JPH10233058A - オーディオ信号の再生方法、エンコード装置、記録媒体及びデコード装置 - Google Patents
オーディオ信号の再生方法、エンコード装置、記録媒体及びデコード装置Info
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- JPH10233058A JPH10233058A JP9050963A JP5096397A JPH10233058A JP H10233058 A JPH10233058 A JP H10233058A JP 9050963 A JP9050963 A JP 9050963A JP 5096397 A JP5096397 A JP 5096397A JP H10233058 A JPH10233058 A JP H10233058A
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- sound quality
- quality control
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 オーディオ信号をユーザが簡単な操作で所望
の音質で再生する。 【解決手段】 DVD−オーディオディスクのフォーマ
ットは、オーディオビットストリームが配置されるオー
ディオパックと、オーディオパックを再生する場合の複
数種類の音質制御データが配置されるオーディオ制御パ
ックを有する。音質制御データは専門家が推奨するチャ
ネル毎及び周波数帯毎のレベル、チャネル毎のレベルバ
ランス、残響などに関するデータを含む。再生されるオ
ーディオ信号の音質は、ユーザが選択した音質制御デー
タに基づいて音質制御部48により制御される。
の音質で再生する。 【解決手段】 DVD−オーディオディスクのフォーマ
ットは、オーディオビットストリームが配置されるオー
ディオパックと、オーディオパックを再生する場合の複
数種類の音質制御データが配置されるオーディオ制御パ
ックを有する。音質制御データは専門家が推奨するチャ
ネル毎及び周波数帯毎のレベル、チャネル毎のレベルバ
ランス、残響などに関するデータを含む。再生されるオ
ーディオ信号の音質は、ユーザが選択した音質制御デー
タに基づいて音質制御部48により制御される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オーディオ信号の
再生方法、エンコード装置、記録媒体及びデコード装置
に関し、特にオーディオ信号の再生時の音質制御に関す
る。
再生方法、エンコード装置、記録媒体及びデコード装置
に関し、特にオーディオ信号の再生時の音質制御に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、CDなどの記録媒体に記録され
たオーディオ信号をスピーカなどにより再生する場合、
ユーザは再生時の音質として、イコライザ上で低音、高
音などの各周波数帯のレベル及びバランスや、左右のチ
ャネルや例えば5チャネルのスピーカの各レベルバラン
スや、残響などを調整することにより所望の音質で再生
することができる。
たオーディオ信号をスピーカなどにより再生する場合、
ユーザは再生時の音質として、イコライザ上で低音、高
音などの各周波数帯のレベル及びバランスや、左右のチ
ャネルや例えば5チャネルのスピーカの各レベルバラン
スや、残響などを調整することにより所望の音質で再生
することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ユーザ
が再生時の音質として、イコライザ上で低音、高音など
の各周波数帯のレベル及びバランスや、左右のチャネル
や例えば5チャネルのスピーカの各レベルバランスや、
残響などを調整する場合には非常に多数の組み合わせが
あり、また、この作業は専門のミキサのように聴感上非
常に熟練を必要とするので、多くのユーザは所望の音質
で再生することができないという問題点がある。
が再生時の音質として、イコライザ上で低音、高音など
の各周波数帯のレベル及びバランスや、左右のチャネル
や例えば5チャネルのスピーカの各レベルバランスや、
残響などを調整する場合には非常に多数の組み合わせが
あり、また、この作業は専門のミキサのように聴感上非
常に熟練を必要とするので、多くのユーザは所望の音質
で再生することができないという問題点がある。
【0004】本発明は上記の問題点に鑑み、オーディオ
信号をユーザが簡単な操作で所望の音質で再生すること
ができるオーディオ信号の再生方法、エンコード装置、
記録媒体及びデコード装置を提供することを目的とす
る。
信号をユーザが簡単な操作で所望の音質で再生すること
ができるオーディオ信号の再生方法、エンコード装置、
記録媒体及びデコード装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、オーディオ信号を再生する場合に専門家が
推奨するチャネル毎及び周波数帯毎のレベル、チャネル
毎のレベルバランス、残響などに関する複数種類の音質
制御データをデジタルオーディオデータと共に記録媒体
や伝送媒体を介して伝送し、複数種類の音質制御データ
から選択された1つに基づいてオーディオ信号の音質を
制御して再生するようにしたものである。
するために、オーディオ信号を再生する場合に専門家が
推奨するチャネル毎及び周波数帯毎のレベル、チャネル
毎のレベルバランス、残響などに関する複数種類の音質
制御データをデジタルオーディオデータと共に記録媒体
や伝送媒体を介して伝送し、複数種類の音質制御データ
から選択された1つに基づいてオーディオ信号の音質を
制御して再生するようにしたものである。
【0006】すなわち本発明によれば、1チャネル以上
のアナログオーディオ信号をデジタルオーディオ信号に
A/D変換するステップと、前記デジタルオーディオ信
号をアナログオーディオ信号に変換して再生する場合の
複数の異なる音質制御データを前記デジタルオーディオ
信号に対して付加するステップと、前記デジタルオーデ
ィオ信号及び複数の異なる音質制御データを媒体を介し
て伝送するステップと、前記デジタルオーディオ信号の
音質を前記複数の音質制御データの1つに基づいて制御
するステップとを、有するオーディオ信号の再生方法が
提供される。
のアナログオーディオ信号をデジタルオーディオ信号に
A/D変換するステップと、前記デジタルオーディオ信
号をアナログオーディオ信号に変換して再生する場合の
複数の異なる音質制御データを前記デジタルオーディオ
信号に対して付加するステップと、前記デジタルオーデ
ィオ信号及び複数の異なる音質制御データを媒体を介し
て伝送するステップと、前記デジタルオーディオ信号の
音質を前記複数の音質制御データの1つに基づいて制御
するステップとを、有するオーディオ信号の再生方法が
提供される。
【0007】また、本発明によれば、1チャネル以上の
アナログオーディオ信号をデジタルオーディオ信号にA
/D変換するA/D変換手段と、前記デジタルオーディ
オ信号をアナログオーディオ信号に変換して再生する場
合の複数の異なる音質制御データを前記デジタルオーデ
ィオ信号に対して付加する音質制御データ付加手段と
を、有するオーディオ信号のエンコード装置が提供され
る。
アナログオーディオ信号をデジタルオーディオ信号にA
/D変換するA/D変換手段と、前記デジタルオーディ
オ信号をアナログオーディオ信号に変換して再生する場
合の複数の異なる音質制御データを前記デジタルオーデ
ィオ信号に対して付加する音質制御データ付加手段と
を、有するオーディオ信号のエンコード装置が提供され
る。
【0008】また、本発明によれば、1チャネル以上の
アナログオーディオ信号をデジタルオーディオ信号にA
/D変換し、前記デジタルオーディオ信号をアナログオ
ーディオ信号に変換して再生する場合の複数の異なる音
質制御データを前記デジタルオーディオ信号に対して付
加して記録したオーディオ信号の記録媒体が提供され
る。
アナログオーディオ信号をデジタルオーディオ信号にA
/D変換し、前記デジタルオーディオ信号をアナログオ
ーディオ信号に変換して再生する場合の複数の異なる音
質制御データを前記デジタルオーディオ信号に対して付
加して記録したオーディオ信号の記録媒体が提供され
る。
【0009】また、本発明によれば、1チャネル以上の
アナログオーディオ信号をデジタルオーディオ信号にA
/D変換し、前記デジタルオーディオ信号をアナログオ
ーディオ信号に変換して再生する場合の複数の異なる音
質制御データを前記デジタルオーディオ信号に対して付
加して記録したオーディオ信号の記録媒体をデコードす
るデコード装置であって、前記複数の異なる音質制御デ
ータの1つをユーザが選択するための操作手段と、前記
操作手段により選択された音質制御データに基づいて前
記デジタルオーディオ信号の音質を制御する音質制御手
段とを、有するオーディオ信号のデコード装置が提供さ
れる。
アナログオーディオ信号をデジタルオーディオ信号にA
/D変換し、前記デジタルオーディオ信号をアナログオ
ーディオ信号に変換して再生する場合の複数の異なる音
質制御データを前記デジタルオーディオ信号に対して付
加して記録したオーディオ信号の記録媒体をデコードす
るデコード装置であって、前記複数の異なる音質制御デ
ータの1つをユーザが選択するための操作手段と、前記
操作手段により選択された音質制御データに基づいて前
記デジタルオーディオ信号の音質を制御する音質制御手
段とを、有するオーディオ信号のデコード装置が提供さ
れる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明に係るオーディオ信
号の再生方法、エンコード装置、記録媒体及びデコード
装置の一実施形態におけるエンコード装置を示すブロッ
ク図、図2は図1の信号処理回路を詳しく示すブロック
図、図3は図1のA/Dコンバータのサンプリング周期
及びデータ列を示す説明図、図4は図2のアロケーショ
ン回路によりパッキングされるユーザデータを示す説明
図、図5はDVD−ビデオのフォーマットと、図1のD
VD符号化回路によりパッキングされるDVD−オーデ
ィオのフォーマットを示す説明図、図6は図5のオーデ
ィオコンテンツブロックユニットを示す説明図、図7は
図6のオーディオパックとビデオパックのフォーマット
を詳しく示す説明図、図8は図6のオーディオコントロ
ールパックのフォーマットを詳しく示す説明図、図9は
図8のオーディオキャラクタディスプレイ(ACD)エ
リアのフォーマットを詳しく示す説明図、図10は図9
のオーディオ再生制御情報エリアのフォーマットを詳し
く示す説明図、図11は図8のオーディオサーチデータ
エリアのフォーマットを詳しく示す説明図、図12はD
VD−オーディオの記録エリアを示す説明図、図13は
デコード装置を示すブロック図、図14は図13の信号
処理回路を詳しく示すブロック図、図15は図13のデ
コーダによりデコードされたデータ列及びサンプリング
周期を示す説明図である。
施の形態を説明する。図1は本発明に係るオーディオ信
号の再生方法、エンコード装置、記録媒体及びデコード
装置の一実施形態におけるエンコード装置を示すブロッ
ク図、図2は図1の信号処理回路を詳しく示すブロック
図、図3は図1のA/Dコンバータのサンプリング周期
及びデータ列を示す説明図、図4は図2のアロケーショ
ン回路によりパッキングされるユーザデータを示す説明
図、図5はDVD−ビデオのフォーマットと、図1のD
VD符号化回路によりパッキングされるDVD−オーデ
ィオのフォーマットを示す説明図、図6は図5のオーデ
ィオコンテンツブロックユニットを示す説明図、図7は
図6のオーディオパックとビデオパックのフォーマット
を詳しく示す説明図、図8は図6のオーディオコントロ
ールパックのフォーマットを詳しく示す説明図、図9は
図8のオーディオキャラクタディスプレイ(ACD)エ
リアのフォーマットを詳しく示す説明図、図10は図9
のオーディオ再生制御情報エリアのフォーマットを詳し
く示す説明図、図11は図8のオーディオサーチデータ
エリアのフォーマットを詳しく示す説明図、図12はD
VD−オーディオの記録エリアを示す説明図、図13は
デコード装置を示すブロック図、図14は図13の信号
処理回路を詳しく示すブロック図、図15は図13のデ
コーダによりデコードされたデータ列及びサンプリング
周期を示す説明図である。
【0011】図1に示す入力端子INを介して入力され
たアナログ音声信号は、A/Dコンバータ31により高
いサンプリング周波数(図3に示すサンプリング周期Δ
t)、例えば192kHzでサンプリングされて例えば
24ビットの高分解能のPCM信号に変換され、図3に
示すように曲線αに対応するデータ列 xb1,x1 ,xa1,x2,xb2,x3,xa2,・・・,x
bi,x2i-1,xai,x2i,・・・ に変換される。
たアナログ音声信号は、A/Dコンバータ31により高
いサンプリング周波数(図3に示すサンプリング周期Δ
t)、例えば192kHzでサンプリングされて例えば
24ビットの高分解能のPCM信号に変換され、図3に
示すように曲線αに対応するデータ列 xb1,x1 ,xa1,x2,xb2,x3,xa2,・・・,x
bi,x2i-1,xai,x2i,・・・ に変換される。
【0012】このデータ列(xbi,x2i-1,xai,x2
i)は図2に詳しく示す信号処理回路32及びメモリ3
3によりエンコードされ、次いでDVD符号化回路34
によりパッキングされる。このパッキングデータは出力
端子OUT1に出力されるか、又は媒体に応じた変調方
式で変調回路35により変調されて出力端子OUT2に
出力される。
i)は図2に詳しく示す信号処理回路32及びメモリ3
3によりエンコードされ、次いでDVD符号化回路34
によりパッキングされる。このパッキングデータは出力
端子OUT1に出力されるか、又は媒体に応じた変調方
式で変調回路35により変調されて出力端子OUT2に
出力される。
【0013】図2を参照して信号処理回路32の構成を
詳しく説明する。先ず、1/2の帯域を通過させるロー
パスフィルタ36、例えばFIRフィルタにより、図3
に示す曲線αに対応するデータ列(xbi,x2i-1,xa
i,x2i)から、帯域制限された曲線βに対応するデー
タ列 xc1,*,*,*,xc2,*,*,*,xc3,*,*,
*,・・・,xci,*,*,*,・・・ を得、次にこのデータ列の内、データ「*」を間引き回
路37により間引くことによりデータ列 xc1,xc2,xc3,・・・,xci,・・・ を生成する。また、データ列(xbi,x2i-1,xai,x
2i)の内、データxi を間引き回路38により間引くこ
とによりデータ列 xb1,xa1,xb2,xa2,・・・,xbi,xai,・・・ を生成する。
詳しく説明する。先ず、1/2の帯域を通過させるロー
パスフィルタ36、例えばFIRフィルタにより、図3
に示す曲線αに対応するデータ列(xbi,x2i-1,xa
i,x2i)から、帯域制限された曲線βに対応するデー
タ列 xc1,*,*,*,xc2,*,*,*,xc3,*,*,
*,・・・,xci,*,*,*,・・・ を得、次にこのデータ列の内、データ「*」を間引き回
路37により間引くことによりデータ列 xc1,xc2,xc3,・・・,xci,・・・ を生成する。また、データ列(xbi,x2i-1,xai,x
2i)の内、データxi を間引き回路38により間引くこ
とによりデータ列 xb1,xa1,xb2,xa2,・・・,xbi,xai,・・・ を生成する。
【0014】そして、これらのデータ列xci、xbi、x
aiに基づいて、加算器により構成される差分計算部39
により差分 xbi−xci=Δ1i xai−xci=Δ2i を演算する。ここで、データ列xciはA/Dコンバータ
31によりA/D変換されたデジタルデータの帯域制限
してサンプリング周波数を1/4に低減したデータ列と
なっている。また、差分データΔ1i、Δ2iは例えば24
ビット又はそれ以下であり、また、ビット数は固定でも
可変でもよい。
aiに基づいて、加算器により構成される差分計算部39
により差分 xbi−xci=Δ1i xai−xci=Δ2i を演算する。ここで、データ列xciはA/Dコンバータ
31によりA/D変換されたデジタルデータの帯域制限
してサンプリング周波数を1/4に低減したデータ列と
なっている。また、差分データΔ1i、Δ2iは例えば24
ビット又はそれ以下であり、また、ビット数は固定でも
可変でもよい。
【0015】アロケーション回路40は図4に示すよう
に、データ列xci及び差分データΔ1i、Δ2iをユーザデ
ータとしてパッキングする。なお、DVDのようにユー
ザデータが2034バイトの場合にはデータxci及び差
分データΔ1i、Δ2iは共に225個であり、サブヘッダ
は9バイトである。次いでDVD符号回路34を後述す
るような制御データとユーザデータなどをパッキング
し、次いで変調回路35はDVD符号回路34の出力信
号を媒体に応じて変調し、この変調された信号が記録媒
体、例えばDVD(デジタル・ビデオ・ディスク)に記
録されたり、伝送路に伝送される。
に、データ列xci及び差分データΔ1i、Δ2iをユーザデ
ータとしてパッキングする。なお、DVDのようにユー
ザデータが2034バイトの場合にはデータxci及び差
分データΔ1i、Δ2iは共に225個であり、サブヘッダ
は9バイトである。次いでDVD符号回路34を後述す
るような制御データとユーザデータなどをパッキング
し、次いで変調回路35はDVD符号回路34の出力信
号を媒体に応じて変調し、この変調された信号が記録媒
体、例えばDVD(デジタル・ビデオ・ディスク)に記
録されたり、伝送路に伝送される。
【0016】次に、図5〜図12を参照して本発明に係
るDVD−オーディオのフォーマットについて説明す
る。図5(a)、(b)はそれぞれDVD−ビデオ、D
VD−オーディオの各フォーマットを示し、DVD−オ
ーディオのフォーマットはエリアの名称が異なるがDV
D−ビデオと互換性を有する。先ず、大別してDVD−
ビデオのフォーマットは先頭のビデオマネージャ(VM
G)と、それに続く複数のビデオタイトル(Titl
e)セット(VTS)の各エリアにより構成され、他
方、DVD−オーディオのフォーマットはこれに対応し
てオーディオマネージャ(AMG)と、それに続く複数
のオーディオタイトルセット(ATS)の各エリアによ
り構成されている。
るDVD−オーディオのフォーマットについて説明す
る。図5(a)、(b)はそれぞれDVD−ビデオ、D
VD−オーディオの各フォーマットを示し、DVD−オ
ーディオのフォーマットはエリアの名称が異なるがDV
D−ビデオと互換性を有する。先ず、大別してDVD−
ビデオのフォーマットは先頭のビデオマネージャ(VM
G)と、それに続く複数のビデオタイトル(Titl
e)セット(VTS)の各エリアにより構成され、他
方、DVD−オーディオのフォーマットはこれに対応し
てオーディオマネージャ(AMG)と、それに続く複数
のオーディオタイトルセット(ATS)の各エリアによ
り構成されている。
【0017】VTSの各々は先頭のVTSインフォメー
ション(VTSI)と、それに続く1以上のビデオコン
テンツブロックセット(VCBS)と最後のVTSIに
より構成され、他方、ATSの各々はこれに対応して先
頭のATSインフォメーション(ATSI)と、それに
続く1以上のオーディオコンテンツブロックセット(A
CBS)と最後のATSIにより構成されている。VC
BSの各々は複数のVCBにより構成され、他方、AC
BSの各々は複数のACBにより構成されている。VC
Bの各々は複数のチャプタ(Chapter)により構
成され、他方、ACBの各々はこれに対応して複数のト
ラック(Track)により構成されている。チャプタ
とトラックの各々は共にパートオブタイトル(PTT)
を含む。
ション(VTSI)と、それに続く1以上のビデオコン
テンツブロックセット(VCBS)と最後のVTSIに
より構成され、他方、ATSの各々はこれに対応して先
頭のATSインフォメーション(ATSI)と、それに
続く1以上のオーディオコンテンツブロックセット(A
CBS)と最後のATSIにより構成されている。VC
BSの各々は複数のVCBにより構成され、他方、AC
BSの各々は複数のACBにより構成されている。VC
Bの各々は複数のチャプタ(Chapter)により構
成され、他方、ACBの各々はこれに対応して複数のト
ラック(Track)により構成されている。チャプタ
とトラックの各々は共にパートオブタイトル(PTT)
を含む。
【0018】チャプタの各々は複数のセル(CELL)
により構成され、他方、トラックの各々はこれに対応し
て複数のインデックス(Index)により構成されて
いる。セルの各々は複数のVCBユニット(VCBU)
により構成され、他方、インデックスの各々はこれに対
応して複数のACBユニット(ACBU)により構成さ
れている。VCBユニットとACBユニットの各々は、
複数のパックにより構成され、1パックは2048バイ
トで構成されている。
により構成され、他方、トラックの各々はこれに対応し
て複数のインデックス(Index)により構成されて
いる。セルの各々は複数のVCBユニット(VCBU)
により構成され、他方、インデックスの各々はこれに対
応して複数のACBユニット(ACBU)により構成さ
れている。VCBユニットとACBユニットの各々は、
複数のパックにより構成され、1パックは2048バイ
トで構成されている。
【0019】VCBユニットの各々は、先頭のナビゲー
ションコントロールパック(以下、CONTパック)
と、それに続く複数のビデオ(V)パック、オーディオ
(A)パック及びサブピクチャ(SP)パックにより構
成され、他方、ACBユニットの各々は、これに対応し
て先頭のオーディオコントロールパック(以下、A−C
ONTパック)と、それに続く複数のAパックとVパッ
クにより構成されている。CONTパックには後続のV
パックを制御する情報が配置され、A−CONTパック
には後続のAパックを制御する情報が配置される。
ションコントロールパック(以下、CONTパック)
と、それに続く複数のビデオ(V)パック、オーディオ
(A)パック及びサブピクチャ(SP)パックにより構
成され、他方、ACBユニットの各々は、これに対応し
て先頭のオーディオコントロールパック(以下、A−C
ONTパック)と、それに続く複数のAパックとVパッ
クにより構成されている。CONTパックには後続のV
パックを制御する情報が配置され、A−CONTパック
には後続のAパックを制御する情報が配置される。
【0020】そして、図6に示すようにVCBユニット
は0.4〜1.0秒分の数のパックにより構成され、A
CBユニットは0.5〜1.0秒分の数のパックにより
構成されている。また、DVD−オーディオのACBユ
ニットにおけるA−CONTパックは、DVD−ビデオ
のVCBユニットにおける第3パックに配置される。A
−CONTパックは基本的にオーディオ時間の0.5秒
単位に配置され、インデックスの切れ目では0.5〜
1.0秒の範囲で完結するように配置される。また、オ
ーディオの時間(GOF:Group of Audio Frame単位ま
で)はA−CONTパックにより示され、そのデータ位
置はオーディオフレームナンバと、ファーストアクセス
ユニットポインタとフレームヘッダの数により決まる。
また、A−CONTパック直前のAパックは、オーディ
オ時間の0.5秒単位でパディングすることを強制しな
い。
は0.4〜1.0秒分の数のパックにより構成され、A
CBユニットは0.5〜1.0秒分の数のパックにより
構成されている。また、DVD−オーディオのACBユ
ニットにおけるA−CONTパックは、DVD−ビデオ
のVCBユニットにおける第3パックに配置される。A
−CONTパックは基本的にオーディオ時間の0.5秒
単位に配置され、インデックスの切れ目では0.5〜
1.0秒の範囲で完結するように配置される。また、オ
ーディオの時間(GOF:Group of Audio Frame単位ま
で)はA−CONTパックにより示され、そのデータ位
置はオーディオフレームナンバと、ファーストアクセス
ユニットポインタとフレームヘッダの数により決まる。
また、A−CONTパック直前のAパックは、オーディ
オ時間の0.5秒単位でパディングすることを強制しな
い。
【0021】隣接するAパックA1は、オーディオ信号
が互いに関連するように配置され、例えばステレオの場
合にはLチャネルパックとRチャネルパックが隣接して
配置され、また、5チャネルのマルチチャネルの場合に
も同様に隣接して配置される。Vパックはオーディオ信
号の再生時に映像を表示する場合にそのAパックAに隣
接して配置される。AパックとVパックは、図7に示す
ように2034バイトのユーザデータ(図6に示すAデ
ータ、Vデータ)に対して4バイトのパックスタート情
報と、6バイトのSCR情報と、3バイトMux rate情報
と1バイトのスタッフィングの合計14バイトが付加さ
れて構成されている(1パック=合計2048バイ
ト)。
が互いに関連するように配置され、例えばステレオの場
合にはLチャネルパックとRチャネルパックが隣接して
配置され、また、5チャネルのマルチチャネルの場合に
も同様に隣接して配置される。Vパックはオーディオ信
号の再生時に映像を表示する場合にそのAパックAに隣
接して配置される。AパックとVパックは、図7に示す
ように2034バイトのユーザデータ(図6に示すAデ
ータ、Vデータ)に対して4バイトのパックスタート情
報と、6バイトのSCR情報と、3バイトMux rate情報
と1バイトのスタッフィングの合計14バイトが付加さ
れて構成されている(1パック=合計2048バイ
ト)。
【0022】これに対し、A−CONTパックは図8に
示すように、14バイトのパックヘッダと、24バイト
のシステムヘッダと、1003バイトのACD(オーデ
ィオキャラクタディスプレイ)パケットと、1007バ
イトのASD(オーディオサーチデータ)パケットによ
り構成されている。また、ACDパケットは6バイトの
パケットヘッダと、1バイトのサブストリームIDと、
図9、図10に詳しく示すような636バイトのACD
(オーディオキャラクタディスプレイ)情報と、360
バイトの保留エリアにより構成されている。ASDパケ
ットは同じく6バイトのパケットヘッダ及び1バイトの
サブストリームIDと、図11に詳しく示すような10
00バイトのASD(オーディオサーチデータ)により
構成されている。
示すように、14バイトのパックヘッダと、24バイト
のシステムヘッダと、1003バイトのACD(オーデ
ィオキャラクタディスプレイ)パケットと、1007バ
イトのASD(オーディオサーチデータ)パケットによ
り構成されている。また、ACDパケットは6バイトの
パケットヘッダと、1バイトのサブストリームIDと、
図9、図10に詳しく示すような636バイトのACD
(オーディオキャラクタディスプレイ)情報と、360
バイトの保留エリアにより構成されている。ASDパケ
ットは同じく6バイトのパケットヘッダ及び1バイトの
サブストリームIDと、図11に詳しく示すような10
00バイトのASD(オーディオサーチデータ)により
構成されている。
【0023】636バイトのACD情報エリアは、図9
に詳しく示すように48バイトのジェネラル情報エリア
と、93バイトのネームスペースエリアと、各々93バ
イトの2つのフリースペースエリアと、15バイトのデ
ータポインタエリアと、図10に詳しく示すような29
4バイトのオーディオ再生制御情報エリアにより構成さ
れている。294バイトのオーディオ再生制御情報エリ
アは、この例では各々25バイトの10種類分のオーデ
ィオ再生制御情報エリア(250バイト)と44バイト
の保留エリアにより構成され、1種類分のオーディオ再
生制御情報エリアには20バイトのグラフィックイコラ
イザ情報と、3バイトのレベルバランス情報と2バイト
の残響付加情報が配置される。
に詳しく示すように48バイトのジェネラル情報エリア
と、93バイトのネームスペースエリアと、各々93バ
イトの2つのフリースペースエリアと、15バイトのデ
ータポインタエリアと、図10に詳しく示すような29
4バイトのオーディオ再生制御情報エリアにより構成さ
れている。294バイトのオーディオ再生制御情報エリ
アは、この例では各々25バイトの10種類分のオーデ
ィオ再生制御情報エリア(250バイト)と44バイト
の保留エリアにより構成され、1種類分のオーディオ再
生制御情報エリアには20バイトのグラフィックイコラ
イザ情報と、3バイトのレベルバランス情報と2バイト
の残響付加情報が配置される。
【0024】これらのオーディオ再生制御情報は、Aパ
ックに配置されている楽曲をユーザが再生する場合に、
例えばその楽曲のジャンル(クラシック、ジャズ、ロッ
ク、BGM)に応じて、また、同一ジャンルであっても
その楽曲の演奏状態、録音状態、雰囲気などに応じて再
生時の音質が最も良くなるようにいわゆるプロのミキサ
が推奨するデータである。
ックに配置されている楽曲をユーザが再生する場合に、
例えばその楽曲のジャンル(クラシック、ジャズ、ロッ
ク、BGM)に応じて、また、同一ジャンルであっても
その楽曲の演奏状態、録音状態、雰囲気などに応じて再
生時の音質が最も良くなるようにいわゆるプロのミキサ
が推奨するデータである。
【0025】1000バイトのASD(オーディオサー
チデータ)は、図11に詳しく示すように16バイトの
ジェネラル情報と、8バイトの現在の楽曲NO情報と、
16バイトの現在時刻情報と、8バイトのアルバムセッ
トサーチ情報と、8バイトのアルバムサーチ情報と、4
04バイトのトラックサーチ情報と、408バイトのイ
ンデックスサーチ情報と、80バイトのハイライトサー
チ情報と、52バイトの保留エリアにより構成されてい
る。
チデータ)は、図11に詳しく示すように16バイトの
ジェネラル情報と、8バイトの現在の楽曲NO情報と、
16バイトの現在時刻情報と、8バイトのアルバムセッ
トサーチ情報と、8バイトのアルバムサーチ情報と、4
04バイトのトラックサーチ情報と、408バイトのイ
ンデックスサーチ情報と、80バイトのハイライトサー
チ情報と、52バイトの保留エリアにより構成されてい
る。
【0026】このようなフォーマットのデータは、図1
に示す変調回路35によりEFM変調などされた後にマ
スタディスクに記録され、このマスタディスク上のデー
タが図12に示すようなDVD−オーディオディスク7
に転写される。DVD−オーディオディスク7は例えば
半径Dが12cm、小型サイズの場合には半径が4〜6
cmで構成され、このディスク7には、内周から外周に
向かって第1リードインエリア7a、第1データエリア
7b、第1リードアウトエリア7c、第2リードインエ
リア7d、第2データエリア7e、第2リードアウトエ
リア7fが設けられる。
に示す変調回路35によりEFM変調などされた後にマ
スタディスクに記録され、このマスタディスク上のデー
タが図12に示すようなDVD−オーディオディスク7
に転写される。DVD−オーディオディスク7は例えば
半径Dが12cm、小型サイズの場合には半径が4〜6
cmで構成され、このディスク7には、内周から外周に
向かって第1リードインエリア7a、第1データエリア
7b、第1リードアウトエリア7c、第2リードインエ
リア7d、第2データエリア7e、第2リードアウトエ
リア7fが設けられる。
【0027】次に、図13を参照してデコーダについて
説明する。図12に示すDVD−オーディオディスク7
に記録されているデータは不図示のDVD−オーディオ
ドライブ装置により読み取られ、次いでエンコーダ側の
変調回路35の変調方式に応じて復調回路41により復
調され、次いでDVD復号回路42によりAパック、A
−CONTパックなどに復号される。
説明する。図12に示すDVD−オーディオディスク7
に記録されているデータは不図示のDVD−オーディオ
ドライブ装置により読み取られ、次いでエンコーダ側の
変調回路35の変調方式に応じて復調回路41により復
調され、次いでDVD復号回路42によりAパック、A
−CONTパックなどに復号される。
【0028】DVD復号回路42により復号されたAパ
ック内のユーザデータ(データ列xciと差分データΔ1
i、Δ2i)が図14に詳しく示す信号処理回路43(及
びメモリ44)に印加される。信号処理回路43では図
14に示すように、先ず、加算部46により Δ1i+xci=xbi Δ2i+xci=xai が演算され、データ列xbi、xaiが復元される。ここ
で、データ列xbi、xaiは元の24ビットである。
ック内のユーザデータ(データ列xciと差分データΔ1
i、Δ2i)が図14に詳しく示す信号処理回路43(及
びメモリ44)に印加される。信号処理回路43では図
14に示すように、先ず、加算部46により Δ1i+xci=xbi Δ2i+xci=xai が演算され、データ列xbi、xaiが復元される。ここ
で、データ列xbi、xaiは元の24ビットである。
【0029】次いで補間処理回路47ではデータ列xa
i、xbiの複数のデータを用いて図15に示すようにそ
の間のデータ列xi が補間される。なお、補間処理回路
47では例えばアップサンプリング方法を用いて、それ
ぞれに0データを埋めてローパスフィルタを通過させる
ことにより、補間データ列xi を求めることができる。
補間データ列xi はまた、曲線近似や予測近似により求
めるようにしてもよい。この場合、近似補助データを追
加して伝送するようにすることで近似度を高めることが
できる。
i、xbiの複数のデータを用いて図15に示すようにそ
の間のデータ列xi が補間される。なお、補間処理回路
47では例えばアップサンプリング方法を用いて、それ
ぞれに0データを埋めてローパスフィルタを通過させる
ことにより、補間データ列xi を求めることができる。
補間データ列xi はまた、曲線近似や予測近似により求
めるようにしてもよい。この場合、近似補助データを追
加して伝送するようにすることで近似度を高めることが
できる。
【0030】このように補間処理されたデータは、 xb1,x1 ,xa1,x2 ,xb2,x3 ,xa2,・・・,
xbi,x2i-1,xai,x2i,・・・ のように元のPCMデータ(xbi,x2i-1,xai,x2
i)に配列され、イコライザ部/レベルバランス制御部
/残響制御部により構成される音質制御部48に印加さ
れる。
xbi,x2i-1,xai,x2i,・・・ のように元のPCMデータ(xbi,x2i-1,xai,x2
i)に配列され、イコライザ部/レベルバランス制御部
/残響制御部により構成される音質制御部48に印加さ
れる。
【0031】また、図13に示す表示部61には、図1
0に示すようにA−CONTパック内に配置されたオー
ディオ再生制御情報を選択するための画面が表示され、
ユーザはAパック上の楽曲の再生開始時や再生途中で、
表示部61に表示されている例えば10個のオーディオ
再生制御情報の1つを操作部62を介して選択可能であ
る。そして、ユーザが選択操作を行うと選択回路63は
そのオーディオ再生制御情報の選択信号を音質制御部4
8に出力する。音質制御部48は例えばDSPにより構
成され、このオーディオ再生制御情報内のグラフィック
イコライザ情報と、レベルバランス情報と残響付加情報
に基づいてデータ列(xbi,x2i-1,xai,x2i)の各
周波数バンド毎のレベルを変更したり、左右チャネルや
5チャネルの各レベルを変更したり、残響を付加する。
0に示すようにA−CONTパック内に配置されたオー
ディオ再生制御情報を選択するための画面が表示され、
ユーザはAパック上の楽曲の再生開始時や再生途中で、
表示部61に表示されている例えば10個のオーディオ
再生制御情報の1つを操作部62を介して選択可能であ
る。そして、ユーザが選択操作を行うと選択回路63は
そのオーディオ再生制御情報の選択信号を音質制御部4
8に出力する。音質制御部48は例えばDSPにより構
成され、このオーディオ再生制御情報内のグラフィック
イコライザ情報と、レベルバランス情報と残響付加情報
に基づいてデータ列(xbi,x2i-1,xai,x2i)の各
周波数バンド毎のレベルを変更したり、左右チャネルや
5チャネルの各レベルを変更したり、残響を付加する。
【0032】そして、音質制御部48の出力信号が図1
3に示すD/Aコンバータ45と、LPF(ローパスフ
ィルタ)56に印加される。D/Aコンバータ45で
は、音質が制御されたデータ列(xbi,x2i-1,xai,
x2i)が192kHzのサンプリング周波数でアナログ
信号に変換されてアナログ出力端子55を介して出力さ
れる。また、LPF56ではこの入力データが例えば1
/4の帯域(48kHz)に制限され、デジタルデータ
として出力端子53を介して出力される。また、暗号解
読部50は端子49を介して入力された暗証番号を真正
と判断するとスイッチ51をオンにし、これにより帯域
制限されない高品質のPCMデータ(xbi,x2i-1,x
ai,x2i)がスイッチ51、デジタル出力端子52を介
して出力される。
3に示すD/Aコンバータ45と、LPF(ローパスフ
ィルタ)56に印加される。D/Aコンバータ45で
は、音質が制御されたデータ列(xbi,x2i-1,xai,
x2i)が192kHzのサンプリング周波数でアナログ
信号に変換されてアナログ出力端子55を介して出力さ
れる。また、LPF56ではこの入力データが例えば1
/4の帯域(48kHz)に制限され、デジタルデータ
として出力端子53を介して出力される。また、暗号解
読部50は端子49を介して入力された暗証番号を真正
と判断するとスイッチ51をオンにし、これにより帯域
制限されない高品質のPCMデータ(xbi,x2i-1,x
ai,x2i)がスイッチ51、デジタル出力端子52を介
して出力される。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、オ
ーディオ信号を再生する場合に専門家が推奨するチャネ
ル毎及び周波数帯毎のレベル、チャネル毎のレベルバラ
ンス、残響などに関する複数種類の音質制御データをデ
ジタルオーディオデータと共に記録媒体や伝送媒体を介
して伝送し、複数種類の音質制御データから選択された
1つに基づいてオーディオ信号の音質を制御して再生す
るようにしたので、オーディオ信号をユーザが簡単な操
作で所望の音質で再生することができる。
ーディオ信号を再生する場合に専門家が推奨するチャネ
ル毎及び周波数帯毎のレベル、チャネル毎のレベルバラ
ンス、残響などに関する複数種類の音質制御データをデ
ジタルオーディオデータと共に記録媒体や伝送媒体を介
して伝送し、複数種類の音質制御データから選択された
1つに基づいてオーディオ信号の音質を制御して再生す
るようにしたので、オーディオ信号をユーザが簡単な操
作で所望の音質で再生することができる。
【図1】本発明に係るオーディオ信号の再生方法、エン
コード装置、記録媒体及びデコード装置の一実施形態に
おけるエンコード装置を示すブロック図である。
コード装置、記録媒体及びデコード装置の一実施形態に
おけるエンコード装置を示すブロック図である。
【図2】図1の信号処理回路を詳しく示すブロック図で
ある。
ある。
【図3】図1のA/Dコンバータのサンプリング周期及
びデータ列を示す説明図である。
びデータ列を示す説明図である。
【図4】図2のアロケーション回路によりパッキングさ
れるユーザデータを示す説明図である。
れるユーザデータを示す説明図である。
【図5】DVD−ビデオのフォーマットと、図1のDV
D符号化回路によりパッキングされるDVD−オーディ
オのフォーマットを示す説明図である。
D符号化回路によりパッキングされるDVD−オーディ
オのフォーマットを示す説明図である。
【図6】図5のオーディオコンテンツブロックユニット
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図7】図6のオーディオパックとビデオパックのフォ
ーマットを詳しく示す説明図である。
ーマットを詳しく示す説明図である。
【図8】図6のオーディオコントロールパックのフォー
マットを詳しく示す説明図である。
マットを詳しく示す説明図である。
【図9】図8のオーディオキャラクタディスプレイ(A
CD)エリアのフォーマットを詳しく示す説明図であ
る。
CD)エリアのフォーマットを詳しく示す説明図であ
る。
【図10】図9のオーディオ再生制御情報エリアのフォ
ーマットを詳しく示す説明図である。
ーマットを詳しく示す説明図である。
【図11】図8のオーディオサーチデータエリアのフォ
ーマットを詳しく示す説明図である。
ーマットを詳しく示す説明図である。
【図12】DVD−オーディオの記録エリアを示す説明
図である。
図である。
【図13】デコード装置を示すブロック図である。
【図14】図13の信号処理回路を詳しく示すブロック
図である。
図である。
【図15】図13のデコーダによりデコードされたデー
タ列及びサンプリング周期を示す説明図である。
タ列及びサンプリング周期を示す説明図である。
7 DVDオーディオディスク(記録媒体) 31 A/Dコンバータ(A/D変換手段) 34 DVD符号化回路(音質制御データ付加手段) 42 DVD復号回路 45 D/Aコンバータ(D/A変換手段) 48 音質制御部(音質制御手段) 61 表示部 62 操作部(操作手段) 63 選択回路
Claims (10)
- 【請求項1】 1チャネル以上のアナログオーディオ信
号をデジタルオーディオ信号にA/D変換するステップ
と、 前記デジタルオーディオ信号をアナログオーディオ信号
に変換して再生する場合の複数の異なる音質制御データ
を前記デジタルオーディオ信号に対して付加するステッ
プと、 前記デジタルオーディオ信号及び複数の異なる音質制御
データを媒体を介して伝送するステップと、 前記デジタルオーディオ信号の音質を前記複数の音質制
御データの1つに基づいて制御するステップとを、 有するオーディオ信号の再生方法。 - 【請求項2】 前記音質が制御されたデジタルオーディ
オ信号をアナログ信号にD/A変換して出力するステッ
プを更に有する請求項1記載のオーディオ信号の再生方
法。 - 【請求項3】 1チャネル以上のアナログオーディオ信
号をデジタルオーディオ信号にA/D変換するA/D変
換手段と、 前記デジタルオーディオ信号をアナログオーディオ信号
に変換して再生する場合の複数の異なる音質制御データ
を前記デジタルオーディオ信号に対して付加する音質制
御データ付加手段とを、 有するオーディオ信号のエンコード装置。 - 【請求項4】 1チャネル以上のアナログオーディオ信
号をデジタルオーディオ信号にA/D変換し、前記デジ
タルオーディオ信号をアナログオーディオ信号に変換し
て再生する場合の複数の異なる音質制御データを前記デ
ジタルオーディオ信号に対して付加して記録したオーデ
ィオ信号の記録媒体。 - 【請求項5】 1チャネル以上のアナログオーディオ信
号をデジタルオーディオ信号にA/D変換し、前記デジ
タルオーディオ信号をアナログオーディオ信号に変換し
て再生する場合の複数の異なる音質制御データを前記デ
ジタルオーディオ信号に対して付加して記録したオーデ
ィオ信号の記録媒体をデコードするデコード装置であっ
て、 前記複数の異なる音質制御データの1つをユーザが選択
するための操作手段と、 前記操作手段により選択された音質制御データに基づい
て前記デジタルオーディオ信号の音質を制御する音質制
御手段とを、 有するオーディオ信号のデコード装置。 - 【請求項6】 前記音質制御手段により音質が制御され
たデジタルオーディオ信号をアナログ信号に変換して出
力するD/A変換手段を更に有する請求項5記載のオー
ディオ信号のデコード装置。 - 【請求項7】 前記音質制御データは、チャネル毎及び
周波数帯毎のレベル情報、チャネル毎のレベルバランス
情報及び残響情報の少なくとも1つを含むことを特徴と
する請求項1又は2記載のオーディオ信号の再生方法。 - 【請求項8】 前記音質制御データは、チャネル毎及び
周波数帯毎のレベル情報、チャネル毎のレベルバランス
情報及び残響情報の少なくとも1つを含むことを特徴と
する請求項3記載のオーディオ信号のエンコード装置。 - 【請求項9】 前記音質制御データは、チャネル毎及び
周波数帯毎のレベル情報、チャネル毎のレベルバランス
情報及び残響情報の少なくとも1つを含むことを特徴と
する請求項4記載のオーディオ信号の記録媒体。 - 【請求項10】 前記音質制御データは、チャネル毎及
び周波数帯毎のレベル情報、チャネル毎のレベルバラン
ス情報及び残響情報の少なくとも1つを含むことを特徴
とする請求項5又は6記載のオーディオ信号のオーディ
オ信号のデコード装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9050963A JPH10233058A (ja) | 1997-02-19 | 1997-02-19 | オーディオ信号の再生方法、エンコード装置、記録媒体及びデコード装置 |
US09/025,886 US6377862B1 (en) | 1997-02-19 | 1998-02-18 | Method for processing and reproducing audio signal |
US10/067,084 US6725111B2 (en) | 1997-02-19 | 2002-02-04 | Method for processing and reproducing audio signal at desired sound quality, reduced data volume or adjusted output level, apparatus for processing audio signal with sound quality control information or test tone signal or at reduced data volume, recording medium for recording audio signal with sound quality control information or test tone signal or at reduced data volume, and apparatus for reproducing audio signal at desired sound quality, reduced data volume or adjusted output level |
US10/067,143 US20020128739A1 (en) | 1997-02-19 | 2002-02-04 | Method for processing and reproducing audio signal at desired sound quality, reduced data volume or adjusted output level, apparatus for processing audio signal with sound quality control information or test tone signal or at reduced data volume, recording medium for recording audio signal with sound quality control information or test tone signal or at reduced data volume, and apparatus for reproducing audio signal at desired sound quality, reduced data volume or adjusted output level |
US10/067,144 US6560497B2 (en) | 1997-02-19 | 2002-02-04 | Method for processing and reproducing audio signal at desired sound quality, reduced data volume or adjusted output level, apparatus for processing audio signal with sound quality control information or test tone signal or at reduced data volume, recording medium for recording audio signal with sound quality control information or test tone signal or at reduced data volume, and apparatus for reproducing audio signal at desired sound quality, reduced data volume or adjusted output level |
US10/067,142 US6763275B2 (en) | 1997-02-19 | 2002-05-09 | Method for processing and reproducing audio signal at desired sound quality, reduced data volume or adjusted output level, apparatus for processing audio signal with sound quality control information or test tone signal or at reduced data volume, recording medium for recording audio signal with sound quality control information or test tone signal or at reduced data volume, and apparatus for reproducing audio signal at desired sound quality, reduced data volume or adjusted output level |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9050963A JPH10233058A (ja) | 1997-02-19 | 1997-02-19 | オーディオ信号の再生方法、エンコード装置、記録媒体及びデコード装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10233058A true JPH10233058A (ja) | 1998-09-02 |
Family
ID=12873482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9050963A Pending JPH10233058A (ja) | 1997-02-19 | 1997-02-19 | オーディオ信号の再生方法、エンコード装置、記録媒体及びデコード装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10233058A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6385571B1 (en) | 1997-08-26 | 2002-05-07 | Samsung Electronics Co., Ltd. | High quality audio encoding/decoding apparatus and digital versatile disc |
JP2002140078A (ja) * | 2000-10-31 | 2002-05-17 | Sony Corp | 情報処理装置および情報処理方法、プログラム記録媒体、並びにデータ記録媒体 |
JP2008282034A (ja) * | 1998-10-13 | 2008-11-20 | Victor Co Of Japan Ltd | 音声信号伝送装置、音声信号受信装置及び音声信号伝送システム |
US7698006B2 (en) | 2002-10-15 | 2010-04-13 | Electronics And Telecommunications Research Institute | Apparatus and method for adapting audio signal according to user's preference |
-
1997
- 1997-02-19 JP JP9050963A patent/JPH10233058A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6385571B1 (en) | 1997-08-26 | 2002-05-07 | Samsung Electronics Co., Ltd. | High quality audio encoding/decoding apparatus and digital versatile disc |
JP2008282034A (ja) * | 1998-10-13 | 2008-11-20 | Victor Co Of Japan Ltd | 音声信号伝送装置、音声信号受信装置及び音声信号伝送システム |
JP2008282035A (ja) * | 1998-10-13 | 2008-11-20 | Victor Co Of Japan Ltd | 音声信号伝送装置、音声信号受信装置及び音声信号伝送システム |
JP2008282036A (ja) * | 1998-10-13 | 2008-11-20 | Victor Co Of Japan Ltd | 音声信号伝送装置、音声信号受信装置及び音声信号伝送システム |
JP2008299339A (ja) * | 1998-10-13 | 2008-12-11 | Victor Co Of Japan Ltd | 音声信号伝送装置、音声信号受信装置及び音声信号伝送システム |
JP2008299340A (ja) * | 1998-10-13 | 2008-12-11 | Victor Co Of Japan Ltd | 音声信号伝送装置、音声信号受信装置及び音声信号伝送システム |
JP2002140078A (ja) * | 2000-10-31 | 2002-05-17 | Sony Corp | 情報処理装置および情報処理方法、プログラム記録媒体、並びにデータ記録媒体 |
US7636692B2 (en) | 2000-10-31 | 2009-12-22 | Sony Corporation | Information processing apparatus, information processing method, program recording medium, and data recording medium |
US7853527B2 (en) | 2000-10-31 | 2010-12-14 | Sony Corporation | Information processing apparatus, information processing method, program recording medium, and data recording medium |
US7698006B2 (en) | 2002-10-15 | 2010-04-13 | Electronics And Telecommunications Research Institute | Apparatus and method for adapting audio signal according to user's preference |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030617 |