JPH10238077A - 木床構造及び木床施工方法 - Google Patents
木床構造及び木床施工方法Info
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- JPH10238077A JPH10238077A JP4640097A JP4640097A JPH10238077A JP H10238077 A JPH10238077 A JP H10238077A JP 4640097 A JP4640097 A JP 4640097A JP 4640097 A JP4640097 A JP 4640097A JP H10238077 A JPH10238077 A JP H10238077A
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- concrete slab
- wooden floor
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Abstract
(57)【要約】
【課題】木製床を容易且つ低価格で施工することができ
る木床構造及び木床施工方法を提供すること。 【課題を解決するための手段】コンクリートスラブ51
に立設した複数の支持金具1で木製の根太材2を略平行
に複数配置し、この根太材2上に木製のフローリング材
3を前記根太材2に掛け渡し敷設して構成した木床構造
において、支持金具1は、コンクリートスラブ51に立
設されるねじ棒6と、根太材2の貫通孔4に下方への移
動ができないように嵌入され先端部7aが根太剤の下面
2aから突出し、外周に形成された雄ねじ部7d、ねじ
棒6がねじ込まれる雌ねじ部7aを形成した根太貫通部
材7と、根太貫通部材7が貫通する孔5aを備え根太材
2を保持する保持板5と、根太材貫通部材7の雄ねじ部
7dにねじ込まれ保持板5を根太材2に固定するナット
8とを備えて構成した。
る木床構造及び木床施工方法を提供すること。 【課題を解決するための手段】コンクリートスラブ51
に立設した複数の支持金具1で木製の根太材2を略平行
に複数配置し、この根太材2上に木製のフローリング材
3を前記根太材2に掛け渡し敷設して構成した木床構造
において、支持金具1は、コンクリートスラブ51に立
設されるねじ棒6と、根太材2の貫通孔4に下方への移
動ができないように嵌入され先端部7aが根太剤の下面
2aから突出し、外周に形成された雄ねじ部7d、ねじ
棒6がねじ込まれる雌ねじ部7aを形成した根太貫通部
材7と、根太貫通部材7が貫通する孔5aを備え根太材
2を保持する保持板5と、根太材貫通部材7の雄ねじ部
7dにねじ込まれ保持板5を根太材2に固定するナット
8とを備えて構成した。
Description
【0001】
【発明の技術分野】この発明は、木床構造に係り、特に
屋外に配置される床構造に好適であり、コンクリートス
ラブ上に複数の木製の根太材を略平行に配置し、この根
太材上に木製のフローリング材を掛け渡して敷設して構
成した木床構造、及びこのような構造の木床を施工する
木床の施工方法に関する。
屋外に配置される床構造に好適であり、コンクリートス
ラブ上に複数の木製の根太材を略平行に配置し、この根
太材上に木製のフローリング材を掛け渡して敷設して構
成した木床構造、及びこのような構造の木床を施工する
木床の施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】上述したような木床構造は、一般には屋
外に敷設されたコンクリートスラブ上に、木製の根太材
を複数所定間隔を隔てて互いに平行に支承して、これら
の根太材の間に木製の床材(フローリング材)を敷設し
て固定するようにしている。
外に敷設されたコンクリートスラブ上に、木製の根太材
を複数所定間隔を隔てて互いに平行に支承して、これら
の根太材の間に木製の床材(フローリング材)を敷設し
て固定するようにしている。
【0003】このような外部に配置される木床として例
えば図8に示すものがある。これはコンクリートスラブ
51上に根太材52をねじ棒56とモルタル57とを使
用して支承する構造を採用するものである。
えば図8に示すものがある。これはコンクリートスラブ
51上に根太材52をねじ棒56とモルタル57とを使
用して支承する構造を採用するものである。
【0004】一般にこのような構造において、水はけを
良好にするため、コンクリートスラブ51は外側に向け
所定の傾きをもって下降するように形成する。そして、
このコンクリートスラブ51の養生が終了した後、スラ
ブ51の上に配置すべき部材の位置決めのための墨付け
を行う。
良好にするため、コンクリートスラブ51は外側に向け
所定の傾きをもって下降するように形成する。そして、
このコンクリートスラブ51の養生が終了した後、スラ
ブ51の上に配置すべき部材の位置決めのための墨付け
を行う。
【0005】この墨付けは、コンクリートスラブ51上
に立設するねじ棒56の立設位置、木製の根太材52、
木製のフローリング材53の配置位置を必要に応じてコ
ンクリートスラブ51上に記載するものである。
に立設するねじ棒56の立設位置、木製の根太材52、
木製のフローリング材53の配置位置を必要に応じてコ
ンクリートスラブ51上に記載するものである。
【0006】そして、この墨付けの位置に従って、コン
クリートスラブ51に、振動ドリル等の工具で孔部54
を開設し、孔部54内にエポキシ系の接着剤55を注入
した後ねじ棒56を立設し、接着剤55によって、ねじ
棒56をコンクリートスラブ51上に立設固定する。接
着剤に代えホールアンカーをコンクリートスラブに嵌め
込み、ねじ棒を固定することもある。
クリートスラブ51に、振動ドリル等の工具で孔部54
を開設し、孔部54内にエポキシ系の接着剤55を注入
した後ねじ棒56を立設し、接着剤55によって、ねじ
棒56をコンクリートスラブ51上に立設固定する。接
着剤に代えホールアンカーをコンクリートスラブに嵌め
込み、ねじ棒を固定することもある。
【0007】つぎに、ねじ棒56の位置にあわせて、根
太材52に、ねじ挿入孔61と、ナット取りつけ穴60
を開設する。そして、根太材52をこれらのねじ棒56
の上から被せるようにして取りつけ、根太材52のレベ
ル合わせを行なう。この根太材52のレベル合わせによ
り、それぞれの根太材52の高さの調整と、複数の根太
材52の上面で構成される平面が水平になるように水準
合わせとを行う。
太材52に、ねじ挿入孔61と、ナット取りつけ穴60
を開設する。そして、根太材52をこれらのねじ棒56
の上から被せるようにして取りつけ、根太材52のレベ
ル合わせを行なう。この根太材52のレベル合わせによ
り、それぞれの根太材52の高さの調整と、複数の根太
材52の上面で構成される平面が水平になるように水準
合わせとを行う。
【0008】このレベル合わせには、木製の楔材58,
58を使用する。即ち、根太材52の位置及びレベルを
調節するため、根太材52の下部に、根太材52の下部
を支える木製の楔材58,58を配置して、楔材58,
58の位置を調整することにより根太材52の高さ調整
を行う。ここで、楔材58の下面には接着剤を塗布し、
この接着剤硬化前に根太材52が全体として所定の高さ
位置を保って水平となるよう楔材58,58の位置合わ
せを行い、根太材2のレベルが合わさったならば、ねじ
棒56に、上方からスプリングワッシャ62を嵌め、更
にナット61をねじ込み、根太材52を仮固定する。
58を使用する。即ち、根太材52の位置及びレベルを
調節するため、根太材52の下部に、根太材52の下部
を支える木製の楔材58,58を配置して、楔材58,
58の位置を調整することにより根太材52の高さ調整
を行う。ここで、楔材58の下面には接着剤を塗布し、
この接着剤硬化前に根太材52が全体として所定の高さ
位置を保って水平となるよう楔材58,58の位置合わ
せを行い、根太材2のレベルが合わさったならば、ねじ
棒56に、上方からスプリングワッシャ62を嵌め、更
にナット61をねじ込み、根太材52を仮固定する。
【0009】さらに、根太材の下方にモルタル57を充
填して根太材52をコンクリートスラブ51上に本固定
する。
填して根太材52をコンクリートスラブ51上に本固定
する。
【0010】また、根太材52の上面52aから上側に
ねじ棒56がはみ出しているときには、根太材52の上
面52aからはみ出た突出部分56a(図8中に斜線を
付した)を電動グラインダ等の工具を用いて切断あるい
は研削して、ねじ棒56が根太材52の上方に突出しな
いようにする。
ねじ棒56がはみ出しているときには、根太材52の上
面52aからはみ出た突出部分56a(図8中に斜線を
付した)を電動グラインダ等の工具を用いて切断あるい
は研削して、ねじ棒56が根太材52の上方に突出しな
いようにする。
【0011】その後、上記根太材52上に木製のフロー
リング材53を根太材52の延設方向と直角且つそれぞ
れ所定間隔を開けて平行に位置決めして敷設する。この
フローリング材53の敷設に際しては、フローリング材
53に、ねじ止め用の下穴を開設した後、順次木ねじ
(図示していない)等の取付手段で固定する。
リング材53を根太材52の延設方向と直角且つそれぞ
れ所定間隔を開けて平行に位置決めして敷設する。この
フローリング材53の敷設に際しては、フローリング材
53に、ねじ止め用の下穴を開設した後、順次木ねじ
(図示していない)等の取付手段で固定する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の木床構造及び木床施工方法にあっては、根太材52
をコンクリートスラブ51に固定するときには、根太材
52のレベル合わせのために、根太材52の下に設けた
楔部材58,58、の位置を微妙に調整して根太材52
のレベル位置の調整するものである。このため、施工現
場での作業に手間がかかりコストが嵩むという問題があ
る。
来の木床構造及び木床施工方法にあっては、根太材52
をコンクリートスラブ51に固定するときには、根太材
52のレベル合わせのために、根太材52の下に設けた
楔部材58,58、の位置を微妙に調整して根太材52
のレベル位置の調整するものである。このため、施工現
場での作業に手間がかかりコストが嵩むという問題があ
る。
【0013】即ち、根太材52の高さ調整を楔部材5
8,58を用いて根太52の高さ及びレベルの調整を微
妙に行なうには、施工者がこの作業に熟練している必要
がある。
8,58を用いて根太52の高さ及びレベルの調整を微
妙に行なうには、施工者がこの作業に熟練している必要
がある。
【0014】さらに、ねじ棒を電動グラインダ等で切断
する作業は手間がかかる。即ち、作業者は、安全眼鏡、
防塵マスク等の保安具を装着して作業を行なう必要があ
るし、また安全確保のため十分に注意を払って作業を行
なう必要がある。また、コンクリートスラブ51に近い
低い個所で作業を行なうので、作業者は屈み込んでねじ
棒56の切断、研削を行わなければならず、作業性が良
好でないのである。このように切断、または研削の作業
性が良好でないという問題は、ねじ棒56を防錆の目的
のためステンレススチール製にしている場合には、その
切断、研削速度が低下するため、特に大きくなるなる。
する作業は手間がかかる。即ち、作業者は、安全眼鏡、
防塵マスク等の保安具を装着して作業を行なう必要があ
るし、また安全確保のため十分に注意を払って作業を行
なう必要がある。また、コンクリートスラブ51に近い
低い個所で作業を行なうので、作業者は屈み込んでねじ
棒56の切断、研削を行わなければならず、作業性が良
好でないのである。このように切断、または研削の作業
性が良好でないという問題は、ねじ棒56を防錆の目的
のためステンレススチール製にしている場合には、その
切断、研削速度が低下するため、特に大きくなるなる。
【0015】このため、従来木製床を施工するには手間
とコストが嵩むという問題がある。そこで、本発明は、
木製床を容易且つ低価格で施工することができる木床構
造及び木床施工方法を提供することを目的とする。
とコストが嵩むという問題がある。そこで、本発明は、
木製床を容易且つ低価格で施工することができる木床構
造及び木床施工方法を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本出願では以下の発明をその手段とする。本出願の
第1の発明は、コンクリートスラブ51に立設した複数
の支持金具1で木製の根太材2を略平行に複数配置し、
この根太材2上に木製のフローリング材3を前記根太材
2に掛け渡し敷設して構成した木床構造において、上記
支持金具1は、コンクリートスラブ51に立設されるね
じ棒6と、根太材2の上下方向に貫通された貫通孔4に
下方への移動ができないよう、かつ先端部7eが根太材
2の下面2aから突出するように遊嵌されると共に、根
太材2の下面2aから突出した先端部7eの外周に形成
された雄ねじ部7d及び上記ねじ棒6が取りつけ位置を
調整可能にねじ込まれる雌ねじ部7aを形成した根太貫
通部材7と、上記根太貫通部材7が貫通する孔5aを備
え、根太材2の下面2aに当接して根太材2を保持する
保持板5と、上記根太材貫通部材7の雄ねじ部7dにね
じ込まれ、上記保持板5を根太材2に固定するナット8
とを備えた木床構造である。
め、本出願では以下の発明をその手段とする。本出願の
第1の発明は、コンクリートスラブ51に立設した複数
の支持金具1で木製の根太材2を略平行に複数配置し、
この根太材2上に木製のフローリング材3を前記根太材
2に掛け渡し敷設して構成した木床構造において、上記
支持金具1は、コンクリートスラブ51に立設されるね
じ棒6と、根太材2の上下方向に貫通された貫通孔4に
下方への移動ができないよう、かつ先端部7eが根太材
2の下面2aから突出するように遊嵌されると共に、根
太材2の下面2aから突出した先端部7eの外周に形成
された雄ねじ部7d及び上記ねじ棒6が取りつけ位置を
調整可能にねじ込まれる雌ねじ部7aを形成した根太貫
通部材7と、上記根太貫通部材7が貫通する孔5aを備
え、根太材2の下面2aに当接して根太材2を保持する
保持板5と、上記根太材貫通部材7の雄ねじ部7dにね
じ込まれ、上記保持板5を根太材2に固定するナット8
とを備えた木床構造である。
【0017】本出願の第2の発明は、上記第1の発明に
おいて、上記根太材2の貫通孔4には、上側に係止面4
bを備えた係止段部4aを形成し、根太貫通部材7は、
上端に鍔部材7bを備え、根太材2の上方から嵌入さ
れ、上記鍔部材7bが上記係止段部4aに当接して根太
材2に保持される木床構造である。
おいて、上記根太材2の貫通孔4には、上側に係止面4
bを備えた係止段部4aを形成し、根太貫通部材7は、
上端に鍔部材7bを備え、根太材2の上方から嵌入さ
れ、上記鍔部材7bが上記係止段部4aに当接して根太
材2に保持される木床構造である。
【0018】本出願の第3の発明は、上記第1、又は第
2の発明において、ねじ棒6の上端面6a及び下端面6
bの少なくとも一方には、ねじ棒回転駆動工具係合用の
係合溝10を備えた木床構造である。
2の発明において、ねじ棒6の上端面6a及び下端面6
bの少なくとも一方には、ねじ棒回転駆動工具係合用の
係合溝10を備えた木床構造である。
【0019】本出願の第4の発明は、上記第1、第2、
又は第3の発明において、ねじ棒6の下端部6cは、コ
ンクリートスラブ51に形成された孔部11内に接着剤
13で固定される木床構造である。
又は第3の発明において、ねじ棒6の下端部6cは、コ
ンクリートスラブ51に形成された孔部11内に接着剤
13で固定される木床構造である。
【0020】本出願の第5の発明は、上記第1、第2、
第3、又は第4の発明において、コンクリートスラブ5
1の孔部11には取付金具12が配置され、この取付金
具12は、内面に雌ねじ12cを形成した有底筒体12
aと、この有底筒体12aの外側に固着され、取付金具
12を上記コンクリートスラブ51の上面に高さ方向に
位置決めする鍔部12bとからなり、上記ねじ棒6の下
端部6cはこの取付金具12に上下方向の取付位置を調
整可能にねじこまれて立設される木床構造である。
第3、又は第4の発明において、コンクリートスラブ5
1の孔部11には取付金具12が配置され、この取付金
具12は、内面に雌ねじ12cを形成した有底筒体12
aと、この有底筒体12aの外側に固着され、取付金具
12を上記コンクリートスラブ51の上面に高さ方向に
位置決めする鍔部12bとからなり、上記ねじ棒6の下
端部6cはこの取付金具12に上下方向の取付位置を調
整可能にねじこまれて立設される木床構造である。
【0021】また、本出願の第6の発明は、コンクリー
トスラブ51に複数の支持金具1で木製の根太材2を略
平行に複数配置し、この根太材2上に木製のフローリン
グ材3を前記根太材2に掛け渡し敷設して構成する木床
施工方法において、根太材2には上下方向に貫通孔4を
形成し、上記支持金具1を、ねじ棒6と、根太材2の上
下方向に貫通された貫通孔4に嵌入され、先端部7eが
根太材2の下面2aから突出すると共に、前記下面2a
から突出する先端部7eに形成された雄ねじ部7dと、
上記ねじ棒6がねじ込まれる雌ねじ部7aとを形成した
根太貫通部材7と、前記根太貫通部材7が貫通する孔5
aを備えた保持板5と、前記根太貫通部材7の雄ねじ部
7dにねじ込まれるナット8とを備えて構成し、ねじ棒
6をコンクリートスラブ51に立設し、上記根太貫通部
材7を根太材2の貫通孔4に下方への移動ができないよ
うに嵌入し、上記根太貫通部材7の雌ねじ部7aに上記
ねじ棒6を取りつけ位置を調整してねじ込み、保持板5
を根太材の下面2aに当接させ、上記ナット8を上記根
太貫通部材7の雄ねじ部7dにねじ込み上記保持板5を
根太材2に固定保持する木床施工方法である。
トスラブ51に複数の支持金具1で木製の根太材2を略
平行に複数配置し、この根太材2上に木製のフローリン
グ材3を前記根太材2に掛け渡し敷設して構成する木床
施工方法において、根太材2には上下方向に貫通孔4を
形成し、上記支持金具1を、ねじ棒6と、根太材2の上
下方向に貫通された貫通孔4に嵌入され、先端部7eが
根太材2の下面2aから突出すると共に、前記下面2a
から突出する先端部7eに形成された雄ねじ部7dと、
上記ねじ棒6がねじ込まれる雌ねじ部7aとを形成した
根太貫通部材7と、前記根太貫通部材7が貫通する孔5
aを備えた保持板5と、前記根太貫通部材7の雄ねじ部
7dにねじ込まれるナット8とを備えて構成し、ねじ棒
6をコンクリートスラブ51に立設し、上記根太貫通部
材7を根太材2の貫通孔4に下方への移動ができないよ
うに嵌入し、上記根太貫通部材7の雌ねじ部7aに上記
ねじ棒6を取りつけ位置を調整してねじ込み、保持板5
を根太材の下面2aに当接させ、上記ナット8を上記根
太貫通部材7の雄ねじ部7dにねじ込み上記保持板5を
根太材2に固定保持する木床施工方法である。
【0022】本出願の第7の発明は、上記第6の発明に
おいて、根太材2に開設された貫通孔4に根太貫通部材
7を嵌入し、その後根太材2の少なくとも2ヵ所に設け
た根で根太貫通部材7にねじ棒6をねじ込んでコンクリ
ートスラブ51に対する根太材2のレベル位置を決定
し、さらに、その他の根太貫通部材7取り付け個所にお
ける根太材2の高さ位置を調整してコンクリートスラブ
51に対して同じレベルに固定する木床施工方法であ
る。
おいて、根太材2に開設された貫通孔4に根太貫通部材
7を嵌入し、その後根太材2の少なくとも2ヵ所に設け
た根で根太貫通部材7にねじ棒6をねじ込んでコンクリ
ートスラブ51に対する根太材2のレベル位置を決定
し、さらに、その他の根太貫通部材7取り付け個所にお
ける根太材2の高さ位置を調整してコンクリートスラブ
51に対して同じレベルに固定する木床施工方法であ
る。
【0023】本出願の第8の発明は、上記第6又は第7
の発明において、コンクリートスラブ51上に複数の木
製の根太材2を平行に配置し、この根太材2上に木製の
フローリング材3を掛け渡し敷設する木床施工方法にお
いて、コンクリートスラブ51の所定個所に、根太材2
を支承するねじ棒6の下端部6cを挿入して固定する孔
部11を穿設し、根太材2に対するねじ棒6の上下位置
を調節可能とした根太貫通部材7を根太材2に嵌入し、
該根太貫通部材7を介して根太材2の両端個所を含む複
数の個所にねじ棒6を吊架し、根太材2の少なくとも2
ヵ所に設けたねじ棒6を上記コンクリ−トスラブ1の孔
部11に挿入して、該根太材2に設けた根太貫通部材7
に対するねじ棒6のねじ込み具合を調整して、コンクリ
ートスラブ51に対する根太材2のレベル位置を決定
し、その後、その他のねじ棒6がねじ込まれたそれぞれ
の根太貫通部材7に対する各ねじ棒6のねじ込み位置を
調節して、根太材2をコンクリートスラブ51に対して
同じレベルに固定する木床施工方法である。
の発明において、コンクリートスラブ51上に複数の木
製の根太材2を平行に配置し、この根太材2上に木製の
フローリング材3を掛け渡し敷設する木床施工方法にお
いて、コンクリートスラブ51の所定個所に、根太材2
を支承するねじ棒6の下端部6cを挿入して固定する孔
部11を穿設し、根太材2に対するねじ棒6の上下位置
を調節可能とした根太貫通部材7を根太材2に嵌入し、
該根太貫通部材7を介して根太材2の両端個所を含む複
数の個所にねじ棒6を吊架し、根太材2の少なくとも2
ヵ所に設けたねじ棒6を上記コンクリ−トスラブ1の孔
部11に挿入して、該根太材2に設けた根太貫通部材7
に対するねじ棒6のねじ込み具合を調整して、コンクリ
ートスラブ51に対する根太材2のレベル位置を決定
し、その後、その他のねじ棒6がねじ込まれたそれぞれ
の根太貫通部材7に対する各ねじ棒6のねじ込み位置を
調節して、根太材2をコンクリートスラブ51に対して
同じレベルに固定する木床施工方法である。
【0024】本出願の第9の発明は、上記第6、第7、
又は第8の発明において、ねじ棒6の下端6bに、内面
に上記ねじ棒6の下端6bがねじ込まれる雌ねじを形成
した有底筒体12aと、この有底筒体12aの外側に固
着され、有底筒体12aを上記コンクリートスラブ51
の上面に位置決めする鍔部12bとを備えた取付金具1
2を取り付け、上記取付金具12を介してコンクリート
スラブ51の孔部11に配置して固定する木床施工方法
である。
又は第8の発明において、ねじ棒6の下端6bに、内面
に上記ねじ棒6の下端6bがねじ込まれる雌ねじを形成
した有底筒体12aと、この有底筒体12aの外側に固
着され、有底筒体12aを上記コンクリートスラブ51
の上面に位置決めする鍔部12bとを備えた取付金具1
2を取り付け、上記取付金具12を介してコンクリート
スラブ51の孔部11に配置して固定する木床施工方法
である。
【0025】
【発明の実施の形態】以下本発明に係る木床構造と木床
の施工方法の実施の形態ついて説明する。図1乃至図7
は、本発明に係る木床構造と木床の施工方法の実施の形
態を示すものである。
の施工方法の実施の形態ついて説明する。図1乃至図7
は、本発明に係る木床構造と木床の施工方法の実施の形
態を示すものである。
【0026】〔第1の形態の木床構造〕まず、発明に係
る木床構造の第1の形態について説明する。図1乃至図
6は第1の形態に係る木床構造を示すものである。
る木床構造の第1の形態について説明する。図1乃至図
6は第1の形態に係る木床構造を示すものである。
【0027】本例に係る木床構造は、図3及び図4に示
すように、コンクリートスラブ51に複数の支持金具1
で木製の根太材2を略平行に複数配置し、この根太材2
上に木製のフローリング材3を前記根太材2に掛け渡
し、敷設する構造である。
すように、コンクリートスラブ51に複数の支持金具1
で木製の根太材2を略平行に複数配置し、この根太材2
上に木製のフローリング材3を前記根太材2に掛け渡
し、敷設する構造である。
【0028】本例で、根太材2は、図1に示すように、
断面略矩形の梁状の硬質木製部材である。本例では、根
太材2には支持金具1の根太貫通部材7が取り付けられ
る位置に貫通孔4が、上下方向に貫通して開設されてい
る。
断面略矩形の梁状の硬質木製部材である。本例では、根
太材2には支持金具1の根太貫通部材7が取り付けられ
る位置に貫通孔4が、上下方向に貫通して開設されてい
る。
【0029】この例では、貫通孔4は根太材2の両端部
付近とその間に均等の間隔をあけ、所定個所に設けられ
る。
付近とその間に均等の間隔をあけ、所定個所に設けられ
る。
【0030】そして貫通孔4は上端部を大径にざぐり形
成し、上側に係止面4bを有する係止段部4aを備えて
いる。
成し、上側に係止面4bを有する係止段部4aを備えて
いる。
【0031】また、支持金具1は、図1及び図2に示す
ように、コンクリートスラブ51に立設されるねじ棒6
と、根太材2の上下方向に遊嵌されて先端部7eが根太
材2の下面2aから突出し、さらに貫通孔4に下方への
移動ができないように嵌入され、根太材2の下面2aか
ら先端部7eを含む部分の外周に形成された雄ねじ部7
d及び上記ねじ棒6が取りつけ位置を調整可能にねじ込
まれる雌ねじ部7aを形成した根太貫通部材7とを備え
る。
ように、コンクリートスラブ51に立設されるねじ棒6
と、根太材2の上下方向に遊嵌されて先端部7eが根太
材2の下面2aから突出し、さらに貫通孔4に下方への
移動ができないように嵌入され、根太材2の下面2aか
ら先端部7eを含む部分の外周に形成された雄ねじ部7
d及び上記ねじ棒6が取りつけ位置を調整可能にねじ込
まれる雌ねじ部7aを形成した根太貫通部材7とを備え
る。
【0032】そして、本例では、支持金具1は、根太材
2の下面2aに当接して根太材2を保持する保持板5
と、上記根太材貫通部材7の雄ねじ部7dにねじ込ま
れ、上記保持板5を根太材2に固定するナット8とを備
える。なお、符号9はナット8緩み止めのスプリングワ
ッシャを示している。
2の下面2aに当接して根太材2を保持する保持板5
と、上記根太材貫通部材7の雄ねじ部7dにねじ込ま
れ、上記保持板5を根太材2に固定するナット8とを備
える。なお、符号9はナット8緩み止めのスプリングワ
ッシャを示している。
【0033】根太貫通部材7は、先端部7eの外周に雄
ねじ部7dを形成し、内部に雌ねじ部7aを形成すると
共に、上端部に外側に向けて鍔部材7bを形成した筒状
部材7cである。そして、この根太貫通部材7の外径
は、上記根太材2に開成した貫通孔4よりやや小さいも
のとして、根太貫通部材7を上記貫通孔4に遊嵌するも
のとしている。このような構造により、鍔部材7bが貫
通孔4の係止面4bに上側から当接して、根太貫通部材
7が下方に移動しないものとして形成される。
ねじ部7dを形成し、内部に雌ねじ部7aを形成すると
共に、上端部に外側に向けて鍔部材7bを形成した筒状
部材7cである。そして、この根太貫通部材7の外径
は、上記根太材2に開成した貫通孔4よりやや小さいも
のとして、根太貫通部材7を上記貫通孔4に遊嵌するも
のとしている。このような構造により、鍔部材7bが貫
通孔4の係止面4bに上側から当接して、根太貫通部材
7が下方に移動しないものとして形成される。
【0034】そして、根太貫通部材7の全長は、根太貫
通部材7の先端部7eが根太材2の下面2aから突出す
る十分な長さに形成されている。上述したように、この
先端部7eを含む根太貫通部材7の外周には上記ナット
8がねじ込まれる雄ねじ部7dが形成されている。
通部材7の先端部7eが根太材2の下面2aから突出す
る十分な長さに形成されている。上述したように、この
先端部7eを含む根太貫通部材7の外周には上記ナット
8がねじ込まれる雄ねじ部7dが形成されている。
【0035】保持板5は、中央部に上記根太材貫通部材
7の先端部7eを貫通させる孔5aが開設された円板で
あり、保持板5の直径は、根太材2の幅寸法と略同一と
して形成される。なお、この保持板は他の形状、例えば
方形状でもよい。
7の先端部7eを貫通させる孔5aが開設された円板で
あり、保持板5の直径は、根太材2の幅寸法と略同一と
して形成される。なお、この保持板は他の形状、例えば
方形状でもよい。
【0036】また、上記根太貫通部材7の雌ねじ部7a
には、上記ねじ棒6がねじ込まれ、この根太貫通部材7
と上記ねじ棒6とは上下方向の位置を調整可能に取りつ
けられる。
には、上記ねじ棒6がねじ込まれ、この根太貫通部材7
と上記ねじ棒6とは上下方向の位置を調整可能に取りつ
けられる。
【0037】保持板5は、根太材2にスプリングワッシ
ャ9を介してナット8で固定される。従って、根太材2
は、根太貫通部材7と、ナット8とで圧縮方向で固定さ
れる。
ャ9を介してナット8で固定される。従って、根太材2
は、根太貫通部材7と、ナット8とで圧縮方向で固定さ
れる。
【0038】また、本例では、上記ねじ棒6の上端面6
a及び下端面6bには、ねじ棒回転駆動工具のビット係
合用の係合溝10として十字溝が形成されている。
a及び下端面6bには、ねじ棒回転駆動工具のビット係
合用の係合溝10として十字溝が形成されている。
【0039】そして、この例では、コンクリートスラブ
51の孔部11には、取付金具12が配置され、この取
付金具12に上記ねじ棒6をねじ込んで取り付けるもの
としている。
51の孔部11には、取付金具12が配置され、この取
付金具12に上記ねじ棒6をねじ込んで取り付けるもの
としている。
【0040】この取付金具12は、図5に示すように、
内面12cに雌ねじ12dを形成すると共に底板12e
を備えた有底筒体12aと、この有底筒体12aの外側
に溶接され、この取付金具12を上記コンクリートスラ
ブ51の上面に高さ方向に位置決めする鍔部12bとか
らなる。この取付金具12に上記ねじ棒6の下端部6c
がねじ込まれ、上下方向の取付位置を調整可能にする。
内面12cに雌ねじ12dを形成すると共に底板12e
を備えた有底筒体12aと、この有底筒体12aの外側
に溶接され、この取付金具12を上記コンクリートスラ
ブ51の上面に高さ方向に位置決めする鍔部12bとか
らなる。この取付金具12に上記ねじ棒6の下端部6c
がねじ込まれ、上下方向の取付位置を調整可能にする。
【0041】また、本例では、フローリング材3は、根
太材2に木ねじ14を用いて固定される。この例ではフ
ローリング材3も硬質の木材であり、木ねじ14はフロ
ーリング材3に下孔を開設してからねじ込まれる。
太材2に木ねじ14を用いて固定される。この例ではフ
ローリング材3も硬質の木材であり、木ねじ14はフロ
ーリング材3に下孔を開設してからねじ込まれる。
【0042】〔第1の形態の木床の施工方法〕次に本例
に係る木床を施工する方法について説明する。先ず、根
太材2は予め現場に搬入するより前に加工場、例えばこ
の根太材2を輸入する現地の木材加工場において、施工
現場の仕様に基づいて、貫通孔4が開設されている。
に係る木床を施工する方法について説明する。先ず、根
太材2は予め現場に搬入するより前に加工場、例えばこ
の根太材2を輸入する現地の木材加工場において、施工
現場の仕様に基づいて、貫通孔4が開設されている。
【0043】根太材2は、硬質の材木を使用するもので
あり、その断面寸法を例えば、6cm(幅寸法)×4c
m(高さ寸法)×180cm(長さ)として、両端と、
中央にから約90cm離れた2個所の合計4か所に貫通
孔4(例えば直径20mm)が貫通される。そして貫通
孔の上部には直径約27mmのざぐり孔が形成され、係
止段部4a及び係止面4bが形成される。
あり、その断面寸法を例えば、6cm(幅寸法)×4c
m(高さ寸法)×180cm(長さ)として、両端と、
中央にから約90cm離れた2個所の合計4か所に貫通
孔4(例えば直径20mm)が貫通される。そして貫通
孔の上部には直径約27mmのざぐり孔が形成され、係
止段部4a及び係止面4bが形成される。
【0044】そして、施工直前に支持金具1の根太貫通
部材7が上記貫通孔4に遊嵌されてて配置される。根太
貫通部材7は、例えば溶融亜鉛メッキされた鋼製で直径
約19mmであり上記貫通孔4に抵抗なく配置できる。
この例では、ねじ棒6としてM12のものを使用するた
め、内部に例えばM12の雌ねじ部7aが形成され、直
径約25mmの鍔部材7bが形成されている。
部材7が上記貫通孔4に遊嵌されてて配置される。根太
貫通部材7は、例えば溶融亜鉛メッキされた鋼製で直径
約19mmであり上記貫通孔4に抵抗なく配置できる。
この例では、ねじ棒6としてM12のものを使用するた
め、内部に例えばM12の雌ねじ部7aが形成され、直
径約25mmの鍔部材7bが形成されている。
【0045】施工現場においては、施工仕様に基づい
て、従来と同様にコンクリートスラブ51上に、根太材
2のピッチ寸法、孔部11の位置、床材の割りつけを墨
糸、その他の手段を用いて墨打ちをして、各部材の位置
決めをする。
て、従来と同様にコンクリートスラブ51上に、根太材
2のピッチ寸法、孔部11の位置、床材の割りつけを墨
糸、その他の手段を用いて墨打ちをして、各部材の位置
決めをする。
【0046】次に、このコンクリートスラブ51に墨付
けした孔部11の開設位置に、振動ドリル等の工具を用
いて、所定の直径で所定の深さの孔部11を穿設する。
このとき、コンクリートスラブ51に穿孔される孔部1
1は、例えば、直径は約40mm、深さは約50mmで
ある。
けした孔部11の開設位置に、振動ドリル等の工具を用
いて、所定の直径で所定の深さの孔部11を穿設する。
このとき、コンクリートスラブ51に穿孔される孔部1
1は、例えば、直径は約40mm、深さは約50mmで
ある。
【0047】複数の根太材2をコンクリートスラブ51
上に施工するに際しての手順は種々あるが、先ず最初に
1つの根太材2をレベル合わせして、このレベル合わせ
した根太材2に、長手方向に隣接する次の根太材2を順
次レベル合わせして設置する手順について説明する。
上に施工するに際しての手順は種々あるが、先ず最初に
1つの根太材2をレベル合わせして、このレベル合わせ
した根太材2に、長手方向に隣接する次の根太材2を順
次レベル合わせして設置する手順について説明する。
【0048】まず、根太材2の各貫通孔4に根太貫通部
材7を配置し、根太貫通部材7の根太材2下面2aから
下方に突出した部分に、保持金具5を孔5aを挿通して
取りつける。そして、スプリングワッシャ9を介して根
太貫通部材7の雄ねじ部7dにナット8をねじ込む。こ
れにより、根太貫通部材7と、保持金具5とは根太材2
に固定される。次に、各根太貫通部材7にねじ棒6をね
じ込む。ねじ棒6の直径は適宜選択できるが、この例で
は上述したように12mmのものを使用している。
材7を配置し、根太貫通部材7の根太材2下面2aから
下方に突出した部分に、保持金具5を孔5aを挿通して
取りつける。そして、スプリングワッシャ9を介して根
太貫通部材7の雄ねじ部7dにナット8をねじ込む。こ
れにより、根太貫通部材7と、保持金具5とは根太材2
に固定される。次に、各根太貫通部材7にねじ棒6をね
じ込む。ねじ棒6の直径は適宜選択できるが、この例で
は上述したように12mmのものを使用している。
【0049】通常、ねじ棒6を根太貫通部材7の下側か
らねじ棒6をねじ込むほうが、ねじ棒6の挿入に必要な
ねじ棒6の回転数が少ないため有利である。このときに
は、ねじ棒6の下端面6bに形成した係合溝10に回転
工具のビットを係合させて回転させる。また、根太貫通
部材7を取り付けた根太材2の貫通孔4側からねじ棒6
をねじ込んでもよい。
らねじ棒6をねじ込むほうが、ねじ棒6の挿入に必要な
ねじ棒6の回転数が少ないため有利である。このときに
は、ねじ棒6の下端面6bに形成した係合溝10に回転
工具のビットを係合させて回転させる。また、根太貫通
部材7を取り付けた根太材2の貫通孔4側からねじ棒6
をねじ込んでもよい。
【0050】本例では、ねじ棒6をコンクリートスラブ
51に取付けるのに取付金具12を使用するので、この
段階でねじ棒6の先端に取付金具12を取り付けてお
く。
51に取付けるのに取付金具12を使用するので、この
段階でねじ棒6の先端に取付金具12を取り付けてお
く。
【0051】次に、根太材2をコンクリートスラブ51
上に配置してレベル合わせを行なう。根太材2の両端に
相当する個所のコンクリートスラブ上の孔部11にエポ
キシ樹脂、ウレタン樹脂等からなる接着剤13を充填し
て、根太材2を、コンクリートスラブ51上の所定の個
所に配置し、根太材2の両端に配置したねじ棒6の先端
を差し込む。このときねじ棒6の先端に取付金具12が
取り付けられているので、取付金具12の先端が孔部1
1に入り込む。
上に配置してレベル合わせを行なう。根太材2の両端に
相当する個所のコンクリートスラブ上の孔部11にエポ
キシ樹脂、ウレタン樹脂等からなる接着剤13を充填し
て、根太材2を、コンクリートスラブ51上の所定の個
所に配置し、根太材2の両端に配置したねじ棒6の先端
を差し込む。このときねじ棒6の先端に取付金具12が
取り付けられているので、取付金具12の先端が孔部1
1に入り込む。
【0052】根太材2の上方から、根太材2の両端に取
り付けらたねじ棒6の上端面6aの係合溝10に回転工
具のビットを係合させて回転させることにより、取付金
具12の鍔部12bがコンクリートスラブ52に接触す
るまでねじ棒6を回転させた後、ねじ棒6の下部に取り
付けている取付金具12を手指で回転させて根太材2が
水平で所定の高さになるように調整する。この調整は接
着剤13が硬化する前に行なう。
り付けらたねじ棒6の上端面6aの係合溝10に回転工
具のビットを係合させて回転させることにより、取付金
具12の鍔部12bがコンクリートスラブ52に接触す
るまでねじ棒6を回転させた後、ねじ棒6の下部に取り
付けている取付金具12を手指で回転させて根太材2が
水平で所定の高さになるように調整する。この調整は接
着剤13が硬化する前に行なう。
【0053】この例によれば、同一長さのねじ棒6を使
用したとき、根太材2とコンクリートスラブ51との間
隔を、最大から最小まで、根太材2の孔の深さ分(根太
材の厚み分)と、取付金具12の雌ねじ12dの長さと
を加えた長さ分だけとることができ、同一長さのねじ棒
で様々な寸法調整ができる。これにより、特に、水はけ
用に傾斜して形成したコンクリートスラブ51上に木床
を施工するとき、同一長さのねじ棒で、コンクリートス
ラブ51と根太材2との間隔が異なる個所を施工するこ
とができるものとなる。
用したとき、根太材2とコンクリートスラブ51との間
隔を、最大から最小まで、根太材2の孔の深さ分(根太
材の厚み分)と、取付金具12の雌ねじ12dの長さと
を加えた長さ分だけとることができ、同一長さのねじ棒
で様々な寸法調整ができる。これにより、特に、水はけ
用に傾斜して形成したコンクリートスラブ51上に木床
を施工するとき、同一長さのねじ棒で、コンクリートス
ラブ51と根太材2との間隔が異なる個所を施工するこ
とができるものとなる。
【0054】この調整に当たっては、トランシット、水
準器、張り糸等、を適宜用いる。根太材のレベル調整が
終了すると、次に根太材2の間に位置する2本のねじ棒
6をコンクリートスラブ51に取り付ける。
準器、張り糸等、を適宜用いる。根太材のレベル調整が
終了すると、次に根太材2の間に位置する2本のねじ棒
6をコンクリートスラブ51に取り付ける。
【0055】次に、コンクリートスラブ51上の他の孔
部11に接着剤13を充填し、上記レベル合わせした両
端の支持金具1の間に位置する支持金具1の設定を行な
う。これらの支持金具の1ねじ棒6を、根太材2に設け
られた貫通孔4の上側からねじ棒6の係合溝10に回転
工具のビットを係合させて回転させることにより、取付
金具12の鍔部12bがコンクリートスラブ51の上面
に接触するまでねじ棒6を回転させて下方に移動させ
る。
部11に接着剤13を充填し、上記レベル合わせした両
端の支持金具1の間に位置する支持金具1の設定を行な
う。これらの支持金具の1ねじ棒6を、根太材2に設け
られた貫通孔4の上側からねじ棒6の係合溝10に回転
工具のビットを係合させて回転させることにより、取付
金具12の鍔部12bがコンクリートスラブ51の上面
に接触するまでねじ棒6を回転させて下方に移動させ
る。
【0056】この場合、取付金具12の鍔部12bがコ
ンクリートスラブ51の上面に接触した後まで、ねじ棒
6を回転させても、ねじ棒6が取付金具12にねじ込ま
れるだけで、根太材2の高さは変化しない。これによ
り、両端の支持金具1によってレベル合わせされた根太
材2の中間部における位置決めを行なうことができる。
ンクリートスラブ51の上面に接触した後まで、ねじ棒
6を回転させても、ねじ棒6が取付金具12にねじ込ま
れるだけで、根太材2の高さは変化しない。これによ
り、両端の支持金具1によってレベル合わせされた根太
材2の中間部における位置決めを行なうことができる。
【0057】また、この部分においても、必要に応じて
取付金具12を回転させることにより、該当部分の高さ
を調整することができる。この状態においては、接着材
はまだ硬化しておらず、根太材のレベル調整を行なうこ
とができる。
取付金具12を回転させることにより、該当部分の高さ
を調整することができる。この状態においては、接着材
はまだ硬化しておらず、根太材のレベル調整を行なうこ
とができる。
【0058】そして、1つ根太材の位置が定まったら順
次、次の長さ方向に隣合う根太材の設置を行なう。
次、次の長さ方向に隣合う根太材の設置を行なう。
【0059】このように、所定の領域の根太材について
施工を行ったのち、隣接する根太材間に板材等を釘付け
して接着剤が硬化するまで、仮止めを行う。これによ
り、コンクリートスラブ上への根太材の設置は終了す
る。また、この段階で、根太材2の貫通孔4の内部に接
着剤を注入して、根太材2と支持金具1の根太貫通部材
7及びねじ棒6とを固定することができる。
施工を行ったのち、隣接する根太材間に板材等を釘付け
して接着剤が硬化するまで、仮止めを行う。これによ
り、コンクリートスラブ上への根太材の設置は終了す
る。また、この段階で、根太材2の貫通孔4の内部に接
着剤を注入して、根太材2と支持金具1の根太貫通部材
7及びねじ棒6とを固定することができる。
【0060】なお、コンクリートスラブ上への根太材の
施工は、上述した手順のように根太材を順次配置しなが
ら行わなくとも、全ての根太材をコンクリートスラブ上
に配置してから、根太材のレベル合わせを順次行なうこ
とができる。
施工は、上述した手順のように根太材を順次配置しなが
ら行わなくとも、全ての根太材をコンクリートスラブ上
に配置してから、根太材のレベル合わせを順次行なうこ
とができる。
【0061】また、2本の根太材2の両端が突き合わさ
れる個所(図4中Aで示した)に、本例と形状が異な
り、両根太材2の端部を支持することができる支持金具
20を設け、1つの支持金具7で2つの根太材2を支持
するものとし、中間部を本例にかかる支持金具1で支持
するものとすることができる。
れる個所(図4中Aで示した)に、本例と形状が異な
り、両根太材2の端部を支持することができる支持金具
20を設け、1つの支持金具7で2つの根太材2を支持
するものとし、中間部を本例にかかる支持金具1で支持
するものとすることができる。
【0062】所定の範囲のコンクリートスラブ上に根太
材設置したのち、フローリング材を取付ける。フローリ
ング材3は、図3及び図4に示すように、根太材に対し
て直交方向に取りつけられる。フローリング材3は通常
厚さ20〜30mm、幅100〜300mm、長さ12
00〜3000mmであり、それぞれのフローリング材
3は、雨水等を排水するためそれぞれ幅方向には約5m
m〜7mmの間隔を設けて配置される。
材設置したのち、フローリング材を取付ける。フローリ
ング材3は、図3及び図4に示すように、根太材に対し
て直交方向に取りつけられる。フローリング材3は通常
厚さ20〜30mm、幅100〜300mm、長さ12
00〜3000mmであり、それぞれのフローリング材
3は、雨水等を排水するためそれぞれ幅方向には約5m
m〜7mmの間隔を設けて配置される。
【0063】この例では、上述したようにフローリング
材3は、根太材2に木ねじ14を用いて固定される。木
ねじ14の上には図1及び図2に示すように木栓15を
配置して、木ねじ14の頭が見えないようにすることが
できる。
材3は、根太材2に木ねじ14を用いて固定される。木
ねじ14の上には図1及び図2に示すように木栓15を
配置して、木ねじ14の頭が見えないようにすることが
できる。
【0064】また、本発明では、図7に示すようにねじ
棒6の下端部6cを、コンクリートスラブ51に形成さ
れた孔部11内に接着剤13で固定することができる。
この場合には取付金具12は使用せずに、内孔に雌ねじ
がねじ切りされた鍔部材17を使用する。
棒6の下端部6cを、コンクリートスラブ51に形成さ
れた孔部11内に接着剤13で固定することができる。
この場合には取付金具12は使用せずに、内孔に雌ねじ
がねじ切りされた鍔部材17を使用する。
【0065】この場合には、図7に示すようにねじ棒6
を根太材2の上方から回転させることにより根太材2の
レベル調整を行なう。まず、コンクリートスラブ51の
孔部11に接着剤13を充填しておく。そして、鍔部材
17をねじ棒6の中間部付近まで移動させておき、ねじ
棒6を回転させ、下方に移動させる。ねじ棒6の下端
が、コンクリートスラブ51の接着剤13が充填された
孔部11の底壁11aに接触させる。この場合ねじ棒6
の根太貫通部材7からの繰り出し量により根太材2の高
さ調整を行なうことができる。高さ調整の終了後、鍔部
材17を回転下降させ、コンクリートスラブ51の上面
に接触させ、ねじ棒6を安定させる。この例によれば、
取付金具12が不要となり構成が簡単でコストが低下す
る。
を根太材2の上方から回転させることにより根太材2の
レベル調整を行なう。まず、コンクリートスラブ51の
孔部11に接着剤13を充填しておく。そして、鍔部材
17をねじ棒6の中間部付近まで移動させておき、ねじ
棒6を回転させ、下方に移動させる。ねじ棒6の下端
が、コンクリートスラブ51の接着剤13が充填された
孔部11の底壁11aに接触させる。この場合ねじ棒6
の根太貫通部材7からの繰り出し量により根太材2の高
さ調整を行なうことができる。高さ調整の終了後、鍔部
材17を回転下降させ、コンクリートスラブ51の上面
に接触させ、ねじ棒6を安定させる。この例によれば、
取付金具12が不要となり構成が簡単でコストが低下す
る。
【0066】尚、本発明にかかる木床構造は、施工する
木床の全ての部分に使用することができるほか、その一
部について使用することができる。即ち、根太材の両端
部に上述した支持金具20を使用した床構造を採用し
て、根太の中間の部分について第1の実施形態に係る支
持金具を使用するものとすることができる。これらの選
択は、各施工個所により適宜選択することができる。
木床の全ての部分に使用することができるほか、その一
部について使用することができる。即ち、根太材の両端
部に上述した支持金具20を使用した床構造を採用し
て、根太の中間の部分について第1の実施形態に係る支
持金具を使用するものとすることができる。これらの選
択は、各施工個所により適宜選択することができる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コンクリートスラブ上に木製の根太材を取付金具を用い
て迅速に施工することができるので、木製床を容易且つ
低価格で施工することができる木床構造及び木床施工方
法を提供することができる。
コンクリートスラブ上に木製の根太材を取付金具を用い
て迅速に施工することができるので、木製床を容易且つ
低価格で施工することができる木床構造及び木床施工方
法を提供することができる。
【図1】本発明に係る木床構造の実施の形態の一例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図2】図1に示した木床構造を示す図1中のII−II線
断面図である。
断面図である。
【図3】図1に示した木床構造を示す一部切欠き斜視図
である。
である。
【図4】図1に示した木床構造を示す平面図である。
【図5】図1に示した木床構造の取付金具を示す断面図
である。
である。
【図6】図1に示した木床構造のねじ棒の係合溝を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図7】本発明に係る木床構造の実施の形態の他の例を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図8】従来の木床構造を示す断面図である。
1 支持金具 2 根太材 3 フローリング材 4 貫通孔 5 保持板 6 ねじ棒 7 根太貫通部材 8 ナット 9 スプリングワッシャ 10 係合溝 11 孔部 12 取付金具 13 接着剤
Claims (9)
- 【請求項1】 コンクリートスラブ(51)に立設した
複数の支持金具(1)で木製の根太材(2)を略平行に
複数配置し、この根太材(2)上に木製のフローリング
材(3)を前記根太材(2)に掛け渡し敷設して構成し
た木床構造において、 上記支持金具(1)は、 コンクリートスラブ(51)に立設されるねじ棒(6)
と、 根太材(2)の上下方向に貫通された貫通孔(4)に下
方への移動ができないよう、かつ先端部(7e)が根太
材(2)の下面(2a)から突出するように遊嵌される
と共に、根太材(2)の下面(2a)から突出した先端
部(7e)の外周に形成された雄ねじ部(7d)及び上
記ねじ棒(6)が取りつけ位置を調整可能にねじ込まれ
る雌ねじ部(7a)を形成した根太貫通部材(7)と、 上記根太貫通部材(7)が貫通する孔(5a)を備え、
根太材(2)の下面(2a)に当接して根太材(2)を
保持する保持板(5)と、 上記根太材貫通部材(7)の雄ねじ部(7d)にねじ込
まれ、上記保持板(5)を根太材(2)に固定するナッ
ト(8)とを備えた木床構造。 - 【請求項2】 上記根太材(2)の貫通孔(4)には、
上側に係止面(4b)を備えた係止段部(4a)を形成
し、 根太貫通部材(7)は、上端に鍔部材(7b)を備え、
根太材(2)の上方から嵌入され、上記鍔部材(7b)
が上記係止段部(4a)に当接して根太材(2)に保持
される請求項1記載の木床構造。 - 【請求項3】 上記ねじ棒(6)の上端面(6a)及び
下端面(6b)の少なくとも一方には、ねじ棒回転駆動
工具係合用の係合溝(10)を備えた請求項1、又は請
求項2記載の木床構造。 - 【請求項4】 上記ねじ棒(6)の下端部(6c)は、
コンクリートスラブ(51)に形成された孔部(11)
内に接着剤(13)で固定される請求項1、請求項2、
又は請求項3記載の木床構造。 - 【請求項5】 コンクリートスラブ(51)の孔部(1
1)には取付金具(12)が配置され、 この取付金具(12)は、内面に雌ねじ(12c)を形
成した有底筒体(12a)と、この有底筒体(12a)
の外側に固着され、取付金具(12)を上記コンクリー
トスラブ(51)の上面に高さ方向に位置決めする鍔部
(12b)とからなり、 上記ねじ棒(6)の下端部(6c)はこの取付金具(1
2)に上下方向の取付位置を調整可能にねじこまれて立
設される請求項1、請求項2、請求項3、又は請求項4
記載の木床構造。 - 【請求項6】 コンクリートスラブ(51)に複数の支
持金具(1)で木製の根太材(2)を略平行に複数配置
し、この根太材(2)上に木製のフローリング材(3)
を前記根太材(2)に掛け渡し敷設して構成する木床施
工方法において、 根太材(2)には上下方向に貫通孔(4)を形成し、上
記支持金具(1)を、ねじ棒(6)と、 根太材(2)の上下方向に貫通された貫通孔(4)に嵌
入され、先端部(7e)が根太材(2)の下面(2a)
から突出すると共に、前記下面(2a)から突出する先
端部(7e)に形成された雄ねじ部(7d)、及び上記
ねじ棒(6)がねじ込まれる雌ねじ部(7a)を形成し
た根太貫通部材(7)と、 前記根太貫通部材(7)が貫通する孔(5a)を備えた
保持板(5)と、 前記根太貫通部材(7)の雄ねじ部(7d)にねじ込ま
れるナット(8)とを備えて構成し、 ねじ棒(6)をコンクリートスラブ(51)に立設し、 上記根太貫通部材(7)を根太材(2)の貫通孔(4)
に下方への移動ができないように嵌入し、 上記根太貫通部材(7)の雌ねじ部(7a)に上記ねじ
棒(6)を取りつけ位置を調整してねじ込み、 保持板(5)を根太材の下面(2a)に当接させ、上記
ナット(8)を上記根太貫通部材(7)の雄ねじ部(7
d)にねじ込み上記保持板(5)を根太材(2)に固定
保持する木床施工方法。 - 【請求項7】 根太材(2)に開設された貫通孔(4)
に根太貫通部材(7)を嵌入し、 その後根太材(2)の少なくとも2ヵ所に設けた根太貫
通部材(7)にねじ棒(6)をねじ込んでコンクリート
スラブ(51)に対する根太材(2)のレベル位置を決
定し、 さらに、その他の根太貫通部材(7)取り付け個所にお
ける根太材(2)の高さ位置を調整してコンクリートス
ラブ(51)に対して同じレベルに固定する請求項6記
載の木床施工方法。 - 【請求項8】 コンクリートスラブ(51)上に複数の
木製の根太材(2)を平行に配置し、この根太材(2)
上に木製のフローリング材(3)を掛け渡し敷設する木
床施工方法において、 コンクリートスラブ(51)の所定個所に、根太材
(2)を支承するねじ棒(6)の下端部(6c)を挿入
して固定する孔部(11)を穿設し、 根太材(2)に対するねじ棒(6)の上下位置を調節可
能とした根太貫通部材(7)を根太材(2)に嵌入し、
該根太貫通部材(7)を介して根太材(2)の両端個所
を含む複数の個所にねじ棒(6)を吊架し、 根太材(2)の少なくとも2ヵ所に設けたねじ棒(6)
を上記コンクリートスラブ(1)の孔部(11)に挿入
して、該根太材(2)に設けた根太貫通部材(7)に対
するねじ棒(6)のねじ込み具合を調整して、コンクリ
ートスラブ(51)に対する根太材(2)のレベル位置
を決定し、その後、その他のねじ棒(6)がねじ込まれ
たそれぞれの根太貫通部材(7)に対する各ねじ棒
(6)のねじ込み位置を調節して、根太材(2)をコン
クリートスラブ(51)に対して同じレベルに固定する
請求項6又は請求項7記載の木床施工方法。 - 【請求項9】 上記ねじ棒(6)の下端部(6c)に、
内面に上記ねじ棒(6)の下端部(6c)がねじ込まれ
る雌ねじ(12c)を形成した有底筒体(12a)と、
この有底筒体(12a)の外側に固着され、有底筒体
(12a)を上記コンクリートスラブ(51)の上面に
位置決めする鍔部(12b)とを備えた取付金具(1
2)を取り付け、 上記取付金具(12)を介してコンクリートスラブ(5
1)の孔部(11)に配置して固定する請求項6、請求
項7、又は請求項8記載の木床施工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4640097A JPH10238077A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 木床構造及び木床施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4640097A JPH10238077A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 木床構造及び木床施工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10238077A true JPH10238077A (ja) | 1998-09-08 |
Family
ID=12746115
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4640097A Pending JPH10238077A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 木床構造及び木床施工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10238077A (ja) |
-
1997
- 1997-02-28 JP JP4640097A patent/JPH10238077A/ja active Pending
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