JPH10232023A - 床暖房パネル、床暖房パネル付き建物ユニット、及びユニット建物 - Google Patents

床暖房パネル、床暖房パネル付き建物ユニット、及びユニット建物

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JPH10232023A
JPH10232023A JP9295656A JP29565697A JPH10232023A JP H10232023 A JPH10232023 A JP H10232023A JP 9295656 A JP9295656 A JP 9295656A JP 29565697 A JP29565697 A JP 29565697A JP H10232023 A JPH10232023 A JP H10232023A
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floor
floor heating
heating panel
panel
building
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Yoshio Koike
淑夫 小池
Katsuhiro Tsuchiya
勝弘 土屋
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Sekisui Chemical Co Ltd
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  • Central Heating Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 床暖房パネルの構成を単純にし、床暖房パネ
ルが設けられる床部分の床構造と施工の単純化を図るこ
と。 【解決手段】 床暖房パネル10において、構造用パネ
ル材からなり加熱体12を埋設するための溝11Aを上
面に備えた基板11と、基板11に埋設された加熱体1
2と、基板11の上面側に設けられ、加熱体12を覆う
表面板14とを有してなるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、床暖房パネル、床
暖房パネル付き建物ユニット、及びユニット建物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、温水パイプや電気ヒータで加温さ
れる床暖房パネルとして、特開平8-170833号公報、特登
録2502062 号公報に記載のものがある。
【0003】特開平8-170833号公報に記載の床暖房パネ
ルは、発泡合成樹脂マットに温水パイプを埋設するとと
もに、この発泡合成樹脂マットに根太を添設し、更にこ
の発泡合成樹脂マットの上に金属板、クッション材、基
材、防音複合床材、突板を貼ることにて構成されてい
る。
【0004】特登録2502062 号公報に記載の床暖房パネ
ルは、木質系基材と木質単板との間に面発熱体を挟み、
更に木質系基材の下に補強基材を接着して構成されてい
る。
【0005】即ち、従来技術では、温水パイプや面発熱
体等の加熱体が設けられるパネル材単独では、床パネル
として必要な強度を確保できないため、このパネル材の
上又は下に補強材を設けることとしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来技術には以下の如
くの問題点がある。床暖房パネルがパネル材の上又は下
に補強材を設けることを必須とするため、床暖房パネル
の構成が複雑になる。
【0007】床暖房パネルの強度、サイズが同一建物内
の他の一般床パネルにおけるものと異なる結果、床暖房
パネルが設けられる床部分の床構造が特殊になり、床暖
房パネルの施工方法も特殊になって施工速度も遅くな
る。
【0008】本発明の課題は、床暖房パネルの構成を単
純にし、床暖房パネルが設けられる床部分の床構造と施
工の単純化を図ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、加熱体を内蔵してなる床暖房パネルにおいて、構造
用パネル材からなり、加熱体を埋設するための溝を上面
に備えた基板と、基板に埋設された加熱体と、基板の上
面側に設けられ、加熱体を覆う表面板とを有してなるよ
うにしたものである。
【0010】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の本発明において更に、前記基板の上面に均熱板を設
け、均熱板の上面に表面板を設けてなるようにしたもの
である。
【0011】請求項3に記載の本発明は、請求項1又は
2に記載の本発明において更に、前記表面板の表面で、
加熱体の埋設位置に対応する部分に釘打ち抜き禁止表示
部を設けてなるようにしたものである。
【0012】請求項4に記載の本発明は、請求項3に記
載の本発明において更に、前記表面板の上面に床仕上材
を設けてなり、この床仕上材の長辺が基板に設けた溝の
長手方向に直交配置されてなるようにしたものである。
【0013】請求項5に記載の本発明は、請求項1〜4
のいずれかに記載の床暖房パネルが工場で建物ユニット
の床構造体内に設けられてなるようにしたものである。
【0014】請求項6に記載の本発明は、請求項5に記
載の本発明において、前記床暖房パネルが建物ユニット
の床構造体を形成する床根太上に設けられ、床暖房パネ
ルの基板に設けた溝の長手方向が、床根太の長手方向に
直交配置されてなるようにしたものである。
【0015】請求項7に記載の本発明は、請求項6に記
載の本発明において、前記床暖房パネルの加熱体を埋設
するための溝が、間隔を開けて等溝ピッチPで並列配置
され、この床暖房パネルを床根太に釘打ちして取り付け
るときの釘打ちピッチP1が、加熱体を埋設していない
床パネルを床根太に釘打ちして取り付けるときの釘打ち
ピッチP2と同じになされ、この釘打ちピッチP1が、
前記溝ピッチPの整数倍になされているものである。
【0016】請求項8に記載の本発明は、複数枚の前記
床暖房パネルが隣接配置され、隣り合う床暖房パネルの
加熱体同士を接続してなるようにしたものである。
【0017】請求項9に記載の本発明は、複数個の建物
ユニットからなるユニット建物において、請求項5〜8
のいずれかに記載の床暖房パネル付き建物ユニットを用
いてなるようにしたものである。
【0018】請求項10に記載の本発明は、請求項9に
記載の本発明において更に、隣接する建物ユニットの突
き合せ部にも請求項1〜4のいずれかに記載の床暖房パ
ネルを設けてなるようにしたものである。
【0019】請求項11に記載の本発明は、前記建物ユ
ニット内の床暖房パネルの加熱体と、前記建物ユニット
の突き合せ部の床暖房パネルの加熱体とを接続してなる
ようにしたものである。
【0020】(床暖房パネル)請求項1に記載の本発明
によれば下記(1) 、(2) の作用がある。 (1) 床暖房パネルを基板と加熱体と表面板とから構成
し、加熱体が埋設される基板を構造用パネル材にて構成
したので、この基板だけで床パネルに必要な構造強度を
確保でき、格別の補強材を付加することを必須としな
い。このため、床暖房パネルの構成を単純にできる。
【0021】(2) 床暖房パネルの構成を単純にできるか
ら、床暖房パネルの強度、サイズを同一建物内の他の一
般床パネルにおけるものと同一にでき、床暖房パネルが
設けられる床部分の床構造と施工の単純化を図ることが
できる。
【0022】請求項2に記載の本発明によれば下記(3)
の作用がある。 (3) 基板と表面板の間に均熱板を設けたので、加熱体の
熱エネルギーを均熱板により表面板の全域に均等に伝
え、表面板の温度分布の均等を図ることができる。
【0023】請求項3に記載の本発明によれば下記(4)
の作用がある。 (4) 表面板の表面で、加熱体の埋設位置に対応する部分
に釘打ち禁止表示部を設けた。従って、床暖房パネルを
建物の床構造体に釘打ちするとき、加熱体を釘打ちして
損傷せしめることを確実に防止できる。
【0024】請求項4に記載の本発明によれば下記(5)
の作用がある。 (5) 床仕上材の長辺が基板に設けた溝の長手方向に直交
配置されてなるようにした。これにより、床仕上げ材の
長辺に隣接する釘打ち禁止表示部を見て、釘打ち禁止部
が容易に判別でき、加熱体への釘打ちを防止できる。
【0025】(建物ユニット)請求項5に記載の本発明
によれば下記(6) の作用がある。 (6) 建物ユニットにおいて床暖房パネルの構成を単純に
し、床暖房パネルが設けられる床部分の床構造と施工の
単純化を図ることにより、床暖房パネル付き建物ユニッ
トの工場生産性を向上できる。
【0026】請求項6に記載の本発明によれば下記(7)
の作用がある。 (7) 建物ユニットの床構造体を床根太にて構成すると
き、床暖房パネルの基板に設けた溝の長手方向を、床根
太の長手方向に直交配置した。これにより、溝を設けた
ことによる基板の強度低下を、床根太の存在により補強
でき、床暖房パネルを設けた床の構造強度を向上でき
る。
【0027】請求項7に記載の本発明によれば下記(8)
の作用がある。 (8) 前記床暖房パネルの加熱体を埋設するための溝が、
間隔を開けて等溝ピッチPで並列配置され、この床暖房
パネルを床根太に釘打ちして取り付けるときの釘打ちピ
ッチP1が、加熱体を埋設していない床パネルを床根太
に釘打ちして取り付けるときの釘打ちピッチP2と同じ
になされ、この釘打ちピッチP1が、前記溝ピッチPの
整数倍になされている。これにより、床パネルを釘打ち
するときに使用する自動釘打ち機で床暖房パネルを釘打
ちしても、加熱体への釘打ちを防止できる。従って、自
動釘打ち機のピッチの設定変更が不要となって、作業性
が向上する。
【0028】請求項8に記載の本発明によれば下記(9)
の作用がある。 (9) 建物ユニット内にて隣り合う床暖房パネルの加熱体
同士を接続することにより、建物ユニット内における加
熱体の配管(もしくは配線)系統の単純集約化を図るこ
とができる。
【0029】(ユニット建物)請求項9に記載の本発明
によれば下記(10)の作用がある。 (10)ユニット建物において、床暖房パネルの構成を単純
にし、床暖房パネルが設けられる床部分の床構造と施工
の単純化を図った床暖房パネル付き建物ユニットを用い
ることにより、高品質の床暖房付きユニット建物を簡易
に構築できる。
【0030】請求項10に記載の本発明によれば下記(1
1)の作用がある。 (11)隣接する建物ユニットの突き合せ部にも床暖房パネ
ルを設けることにより、建物ユニットの突き合せ部にも
床暖房領域を形成できる。これにより、相隣る建物ユニ
ットにまたがる広い面積の床暖房領域を連続して形成で
きる。
【0031】請求項11に記載の本発明によれば下記(1
2)の作用がある。 (12)建物ユニット内の床暖房パネルの加熱体と、建物ユ
ニットの突き合せ部の床暖房パネルの加熱体とを接続す
ることにより、ユニット建物内における加熱体の配管
(もしくは配線)系統の単純集約化を図ることができ
る。
【0032】
【発明の実施の形態】図1は床暖房パネルを示す模式
図、図2は図1の要部を示す模式図であり、(A)は図
1(A)のA-A 断面図、(B)は図1(A)のB-B 断面
図、(C)は図1(A)のC-C 断面図、図3は床暖房パ
ネルの分解斜視図、図4は建物ユニットを示す模式図、
図5は建物ユニットの床を示す模式図、図6は図5の要
部拡大図、図7は図5の床暖房パネルと床根太とを示す
模式図、図8はユニット建物を示す模式図、図9は第1
継ぎ床暖房パネルを示す模式図、図10は図9(A)の
A-A 断面図、図11は第2継ぎ床暖房パネルを示す模式
図、図12は図11(A)のA-A 断面図、図13は床暖
房パネルを示す模式図、図14は床暖房パネルと床根太
とを示す模式図である。
【0033】(床暖房パネル)(図1〜図3) 床暖房パネル10は、図1〜図3に示す如く、基板11
と加熱体12と均熱板13と表面板14とを有して構成
される。
【0034】基板11は、構造用パネル材からなり、加
熱体12を埋設するための溝11Aを上面に備える。溝
11Aは、直線部11B(図2(A))とUターン部1
1C(図2(B))とを繰り返す蛇行状をなし、両端部
を基板11の同一端面に開口している。構造用パネル材
は、JAS規格に基づく構造強度を有する構造材からな
り、例えば針葉樹合板(1類)、ラワン合板(1類)を
用いることができ、それらの合板積層数は 3層( 3プラ
イ)、 5層( 5プライ)等いずれでも良い。
【0035】加熱体12は、温水パイプもしくは電熱ヒ
ータからなり、基板11の溝11Aに埋設される温水パ
イプとしては、例えば架橋ポリエチレン管6Aを用いる
ことができる。
【0036】均熱板13は、基板11の加熱体12を埋
め込んだ上面に例えば接着剤を介して貼着される。均熱
板13としては、例えばアルミ箔(80μ厚)を用いるこ
とができる。
【0037】表面板14は、均熱板13の上面に設けら
れ、加熱体12、均熱板13を覆う。表面板14として
は、例えばラワン合板(1類)を用いることができる。
表面板14は、基板11における溝11Aの両端部のそ
れぞれに対応する部分を、他の部分から分離された開口
蓋14Aとされている。基板11の溝11Aに埋設され
た加熱体12の両接続端部は、工場生産段階で開口蓋1
4Aにより覆われるとともに、その開口を養生用テープ
14B(図2(C))により塞がれる。そして、現場施
工段階では、開口蓋14A、養生用テープ14Bを取り
外し、加熱体12の両接続端部が他の加熱体とジョイン
ト具(不図示)により接続され、その後、再び開口蓋1
4Aにより覆われる。開口蓋14Aは木ねじにより基板
11に固定される。
【0038】表面板14の表面で、加熱体12の埋設位
置に対応する部分(基板11の溝11Aに対応する部
分)には、釘打ち抜き禁止表示部15が、例えば赤色印
刷にて表示されている。釘打ち抜き禁止表示部15の表
示幅W2は、溝11Aの全幅Wの両側に拡幅したものと
されている。また、表面板14の表面で、基板11のU
ターン部11Cに対応する部分には、上記釘打ち抜き禁
止表示部15の上に、フローリング材(乱尺材)を敷設
する際の乱尺施工時釘打ち抜き注意表示部16が表示さ
れている。
【0039】尚、床暖房パネル10は、基板11を構造
用パネル材で構成したことに加え、全厚A(図3)を一
般床パネルの全厚と同一としている。これにより、建物
内における一般床パネルを床暖房パネル10により直ち
に置換することができる。
【0040】従って、本実施形態の床暖房パネル10に
よれば、以下の如くの作用がある。床暖房パネル10を
基板11と加熱体12と表面板14とから構成し、加熱
体12が埋設される基板11を構造用パネル材にて構成
したので、この基板11だけで床パネルに必要な構造強
度を確保でき、格別の補強材を付加することを必須とし
ない。このため、床暖房パネル10の構成を単純にでき
る。
【0041】床暖房パネル10の構成を単純にできるか
ら、床暖房パネル10の強度、サイズを同一建物内の他
の一般床パネルにおけるものと同一にでき、床暖房パネ
ル10が設けられる床部分の床構造と施工の単純化を図
ることができる。
【0042】基板11と表面板14の間に均熱板13を
設けたので、加熱体12の熱エネルギーを均熱板13に
より表面板14の全域に均等に伝え、表面板14の温度
分布の均等を図ることができる。
【0043】表面板14の表面で、加熱体12の埋設位
置に対応する部分に釘打ち禁止表示部15を設けた。従
って、床暖房パネル10を建物の床構造体に釘打ちする
とき、加熱体12を釘打ちして損傷せしめることを確実
に防止できる。
【0044】(床暖房パネル)(図13) 図13に示す床暖房パネル10Dは、前記図1〜図3に
示した床暖房パネル10の変形例であって、前記実施例
と同じものは同符号を付けて説明を省略し、異なるもの
だけ別符号を付けて説明する。
【0045】床暖房パネル10Dは、図13に示すよう
に、表面板14の上面に矩形状の床仕上げ材17(乱尺
のフローリング材)を設けたものであって、この床仕上
材17の長辺が基板11に設けた溝11A(釘打ち禁止
表示部15の直下に位置している)の長手方向に直交配
置されている。
【0046】これにより、床仕上げ材17の長辺に隣接
する釘打ち禁止表示部15を見て、釘打ち禁止部が容易
に確認でき、加熱体12への釘打ちを防止できる。これ
に対し、仮想線(2点鎖線)で示すように、床仕上げ材
17の長辺を溝11Aの長手方向に向けて配置すると、
長い範囲に渡って釘打ち禁止表示部15が見えないの
で、加熱体12に釘打ちする恐れが高い。
【0047】(建物ユニット)(図4〜図7) 次に、床暖房パネル10を設けた床暖房パネル付き建物
ユニット20について説明する。建物ユニット20は、
図4に示す如く、 4本の形鋼製床大梁21と 4本の角鋼
管製柱22と 4本の形鋼製大梁23を箱形に接合した骨
組構造体である。建物ユニット20は、相対する床大梁
21に多数の形鋼製床小梁24を架け渡し、床小梁24
の上に多数の木質床根太25を固定し、床根太25の上
に複数の床パネル26を固定することにて床を構成する
こととしている。また、建物ユニット20は、相対する
天井大梁23に多数の木質天井根太27を固定し、天井
根太27の下の複数の天井パネル(不図示)を固定する
ことにて天井を構成することとしている。建物ユニット
20は、工場生産段階で、以上の床、天井の他、内壁、
外壁等を施される。
【0048】そして、建物ユニット20にあっては、床
を構成する複数の床パネル26のうちの一部もしくは全
部を前述の床暖房パネル10とするものである(図
5)。
【0049】このとき、建物ユニット20にあっては、
床暖房パネル10を床根太25の上に釘打ち固定するに
際し、床暖房パネル10の基板11に設けた溝11A
(直線部11B)の長手方向L1が、床根太25の長手
方向L2に直交するように配置している(図7)。
【0050】また、建物ユニット20にあっては、複数
枚の床暖房パネル10を隣接配置するに際し、全部の床
暖房パネル10の開口蓋14Aが設けられている側の端
面(加熱体12の接続端部が位置する端面)を建物ユニ
ット20の同一面側に並置することとしている(図
6)。そして、この隣り合う床暖房パネル10の加熱体
12の接続端部同士を、後述する継ぎ床暖房パネル3
1、41により接続することとしている(図8)。
【0051】従って、本実施形態の建物ユニット20に
よれば、以下の如くの作用がある。建物ユニット20に
おいて床暖房パネル10の構成を単純にし、床暖房パネ
ル10が設けられる床部分の床構造と施工の単純化を図
ることにより、床暖房パネル10付き建物ユニット20
の工場生産性を向上できる。
【0052】建物ユニット20の床構造体を床根太25
にて構成するとき、床暖房パネル10の基板11に設け
た溝11Aの長手方向を、床根太25の長手方向に直交
配置した。これにより、溝11Aを設けたことによる基
板11の強度低下を、床根太25の存在により補強で
き、床暖房パネル10を設けた床の構造強度を向上でき
る。
【0053】建物ユニット20内にて隣り合う床暖房パ
ネル10の加熱体12同士を接続することにより、建物
ユニット20内における加熱体12の配管(もしくは配
線)系統の単純集約化を図ることができる。
【0054】尚、床暖房パネル10の幅は、建物ユニッ
ト20の長手方向サイズを設定する基準となるモジュー
ルに対応して設定される。
【0055】(建物ユニット)(図14) 次に、床暖房パネル10を設けた床暖房パネル付き建物
ユニット20の変形例について説明する。本実施例にお
いては、工場で床パネルを固定するときに使用する自動
釘打ち機を効率的に利用できるようにしたものであっ
て、前記実施例と同じものは同符号を付けて説明を省略
し、異なるものだけ別符号を付けて説明する。
【0056】図14に示すように、本実施例の床暖房パ
ネル10の加熱体12を埋設するための溝11Aは、間
隔を開けて等溝ピッチPで並列配置されている。この床
暖房パネル10を床根太25に釘打ちして取り付けると
きの釘打ちピッチP1が、加熱体12を埋設していない
床パネルを床根太に釘打ちして取り付けるときの釘打ち
ピッチP2と同じになされ、この釘打ちピッチP1が、
前記溝ピッチPの2倍になされているものである。17
1は釘である。
【0057】上記加熱体12を埋設する溝11Aのピッ
チPは、細かくすれば加熱ムラが減少し良好な加熱が可
能であるが、このピッチPを任意に設定すると、自動釘
打ち機で釘打ちされる可能性のある範囲に加熱体12が
入ってしまう。そこで、上記溝ピッチPは、加熱ムラの
許容範囲内で設定されたものであって、釘打ちピッチP
1は、この溝ピッチPの2倍になされている。
【0058】これにより、床パネルを釘打ちするときに
使用する自動釘打ち機で床暖房パネル10を釘打ちして
も、加熱体12への釘打ちを防止できる。従って、自動
釘打ち機のピッチの設定変更が不要となって、作業性が
向上する。
【0059】(ユニット建物)(図8〜図12) 次に、床暖房パネル付き建物ユニット20を用いたユニ
ット建物30について説明する。ユニット建物30は、
工場生産された建物ユニット20を建築現場に輸送し、
複数の建物ユニット20を水平方向、鉛直方向に接合し
て構築される。
【0060】そして、ユニット建物30にあっては、図
8に示す如く、隣接する建物ユニット20、20の突き
合せ部で、一方の建物ユニット20の 1枚の床暖房パネ
ル10(10A)と他方の建物ユニット20のこれと相
対する 1枚の床暖房パネル10(10A)との間に短尺
の第1継ぎ床暖房パネル31を設け、一方の建物ユニッ
ト20の 2枚の床暖房パネル10(10B)、10(1
0C)と他方の建物ユニット20のこれらに対応する 2
枚の床暖房パネル10(10B)、10(10C)との
間に長尺の第2継ぎ床暖房パネル41を設けることとし
ている。
【0061】第1継ぎ床暖房パネル31は、図9、図1
0に示す如く、基本的に床暖房パネル10と同一構成で
あり、基板32(11と同じ)と、加熱体33(12と
同じ)と、均熱板34(13と同じ)、表面板35(1
4と同じ)を有して構成されている。表面板35の表面
には釘打ち抜き禁止表示部36(15と同じ)が表示さ
れている。そして、第1継ぎ床暖房パネル31は、基板
32の裏面に例えばラワン合板(1類)からなる補強材
37を接合されている。
【0062】然るに、第1継ぎ床暖房パネル31が床暖
房パネル10と格別に異なる点は、(a) 一方の建物ユニ
ット20における 1枚の床暖房パネル10Aの加熱体1
2の両接続端部とジョイント具(不図示)により接続さ
れる 2本の加熱体33A、33Bを備えるとともに、
(b) 他方の建物ユニット20における 1枚の床暖房パネ
ル10Aの加熱体12の両接続端部とジョイント具(不
図示)により接続される2本の加熱体33A、33Bを
備え、結果として全 4本の加熱体33(各 2本の加熱体
33A、33B)を備えていることである。
【0063】第2継ぎ床暖房パネル41も、図11、図
12に示す如く、基本的に床暖房パネル10と同一構成
であり、基板42(11と同じ)と、加熱体43(12
と同じ)と、均熱板44(13と同じ)と、表面板45
(14と同じ)を有して構成されている。表面板45の
表面には釘打ち抜き禁止表示部46(15と同じ)が表
示されている。そして、第2継ぎ床暖房パネル41は、
基板42の裏面に例えばラワン合板(1類)からなる補
強材47を接合されている。
【0064】然るに、第2継ぎ床暖房パネル41が床暖
房パネル10と格別に異なる点は、(a) 第1継ぎ床暖房
パネル31の 2本の加熱体33A、33A、 2本の加熱
体33B、33Bとジョイント具により接続される 2本
の加熱体43A、43A、 2本の加熱体43B、43B
を備えるとともに、(b) 一方の建物ユニット20の 2枚
の床暖房パネル10B、10Cの互いに近接して相隣る
加熱体12の接続端部をジョイント具により接続する 1
本のU字状加熱体43Cと、床暖房パネル10Bの加熱
体12の残る 1つの接続端部とジョイント具により接続
される 1本の加熱体43Dと、床暖房パネル10Cの加
熱体12の残る 1つの接続端部とジョイント具により接
続される 1本の加熱体43Eを備え、更に、(c) 他方の
建物ユニット20の 2枚の床暖房パネル10B、10C
の互いに近接して相隣る加熱体12の接続端部をジョイ
ント具により接続する 1本のU字状加熱体43Cと、床
暖房パネル10Bの加熱体12の残る 1つの接続端部と
ジョイント具により接続される 1本の加熱体43Dと、
床暖房パネル10Cの加熱体12の残る 1つの接続端部
とジョイント具により接続される 1本の加熱体43Eを
備え、結果として全10本の加熱体43(各 2本の加熱体
43A、43B、43C、43D、43E)を備えるこ
とである。
【0065】これにより、ユニット建物30にあって
は、下記(1) 〜(4) の床暖房配管系を備えるものとな
る。 (1) 一方の建物ユニット20における床暖房パネル10
Aのための配管系 第2継ぎ床暖房パネル41の加熱体43Aと、第1継ぎ
床暖房パネル31の加熱体33Aと、床暖房パネル10
Aの加熱体12と、第1継ぎ床暖房パネル31の加熱体
33Bと、第2継ぎ床暖房パネル41の加熱体43Bと
を接続してなる配管系であり、第2継ぎ床暖房パネル4
1の加熱体43Aから供給される温水をこの配管系を経
由して第2継ぎ床暖房パネル41の加熱体43Bから排
出せしめるもの。
【0066】(2) 一方の建物ユニット20における床暖
房パネル10B、10Cのための配管系 第2継ぎ床暖房パネル41の加熱体43Dと、床暖房パ
ネル10Bの加熱体12と、第2継ぎ床暖房パネル41
の加熱体43Cと、床暖房パネル10Cの加熱体12
と、第2継ぎ床暖房パネル41の加熱体43Eとを接続
してなる配管系であり、第2継ぎ床暖房パネル41の加
熱体43Dから供給される温水をこの配管系を経由して
第2継ぎ床暖房パネル41の加熱体43Eから排出せし
めるもの。
【0067】(3) 他方の建物ユニット20における床暖
房パネル10Aのための配管系 第2継ぎ床暖房パネル41の加熱体43Aと、第1継ぎ
床暖房パネル31の加熱体33Aと、床暖房パネル10
Aの加熱体12と、第1継ぎ床暖房パネル31の加熱体
33Bと、第2継ぎ床暖房パネル41の加熱体43Bと
を接続してなる配管系であり、第2継ぎ床暖房パネル4
1の加熱体43Aから供給される温水をこの配管系を経
由して第2継ぎ床暖房パネル41の加熱体43Bから排
出せしめるもの。
【0068】(4) 他方の建物ユニット20における床暖
房パネル10B、10Cのための配管系 第2継ぎ床暖房パネル41の加熱体43Dと、床暖房パ
ネル10Bの加熱体12と、第2継ぎ床暖房パネル41
の加熱体43Cと、床暖房パネル10Cの加熱体12
と、第2継ぎ床暖房パネル41の加熱体43Eとを接続
してなる配管系であり、第2継ぎ床暖房パネル41の加
熱体43Dから供給される温水をこの配管系を経由して
第2継ぎ床暖房パネル41の加熱体43Eから排出せし
めるもの。
【0069】尚、ユニット建物30において、隣接する
建物ユニット20、20の突き合せ部で、一方の建物ユ
ニット20の一般床パネル26と他方の建物ユニット2
0のこれに相対する一般床パネル26との間には、一般
継ぎ床パネル50が設けられる。
【0070】従って、本実施形態のユニット建物30に
よれば、以下の如くの作用がある。ユニット建物30に
おいて、床暖房パネル10の構成を単純にし、床暖房パ
ネル10が設けられる床部分の床構造と施工の単純化を
図った床暖房パネル付き建物ユニット20を用いること
により、高品質の床暖房付きユニット建物30を簡易に
構築できる。
【0071】隣接する建物ユニット20の突き合せ部に
も継ぎ床暖房パネル31、41を設けることにより、建
物ユニット20の突き合せ部にも床暖房領域を形成でき
る。これにより、相隣る建物ユニットにまたがる広い面
積の床暖房領域を連続して形成できる。
【0072】建物ユニット20内の床暖房パネル10の
加熱体12と、建物ユニット20の継ぎ床暖房パネル3
1、41の加熱体33、43とを接続することにより、
ユニット建物30内における加熱体12の配管(もしく
は配線)系統の単純集約化を図ることができる。
【0073】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本
発明の床暖房パネルは、基板の溝内に設けられる加熱体
を包む伝熱板を備え、この伝熱板を均熱板に熱的に接続
するものであっても良い。
【0074】また、本発明の実施においては、ユニット
建物において建物ユニットの床暖房パネルの加熱体を、
単一建物ユニット内にて接続し合うものに限らず、隣接
する建物ユニット間で接続し合うものであっても良い。
【0075】また、本発明の実施において、床暖房パネ
ルは、基板と加熱体と表面板のみからなり、必要により
均熱板を加えることにより本発明の目的を達成できる。
但し、本発明の床暖房パネルは、これらの材の他に、床
衝撃音を抑制する等の他の機能付加のために補強材等の
他の材を設けるものであっても良い。
【0076】また、本発明の床暖房パネルは広く一般の
建物に適用できる。
【0077】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、床暖房パ
ネルの構成を単純にし、床暖房パネルが設けられる床部
分の床構造と施工の単純化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は床暖房パネルを示す模式図である。
【図2】図2は図1の要部を示す模式図であり、(A)
は図1(A)のA-A 断面図、(B)は図1(A)のB-B
断面図、(C)は図1(A)のC-C 断面図である。
【図3】図3は床暖房パネルの分解斜視図である。
【図4】図4は建物ユニットを示す模式図である。
【図5】図5は建物ユニットの床を示す模式図である。
【図6】図6は図5の要部拡大図である。
【図7】図7は図5の床暖房パネルと床根太とを示す模
式図である。
【図8】図8はユニット建物を示す模式図である。
【図9】図9は第1継ぎ床暖房パネルを示す模式図であ
る。
【図10】図10は図9(A)のA-A 断面図である。
【図11】図11は第2継ぎ床暖房パネルを示す模式図
である。
【図12】図12は図11(A)のA-A 断面図である。
【図13】床暖房パネルを示す模式図である。
【図14】床暖房パネルと床根太とを示す模式図であ
る。
【符号の説明】
10、10A、10B、10C、10D 床暖房パネ
ル 11 基板 11A 溝 12 加熱体 13 均熱板 14 表面板 15 釘打ち抜き禁止表示部 17 床仕上げ材 20 建物ユニット 25 床根太 30 ユニット建物 31、41 継ぎ床暖房パネル

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱体を内蔵してなる床暖房パネルにお
    いて、 構造用パネル材からなり、加熱体を埋設するための溝を
    上面に備えた基板と、 基板に埋設された加熱体と、 基板の上面側に設けられ、加熱体を覆う表面板とを有し
    てなることを特徴とする床暖房パネル。
  2. 【請求項2】 前記基板の上面に均熱板を設け、均熱板
    の上面に表面板を設けてなる請求項1記載の床暖房パネ
    ル。
  3. 【請求項3】 前記表面板の表面で、加熱体の埋設位置
    に対応する部分に釘打ち抜き禁止表示部を設けてなる請
    求項1又は2記載の床暖房パネル。
  4. 【請求項4】 前記表面板の上面に床仕上材を設けてな
    り、この床仕上材の長辺が基板に設けた溝の長手方向に
    直交配置されてなることを特徴とする請求項3記載の床
    暖房パネル。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の床暖房
    パネルが工場で建物ユニットの床構造体内に設けられて
    なる床暖房パネル付き建物ユニット。
  6. 【請求項6】 前記床暖房パネルが建物ユニットの床構
    造体を形成する床根太上に設けられ、床暖房パネルの基
    板に設けた溝の長手方向が、床根太の長手方向に直交配
    置されてなる請求項5記載の床暖房パネル付き建物ユニ
    ット。
  7. 【請求項7】 前記床暖房パネルの加熱体を埋設するた
    めの溝が、間隔を開けて等溝ピッチPで並列配置され、
    この床暖房パネルを床根太に釘打ちして取り付けるとき
    の釘打ちピッチP1が、加熱体を埋設していない床パネ
    ルを床根太に釘打ちして取り付けるときの釘打ちピッチ
    P2と同じになされ、この釘打ちピッチP1が、前記溝
    ピッチPの整数倍になされていることを特徴とする請求
    項6記載の床暖房パネル付き建物ユニット。
  8. 【請求項8】 複数枚の前記床暖房パネルが隣接配置さ
    れ、隣り合う床暖房パネルの加熱体同士を接続してなる
    床暖房パネル付き建物ユニット。
  9. 【請求項9】 複数個の建物ユニットからなるユニット
    建物において、請求項5〜8のいずれかに記載の床暖房
    パネル付き建物ユニットを用いてなるユニット建物。
  10. 【請求項10】 隣接する建物ユニットの突き合せ部に
    も請求項1〜4のいずれかに記載の床暖房パネルを設け
    てなる請求項9記載のユニット建物。
  11. 【請求項11】 前記建物ユニット内の床暖房パネルの
    加熱体と、前記建物ユニットの突き合せ部の床暖房パネ
    ルの加熱体とを接続してなるユニット建物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016217544A (ja) * 2015-05-14 2016-12-22 リック株式会社 床暖房用温水マット及び床暖房用温水マットの施工方法

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