JPH1023528A - 移動通信システム用交換装置 - Google Patents

移動通信システム用交換装置

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JPH1023528A
JPH1023528A JP8169749A JP16974996A JPH1023528A JP H1023528 A JPH1023528 A JP H1023528A JP 8169749 A JP8169749 A JP 8169749A JP 16974996 A JP16974996 A JP 16974996A JP H1023528 A JPH1023528 A JP H1023528A
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JP
Japan
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channels
mobile stations
incoming call
cordless telephone
cordless
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JP8169749A
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Inventor
Koichi Suzuki
弘一 鈴木
Masakazu Shirakawa
雅一 白川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無用な着信呼出処理が行なわれないようにし
てシステムの処理負荷を軽減し、これによりシステムの
処理効率の向上を図る。 【解決手段】 1つの発信で複数のコードレス電話機を
呼び出すための発信が到来した場合に、着信呼出しの対
象であってかつ着信が可能なコードレス電話機の台数を
呼出端末番号テーブル602およびコードレス電話機管
理テーブル603をそれぞれ検索して求め、かつこれら
のコードレス電話機が存在する無線ゾーンにおいて使用
可能な無線通話チャネルの数(空きチャネル数)を通話
チャネル管理テーブル601を検索して求める。そし
て、このように求めた着信対象のコードレス電話機の台
数と空きチャネル数とを比較し、コードレス電話機の台
数が空きチャネル数を越える場合には、コードレス電話
機の中から空きチャネル数に相当する数の電話機を選択
して着信呼出しを行なうようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば事業所用ま
たは公衆用のディジタルコードレス電話システムで使用
される交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、通信技術の発展と通信ニーズの拡
大に伴い種々の移動通信システムが開発されており、そ
の一つとしてPHS(Personal Handy Phone System )
と呼ばれるディジタルコードレス電話システムがある。
PHSには、一般に公衆用と事業所用とがある。このう
ち公衆用のシステムは、オフィス街や商店街、地下街、
駅などの公衆エリアに基地局を分散設置し、これらの基
地局を公衆網に接続することにより移動通話を可能とす
るものである。これに対し事業所用のシステムは、事業
所内に複数の基地局を分散配置してこれらの基地局をそ
れぞれ構内交換機の内線に収容し、この構内交換機によ
り各移動局相互間および移動局と公衆網との間を交換接
続して移動通話を可能にするものである。
【0003】ところで、これらのシステムには、一つの
発信に対し予め定められた複数の移動局をそれぞれ呼出
すいわゆる同報的な呼出しサービス機能を備えたものが
ある。この種のサービスは、例えば一つの電話番号に対
応付けて複数の内線番号を予め登録しておく。そして、
この電話番号に対する発信が発生した場合に、この電話
番号に対応付けて登録されている複数の内線番号の移動
局についてそれぞれ通話中であるか否かを判定し、着信
可能な移動局のすべてに対しそれぞれ着信呼出しを行な
うものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
サービス機能を備えた従来のシステムには、次のような
改善すべき課題があった。すなわち、上記した公衆用お
よび事業所用ディジタルコードレス電話システムでは、
複数の基地局により複数の無線ゾーンが形成され、これ
らの無線ゾーンにはそれぞれ予め複数の無線通話チャネ
ルが割り当てられている。そして、移動局が通話を行な
う場合には、この移動局が存在する無線ゾーンに割り当
てられている複数の無線通話チャネルの中から空きの無
線通話チャネルが選択され、この無線通話チャネルが移
動局に割り当てられ、これにより当該移動局と基地局と
の間に無線リンクが形成されて通話が可能となる。
【0005】このようなシステムでは、トラヒックが高
い場合等のように空きの無線通話チャネルの数が少ない
場合には、着信呼出しの対象となる移動局の数よりも空
きの無線チャネルの数が少なくなることがある。この場
合、従来のように着信可能な移動局のすべてに対し無条
件に着信呼出しを行なうと、応答できる移動局は上記空
きの無線通話チャネルの数に相当する移動局のみとな
り、残りの移動局は着信応答を行なえないことになる。
【0006】すなわち、従来の着信呼出し処理を行なう
と、交換機および無線区間に無用な処理負荷が加わるこ
とになり、またこの無用な着信処理のために無用なリソ
ースが必要となることから、システム全体として他の正
規のサービス処理に悪影響が及び、この結果システムの
処理能率の低下を生じる。さらに、空きの無線通話チャ
ネルの不足により着信先の移動局が着信応答を行なえな
い場合、一般に発信元へは切断を促す通知が行なわれ
る。このため、発信元の話者は、上記切断通知から着信
先の移動局が無線ゾーン外にいるものと誤認識すること
があり好ましくなかった。
【0007】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、無用な着信呼出処理が行
なわれないようにしてシステムの処理負荷を軽減し、こ
れによりシステムの処理効率の向上を図った移動通信シ
ステム用交換装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、所定の物理的領域に分散配置されてこの物
理的領域を分割する複数の無線ゾーンを形成する複数の
基地局と、上記各無線ゾーンに対し予め割り当てられた
複数の無線チャネルを選択的に使用して上記基地局に接
続される複数の移動局と、上記基地局を有線回線を介し
て収容する交換装置とを備え、かつ一つの発信に対し複
数の移動局をそれぞれ呼出すサービス機能を有する移動
通信システムの上記交換装置において、上記各無線ゾー
ンごとに割り当てられた複数の無線チャネルの使用状況
をそれぞれ監視するためのチャネル監視手段に加えて、
空きチャネル数と着信先端末数との比較手段と、着信呼
出制御手段とを備えている。そして、上記複数の移動局
をそれぞれ呼出すための発信が発生した場合に、上記比
較手段により、当該複数の移動局のうち着信呼出しが可
能な状態にある移動局の数と、上記チャネル監視手段に
より使用可能と判定された無線チャネルの数とを比較
し、この比較手段により着信呼出しが可能な移動局数よ
りも空きの無線チャネル数の方が少ないと判定された場
合に、上記着信呼出制御手段により、この空きの無線チ
ャネル数に相当する数の移動局を選択してこの選択され
た移動局に対して着信呼出し処理を行なうようにしたも
のである。
【0009】この結果本発明によれば、複数の移動局を
それぞれ呼出すための発信が発生すると、当該複数の移
動局のうち着信呼出しが可能な状態にある移動局の数
と、使用可能な無線チャネルの数とが比較され、この使
用可能な無線チャネル数が呼出し対象の移動局数に満た
ない場合には、上記無線チャネル数に相当する数の移動
局に対してのみ着信呼出し処理が行なわれることにな
る。このため、無駄な着信呼出し処理は一切行なわれな
いことになり、これにより交換装置の呼処理負担は軽減
され、また基地局と移動局との間の無用な無線接続手順
も省略されるので、システム全体の処理能率を高めるこ
とが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態に係
わるディジタル構内コードレス電話システムの概略構成
図である。このシステムは、サービスエリア内に分散配
置された複数の基地局BS1〜BSnと、移動局として
の複数のコードレス電話機PS1〜PSkと、複数の有
線電話機TEL1〜TELrと、構内交換機PBXとを
備えている。
【0011】基地局BS1〜BSnは、サービスエリア
内に呼出エリアとなる複数の無線ゾーンZa,Zb,
…,Ziを形成する。これらの無線ゾーンZa,Zb,
…,Ziには予め複数の無線通話チャネルが割り当てら
れている。コードレス電話機PS1〜PSkは、上記基
地局BS1〜BSnが形成する上記無線ゾーンZa,Z
b,…,Zi内において、基地局BS1〜BSnに対し
上記無線通話チャネルを介して接続される。この無線チ
ャネルのアクセス方式には、4チャネル多重マルチキャ
リアTDMA(Time Division Multiple Access )−T
DD(Time Division Duplex)方式が使用される。
【0012】構内交換機PBXには、上記基地局BS1
〜BSnおよび有線電話機TEL1〜TELrがそれぞ
れ基地局用の内線EL1〜ELnおよび有線電話機用の
内線TL1〜TLrを介して収容され、さらに図示しな
い公衆電話網の複数の加入者線SLが導入されている。
そして構内交換機PBXは、上記コードレス電話機PS
1〜PSkおよび有線電話機TEL1〜TELrの発着
信に際し、コードレス電話機PS1〜PSkが接続され
た基地局BS1〜BSnと加入者線SLとの間、基地局
BS1〜BSn相互間、有線電話機TEL1〜TELr
と加入者線SLとの間、有線電話機TEL1〜TELr
相互間、および基地局BS1〜BSnと有線電話機TE
L1〜TELrとの間を交換接続する。
【0013】図2は、構内交換機PBXの構成を示す回
路ブロック図である。構内交換機PBXは、上記した各
交換接続を行なう交換回路部100と、この交換回路部
100を制御する交換制御部200と、基地局インタフ
ェース部300と、局線インタフェース部400と、有
線電話機インタフェース部700とを備え、さらに中央
制御部500と、記憶部(MEM)600とを備えてい
る。
【0014】基地局インタフェース部300は、複数の
基地局インタフェース回路301〜30nを有してお
り、これらの基地局インタフェース回路301〜30n
にはそれぞれ基地局用内線EL1〜ELnを介して基地
局BS1〜BSnが接続されている。基地局インタフェ
ース回路301〜30nは、基地局BS1〜BSnから
の発信信号の検出や基地局BS1〜BSnへの着信信号
の送出などの基地局BS1〜BSnに対する内線インタ
フェース動作を行なう。
【0015】局線インタフェース部400は、複数の局
線インタフェース回路401〜40mを有し、これらの
局線インタフェース回路401〜40mはそれぞれ公衆
電話網の加入者線SLに接続されている。局線インタフ
ェース回路401〜40mは加入者線SLからの着信検
出や発信時の加入者線SLの捕捉などの局線インタフェ
ース動作を行なう。
【0016】有線電話機インタフェース部700は、複
数の有線電話機インタフェース回路701〜70rを有
している。これらの有線電話機インタフェース回路70
1〜70rは、有線電話機TEL1〜TELrからの発
信信号の検出や有線電話機TEL1〜TELrへの着信
信号の送出など、有線電話機TEL1〜TELrに対す
る内線インタフェース動作を行なう。
【0017】ところで、記憶部600には中央制御部5
00が使用する制御プログラムおよび制御データが記憶
されており、この制御データの一つとして通話チャネル
管理テーブル601と、呼出端末番号テーブル602
と、コードレス電話機管理テーブル603とが設けられ
ている。
【0018】通話チャネル管理テーブル601には、無
線ゾーン(エリア)の番号Za,Zb,…,Ziに対応
付けて、当該無線ゾーンZa,Zb,…,Ziに予め割
り当てられている無線通話チャネルの空きチャネル数が
記憶される。この記憶内容は無線通話チャネルの閉塞お
よび開放に応じて随時更新される。図3にその記憶内容
の一例を示す。
【0019】呼出端末番号テーブル602は、1つの発
信に対し複数のコードレス電話機を呼出すいわゆる同報
的呼出しサービスを行なうために使用するもので、呼出
番号に対応付けて呼出対象の複数のコードレス電話機の
番号および呼出台数がそれぞれ記憶されている。
【0020】図4はその記憶内容の一例を示すもので、
呼出番号「5000」には5台のコードレス電話機の番
号「3000」,「3001」,「3002」,「30
03」,「3004」が対応して記憶され、また呼出番
号「6000」には5台のコードレス電話機の番号「3
100」,「3101」,「3102」,「310
3」,「3104」が対応して記憶されている場合を示
している。
【0021】コードレス電話機管理テーブル603に
は、各コードレス電話機PS1〜PSkの番号に対応付
けて、当該コードレス電話機PS1〜PSkの存在位置
を表わす情報、つまり無線ゾーン(エリア)の番号Z
a,Zb,…,Ziと、コードレス電話機PS1〜PS
kの使用状態を表わす情報とがそれぞれ記憶される。図
5はその一例を示すものである。
【0022】一方、中央制御部500は交換制御に係わ
る通常の種々制御機能に加えて、チャネル使用状況監視
手段501と、比較手段502と、着信呼出制御手段5
03とを備えている。
【0023】チャネル使用状況監視手段501は、各無
線ゾーンZa,Zb,…,Ziごとにこれらの無線ゾー
ンZa,Zb,…,Ziに予め割り当てられた複数の無
線通話チャネルが空きか否かを監視するもので、その監
視結果に応じて空きの無線通話チャネル数を通話チャネ
ル管理テーブル601に記憶する。
【0024】比較手段502は、複数のコードレス電話
機に対する呼出要求が発生した場合に、これらのコード
レス電話機のうち着信可能な電話機の台数と、これらの
コードレス電話機が存在する無線ゾーンに割り当てられ
ている無線通話チャネルのうちの空きチャネル数とを比
較する。そして、着信可能なコードレス電話機の台数に
空きチャネル数が満たないか否かを判定する。
【0025】着信呼出制御手段503は、上記比較手段
502において着信可能なコードレス電話機の台数に空
きチャネル数が満たないと判定された場合に、着信可能
なコードレス電話機の中から上記空きチャネル数分の電
話機を選択し、この選択した電話機に対してのみ着信呼
出処理を実行する。なお、空きチャネル数が着信可能な
コードレス電話機の台数以上であれば、これらの着信可
能なコードレス電話機のすべてに対し着信呼出処理を実
行する。
【0026】次に、以上のように構成された構内交換機
PBXによる着信呼出動作を図6〜図8に示すフローチ
ャートを用いて説明する。構内交換機PBXでは、各無
線ゾーンZa,Zb,…,Ziごとに無線通話チャネル
の空き監視を行なっている。すなわち、発着信に伴い空
きの無線通話チャネルが選択されて通話リンクが形成さ
れると、その都度図6に示すごとくステップ6aからス
テップ6bに移行して、ここで該当する無線ゾーンの空
き通話チャネル数を1つ減算する。一方、上記形成中の
通話リンクが解放されると、その都度図7に示すごとく
ステップ7aからステップ7bに移行して、ここで該当
する無線ゾーンの空きチャネル数を1つ加算する。そし
て、このように加減算された空きチャネル数は、図3に
示す通話チャネル管理テーブル601に記憶される。す
なわち、各無線ゾーンZa,Zb,…,Ziの空き無線
通話チャネル数は、発着信ごとに更新されて常に最新の
値となるように管理されている。
【0027】さて、いま例えば有線電話機TEL1にお
いて発信操作が行なわれ、ここで複数のコードレス電話
機を呼び出すための呼出番号「5000」が入力された
とする。そうすると構内交換機PBXの中央制御部50
0は、図8に示すごとく先ずステップ8aにおいて上記
呼出番号「5000」から上記発信が複数のコードレス
電話機を呼び出すためのものであるか否かを判定する。
そして、単一のコードレス電話機に対する通常の発信だ
った場合には、そのままステップ8gにおける着信呼出
処理に移行する。
【0028】これに対し、上記発信が複数のコードレス
電話機を呼び出すための発信だったとすると、構内交換
機PBXの中央制御部500は、ステップ8bに移行し
てここで上記呼出番号「5000」をキーとして図4に
示す呼出端末番号テーブル602を検索し、このテーブ
ル602から呼出し対象の複数のコードレス電話機の番
号および台数をそれぞれ読み出す。続いて中央制御部5
00は、ステップ8cで図5に示すコードレス電話機管
理テーブル603を検索して、これにより上記呼出し対
象の複数のコードレス電話機がどの無線ゾーンに存在す
るか、およびこれらのコードレス電話機のうち何台が着
信可能な状態であるかをそれぞれ求める。また、ステッ
プ8dにおいて、図3に示す通話チャネル管理テーブル
601を検索して、これにより上記着信可能なコードレ
ス電話機が存在する無線ゾーンに割り当てられている複
数の無線通話チャネルのうちの空きチャネルの数を読み
出す。
【0029】そうして着信可能なコードレス電話機の台
数および空きチャネル数が求められると、構内交換機P
BXの中央制御部500は次にステップ8eに移行し
て、ここで上記着信可能なコードレス電話機の台数と空
きチャネル数とを比較する。そして、空きチャネル数が
着信可能な各コードレス電話機の台数以上あれば、ステ
ップ8gに移行してここで上記着信可能な各コードレス
電話機に対する着信呼出し処理を実行する。なお、この
複数のコードレス電話機に対する着信呼出し処理は、時
分割で順に行なわれる。
【0030】一方、空きチャネル数が着信可能な各コー
ドレス電話機の台数に満たなかった場合には、ステップ
8fに移行してここで上記着信可能な各コードレス電話
機の中から上記空きチャネル数に相当する数のコードレ
ス電話機を選択する。そして、ステップ8gに移行して
ここで上記選択した各コードレス電話機に対し順に着信
呼出し処理を実行する。すなわち、着信先コードレス電
話機の台数が空きチャネル数を越える場合には、着信呼
出しの対象となるコードレス電話機の台数が制限され
て、空きチャネル数分のコードレス電話機に対してのみ
着信処理が行なわれる。
【0031】このように本実施形態では、1つの発信で
複数のコードレス電話機を呼び出すための発信が到来し
た場合に、着信呼出しの対象であってかつ着信が可能な
コードレス電話機の台数を呼出端末番号テーブル602
およびコードレス電話機管理テーブル603をそれぞれ
検索して求め、かつこれらのコードレス電話機が存在す
る無線ゾーンにおいて使用可能な無線通話チャネルの
数、つまり空きチャネル数を通話チャネル管理テーブル
601を検索して求めている。そして、このように求め
た着信対象のコードレス電話機の台数と空きチャネル数
とを比較し、コードレス電話機の台数が空きチャネル数
を越える場合には、コードレス電話機の中から空きチャ
ネル数に相当する数の電話機を選択して着信呼出しを行
なうようにしている。
【0032】したがって本実施形態であれば、空きチャ
ネルの数が着信対象のコードレス電話機の台数に満たな
い場合には、コードレス電話機の呼出し台数を空きチャ
ネル数に制限して着信呼出し処理が行なわれることにな
る。このため、着信応答が不可能な無用な着信呼出し処
理は一切行なわれないことになり、これにより構内交換
機PBXの呼処理負担は軽減される。また、基地局とコ
ードレス電話機との間の無用な無線接続手順も行なわれ
なくなるので、コードレス電話システム全体の処理能率
を高めることができる。
【0033】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではない。例えば、上記実施形態では空きチャネル
数が着信対象のコードレス電話機の台数に満たない場合
に、空きチャネル数分のコードレス電話機を選択して着
信呼出し処理を実行するようにした。しかし、空きチャ
ネル数に相当する台数のコードレス電話機に加えて、任
意数の補欠のコードレス電話機を選択しておき、上記空
きチャネル数分のコードレス電話機の中に着信応答しな
いコードレス電話機があった場合には、このコードレス
電話機に代わって上記補欠のコードレス電話機に対し着
信応答処理を行なうようにしてもよい。
【0034】また、空きチャネル数が着信対象のコード
レス電話機の台数に満たないために、着信呼出しを行え
ないコードレス電話機が発生した場合には、無線通話チ
ャネルの空きを監視して空きの無線通話チャネルが検出
されるごとに、上記着信呼出しが行えなかったコードレ
ス電話機に対する追加の着信呼出し処理を実行するよう
にしてもよい。
【0035】さらに、空きチャネル数が着信対象のコー
ドレス電話機の台数に満たないために、着信呼出しを行
えないコードレス電話機が発生した場合には、その理由
を表わすメッセージをこれらのコードレス電話機の番号
とともに発信元へ通知するようにしてもよい。
【0036】その他、着信呼出し制御手段の制御手順お
よび制御内容、構内交換機の構成、移動局の種類等につ
いても、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して
実施できる。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の移動通信シ
ステム用交換装置では、各無線ゾーンごとに割り当てら
れた複数の無線チャネルの使用状況をチャネル監視手段
でそれぞれ監視し、複数の移動局をそれぞれ呼出すため
の発信が発生した場合に、当該複数の移動局のうち着信
呼出しが可能な状態にある移動局の数と、上記チャネル
監視手段により使用可能と判定された無線チャネルの数
とを比較手段で比較し、この比較手段により着信呼出し
が可能な移動局数よりも空きの無線チャネル数の方が少
ないと判定された場合に、この空きの無線チャネル数に
相当する数の移動局を選択してこの選択された移動局に
対して着信呼出し処理を行なうようにしている。
【0038】したがって本発明によれば、無用な着信呼
出処理が行なわれないようにしてシステムの処理負荷を
軽減し、これによりシステムの処理効率の向上を図った
移動通信システム用交換装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施形態に係わるディジタル
構内コードレス電話システムの概略構成図。
【図2】図1に示したシステムの構内交換機の構成を示
す回路ブロック図。
【図3】通話チャネル管理テーブルの一例を示す図。
【図4】呼出端末番号テーブルの一例を示す図。
【図5】コードレス電話機管理テーブルの一例を示す
図。
【図6】通話チャネル管理制御手段における空きチャネ
ル数減算制御の手順および制御内容を示すフローチャー
ト。
【図7】通話チャネル管理制御手段における空きチャネ
ル数加算制御の手順および制御内容を示すフローチャー
ト。
【図8】着信呼出し制御の制御手順および制御内容を示
すフローチャート。
【符号の説明】
PBX…構内交換機 BS1〜BSn…基地局 PS1〜PSk…コードレス電話機 TEL1〜TELr…有線電話機 SL…公衆電話網の加入者線 EL1〜ELn…構内交換機の基地局用内線 TL1〜TLr…有線電話機用の内線 Za〜Zi…無線ゾーン(呼出エリア) 100…交換回路部 200…交換制御部 300…基地局インタフェース部 301〜30n…基地局インタフェース回路 400…局線インタフェース部 401〜40m…局線インタフェース回路 500…構内交換機の中央制御部 501…チャネル使用状況監視手段 502…比較手段 503…着信呼出制御手段 600…記憶部(MEM) 601…通話チャネル管理テーブル 602…呼出端末番号テーブル 603…コードレス電話機管理テーブル 700…有線電話機インタフェース部 701〜70r…有線電話機インタフェース回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 7/30

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の物理的領域に分散配置されてこの
    物理的領域を分割する複数の無線ゾーンを形成する複数
    の基地局と、前記各無線ゾーンに対し予め割り当てられ
    た複数の無線チャネルを選択的に使用して前記基地局に
    接続される複数の移動局と、前記基地局を有線回線を介
    して収容する交換装置とを備え、かつ一つの発信に対し
    複数の移動局をそれぞれ呼出すサービス機能を有する移
    動通信システムの前記交換装置において、 前記各無線ゾーンごとに割り当てられた複数の無線チャ
    ネルの使用状況をそれぞれ監視するためのチャネル監視
    手段と、 前記複数の移動局をそれぞれ呼出すための発信が発生し
    た場合に、当該複数の移動局のうち着信呼出しが可能な
    状態にある移動局の数と、前記チャネル監視手段により
    使用可能と判定された無線チャネルの数とを比較するた
    めの比較手段と、 この比較手段により着信呼出しが可能な移動局数よりも
    空きの無線チャネル数の方が少ないと判定された場合
    に、この空きの無線チャネル数に相当する数の移動局を
    選択してこの選択された移動局に対して着信呼出し処理
    を行なうための着信呼出制御手段とを具備したことを特
    徴とする移動通信システム用交換装置。
JP8169749A 1996-06-28 1996-06-28 移動通信システム用交換装置 Pending JPH1023528A (ja)

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JP8169749A JPH1023528A (ja) 1996-06-28 1996-06-28 移動通信システム用交換装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019146054A (ja) * 2018-02-22 2019-08-29 サクサ株式会社 電話システム、電話制御装置およびコードレス電話装置の親機

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JP2019146054A (ja) * 2018-02-22 2019-08-29 サクサ株式会社 電話システム、電話制御装置およびコードレス電話装置の親機

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