JPH10233992A - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
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- JPH10233992A JPH10233992A JP3382697A JP3382697A JPH10233992A JP H10233992 A JPH10233992 A JP H10233992A JP 3382697 A JP3382697 A JP 3382697A JP 3382697 A JP3382697 A JP 3382697A JP H10233992 A JPH10233992 A JP H10233992A
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- motion
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- circuit
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- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Color Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 高画質のフレーム静止画像を得る。
【解決手段】 入力端子10には、画像データと、その
動き検出信号が入力される。両情報はフォーマット復号
回路12により分離され、復号された符号化画像情報
は、フレームメモリ24に格納され、動き検出信号は動
き情報用メモリ26に格納される。補間回路30は第2
フィールドに対し第1フィールドの上下ラインから補間
値を生成する。フィールド切換えスイッチ40は、フィ
ールド切換え制御回路44からの制御信号に従い、第1
フィールドに対してはa接点に接続してメモリ24から
の画素データを選択し、第2フィールドに対しては、遅
延回路42の出力(動き検出信号)に応じて、動きブロ
ックの画素に対してb接点に接続して補間画素データを
選択し、静止ブロックの画素に対してはa接点に接続し
て遅延回路36の出力を選択する。
動き検出信号が入力される。両情報はフォーマット復号
回路12により分離され、復号された符号化画像情報
は、フレームメモリ24に格納され、動き検出信号は動
き情報用メモリ26に格納される。補間回路30は第2
フィールドに対し第1フィールドの上下ラインから補間
値を生成する。フィールド切換えスイッチ40は、フィ
ールド切換え制御回路44からの制御信号に従い、第1
フィールドに対してはa接点に接続してメモリ24から
の画素データを選択し、第2フィールドに対しては、遅
延回路42の出力(動き検出信号)に応じて、動きブロ
ックの画素に対してb接点に接続して補間画素データを
選択し、静止ブロックの画素に対してはa接点に接続し
て遅延回路36の出力を選択する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置に関
し、より具体的には、飛び越し走査のビデオ信号からフ
レーム静止画像を形成する画像処理装置に関する。
し、より具体的には、飛び越し走査のビデオ信号からフ
レーム静止画像を形成する画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビジョン信号のような飛び越
し走査の動画像信号のうちの1フレームの画像を静止画
としてモニタ上に表示したり、ビデオ・プリンタなどで
プリントアウトする需要が高まってきている。この場
合、モニタやビデオプリンタなどの画像出力機器に動画
像データを入力したり、またそれらの画像データを記録
媒体に記録しておくのに、通常、圧縮符号化技術が用い
られる。
し走査の動画像信号のうちの1フレームの画像を静止画
としてモニタ上に表示したり、ビデオ・プリンタなどで
プリントアウトする需要が高まってきている。この場
合、モニタやビデオプリンタなどの画像出力機器に動画
像データを入力したり、またそれらの画像データを記録
媒体に記録しておくのに、通常、圧縮符号化技術が用い
られる。
【0003】現在、広く用いられている直交変換を用い
た画像圧縮符号化を簡単に説明する。図5は、直交変換
を用いる画像符号化復号化装置の概略構成ブロック図を
示す。
た画像圧縮符号化を簡単に説明する。図5は、直交変換
を用いる画像符号化復号化装置の概略構成ブロック図を
示す。
【0004】入力端子110には、フレーム単位でディ
ジタル画像データが入力する。ブロック化回路112
は、入力端子110からの画像データを直交変換の基準
となるM画素×N画素からなるブロックに分割し、ブロ
ック単位で画像データを動き検出回路114に出力す
る。動き検出回路114はブロック単位で動きを検出す
る。即ち、動き検出回路114は各ブロックが動きブロ
ックか静止ブロックかを検出し、動き検出信号を出力す
る。例えば、ブロック内でのフィールド間の差分の総和
などをある閾値と比較し、総和が大きい場合は動きブロ
ック、総和が小さい場合は静止ブロックというように、
フィールド間の相関性から動きの有無を判定できる。
ジタル画像データが入力する。ブロック化回路112
は、入力端子110からの画像データを直交変換の基準
となるM画素×N画素からなるブロックに分割し、ブロ
ック単位で画像データを動き検出回路114に出力す
る。動き検出回路114はブロック単位で動きを検出す
る。即ち、動き検出回路114は各ブロックが動きブロ
ックか静止ブロックかを検出し、動き検出信号を出力す
る。例えば、ブロック内でのフィールド間の差分の総和
などをある閾値と比較し、総和が大きい場合は動きブロ
ック、総和が小さい場合は静止ブロックというように、
フィールド間の相関性から動きの有無を判定できる。
【0005】動き検出回路114は、動き検出に要する
時間だけ、入力画像データを遅延して、スイッチ116
に供給する。スイッチ116は動き検出回路114から
出力される動き検出信号に従い、静止ブロックと判定さ
れらブロックに対してはa接点に接続して、そのブロッ
クの画像データをフレーム内直交変換回路118に供給
し、動きブロックと判定されたブロックに対してはb接
点に接続して、そのブロックの画像データをフィールド
内直交変換回路120に供給する。即ち、静止ブロック
の場合は、フィールド間の相関性が高いので、フレーク
内直交変換回路118によるフレーム内直交変換を選択
し、動きブロックの場合には、フィールド間の相関性が
低いので、フィールド内直交変換回路120によるフィ
ールド内直交変換を選択する。
時間だけ、入力画像データを遅延して、スイッチ116
に供給する。スイッチ116は動き検出回路114から
出力される動き検出信号に従い、静止ブロックと判定さ
れらブロックに対してはa接点に接続して、そのブロッ
クの画像データをフレーム内直交変換回路118に供給
し、動きブロックと判定されたブロックに対してはb接
点に接続して、そのブロックの画像データをフィールド
内直交変換回路120に供給する。即ち、静止ブロック
の場合は、フィールド間の相関性が高いので、フレーク
内直交変換回路118によるフレーム内直交変換を選択
し、動きブロックの場合には、フィールド間の相関性が
低いので、フィールド内直交変換回路120によるフィ
ールド内直交変換を選択する。
【0006】直交変換回路118又は同120により直
交変換された画像データは、量子化回路122により量
子化され、可変長符号化回路124により可変長符号化
される。可変長符号化回路124の出力はフォーマット
化回路126に印加される。フォーマット化回路126
にはまた、動き検出回路114から出力される動き検出
信号も入力する。フォーマット化回路126は、可変長
符号化回路124の出力(符号化画像データ)、動き検
出回路114からの動き検出信号及びその他の付属デー
タを所定のフォーマットに整形して、伝送媒体又は記録
媒体128などに出力する。
交変換された画像データは、量子化回路122により量
子化され、可変長符号化回路124により可変長符号化
される。可変長符号化回路124の出力はフォーマット
化回路126に印加される。フォーマット化回路126
にはまた、動き検出回路114から出力される動き検出
信号も入力する。フォーマット化回路126は、可変長
符号化回路124の出力(符号化画像データ)、動き検
出回路114からの動き検出信号及びその他の付属デー
タを所定のフォーマットに整形して、伝送媒体又は記録
媒体128などに出力する。
【0007】伝送媒体又は記録媒体128から送られて
きた符号化画像データを再生する場合は、符号化の逆の
手順をたどることになる。即ち、フォーマット復号回路
130が、伝送又は記録のためのフォーマットから符号
化画像データ、動き検出信号及びその他の付属データを
分離する。フォーマット復号回路130から出力される
符号化画像データは、可変長復号化回路132により可
変長復号化され、逆量子化回路134により逆量子化さ
れる。スイッチ136はフォーマット復号回路130か
ら出力される動き検出信号に従い、逆量子化回路134
の出力を、静止ブロックではa接点からフレーム内逆直
交変換回路138に、動きブロックではb接点からフィ
ールド内逆直交変換回路140に供給する。ラスタ走査
化回路142は逆直交変換回路138又は同140の出
力(二次元ブロックデータ)をラスタ走査信号に変換す
る。ラスタ走査化回路142の出力は再生画像データと
して出力端子144から外部のモニタ又はプリンタに供
給される。
きた符号化画像データを再生する場合は、符号化の逆の
手順をたどることになる。即ち、フォーマット復号回路
130が、伝送又は記録のためのフォーマットから符号
化画像データ、動き検出信号及びその他の付属データを
分離する。フォーマット復号回路130から出力される
符号化画像データは、可変長復号化回路132により可
変長復号化され、逆量子化回路134により逆量子化さ
れる。スイッチ136はフォーマット復号回路130か
ら出力される動き検出信号に従い、逆量子化回路134
の出力を、静止ブロックではa接点からフレーム内逆直
交変換回路138に、動きブロックではb接点からフィ
ールド内逆直交変換回路140に供給する。ラスタ走査
化回路142は逆直交変換回路138又は同140の出
力(二次元ブロックデータ)をラスタ走査信号に変換す
る。ラスタ走査化回路142の出力は再生画像データと
して出力端子144から外部のモニタ又はプリンタに供
給される。
【0008】このような構成で、飛び越し走査のフレー
ム信号から静止画出力する画像信号を形成した場合、飛
び越し走査の2つのフィールド間の時間差による画像の
動きの影響で、得られる画像がブレたり走査線が目立つ
といった問題が生じる。
ム信号から静止画出力する画像信号を形成した場合、飛
び越し走査の2つのフィールド間の時間差による画像の
動きの影響で、得られる画像がブレたり走査線が目立つ
といった問題が生じる。
【0009】この問題に対し、従来は、1フレーム分の
一方のフィールドの画像を他方のフィールドの画像で補
間して、擬似的にフレーム画像を生成して、画像のブレ
を抑制してきた。補間方法として例えば、図6に示され
るように、補間処理対象となる第2フィールドの各画素
を、第1フィールドで直上に位置するラインの画素で置
き換える方法や、図7に示されるように、第2フィール
ドの各処理対象画素に対して、第1フィールドで上下に
位置する画素の平均値(x+y)/2で元の画素値zを
置換する方法がある。
一方のフィールドの画像を他方のフィールドの画像で補
間して、擬似的にフレーム画像を生成して、画像のブレ
を抑制してきた。補間方法として例えば、図6に示され
るように、補間処理対象となる第2フィールドの各画素
を、第1フィールドで直上に位置するラインの画素で置
き換える方法や、図7に示されるように、第2フィール
ドの各処理対象画素に対して、第1フィールドで上下に
位置する画素の平均値(x+y)/2で元の画素値zを
置換する方法がある。
【0010】後者の補間方法は、例えば図8に示す回路
で実現できる。入力端子150には、インターレース画
像信号が入力する。入力端子150の入力信号は、補間
回路152の一方の入力端子に信号yとして入力すると
共に、2ライン分の遅延回路154を介して別の入力端
子に信号xとして入力する。補間回路152は2つの入
力x,yの平均値を算出し、画素zに代替すべき補間画
素信号として出力する。補間回路152の出力は、遅延
回路156により1ライン分、遅延されてフィールド切
換えスイッチ158に印加される。フィールド切換えス
イッチ158の別の入力には遅延回路154の出力が印
加されており、フィールド切換えスイッチ158はフィ
ールド切換え制御回路160の制御下に、遅延回路15
6の出力と遅延回路154の出力をライン毎に交互に切
り換える。
で実現できる。入力端子150には、インターレース画
像信号が入力する。入力端子150の入力信号は、補間
回路152の一方の入力端子に信号yとして入力すると
共に、2ライン分の遅延回路154を介して別の入力端
子に信号xとして入力する。補間回路152は2つの入
力x,yの平均値を算出し、画素zに代替すべき補間画
素信号として出力する。補間回路152の出力は、遅延
回路156により1ライン分、遅延されてフィールド切
換えスイッチ158に印加される。フィールド切換えス
イッチ158の別の入力には遅延回路154の出力が印
加されており、フィールド切換えスイッチ158はフィ
ールド切換え制御回路160の制御下に、遅延回路15
6の出力と遅延回路154の出力をライン毎に交互に切
り換える。
【0011】このようにして、インターレース画像信号
から一方のフィールドの上下ラインの平均値をライン間
に挿入したフレーム画像を形成でき、フィールド間の時
間差から生じる画像のブレを抑制できる。
から一方のフィールドの上下ラインの平均値をライン間
に挿入したフレーム画像を形成でき、フィールド間の時
間差から生じる画像のブレを抑制できる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図8に示すよ
うな回路構成では、得られたフレーム画像は、画像の動
き部分についてはブレが抑制されて画質が向上している
ものの、静止部分については解像度が低下して画質が劣
化する。
うな回路構成では、得られたフレーム画像は、画像の動
き部分についてはブレが抑制されて画質が向上している
ものの、静止部分については解像度が低下して画質が劣
化する。
【0013】本発明は、このような問題点を解決し、動
き部分及び制し部分共に画質の向上を図ることができる
画像処理装置を提示することを目的とする。
き部分及び制し部分共に画質の向上を図ることができる
画像処理装置を提示することを目的とする。
【0014】本発明はまた、静止部分の解像度低下を防
ぐことのできる画像処理装置を提示することを目的とす
る。
ぐことのできる画像処理装置を提示することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像処理装
置は、飛び越し走査による第1フィールドと第2フィー
ルドの入力画像、及び画面を分割する複数のブロックの
それぞれについて当該入力画像の動きを示す動き情報か
ら、1フレームの静止画像を形成する画像処理装置であ
って、当該入力画像の動きを示す動き情報を記憶する動
き情報用メモリ手段と、当該入力画像の第1フィールド
と第2フィールドから当該第2フィールドの補間画像を
形成する補間手段と、第1フィールドでは、当該入力画
像の第1フィールドの画素データを選択し、第2フィー
ルドでは、当該動き情報用メモリ手段に記憶される動き
情報に従い、動き部分と判定された処理対象画素では、
当該補間手段の出力を選択し、静止部分と判定された処
理対象画素では当該入力画像の第2フィールドの信号を
選択する選択手段とからなることを特徴とする。
置は、飛び越し走査による第1フィールドと第2フィー
ルドの入力画像、及び画面を分割する複数のブロックの
それぞれについて当該入力画像の動きを示す動き情報か
ら、1フレームの静止画像を形成する画像処理装置であ
って、当該入力画像の動きを示す動き情報を記憶する動
き情報用メモリ手段と、当該入力画像の第1フィールド
と第2フィールドから当該第2フィールドの補間画像を
形成する補間手段と、第1フィールドでは、当該入力画
像の第1フィールドの画素データを選択し、第2フィー
ルドでは、当該動き情報用メモリ手段に記憶される動き
情報に従い、動き部分と判定された処理対象画素では、
当該補間手段の出力を選択し、静止部分と判定された処
理対象画素では当該入力画像の第2フィールドの信号を
選択する選択手段とからなることを特徴とする。
【0016】本発明に係る画像処理装置はまた、飛び越
し走査による第1フィールドと第2フィールドの入力画
像、及び画面を分割する複数のブロックのそれぞれにつ
いて当該入力画像の動きを示す動き情報から、1フレー
ムの静止画像を形成する画像処理装置であって、当該入
力画像の動きを示す動き情報を記憶する動き情報用メモ
リ手段と、当該入力画像の第1フィールドと第2フィー
ルドから当該第2フィールドの補間画像を形成する補間
手段と、当該入力画像の第2フィールドの各画素データ
を動き補正の処理対象画素データとして当該入力画像の
第1のフィールドの画素との間で動きを演算する動き演
算手段と、当該動き情報用メモリ手段に記憶される動き
情報に従い、動き判定の閾値を発生する閾値発生手段
と、当該動き演算手段の演算結果を当該閾値発生手段の
発生する閾値と比較して、第2のフィールドの各処理対
象画素について動き/静止を判別する動き/静止判別手
段と、第1フィールドでは、当該入力画像の第1フィー
ルドの画素データを選択し、第2フィールドでは、当該
動き/静止判別手段の動き判別結果に従い、動き部分と
判定された処理対象画素では当該補間手段の出力を選択
し、静止部分と判定された処理対象画素では当該入力画
像の第2フィールドの信号を選択する選択手段とからな
ることを特徴とする。
し走査による第1フィールドと第2フィールドの入力画
像、及び画面を分割する複数のブロックのそれぞれにつ
いて当該入力画像の動きを示す動き情報から、1フレー
ムの静止画像を形成する画像処理装置であって、当該入
力画像の動きを示す動き情報を記憶する動き情報用メモ
リ手段と、当該入力画像の第1フィールドと第2フィー
ルドから当該第2フィールドの補間画像を形成する補間
手段と、当該入力画像の第2フィールドの各画素データ
を動き補正の処理対象画素データとして当該入力画像の
第1のフィールドの画素との間で動きを演算する動き演
算手段と、当該動き情報用メモリ手段に記憶される動き
情報に従い、動き判定の閾値を発生する閾値発生手段
と、当該動き演算手段の演算結果を当該閾値発生手段の
発生する閾値と比較して、第2のフィールドの各処理対
象画素について動き/静止を判別する動き/静止判別手
段と、第1フィールドでは、当該入力画像の第1フィー
ルドの画素データを選択し、第2フィールドでは、当該
動き/静止判別手段の動き判別結果に従い、動き部分と
判定された処理対象画素では当該補間手段の出力を選択
し、静止部分と判定された処理対象画素では当該入力画
像の第2フィールドの信号を選択する選択手段とからな
ることを特徴とする。
【0017】入力画像は例えば、二次元のフレーム内直
交変換とフィールド内直交変換を選択的に用いて符号化
されたデータから復号化されたものであり、当該画面を
分割する複数のブロックのそれぞれは直交変換ブロック
である。
交変換とフィールド内直交変換を選択的に用いて符号化
されたデータから復号化されたものであり、当該画面を
分割する複数のブロックのそれぞれは直交変換ブロック
である。
【0018】別に得られている動き情報を静止画像を得
るために流用することにより、画素毎に動き判定を行な
うアルゴリズムに比べてハードウエアを削減できる。ま
た、別に得られている動き情報により、画素毎の動き判
定の閾値を修整することにより、周囲の判定結果と異な
る判定結果の孤立点の発生を効果的に抑制でき、動き判
定の精度を高めることができる。これにより、より高い
画質のフレーム静止画像を得ることができる。
るために流用することにより、画素毎に動き判定を行な
うアルゴリズムに比べてハードウエアを削減できる。ま
た、別に得られている動き情報により、画素毎の動き判
定の閾値を修整することにより、周囲の判定結果と異な
る判定結果の孤立点の発生を効果的に抑制でき、動き判
定の精度を高めることができる。これにより、より高い
画質のフレーム静止画像を得ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
一実施の形態を詳細に説明する。
一実施の形態を詳細に説明する。
【0020】図1は本発明の第1実施例の概略構成ブロ
ック図を示す。この実施例では、直交変換、量子化及び
可変長符号化を用いて高能率符号化された画像データを
取り扱う場合を説明する。
ック図を示す。この実施例では、直交変換、量子化及び
可変長符号化を用いて高能率符号化された画像データを
取り扱う場合を説明する。
【0021】入力端子10には、記録媒体又は伝送媒体
から符号化画像データが所定フォーマットで入力する。
各直交変換ブロック毎に1ビットの動き検出信号が付加
されている。フォーマット復号回路12は、入力端子1
0からデータから符号化画像データと動き検出信号を抽
出する。
から符号化画像データが所定フォーマットで入力する。
各直交変換ブロック毎に1ビットの動き検出信号が付加
されている。フォーマット復号回路12は、入力端子1
0からデータから符号化画像データと動き検出信号を抽
出する。
【0022】可変長復号化回路14は、フォーマット復
号回路12からの符号化画像データを可変長復号化し、
逆量子化回路16は可変長復号化回路14の出力を逆量
子化する。スイッチ18はフォーマット復号回路12か
ら出力される動き検出信号に従い動き検出ブロック単位
で切り換えられ、静止ブロックに対してはa接点に接続
して逆量子化回路16の出力をフレーム内逆直交変換回
路20に供給し、動きブロックに対してはb接点に接続
して逆量子化回路16の出力をフィールド内逆直交変換
回路22に供給する。フレーム内逆直交変換回路20
は、逆量子化回路16の出力をフレーム内で逆直交変換
し、フィールド内逆直交変換回路22は逆量子化回路1
6の出力をフィールド内で逆直交変換する。フレーム内
逆直交変換回路20の出力及びフィールド内逆直交変換
回路22の出力は、フレーム・メモリ24に書き込まれ
る。
号回路12からの符号化画像データを可変長復号化し、
逆量子化回路16は可変長復号化回路14の出力を逆量
子化する。スイッチ18はフォーマット復号回路12か
ら出力される動き検出信号に従い動き検出ブロック単位
で切り換えられ、静止ブロックに対してはa接点に接続
して逆量子化回路16の出力をフレーム内逆直交変換回
路20に供給し、動きブロックに対してはb接点に接続
して逆量子化回路16の出力をフィールド内逆直交変換
回路22に供給する。フレーム内逆直交変換回路20
は、逆量子化回路16の出力をフレーム内で逆直交変換
し、フィールド内逆直交変換回路22は逆量子化回路1
6の出力をフィールド内で逆直交変換する。フレーム内
逆直交変換回路20の出力及びフィールド内逆直交変換
回路22の出力は、フレーム・メモリ24に書き込まれ
る。
【0023】フォーマット復号回路12で抽出された動
き検出信号は動き情報メモリ26に一時記憶される。
き検出信号は動き情報メモリ26に一時記憶される。
【0024】アドレス・カウンタ28は、フレーム・メ
モリ24に記憶される画像データ及び動き情報用メモリ
26に記憶される動き検出信号を、画面上のラスタ順に
読み出すアドレス信号を発生する。
モリ24に記憶される画像データ及び動き情報用メモリ
26に記憶される動き検出信号を、画面上のラスタ順に
読み出すアドレス信号を発生する。
【0025】フレーム・メモリ24から読み出されたフ
レーム画像データは、補間回路30と1ライン遅延回路
32に印加される。1ライン遅延回路32の出力は、1
ライン遅延回路34を介して補間回路30の別の入力に
入力される。従って、補間回路30には、第Nライン
(第2フィールド)上の処理対象画素zに対し、図2の
第(N−1)ライン(第1フィールド)上の画素xと第
(N+1)ライン(第1フィールド)上の画素yの画素
データが同時に入力されることになり、補間回路30
は、(第2フィールド)上の処理対象画素zの補間値と
して両入力の平均値を出力する。補間回路30の出力
は、時間調整の遅延回路38に印加される。遅延回路3
2の出力はまた、遅延回路36に印加される。
レーム画像データは、補間回路30と1ライン遅延回路
32に印加される。1ライン遅延回路32の出力は、1
ライン遅延回路34を介して補間回路30の別の入力に
入力される。従って、補間回路30には、第Nライン
(第2フィールド)上の処理対象画素zに対し、図2の
第(N−1)ライン(第1フィールド)上の画素xと第
(N+1)ライン(第1フィールド)上の画素yの画素
データが同時に入力されることになり、補間回路30
は、(第2フィールド)上の処理対象画素zの補間値と
して両入力の平均値を出力する。補間回路30の出力
は、時間調整の遅延回路38に印加される。遅延回路3
2の出力はまた、遅延回路36に印加される。
【0026】遅延回路36,38の出力は、それぞれフ
ィールド切換えスイッチ40のa接点及びb接点に印加
される。動き情報用メモリ26から読み出された動き検
出信号は、時間調整の遅延回路42を介してフィールド
切換えスイッチ40の切換え制御端子に印加される。フ
ィールド切換えスイッチ40の切換え制御端子には更に
は、フィールド切換え制御回路44からのフィールド切
換え制御信号が印加される。
ィールド切換えスイッチ40のa接点及びb接点に印加
される。動き情報用メモリ26から読み出された動き検
出信号は、時間調整の遅延回路42を介してフィールド
切換えスイッチ40の切換え制御端子に印加される。フ
ィールド切換えスイッチ40の切換え制御端子には更に
は、フィールド切換え制御回路44からのフィールド切
換え制御信号が印加される。
【0027】フィールド切換えスイッチ40は、フィー
ルド切換え制御回路44からのフィールド切換え制御信
号が第1フィールドを指示する場合には、遅延回路42
の出力(動き検出信号)に関わらずa接点に接続し、フ
ィールド切換え制御回路44からのフィールド切換え制
御信号が第2フィールドを指示する場合には、遅延回路
42の出力(動き検出信号)に応じて、動きブロックの
画素に対してはb接点に接続して補間回路30による補
間画素データを選択し、静止ブロックの画素に対しては
a接点に接続して遅延回路36の出力(即ち、第2フィ
ールドの画素データそのもの)を選択する。
ルド切換え制御回路44からのフィールド切換え制御信
号が第1フィールドを指示する場合には、遅延回路42
の出力(動き検出信号)に関わらずa接点に接続し、フ
ィールド切換え制御回路44からのフィールド切換え制
御信号が第2フィールドを指示する場合には、遅延回路
42の出力(動き検出信号)に応じて、動きブロックの
画素に対してはb接点に接続して補間回路30による補
間画素データを選択し、静止ブロックの画素に対しては
a接点に接続して遅延回路36の出力(即ち、第2フィ
ールドの画素データそのもの)を選択する。
【0028】フィールド切換えスイッチ40の出力は出
力端子46から外部に出力される。そのフレーム構成
は、第1フィールドが元の画素データのみからなり、第
2フィールドが、静止部分では元の第2フィールドの画
素データからなると共に、動き部分では元の第1フィー
ルド及び第2フィールドの画素データから形成した補間
画素データからなる。
力端子46から外部に出力される。そのフレーム構成
は、第1フィールドが元の画素データのみからなり、第
2フィールドが、静止部分では元の第2フィールドの画
素データからなると共に、動き部分では元の第1フィー
ルド及び第2フィールドの画素データから形成した補間
画素データからなる。
【0029】本実施例では、直交変換ブロックの単位で
動きの有無を判定しているので、画素単位で動きを判定
するのに比べ、ハードウエアを削減できると共に処理時
間を大幅に短縮できる。また、ブロック単位では動き判
定結果が同じになるので、周囲の画素と判定結果が異な
る孤立点が発生しなくなり、孤立点による画質劣化を防
止できる。
動きの有無を判定しているので、画素単位で動きを判定
するのに比べ、ハードウエアを削減できると共に処理時
間を大幅に短縮できる。また、ブロック単位では動き判
定結果が同じになるので、周囲の画素と判定結果が異な
る孤立点が発生しなくなり、孤立点による画質劣化を防
止できる。
【0030】図3は、第2実施例の概略構成ブロック図
を示す。この第2実施例では、画素単位の動き検出結果
を、直交変換ブロック単位の動き情報に応じた閾値で動
き判定し、その動き判定結果により元の第2フィールド
の画素データか補間画素データかを選択するようにし
た。図1と同じ構成要素には同じ符号を付してある。
を示す。この第2実施例では、画素単位の動き検出結果
を、直交変換ブロック単位の動き情報に応じた閾値で動
き判定し、その動き判定結果により元の第2フィールド
の画素データか補間画素データかを選択するようにし
た。図1と同じ構成要素には同じ符号を付してある。
【0031】動き演算回路50には、フレーム・メモリ
24から読み出されたデータ、1ライン遅延回路32の
出力及び1ライン遅延回路34の出力が入力される。1
ライン遅延回路32の出力が第Nライン(第2フィール
ド)上の処理対象画素zの画素データであるときに、フ
レーム・メモリ24の出力は、第(N+1)ライン(第
1フィールド)上の画素yの画素データ、遅延回路34
の出力は第(N−1)ライン(第1フィールド)上の画
素xの画素データであり、動き演算回路50はこれら3
つの入力x,y,zから処理対象画素zの動き量を算出
する。具体的には、図4に示すような回路構成により、
|(x+y)/2−z|を算出する。
24から読み出されたデータ、1ライン遅延回路32の
出力及び1ライン遅延回路34の出力が入力される。1
ライン遅延回路32の出力が第Nライン(第2フィール
ド)上の処理対象画素zの画素データであるときに、フ
レーム・メモリ24の出力は、第(N+1)ライン(第
1フィールド)上の画素yの画素データ、遅延回路34
の出力は第(N−1)ライン(第1フィールド)上の画
素xの画素データであり、動き演算回路50はこれら3
つの入力x,y,zから処理対象画素zの動き量を算出
する。具体的には、図4に示すような回路構成により、
|(x+y)/2−z|を算出する。
【0032】他方、閾値発生回路52は、動き情報メモ
リ26からの動き情報(直交変換ブロック単位の動き情
報)に従った大きさの、動き判定の閾値Thを発生す
る。具体的には、閾値発生回路52は、符号化データか
らの動き検出情報がフレーム内逆直交変換を指示する静
止ブロックを示す場合、動き判定結果が‘静止’になり
やすいように、大きな閾値Thを発生し、逆に、符号化
データからの動き検出情報がフィールド内逆直交変換を
指示する動きブロックを示す場合には、動き判定結果が
‘動き’になりやすいように、小さいな閾値Thを発生
する。
リ26からの動き情報(直交変換ブロック単位の動き情
報)に従った大きさの、動き判定の閾値Thを発生す
る。具体的には、閾値発生回路52は、符号化データか
らの動き検出情報がフレーム内逆直交変換を指示する静
止ブロックを示す場合、動き判定結果が‘静止’になり
やすいように、大きな閾値Thを発生し、逆に、符号化
データからの動き検出情報がフィールド内逆直交変換を
指示する動きブロックを示す場合には、動き判定結果が
‘動き’になりやすいように、小さいな閾値Thを発生
する。
【0033】比較回路54は動き演算回路50の出力
を、閾値発生回路52の出力する閾値Thと比較し、動
き判定回路56は、比較回路54の比較結果に従い動き
/静止を判定し、フィールド切換えスイッチ58の切換
えを制御する切換え制御信号を発生する。本実施例で
は、動き演算回路50の演算結果が閾値Thより大きい
ときは、上下の画素の平均値と処理対象画素の値との差
が十分に大きいのでその処理対象画素を動き部分と判定
し、小さいときは、上下の画素の平均値と処理対象画素
の値との差が小さいので、その処理対象画素を静止部分
と判定する。
を、閾値発生回路52の出力する閾値Thと比較し、動
き判定回路56は、比較回路54の比較結果に従い動き
/静止を判定し、フィールド切換えスイッチ58の切換
えを制御する切換え制御信号を発生する。本実施例で
は、動き演算回路50の演算結果が閾値Thより大きい
ときは、上下の画素の平均値と処理対象画素の値との差
が十分に大きいのでその処理対象画素を動き部分と判定
し、小さいときは、上下の画素の平均値と処理対象画素
の値との差が小さいので、その処理対象画素を静止部分
と判定する。
【0034】フィールド切換えスイッチ58は、フィー
ルド切換え制御回路44からのフィールド切換え制御信
号が第1フィールドを指示する場合には、動き判定回路
56の出力に関わらずa接点に接続し、フィールド切換
え制御回路44からのフィールド切換え制御信号が第2
フィールドを指示する場合には、動き判定回路56の出
力に応じて、動き部分の画素に対してはb接点に接続し
て補間回路30による補間画素データを選択し、静止部
分の画素に対してはa接点に接続して遅延回路36の出
力(即ち、第2フィールドの画素データそのもの)を選
択する。
ルド切換え制御回路44からのフィールド切換え制御信
号が第1フィールドを指示する場合には、動き判定回路
56の出力に関わらずa接点に接続し、フィールド切換
え制御回路44からのフィールド切換え制御信号が第2
フィールドを指示する場合には、動き判定回路56の出
力に応じて、動き部分の画素に対してはb接点に接続し
て補間回路30による補間画素データを選択し、静止部
分の画素に対してはa接点に接続して遅延回路36の出
力(即ち、第2フィールドの画素データそのもの)を選
択する。
【0035】図3に示す実施例では、画素単位で求めた
動きの判定に直交変換ブロック単位の動き検出情報を加
えることで、動き判定の参照範囲が拡大すると共に、周
囲の画素と判定結果が異なる孤立点の発生を抑制でき、
画素毎の動き判定の精度の向上を図ることができる。
動きの判定に直交変換ブロック単位の動き検出情報を加
えることで、動き判定の参照範囲が拡大すると共に、周
囲の画素と判定結果が異なる孤立点の発生を抑制でき、
画素毎の動き判定の精度の向上を図ることができる。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、符号化データの直交変換ブロック
ごとに検出する動き情報を用いるので、画素毎に動き判
定を行なうアルゴリズムに比べてハードウエアを削減で
きる。また、周囲の判定結果と異なる孤立点の発生を抑
制でき、動き判定の精度を改善できる。これらにより、
より高い画質のフレーム静止画像を得ることができる。
に、本発明によれば、符号化データの直交変換ブロック
ごとに検出する動き情報を用いるので、画素毎に動き判
定を行なうアルゴリズムに比べてハードウエアを削減で
きる。また、周囲の判定結果と異なる孤立点の発生を抑
制でき、動き判定の精度を改善できる。これらにより、
より高い画質のフレーム静止画像を得ることができる。
【図1】 本発明の第1実施例の概略構成ブロック図で
ある。
ある。
【図2】 処理対象画素Kの上下に位置する第1フィー
ルドの画素データx及びyの位置関係を示す図である。
ルドの画素データx及びyの位置関係を示す図である。
【図3】 本発明の第2実施例の概略構成ブロック図で
ある。
ある。
【図4】 動き演算回路50の概略構成ブロック図であ
る。
る。
【図5】 フレーム内直交変換とフィールド内直交変換
を選択する従来例の画像圧縮伝送系の概略構成ブロック
図である。
を選択する従来例の画像圧縮伝送系の概略構成ブロック
図である。
【図6】 処理対象である第2フィールドの画素を1ラ
イン上に位置する画素データで補間する様子を説明する
図である。
イン上に位置する画素データで補間する様子を説明する
図である。
【図7】 上下画素値の平均値により補間する例の説明
図である。
図である。
【図8】 動き補正する従来のフレーム静止画像形成装
置の概略構成ブロック図である。
置の概略構成ブロック図である。
10:入力端子 12:フォーマット復号回路 14:可変長復号化回路 16:逆量子化回路 18:スイッチ 20:フレーム内逆直交変換回路 22:フィールド内逆直交変換回路 24:フレーム・メモリ 26:動き情報メモリ 28:アドレス・カウンタ 30:補間回路 32,34:1ライン遅延回路 36:遅延回路 38:遅延回路 40:フィールド切換えスイッチ 42:遅延回路 44:フィールド切換え制御回路 46:出力端子 50:動き演算回路 52:閾値発生回路 54: 比較回路 56:動き判定回路 58:フィールド切換えスイッチ 110:入力端子 112:ブロック化回路 114:動き検出回路 116:スイッチ 118:フレーム内直交変換回路 120:フィールド内直交変換回路 122:量子化回路 124:可変長符号化回路 126:フォーマット化回路 128:伝送媒体又は記録媒体 130:フォーマット復号回路 132:可変長復号化回路 134:逆量子化回路 136:スイッチ 138:フレーム内逆直交変換回路 140:フィールド内直交変換回路 142:ラスタ走査化回路 144:出力端子 150:入力端子 152:補間回路 154:遅延回路 156:遅延回路 158:フィールド切換えスイッチ 160:フィールド切換え制御回路
Claims (4)
- 【請求項1】 飛び越し走査による第1フィールドと第
2フィールドの入力画像、及び画面を分割する複数のブ
ロックのそれぞれについて当該入力画像の動きを示す動
き情報から、1フレームの静止画像を形成する画像処理
装置であって、 当該入力画像の動きを示す動き情報を記憶する動き情報
用メモリ手段と、 当該入力画像の第1フィールドと第2フィールドから当
該第2フィールドの補間画像を形成する補間手段と、 第1フィールドでは、当該入力画像の第1フィールドの
画素データを選択し、第2フィールドでは、当該動き情
報用メモリ手段に記憶される動き情報に従い、動き部分
と判定された処理対象画素では、当該補間手段の出力を
選択し、静止部分と判定された処理対象画素では当該入
力画像の第2フィールドの信号を選択する選択手段とか
らなることを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項2】 当該入力画像が、二次元のフレーム内直
交変換とフィールド内直交変換を選択的に用いて符号化
されたデータから復号化されたものであり、当該画面を
分割する複数のブロックのそれぞれが、直交変換ブロッ
クである請求項1に記載の画像処理装置。 - 【請求項3】 飛び越し走査による第1フィールドと第
2フィールドの入力画像、及び画面を分割する複数のブ
ロックのそれぞれについて当該入力画像の動きを示す動
き情報から、1フレームの静止画像を形成する画像処理
装置であって、 当該入力画像の動きを示す動き情報を記憶する動き情報
用メモリ手段と、 当該入力画像の第1フィールドと第2フィールドから当
該第2フィールドの補間画像を形成する補間手段と、 当該入力画像の第2フィールドの各画素データを動き補
正の処理対象画素データとして当該入力画像の第1のフ
ィールドの画素との間で動きを演算する動き演算手段
と、 当該動き情報用メモリ手段に記憶される動き情報に従
い、動き判定の閾値を発生する閾値発生手段と、 当該動き演算手段の演算結果を当該閾値発生手段の発生
する閾値と比較して、第2のフィールドの各処理対象画
素について動き/静止を判別する動き/静止判別手段
と、 第1フィールドでは、当該入力画像の第1フィールドの
画素データを選択し、第2フィールドでは、当該動き/
静止判別手段の動き判別結果に従い、動き部分と判定さ
れた処理対象画素では当該補間手段の出力を選択し、静
止部分と判定された処理対象画素では当該入力画像の第
2フィールドの信号を選択する選択手段とからなること
を特徴とする画像処理装置。 - 【請求項4】 当該入力画像が、二次元のフレーム内直
交変換とフィールド内直交変換を選択的に用いて符号化
されたデータから復号化されたものであり、当該画面を
分割する複数のブロックのそれぞれが、直交変換ブロッ
クである請求項3に記載の画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3382697A JPH10233992A (ja) | 1997-02-18 | 1997-02-18 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3382697A JPH10233992A (ja) | 1997-02-18 | 1997-02-18 | 画像処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10233992A true JPH10233992A (ja) | 1998-09-02 |
Family
ID=12397303
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3382697A Withdrawn JPH10233992A (ja) | 1997-02-18 | 1997-02-18 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10233992A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6697431B1 (en) | 1999-06-04 | 2004-02-24 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Image signal decoder and image signal display system |
-
1997
- 1997-02-18 JP JP3382697A patent/JPH10233992A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6697431B1 (en) | 1999-06-04 | 2004-02-24 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Image signal decoder and image signal display system |
US7092444B2 (en) | 1999-06-04 | 2006-08-15 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Image signal decoder for determining interframe motion |
US7106800B2 (en) | 1999-06-04 | 2006-09-12 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Image signal decoder selectively using frame/field processing |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040511 |