチキュラーレンズ板とを位置決めする装置で
    あって、 前記画像シート及び前記レンチキュラーレンズ板のそれ
    ぞれの1つの辺に直線状に延びる端縁部が形成されてお
    り、且つ、 前記画像シートについての端縁部と前記圧縮画像の長手
    方向とのなす角度である第1の角度と、前記レンチキュ
    ラーレンズ板についての前記端縁部と前記レンチキュラ
    ーレンズの長手方向とのなす角度である第2の角度と
    が、互いに実質的に等しくなるように形成されており、 それぞれの前記端縁部と摺接する摺接部を有し且つ前記
    画像シート及び前記レンチキュラーレンズ板を保持する
    保持部材が設けられ、 前記画像シート及び前記レンチキュラーレンズ板が、そ
    れぞれの前記端縁部が前記摺接部に摺接した状態で前記
    保持部材に保持されてなる、 ことを特徴とするレンチキュラーレンズを用いた立体画
    像のための位置決め装置。
  5. 【請求項5】前記保持部材は、 方形枠状の表パネルと、 前記表パネルの外形とほぼ等しい外形を有する裏パネル
    と、 前記表パネル又は前記裏パネルにおける少なくとも対向
    する2つの辺の部分に設けられ、前記表パネルと前記裏
    パネルとの間に前記画像シート及び前記レンチキュラー
    レンズ板が挿入可能なように間隙を有した状態でこれら
    を連結する連結部材と、 からなり、 前記摺接部が前記連結部材の少なくとも一方に設けられ
    てなる、 請求項4記載のレンチキュラーレンズを用いた立体画像
    のための位置決め装置。
  6. 【請求項6】前記画像シートの前記圧縮画像の延長上に
    所定長さにわたって形成され、同一の前記原画像につい
    ての内容が互いに同一となるように且つ隣合う内容が互
    いに異なるように形成された位置合わせ用画像と、 前記レンチキュラーレンズ板上にあって前記位置合わせ
    用画像を観察したときに前記位置合わせ用画像の内容が
    少なくとも一部において同一となるように前記位置合わ
    せ用画像の上に配置される位置決め用レンチキュラーレ
    ンズ群と、 を有する請求項4又は請求項5記載のレンチキュラーレ
    ンズを用いた立体画像のための位置決め装置。
  7. 【請求項7】前記画像シートの前記圧縮画像の延長上に
    所定長さにわたって形成され、同一の前記原画像につい
    ての内容が互いに同一となるように且つ隣合う内容が互
    いに異なるように形成された位置合わせ用画像と、 前記レンチキュラーレンズ板上にあって前記位置合わせ
    用画像を観察したときに前記位置合わせ用画像の内容が
    少なくとも一部において同一となるように前記位置合わ
    せ用画像の上に配置される位置決め用レンチキュラーレ
    ンズ群と、 を有することを特徴とするレンチキュラーレンズを用い
    た立体画像のための位置決め装置。
  8. 【請求項8】前記位置合わせ用画像は、色画像である、 請求項6又は請求項7記載のレンチキュラーレンズを用
    いた立体画像のための位置決め装置。
JP9043086A 1997-02-27 1997-02-27 レンチキュラーレンズを用いた立体画像のための位置決め方法及び装置 Pending JPH10239633A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010250144A (ja) * 2009-04-17 2010-11-04 Fujifilm Corp 位置合わせ方法および装置

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JP2010250144A (ja) * 2009-04-17 2010-11-04 Fujifilm Corp 位置合わせ方法および装置

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