JP3869893B2 - 符号化装置、復号化装置及びその方法 - Google Patents

符号化装置、復号化装置及びその方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターレースされた画像情報をブロック化して符号化して圧縮データを生成する符号化装置、復号化装置及びその方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、映像信号の符号化装置として、インターレースされた画像情報をフレーム毎に所定画素数からなるブロックデータに分割し、各ブロックデータに対して、横8画素、縦8画素(8×8)のブロックサイズの直交変換処理、量子化処理及び可変長符号化処理を順次行うことにより、圧縮データを得る高能率符号化装置がある。
また、上述のような高能率符号化装置で得られた圧縮データに対して、可変長復号化処理、逆量子化処理及び逆直交変換処理を順次行うことにより、インターレースされた画像情報を得る高能率復号化装置がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の高能率符号化装置において、1フレームで横720画素、縦360画素(720×360)のインターレスされた画像情報を、横8画素、縦6画素(8×6)のブロックデータに分割し、各ブロックデータを8×8のブロックデータに各々変換して、フレーム毎に直交変換処理、量子化処理及び可変長符号化処理を行おうとすると、入力された上記画像情報が動きの比較的大きい画像、又はフィールド間の画像の相関関係が小さい画像であった場合、フィールド毎に処理する場合よりも画質の低い圧縮データが得られる、という問題があった。
また、これとは逆に、フィールド毎に直交変換処理、量子化処理及び可変長符号化処理を行おうとすると、入力された上記画像情報が、動きの比較的小さい画像、又はフィールド間の画像の相関関係が大きい画像であった場合、フレーム毎に処理する場合よりも画質が低い圧縮データが得られる、という問題があった。
このため、上記高能率符号化装置で得られた圧縮データを、その装置に対応した高能率復号化装置で復号した場合、その結果得られる画像情報も、画質が低いものとなってしまっていた。
【0004】
そこで、本発明は、上記の欠点を除去するために成されたもので、処理対象となる画像情報が如何なるものであっても、高画質の圧縮データを得る符号化装置及び符号化方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、上記符号化装置又は符号化方法で得られた圧縮データを高画質で復号する復号化装置及び復号化方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の符号化装置は、インターレースされた画像信号を入力する入力手段と、前記画像信号をフレーム毎にj×k(j,k:正の整数)画素からなる第1のブロックデータに分割する分割手段と、前記分割手段によって分割された第1のブロックデータをJ×K(J,K:正の整数、J×K≠j×k)画素からなる第2のブロックデータに変換するブロック変換手段と、前記ブロック変換手段によって変換された第2のブロックデータを符号化する符号化手段とを有し、前記ブロック変換手段は、複数種類の変換モードの何れかを選択し、選択した変換モードに基づいて前記第1のブロックデータを前記第2のブロックデータに変換し、前記複数種類の変換モードは、少なくとも同一フィールドの画素を用いて、前記第1のブロックデータをJ×K画素からなる前記第2のブロックデータに変換する第1の変換モードと、異なるフィールドの画素を用いて、前記第1のブロックデータをJ×K画素からなる前記第2のブロックデータに変換する第2の変換モードとを有し、前記ブロック変換手段は、前記第1のブロックデータの画像の動きを検出し、その検出した結果に応じて、動きが大きい場合には前記第1の変換モードを選択し、動きが小さい場合には前記第2の変換モードを選択すること特徴とする。
また、本発明の他の特徴とするところは、インターレースされた画像信号を入力する入力手段と、前記画像信号をフレーム毎にj×k(j,k:正の整数)画素からなる第1のブロックデータに分割する分割手段と、前記分割手段によって分割された第1のブロックデータをJ×K(J,K:正の整数、J×K≠j×k)画素からなる第2のブロックデータに変換するブロック変換手段と、前記ブロック変換手段によって変換された第2のブロックデータを符号化する符号化手段とを有し、前記ブロック変換手段は、複数種類の変換モードの何れかを選択し、選択した変換モードに基づいて前記第1のブロックデータを前記第2のブロックデータに変換し、前記複数種類の変換モードは、少なくとも同一フィールドの画素を用いて、前記第1のブロックデータをJ×K画素からなる前記第2のブロックデータに変換する第1の変換モードと、異なるフィールドの画素を用いて、前記第1のブロックデータをJ×K画素からなる前記第2のブロックデータに変換する第2の変換モードとを有し、前記ブロック変換手段は、前記第1のブロックデータの画像の相関性を検出し、その検出した結果に応じて、相関性が小さい場合には前記第1の変換モードを選択し、相関性が大きいと判断された場合には前記第2の変換モードを選択することを特徴とする。
本発明の復号化装置は、インターレースされた画像信号をJ×K(J,K:正の整数)画素からなる第1のブロックデータ毎に符号化して得られた符号化データを入力する入力手段と、前記入力手段によって入力された符号化データに含まれる第1のブロックデータを復号化する復号化手段と、前記復号化手段により復号化された第1のブロックデータをj×k(j,k:正の整数、J×K≠≠j×k)画素からなる第2のブロックデータに変換するブロック変換手段とを有し、前記ブロック変換手段は、複数種類の変換モードの何れかを選択し、選択した変換モードに基づいて前記第1のブロックデータを前記第2のブロックデータに変換し、前記複数種類の変換モードは、少なくとも同一フィールドの画素を用いて、前記第1のブロックデータをJ×K画素からなる前記第2のブロックデータに変換する第1の変換モードと、異なるフィールドの画素を用いて、前記第1のブロックデータをJ×K画素からなる前記第2のブロックデータに変換する第2の変換モードとを有し、前記ブロック変換手段は、前記第1のブロックデータの画像の動きを検出し、その検出した結果に応じて、動きが大きい場合には前記第1の変換モードを選択し、動きが小さい場合には前記第2の変換モードを選択することを特徴とする。
また、本発明の他の特徴とするところは、インターレースされた画像信号をJ×K(J,K:正の整数)画素からなる第1のブロックデータ毎に符号化して得られた符号化データを入力する入力手段と、前記入力手段によって入力された符号化データに含まれる第1のブロックデータを復号化する復号化手段と、前記復号化手段により復号化された第1のブロックデータをj×k(j,k:正の整数、J×K≠j×k)画素からなる第2のブロックデータに変換するブロック変換手段とを有し、前記ブロック変換手段は、複数種類の変換モードの何れかを選択し、選択した変換モードに基づいて前記第1のブロックデータを前記第2のブロックデータに変換し、前記複数種類の変換モードは、少なくとも同一フィールドの画素を用いて、前記第1のブロックデータをJ×K画素からなる前記第2のブロックデータに変換する第1の変換モードと、異なるフィールドの画素を用いて、前記第1のブロックデータをJ×K画素からなる前記第2のブロックデータに変換する第2の変換モードとを有し、前記ブロック変換手段は、前記第1のブロックデータの画像の相関性を検出し、その検出した結果に応じて、相関性が小さい場合には前記第1の変換モードを選択し、相関性が大きいと判断された場合には前記第2の変換モードを選択することを特徴とする。
本発明の符号化方法は、インターレースされた画像信号を入力する入力ステップと、前記画像信号をフレーム毎にj×k(j,k:正の整数)画素からなる第1のブロックデータに分割する分割ステップと、前記分割ステップによって分割された第1のブロックデータをJ×K(J,K:正の整数、J×K≠j×k)画素からなる第2のブロックデータに変換するブロック変換ステップと、前記ブロック変換ステップによって変換された第2のブロックデータを符号化する符号化ステップとを有し、前記ブロック変換ステップは、複数種類の変換モードの何れかを選択し、選択した変換モードに基づいて前記第1のブロックデータを前記第2のブロックデータに変換し、前記複数種類の変換モードは、少なくとも同一フィールドの画素を用いて、前記第1のブロックデータをJ×K画素からなる前記第2のブロックデータに変換する第1の変換モードと、異なるフィールドの画素を用いて、前記第1のブロックデータをJ×K画素からなる前記第2のブロックデータに変換する第2の変換モードとを有し、前記ブロック変換ステップは、前記第1のブロックデータの画像の動きを検出し、その検出した結果に応じて、動きが大きい場合には前記第1の変換モードを選択し、動きが小さい場合には前記第2の変換モードを選択すること特徴とする。
また、本発明の他の特徴とするところは、インターレースされた画像信号を入力する入力ステップと、前記画像信号をフレーム毎にj×k(j,k:正の整数)画素からなる第1のブロックデータに分割する分割ステップと、前記分割ステップによって分割された第1のブロックデータをJ×K(J,K:正の整数、J×K≠j×k)画素からなる第2のブロックデータに変換するブロック変換ステップと、前記ブロック変換ステップによって変換された第2のブロックデータを符号化する符号化ステップとを有し、前記ブロック変換ステップは、複数種類の変換モードの何れかを選択し、選択した変換モードに基づいて前記第1のブロックデータを前記第2のブロックデータに変換し、前記複数種類の変換モードは、少なくとも同一フィールドの画素を用いて、前記第1のブロックデータをJ×K画素からなる前記第2のブロックデータに変換する第1の変換モードと、異なるフィールドの画素を用いて、前記第1のブロックデータをJ×K画素からなる前記第2のブロックデータに変換する第2の変換モードとを有し、前記ブロック変換ステップは、前記第1のブロックデータの画像の相関性を検出し、その検出した結果に応じて、相関性が小さい場合には前記第1の変換モードを選択し、相関性が大きいと判断された場合には前記第2の変換モードを選択することを特徴とする。
本発明の復号化方法は、インターレースされた画像信号をJ×K(J,K:正の整数)画素からなる第1のブロックデータ毎に符号化して得られた符号化データを入力する入力ステップと、前記入力ステップによって入力された符号化データに含まれる第1のブロックデータを復号化する復号化ステップと、前記復号化ステップにより復号化された第1のブロックデータをj×k(j,k:正の整数、J×K≠j×k)画素からなる第2のブロックデータに変換するブロック変換ステップとを有し、前記ブロック変換ステップは、複数種類の変換モードの何れかを選択し、選択した変換モードに基づいて前記第1のブロックデータを前記第2のブロックデータに変換し、前記複数種類の変換モードは、少なくとも同一フィールドの画素を用いて、前記第1のブロックデータをJ×K画素からなる前記第2のブロックデータに変換する第1の変換モードと、異なるフィールドの画素を用いて、前記第1のブロックデータをJ×K画素からなる前記第2のブロックデータに変換する第2の変換モードとを有し、前記ブロック変換ステップは、前記第1のブロックデータの画像の動きを検出し、その検出した結果に応じて、動きが大きい場合には前記第1の変換モードを選択し、動きが小さい場合には前記第2の変換モードを選択することを特徴とする。
また、本発明の他の特徴とするところは、インターレースされた画像信号をJ×K(J,K:正の整数)画素からなる第1のブロックデータ毎に符号化して得られた符号化データを入力する入力ステップと、前記入力ステップによって入力された符号化データに含まれる第1のブロックデータを復号化する復号化ステップと、前記復号化ステップにより復号化された第1のブロックデータをj×k(j,k:正の整数、J×K≠j×k)画素からなる第2のブロックデータに変換するブロック変換ステップとを有し、前記ブロック変換ステップは、複数種類の変換モードの何れかを選択し、選択した変換モードに基づいて前記第1のブロックデータを前記第2のブロックデータに変換し、前記複数種類の変換モードは、少なくとも同一フィールドの画素を用いて、前記第1のブロックデータをJ×K画素からなる前記第2のブロックデータに変換する第1の変換モードと、異なるフィールドの画素を用いて、前記第1のブロックデータをJ×K画素からなる前記第2のブロックデータに変換する第2の変換モードとを有し、前記ブロック変換ステップは、前記第1のブロックデータの画像の相関性を検出し、その検出した結果に応じて、相関性が小さい場合には前記第1の変換モードを選択し、相関性が大きいと判断された場合には前記第2の変換モードを選択することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
【0007】
本発明に係る符号化装置、復号化装置及びその方法は、例えば、図1に示すような画像処理装置100に適用される。
【0008】
この画像処理装置100は、インターレースされた画像信号が入力される入力端子101と、入力端子101から画像信号が供給されるブロック分割処理回路102と、ブロック分割処理回路102の出力が供給される第1の信号処理回路103及び処理判定回路105と、第1の信号処理回路103の出力が供給される第2の信号処理回路106とを備えており、処理判定回路105の出力は第1の信号処理回路103に供給され、第2の信号処理回路106の出力は出力端子107を介して伝送されるようになされている。
また、画像処理装置100は、受信されたデータが入力される入力端子108と、入力端子108からデータが供給される第3の信号処理回路109と、第3の信号処理回路109の出力が供給される第4の信号処理回路110及び処理判定回路113と、第4の信号処理回路110の出力が供給される画像合成処理回路114とを備えており、画像合成処理回路114の出力は出力端子115から出力され、第4の信号処理回路110には、入力端子111を介して選択信号も供給されると共に、処理判定回路113の出力も供給されるようになされている。
【0009】
まず、画像処理装置100の一連の動作について説明する。
【0010】
入力端子101には、例えば、図2に示すような1フレームで横720画素、縦480画素(720×480)のインターレースされた画像信号D(720×480)、又は図3に示すような1フレームで横720画素、縦360画素(720×360)のインターレースされた画像信号D(720×360)が入力される。
【0011】
ブロック分割処理回路102は、入力端子101を介して供給された画像信号が、上記図2に示したような画像信号D(720×480)であった場合、画像信号D(720×480)を図4に示すような横8画素、縦8画素(8×8)のブロックB(8×8)に分割し、その(8×8)のブロックデータを第1の信号処理回路103及び処理判定回路105に供給する。
また、ブロック分割処理回路102は、入力端子101を介して供給された画像信号が、上記図3に示したような画像信号D(720×460)であった場合、画像信号D(720×360)を図5に示すような横8画素、縦6画素(8×6)のブロックB(8×6)に分割し、その(8×6)のブロックデータを第1の信号処理回路103及び処理判定回路105に供給する。
【0012】
処理判定回路105は、ブロック分割処理回路102からのブロックデータに基づいて、第1の信号処理回路103で行う後述するブロック変換処理の方法を切り換えるための切換信号SWa を生成し、その切換信号SWa を第1の信号処理回路103に供給する。
【0013】
第1の信号処理回路103は、ブロック分割処理回路102からのブロックデータを直交変換する。
このとき、ブロック分割処理回路102から第1の信号処理回路103に(8×6)のブロックデータが供給された場合、第1の信号処理回路103は、処理判定回路105からの切換信号SWa に従ったブロック変換処理により、ブロック分割処理回路102からの(8×6)のブロックデータを(8×8)のブロックデータに変換して、上記直交変換を行う。
そして、第1の信号処理回路103は、直交変換したブロックデータを第2の信号処理回路106に供給する。
【0014】
尚、処理判定回路105及び第1の信号処理回路103についての詳細な説明は後述する。
【0015】
第2の信号処理回路106は、第1の信号処理回路103からのブロックデータに量子化処理及び可変長符号化処理を行って圧縮データを生成し、その圧縮データから伝送用の出力データを生成する。
そして、第2の信号処理回路106は、生成した出力データを出力端子107を介して出力する。
【0016】
出力端子107から出力される出力データは、相手側に送信される。
【0017】
一方、入力端子108には、受信されたデータ、すなわち圧縮された(8×8)のブロックデータが入力される。
【0018】
第3の信号処理回路109は、入力端子108を介して供給された(8×8)のブロックデータに可変長復号化処理及び逆量子化処理を行い、それらの処理を行ったブロックデータを第4の信号処理回路110及び処理判定回路113に供給する。
【0019】
処理判定回路113は、第3の信号処理回路109からのブロックデータに基づいて、第4の信号処理回路110で行う後述するブロック変換処理の方法を切り換えるための切換信号SWb を生成し、その切換信号SWb を第4の信号処理回路110に供給する。
【0020】
このとき、第4の信号処理回路110には、入力端子111を介して選択信号も供給される。
この選択信号は、(8×8)のブロックデータを(8×6)のブロックデータに変換するか否かを示す信号である。
【0021】
第4の信号処理回路110は、第3の信号処理回路109からのブロックデータを逆直交変換する。
また、第4の信号処理回路110は、入力端子111からの選択信号により、逆直交変換したブロックデータ、すなわち(8×8)のブロックデータを(8×6)のブロックデータに変換する場合、処理判定回路113からの切換信号SWb に従ったブロック変換処理により、(8×8)のブロックデータを(8×6)のブロックデータに変換する。
そして、第4の信号処理回路110は、上述のような処理を行ったブロックデータを画像合成処理回路114に供給する。
【0022】
尚、処理判定回路113及び第4の信号処理回路110についての詳細な説明は後述する。
【0023】
画像合成処理回路114は、第4の信号処理回路110からの(8×8)又は(8×6)のブロックデータを合成して、インターレースされた画像信号を生成し、その画像信号を出力端子115を介して出力する。
【0024】
つぎに、上述した処理判定回路105及び第1の信号処理回路103について具体的に説明する。
【0025】
処理判定回路105は、ブロック分割処理回路102からのブロックデータが(8×6)のブロックデータであった場合、ブロックデータ毎にフィールド間の画像の動きが比較的小さいか大きいか、又はブロックデータ毎にフィールド間の画像の相関関係が比較的小さいか大きいかを検出し、その検出結果により、フィールド間の画像の動きが比較的小さい、又はフィールド間の画像の相関関係が比較的大きい場合、フレーム毎の処理に近い処理を行うことを示す切換信号SWa を第1の信号処理回路103に供給する。
また、処理判定回路105は、その検出結果により、フィールド間の画像の動きが比較的大きい、又はフィールド間の画像の相関関係が比較的小さい場合、フィールド毎の処理に近い処理を行うことを示す切換信号SWa を第1の信号処理回路103に供給する。
【0026】
処理判定回路105で生成される切換信号SWa は、「1」〜「5」の何れかの値が設定されるものであり、「フィールド間の画像の動き」又は「フィールド間の画像の相関関係」の検出結果の度合いに応じた値が設定されるようになされている。
すなわち、フィールド間の画像の動きが比較的小さい、又はフィールド間の画像の相関関係が比較的大きい場合を、切換信号SWa の小さい値としている。
【0027】
第1の信号処理回路103は、この場合、処理判定回路105からの切換信号SWa の値に応じて、5種類のブロック変換処理から適切なブロック変換処理を選択し、その選択したブロック変換処理により、ブロック分割処理回路102からの(8×6)のブロックデータを(8×8)のブロックデータに変換する。
【0028】
すなわち、上記図4に示した(8×8)のブロックデータにおいて、各画素の値をD8 (X,Y)で示し、上記図5に示した(8×6)のブロックデータにおいて、各画素の値をD6 (X,Y)で示すものとすると、第1の信号処理回路103は、処理判定回路105からの切換信号SWa の値が「1」(SWa =1)であった場合、
【0029】
【数1】
Figure 0003869893
【0030】
なる式1を用いたフレーム毎のブロック変換処理を行う。
【0031】
また、第1の信号処理回路103は、処理判定回路105からの切換信号SWa の値が「5」(SWa =5)であった場合、
【0032】
【数2】
Figure 0003869893
【0033】
なる式2を用いたフィールド毎のブロック変換処理を行う。
【0034】
また、第1の信号処理回路103は、処理判定回路105からの切換信号SWa の値が「2」(SWa =2)であった場合、
【0035】
【数3】
Figure 0003869893
【0036】
なる式3において、例えば、N501 の値を「3」(N501 =3)、N502 の値を「1」(N502 =1)とすることにより、上記式1によるフレーム毎のブロック変換処理に近い処理を行う。
【0037】
また、第1の信号処理回路103は、処理判定回路105からの切換信号SWa の値が「3」(SWa =3)であった場合、
【0038】
【数4】
Figure 0003869893
【0039】
なる式4において、例えば、N503 の値を「1」(N503 =1)、N504 の値を「1」(N504 =1)とすることにより、上記式1によるフレーム毎のブロック変換処理と、上記式2によるフィールド毎のブロック変換処理との中間の処理を行う。
【0040】
そして、第1の信号処理回路103は、処理判定回路105からの切換信号SWa の値が「4」(SWa =4)であった場合、
【0041】
【数5】
Figure 0003869893
【0042】
なる式5において、例えば、N505 の値を「1」(N505 =1)、N506 の値を「3」(N506 =3)とすることにより、上記式2によるフィールド毎のブロック変換処理に近い処理を行う。
【0043】
上述のようにして、第1の信号処理回路103は、処理判定回路105からの切換信号SWa に従って、上記式1に示されるフレーム毎のブロック変換処理と、上記式2に示されるフィールド毎のブロック変換処理と、上記式3〜式5に示されるフレーム毎のブロック変換処理で得られた画素値とフィールド毎のブロック変換処理で得られた画素値を加算する比率を可変した処理とを切り換え、ブロック分割処理回路102からの(8×6)のブロックデータを(8×8)のブロックデータに変換する。
【0044】
特に、上記式3〜式5において、「N501 」〜「N505 」の値を、
【0045】
【数6】
Figure 0003869893
【0046】
なる式6に示すような値に設定することにより、上記式1に示されるフレーム毎のブロック変換処理で得られた画素値D8 (X,n)SWa=1 と、上記式2に示されるフィールド毎のブロック変換処理で得られた画素値D8 (X,n)SWa=5 とを画素毎に加算する比率を可変するようになされている。
【0047】
つぎに、上述した処理判定回路113及び第4の信号処理回路110について具体的に説明する。
【0048】
第4の信号処理回路110は、入力端子111からの選択信号により、第3の信号処理回路109からの(8×8)のブロックデータをそのまま出力するか、又は(8×6)のブロックデータに変換して出力するかを選択する。
【0049】
第4の信号処理回路110で(8×8)のブロックデータを(8×6)のブロックデータに変換して出力する場合、処理判定回路113は、第3の信号処理回路109からのブロックデータにおいて、ブロックデータ毎にフィールド間の画像の動きが比較的小さいか大きいか、又はブロックデータ毎にフィールド間の画像の相関関係が比較的小さいか大きいかを検出し、その検出結果により、フィールド間の画像の動きが比較的小さい、又はフィールド間の画像の相関関係が比較的大きい場合、フレーム毎のブロック変換処理に近い処理を行うことを示す切換信号SWb を第4の信号処理回路110に供給する。
また、処理判定回路113は、その検出結果により、フィールド間の画像の動きが比較的大きい、又はフィールド間の画像の相関関係が比較的小さい場合、フィールド毎のブロック変換処理に近い処理を行うことを示す切換信号SWb を第4の信号処理回路110に供給する。
【0050】
処理判定回路105で生成される切換信号SWb は、上述した切換信号SWa と同様に、「1」〜「5」の何れかの値が設定されるものであり、「フィールド間の画像の動き」又は「フィールド間の画像の相関関係」の検出結果の度合いに応じた値が設定されるようになされている。
すなわち、フィールド間の画像の動きが比較的小さい、又はフィールド間の画像の相関関係が比較的大きい場合を、切換信号SWb の小さい値としている。
【0051】
第4の信号処理回路110は、この場合、処理判定回路113からの切換信号SWb の値に応じて、5種類のブロック変換処理から適切なブロック変換処理を選択し、その選択したブロック変換処理により、第3の信号処理回路109からの(8×8)のブロックデータを(8×6)のブロックデータに変換する。
【0052】
すなわち、第4の信号処理回路110は、処理判定回路113からの切換信号SWb の値が「1」(SWb =1)であった場合、
【0053】
【数7】
Figure 0003869893
【0054】
なる式7を用いたフレーム毎のブロック変換処理を行う。
【0055】
また、第4の信号処理回路110は、処理判定回路113からの切換信号SWb の値が「5」(SWb =5)であった場合、
【0056】
【数8】
Figure 0003869893
【0057】
なる式8を用いたフィールド毎のブロック変換処理を行う。
【0058】
また、第4の信号処理回路110は、処理判定回路113からの切換信号SWb の値が「2」(SWb =2)であった場合、
【0059】
【数9】
Figure 0003869893
【0060】
なる式9において、例えば、N501 の値を「3」(N501 =3)、N502 の値を「1」(N502 =1)とすることにより、上記式7によるフレーム毎のブロック変換処理に近い処理を行う。
【0061】
また、第4の信号処理回路110は、処理判定回路113からの切換信号SWb の値が「3」(SWb =3)であった場合、
【0062】
【数10】
Figure 0003869893
【0063】
なる式10に例えば、N503 の値を「1」(N503 =1)、N504 の値を「1」(N504 =1)とすることにより、上記式7によるフレーム毎のブロック変換処理と、上記式8によるフィールド毎のブロック変換処理との中間の処理を行う。
【0064】
そして、第4の信号処理回路110は、処理判定回路113からの切換信号SWb の値が「4」(SWb =4)であった場合、
【0065】
【数11】
Figure 0003869893
【0066】
なる式11において、例えば、N505 の値を「1」(N505 =1)、N506 の値を「3」(N506 =3)とすることにより、上記式8によるフィールド毎のブロック変換処理に近い処理を行う。
【0067】
上述のようにして、第4の信号処理回路110は、処理判定回路113からの切換信号SWb に従って、上記式7に示されるフレーム毎のブロック変換処理と、上記式8に示されるフィールド毎のブロック変換処理と、上記式9〜式11に示されるフレーム毎のブロック変換処理で得られた画素値とフィールド毎のブロック変換処理で得られた画素値を加算する比率を可変した処理とを切り換え、第3の信号処理回路109からの(8×8)のブロックデータを(8×6)のブロックデータに変換する。
【0068】
特に、上記式3〜式5において、「N501 」〜「N505 」の値を、上記式6に示すような値に設定することにより、上記式7に示されるフレーム毎のブロック変換処理で得られた画素値D6 (X,n)SWb=1 と、上記式8に示されるフィールド毎のブロック変換処理で得られた画素値D6 (X,n)SWb=5 とを画素毎に加算する比率を可変するようになされている。
【0069】
上述のように、画像処理装置100は、(8×6)のブロックデータを(8×8)のブロックデータに変換する場合、及び(8×8)のブロックデータを(8×6)のブロックデータに変換する場合、フィールド間の画像の動き又は相関関係の大小を検出し、その検出結果に応じて、上記式1〜式5、及び上記式7〜式11で示される5種類のブロック変換処理を切り換える、すなわちフレーム毎のブロック変換処理、フィールド毎のブロック変換処理、及びフレーム毎のブロック変換処理で得られた画素値とフィールド毎のブロック変換処理で得られた画素値を画素毎に所定の比率で加算するブロック変換処理を切り換えるようになされている。
【0070】
このため、フレーム毎のブロック変換処理のみで得られた画像の質と、フィールド毎のブロック変換処理のみで得られた画像の質との差により生じる画質低下を防ぐことができる。
すなわち、ブロックデータ毎にフィールド間の画像の動きが比較的小さいか大きいか、又はブロックデータ毎にフィールド間の画像の相関関係が比較的小さいか大きいかの判定で、その中間のブロックデータを判定する場合に、フィールド間のブロック変換処理とフレーム間のブロック変換処理の切り換えが頻繁に発生しやすいことにより、視覚上見苦しい、という問題が生じることはない。
また、ブロックデータ毎にフィールド間の画像の動きが比較的小さいか大きいか、又はブロックデータ毎にフィールド間の画像の相関関係が比較的小さいか大きいかの判定で、その中間のブロックデータを判定する場合に、画面上でそのブロックデータの付近が同様な画像であるのに、フィールド間のブロック変換処理で得られた画像と、フレーム間のブロック変換処理で得られた画像とが発生し視覚上見苦しい、という問題が生じることはない。
したがって、画像処理装置100は、処理対象となる画像信号が如何なるものであっても、高画質で画像処理を行うことができる。
【0071】
尚、上記図1の画像処理装置100では、出力端子107から出力されるデータを相手側に送信し、受信されたデータを入力端子108に入力することとしたが、出力端子107から出力されるデータを図示していない記録媒体に記録し、図示していない記録媒体に記録されたデータを再生して入力端子108に入力するようにしてもよい。
以下に、本発明の実施の形態における効果の概要を説明する。
まず、複数種類の変換モードのうち、入力された画像信号に適した変換モードでブロックデータ毎の画素数の変換を行うように構成したことにより、入力された画像情報が如何なるものであっても、高画質の圧縮データを得ることができる。
また、横8画素、縦6画素のブロックデータから横8画素、縦8画素のブロックデータへの変換のようなブロックデータ毎の画素数の変換において、その変換処理をフレーム毎に行うか、フィールド毎に行うか、あるいはフレーム毎に行って得られた画素値とフィールド毎に行って得られた画素値を画素毎に所定の比率で加算して行うかを、対象となるブロックデータにより判定するように構成したことにより、どのような画像が入力された場合においても、その画像に適したブロックデータ毎の画素数の変換を行うことができるため、高画質の圧縮データを得ることができる。
例えば、入力された画像信号において、ブロックデータ毎にフィールド間の画像の動きが比較的小さいか大きいかを検出し、その検出結果を少なくとも3値で示した場合、その値に対応した変換モードに切り換えることにより、動きが比較的小さい場合はブロックデータ毎の画素数の変換をフレーム毎の変換に近い処理で行い、動きが比較的大きい場合はブロックデータ毎の画素数の変換をフィールド毎の変換に近い処理で行い、動きが比較的中程度の場合はブロックデータ毎の画素数の変換をフレーム毎の変換とフィールド毎の変換の中間の処理で行うことができる。
また、例えば、ブロックデータ毎にフィールド間の画像の相関関係が比較的小さいか大きいかを検出し、その検出結果を少なくとも3値で示した場合、その値に対応した変換モードに切り換えることにより、相関関係が比較的大きい場合はブロックデータ毎の画素数の変換をフレーム毎の変換に近い処理で行い、相関関係が比較的小さい場合はブロックデータ毎の画素数の変換をフィールド毎の変換に近い処理で行い、相関関係が比較的中程度の場合はブロックデータ毎の画素数の変換をフレーム毎の変換とフィールド毎の変換の中間の処理で行うことができる。
したがって、本発明の実施の形態に係る符号化装置及び符号化方法は、どのような画像が入力された場合においても、高画質で画像処理することができる。
また、本発明の実施の形態によれば、複数種類の変換モードのうち、入力された圧縮データに適した変換モードでブロックデータ毎の画素数の変換を行うように構成したことにより、入力された圧縮データが如何なるものであっても、高画質の画像を得ることができる。
また、横8画素、縦8画素のブロックデータから横8画素、縦6画素のブロックデータへの変換のようなブロックデータ毎の画素数の変換において、その変換処理をフレーム毎に行うか、フィールド毎に行うか、あるいはフレーム毎に行って得られた画素値とフィールド毎に行って得られた画素値を画素毎に所定の比率で加算して行うかを、対象となるブロックデータにより判定するように構成したことにより、どのような圧縮データが入力された場合においても、その圧縮データに適したブロックデータ毎の画素数の変換を行うことができるため、高画質の画像を得ることができる。
例えば、入力された圧縮データにおいて、ブロックデータ毎にフィールド間の画像の動きが比較的小さいか大きいかを検出し、その検出結果を少なくとも3値で示した場合、その値に対応した変換モードに切り換えることにより、動きが比較的小さい場合はブロックデータ毎の画素数の変換をフレーム毎の変換に近い処理で行い、動きが比較的大きい場合はブロックデータ毎の画素数の変換をフィールド毎の変換に近い処理で行い、動きが比較的中程度の場合はブロックデータ毎の画素数の変換をフレーム毎の変換とフィールド毎の変換の中間の処理で行うことができる。
また、例えば、ブロックデータ毎にフィールド間の画像の相関関係が比較的小さいか大きいかを検出し、その検出結果を少なくとも3値で示した場合、その値に対応した変換モードに切り換えることにより、相関関係が比較的大きい場合はブロックデータ毎の画素数の変換をフレーム毎の変換に近い処理で行い、相関関係が比較的小さい場合はブロックデータ毎の画素数の変換をフィールド毎の変換に近い処理で行い、相関関係が比較的中程度の場合はブロックデータ毎の画素数の変換をフレーム毎の変換とフィールド毎の変換の中間の処理で行うことができる。
したがって、本発明の実施の形態に係る復号化装置及び復号化方法は、どのような画像が入力された場合においても、高画質で画像処理することができる。
【0072】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、高画質の圧縮画像データを得ることができ、その高画質の圧縮画像データから高画質の画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る符号化装置、復号化装置及びその方法を適用した画像処理装置の構成を示すブロック図である。
【図2】上記画像処理装置に入力される1フレームで横720画素、縦480画素のインターレースされた画像信号を説明するための図である。
【図3】上記画像処理装置に入力される1フレームで横720画素、縦360画素のインターレースされた画像信号を説明するための図である。
【図4】1フレームで横720画素、縦480画素のインターレースされた画像信号を、横8画素、縦8画素のブロックに分割する処理を説明するための図である。
【図5】1フレームで横720画素、縦360画素のインターレースされた画像信号を、横8画素、縦6画素のブロックに分割する処理を説明するための図である。
【符号の説明】
100 画像処理装置
101,108,111 入力端子
102 ブロック分割処理回路
103 第1の信号処理回路
105,113 処理判定回路
106 第2の信号処理回路
107,115 出力端子
109 第3の信号処理回路
110 第4の信号処理回路
114 画像合成処理回路

Claims (8)

  1. インターレースされた画像信号を入力する入力手段と、
    前記画像信号をフレーム毎にj×k(j,k:正の整数)画素からなる第1のブロックデータに分割する分割手段と、
    前記分割手段によって分割された第1のブロックデータをJ×K(J,K:正の整数、J×K≠j×k)画素からなる第2のブロックデータに変換するブロック変換手段と、
    前記ブロック変換手段によって変換された第2のブロックデータを符号化する符号化手段とを有し、
    前記ブロック変換手段は、複数種類の変換モードの何れかを選択し、選択した変換モードに基づいて前記第1のブロックデータを前記第2のブロックデータに変換し、
    前記複数種類の変換モードは、少なくとも同一フィールドの画素を用いて、前記第1のブロックデータをJ×K画素からなる前記第2のブロックデータに変換する第1の変換モードと、異なるフィールドの画素を用いて、前記第1のブロックデータをJ×K画素からなる前記第2のブロックデータに変換する第2の変換モードとを有し、
    前記ブロック変換手段は、前記第1のブロックデータの画像の動きを検出し、その検出した結果に応じて、動きが大きい場合には前記第1の変換モードを選択し、動きが小さい場合には前記第2の変換モードを選択すること特徴とする符号化装置。
  2. インターレースされた画像信号を入力する入力手段と、
    前記画像信号をフレーム毎にj×k(j,k:正の整数)画素からなる第1のブロックデータに分割する分割手段と、
    前記分割手段によって分割された第1のブロックデータをJ×K(J,K:正の整数、J×K≠j×k)画素からなる第2のブロックデータに変換するブロック変換手段と、
    前記ブロック変換手段によって変換された第2のブロックデータを符号化する符号化手段とを有し、
    前記ブロック変換手段は、複数種類の変換モードの何れかを選択し、選択した変換モードに基づいて前記第1のブロックデータを前記第2のブロックデータに変換し、
    前記複数種類の変換モードは、少なくとも同一フィールドの画素を用いて、前記第1のブロックデータをJ×K画素からなる前記第2のブロックデータに変換する第1の変換モードと、異なるフィールドの画素を用いて、前記第1のブロックデータをJ×K画素からなる前記第2のブロックデータに変換する第2の変換モードとを有し、
    前記ブロック変換手段は、前記第1のブロックデータの画像の相関性を検出し、その検出した結果に応じて、相関性が小さい場合には前記第1の変換モードを選択し、相関性が大きいと判断された場合には前記第2の変換モードを選択することを特徴とする符号化装置。
  3. インターレースされた画像信号をJ×K(J,K:正の整数)画素からなる第1のブロックデータ毎に符号化して得られた符号化データを入力する入力手段と、
    前記入力手段によって入力された符号化データに含まれる第1のブロックデータを復号化する復号化手段と、
    前記復号化手段により復号化された第1のブロックデータをj×k(j,k:正の整数、J×K≠j×k)画素からなる第2のブロックデータに変換するブロック変換手段とを有し、
    前記ブロック変換手段は、複数種類の変換モードの何れかを選択し、選択した変換モードに基づいて前記第1のブロックデータを前記第2のブロックデータに変換し、
    前記複数種類の変換モードは、少なくとも同一フィールドの画素を用いて、前記第1のブロックデータをJ×K画素からなる前記第2のブロックデータに変換する第1の変換モードと、異なるフィールドの画素を用いて、前記第1のブロックデータをJ×K画素からなる前記第2のブロックデータに変換する第2の変換モードとを有し、
    前記ブロック変換手段は、前記第1のブロックデータの画像の動きを検出し、その検出した結果に応じて、動きが大きい場合には前記第1の変換モードを選択し、動きが小さい場合には前記第2の変換モードを選択することを特徴とする復号化装置。
  4. インターレースされた画像信号をJ×K(J,K:正の整数)画素からなる第1のブロックデータ毎に符号化して得られた符号化データを入力する入力手段と、
    前記入力手段によって入力された符号化データに含まれる第1のブロックデータを復号化する復号化手段と、
    前記復号化手段により復号化された第1のブロックデータをj×k(j,k:正の整数、J×K≠j×k)画素からなる第2のブロックデータに変換するブロック変換手段とを有し、
    前記ブロック変換手段は、複数種類の変換モードの何れかを選択し、選択した変換モードに基づいて前記第1のブロックデータを前記第2のブロックデータに変換し、
    前記複数種類の変換モードは、少なくとも同一フィールドの画素を用いて、前記第1のブロックデータをJ×K画素からなる前記第2のブロックデータに変換する第1の変換モードと、異なるフィールドの画素を用いて、前記第1のブロックデータをJ×K画素からなる前記第2のブロックデータに変換する第2の変換モードとを有し、
    前記ブロック変換手段は、前記第1のブロックデータの画像の相関性を検出し、その検出した結果に応じて、相関性が小さい場合には前記第1の変換モードを選択し、相関性が大きいと判断された場合には前記第2の変換モードを選択することを特徴とする復号化装置。
  5. インターレースされた画像信号を入力する入力ステップと、
    前記画像信号をフレーム毎にj×k(j,k:正の整数)画素からなる第1のブロックデータに分割する分割ステップと、
    前記分割ステップによって分割された第1のブロックデータをJ×K(J,K:正の整数、J×K≠j×k)画素からなる第2のブロックデータに変換するブロック変換ステップと、
    前記ブロック変換ステップによって変換された第2のブロックデータを符号化する符号化ステップとを有し、
    前記ブロック変換ステップは、複数種類の変換モードの何れかを選択し、選択した変換モードに基づいて前記第1のブロックデータを前記第2のブロックデータに変換し、
    前記複数種類の変換モードは、少なくとも同一フィールドの画素を用いて、前記第1のブロックデータをJ×K画素からなる前記第2のブロックデータに変換する第1の変換モードと、異なるフィールドの画素を用いて、前記第1のブロックデータをJ×K画素からなる前記第2のブロックデータに変換する第2の変換モードとを有し、
    前記ブロック変換ステップは、前記第1のブロックデータの画像の動きを検出し、その検出した結果に応じて、動きが大きい場合には前記第1の変換モードを選択し、動きが小さい場合には前記第2の変換モードを選択すること特徴とする符号化方法。
  6. インターレースされた画像信号を入力する入力ステップと、
    前記画像信号をフレーム毎にj×k(j,k:正の整数)画素からなる第1のブロックデータに分割する分割ステップと、
    前記分割ステップによって分割された第1のブロックデータをJ×K(J,K:正の整数、J×K≠j×k)画素からなる第2のブロックデータに変換するブロック変換ステップと、
    前記ブロック変換ステップによって変換された第2のブロックデータを符号化する符号化ステップとを有し、
    前記ブロック変換ステップは、複数種類の変換モードの何れかを選択し、選択した変換モードに基づいて前記第1のブロックデータを前記第2のブロックデータに変換し、
    前記複数種類の変換モードは、少なくとも同一フィールドの画素を用いて、前記第1のブロックデータをJ×K画素からなる前記第2のブロックデータに変換する第1の変換モードと、異なるフィールドの画素を用いて、前記第1のブロックデータをJ×K画素からなる前記第2のブロックデータに変換する第2の変換モードとを有し、
    前記ブロック変換ステップは、前記第1のブロックデータの画像の相関性を検出し、その検出した結果に応じて、相関性が小さい場合には前記第1の変換モードを選択し、相関性が大きいと判断された場合には前記第2の変換モードを選択することを特徴とする符号化方法。
  7. インターレースされた画像信号をJ×K(J,K:正の整数)画素からなる第1のブロックデータ毎に符号化して得られた符号化データを入力する入力ステップと、
    前記入力ステップによって入力された符号化データに含まれる第1のブロックデータを復号化する復号化ステップと、
    前記復号化ステップにより復号化された第1のブロックデータをj×k(j,k:正の整数、J×K≠j×k)画素からなる第2のブロックデータに変換するブロック変換ステップとを有し、
    前記ブロック変換ステップは、複数種類の変換モードの何れかを選択し、選択した変換モードに基づいて前記第1のブロックデータを前記第2のブロックデータに変換し、
    前記複数種類の変換モードは、少なくとも同一フィールドの画素を用いて、前記第1のブロックデータをJ×K画素からなる前記第2のブロックデータに変換する第1の変換モードと、異なるフィールドの画素を用いて、前記第1のブロックデータをJ×K画素からなる前記第2のブロックデータに変換する第2の変換モードとを有し、
    前記ブロック変換ステップは、前記第1のブロックデータの画像の動きを検出し、その検出した結果に応じて、動きが大きい場合には前記第1の変換モードを選択し、動きが小さい場合には前記第2の変換モードを選択することを特徴とする復号化方法。
  8. インターレースされた画像信号をJ×K(J,K:正の整数)画素からなる第1のブロックデータ毎に符号化して得られた符号化データを入力する入力ステップと、
    前記入力ステップによって入力された符号化データに含まれる第1のブロックデータを復号化する復号化ステップと、
    前記復号化ステップにより復号化された第1のブロックデータをj×k(j,k:正の整数、J×K≠j×k)画素からなる第2のブロックデータに変換するブロック変換ステップとを有し、
    前記ブロック変換ステップは、複数種類の変換モードの何れかを選択し、選択した変換モードに基づいて前記第1のブロックデータを前記第2のブロックデータに変換し、
    前記複数種類の変換モードは、少なくとも同一フィールドの画素を用いて、前記第1のブロックデータをJ×K画素からなる前記第2のブロックデータに変換する第1の変換モードと、異なるフィールドの画素を用いて、前記第1のブロックデータをJ×K画素からなる前記第2のブロックデータに変換する第2の変換モードとを有し、
    前記ブロック変換ステップは、前記第1のブロックデータの画像の相関性を検出し、その検出した結果に応じて、相関性が小さい場合には前記第1の変換モードを選択し、相関性が大きいと判断された場合には前記第2の変換モードを選択することを特徴とする復号化方法。
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