JPH10234098A - 静電型電気音響変換器 - Google Patents
静電型電気音響変換器Info
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- JPH10234098A JPH10234098A JP3524797A JP3524797A JPH10234098A JP H10234098 A JPH10234098 A JP H10234098A JP 3524797 A JP3524797 A JP 3524797A JP 3524797 A JP3524797 A JP 3524797A JP H10234098 A JPH10234098 A JP H10234098A
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Abstract
振動板の駆動振幅を大きくすることが可能で、音量の向
上を図ることができるようにする。 【解決手段】平面多角形状(円形も含む)で、かつ表面
に電極膜52が形成された振動板54と、同じく平面多
角形状(円形も含む)の電極板56とをリング状のスペ
ーサ部材58を間に挟んで重ね合わせ、振動板54の表
面に形成された電極膜52と電極板56との間に振動板
54側を正極とする一つのバイアス電源60(バイアス
電圧E)と音声信号eの発生源(音声信号源)62を接
続して構成する。そして、振動板54として、厚さ1μ
m以上、30μm以下のセラミック平面板(ジルコニ
ア、窒化珪素、炭化珪素、アルミナ等)にて構成する。
Description
換器に関し、特に、振動板として薄いセラミック平面
板、好ましくはジルコニア平面板を使用することによ
り、広い帯域と良好な音質が得られるスピーカ、ヘッド
ホン、マイクロホンなどの静電型電気音響変換器に関す
る。
振動である音波に変換する働きをする電気音響変換器で
あり、コーン型ダイナミックスピーカや静電型スピーカ
等がある。
ミックスピーカ10は、機械板として機械的強度等の材
料特性、音圧特性の面から円錐型のコーン紙12を用い
ている。永久磁石14により、センターポール16とヨ
ーク18との間に生じている磁界の中に、コーン紙12
の内方端部に取り付けられたボイスコイル20があり、
このボイスコイル20に流れる電流に応じてフレミング
の左手の法則に従ってコーン紙12が振動するようにな
っている。
カ10は、振動板としての音圧特性、材料特性の面から
コーン紙12を用いるようにしているが、図6に示すよ
うに、コーン紙12の内側中心部分において音響的な歪
みλが生じる。この歪みλは、コーン紙12の一方の片
面から発生する音波w1と相対する他の片面から発生す
る音波w2のベクトルがパラレルでないために干渉を起
こして生じるものと考えられる。
発する音の鮮明さを喪失させたり、音像の定位感をぼや
かすという現象を引き起こす。
ックスピーカ10の諸問題を解消することができる平面
型の振動板を用いた静電型スピーカが実用化されてい
る。
ピーカ30は、例えば平面円形状の振動板32と、同じ
く平面円形状の電極を兼ねた固定板34とがリング状の
スペーサ部材36を間に挟んで重ね合わされて、振動板
32の一方の板面に形成された電極38と固定板34と
が互いに対向するように配置されることで一つのコンデ
ンサが構成されるようになっている。
電圧をかけることによって、振動板32と固定板34と
の間に静電力が働き、この静電力で振動板32が振動す
るようになっており、入力信号電圧に比例した音響出力
を出すために、信号電圧eにバイアス電圧Eを重畳させ
て前記電極38及び固定板34間に加えるようにしてい
る。
力が振動板32の全面にかかるため、図9に示すよう
に、分割振動を起こしにくく、前記コーン型ダイナミッ
クスピーカ10において発生していた音響上の歪みも生
じない。しかも、振動板32が同相で振動するため、良
好な音響特性を得ることができる。
な静電型スピーカ30については、多くの公知例がある
が、これら公知例においては、例えば特開昭52−18
577号公報に示されるように、振動板32として薄い
プラスチックやポリエステルなどのような高分子膜が使
用されている。
度の高い環境下で使用した場合、振動板32において吸
湿現象が生じ、音割れなどの原因になるおそれがある。
また、高分子膜による振動板32は、機械的強度が低
く、弾性率も低いことから、音声信号の振幅を大きくし
て駆動すると、振動板32の振動速度が音声信号に追従
できなくなり、音の鮮明さの喪失や音像の定位感がぼけ
るなどの現象が生じるおそれがある。そのため、音声信
号の振幅(音量)をあまり大きくすることができない、
という欠点がある。
において、セラミック平面板を振動板として利用するこ
とが提案されている。これは、コーン型ダイナミックス
ピーカ10で生じる音波の干渉を防ぎ、併せて共振を除
去することを目的としている。
ット式のスピーカを想定しており、静電型スピーカを想
定したものではないため、厚さ等の各種パラメータの取
り扱いが異なっている。
報には、厚さ40〜60μm前後の振動板を使用する例
が開示されている。この例は、機械的強度のみに着目し
たものであり、音声信号に対する高追従性や軽量性など
を考慮した場合、いまだ不十分な値であると考えられ
る。
たものであり、高湿度の環境下でも音質を損ねることが
なく、しかも、振動板の駆動振幅を大きくすることが可
能で、音量の向上を図ることができる静電型電気音響変
換器を提供することを目的とする。
係る静電型電気音響変換器は、振動板として厚さ1μm
以上、30μm以下のセラミック平面板を使用して構成
する。
ないため、静電型電気音響変換器を高湿度の環境下で使
用しても、音質を損ねることがない。また、セラミック
平面板は、高弾性率材料であるため、振動板の駆動振幅
を大きくすることができ、これによって音量を大きくす
ることが可能となる。しかも、平面状の振動板であるた
め、円錐形のコーン紙を使用したコーン型ダイナミック
スピーカのような音の干渉は起こらず、音質をより一層
向上させることができる。
ク平面板を振動板として使用すると、静電気による力で
は十分に振動せず、大きな音を得ることができない。厚
さが1μm未満のセラミック平面板を振動板として使用
すると、機械的強度が極めて低く、事実上、振動板とし
て利用することができない。
平面板として、ジルコニアを用いることが好ましい。
は、スピーカのほか、マイクロホンやヘッドホン等を含
む。但し、振動板の振幅を大きくすることができるとい
う特徴は、スピーカのときに最も良好に発揮される。
響変換器を例えば静電型スピーカに適用したいくつかの
実施の形態例(以下、単に実施の形態に係る静電型スピ
ーカと記す)を図1〜図5を参照しながら説明する。
態に係る静電型スピーカ50Aは、例えば平面多角形状
(円形も含む)を有し、かつ表面に電極膜52が形成さ
れた振動板54と、同じく平面多角形状(円形も含む)
の電極板56とが例えばリング状のスペーサ部材58を
間に挟んで重ね合わされて構成されている。
スピーカ50Aにおいては、振動板54の表面に形成さ
れた電極膜52と前記電極板56との間に振動板54側
を正極とする一つのバイアス電源60(バイアス電圧
E)と音声信号eの発生源(音声信号源)62が接続さ
れている。
着並びに振動板54とスペーサ部材58との固着は例え
ば接着剤を用いて行われる。また、スペーサ部材58
は、プラスチック、熱硬化性フェノール樹脂、アクリル
樹脂等の絶縁物を使用している。なお、図示していない
が、電極膜52から外部へ配線接続するために、前記ス
ペーサ部材58を必要に応じて金属製のリングを用い、
電極板56とは適宜絶縁する。
型スピーカ50Aにおいては、前記振動板54として、
厚さ1μm以上、30μm以下のセラミック平面板にて
構成するようにしている。
電型スピーカ50Aを高湿度の環境下で使用しても、音
質を損ねることがない。また、セラミック平面板は、高
弾性率材料であるため、振動板54の駆動振幅を大きく
することができ、これによって音量を大きくすることが
可能となる。しかも、平面状の振動板54であるため、
円錐形のコーン紙を使用したコーン型ダイナミックスピ
ーカのような音の干渉は起こらず、音質をより一層向上
させることができる。
ック製とし、その上に固定極としての電極を形成しても
よい。この場合、セラミック一体の静電型スピーカ50
Aとなり、耐蝕性の良好なものとなる。
ク平面板の厚さとして、30μmを超えると、静電気に
よる力では振動板54が十分に振動せず、大きな音を得
ることができない。従って、セラミック平面板の厚さと
しては、20μm以下であることが好ましい。この場
合、振動板54の駆動振幅を更に大きくすることがで
き、音質及び音量の点で有利となる。
は、セラミック平面板で構成された振動板54の厚さを
適宜変えて、振動板54が一定の歪み(たわみ等)を得
るのに必要な力がどのように変化するかをみたものであ
る。その実験結果を図2に示す。この図2において、縦
軸の力は、静電型スピーカ50Aのサイズ、バイアス電
圧Eの大きさ、振動板54と電極板56との間隔などの
種々の条件によって異なるため、絶対値では示していな
い。
30μmを超えると必要な力が急激に高くなることがわ
かる。厚さが20μm以下のときは比較的少ない力で振
動する。このことから、上述したように、厚さが30μ
mを超えるセラミック平面板を振動板54として使用す
ると、静電気による力では十分に振動せず、大きな音を
得ることができない。従って、振動板54の厚さとして
は20μm以下が好ましい。なお、厚さが1μm未満の
セラミック平面板を振動板54として使用すると、機械
的強度が極めて低く、事実上、振動板54として利用す
ることができない。
しては、ジルコニアを用いることが好ましい。ジルコニ
アは、弾性率が200GPaと高く、また、密度が5.
9g/cm3 であるため、比弾性率(弾性率/密度)は
3.4×1012cm2 /sec2 であり、従来のプラス
チック振動板の材料である例えばポリエステルの弾性率
2GPa、密度1.38g/cm3 、比弾性率0.14
×1012cm2 /sec2 と比べ、音質向上として有利
である。
た、主として正方晶、又は主として正方晶及び立方晶よ
りなるジルコニアは、曲げ強度が約400〜1000M
Paと高く、焼結体を構成する結晶粒子径も0.1〜
0.5μm程度と小さいため、薄い平面板として加工す
るのに極めて好都合である。
化珪素、炭化珪素、アルミナなどのセラミックスが、弾
性率が高く、かつ薄い平面板として加工しやすいため、
静電型スピーカ50Aの振動板54の材料として好適に
使用することができる。
と、比較例としてポリエステル(従来の振動板の材料)
の比弾性率を示す。これら各種セラミックスは、いずれ
のセラミックスでも、従来から振動板材料として使用さ
れてきた高分子フイルム、例えばポリエステルよりも比
弾性率が1〜2桁高い。また、弾性率も2桁高く、音声
信号源62の印加電圧eを上げて振動板54の駆動振幅
が大きくなっても十分に追従することができる。
ドクターブレード、リバースロールコータなどの公知の
成形方法で成形したグリーンシートを焼成することで得
られる。また、有機フイルム上に印刷法で形成する方
法、有機フイルム上にアルコキシド溶液などから析出、
沈殿させる方法、有機フイルム上に導電層を形成した上
で電気泳動法により成膜する方法なども適用可能であ
る。
電極膜52は、導電性の膜であれば何でも使用可能であ
るが、例えば、金、銀、アルミニウム、銅などの金属
膜、あるいはITOなどの酸化物を始めとする各種透明
電極膜などを例えばスパッタリングなどで形成する方法
でも得ることができる。
ーカ50Bについて図4を参照しながら説明する。
カ50Bは、図4に示すように、例えば平面多角形状
(円形も含む)で、かつ多数の貫通孔70が形成された
一方の電極板72と、同じく平面多角形状(円形も含
む)で、かつ多数の貫通孔74が形成された他方の電極
板76とが例えばリング状のスペーサ部材78を間に挟
んで重ね合わされ、スペーサ部材78の高さ方向中間部
に一対の電極板72及び76間の空間を仕切るように、
これら電極板72及び76の板面に対して平行に振動板
80が架張されて構成され、該振動板80の表面には電
極膜82が形成されている。
スピーカ50Bにおいては、一対の電極板72及び76
間に、一方の電極板72側を正極とする二つのバイアス
電源84及び86(共にバイアス電圧E)が接続され、
これらバイアス電源84及び86の接点aと振動板80
の表面に形成された電極膜82との間に音声信号源88
が接続されて構成されている。前記スペーサ部材78と
一対の電極板72及び76との固着並びに振動板80と
スペーサ部材78との固着は例えば接着剤を用いて行わ
れる。
型スピーカ50Bにおいても、厚さ1μm以上、30μ
m以下のセラミック平面板にて振動板80を構成し、前
記セラミック平面板として、ジルコニア、窒化珪素、炭
化珪素、アルミナのいずれかを使用するようにしてい
る。
電型スピーカ50Aと同様に、静電型スピーカ50Bを
高湿度の環境下で使用しても、音質を損ねることがな
く、また、振動板80の駆動振幅を大きくすることがで
き、これによって音量を大きくすることが可能となる。
しかも、平面状の振動板80であるため、音質をより一
層向上させることができる。
ーカ50Cについて図5を参照しながら説明する。な
お、図4と対応するものについては同符号を付してその
重複説明を省略する。
カ50Cは、図5に示すように、前記第2の実施の形態
に係る静電型スピーカ50Bとほぼ同じ構成を有する
が、一対の電極板72及び76におけるそれぞれの対向
面に、多数の貫通孔90を有するエレクトレットフイル
ム(帯電性を有するプラスチックフイルム)92が貼着
され、更に、二つのバイアス電源84及び86(図4参
照)が省略された構成を有する。
5のように予め帯電していることから、無信号時におい
て、一方の電極板72は正に帯電し、他方の電極板76
は負に帯電し、これによって、一対の電極板72及び7
6間に一方の電極板72側を正とするバイアス電圧Eが
かかった状態と等価となる。このため、第1の実施の形
態では必要であった二つのバイアス電源84及び86を
省略することが可能となり、静電型スピーカ50Cの小
型軽量化を促進させることができる。
型スピーカ50Cにおいても、前記第2の実施の形態に
係る静電型スピーカ50Bと同様に、厚さ1μm以上、
30μm以下のセラミック平面板にて振動板80を構成
し、該セラミック平面板として、ジルコニア、窒化珪
素、炭化珪素、アルミナのいずれかを使用するようにし
ている。
電型スピーカ50Bと同様に、音質を損ねることがな
く、また、振動板80の駆動振幅を大きくすることがで
き、これによって音量を大きくすることが可能となる。
しかも、平面状の振動板80であるため、音質をより一
層向上させることができる。
前記第3の実施の形態に係る静電型スピーカ50Cのよ
うに、一対の電極板72及び76上にエレクトレットフ
イルム92を形成して永久静電界を利用する方法や、第
1及び第2の実施の形態に係る静電型スピーカ50A及
び50Bのように、直流のバイアス電圧Eを印加する方
法のいずれでも可能である。
ーカ50Aのように、電極板56が一方だけのシングル
型や、第2及び第3の実施の形態に係る静電型スピーカ
50B及び50Cのように、電極板72及び76が振動
板80の両側にあるプッシュプル型のいずれでも可能で
ある。
mから5mm程度の範囲で任意に設定可能であり、バイ
アス電圧Eは50Vから数1000V程度まで任意に設
定可能である。交流信号(音声信号e)の電圧も0〜1
000Vrms程度まで任意に設定することができる。
る静電型電気音響変換器を静電型スピーカに適用した例
を示したが、その他、マイクロホンやヘッドホンにも適
用することができる。
ードで成形し、キャリアフイルムから剥離した後、空気
中1400℃で焼成し、結晶相が主として正方晶よりな
る厚さ5μmのジルコニアを作製した。
着法で形成し、有効直径約50mmの振動板54を得
た。
る静電型スピーカ50Aにおいて、前記振動板54を用
い、電極板56を銅とし、スペーサ部材58を有機高分
子樹脂(熱硬化性フェノール樹脂等)とし、振動板54
と電極板56との間隔を2mmとしてシングル型の静電
型スピーカ50Aを組み立てた。
いて、バイアス電源60のバイアス電圧Eを直流500
Vとし、音声信号源62の信号eを交流300Vrms
の電圧信号としたところ、20Hzから20kHzまで
明瞭な音が発生した。実施例2 前記実施例1と同様な組成で、厚さ10μmのジルコニ
アを作製し、その両面にITOをスパッタリングで形成
し、有効直径100mmの振動板80を作製した。
る静電型スピーカ50Bにおいて、前記振動板80を用
い、一対の電極板72及び76としてそれぞれ直径2m
mの貫通孔70及び74が多数設けられた銅板を用い、
更に、一対の電極板72及び76を振動板80の両側に
それぞれ3mmの間隔を空けて設置することによってプ
ッシュプル方式の静電型スピーカ50Bを作製した。
て、二つのバイアス電源84及び86における各バイア
ス電圧Eを直流500Vとし、音声信号源88の信号e
を交流250Vrmsの電圧信号としたところ、20H
zから20kHzまで十分な音圧の音が発生した。実施例3 高純度アルミナに高純度マグネシアを1wt%添加した
組成物をドクターブレード法で成形し、1600℃で焼
成して厚さ15μmのアルミナを作製した。その後、前
記アルミナの両面にITOをスパッタリングで形成し、
有効直径100mmの振動板80を作製した。
る静電型スピーカ50Cにおいて、前記振動板80を用
い、一対の電極板72及び76としてそれぞれ直径2m
mの貫通孔70及び74が多数設けられた銅板を用い、
一対の電極板72及び76を振動板80の両側にそれぞ
れ3mmの間隔を空けて設置することによってプッシュ
プル方式の静電型スピーカ50Cを作製した。この場
合、エレクトレットフイルム92として、厚さが25μ
m、フイルム両面間での電位差が500Vのエレクトレ
ットフイルムを使用した。
て、音声信号源88の信号eを交流200Vrmsの電
圧信号としたところ、20Hzから20kHzまで十分
な音圧の音が発生した。
器は、上述の実施の形態に限らず、この発明の要旨を逸
脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろん
である。
型電気音響変換器によれば、振動板として厚さ1μm以
上、30μm以下のセラミック平面板を用いるようにし
ている。
ることがなく、しかも、振動板の駆動振幅を大きくする
ことが可能で、音量の向上を図ることができるという効
果が達成される。
構成図である。
適宜変えて、振動板が一定の歪み(たわみ等)を得るの
に必要な力がどのように変化するかをみた実験結果を示
す特性図である。
弾性率(弾性率/密度)とポリエステル(従来の振動板
の材料)の比弾性率との違いを示す表図である。
構成図である。
構成図である。
と音響上の歪みを示す説明図である。
る。
…電極板 58、78…スペーサ部材 60、84、86
…バイアス電源 62、88…音声信号源 92…エレクトレ
ットフイルム
Claims (2)
- 【請求項1】厚さ1μm以上、30μm以下のセラミッ
ク平面板を振動板とすることを特徴とする静電型電気音
響変換器。 - 【請求項2】請求項1記載の静電型電気音響変換器にお
いて、 前記セラミック平面板がジルコニアであることを特徴と
する静電型電気音響変換器。
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