JPH10232920A - 読み取り装置 - Google Patents

読み取り装置

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Publication number
JPH10232920A
JPH10232920A JP9036550A JP3655097A JPH10232920A JP H10232920 A JPH10232920 A JP H10232920A JP 9036550 A JP9036550 A JP 9036550A JP 3655097 A JP3655097 A JP 3655097A JP H10232920 A JPH10232920 A JP H10232920A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
reading
timing pulse
read
gear
Prior art date
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Pending
Application number
JP9036550A
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English (en)
Inventor
Akira Hanashima
晃 花嶋
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NEC Platforms Ltd
Original Assignee
NEC AccessTechnica Ltd
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Publication date
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Priority to JP9036550A priority Critical patent/JPH10232920A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 読み取り対象物の表面に凹凸があってもロー
ラがそれに追従して、副走査方向の読み取り精度が低下
することのない読み取り装置を提供する。 【解決手段】 読み取り窓20が設けられた筐体11
と、原稿19に光を照射する照明手段12と、原稿から
の反射光によりデータを読み取る読み取り手段13と、
原稿の表面に当接しつつ回転するローラ14と、ローラ
の回転量に応じたタイミングパルスを発生するタイミン
グパルス発生手段15と、ローラの回転をタイミングパ
ルス発生手段に伝達する第1、第2、第3の歯車16
a、16b、16cと、第1の歯車に対してローラを回
動自在に連結してローラを原稿表面に垂直な方向に移動
自在に保持する保持部材17と、原稿表面を押圧する方
向にローラを付勢するスプリング18、を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新聞、雑誌、書籍
等の表面の文字データや画像データを読み取る際に用い
る可動式の読み取り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の可動式読み取り装置は、
図4に示すように、原稿面2の副走査方向(主走査方向
に直交する方向)に回転するローラ3を備えており、読
み取り装置1全体を原稿面2上で移動させると、ローラ
3が原稿面2に当接しながら装置1の移動に合わせて回
転する構成になっている。そして、ローラ3の回転量に
応じてタイミングパルス発生手段4がタイミングパルス
を発生させ、そのパルスにより原稿1ライン毎の文字デ
ータや画像データを送出させている。
【0003】また、読み取り装置1の筐体5には原稿面
2に対向する面に主走査方向に沿って開口する読み取り
窓6が設けられ、原稿面2の画像読み取り部分を照射す
る照明手段7、データを読み取る読み取り手段8等が内
蔵されている。そして、データを取り込む際には、照明
手段7から原稿面2に光が照射されると、原稿面2から
の反射光が読み取り窓6、反射板(図示せず)を介して
読み取り手段8に導かれ、データが取り込まれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の読み取り装置においては、例えば新聞、雑誌、書籍
等の読み取り対象物の表面に凹凸が存在する場合、移動
量に合わせて回転すべきローラがうまく移動量に追従せ
ず、副走査方向の読み取り精度を低下させる、という問
題があった。その理由は、従来の読み取り装置では、ロ
ーラの回転軸が筐体に対して固定されている構成のた
め、読み取り対象物に凹凸がある場合、ローラが対象物
表面から浮いてしまい、読み取り装置を移動させてもロ
ーラが回転しないという状況が起こり、移動量に追従で
きなくなるからである。
【0005】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたものであって、読み取り対象物の表面に凹凸があ
ってもその凹凸にローラがうまく追従することで、副走
査方向の読み取り精度が低下することのない読み取り装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の請求項1に記載の読み取り装置は、読み
取り対象物に対向する面に読み取り窓が設けられた筐体
と、読み取り対象物に光を照射する照明手段と、読み取
り窓を通して入射される読み取り対象物からの反射光に
よってデータを読み取る読み取り手段と、装置の移動に
伴って読み取り対象物の表面に当接しながら回転するロ
ーラと、ローラの回転量に応じたタイミングパルスを発
生するタイミングパルス発生手段と、ローラの回転をタ
イミングパルス発生手段に伝達する伝達手段と、ローラ
を読み取り対象物表面に垂直な方向に移動自在に保持す
る保持部材と、読み取り対象物表面を押圧する方向にロ
ーラを付勢する付勢手段、を有することを特徴とするも
のである。
【0007】また、請求項2に記載の読み取り装置は、
伝達手段がローラとタイミングパルス発生手段との間に
介装された歯車からなり、保持部材によりローラの回転
軸と歯車の回転軸が連結され、ローラが歯車の回転軸を
中心として保持部材を介して回動することにより、ロー
ラが読み取り対象物表面に垂直な方向に移動する構成と
なっていることを特徴とするものである。
【0008】また、請求項3に記載の読み取り装置は、
伝達手段がローラとタイミングパルス発生手段との間に
介装された歯車からなり、保持部材にローラの回転軸と
歯車の回転軸とタイミングパルス発生手段が固定され、
ローラと歯車とタイミングパルス発生手段が保持部材を
介して一体的に回動し、ローラが読み取り対象物表面に
垂直な方向に移動する構成となっていることを特徴とす
るものである。
【0009】本発明の読み取り装置においては、付勢手
段によってローラが読み取り対象物表面に向けて常に押
圧されているので、たとえ読み取り対象物表面に凹凸が
あったとしてもその凹凸にローラが追従し、ローラの回
転がタイミングパルス発生手段に確実に伝達される。そ
の結果、ローラの回転が装置の移動量に正確に追従し、
副走査方向の読み取り精度が低下することがない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図1および図2を参照して説明する。図1および図2
は本実施の形態の読み取り装置10を示す図であって、
図中符号11は筐体、12は照明手段、13は読み取り
手段、14はローラ、15はタイミングパルス発生手
段、16a、16b、16cは歯車(伝達手段)、17
は保持部材、18はスプリング(付勢手段)、である。
【0011】図1、図2に示すように、後述する各種の
部材が収納される筐体11は、その底面側が読み取り対
象物である原稿19の表面に対向する平面となってい
る。そして、この筐体11底面の一部に、主走査方向に
沿って開口する読み取り窓20が設けられている。読み
取り窓20の上方には照明手段12が設けられ、この照
明手段12から読み取り窓20を通して原稿19の読み
取り部分に向けて光が照射されるようになっている。ま
た、原稿19に光が照射された際には原稿19からの反
射光が読み取り窓20を通して反射板(図示せず)に達
し、反射板を経た反射光がその光路上に設けられた読み
取り手段13に入射する。これにより、原稿19上の文
字データや画像データが読み取り手段13に取り込まれ
る構成となっている。
【0012】筐体11の底面の開口部から下側に突出す
るようにローラ14が設置されている。このローラ14
は、装置10を移動させた際に原稿19表面に当接しな
がら副走査方向に回転するものであり、ローラ14の回
転量に応じたタイミングパルスをタイミングパルス発生
手段15から発生させるものである。そこで、ローラ1
4の回転をタイミングパルス発生手段15に伝達する伝
達手段として、第1の歯車16a、第2の歯車16b、
第3の歯車16cがローラ14とタイミングパルス発生
手段15との間に順次連設されている。そして、タイミ
ングパルス発生手段15がローラ14の回転量に応じた
タイミングパルスを発生させると、そのパルスによって
原稿の1ライン毎のデータが送出されるようになってい
る。
【0013】ローラ14は軸14aを中心として回転す
るが、その中心軸14aは第1の歯車16aの中心軸1
6dに固定された板状の保持部材17に保持されてお
り、保持部材17が第1の歯車16aの中心軸16dを
中心として回動することにより、ローラ14が第1の歯
車16aの中心軸16dを中心として図中矢印Aの方向
に回動するようになっている。したがって、ローラ14
は筐体11底面の開口部に対して出入りする方向(装置
10の上下方向)に移動自在となっている。また、ロー
ラ14の中心軸14aと筐体11との間にはスプリング
18が介装されている。このスプリング18は原稿19
表面を押圧する方向にローラ14を付勢する、いわゆる
押しバネである。
【0014】本実施の形態の読み取り装置10において
は、ローラ14がスプリング18によって原稿19の側
に向けて常に押圧されているので、たとえ原稿19の表
面に凹凸があったとしてもその凹凸にローラ14が追従
し、ローラ14の回転がタイミングパルス発生手段15
に確実に伝達される。その結果、ローラ14の回転が装
置10の移動量に正確に追従するため、副走査方向の読
み取り精度が低下することがない。
【0015】また、図4に示した従来の読み取り装置1
と比較するとわかるように、本実施の形態の読み取り装
置10の構成は、従来の読み取り装置のローラ14と第
1の歯車16aの間に保持部材17を設け、保持部材1
7を介してローラ14が第1の歯車16aの中心軸16
dを中心として回動するように変えただけである。した
がって、従来と比べて装置の製造工程がそれ程複雑にな
らず、かつ、筐体11内でローラ14や歯車16a、1
6b、16c、保持部材17等が占有するスペースも従
来と変わらないため、保持部材17を設けたことで装置
全体が大型化するようなこともない。
【0016】次に、本発明の第2の実施の形態を図3を
参照して説明する。本実施の形態の読み取り装置が第1
の実施の形態と異なる点は、保持部材周りの構成のみで
あり、それ以外の装置の基本構成は共通である。したが
って、図3において図1、図2と共通の構成要素には同
一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0017】図3に示すように、本実施の形態の読み取
り装置22においては、板状の保持部材23がローラ1
4と第1の歯車16aとの間に設けられているのではな
く、ローラ14とタイミングパルス発生手段15の間全
体にわたって設けられており、軸23aを中心として回
動するようになっている。そして、この保持部材23に
対してローラ14の回転軸14a、第1、第2、第3の
各歯車16a、16b、16cの回転軸16d、16
e、16f、タイミングパルス発生手段15がそれぞれ
固定されている。
【0018】第1の実施の形態の場合、原稿19表面の
凹凸によりローラ14が上下方向に動いた際に、それに
伴って第1の歯車16aが回転するため、その回転がタ
イミングパルス発生手段15に伝達されてしまい、余計
なタイミングパルスが発生する恐れがあった。それに対
して本実施の形態の場合、ローラ14の回転軸14a、
各歯車16a、16b、16cの回転軸16d、16
e、16f、タイミングパルス発生手段15の全てが保
持部材23に対して固定されているため、原稿19表面
の凹凸によりローラ14が上下方向に動いても、各歯車
16a、16b、16c、タイミングパルス発生手段1
5も一体的に上下方向に動くだけであり、歯車が回転す
るようなことはない。このようにして、ローラ14の上
下動に伴って余計なタイミングパルスが発生するのを防
止することができる。
【0019】なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態
に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない
範囲において種々の変更を加えることが可能である。例
えばローラの回転の伝達手段として用いた歯車の数、ロ
ーラの付勢手段として用いたスプリング等は、上記実施
の形態以外、適宜変更が可能である。
【0020】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
読み取り装置によれば、ローラが付勢手段によって読み
取り対象物の表面に向けて常に押圧されているので、た
とえ読み取り対象物表面に凹凸があったとしてもその凹
凸にローラが追従し、ローラの回転がタイミングパルス
発生手段に確実に伝達される。その結果、ローラの回転
が装置の移動量に正確に追従するため、副走査方向の読
み取り精度が低下することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態である読み取り装
置を示す側断面図である。
【図2】 同、読み取り装置のローラが上方に動いた状
態を示す側断面図である。
【図3】 本発明の第2の実施の形態である読み取り装
置を示す側断面図である。
【図4】 従来の読み取り装置の一例を示す側断面図で
ある。
【符号の説明】
10,22 読み取り装置 11 筐体 12 照明手段 13 読み取り手段 14 ローラ 14a 軸 15 タイミングパルス発生手段 16a 第1の歯車(伝達手段) 16b 第2の歯車(伝達手段) 16c 第3の歯車(伝達手段) 16d,16e,16f 軸 17,23 保持部材 18 スプリング(付勢手段) 19 原稿 20 読み取り窓

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読み取り対象物に対向する面に読み取り
    窓が設けられた筐体と、 前記読み取り対象物に光を照射する照明手段と、 前記読み取り窓を通して入射される前記読み取り対象物
    からの反射光によってデータを読み取る読み取り手段
    と、 装置の移動に伴って前記読み取り対象物の表面に当接し
    ながら回転するローラと、 前記ローラの回転量に応じたタイミングパルスを発生す
    るタイミングパルス発生手段と、 前記ローラの回転をタイミングパルス発生手段に伝達す
    る伝達手段と、 前記ローラを前記読み取り対象物表面に垂直な方向に移
    動自在に保持する保持部材と、 前記読み取り対象物表面を押圧する方向に前記ローラを
    付勢する付勢手段、を有することを特徴とする読み取り
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の読み取り装置におい
    て、 前記伝達手段が前記ローラと前記タイミングパルス発生
    手段との間に介装された歯車からなり、 前記保持部材により前記ローラの回転軸と前記歯車の回
    転軸が連結され、前記ローラが前記歯車の回転軸を中心
    として前記保持部材を介して回動することにより、前記
    ローラが前記読み取り対象物表面に垂直な方向に移動す
    る構成となっていることを特徴とする読み取り装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の読み取り装置におい
    て、 前記伝達手段が前記ローラと前記タイミングパルス発生
    手段との間に介装された歯車からなり、 前記保持部材に前記ローラの回転軸と前記歯車の回転軸
    と前記タイミングパルス発生手段が固定され、前記ロー
    ラと前記歯車と前記タイミングパルス発生手段が前記保
    持部材を介して一体的に回動し、前記ローラが前記読み
    取り対象物表面に垂直な方向に移動する構成となってい
    ることを特徴とする読み取り装置。
JP9036550A 1997-02-20 1997-02-20 読み取り装置 Pending JPH10232920A (ja)

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JP9036550A JPH10232920A (ja) 1997-02-20 1997-02-20 読み取り装置

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JP9036550A JPH10232920A (ja) 1997-02-20 1997-02-20 読み取り装置

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JPH10232920A true JPH10232920A (ja) 1998-09-02

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ID=12472884

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JP9036550A Pending JPH10232920A (ja) 1997-02-20 1997-02-20 読み取り装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19991019