JPH1023013A - Atm通信方法 - Google Patents

Atm通信方法

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JPH1023013A
JPH1023013A JP8169132A JP16913296A JPH1023013A JP H1023013 A JPH1023013 A JP H1023013A JP 8169132 A JP8169132 A JP 8169132A JP 16913296 A JP16913296 A JP 16913296A JP H1023013 A JPH1023013 A JP H1023013A
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JP
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atm
cell
terminal
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JP8169132A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kuranaga
寛 蔵永
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ATM端末がスター状,リング状のATMネ
ットワークのいずれにも接続できるATM通信方法を得
る。 【解決手段】 ATM端末は、別のATM端末が送信し
たATMセルを受信する(ステップ101)。受信した
ATMセルが自身宛か否かを判断する(ステップ10
2)。その判断の結果、受信したATMセルが自身宛で
ない場合、ATM端末は受信したATMセルをそのまま
送信し(ステップ103)、受信したATMセルが自身
宛である場合、ATM端末は受信したATMセルを自身
で処理する(ステップ104)。このATM通信方法を
適用するATM端末は、スター状やリング状のATMネ
ットワークのどちらにも適用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ATM通信方法
を改良した低コストの通信方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のATM通信方法(特にATM−L
ANに適用される通信方法)は、NEC技報Vol.4
8 No.4/1995の60〜64ページ(以下「引
用文献」と称す)の図1のようなATM端末をスター状
に接続したATMネットワークに適用されるため、AT
Mスイッチを必要とした。
【0003】ATM端末は、パーソナルコンピュータや
ワークステーションにATM−NIC(Network Interf
ace Card)を取り付けたものとして説明する。NIC
は、引用文献に記載されている。図11は従来のATM
ネットワークを示す概念図である。図11において、3
1〜33はATM端末、50はATMスイッチ、TXは
ATMセルを送信するポート、RXはATMセルを受信
するポートである。従来は、図11に示すように、AT
M端末31,32,33をATMスイッチ50のポート
TX、RXと光ファイバ等の通信線で1対1に接続す
る。
【0004】ATMセルの送受信の具体例として、AT
M端末33からATM端末32へATMセルを送信する
場合、ATMスイッチ50は、ATM端末33が送信し
たATMセルを受信する。そして、ATMスイッチ50
は、ATMセルのヘッダから宛先を知り、宛先のATM
端末32が接続されているポートTX2から、ATMセ
ルを送信する。ATM端末32は、ATMスイッチ50
から送信されるATMセルは全て自身で処理する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ATM
端末をスター状に接続したATMネットワークでは、高
価なATMスイッチが必要になるという問題点がある。
さらに、ATMネットワークに接続するATM端末が増
えればふえるほど、そのATM端末を1対1に接続す
る、ATMスイッチ50のポートTX,RXの数も増加
する問題点がある。
【0006】本発明は、これらの問題点を解決するため
になされたものであり、ATMスイッチを不要にする、
又はATMスイッチのポート数を減らすATM通信方法
を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
課題解決手段は、ATMネットワークに用いられるAT
M端末の処理は、前記ATM端末がATMセルを受信す
る第1のステップと、前記ATM端末が、前記受信した
ATMセルが自身宛か否かを判断する第2のステップ
と、前記第2のステップの判断の結果、前記受信したA
TMセルが自身宛でない場合、前記ATM端末が前記受
信したATMセルをそのまま送信する第3のステップ
と、前記第2のステップの判断の結果、前記受信したA
TMセルが自身宛である場合、前記ATM端末が前記自
分宛であるATMセルを自身で処理する第4のステップ
とを備える。
【0008】本発明の請求項2に係る課題解決手段は、
前記ATM端末が自身でATMセルを生成する第5のス
テップと、前記自身で生成したATMセルを別の前記A
TM端末へ送信する第6のステップと、前記第3のステ
ップにおける前記自身宛でないATMセルを前記第6の
ステップにおける前記自身で生成したATMセルとし
て、前記第6のステップを用いて前記自身宛でないAT
Mセルを送信する第7のステップとをさらに備える。
【0009】本発明の請求項3に係る課題解決手段は、
前記ATMネットワークがリング状のATMネットワー
クである場合において、前記リング状のATMネットワ
ークは、前記第1〜第4のステップの処理を行うATM
端末のみで構成される。
【0010】本発明の請求項4に係る課題解決手段は、
前記ATMネットワークがリング状のATMネットワー
クである場合において、前記受信したATMセルの中か
ら前記リング状のATMネットワークを回り続けるセル
を検出して廃棄するステップをさらに備える。
【0011】本発明の請求項5に係る課題解決手段にお
いて、前記第7のステップは、前記自身宛でないATM
セルを前記ATM端末のATMインターフェース内の記
憶手段に記憶しておくステップと、前記記憶手段が記憶
している前記自身宛でないATMセルを読み出すステッ
プとからなる。
【0012】本発明の請求項6に係る課題解決手段にお
いて、前記記憶手段は、前記ATMインターフェース内
のメモリを用いる。
【0013】本発明の請求項7に係る課題解決手段は、
前記ATM端末が別の前記ATM端末に前記ATMセル
の送信頻度を落とすことを指示する輻輳通知セルを送信
する第5のステップと、前記別のATM端末が、前記輻
輳通知セルを受けて、前記ATMセルの送信頻度を落と
す第6のステップとをさらに備える。
【0014】本発明の請求項8に係る課題解決手段にお
いて、前記ATMセルのヘッダは、前記送信頻度を落と
す要求があるか否かを示す要求ビットを含み、他の前記
ATM端末が、前記要求ビットに予め定められた値を設
定するステップをさらに備え、前記第5のステップで
は、前記ATM端末が前記ATMセルを受信し、その受
信したATMセルの要求ビットの値に応じて、前記輻輳
通知セルを送信する。
【0015】本発明の請求項9に係る課題解決手段は、
前記ATMネットワークがリング状のATMネットワー
クである場合において、前記リング状のATMネットワ
ークは、ATMスイッチを含む。
【0016】本発明の請求項10に係る課題解決手段に
おいて、前記ATMスイッチは、当該ATMスイッチが
受信した前記ATMセルの宛先が当該ATMスイッチが
属する前記リング状のATMネットワーク上のATM端
末である場合、前記受信したATMセルを前記リング状
のATMネットワーク上へ送信する。
【0017】本発明の請求項11に係る課題解決手段に
おいて、前記ATMセルのヘッダに含まれる宛先は、仮
想パス識別子のみであり、前記ATMネットワークに接
続される前記複数のATM端末には、それぞれ仮想パス
識別値を割り当てる。
【0018】本発明の請求項12に係る課題解決手段
は、前記ATMネットワークが前記リング状のATMネ
ットワークである場合において、別の前記ATM端末が
ブロードキャスト用のチャネルを宛先に設定した前記A
TMセルを生成して送信するステップと、前記第1のス
テップにおいて受信したATMセルの前記宛先から、前
記受信したATMセルがブロードキャストセルであるか
否かを判断するステップと、前記受信したATMセルが
ブロードキャストセルである場合、前記ATM端末が、
前記受信したATMセルをコピーして送信するステップ
とをさらに備える。
【0019】本発明の請求項13に係る課題解決手段
は、前記ATMネットワークが前記リング状のATMネ
ットワークである場合において、別の前記ATM端末が
前記ATMセルのヘッダのブロードキャストビットに当
該ATMセルがブロードキャストセルであることを示す
値を設定した前記ATMセルを生成して送信するステッ
プと、前記第1のステップにおいて受信したATMセル
の前記宛先から、前記受信したATMセルがブロードキ
ャストセルであるか否かを判断するステップと、前記受
信したATMセルがブロードキャストセルである場合、
前記ATM端末が、前記受信したATMセルをコピーし
て、送信するステップとをさらに備える。
【0020】本発明の請求項14に係る課題解決手段
は、別の前記ATM端末が前記ATMセルのヘッダのセ
ル受信確認ビットの値を予め定められた値に設定した前
記ATMセルを生成して送信するステップと、前記第2
のステップの判断の結果、前記受信したATMセルが自
身宛である場合、前記第1のステップにおいて受信した
ATMセルの前記セル受信確認ビットの値を別の値に変
更して送信するステップと、前記別のATM端末が前記
ATMセルを受信し、その受信したATMセルが、自身
で生成したセルであるか否かを判断する第5のステップ
と、前記別のATM端末が、前記受信したATMセルの
前記セル受信確認ビットの値が前記予め定められた値で
あるか否かを判断する第6のステップと、前記第5及び
第6のステップの判断の結果、前記受信したATMセル
が、自身で生成したセルであり、かつ前記セル受信確認
ビットの値が前記予め定められた値である場合、前記別
のATM端末が生成したATMセルが受信されていない
として認識するステップとをさらに備える。
【0021】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.本発明におけるATM通信方法を有する
ATM端末は、端末をリング状に接続するATMネット
ワーク(以下「リング状のATMネットワーク」と称
す)と端末をスター状に接続するATMネットワーク
(以下「スター状のATMネットワーク」と称す)との
両方に適用することができる。以下、リング状のATM
ネットワークに本発明のATM通信方法を有するATM
端末を接続する場合と、スター状のATMネットワーク
に本発明のATM通信方法を有するATM端末を接続す
る場合との2つの場合を説明する。
【0022】まず、図1は本実施の形態におけるATM
通信方法を有するATM端末を、リング状のATMネッ
トワークに接続した例を示す概念図である。図1におい
て、11,12,13はそれぞれATM端末である。ま
た、ATM端末11〜13内のRXは外部からのATM
セルを受信するポート、TXは外部へATMセルを送信
するポートである。
【0023】次に、図1に示すATMネットワークの構
成を説明する。ATM端末11のポートTX・ATM端
末12のポートRX間、ATM端末12のポートTX・
ATM端末13のポートRX間、ATM端末13のポー
トTX・ATM端末11のポートRX間をそれぞれ光フ
ァイバ等の通信線で接続する。ATM端末は、例えば、
パーソナルコンピュータやワークステーション等のAT
M端末本体と、そのPCI等のバスに接続したNIC
(ATMインターフェース)とから構成される。なお、
図1は3台のATM端末をリング状に接続した場合を示
すが、ATM端末が3台の場合に限らず、複数台のAT
M端末をリング状に接続すればよい。本実施の形態にお
けるATMネットワークは、図1の例に示すように、A
TM端末がリング状に接続されている。
【0024】次に、本実施の形態におけるATM通信方
法を説明する。まず、ATMセルは、ヘッダ部と情報フ
ィールド部とから構成されており、ヘッダ部に宛先を示
す識別子が格納されている。この識別子から宛先を知
り、ATMセルが宛先へ送信される。
【0025】識別子をさらに詳しく説明する。識別子
は、VPI(Virtual Path Identifier:仮想パス識別
子)及びVCI(Virtual Channel Identifier:仮想チ
ャネル識別子)からなる。各ATM端末間には、ATM
セルを送信する前に識別子の値(VPI値及びVCI
値)が割り当てられる。例えば、ATM端末13からA
TM端末11へATMセルを送信する場合は、ATMセ
ルを送信する前に、識別子の値(例えばVPI=32,
VCI=101)を割り当て、ATM端末13からAT
M端末12へATMセルを送信する場合は、識別値(例
えばVPI=32,VCI=102)を割り当てる。こ
のように、n台のATM端末が1つのATM端末にAT
Mセルを送信する場合、ATMセルを送信する前に、n
個のVPI値,VCI値が割り当てられる。
【0026】次に、図1の例に示すリング状のATMネ
ットワークにおいて、ATMセルの送受信の具体例とし
て、ATM端末13からATM端末12へATMセルを
送信する場合を例にとって説明する。図3は本発明の実
施の形態1におけるATM通信方法を示すフローチャー
トであって、各ATM端末内部の送受信の主要な処理を
示す。なお、送信する前にATMネットワークの管理ツ
ール等が予め識別値が設定されているとする。
【0027】まず、ATM端末13は宛先がATM端末
12宛のATMセルを生成して、そのATMセルを送信
する。
【0028】次に、ATM端末11は、ATM端末13
が送信したATMセルを受信する(ステップ101)。
ATM端末11は、受信したATMセルが自身宛である
か否かを判断する(ステップ102)。その判断の結
果、受信したATMセルが自身宛でない場合、ATM端
末11は受信したATMセルをそのまま送信し(ステッ
プ103)、受信したATMセルが自身宛である場合、
ATM端末11は受信したATMセルを自身で処理する
(ステップ104)。この具体例の場合、受信したAT
Mセルは、そのまま送信される。
【0029】次に、ATM端末12は、ATM端末11
が送信したATMセルを受信する(ステップ101)。
ATM端末12は、受信したATMセルが自身宛である
か否かを判断する(ステップ102)。その判断の結
果、受信したATMセルが自身宛でない場合、ATM端
末12は受信したATMセルをそのまま送信し(ステッ
プ103)、受信したATMセルが自身宛である場合、
ATM端末12は受信したATMセルを自身で処理する
(ステップ104)。この具体例の場合、受信したAT
Mセルは、自身宛のATMセルであるため、ATM端末
12は受信したATMセルを自身で処理する。
【0030】次に、図1に示すATM端末11,12,
13をリング状のATMネットワークから取り外し、図
2の例のように、スター状のATMネットワークに接続
する。図2において、50はATMスイッチ、その他の
符号は図1中の符号に対応している。また、ATMスイ
ッチ内のRXn(n=1,2,3,…)は外部からのA
TMセルを受信するポート、TXnは外部へATMセル
を送信するポートである。
【0031】次に、図2に示すATMネットワークの構
成を説明する。ATMスイッチ50のポートTX1・A
TM端末11のポートRX間、ATM端末11のポート
TX・ATMスイッチ50のポートRX1間、ATMス
イッチ50のポートTX2・ATM端末12のポートR
X間、ATM端末12のポートTX・ATMスイッチ5
0のポートRX2間、ATMスイッチ50のポートTX
3・ATM端末13のポートRX間、ATM端末13の
ポートTX・ATMスイッチ50のポートRX3間をそ
れぞれ光ファイバ等の通信線で1対1に接続する。
【0032】次に、図2の例に示すスター状のATMネ
ットワークにおいて、ATMセルの送受信の具体例とし
て、ATM端末13からATM端末12へATMセルを
送信する場合を例にとって説明する。
【0033】まず、ATM端末13は宛先がATM端末
12宛のATMセルを生成して、そのATMセルを送信
する。
【0034】次に、ATMスイッチ50は、ATM端末
13が送信したATMセルを受信する。そして、ATM
スイッチ50は、ATMセルのヘッダから宛先を知り、
宛先のATM端末12が接続されているポートから、A
TMセルをそのまま送信する。この具体例の場合、AT
Mスイッチ50は、ポートTX2から、受信したATM
セルをそのまま送信する。
【0035】次に、ATM端末12は、ATMスイッチ
50が送信したATMセルを受信する。ATM端末12
は、受信したATMセルが自身宛であるか否かを判断す
る(ステップ102)。その判断の結果、受信したAT
Mセルが自身宛でない場合、ATM端末12は受信した
ATMセルをそのままポートTX2から送信し(ステッ
プ103)、受信したATMセルが自身宛である場合、
ATM端末12は受信したATMセルを自身で処理する
(ステップ104)。この具体例の場合、受信したAT
Mセルは、自身宛のATMセルであるため、ATM端末
12は受信したATMセルを自身で処理する。このよう
に、ATM端末12は、従来のATM端末32のよう
に、ATMスイッチ50から送信されるATMセルは全
て自身で処理するのではなく、自身宛のATMセルのみ
を自身で処理する。
【0036】以上のように、本発明のATM通信方法を
有するATM端末は、リング状,スター状のATMネッ
トワークの両方に適用できる。
【0037】さらに、本発明のATM端末は、送信頻度
を調節できる。送信頻度を調節する方法は、ATM端末
が別のATM端末に送信したいATMセルがない場合、
他のATM端末がこのことを認識できるようなATMセ
ル(非割り当てセル)を次のATM端末に送信する。送
信したいATMセルがある場合、非割り当てセル又は自
端末セル宛のATMセルを1セル受信するごとに、自身
で生成したATMセル1個を次の端末に送信する。即
ち、送信したいATMセルと、次に送信したいATMセ
ルとの間に、非割り当てセルが送信されることになり、
この間に介在する非割り当てセルの個数を変化させるこ
とにより、送信頻度を自由に調節できる。
【0038】次に、リング状,スター状のどちらのAT
Mネットワークにも適用できる、本発明のATM通信方
法を有するNICの内部の構成について説明する。図4
は引用文献に記載されているNICについて、若干の構
成を変えたブロック図である。
【0039】図4に示すNICの送信の動作について説
明する。この動作は、ATM端末が自身でATMセルを
生成して、自身で生成したATMセルを別のATM端末
へ送信する動作である。まず、ノード7に接続された図
示しないATM端末本体(ホスト)側のシステムメモリ
上に送信パケットを設定する。次に、ATM端末本体が
SAR4を起動する。次に、SAR4がバスマスタとな
り、DMA転送でシステムメモリ上の送信パケットをリ
ードする。次に、SAR4は、リードした送信パケット
を分解してAAL−5のATMセルを生成し、SONE
Tフレーマ3へ送信する。次に、SONETフレーマ3
は、SAR4から受信したATMセルを、SONETフ
レームに載せてPMDモジュール1へ送信する。次に、
PMDモジュール1は、SONETフレーマ3から受信
したSONETの電気信号を光信号へ変換して、ATM
回線インターフェースへ送信する。
【0040】次に、図4に示すNICの受信の動作につ
いて説明する。まず、ATM端末本体は、本体のメモリ
5上に受信パケットエリアを確保し、SONETフレー
マ3を受信可能な状態に設定する。次に、PMDモジュ
ール1は、図示しないATM回線インターフェースから
受信するSONETフレームの光信号を電気信号へ変換
し、クロックリカバリ2へ送信する。次に、クロックリ
カバリ2はPMDモジュール1から受信したSONET
フレームのデータ信号から受信クロック信号を抽出し、
タイミング調整したSONETフレームのデータ信号
(受信データ)と、これに同期した受信クロックをSO
NETフレーマ3へ送信する。次に、SONETフレー
マ3は、PMDモジュール1から受信したSONETフ
レームからATMセルを抽出してSAR4へ送信する。
次に、SAR4は、SONETフレーマ3から受信した
ATMセルの中に有効なATMセル(自分宛のセル)を
検出した場合、これを受信パケットに組み立てて、AT
M端末本体のシステムメモリ上の受信パケットエリアへ
DMA転送する。なお、以上のNICの送信の動作,受
信の動作については、上記引用文献に記載されている。
【0041】さらに、図4に示すNICの受信の動作
は、上述の動作に、以下に説明する動作を追加する。S
AR4は、SONETフレーマ3から受信したATMセ
ルが自身宛のATMセルを検出できない場合にSONE
Tフレーマ3から受信したATMセル(自身宛でないA
TMセル)を、NICの送信の動作における送信パケッ
トを分解して生成したATMセルとして、SONETフ
レーマ3へ送信する。その後は、上述のNICの送信の
動作と同様である。以上のように、受信した自身宛でな
いATMセルを、送信の動作における自身で生成したA
TMセルとして、送信の動作を用いて自身宛でないAT
Mセルを送信する。これにより、引用文献のSAR4の
動作を少し変更するだけで、リング状,スター状のどち
らのATMネットワークにも適用できるNICが得られ
る。
【0042】本実施の形態では、ATM端末をリング状
に接続することにより、高価なATMスイッチを介さず
にATM通信が可能となる。また、図3のATM通信方
法を有するATM端末は、リング状,スター状のどちら
のATMネットワークにも適用できる。さらに、ATM
端末がリング状,スター状に接続されているか否かを考
慮せずに接続しても、ATM端末はATMセルの送信、
受信を行うことができる。
【0043】実施の形態2.実施の形態1において、リ
ング状のATMネットワークの場合、迷い子セルの問題
が発生する可能性がある。迷い子セルとは、リングを1
周りしても処理されずに、リングを回り続けるセルであ
る。迷い子セルは、一度発生すると半永久的にリング状
のATMネットワーク上を回り続ける。
【0044】迷い子セルは以下の2つの場合に発生す
る。第1の場合は、ATM端末がATMセルを送信する
ときに識別子の値をつけ間違えたり、ネットワーク上で
変わってしまった場合である。第2の場合は、ATM端
末が受信した自身宛のATMセルを、自身宛のATMセ
ルとして正しく認識できない場合である。
【0045】迷い子セルを発生させるATM端末がAT
Mネットワーク上にある場合、迷い子セルを検出して廃
棄する方法が定められていないと迷い子セルが通信帯域
を占有し、通信不能状態に陥る場合がある。以下に迷い
子セルを廃棄する方法について説明する。
【0046】図5は本発明の実施の形態2におけるAT
M通信方法を有するATM端末を、リング状のATMネ
ットワークに接続した例を示す概念図である。図5にお
いて、13’は迷い子セルを廃棄するための機能を持つ
ATM端末である廃棄サーバ、その他の符号は図1中の
符号に対応している。図5に示す例のように、リング状
に接続したATMネットワークのATM端末の1つを、
迷い子セルを廃棄するための廃棄サーバ13’とする。
リング状のATMネットワーク上の廃棄サーバは、リン
グを回り続けるATMセルを検出して、検出したATM
セルを迷い子セルとして廃棄する。
【0047】次に、迷い子セルを廃棄する方法について
本格的に説明する。図6は、廃棄サーバの動作を説明す
るフローチャートであって、各ATM端末内部の送受信
の主要な処理を示す。図6中のステップ201,20
2,205,208は、それぞれ図1中のステップステ
ップ101,102,103,104と同様であり、図
6中のその他のステップは、本実施の形態の通信方法の
特徴である受信したATMセルの中から迷い子セルとし
て検出して廃棄するステップである。
【0048】ATMセルのヘッダの適当なビットを迷い
子セル検出ビットとして設定しておく。迷い子セル検出
ビットは、例えば引用文献の図4に示すGFCフィール
ドの1ビットを用いればよい。各ATM端末は、自身で
ATMセルを生成して、そのATMセルを送信する場
合、その生成するATMセルの迷い子セル検出ビットの
値を”0”に設定する。以下、具体例として、ATM端
末12がATMセルを生成して送信したものの、ATM
端末11,12及び廃棄サーバ13’の宛先以外の間違
った宛先をつけて送信した場合を考える。
【0049】まず、廃棄サーバ13’は、ATM端末1
2が生成して送信したATMセルを受信する(ステップ
201)。廃棄サーバ13’は、受信したATMセルが
自身宛であるか否かを判断する(ステップ202)。そ
の判断の結果、受信したATMセルが自身宛でない場
合、さらに、迷い子セル検出ビットの値が1であるか否
かを判断する(ステップ203)。この具体例の場合、
迷い子セル検出ビットの値が0であるため、ステップ2
04へ進む。ステップ204では、迷い子セル検出ビッ
トの値を1に設定する。そして、この迷い子セル検出ビ
ットの値を1に設定したATMセルを送信する(ステッ
プ205)。
【0050】宛先の間違ったATMセルは、ATM端末
11,12をそのまま通過し、再び廃棄サーバ13’へ
戻る。廃棄サーバ13’は、戻ってきたATMセルを受
信する(ステップ201)。廃棄サーバ13’は、受信
したATMセルが自身宛であるか否かを判断する(ステ
ップ202)。その判断の結果、受信したATMセルが
自身宛でない場合、さらに、迷い子セル検出ビットの値
が1であるか否かを判断する(ステップ203)。この
場合、迷い子セル検出ビットの値が1であるため、ステ
ップ206へ進む。ステップ206では、受信したAT
Mセルは、迷い子セルとして廃棄する、即ち、迷い子セ
ルと判断したATMセルを送信しない。
【0051】別の具体例として、廃棄サーバ13’は、
自身宛のATMセルを受信した場合を考える。この場
合、迷い子セル検出ビットの値が1であるか否かを判断
する(ステップ207)。迷い子セル検出ビットの値が
1でない場合は、廃棄サーバ13’は、受信したATM
セルを自身で処理する(ステップ208)。迷い子セル
検出ビットの値が1である場合は、リング状のATMネ
ットワーク上に複数の廃棄サーバが存在することを示し
ている(ステップ209)。この場合は、迷い子セルの
廃棄が正常に行われないため、直ちに、迷い子セルを廃
棄する動作を停止し、適当な対策を行う。例えば、AT
Mネットワーク上に複数の廃棄サーバが存在することを
管理者または図6に図示しないATMネットワークの管
理ツールに知らせる。
【0052】本実施の形態では、迷い子セルの検出が可
能になり、ATMネットワークを構成するシステムをリ
セットすることなくリング状のATMネットワーク内の
迷い子セルを削除できる。
【0053】実施の形態3.実施の形態1において、A
TM端末が、非割り当てセルでなくかつ自身宛でもない
ATMセルを受信した場合であって、自身で生成したA
TMセルを送信したい場合は、まず、受信したATMセ
ルを送信した後に、自身で生成したATMセルを送信す
る。従って、自身で生成したATMセルが緊急に送信し
なければならない場合に対応できない。
【0054】本実施の形態におけるATM通信方法は、
ATM端末が、非割り当てセルでなくかつ自身宛でもな
いATMセルを受信した場合であって、自身で生成した
ATMセルを送信したい場合、まず、自身で生成したA
TMセルを送信した後に、受信したATMセルを送信す
る。
【0055】この方法を実現するために、受信したAT
Mセルを記憶しておく、例えばFirst‐In‐Fi
rst‐Outメモリ(FIFO)等の記憶手段をAT
M端末内に設ける。具体的に図4のNICのSAR4内
に、First-In-First-Outメモリ(FIFO)等の記憶手
段を設ける。このNICの動作は、実施の形態1の追加
の動作における説明において、SONETフレーマ3か
ら受信した自身宛でないATMセルを、上述の記憶手段
に記憶しておく。次に、実施の形態1におけるNICの
送信の動作を行う。その送信の動作が完了した後、記憶
手段が記憶しているSONETフレーマ3から受信した
自分宛でないATMセルを読み出す。そして、その読み
出したATMセルをNICの送信の動作における分解し
たATMセルとして、SONETフレーマ3へ送信す
る。以上のように、図4に示すNICのSAR4内に記
憶手段を設けて、記憶手段に一時的に受信したセルを記
憶しておくことで、自身で生成したATMセルを送信し
た後に、受信したATMセルを送信することができる。
【0056】本実施の形態では、リングのトラフィック
に依存せず、緊急度の高いATMセルを優先して送信す
ることが可能になる。
【0057】図4に示すNICのSAR4内に記憶手段
を設ける場合は、従来のNICに新たな記憶手段を追加
することが必要となる。そこで、従来のNICに内蔵さ
れているメモリ(メモリ5)の記憶領域の一部を上記記
憶手段として用いてもよい。この場合は、従来のNIC
に記憶手段を追加する必要はない。
【0058】実施の形態4.長いデータを送信する場合
等は、データを複数のATMセル(ATMセル)に区切
って、そのATMセルを連続して(バースト的に)送信
する。この状態を輻輳中と称す。具体例として、図1に
おいて、ATM端末13が長いデータをATM端末12
に送信する場合を挙げて説明する。ATM端末11は、
ATM端末13に連続して(バースト的に)複数のAT
Mセルを送信する。輻輳中の場合、ATM端末11は自
身で生成したATMセルを送信することができない場合
がある。
【0059】輻輳中であっても、実施の形態3を適用す
れば、ATM端末11は自身で生成したATMセルを送
信することができる。まず、ATM端末11は、受信し
たATMセルを記憶手段に記憶しておき、その間に自身
で生成したATMセルを送信する。これにより、輻輳中
のATMセルの送信で待たされることなく、自身で生成
したATMセルを送信することが可能になる。しかし、
実施の形態3は、記憶手段が必要となる。以下に記憶手
段を必要とせず、輻輳中であっても、ATM端末11が
自身で生成したATMセルを送信することができるAT
M通信方法について説明する。
【0060】上述の具体例を用いて説明する。図7は本
発明の実施の形態4におけるATM通信方法を示すフロ
ーチャートであって、ATM端末間の送受信の主要な処
理を示す。図7中の310は、連続して(バースト的
に)複数のATMセルを送信するATM端末13の処理
を示し、320はATM端末12の処理を示す。まず、
ATM端末13は、宛先がATM端末12であるATM
セルを生成し、連続して(バースト的に)送信する(ス
テップ301)。
【0061】複数のATMセルは連続して(バースト的
に)ATM端末11を通り過ぎて、ATM端末12へ到
達する。この最中にATM端末11がATMセルを送信
しようとする場合、まず、ATM端末11は、ある時間
非割り当てセルが来ない等の理由により、輻輳中である
と判断すると、要求ビットを例えば1に設定すること
で、送信頻度を落とすことを要求する(ステップ30
2)。この要求ビットが1に設定されたATMセルを輻
輳中セルと称す。
【0062】次に、ATM端末12は、輻輳中セルを受
信すると、ATM端末13が生成したATMセルの送信
の頻度を落とすように指示する輻輳通知セルを送信する
(ステップ303)。その輻輳通知セルは、例えば、宛
先以外の受信したATMセルをそのまま用いても良い。
【0063】次に、ATM端末13は、輻輳通知セルを
受ける(ステップ304)。ATM端末13では、この
輻輳通知セルを受信すると自身で生成したATMセルの
送信頻度を落とす(ステップ305)。送信頻度を落と
す方法は、自身で生成したATMセルの間に非割り当て
セルをはさんで送信する。
【0064】送信頻度を落とすことにより、ATM端末
11は自身で生成したATMセルを送信することができ
る。詳細には、ATM端末11は、非割り当てセルを受
信して、自身で生成したATMセルを次の端末に送信す
る。
【0065】以上のように、処理320において、AT
M端末12が、受信したATMセルの要求ビットの値に
応じて、ATM端末13にATMセルの送信頻度を落と
すことを指示する輻輳通知セルを送信し、処理310に
おいて、ATM端末13が、輻輳通知セルを受けて、A
TMセルの送信頻度を落とす。
【0066】本実施の形態では、実施の形態3における
記憶手段を必要とせず、輻輳中であっても、他のATM
端末が自身で生成したATMセルを送信することができ
る。
【0067】実施の形態5.図8は、本発明の実施の形
態5におけるATM通信方法を有するATM端末を、A
TMネットワークに接続した例を示す概念図である。図
8において、22,23はATM端末、その他の符号は
図1及び図11中の符号に対応している。
【0068】図8に示すATMネットワークは、図11
に示すATMネットワークのATM端末を31取り外し
て、図1に示すリングをATMスイッチ50に接続し、
ATM端末32,33をそれぞれATM端末22,23
に置き換え、ATMスイッチ50をATMスイッチ51
に置き換えた構成である。なお、ATM端末22,23
は、従来のATM端末であってもよいし、図3のATM
通信方法を有するATM端末でもよい。
【0069】図8は、図1のATM端末11のポートR
XとATM端末13のポートTXとの間にATMスイッ
チ50を介在させた構成である。従来のATMスイッチ
50は、ATMセルのヘッダから宛先を知り、宛先のA
TM端末が接続されているポートから、ATMセルを送
信する。
【0070】具体例として、ATM端末13がATM端
末12宛のATMセルを送信する場合を挙げる。まず、
ATM端末13は、宛先がATM端末12であるATM
セルを生成して送信する。ATMスイッチ51は、AT
M端末13が送信したATMセルを受ける。そして、A
TMセルのヘッダから宛先を知り、宛先のATM端末1
2が接続されているポートTX1から、ATMセルを送
信する。ATM端末11は、ATMスイッチ51が送信
したATMセルをそのまま、ATM端末12へ送信す
る。ATM端末12は、ATM端末11が送信したAT
Mセルを受信して、自身で処理する。この具体例のよう
に、ATMスイッチ51はリング状のATMネットワー
ク上のATM端末から受信したATMセルの宛先が同じ
リング状のATMネットワーク上のATM端末である場
合、受信したATMセルを送り返す機能を持つ。
【0071】次に、別の具体例として、ATM端末13
がATM端末22宛のATMセルを送信する場合を挙げ
る。まず、ATM端末13は、宛先がATM端末22で
あるATMセルを生成して送信する。ATMスイッチ5
1は、ATM端末13が送信したATMセルを受ける。
そして、ATMセルのヘッダから宛先を知り、宛先のA
TM端末22が接続されているポートTX2から、AT
Mセルを送信する。ATM端末22は、ATMスイッチ
51が送信したATMセルを受信して、自身で処理す
る。この具体例のように、ATMスイッチ51は、当該
ATMスイッチ51が受信した前記ATMセルの宛先が
リング状のATMネットワーク上のATM端末11,1
2,13のいずれかである場合、当該ATMスイッチ5
1が受信したATMセルをリング状のATMネットワー
ク上へ送信する機能を有する。
【0072】これにより、同一リング状のATMネット
ワーク上のATM端末11、12、13はお互いの間だ
けではなく、ATMスイッチ51に接続された他のAT
M端末22,23と従来のATM通信が可能になる。
【0073】本実施の形態では、リングに接続されてい
ないATM端末との通信が可能になる。
【0074】実施の形態6.実施の形態1では、VPI
値とVCI値との2つの識別子の値を割り当てて、この
2つの識別子の値からATM端末の宛先を特定する。一
方、本実施の形態では、1つのATM端末に1つのVP
I値を割り当てて、このVPI値のみからATM端末の
宛先を特定する。従って、各ATM端末は自分宛のAT
Mセルであるか否かを自身に割り当てられたVPI値と
ATMセルのヘッダのVPIの値との比較だけで行うこ
とができ、ATMネットワークのハードウェアを少なく
できる。
【0075】実施の形態7.ATMネットワークに接続
された全てのATM端末へATMセルを送信する場合を
ブロードキャストという。ブロードキャストにおいて全
てのATM端末に送信されるATMセルをブロードキャ
ストセルと称す。
【0076】従来では、例えば図11のATM端末3
1,32,33にブロードキャストセルを送信する場
合、予めATMスイッチ50と各ATM端末31,3
2,33にブロードキャスト用のチャネル(ブロードキ
ャストチャネル)を設定する必要がある。以下、ブロー
ドキャストチャネルを設定せずに、ブロードキャストを
行うATM通信方法を説明する。
【0077】具体例として、図1のATM端末13がA
TM端末12,11宛にブロードキャストセルを送信す
る場合を挙げる。図9は本発明の実施の形態7における
ATM通信方法を示すフローチャートであって、ATM
端末間の送受信の主要な処理を示す。また、各ATM端
末11,12,13は受信したATMセルをコピーして
送信する機能を有する。
【0078】まず、ATM端末13はブロードキャスト
セルを生成して送信する。ATM端末13は、VPI,
VCIの値を従来と同様のブロードキャストチャネルに
設定してATMセルを送信する。
【0079】次に、ATM端末11は、ATMセルを受
信して(ステップ401)、受信したATMセルがブロ
ードキャストセルであるか否かを判断する(ステップ4
02)。ブロードキャストセルか否かは、受信したAT
Mセルのヘッダの、ブロードキャストチャネルに設定さ
れたVPI値,VCI値より判断できる。この具体例で
は、受信したATMセルをブロードキャストセルと判断
して、ステップ406へ進む。次に、ATM端末11
は、自身宛のATMセルであるか否かを判断する(ステ
ップ406)。ステップ406における自身宛のATM
セルとは、自身で生成したATMセルを意味する。この
具体例では、自身宛のATMセルでない判断して、ステ
ップ407へ進む。ステップ407において、ATMセ
ルを次のATM端末12用にコピーする。そして、受信
したATMセルと、それをコピーしたATMセルとの一
方をATM端末11内で処理し、他方を次のATM端末
12にATMセルを送信する。
【0080】次に、ATM端末12はATM端末11と
同様の処理を行う。
【0081】次に、ATM端末13は、ステップ40
1,402,406へと進む。ステップ406におい
て、ATM端末13は、受信したセルが自身宛のセルと
判断し、受信したATMセルを廃棄する(ステップ40
8)。
【0082】なお、ステップ401,403,404,
405はそれぞれ図1のステップ101,102,10
3,104の処理と同様である。
【0083】本実施の形態では、ブロードキャストする
所望のATM端末ごとにチャネルを設定することなく、
ブロードキャストが可能となる。
【0084】実施の形態8.実施の形態8は、実施の形
態7の変形例である。以下、ブロードキャストチャネル
を設定せずに、ブロードキャストを行うATM通信方法
を説明する。
【0085】具体例として、図1のATM端末13がA
TM端末12,11宛にブロードキャストセルを送信す
る場合を挙げる。本実施の形態も図9を用いて説明す
る。また、各ATM端末11,12,13は受信したA
TMセルをコピーして送信する機能を有する。また、A
TMセルのヘッダの適当なビットをブロードキャストビ
ットとして設定しておく。例えば引用文献の図4に示す
GFCフィールドの1ビットをブロードキャストビット
とする。以下、ATMセルのブロードキャストビットの
値が1であれば、そのATMセルはブロードキャストセ
ルであるとする。
【0086】まず、ATM端末13はブロードキャスト
セルを生成して送信する。ATM端末13が生成するブ
ロードキャストセルは、ブロードキャストビットの値が
1に設定されている。また、ヘッダの宛先(VPI値及
びVCI値、あるいは実施の形態6を適用する場合はV
PI値)を自身宛に設定する。
【0087】次に、ATM端末11は、ATMセルを受
信して(ステップ401)、受信したATMセルがブロ
ードキャストセルであるか否かを判断する(ステップ4
02)。ブロードキャストセルか否かは、受信したAT
Mセルのブロードキャストビットの値より判断できる。
この具体例では、受信したATMセルをブロードキャス
トセルと判断して、ステップ406へ進む。次に、AT
M端末11は、自身宛のATMセルであるか否かを判断
する(ステップ406)。この具体例では、自身宛のA
TMセルでない判断して、ステップ407へ進む。受信
したセルが自身宛のセルでなければ、ATMセルを次の
ATM端末12用にコピーする。そして、受信したAT
Mセルと、それをコピーしたATMセルとの一方をAT
M端末12内で処理し、他方を次のATM端末11にA
TMセルを送信する。
【0088】次に、ATM端末12はATM端末11と
同様の処理を行う。
【0089】次に、ATM端末13は、ステップ40
1,402,406へと進む。ステップ406におい
て、ATM端末13は、受信したセルが自身宛のセルと
判断し、受信したATMセルを廃棄する(ステップ40
8)。
【0090】なお、ステップ403,404,405は
それぞれ図1のステップ102,103,104の処理
と同様である。
【0091】本実施の形態では、実施の形態7と同様
に、ブロードキャストする所望のATM端末ごとにチャ
ネルを設定することなく、ブロードキャストが可能とな
る。
【0092】実施の形態9.例えば、実施の形態1にお
いて、ATM端末がATMセルの受信を失敗する場合が
ある。この場合、通信の信頼性が低下する。以下、高い
通信を実現できるATM通信方法について説明する。
【0093】具体例として、図1のATM端末13がA
TM端末12,11宛にブロードキャストセルを送信す
る場合を挙げる。図10は本発明の実施の形態9におけ
るATM通信方法を示すフローチャートであって、AT
M端末間の送受信の主要な処理を示す。ATMセルのヘ
ッダの適当なビットをセル受信確認ビットとして設定し
ておく。例えば引用文献の図4に示すGFCフィールド
の1ビットをセル受信確認ビットとする。なお、図10
中のステップ501,502,503,505は図1中
のステップ101,102,103,104にそれぞれ
相当する。また、以下説明するが、ATMセルの送信源
のATM端末13のステップ502,505,506の
処理と、他のATM端末11,12のステップ502,
505,506の処理とは、それぞれ処理の内容が異な
る。
【0094】まず、ATM端末13はATMセルを生成
して送信する。ATM端末13は、セル受信確認ビット
の値を予め定められた値(例えば1)に設定してATM
セルを送信する。
【0095】次に、ATM端末11は、ATM端末13
が送信したATMセルを受信する(ステップ501)。
ATM端末12は、受信したATMセルが自身宛である
か否かを判断する(ステップ502)。その判断の結
果、受信したATMセルが自身宛でない場合、ATM端
末11は受信したATMセルをそのまま送信し(ステッ
プ503)受信したATMセルが自身宛である場合、ス
テップ504へ進む。この具体例の場合、受信したAT
Mセルは、そのまま送信される。
【0096】次に、ATM端末12は、ATM端末11
が送信したATMセルを受信する(ステップ501)。
ATM端末12は、受信したATMセルが自身宛である
か否かを判断する(ステップ502)。その判断の結
果、受信したATMセルが自身宛でない場合、ATM端
末12は受信したATMセルをそのまま送信し(ステッ
プ503)、受信したATMセルが自身宛である場合、
ステップ504へ進む。
【0097】ここでは、ATM端末12が受信したAT
Mセルが自身宛であることを正しく認識したとして、ス
テップ504へ進む。ステップ504において、ATM
端末12は、セル受信確認ビットの値が1であるか否か
を判断する。セル受信確認ビットが0である場合は、実
施の形態1と同様に、ATM端末12は受信したセルを
処理して非割り当てセルを送信する(ステップ50
5)。この具体例では、ステップ506へ進む。ステッ
プ506において、ATM端末12は、受信したATM
セルを自身で処理すると共に、受信したATMセルをセ
ル受信確認ビットの値を0に変更して送信する。
【0098】次に、ATM端末13は、ATM端末12
が送信したATMセルを受信する(ステップ501)。
ATM端末13は、受信したATMセルが自身宛である
か否かを判断する(ステップ502)。このATM端末
13のステップ406における自身宛のATMセルと
は、自身で生成したATMセルを意味する。受信したセ
ルはセル受信確認ビットを除いて自身で生成したATM
セルであるため、ステップ504へ進む。ステップ50
4において、ATM端末13は、セル受信確認ビットの
値が1であるか否かを判断する。この具体例の場合、セ
ル受信確認ビットの値が0であるため、ステップ505
へ進む。ステップ505において、ATM端末13は、
送信したATMセルを端末12が受信したことを、セル
受信確認ビットの値が0により認識できる。
【0099】以上は、ATM端末12がステップ502
において、受信したATMセルが自身宛であることを正
しく認識した場合であるが、今度は、ATM端末12が
ステップ502において、受信したATMセルが自身宛
であることを正しく認識できず、ステップ503へ進ん
だ場合を説明する。ステップ503において、ATM端
末12は、受信したATMセルをそのまま送信する。
【0100】次に、ATM端末13は、ATM端末12
が送信したATMセルを受信する(ステップ501)。
ATM端末13は、受信したATMセルが自身宛である
か否かを判断する(ステップ502)。このATM端末
13のステップ406における自身宛のATMセルと
は、自身で生成したATMセルを意味する。受信したセ
ルはセル受信確認ビットを除いて自身で生成したATM
セルであるため、ステップ504へ進む。ステップ50
4において、ATM端末13は、セル受信確認ビットの
値が1であるか否かを判断する。この場合、セル受信確
認ビットの値が1であるため、ステップ506へ進む。
ステップ506において、ATM端末13は、送信した
ATMセルを端末12が受信に失敗したことを、セル受
信確認ビットの値が1により認識でき、適当な処理、例
えば、再度、ATM端末12宛にATMセルを送信す
る。
【0101】本実施の形態では、ATMセルの受信の失
敗が検出でき、ATMセルの再送信等を行うことにより
信頼性の高い通信を実現できる。
【0102】
【発明の効果】本発明請求項1によると、ATM端末
は、リング状,スター状のどちらのATMネットワーク
にも容易に適用でき、ATM端末がリング状,スター状
に接続されているか否かを考慮せずに接続しても、AT
M端末はATMセルの送信、受信を行うことができると
いう効果を奏す。
【0103】本発明請求項2によると、従来のスター状
のATMネットワークのみに接続されるATM端末の動
作を少し変更するだけで、リング状,スター状のどちら
のATMネットワークにも適用できるATM端末が得ら
れるという効果を奏す。
【0104】本発明請求項3によると、高価なATMス
イッチを不要になるという効果を奏す。
【0105】本発明請求項4によると、リング状のAT
Mネットワークを回り続けるセルを検出して廃棄するこ
とで、そのATMセルが通信帯域を占有し、通信不能状
態に陥ることを防止するという効果がある。
【0106】本発明請求項5によると、緊急度の高いA
TMセルを優先して送信することが可能になるという効
果を奏す。
【0107】本発明請求項6によると、ATMインター
フェース内のメモリを記憶手段として用いることで、新
たに記憶手段をATMインターフェース内に追加する必
要がないという効果を奏す。
【0108】本発明請求項7によると、ATM端末が、
別のATM端末の送信頻度を落として、自身で生成した
ATMセルを送信することができるという効果を奏す。
【0109】本発明請求項8によると、他のATM端末
から送信頻度を落とす要求があることを要求ビットから
知ることができるという効果を奏す。
【0110】本発明請求項9によると、リングに接続さ
れていないATM端末との通信が可能になるという効果
を奏す。
【0111】本発明請求項10によると、リングに接続
されているATM端末とリングに接続されていないAT
M端末間において、双方向にATMセルを送受信するこ
とができるという効果を奏す。
【0112】本発明請求項11によると、宛先は仮想パ
ス識別子のみで構成することで、ATMネットワークの
ハードウェアを少なくできる。
【0113】本発明請求項12によると、ATMネット
ワークが前記リング状のATMネットワークである場合
において、ATM端末に予めブロードキャストチャネル
を設定する必要がなく、宛先からATMセルがブロード
キャストセルであるか否かを判断して、ブロードキャス
トを行うことができるという効果を奏す。
【0114】本発明請求項13によると、ATMネット
ワークが前記リング状のATMネットワークである場合
において、ATM端末に予めブロードキャストチャネル
を設定する必要がなく、ブロードキャストビットからA
TMセルがブロードキャストセルであるか否かを判断し
て、ブロードキャストを行うことができるという効果を
奏す。
【0115】本発明請求項14によると、ATMセルの
受信の失敗が検出でき、ATMセルの再送信等を行うこ
とにより信頼性の高い通信を実現できるという効果を奏
す。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1におけるATM通信方
法を有するATM端末を、リング状のATMネットワー
クに接続した例を示す概念図である。
【図2】 本発明の実施の形態1におけるATM通信方
法を有するATM端末を、スター状のATMネットワー
クに接続した例を示す概念図である。
【図3】 本発明の実施の形態1におけるATM通信方
法を示すフローチャートである。
【図4】 ATM通信方法を適用するNICのブロック
図である。
【図5】 本発明の実施の形態2におけるATM通信方
法を有するATM端末を、リング状のATMネットワー
クに接続した例を示す概念図である。
【図6】 本発明の実施の形態2における廃棄サーバの
動作を説明するフローチャートである。
【図7】 本発明の実施の形態4におけるATM通信方
法を示すフローチャートである。
【図8】 本発明の実施の形態5におけるATM通信方
法を有するATM端末を、ATMネットワークに接続し
た例を示す概念図である。
【図9】 本発明の実施の形態7,8におけるATM通
信方法を示すフローチャートである。
【図10】 本発明の実施の形態9におけるATM通信
方法を示すフローチャートである。
【図11】 従来のATMネットワークの例を示す概念
図である。
【符号の説明】
11,12,13,22,23 ATM端末、13’
廃棄サーバ、51 ATMスイッチ。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ATMネットワークに用いられるATM
    端末の処理は、 前記ATM端末がATMセルを受信する第1のステップ
    と、 前記ATM端末が、前記受信したATMセルが自身宛か
    否かを判断する第2のステップと、 前記第2のステップの判断の結果、前記受信したATM
    セルが自身宛でない場合、前記ATM端末が前記受信し
    たATMセルをそのまま送信する第3のステップと、 前記第2のステップの判断の結果、前記受信したATM
    セルが自身宛である場合、前記ATM端末が前記自分宛
    であるATMセルを自身で処理する第4のステップと、
    を備えたATM通信方法。
  2. 【請求項2】 前記ATM端末が自身でATMセルを生
    成する第5のステップと、 前記自身で生成したATMセルを別の前記ATM端末へ
    送信する第6のステップと、 前記第3のステップにおける前記自身宛でないATMセ
    ルを前記第6のステップにおける前記自身で生成したA
    TMセルとして、前記第6のステップを用いて前記自身
    宛でないATMセルを送信する第7のステップと、をさ
    らに備えた請求項1記載のATM通信方法。
  3. 【請求項3】 前記ATMネットワークがリング状のA
    TMネットワークである場合において、 前記リング状のATMネットワークは、前記第1〜第4
    のステップの処理を行うATM端末のみで構成される請
    求項2記載のATM通信方法。
  4. 【請求項4】 前記ATMネットワークがリング状のA
    TMネットワークである場合において、 前記受信したATMセルの中から前記リング状のATM
    ネットワークを回り続けるセルを検出して廃棄するステ
    ップをさらに備えた請求項1記載のATM通信方法。
  5. 【請求項5】 前記第7のステップは、 前記自身宛でないATMセルを前記ATM端末のATM
    インターフェース内の記憶手段に記憶しておくステップ
    と、 前記記憶手段が記憶している前記自身宛でないATMセ
    ルを読み出すステップと、からなる請求項2記載のAT
    M通信方法。
  6. 【請求項6】 前記記憶手段は、前記ATMインターフ
    ェース内のメモリを用いる請求項5記載のATM通信方
    法。
  7. 【請求項7】 前記ATM端末が別の前記ATM端末に
    前記ATMセルの送信頻度を落とすことを指示する輻輳
    通知セルを送信する第5のステップと、 前記別のATM端末が、前記輻輳通知セルを受けて、前
    記ATMセルの送信頻度を落とす第6のステップと、を
    さらに備えた請求項1記載のATM通信方法。
  8. 【請求項8】 前記ATMセルのヘッダは、前記送信頻
    度を落とす要求があるか否かを示す要求ビットを含み、 他の前記ATM端末が、前記要求ビットに予め定められ
    た値を設定するステップをさらに備え、 前記第5のステップでは、前記ATM端末が前記ATM
    セルを受信し、その受信したATMセルの要求ビットの
    値に応じて、前記輻輳通知セルを送信する請求項7記載
    のATM通信方法。
  9. 【請求項9】 前記ATMネットワークがリング状のA
    TMネットワークである場合において、 前記リング状のATMネットワークは、ATMスイッチ
    を含む請求項1記載のATM通信方法。
  10. 【請求項10】 前記ATMスイッチは、当該ATMス
    イッチが受信した前記ATMセルの宛先が当該ATMス
    イッチが属する前記リング状のATMネットワーク上の
    ATM端末である場合、前記受信したATMセルを前記
    リング状のATMネットワーク上へ送信する請求項9記
    載のATM通信方法。
  11. 【請求項11】 前記ATMセルのヘッダに含まれる宛
    先は、仮想パス識別子のみであり、 前記ATMネットワークに接続される前記複数のATM
    端末には、それぞれ仮想パス識別値を割り当てる請求項
    1記載のATM通信方法。
  12. 【請求項12】 前記ATMネットワークが前記リング
    状のATMネットワークである場合において、 別の前記ATM端末がブロードキャスト用のチャネルを
    宛先に設定した前記ATMセルを生成して送信するステ
    ップと、 前記第1のステップにおいて受信したATMセルの前記
    宛先から、前記受信したATMセルがブロードキャスト
    セルであるか否かを判断するステップと、 前記受信したATMセルがブロードキャストセルである
    場合、前記ATM端末が、前記受信したATMセルをコ
    ピーして送信するステップと、をさらに備えた請求項1
    記載のATM通信方法。
  13. 【請求項13】 前記ATMネットワークが前記リング
    状のATMネットワークである場合において、 別の前記ATM端末が前記ATMセルのヘッダのブロー
    ドキャストビットに当該ATMセルがブロードキャスト
    セルであることを示す値を設定した前記ATMセルを生
    成して送信するステップと、 前記第1のステップにおいて受信したATMセルの前記
    宛先から、前記受信したATMセルがブロードキャスト
    セルであるか否かを判断するステップと、 前記受信したATMセルがブロードキャストセルである
    場合、前記ATM端末が、前記受信したATMセルをコ
    ピーして、送信するステップと、をさらに備えた請求項
    1記載のATM通信方法。
  14. 【請求項14】 別の前記ATM端末が前記ATMセル
    のヘッダのセル受信確認ビットの値を予め定められた値
    に設定した前記ATMセルを生成して送信するステップ
    と、 前記第2のステップの判断の結果、前記受信したATM
    セルが自身宛である場合、前記第1のステップにおいて
    受信したATMセルの前記セル受信確認ビットの値を別
    の値に変更して送信するステップと、 前記別のATM端末が前記ATMセルを受信し、その受
    信したATMセルが自身で生成したセルであるか否かを
    判断する第5のステップと、 前記別のATM端末が、前記受信したATMセルの前記
    セル受信確認ビットの値が前記予め定められた値である
    か否かを判断する第6のステップと、 前記第5及び第6のステップの判断の結果、前記受信し
    たATMセルが、自身で生成したセルであり、かつ前記
    セル受信確認ビットの値が前記予め定められた値である
    場合、前記別のATM端末が生成したATMセルが受信
    されていないとして認識するステップと、をさらに備え
    た請求項1記載のATM通信方法。
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