JPH10236388A - 船舶の動揺軽減装置 - Google Patents
船舶の動揺軽減装置Info
- Publication number
- JPH10236388A JPH10236388A JP4411097A JP4411097A JPH10236388A JP H10236388 A JPH10236388 A JP H10236388A JP 4411097 A JP4411097 A JP 4411097A JP 4411097 A JP4411097 A JP 4411097A JP H10236388 A JPH10236388 A JP H10236388A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hull
- air
- airbag
- sway
- ship
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 構造が比較的簡単な装置でありながら、船舶
の動揺を軽減し得る船舶の動揺軽減装置を提供する。 【解決手段】 船体８の左右両舷および船首尾８１，８
２から張り出したアーム３によって膨張収縮式エアーバ
ック１を海面Ｗ下に位置させるとともに、該膨張収縮式
エアーバック１を選択的に膨張収縮させる。
の動揺を軽減し得る船舶の動揺軽減装置を提供する。 【解決手段】 船体８の左右両舷および船首尾８１，８
２から張り出したアーム３によって膨張収縮式エアーバ
ック１を海面Ｗ下に位置させるとともに、該膨張収縮式
エアーバック１を選択的に膨張収縮させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、高波浪などの悪海
象下において、船舶の動揺を軽減するのに極めて有効な
船舶の動揺軽減装置に関するものである。
象下において、船舶の動揺を軽減するのに極めて有効な
船舶の動揺軽減装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、船舶の動揺軽減装置としては、船
舶の横揺れを軽減するものと、船舶の縦揺れを軽減する
ものとがある。前者には、フィンスタビライザー、アン
チローリングタンク、可変質量型減揺装置などがあり、
後者には、アンチピッチングタンク、アンチピッチング
フィンなどがある。
舶の横揺れを軽減するものと、船舶の縦揺れを軽減する
ものとがある。前者には、フィンスタビライザー、アン
チローリングタンク、可変質量型減揺装置などがあり、
後者には、アンチピッチングタンク、アンチピッチング
フィンなどがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フィン
スタビライザーは、他の横揺れ軽減装置に比べて効果が
あるものの高価である。一方、アンチローリングタンク
は、自由に動くことができる水の運動を利用するため、
必ずしも理想的な横揺れ減衰力を得ることが難しい面が
あるとともに、本装置は、タンク内の水の固有周期が船
の横揺れ固有周期にぴったり合致した時だけしか効果を
発揮できないので、船の横揺れ周期が積荷の関係などで
変化する場合には効果が半減する。
スタビライザーは、他の横揺れ軽減装置に比べて効果が
あるものの高価である。一方、アンチローリングタンク
は、自由に動くことができる水の運動を利用するため、
必ずしも理想的な横揺れ減衰力を得ることが難しい面が
あるとともに、本装置は、タンク内の水の固有周期が船
の横揺れ固有周期にぴったり合致した時だけしか効果を
発揮できないので、船の横揺れ周期が積荷の関係などで
変化する場合には効果が半減する。
【０００４】また、可変質量型減揺装置は、船内で重り
を左右に動かすことによって船の横揺れを減少させる装
置であるが、機構がやや複雑である。また、重い質量を
動かすための余分なエネルギーが必要になる。一方、船
が縦揺する場合は、水から受ける力が横揺れの場合に比
べて格段に大きいため、アンチピッチングタンク、アン
チピッチングフィンなどの少々の大きさの装置では、揺
れを効果的に軽減することが期待できないため、本装置
を採用している大型船は少ない。
を左右に動かすことによって船の横揺れを減少させる装
置であるが、機構がやや複雑である。また、重い質量を
動かすための余分なエネルギーが必要になる。一方、船
が縦揺する場合は、水から受ける力が横揺れの場合に比
べて格段に大きいため、アンチピッチングタンク、アン
チピッチングフィンなどの少々の大きさの装置では、揺
れを効果的に軽減することが期待できないため、本装置
を採用している大型船は少ない。
【０００５】本発明は、係る従来の問題を解決するため
になされたものであって、構造が比較的簡単な装置であ
りながら、船舶の動揺を軽減し得る船舶の動揺軽減装置
を提供することにある。
になされたものであって、構造が比較的簡単な装置であ
りながら、船舶の動揺を軽減し得る船舶の動揺軽減装置
を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係る
船舶の動揺軽減装置は、船体の左右両舷および船首尾か
ら張り出したアームによって膨張収縮式エアーバックを
海面下に位置させるとともに、該膨張収縮式エアーバッ
クを選択的に膨張収縮させるように構成されている。
船舶の動揺軽減装置は、船体の左右両舷および船首尾か
ら張り出したアームによって膨張収縮式エアーバックを
海面下に位置させるとともに、該膨張収縮式エアーバッ
クを選択的に膨張収縮させるように構成されている。
【０００７】このように、船体の左右両舷および船首尾
から張り出したアームによって海面下に位置させた膨張
収縮式エアーバックを選択的に膨張収縮させることによ
り、船舶の動揺、つまり、横揺れや縦揺れを効果的に軽
減できる。また、膨張収縮式エアーバックをアームごと
船体から出し入れすることにより、好海象時にエアーバ
ックを船体内に格納できるから、船体抵抗を増大させる
ことがない。
から張り出したアームによって海面下に位置させた膨張
収縮式エアーバックを選択的に膨張収縮させることによ
り、船舶の動揺、つまり、横揺れや縦揺れを効果的に軽
減できる。また、膨張収縮式エアーバックをアームごと
船体から出し入れすることにより、好海象時にエアーバ
ックを船体内に格納できるから、船体抵抗を増大させる
ことがない。
【０００８】更に、船体の動揺角度を検出する動揺角度
検出器と、船体の動揺周期を検出する動揺周期検出器
と、膨張収縮式エアーバックを選択的に膨張収縮させる
弁制御装置と、膨張収縮式エアーバックを備えたアーム
の出し入れを行う操作装置を備えることにより、船舶の
動揺を自動的に軽減することができる。この場合、アー
ムの出し入れのみを手動に切り換えることも可能であ
る。
検出器と、船体の動揺周期を検出する動揺周期検出器
と、膨張収縮式エアーバックを選択的に膨張収縮させる
弁制御装置と、膨張収縮式エアーバックを備えたアーム
の出し入れを行う操作装置を備えることにより、船舶の
動揺を自動的に軽減することができる。この場合、アー
ムの出し入れのみを手動に切り換えることも可能であ
る。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施の
形態を説明する。図１に示すように、船体８は、左右両
舷に、夫々、アーム３を備えている。更に、船首８１に
左右一対のアーム３を備えるとともに、船尾８２に左右
一対のアーム３を備えている。
形態を説明する。図１に示すように、船体８は、左右両
舷に、夫々、アーム３を備えている。更に、船首８１に
左右一対のアーム３を備えるとともに、船尾８２に左右
一対のアーム３を備えている。
【００１０】図３に示すように、各アーム３の先端に取
り付けたエアーバック保護フレーム１３は、内部に膨張
収縮式エアーバック１を保有している。そして、アーム
３を操作することによりエアーバック１を保護フレーム
１３と一緒に船体内に格納したり、海面下に位置させる
ことができるようになっている。エアーバック保護フレ
ーム１３は、流木などからエアーバック１の損傷を防止
するためのものであってフレーム１３自体に無用な浮力
が生じないように周囲に多数の孔１５を有している。ま
た、エアーバック１は、通常は、実線で示すように、扁
平になっている。そして、内部に圧縮空気が充填される
と、二点破線のように膨張して浮力を生じ、後述する開
放弁２が開くと、自己収縮力によって実線で示す形状に
復帰する。なお、所望により、自己収縮力のほか、シリ
ンダーなどの機器を用いてエアーバック１内の圧縮空気
を強制的に放出するようにしてもよい。
り付けたエアーバック保護フレーム１３は、内部に膨張
収縮式エアーバック１を保有している。そして、アーム
３を操作することによりエアーバック１を保護フレーム
１３と一緒に船体内に格納したり、海面下に位置させる
ことができるようになっている。エアーバック保護フレ
ーム１３は、流木などからエアーバック１の損傷を防止
するためのものであってフレーム１３自体に無用な浮力
が生じないように周囲に多数の孔１５を有している。ま
た、エアーバック１は、通常は、実線で示すように、扁
平になっている。そして、内部に圧縮空気が充填される
と、二点破線のように膨張して浮力を生じ、後述する開
放弁２が開くと、自己収縮力によって実線で示す形状に
復帰する。なお、所望により、自己収縮力のほか、シリ
ンダーなどの機器を用いてエアーバック１内の圧縮空気
を強制的に放出するようにしてもよい。
【００１１】図２に示すように、船体８は、空気圧縮機
６１を有しており、この空気圧縮機６１に接続された接
続管１６は、左右のエアーバック１ａ，１ｂに連通する
空気管４１に連接されている。そして、空気管４１は、
エアーバック１ａの近傍に位置して制御弁５ａを有する
とともに、エアーバック１ａと制御弁５ａの中間部にお
いて空気管４１から分岐した分岐管４ａに開放弁２ａを
備えている。更に、空気管４１は、エアーバック１ｂの
近傍に位置して制御弁５ｂを有するとともに、エアーバ
ック１ｂと制御弁５ｂの中間部において空気管４１から
分岐した分岐管４ｂに開放弁２ｂを備えている。
６１を有しており、この空気圧縮機６１に接続された接
続管１６は、左右のエアーバック１ａ，１ｂに連通する
空気管４１に連接されている。そして、空気管４１は、
エアーバック１ａの近傍に位置して制御弁５ａを有する
とともに、エアーバック１ａと制御弁５ａの中間部にお
いて空気管４１から分岐した分岐管４ａに開放弁２ａを
備えている。更に、空気管４１は、エアーバック１ｂの
近傍に位置して制御弁５ｂを有するとともに、エアーバ
ック１ｂと制御弁５ｂの中間部において空気管４１から
分岐した分岐管４ｂに開放弁２ｂを備えている。
【００１２】図１に示すように、船体８は、空気圧縮機
６２を有しており、この空気圧縮機６２に接続された接
続管１７は、船首尾方向に配設された空気管４２に接続
されている。この空気管４２の先端部は、分岐し、船首
部のエアーバック１ｃ，１ｃに連通している。これらの
第１分岐管１８は、夫々、制御弁５ｃを備えている。更
に、制御弁５ｃとエアーバック１ｃとの中間部位におい
て第１分岐管１８から分岐した第２分岐管１９には、夫
々、開放弁２ｃが設けられている。
６２を有しており、この空気圧縮機６２に接続された接
続管１７は、船首尾方向に配設された空気管４２に接続
されている。この空気管４２の先端部は、分岐し、船首
部のエアーバック１ｃ，１ｃに連通している。これらの
第１分岐管１８は、夫々、制御弁５ｃを備えている。更
に、制御弁５ｃとエアーバック１ｃとの中間部位におい
て第１分岐管１８から分岐した第２分岐管１９には、夫
々、開放弁２ｃが設けられている。
【００１３】また、上記空気管４２の後端部は、分岐
し、船首部のエアーバック１ｄ，１ｄに連通している。
これらの第１分岐管２０は、夫々、制御弁５ｄを備えて
いる。更に、制御弁５ｄとエアーバック１ｄとの中間部
位において第１分岐管２０から分岐した第２分岐管２１
には、夫々、開放弁２ｄが設けられている。また、船体
８は、集中制御装置７を備えている。この集中制御装置
７は、図４に示す如く、船体８の動揺角度を検出する動
揺角度検出器９と、船体８の動揺周期を検出する動揺周
期検出器１０と、膨張収縮式エアーバックを選択的に膨
張収縮させる弁制御装置１１と、膨張収縮式エアーバッ
クを備えたアームの出し入れを行う操作装置１２を備え
ている。
し、船首部のエアーバック１ｄ，１ｄに連通している。
これらの第１分岐管２０は、夫々、制御弁５ｄを備えて
いる。更に、制御弁５ｄとエアーバック１ｄとの中間部
位において第１分岐管２０から分岐した第２分岐管２１
には、夫々、開放弁２ｄが設けられている。また、船体
８は、集中制御装置７を備えている。この集中制御装置
７は、図４に示す如く、船体８の動揺角度を検出する動
揺角度検出器９と、船体８の動揺周期を検出する動揺周
期検出器１０と、膨張収縮式エアーバックを選択的に膨
張収縮させる弁制御装置１１と、膨張収縮式エアーバッ
クを備えたアームの出し入れを行う操作装置１２を備え
ている。
【００１４】次に、上記動揺軽減装置の作用について説
明する。船体８が高波浪などの悪海象下に遭遇した時
は、船体の動揺角度を検出する動揺角度検出器９及び船
体の動揺周期を検出する動揺周期検出器１０からの情報
に基づいて集中制御装置７の操作装置１２を操作して左
右両舷及び船首尾からアーム３を張り出してエアバック
１を海面Ｗ下に位置させる。
明する。船体８が高波浪などの悪海象下に遭遇した時
は、船体の動揺角度を検出する動揺角度検出器９及び船
体の動揺周期を検出する動揺周期検出器１０からの情報
に基づいて集中制御装置７の操作装置１２を操作して左
右両舷及び船首尾からアーム３を張り出してエアバック
１を海面Ｗ下に位置させる。
【００１５】と同時に、空気圧縮機６１，６２を始動さ
せるとともに、集中制御装置７の弁制御装置１１により
船体８の横揺れに対しては、船体８の横揺れを打ち消す
ように制御弁５ａ及び５ｂを交互に開いて左右両舷のエ
アバック１ａ，１ｂを交互に膨張させる。また、船体ｌ
の縦揺れに対しては、船体８の縦揺れを打ち消すように
制御弁５ｃ及び５ｄを交互に開いて船首尾のエアバック
１ｃ，１ｄを交互に膨張させる。
せるとともに、集中制御装置７の弁制御装置１１により
船体８の横揺れに対しては、船体８の横揺れを打ち消す
ように制御弁５ａ及び５ｂを交互に開いて左右両舷のエ
アバック１ａ，１ｂを交互に膨張させる。また、船体ｌ
の縦揺れに対しては、船体８の縦揺れを打ち消すように
制御弁５ｃ及び５ｄを交互に開いて船首尾のエアバック
１ｃ，１ｄを交互に膨張させる。
【００１６】すなわち、船体８が右舷側に傾く時は、右
舷側の制御弁５ａを『開』、開放弁２ａを『閉』とし、
左舷側の制御弁５ｂを『閉』、開放弁２ｂを『開』にす
る。すると、右舷側のエアーバック１ａが膨張して右舷
側の浮力が増加する。これとは逆に、船体８が左舷側に
傾く時は、左舷側の制御弁５ｂを『開』、開放弁２ｂを
『閉』とし、右舷側の制御弁５ａを『閉』、開放弁２ａ
を『開』にする。すると、左舷側のエアーバック１ｂが
膨張して左舷側の浮力が増加する。このように左右のエ
アーバック１ａ，１ｂを選択的に膨張させることによっ
て船体８の横揺れが軽減される。
舷側の制御弁５ａを『開』、開放弁２ａを『閉』とし、
左舷側の制御弁５ｂを『閉』、開放弁２ｂを『開』にす
る。すると、右舷側のエアーバック１ａが膨張して右舷
側の浮力が増加する。これとは逆に、船体８が左舷側に
傾く時は、左舷側の制御弁５ｂを『開』、開放弁２ｂを
『閉』とし、右舷側の制御弁５ａを『閉』、開放弁２ａ
を『開』にする。すると、左舷側のエアーバック１ｂが
膨張して左舷側の浮力が増加する。このように左右のエ
アーバック１ａ，１ｂを選択的に膨張させることによっ
て船体８の横揺れが軽減される。
【００１７】他方、船首側が降下する時は、船首側にあ
る２つの制御弁５ｃを『開』、開放弁２ｃを『閉』と
し、船尾側にある２つの制御弁５ｄを『閉』、開放弁２
ｄを『開』にする。すると、船首側にある２つのエアー
バック１ｃが膨張して船首側の浮力が増加する。これと
は逆に、船尾側が降下する時は、船尾側にある２つの制
御弁５ｄを『開』、開放弁２ｄを『閉』とし、船首側に
ある２つの制御弁５ｃを『閉』、開放弁２ｃを『開』に
する。すると、船尾側にある２つのエアーバック１ｄが
膨張して船尾側の浮力が増加する。このように船首尾に
あるエアーバック１ｃ，１ｄを選択的に膨張させること
によって船体８の縦揺れが軽減される。
る２つの制御弁５ｃを『開』、開放弁２ｃを『閉』と
し、船尾側にある２つの制御弁５ｄを『閉』、開放弁２
ｄを『開』にする。すると、船首側にある２つのエアー
バック１ｃが膨張して船首側の浮力が増加する。これと
は逆に、船尾側が降下する時は、船尾側にある２つの制
御弁５ｄを『開』、開放弁２ｄを『閉』とし、船首側に
ある２つの制御弁５ｃを『閉』、開放弁２ｃを『開』に
する。すると、船尾側にある２つのエアーバック１ｄが
膨張して船尾側の浮力が増加する。このように船首尾に
あるエアーバック１ｃ，１ｄを選択的に膨張させること
によって船体８の縦揺れが軽減される。
【００１８】
【発明の効果】上記のように、本発明は、船体の左右両
舷および船首尾から張り出したアームによって膨張収縮
式エアーバックを海面下に位置させるとともに、該膨張
収縮式エアーバックを選択的に膨張収縮させるようにし
たので、船舶の動揺、つまり、横揺れや縦揺れを効果的
に軽減できるようになった。
舷および船首尾から張り出したアームによって膨張収縮
式エアーバックを海面下に位置させるとともに、該膨張
収縮式エアーバックを選択的に膨張収縮させるようにし
たので、船舶の動揺、つまり、横揺れや縦揺れを効果的
に軽減できるようになった。
【００１９】また、膨張収縮式エアーバックをアームご
と船体から出し入れするようにしたので、好海象時にエ
アーバックを船体内に格納でき、船体抵抗を増大させる
ことがない。更に、船体の動揺角度を検出する動揺角度
検出器と、船体の動揺周期を検出する動揺周期検出器
と、膨張収縮式エアーバックを選択的に膨張収縮させる
弁制御装置と、膨張収縮式エアーバックを備えたアーム
の出し入れを行う操作装置を備えることにより、船舶の
動揺を自動的に軽減することができる。
と船体から出し入れするようにしたので、好海象時にエ
アーバックを船体内に格納でき、船体抵抗を増大させる
ことがない。更に、船体の動揺角度を検出する動揺角度
検出器と、船体の動揺周期を検出する動揺周期検出器
と、膨張収縮式エアーバックを選択的に膨張収縮させる
弁制御装置と、膨張収縮式エアーバックを備えたアーム
の出し入れを行う操作装置を備えることにより、船舶の
動揺を自動的に軽減することができる。
【図１】本発明の動揺軽減装置を装備した船舶の平面図
である。
である。
【図２】図１のII−II断面図である。
【図３】本発明の動揺軽減装置の要部拡大断面である。
【図４】集中制御装置の正面図である。
１ 膨張収縮式エアーバック ３ アーム ８ 船体 ８１ 船首 ８２ 船尾 Ｗ 海面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 豊和 東京都中央区築地５丁目６番４号 三井造 船株式会社内 (72)発明者 奈須 紀幸 東京都中央区築地５丁目６番４号 三井造 船株式会社内
Claims (3)
- 【請求項１】 船体の左右両舷および船首尾から張り出
したアームによって膨張収縮式エアーバックを海面下に
位置させるとともに、該膨張収縮式エアーバックを選択
的に膨張収縮させるようにした船舶の動揺軽減装置。 - 【請求項２】 膨張収縮式エアーバックをアームごと船
舶から出し入れするようにした請求項１記載の船舶の動
揺軽減装置。 - 【請求項３】 船体の動揺角度を検出する動揺角度検出
器と、船体の動揺周期を検出する動揺周期検出器と、膨
張収縮式エアーバックを選択的に膨張収縮させる弁制御
装置と、膨張収縮式エアーバックを備えたアームの出し
入れを行う操作装置を備えた請求項１又は２記載の船舶
の動揺軽減装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4411097A JPH10236388A (ja) | 1997-02-27 | 1997-02-27 | 船舶の動揺軽減装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4411097A JPH10236388A (ja) | 1997-02-27 | 1997-02-27 | 船舶の動揺軽減装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10236388A true JPH10236388A (ja) | 1998-09-08 |
Family
ID=12682483
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4411097A Withdrawn JPH10236388A (ja) | 1997-02-27 | 1997-02-27 | 船舶の動揺軽減装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10236388A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013523510A (ja) * | 2010-03-25 | 2013-06-17 | インダストリー−アカデミック コーオペレーション ファンデーション キョンサン ナショナル ユニバーシティ | 船舶用振動減少装置 |
| CN108583804A (zh) * | 2018-03-09 | 2018-09-28 | 定远县中林机械技术有限公司 | 一种主动平衡液压互联防浪船 |
-
1997
- 1997-02-27 JP JP4411097A patent/JPH10236388A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013523510A (ja) * | 2010-03-25 | 2013-06-17 | インダストリー−アカデミック コーオペレーション ファンデーション キョンサン ナショナル ユニバーシティ | 船舶用振動減少装置 |
| CN108583804A (zh) * | 2018-03-09 | 2018-09-28 | 定远县中林机械技术有限公司 | 一种主动平衡液压互联防浪船 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP1349772B1 (en) | Rigid hull inflatable boat with foam insert | |
| US3559222A (en) | Boat with adjustable bottom | |
| AU2002237853A1 (en) | Rigid hull inflatable boat with foam insert | |
| JP2009522159A (ja) | 折畳み式の格納可能なシールを有するカタマラン型エアクッション船 | |
| CN210364306U (zh) | 具有多组气囊的船舶防倾覆装置 | |
| AU2005319622B2 (en) | Ocean-going vessels | |
| CA1289819C (en) | Self-righting monohull vessel | |
| JP6163538B2 (ja) | 船舶の復原装置 | |
| CN109050819B (zh) | 一种水中航行器的自救系统 | |
| US4836120A (en) | Self-righting waterborne craft | |
| JPH10236388A (ja) | 船舶の動揺軽減装置 | |
| GB2044183A (en) | Marine vessels | |
| AU2018425047A1 (en) | Inflatable dry dock | |
| US20210291942A1 (en) | Stabilization system for marine vessels | |
| KR102086037B1 (ko) | 전복지연장치가 구비된 선박 | |
| CN208306945U (zh) | 一种缓冲波浪能的救助艇 | |
| AU616280B2 (en) | Improvements to keels of craft | |
| US12122490B2 (en) | Flat-bottom fluvial transport boat comprising inflatable buoyancy tanks | |
| GB2229969A (en) | A ferry having inflatable reserve buoyancy | |
| US20220111939A1 (en) | Flat-bottomed fluvial transport boat comprising inflatable buoyancy tanks | |
| RU2792073C2 (ru) | Плоскодонное речное транспортное судно, содержащее надувные цистерны плавучести | |
| CN102295060A (zh) | 船舭部双侧自动开合气囊减横摇装置 | |
| JP7175494B2 (ja) | 運航安定装置を具備する船舶 | |
| JPH088959Y2 (ja) | 転覆修正装置付き舟艇 | |
| KR200264225Y1 (ko) | 모터보트의 자가복원 장치. |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040511 |