JPH10233075A - 磁気テープカセット - Google Patents

磁気テープカセット

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Publication number
JPH10233075A
JPH10233075A JP3647497A JP3647497A JPH10233075A JP H10233075 A JPH10233075 A JP H10233075A JP 3647497 A JP3647497 A JP 3647497A JP 3647497 A JP3647497 A JP 3647497A JP H10233075 A JPH10233075 A JP H10233075A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
pin
groove
tape cassette
guide groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3647497A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoo Morita
清夫 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP3647497A priority Critical patent/JPH10233075A/ja
Publication of JPH10233075A publication Critical patent/JPH10233075A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開閉蓋の動作を滑らかにすると共に、ガイド
溝内に異物が入っても開閉動作を安定させることができ
る良好な磁気テープカセットを提供する。 【解決手段】 磁気テープカセット1は、カセットケー
ス内に磁気テープを巻回して回動自在に取付けられた一
対のリール62,63 と、前記カセットケースの前端に設け
られた開口67を開閉自在に覆うために取り付けられたア
ウターリッド76、トップリッド77及びインナーリッド78
からなる開閉蓋と、前記トップリッド77の側板90の内側
に突設されたガイドピン91を案内すべく前記カセットケ
ースに設けられたガイド溝93とを備える。ガイド溝93
が、前記ガイドピン91との接触面に有底孔11を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオテープレコ
ーダーの如き磁気記録再生装置やその他各種の情報処理
装置等に使用される磁気テープカセットに関するもの
で、詳しくは、カセットケースの前端に設けられた開口
を開閉自在に覆う開閉蓋が、3枚のリッドから構成され
る形式の磁気テープカセットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオテープカセット等の種々の
磁気テープカセットがある。この磁気テープカセットの
うち、例えば図4にその分解構造を示すDVCのような
ビデオテープカセット6は、下ハーフ61内に一対のリ
ール62,63が回動自在に配置され、この両リール6
2,63に磁気テープ(図示せず)が巻回されている。
磁気テープは、カセット前方(図4では左側)で且つ左
右両側のテープガイド65,66によって案内され、下
ハーフ61の前面側の開口67を通過するようになって
いる。そして、リール62,63の周縁には、全周に亘
って係合歯70,71が形成されている。
【0003】一方、ビデオテープカセット6をビデオデ
ッキ(図示せず)に装填していない時に、すなわち、カ
セットの保管時や持ち運び時において磁気テープが弛む
のを防止するため、カセット後方側で且つリール62,
63の間に形成された略三角形状のスペースに、リール
62,63の回動をロックするためのロック装置を構成
するスライド部材72、係合爪であるリールブレーキ7
3,73、このリールブレーキを付勢するブレーキばね
74が配置されている。
【0004】また、上ハーフ75には、カセットケース
前方の開口部を覆う開閉蓋を構成するアウターリッド
(前蓋)76、トップリッド(上蓋)77、インナーリ
ッド(後蓋)78が開閉自在に取り付けられている。前
記アウターリッド76の側板79には、ロックピン80
が設けられている。また、トップリッド77の側板90
の内側には、ガイドピン91が設けられている。そし
て、上ハーフ75の側面92には、トップリッド77の
ガイドピン91を案内するガイド溝93が設けられてい
る。
【0005】下ハーフ61の一方の側板部81には、ア
ウターリッド76のロックピン80に係止するロックレ
バー82が回動自在に取り付けられ、更にこのロックレ
バー82をロック側に付勢するリッドロックばね83が
取り付けられている。図中の符号85は上フランジ、8
6はリッドばねである。なお、同図は主要部以外を省略
した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のビデオ
テープカセット6においては、上ハーフ75のガイド溝
93がケース外面に露出していることから、ガイド溝9
3内に埃などの異物が入り込んでしまうことがあった。
この場合、前記トップリッド77のガイドピン91と該
ガイド溝93との接触抵抗が大きくなるので、トップリ
ッド77が滑らかに動作し難くなり、開閉蓋の開閉動作
が不安定になる恐れがある。本発明の目的は上記課題を
解消することにあり、開閉蓋の動作を滑らかにすると共
に、ガイド溝内に異物が入っても開閉動作を安定させる
ことができる良好な磁気テープカセットを提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、カ
セットケース内に磁気テープを巻回して回動自在に取付
けられた一対のリールと、前記カセットケースの前端に
設けられた開口を開閉自在に覆うために取り付けられた
前蓋、上蓋及び後蓋からなる開閉蓋と、前記上蓋の側板
内側に突設されたガイドピンを案内すべく前記カセット
ケースに設けられたガイド溝とを備えた磁気テープカセ
ットにおいて、前記ガイド溝が、前記ガイドピンとの接
触面に凹部を有することを特徴とする磁気テープカセッ
トにより達成される。
【0008】上記構成によれば、ガイドピンとガイド溝
との接触面積が減少して接触抵抗が減少する。また、ガ
イド溝に入り込んだ埃などの異物は、凹部に落下してガ
イド溝から除去される。尚、好ましくは前記凹部が、前
記ガイド溝の上側又は下側の少なくと一方の接触面に設
けられた貫通孔とされる。この場合は、ガイド溝内に入
った異物が貫通孔から外部に排出される。又、好ましく
は前記凹部が、前記ガイド溝の外側に向かって広がるよ
うなテーパ状に形成された内壁を有する。この場合も、
ガイド溝内に入った異物が外部に排出され易くなる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る磁気テープカ
セットをビデオテープカセットに適用した場合につい
て、図1乃至図3を参照して詳細に説明する。図1は、
本発明の第1実施形態に係るビデオテープカセット1の
一部を示す分解斜視図である。本第1実施形態のビデオ
テープカセット1は、従来のビデオテープカセット6
(図4)と略同様に構成されているので、本発明の要旨
以外の部分の説明は省略する。
【0010】図1に示すように、前記ビデオテープカセ
ット1は、上ハーフ75のガイド溝93の内壁面におけ
るトップリッド77のガイドピン91との接触面に、凹
部としての有底穴11が適宜な深さを以て設けられてい
る。この有底穴11は、ガイド溝93の下側面に少なく
とも1個、本実施形態では2個設けられている。この有
底穴11の端縁には面取りが設けられており、ガイドピ
ン91が摺動時に引っかからないようになっている。
【0011】前記ビデオテープカセット1は、前記ガイ
ドピン91との接触面であるガイド溝93の下側面に有
底穴11が設けられているので、ガイドピン91の摺動
時にはガイドピン91とガイド溝93との接触面積が減
少して接触抵抗が減少する。従って、トップリッド77
の動作が滑らかになる。また、ガイド溝93に入り込ん
だ埃などの異物は、有底穴11内に落下してガイド溝9
3の摺動面から取り除かれるので、ガイドピン91が異
物に邪魔されて摺動が不安定になるのを防止して、トッ
プリッド77の動作を安定させることができる。なお、
有底穴11は、ガイド溝93の下側面に限らず、ガイド
ピン91が接触する可能性がある上側面又は底面にも設
けることができる。
【0012】上述の第1実施形態のビデオテープカセッ
ト1では、ガイド溝93内の凹部として有底穴11を設
けたが、図2に示す第2実施の形態のビデオテープカセ
ット2のように、ガイド溝93のガイドピン91との接
触面である下側面に貫通孔12を設けることもできる。
この場合は、ガイド溝93に入り込んだ異物が貫通孔1
2から外部に排出されるので、異物を完全に除去するこ
とができる。従って、トップリッド77の動作を滑らか
にすることができ、長期間にわたって開閉蓋の開閉動作
を安定させることができる。この貫通孔12は、ガイド
溝93の下側面に限らず上側面にも設けることができ
る。
【0013】更に、図3に示す第3実施形態のビデオテ
ープカセット3のように、ガイド溝93の下側面に凹部
である凹溝15を設けることもできる。この凹溝15
は、内壁が外側に向かって広がるテーパ状になってい
る。この凹溝15の幅はガイドピン91の直径に比べて
短く、ガイドピン91が摺動時に引っかからないように
なっている。この場合も、ガイド溝93に入り込んだ異
物が凹溝15から外部に排出されて完全に除去されるの
で、トップリッド77の動作を滑らかにすることがで
き、開閉蓋の開閉動作を長期間にわたって安定良く維持
することができる。尚、本発明の磁気テープカセット
は、上記各実施形態における凹部の構成に限定されるも
のではなく、種々の構成を採りうることは言うまでもな
い。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の磁気テー
プカセットによれば、上蓋のガイドピンを案内するガイ
ド溝の接触面に凹部が設けられており、ガイドピンとガ
イド溝との接触面積が減少して接触抵抗が減少するの
で、ガイドピンすなわち上蓋の動作を滑らかにすること
ができる。また、ガイド溝に入り込んだ埃などの異物
は、凹部に落下してガイド溝から除去されるので、ガイ
ドピンが異物によって邪魔されて上蓋の動作が不安定に
なるのを防止することができる。従って、開閉蓋の動作
を滑らかにすると共に、ガイド溝内に異物が入っても開
閉動作を安定させることができる良好な磁気テープカセ
ットを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るビデオテープカセ
ットの一部を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の第2実施形態に係るビデオテープカセ
ットの一部を示す斜視図である。
【図3】本発明の第3実施形態に係るビデオテープカセ
ットの要部拡大斜視図である。
【図4】従来例のビデオテープカセットを示す分解斜視
図である。
【符号の説明】
1 ビデオテープカセット 11 有底穴(凹部) 61 下ハーフ(カセットケース) 70,71 リール 75 上ハーフ(カセットケース) 76 アウターリッド(前蓋) 77 トップリッド(上蓋) 78 インナーリッド(後蓋) 91 ガイドピン 93 ガイド溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カセットケース内に磁気テープを巻回し
    て回動自在に取付けられた一対のリールと、前記カセッ
    トケースの前端に設けられた開口を開閉自在に覆うため
    に取り付けられた前蓋、上蓋及び後蓋からなる開閉蓋
    と、前記上蓋の側板内側に突設されたガイドピンを案内
    すべく前記カセットケースに設けられたガイド溝とを備
    えた磁気テープカセットにおいて、 前記ガイド溝が、前記ガイドピンとの接触面に凹部を有
    することを特徴とする磁気テープカセット。
JP3647497A 1997-02-20 1997-02-20 磁気テープカセット Pending JPH10233075A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3647497A JPH10233075A (ja) 1997-02-20 1997-02-20 磁気テープカセット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3647497A JPH10233075A (ja) 1997-02-20 1997-02-20 磁気テープカセット

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Publication Number Publication Date
JPH10233075A true JPH10233075A (ja) 1998-09-02

Family

ID=12470820

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3647497A Pending JPH10233075A (ja) 1997-02-20 1997-02-20 磁気テープカセット

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