JPH1023894A - 試料中の複数種の核酸を検出する方法 - Google Patents

試料中の複数種の核酸を検出する方法

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JPH1023894A
JPH1023894A JP8180674A JP18067496A JPH1023894A JP H1023894 A JPH1023894 A JP H1023894A JP 8180674 A JP8180674 A JP 8180674A JP 18067496 A JP18067496 A JP 18067496A JP H1023894 A JPH1023894 A JP H1023894A
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JP
Japan
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nucleic acid
seq
sample
acid probe
sequence
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Application number
JP8180674A
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English (en)
Inventor
Toshiya Aono
利哉 青野
Motohiro Kondo
元宏 近藤
Hideji Shibata
秀司 柴田
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Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】試料中の複数種の核酸を、アルカリホスフ
ァターゼで標識された核酸プローブおよびこれとは異な
る標識を有する核酸プローブと、1つの容器内で同時に
ハイブリダイズさせ、ハイブリダイズした核酸プローブ
のそれぞれの標識を測定することにより、試料中の複数
種の核酸を検出することを特徴とする試料中の複数種の
核酸の検出方法およびその検出用試薬キット。 【効果】従来個別に測定が必要であった、試料中の複数
の核酸を同時に分別検出することが可能となる。その結
果、定量的増幅反応の増幅産物の測定や共増幅産物の分
別検出が容易にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は試料中の複数種の核
酸を測定する方法に関する。本発明により、試料中の複
数種の核酸を同時に分別検出することが可能となり、定
量的増幅反応の増幅産物の測定や共増幅産物の分別検出
等に有用である。
【0002】
【従来の技術】核酸増幅技術の発展により、試料中の微
量の核酸の分析が可能となってきた。特に近年において
は、従来の定性的な分析に加えて定量的な分析が重要と
なってきている。定量的増幅反応においては、標的核酸
と同時に、既知濃度の内部標準核酸(内部コントロー
ル)、もしくは競合核酸(competitor)など
の定量用核酸の増幅を実施するのが一般的である。この
時、定量用核酸は、試料中に一定量存在する核酸をその
まま用いる場合もあれば、人工的に作製した核酸を添加
する場合もある。定量用核酸の増幅は、標的核酸とは別
の反応容器で行う方法も報告されているが、ほとんどの
場合は同一の反応容器内で行われる。この時、同一容器
内の複数種の核酸を同時に分別定量する方法が望まれる
が、これまでは有効な定量方法は報告されていない。一
方、定性分析においても増幅反応の成否を判定するため
に内部コントロール核酸の使用が望ましい。さらには、
共通配列やプライマーの混合使用による共増幅反応の場
合にも同一反応容器内の複数種の核酸の分別検出法が有
用である。
【0003】試料中の複数種の核酸の定量は、公知の種
々の方法が利用可能であるが、これらの方法は基本的に
は、それぞれの核酸を別々に測定する方法である。複数
種の核酸を同時に測定する方法として、ゲル電気泳動法
が考えられるが、この方法では核酸の長さが異なる場合
しか使用できず、定量的な結果が得られにくい。異なる
蛍光色素で標識された核酸プライマーやプローブを用い
る方法も可能であるが、蛍光色素による標識や蛍光標識
の検出は容易には実施できない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、試料中の複数種の核酸を同時に分別検出する方法を
提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】試料中の複数種の核酸を
同時に分別検出するためには、異なる標識を有するプロ
ーブを用い、特別な分離手段を実施することなく、それ
ぞれの標識を検出する形態がより好ましいと考えられ
る。そこで本発明者らは種々の検討を重ねた結果、試料
中の複数種の核酸を同時に分別検出する方法を確立し、
本発明を完成させるに至った。
【0006】すなわち、本発明は試料中の複数種の核酸
を、アルカリホスファターゼで標識された核酸プローブ
およびこれとは異なる標識を有する核酸プローブと、1
つの容器内で同時にハイブリダイズさせ、ハイブリダイ
ズした核酸プローブのそれぞれの標識を測定することに
より、試料中の複数種の核酸を検出することを特徴とす
る試料中の複数種の核酸の検出方法である。
【0007】また、本発明は試料中の第1標的核酸に相
補的な配列を有するアルカリホスファターゼで標識され
た核酸プローブおよび試料中の第2標的核酸に相補的な
配列を有する、アルカリホスファターゼとは異なる標識
を有する核酸プローブ、それぞれの標識を測定するため
の試薬、ハイブリダイゼーション試薬および反応容器を
含むことを特徴とする試料中の複数種の核酸を検出する
ための試薬キットである。
【0008】さらに、本発明は試料中の核酸を増幅させ
るための増幅試薬、試料中の第1標的核酸に相補的な配
列を有するアルカリホスファターゼで標識された核酸プ
ローブおよび試料中の第2標的核酸に相補的な配列を有
する、アルカリホスファターゼとは異なる標識を有する
核酸プローブ、それぞれの標識を測定するための試薬、
ハイブリダイゼーション試薬および反応容器を含むこと
を特徴とする試料中の複数種の核酸を検出するための試
薬キットである。
【0009】
【発明の実施態様】本発明の一実施態様は、試料中に既
知濃度のVZV核酸定量用内部標準核酸を添加し、配列
番号1および配列番号2の配列をそれぞれ有する2種の
プライマーを使用して増幅反応を行い、試料中のVZV
核酸に由来する増幅産物を配列番号4または配列番号5
の配列を有するアルカリホスファターゼで標識された核
酸プローブにて、および内部標準核酸に由来する増幅産
物を配列番号6または配列番号7の配列を有する、アル
カリホスファターゼとは異なる標識を有する核酸プロー
ブにて検出することを特徴とする試料中のVZV核酸の
定量検出方法である。
【0010】また、本発明の別な実施態様は、配列番号
1および配列番号2の配列をそれぞれ有する2種のプラ
イマーを含む試料中の核酸を増幅させるための増幅試
薬、VZV核酸定量用内部標準核酸、試料中のVZV核
酸に相補的な配列を有するアルカリホスファターゼで標
識された核酸プローブであって、配列番号4または配列
番号5の配列を有する核酸プローブ、および試料中に添
加する内部標準核酸に相補的な配列を有する、アルカリ
ホスファターゼとは異なる標識を有する核酸プローブで
あって、配列番号6または配列番号7の配列を有する核
酸プローブ、それぞれの標識を測定するための試薬、ハ
イブリダイゼーション試薬および反応容器を含むことを
特徴とする試料中のVZV核酸定量検出用試薬キットで
ある。
【0011】本発明のさらに別な実施態様は、第1標的
核酸がHSV−1、第2標的核酸がHSV−2であり、
配列番号8および配列番号9の配列を有する2種のプラ
イマーを用いて増幅反応を行い、試料中のHSV−1核
酸に由来する増幅産物を配列番号10または配列番号1
1の配列を有するアルカリホスファターゼで標識された
核酸プローブにて、およびHSV−2核酸に由来する増
幅産物を配列番号12または配列番号13の配列を有す
るアルカリホスファターゼとは異なる標識を有する核酸
プローブにて検出することを特徴とする試料中のHSV
−1およびHSV−2を分別検出する方法である。
【0012】本発明の別な実施態様は、第1標的核酸が
HSV−1、第2標的核酸がHSV−2であり、配列番
号8および配列番号9の配列をそれぞれ有する2種のプ
ライマーを用いて増幅反応を行い、試料中のHSV−1
核酸に由来する増幅産物を配列番号10または配列番号
11の配列を有するアルカリホスファターゼで標識され
た核酸プローブにて、およびHSV−2核酸に由来する
増幅産物を配列番号12または配列番号13の配列を有
するアルカリホスファターゼとは異なる標識を有する核
酸プローブにて検出することを特徴とする試料中のHS
V−1およびHSV−2を分別検出する方法である。
【0013】また、本発明の別な実施態様は、配列番号
8および配列番号9の配列をそれぞれ有する2種のプラ
イマーを含む試料中の核酸を増幅させるための増幅試
薬、試料中のHSV−1核酸に相補的な配列を有するア
ルカリホスファターゼで標識された核酸プローブであっ
て、配列番号10または配列番号11の配列を有する核
酸プローブ、および試料中のHSV−2に相補的な配列
を有するアルカリホスファターゼとは異なる標識を有す
る核酸プローブであって、配列番号12または配列番号
13の配列を有する核酸プローブ、それぞれの標識を測
定するための試薬、ハイブリダイゼーション試薬および
反応容器を含むことを特徴とする試料中のHSV−1お
よびHSV−2を分別検出用試薬キットである。
【0014】本発明では、まず、試料中の複数種の核酸
を、アルカリホスファターゼで標識された核酸プローブ
およびこれとは異なる標識を有する核酸プローブと、1
つの容器内で同時にハイブリダイズさせる。試料中の複
数種の核酸とは、配列が相違する複数の核酸の意味し、
DNAおよびRNAのいずれであってもよい。1本鎖お
よび2本鎖のいずれであってもよい。その一例は核酸増
幅反応産物である。核酸プローブとは、通常、10〜5
0個のオリゴヌクレオチドを意味し、一方のプローブが
標的核酸、他方のプローブが第2の標的核酸もしくは内
部標準核酸と相補的である。また、ハイブリダイゼーシ
ョンの条件は特に制限されない。
【0015】次いで、本発明ではハイブリダイズした核
酸プローブのそれぞれの標識を測定することにより、試
料中の複数種の核酸を検出するが、ハイブリダイズした
核酸プローブのアルカリホスファターゼ活性は発光法に
より測定する。
【0016】アルカリホスファターゼとは異なる標識と
しては、ビオチン、ペルオキシダーゼなどの酵素類、蛍
光物質、抗原、酵素基質などが例示される。ハイブリダ
イズした核酸プローブのアルカリホスファターゼ活性の
測定法としては、1,2−ジオキセタン類などの発光基
質を使用して、その発光強度を測定する方法がある。ハ
イブリダイズした核酸プローブのペルオキシダーゼ活性
の測定法としては、過酸化水素および色原体、例えば4
−アミノアンチピリンおよびフェノール誘導体またはア
ニリン誘導体などを使用する発色法および発光基質であ
る1,2─ジオキセタン類を使用する発光法がある。ビ
オチンは、ペルオキシダーゼ標識アビジンと反応させた
後、ペルオキシダーゼ活性を発色法または発光法により
測定する。
【0017】本発明では、試料中の複数種の核酸を、ア
ルカリホスファターゼで標識された核酸プローブおよび
これとは異なる標識を有する核酸プローブと、1つの容
器内で同時にハイブリダイズさせる。反応容器として
は、例えばマイクロプレート、ディスポーザブル・チュ
ーブ、プラスティック試験管、バイブリバッグなどがあ
る。反応容器として、マイクロプレートを用いることに
より、より容易に実施可能である。
【0018】本発明の具体例としては、一方のプローブ
はアルカリホスファターゼで標識された核酸プローブで
あり、アルカリホスファターゼ標識でないプローブの標
識はビオチンであり、アルカリホスファターゼ標識を発
光法により測定し、ビオチン標識をペルオキシダーゼ標
識アビジンと反応させた後、ペルオキシダーゼ活性を発
色法または発光法により測定する。
【0019】別の具体例としては、一方のプローブはア
ルカリホスファターゼで標識された核酸プローブであ
り、もう一方のプローブの標識がペルオキシダーゼであ
り、アルカリホスファターゼ標識を発光法により測定
し、また、ペルオキシダーゼ標識を発色法または発光法
により測定することを特徴とする。
【0020】本発明は、第1の標的核酸および第2の標
的核酸もしくは内部標準核酸にそれぞれ特異的でかつ、
一方がアルカリホスファターゼで他方がそれ以外の標識
で標識された核酸プローブ、それぞれの標識を検出する
ための試薬、および複数種の核酸プローブを同時にハイ
ブリダイズさせるための反応容器を含む試料中の核酸を
測定するための試薬キットである。
【0021】また、本発明には標的核酸、および/また
は第2の標的核酸もしくは内部標準核酸が核酸増幅反応
産物である場合も含まれる。
【0022】さらに本発明の別な具体例は、標的核酸、
または第2の標的核酸もしくは内部標準核酸の、いずれ
か一方あるいは両方を増幅させるための増幅試薬、同じ
く標的核酸、および第2の標的核酸もしくは内部標準核
酸にそれぞれ特異的でかつ、一方がアルカリホスファタ
ーゼで他方がそれ以外の標識で標識された核酸プロー
ブ、それぞれの標識を検出するための試薬、および複数
種の核酸プローブを同時にハイブリダイズさせるための
反応容器を含む試料中の核酸を測定するための試薬キッ
トである。
【0023】本発明に先だって増幅反応を実施する場
合、標的核酸と第2の標的核酸もしくは内部定量用核酸
を同時に増幅可能な方法であるならば、特にその種類に
は限定されない。例えば、PCR法(polymerase chain
reaction) 、NASBA法(nucleic acid sequence bas
ed amplification) 、PDA法(primer digestion ampl
ification)、SDA法(strand displacement amplifica
tion) 、Qβレプリカーゼ法等の増幅法が利用可能であ
る。また、標的配列と内部定量用配列を同時に増幅する
方法が、競合増幅であっても、競合増幅でなくてもいず
れの場合であってもよい。試料中に標的核酸および/ま
たは内部定量用核酸配列が十分に存在する場合には、分
別検出に先立つ増幅反応を必要としないことはいうまで
もない。
【0024】本発明の特徴は、1つの容器、例えばマイ
クロプレート内で2種類の核酸のハイブリダイゼーショ
ンを同時に進行させ、プローブの標識の違いを利用し
て、それぞれを別々に測定する方法であり、その一実施
態様は、定量増幅(標的核酸と内部標準核酸の同時増
幅)した産物の測定であり、この場合、標的核酸は1種
である。他の実施態様は、2種の標的核酸を同時に増幅
(第1の標的核酸と第2の標的核酸の同時増幅)した産
物の測定である。
【0025】
【実施例】以下に、本発明の実施例を示すことによっ
て、本発明の効果をより一層明確なものとする。参考例1 材料の調製および基本条件 (A)各種オリゴヌクレオチドの調製 各種オリゴヌクレオチドはABI社DNAシンセサイザ
ー391型を用いて、ホスホアミダイト法にて合成し
た。手法はABI社マニュアルに従い、0.2μMスケ
ールで実施した。各種オリゴヌクレオチドの脱保護はア
ンモニア水で55℃一夜実施した。精製はファルマシア
社製FPLCでMonoQカラムにて実施した。なお、
合成したオリゴヌクレオチドは必要によりJablonski ら
の方法(Nucl. Acid Res. 14:6115-6128, 1986)に従っ
て、アルカリフォスファターゼ(ALP)、もしくはペ
ルオキシダーゼ(POD)を結合させた。また、ビオチ
ン化プローブの合成にはBiotin-ON TMPhosphoramidite
(クロンテック社製)を用いた。
【0026】(B)ウイルス核酸の調製 ウイルス核酸の調製には下記の各標準株を用いた。 ・VZV : Kawaguchi株 ・CMV : AD169株 ・HSV−1 : Seibert株 ・HSV−2 : UW268株 ウイルス核酸は常法により調製した。
【0027】(C)核酸の増幅反応 反応液95μlに核酸溶液5μlを加え、核酸の増幅反
応を行った。反応液組成は以下の通りである。 反応液組成 KCl 50mM Tris−HCl(pH8.3) 10mM MgCl2 1.5mM ゼラチン 0.01% dATP, dCTP, dGTP, dTTP 各0.2mM プライマー 各0.1μM TthDNAポリメラーゼ 40単位/ml
【0028】反応条件は次の通りである。 熱変性: 94℃、1分、 アニーリング:55℃、2分 重合反応: 75℃、1.5分 を30回行った。これらの操作はパーキン−エルマー/
シータス(Perkin-Elmer/Cetus)社のDNAサーマルサイ
クラーを用いて行った。
【0029】(D)捕捉プローブ固相化プレートの調製 固相担体として、ポリスチレン製のマイクロタイタープ
レート(マイクロライト2、ダイナテック社製)を用い
た。(A)で得られた標的核酸用および内部標準核酸
(もしくは第2標的核酸)用の捕捉プローブ用オリゴヌ
クレオチドを50mMほう酸緩衝液で各10pmol/
mlに調製し、1ウェルあたり100μlずつ分注して
固相化した。
【0030】(E)サンドイッチ・ハイブリダイゼーシ
ョン マイクロプレートを用いたサンドイッチ・ハイブリダイ
ゼーションは吉本のシステム(日本臨床検査自動化学会
会誌、20巻、1995)を用い、以下の条件で洗浄工
程まで実施し、検出工程以降はそれぞれの実験に応じて
実施した。 ・試料量 20μl ・ハイブリ1 50℃、60分 ・ハイブリ2 50℃、60分 ・洗浄1 50℃、 5分 (2×SSC,1%SDS) ・洗浄2 室温、 5分 (1×SSC,0.1%Triton X−100)
【0031】(F)内部標準核酸の調製 VZV−DNAの定量用の内部標準核酸は配列表・配列
番号14,15のプライマーを用いて、CMV−DNA
を鋳型にPCR(条件は(C)参照)を実施することに
より調製した。得られた増幅産物は QIAquick-spinカラ
ム(QIAGEN社製)を用いて精製し、吸光光度計により濃
度を決定した。
【0032】実施例1 試料中の複数種の核酸の分別検
出(1) VZV由来増幅核酸精製物1,10,100fmolと
CMV由来増幅核酸精製物を1,10,100fmol
を試料として、配列番号5および7を固相化したプレー
ト上で(E)の条件でサンドイッチ・ハイブリダイゼー
ションを実施した。この際、VZV検出用プローブとし
て配列番号4の配列をアルカリホスファターゼ(AL
P)標識した核酸、内部標準検出用プローブとして配列
番号6の配列をビオチン標識した核酸を同時に使用し
た。洗浄2工程後、100μlのALP発光基質、ルミ
フォス480 (Lumigen 社製)を添加し、37℃で15分
間保温してVZV核酸量を測定した。除液後、1×SS
Cで5回洗浄後、100μlのペルオキシダーゼ(PO
D)標識アビジンを添加し、37℃で60分間保温し
た。0.5%PBSで5回洗浄後、3%のPOD発色
剤、オルトフェニレンジアミン二塩酸塩100μlを添
加し、25℃で60分保温した。200μlの反応停止
液(硫酸)添加後、吸光度計(BIO-TEK 社製)で490
nmの吸光度を測定し、CMV核酸量を測定した(表
1)。対照実験として、ALP発光を実施しない場合の
POD活性を測定した。その結果を表1に示す
【0033】
【表1】
【0034】表1から明らかなように、VZV核酸とC
MV核酸を同時に一つの反応容器で測定することができ
た。
【0035】実施例2 試料中の複数種の核酸の分別検
出(2) 実施例1と同様の条件でアビジン/ビオチン反応、洗浄
まで実施し、発色剤の代わりにPOD用発光基質とし
て、20mMのルミノール(和光純薬製)および2mM
の過酸化水素水溶液100μlを用いて、CMV核酸量
を測定した。その結果を表2に示す。
【0036】
【表2】
【0037】表2から明らかなように、発色検出と同様
にVZV核酸とCMV核酸を同時に一つの反応容器で測
定することができた。
【0038】実施例3 試料中の複数種の核酸の分別検
出(3) 実施例1と同様の条件でビオチン標識プローブの代わり
にPOD直接標識プローブを用い洗浄工程まで実施後、
100μlの20mMルミノール(POD発光基質)お
よび2mM過酸化水素水溶液を用いてCMV核酸量を測
定した。次に、プレートを1×SSCで5回洗浄後、A
LP発光基質を添加しVZV核酸量を測定した。その結
果を表3に示す。
【0039】
【表3】
【0040】表3から明らかなように、ビオチン/アビ
ジン系と同様にVZV核酸とCMV核酸を同時に一つの
反応容器で測定することができた。
【0041】実施例4 試料中のVZV核酸の定量 VZV核酸の存在が疑われる3つの試料各5μlを1,
000コピーの配列番号3の内部標準核酸と共に配列番
号1,2のプライマーを用いて、参考例(C)の条件で
共増幅反応を実施した。また、検量線を得るためにそれ
ぞれ100,1000および10,000コピーの既知
濃度VZV核酸を1,000コピーの内部標準核酸と共
増幅反応を行った。得られた増幅産物を20倍に希釈し
実施例1と同様の条件でサンドイッチ・ハイブリダイゼ
ーションを実施し、VZV増幅産物量と内部標準核酸増
幅産物量を同時に測定した。その結果を表4に示す。
【0042】
【表4】
【0043】表4から明らかなように、3つの試料のV
ZV核酸量はそれぞれ、70,0,1,300コピーで
あると算出された。
【0044】実施例5 共増幅産物の分別検出 HSV−1のみを含む試料、HSV−2のみを含む試
料、HSV−1,2の両方を含む試料、およびいずれも
含まない試料各5μlを配列番号8と9のプライマーを
用いて増幅反応を行った。得られた増幅産物を20倍に
希釈し実施例1と同様の条件でサンドイッチ・ハイブリ
ダイゼーションを実施した。HSV−1用プローブはA
LPで、HSV−2用プローブはビオチンで標識したも
のをそれぞれ用いて、HSV−1増幅産物量とHSV−
2増幅産物量を同時に分別検出を行った。その結果を表
5に示す。
【0045】
【表5】
【0046】表5から明らかなように、HSV−1,2
がそれぞれ単独で存在した場合、または共存した場合で
もそれぞれのウイルスを同時に分別検出することができ
た。
【0047】
【発明の効果】本発明により、従来個別に測定が必要で
あった、試料中の複数の核酸を同時に分別定量すること
が可能となる。その結果、定量的増幅反応の増幅産物の
測定や共増幅産物の分別検出が容易にできる。
【0048】
【配列表】
配列番号:1 配列の長さ:23 配列の型:核酸 鎖の数: 1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列の特徴: 存在位置:1..23 特徴を決定した方法:S 他の特徴:VZVに特異的な配列 配列 GTTTCTCCCA CTGGTACGTC AAG 23
【0049】配列番号:2 配列の長さ:23 配列の型:核酸 鎖の数: 1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列の特徴: 存在位置:1..23 特徴を決定した方法:S 他の特徴:VZVに特異的な配列 配列 CAGTGGCCGC TACGTATAAA CAT 23
【0050】配列番号:3 配列の長さ:330 配列の型:核酸 鎖の数:両形態 トポロジー:直鎖状または環状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列の特徴: 存在位置:1..23 特徴を決定した方法:S 他の特徴:VZVに特異的な配列 存在位置:24..307 特徴を決定した方法:S 他の特徴:CMVに特異的な配列 存在位置:308..330 特徴を決定した方法:S 他の特徴:VZVに特異的な配列 配列 GTTTCTCCCA CTGGTACGTC AAGATGCATG GCCAAGACTA ACTCGCCCAA CTATAAGCTC 60 AACACTATGG CCGAGCTTTA CCTGCGGCAA CGCAAGGATG ACCTGTCTTA CAAGGACATC 120 CCGCGTTGTT TCGTGGCTAA TGCCGAGGGC CGCGCCCAGG TAGGCCGTTA CTGTCTGCAG 180 GACGCCGTAT TGGTGCGCGA TATGTTCAAC ACCATTAATT TTCACTACGA GGCCGGGGCC 240 ATCGCGCGGC TGGCTAAAAT TCCGTTGCGG CGTGTCATCT TTGACGGACA GCAGATCCGT 300 ATCTACAATG TTTATACGTA GCGGCCACTG 330
【0051】配列番号:4 配列の長さ:26 配列の型:核酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列の特徴: 存在位置:1..26 特徴を決定した方法:S 他の特徴:VZVに特異的な配列 配列 TTTTACCACG CTAACGTTAA ATTTTG 26
【0052】配列番号:5 配列の長さ:21 配列の型:核酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列の特徴: 存在位置:1..21 特徴を決定した方法:S 他の特徴:VZVに特異的な配列 配列 TTATGCCACC TTTACAGTTG A 21
【0053】配列番号:6 配列の長さ:24 配列の型:核酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列の特徴: 存在位置:1..24 特徴を決定した方法:S 他の特徴:CMVに特異的な配列 配列 ATTCCGTTGC GGCGTGTCAT CTTT 24
【0054】配列番号:7 配列の長さ:26 配列の型:核酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列の特徴: 存在位置:1..26 特徴を決定した方法:S 他の特徴:CMVに特異的な配列 配列 GTTCAACACC ATTAATTTTC ACTACG 26
【0055】配列番号:8 配列の長さ:26 配列の型:核酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列の特徴: 存在位置:1..26 特徴を決定した方法:S 他の特徴:HSVに共通の配列 配列 GTTTGTGTGT TGTTCGGTCA TAAGCT 26
【0056】配列番号:9 配列の長さ:22 配列の型:核酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列の特徴: 存在位置:1..22 特徴を決定した方法:S 他の特徴:HSVに共通の配列 配列 GCATAGTACA CAGTGATCGG GA 22
【0057】配列番号:10 配列の長さ:25 配列の型:核酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列の特徴: 存在位置:1..25 特徴を決定した方法:S 他の特徴:HSV−1に特異的な配列 配列 AGCGCGAACA ACCAACTACC CCGAT 25
【0058】配列番号:11 配列の長さ:25 配列の型:核酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列の特徴: 存在位置:1..25 特徴を決定した方法:S 他の特徴:HSV−1に特異的な配列 配列 TCAGTTATCC TTAAGGTCTC TTTTG 25
【0059】配列番号:12 配列の長さ:25 配列の型:核酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列の特徴: 存在位置:1..25 特徴を決定した方法:S 他の特徴:HSV−2に特異的な配列 配列 TCCCAATCGA TTTCGCGGGA AGAAC 25
【0060】配列番号:13 配列の長さ:25 配列の型:核酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列の特徴: 存在位置:1..25 特徴を決定した方法:S 他の特徴:HSV−2に特異的な配列 配列 TTCCGGTTTT GGACCAGCTG ACCGA 25
【0061】配列番号:14 配列の長さ:43 配列の型:核酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列の特徴: 存在位置:1..23 特徴を決定した方法:S 他の特徴:VZVに特異的な配列 存在位置:24..43 特徴を決定した方法:S 他の特徴:CMVに特異的な配列 配列 GTTTCTCCCA CTGGTACGTC AAGATGCATG GCCAAGACTA ACT 43
【0062】配列番号:15 配列の長さ:42 配列の型:核酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列の特徴: 存在位置:1..23 特徴を決定した方法:S 他の特徴:VZVに特異的な配列 存在位置:24..42 特徴を決定した方法:S 他の特徴:CMVに特異的な配列 配列 CAGTGGCCGC TACGTATAAA CATTGTAGAT ACGGATCTGC TG 42
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12Q 1/70 7823−4B C12Q 1/70

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料中の複数種の核酸を、アルカリホス
    ファターゼで標識された核酸プローブおよびこれとは異
    なる標識を有する核酸プローブと、1つの容器内で同時
    にハイブリダイズさせ、ハイブリダイズした核酸プロー
    ブのそれぞれの標識を測定することにより、試料中の複
    数種の核酸を検出することを特徴とする試料中の複数種
    の核酸の検出方法。
  2. 【請求項2】 試料中の複数種の核酸が核酸増幅反応産
    物である請求項1記載の試料中の複数種の核酸の検出方
    法。
  3. 【請求項3】 ハイブリダイズした核酸プローブのアル
    カリホスファターゼ活性を発光法により測定する請求項
    1記載の試料中の複数種の核酸の検出方法。
  4. 【請求項4】 アルカリホスファターゼとは異なる標識
    がビオチンであり、ハイブリダイズした核酸プローブの
    アルカリホスファターゼ活性を発光法により測定し、か
    つ、ハイブリダイズした核酸プローブのビオチンをペル
    オキシダーゼ標識アビジンと反応後、該ビオチンと結合
    したペルオキシダーゼ標識アビジンのペルオキシダーゼ
    活性を発色法により測定する請求項1記載の試料中の複
    数種の核酸の検出方法。
  5. 【請求項5】 アルカリホスファターゼとは異なる標識
    がビオチンであり、ハイブリダイズした核酸プローブの
    アルカリホスファターゼ活性を発光法により測定し、か
    つ、ハイブリダイズした核酸プローブのビオチンをペル
    オキシダーゼ標識アビジンと反応後、該ビオチンと結合
    したペルオキシダーゼ標識アビジンのペルオキシダーゼ
    活性を発光法により測定する請求項1記載の試料中の複
    数種の核酸の検出方法。
  6. 【請求項6】 アルカリホスファターゼとは異なる標識
    がペルオキシダーゼであり、ハイブリダイズした核酸プ
    ローブのアルカリホスファターゼ活性を発光法により測
    定し、かつ、ハイブリダイズした核酸プローブのペルオ
    キシダーゼ活性を発色法により測定する請求項1記載の
    試料中の複数種の核酸の検出方法。
  7. 【請求項7】 アルカリホスファターゼとは異なる標識
    がペルオキシダーゼであり、ハイブリダイズした核酸プ
    ローブのアルカリホスファターゼ活性を発光法により測
    定し、かつ、ハイブリダイズした核酸プローブのペルオ
    キシダーゼ活性を発光法により測定する請求項1記載の
    試料中の複数種の核酸の検出方法。
  8. 【請求項8】 反応容器がマイクロプレートである請求
    項1記載の試料中の複数種の核酸の検出方法。
  9. 【請求項9】 試料中の第1標的核酸に相補的な配列を
    有するアルカリホスファターゼで標識された核酸プロー
    ブおよび試料中の第2標的核酸に相補的な配列を有す
    る、アルカリホスファターゼとは異なる標識を有する核
    酸プローブ、それぞれの標識を測定するための試薬、ハ
    イブリダイゼーション試薬および反応容器を含むことを
    特徴とする試料中の複数種の核酸を検出するための試薬
    キット。
  10. 【請求項10】 試料中の核酸を増幅させるための増幅
    試薬、試料中の第1標的核酸に相補的な配列を有するア
    ルカリホスファターゼで標識された核酸プローブおよび
    試料中の第2標的核酸に相補的な配列を有する、アルカ
    リホスファターゼとは異なる標識を有する核酸プロー
    ブ、それぞれの標識を測定するための試薬、ハイブリダ
    イゼーション試薬および反応容器を含むことを特徴とす
    る試料中の複数種の核酸を検出するための試薬キット。
  11. 【請求項11】 試料中に配列番号3の配列を有する既
    知濃度のVZV核酸定量用内部標準核酸を添加し、配列
    番号1および配列番号2の配列をそれぞれ有する2種の
    プライマーを使用して増幅反応を行い、試料中のVZV
    核酸に由来する増幅産物を配列番号4または配列番号5
    の配列を有するアルカリホスファターゼで標識された核
    酸プローブにて、および内部標準核酸に由来する増幅産
    物を配列番号6または配列番号7の配列を有する、アル
    カリホスファターゼとは異なる標識を有する核酸プロー
    ブにて検出することを特徴とする試料中のVZV核酸の
    定量検出方法。
  12. 【請求項12】 配列番号1および配列番号2の配列を
    それぞれ有する2種のプライマーを含む試料中のVZV
    核酸を増幅させるための増幅試薬、配列番号3の配列を
    有するVZV核酸定量用内部標準核酸、試料中のVZV
    核酸に相補的な配列を有するアルカリホスファターゼで
    標識された核酸プローブであって、配列番号4または配
    列番号5の配列を有する核酸プローブ、および試料中に
    添加する内部標準核酸に相補的な配列を有する、アルカ
    リホスファターゼとは異なる標識を有する核酸プローブ
    であって、配列番号6または配列番号7の配列を有する
    核酸プローブ、それぞれの標識を測定するための試薬、
    ハイブリダイゼーション試薬および反応容器を含むこと
    を特徴とする試料中のVZV核酸定量検出用試薬キッ
    ト。
  13. 【請求項13】 第1標的核酸がHSV−1、第2標的
    核酸がHSV−2であり、配列番号8および配列番号9
    の配列をそれぞれ有する2種のプライマーを用いて増幅
    反応を行い、試料中のHSV−1核酸に由来する増幅産
    物を配列番号10または配列番号11の配列を有するア
    ルカリホスファターゼで標識された核酸プローブにて、
    およびHSV−2核酸に由来する増幅産物を配列番号1
    2または配列番号13の配列を有するアルカリホスファ
    ターゼとは異なる標識を有する核酸プローブにて検出す
    ることを特徴とする試料中のHSV−1およびHSV−
    2を分別検出する方法。
  14. 【請求項14】 配列番号8および配列番号9の配列を
    それぞれ有する2種のプライマーを含む試料中のHSV
    核酸を増幅させるための増幅試薬、試料中のHSV−1
    核酸に相補的な配列を有するアルカリホスファターゼで
    標識された核酸プローブであって、配列番号10または
    配列番号11の配列を有する核酸プローブ、および試料
    中のHSV−2に相補的な配列を有するアルカリホスフ
    ァターゼとは異なる標識を有する核酸プローブであっ
    て、配列番号12または配列番号13の配列を有する核
    酸プローブ、それぞれの標識を測定するための試薬、ハ
    イブリダイゼーション試薬および反応容器を含むことを
    特徴とする試料中のHSV−1およびHSV−2の分別
    検出用試薬キット。
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