JPH1022916A - ビデオ受動光網に対する光波デマルチプレクサ - Google Patents
ビデオ受動光網に対する光波デマルチプレクサInfo
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- JPH1022916A JPH1022916A JP9067586A JP6758697A JPH1022916A JP H1022916 A JPH1022916 A JP H1022916A JP 9067586 A JP9067586 A JP 9067586A JP 6758697 A JP6758697 A JP 6758697A JP H1022916 A JPH1022916 A JP H1022916A
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- Japan
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- signal
- optical
- receiver
- video signal
- low frequency
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B10/00—Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
- H04B10/60—Receivers
- H04B10/66—Non-coherent receivers, e.g. using direct detection
- H04B10/69—Electrical arrangements in the receiver
- H04B10/693—Arrangements for optimizing the preamplifier in the receiver
- H04B10/6933—Offset control of the differential preamplifier
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、光信号のデマルチプレシング(分
離)に関する。 【解決手段】 第二の信号は、低周波数成分と、第一の
信号の周波数スペクトルよりも高い周波数スペクトルの
一部分を含む。本発明においては、これら信号の両方
が、この干渉を除去するために処理される。この処理に
おいては、第二の信号がフィルタリングされ、第二の信
号の、第一の信号の周波数スペクトルより高い周波数ス
ペクトルの部分と、低周波数成分が除去される。
離)に関する。 【解決手段】 第二の信号は、低周波数成分と、第一の
信号の周波数スペクトルよりも高い周波数スペクトルの
一部分を含む。本発明においては、これら信号の両方
が、この干渉を除去するために処理される。この処理に
おいては、第二の信号がフィルタリングされ、第二の信
号の、第一の信号の周波数スペクトルより高い周波数ス
ペクトルの部分と、低周波数成分が除去される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光信号のデマルチ
プレクシング(分離)に関する。
プレクシング(分離)に関する。
【0002】
【従来の技術】エンドユーザ位置の所でマルチメディア
アプリケーション(信号)を受信するために構成された
光網ユニット(OUN)は、これらが、ビデオ受動光網
(V−PON)から共通の光ファイバ通信経路を介して
受信されたとき、1.3μm波長のデジタルデータ信号
と、1.55μm波長のビデオ信号を互いに分離するた
めに、デマルチプレクサを挿入することを要求される。
このデマルチプレキシング(分離)を遂行するために満
たされることが必要な一つの重要な基準は、分離された
光信号間の“クロストーク(cross-talk)”のレベルを
最小限に保つためにこれら光信号の間に、40dB以上
の分離を提供することである。
アプリケーション(信号)を受信するために構成された
光網ユニット(OUN)は、これらが、ビデオ受動光網
(V−PON)から共通の光ファイバ通信経路を介して
受信されたとき、1.3μm波長のデジタルデータ信号
と、1.55μm波長のビデオ信号を互いに分離するた
めに、デマルチプレクサを挿入することを要求される。
このデマルチプレキシング(分離)を遂行するために満
たされることが必要な一つの重要な基準は、分離された
光信号間の“クロストーク(cross-talk)”のレベルを
最小限に保つためにこれら光信号の間に、40dB以上
の分離を提供することである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この(デ)マルチプキ
シング目標は、1.30μm波長の信号と1.55μm
波長の信号との間の優れた分離(>45dB)を提供す
る多段WDMスプリッタを使用することによって、ある
いは、単一WDMスプリッタを光ファイバと組み合わせ
て使用することによって満たすことができる。ただし、
短所として、このようなアプローチは、コストが高すぎ
たり、あるいは、挿入損失が高すぎたりする。このため
に、“光信号分離”の問題を解決するための純粋な光学
的アプローチは、光網ユニット(OUN)内において使
用されるべき良い選択とは言えない。
シング目標は、1.30μm波長の信号と1.55μm
波長の信号との間の優れた分離(>45dB)を提供す
る多段WDMスプリッタを使用することによって、ある
いは、単一WDMスプリッタを光ファイバと組み合わせ
て使用することによって満たすことができる。ただし、
短所として、このようなアプローチは、コストが高すぎ
たり、あるいは、挿入損失が高すぎたりする。このため
に、“光信号分離”の問題を解決するための純粋な光学
的アプローチは、光網ユニット(OUN)内において使
用されるべき良い選択とは言えない。
【0004】
【課題を解決するための手段】我々は、上に示された要
求されるレベルの分離が、多段WDM光スプリッタを使
用する、あるいは単一段光スプリッタを光フィルタと共
に使用する、よりコストが高く、純粋に光学的なアプロ
ーチではなく、比較的安価な電気的アプローチを使用し
て達成できることを発見した。ビデオ受動光網(V−P
ON)においては、より厳格な要件として、1.55μ
mのビデオ信号が、1.3μmのデジタルデータ信号の
正しい検出を妨害することを阻止することが要求され
る。
求されるレベルの分離が、多段WDM光スプリッタを使
用する、あるいは単一段光スプリッタを光フィルタと共
に使用する、よりコストが高く、純粋に光学的なアプロ
ーチではなく、比較的安価な電気的アプローチを使用し
て達成できることを発見した。ビデオ受動光網(V−P
ON)においては、より厳格な要件として、1.55μ
mのビデオ信号が、1.3μmのデジタルデータ信号の
正しい検出を妨害することを阻止することが要求され
る。
【0005】我々は、これを、まず、最初に、干渉ビデ
オ信号が、RF無線周波数波形であり、高(RF)周波
数領域内の周波数成分、並びに、(干渉ビデオ信号の正
味平均光パワーに比例する)dc付近の低周波数の周波
数成分を含むことを認識することによって達成した。つ
まり、我々は、高周波成分と低周波数成分の両方に着目
して、これらがデジタル信号内に運ばれる受信に妨害を
与えることを阻止することに取り組む。より詳細には、
干渉ビデオ信号の低周波数成分が、デジタル信号の低周
波数成分の検出には影響を与えない非線形適応相殺プロ
セスを使用して除去される。さらに、この相殺器内に含
まれる前置増幅器入力の所のRC時定数が、これが、干
渉信号のRF成分を“フィルタアウト(filters out)
するようにセットされ、これによって、デジタルデータ
ストリームからの(望ましくない)干渉ビデオ信号が効
果的に除去される。
オ信号が、RF無線周波数波形であり、高(RF)周波
数領域内の周波数成分、並びに、(干渉ビデオ信号の正
味平均光パワーに比例する)dc付近の低周波数の周波
数成分を含むことを認識することによって達成した。つ
まり、我々は、高周波成分と低周波数成分の両方に着目
して、これらがデジタル信号内に運ばれる受信に妨害を
与えることを阻止することに取り組む。より詳細には、
干渉ビデオ信号の低周波数成分が、デジタル信号の低周
波数成分の検出には影響を与えない非線形適応相殺プロ
セスを使用して除去される。さらに、この相殺器内に含
まれる前置増幅器入力の所のRC時定数が、これが、干
渉信号のRF成分を“フィルタアウト(filters out)
するようにセットされ、これによって、デジタルデータ
ストリームからの(望ましくない)干渉ビデオ信号が効
果的に除去される。
【0006】上の電気的アプローチは、こうして、多重
化された光信号間の高いレベルの分離を提供する強い必
要性がある状況において、光信号多重技術の分野におい
て、著しい進歩を提供する。
化された光信号間の高いレベルの分離を提供する強い必
要性がある状況において、光信号多重技術の分野におい
て、著しい進歩を提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】ビデオ受動光網(Video-Passive
Optical Network,V-PON)においては、バーストタイプ
のデジタルデータ信号と、ブロードカーストタイプのビ
デオ信号が光ファイバ上を同時に伝送される。これは、
波長分割多重(Wavelength DivisionMultiplexing,W
DM)を使用して、それぞれ、波長λv (ビデオ信号)
およびλd (データ信号)を持つ異なる光信号を同一光
ファイバ上に同時に送信することによって行なわれる。
典型的には、λv は、1.55μmであり、λd は、
1.3μmである。また、ビデオ搬送波の周波数、fc
は、通常は、デジタルデータを受信する受信機の周波数
レンジよりもかなり高い。
Optical Network,V-PON)においては、バーストタイプ
のデジタルデータ信号と、ブロードカーストタイプのビ
デオ信号が光ファイバ上を同時に伝送される。これは、
波長分割多重(Wavelength DivisionMultiplexing,W
DM)を使用して、それぞれ、波長λv (ビデオ信号)
およびλd (データ信号)を持つ異なる光信号を同一光
ファイバ上に同時に送信することによって行なわれる。
典型的には、λv は、1.55μmであり、λd は、
1.3μmである。また、ビデオ搬送波の周波数、fc
は、通常は、デジタルデータを受信する受信機の周波数
レンジよりもかなり高い。
【0008】従って、デジタルデータ受信機は、バース
ト性の光データ信号を回復する必要があるが、これを、
光ビデオ信号の存在に起因する干渉の影響を消す(neut
ralizing)ことによって行なう。我々は、この目的のた
めに、非線形dc相殺能力(non-linear dc cancellati
on)を持つバーストモード受信機(burst-mode receive
r)を使用できることを発見した。このタイプの受信機
については、我々の、1992年6月18日付けで公布
された、“Burst Mode Digital Data Receiver”という
名称の合衆国特許第5,025,456号に開示されて
いるために、これを参照されいた。従って、以下の説明
は、ここに開示される受信機の背景で説明される。ただ
し、これは、制約であると理解されるべきではなく、当
業者においては、我々の発明の原理を実現するために他
の技法も使用できることを理解されるべきである。
ト性の光データ信号を回復する必要があるが、これを、
光ビデオ信号の存在に起因する干渉の影響を消す(neut
ralizing)ことによって行なう。我々は、この目的のた
めに、非線形dc相殺能力(non-linear dc cancellati
on)を持つバーストモード受信機(burst-mode receive
r)を使用できることを発見した。このタイプの受信機
については、我々の、1992年6月18日付けで公布
された、“Burst Mode Digital Data Receiver”という
名称の合衆国特許第5,025,456号に開示されて
いるために、これを参照されいた。従って、以下の説明
は、ここに開示される受信機の背景で説明される。ただ
し、これは、制約であると理解されるべきではなく、当
業者においては、我々の発明の原理を実現するために他
の技法も使用できることを理解されるべきである。
【0009】次に、図1の説明に移る。ONU50は、
WDMスプリッタ100を含むが、これは、光経路10
1を通じて受信される、波長λv のビデオ信号と、波長
λdのデジタルデータ信号を、それぞれ、光ファイバ経
路102と103上にデマルチプレックス(分離)す
る。WDMスプリッタ100が、“理想的”なものであ
る場合、つまり、これら信号間の分離が、無限(infini
te)である場合は、1.55λm波長の光信号が経路1
03内に結合されることはなく、従って、受信機200
の妨害をすることはない。しかしながら、実際には、こ
の光デジタルデータが、光検出器(photodetector,P
D)に結合された場合、PDは、電流Iinを生成し、こ
れが、増幅器A1 の第一の入力に供給される。増幅器A
1 は、すると、この入力電流を、電圧レベル(信号)V
0 +,Vo -に変換するが、ここで、V0 +=Vo -である。電
圧V0 +が、次に、経路201を介して、ピーク検出器
(peak-detector,PKD)内に蓄積される。PKDの出
力は、経路202および抵抗体ZT を介して増幅器A1
の第二の入力に供給され、これによって、図2Aおよび
2Bに示される適当な論理閾値が設定される。より詳細
には、図2Aは、P(λd )の光パワーと光電流Iinを
持つ光信号を示し、一方、図2Bは、差分回復電圧信号
V0 +−V0 -の波形を示す。図1のピーク検出器PKD
は、後に説明されるように、実質的にV0 +に等しい、最
大出力信号スイングの二分の一に等しい閾値電圧VTHを
生成する。この条件は、WDMスプリッタ100によっ
て提供される分離が無限である場合には、満たされる。
ただし、WDMスプリッタ100によって提供されるこ
の分離は、典型的には、20dBである。さらに、スプ
リッタ100に供給される干渉光ビデオ信号のパワー
は、これもスプリッタ100に供給される光デジタル信
号のパワーよりも約10,000倍(40dB)大きい
ために、経路103内に結合されるビデオ信号の光パワ
ーは、デジタルデータ信号の光パワーよりも、約100
倍(20dB)大きくなる(つまり、より大きな40d
Bのビデオ光信号は、スプリッタの波長分離によって2
0dBだけ減衰され、こうして、デジタルデータ信号よ
りも、40dB−20dB=20dB(100倍)だけ
大きくなる)。
WDMスプリッタ100を含むが、これは、光経路10
1を通じて受信される、波長λv のビデオ信号と、波長
λdのデジタルデータ信号を、それぞれ、光ファイバ経
路102と103上にデマルチプレックス(分離)す
る。WDMスプリッタ100が、“理想的”なものであ
る場合、つまり、これら信号間の分離が、無限(infini
te)である場合は、1.55λm波長の光信号が経路1
03内に結合されることはなく、従って、受信機200
の妨害をすることはない。しかしながら、実際には、こ
の光デジタルデータが、光検出器(photodetector,P
D)に結合された場合、PDは、電流Iinを生成し、こ
れが、増幅器A1 の第一の入力に供給される。増幅器A
1 は、すると、この入力電流を、電圧レベル(信号)V
0 +,Vo -に変換するが、ここで、V0 +=Vo -である。電
圧V0 +が、次に、経路201を介して、ピーク検出器
(peak-detector,PKD)内に蓄積される。PKDの出
力は、経路202および抵抗体ZT を介して増幅器A1
の第二の入力に供給され、これによって、図2Aおよび
2Bに示される適当な論理閾値が設定される。より詳細
には、図2Aは、P(λd )の光パワーと光電流Iinを
持つ光信号を示し、一方、図2Bは、差分回復電圧信号
V0 +−V0 -の波形を示す。図1のピーク検出器PKD
は、後に説明されるように、実質的にV0 +に等しい、最
大出力信号スイングの二分の一に等しい閾値電圧VTHを
生成する。この条件は、WDMスプリッタ100によっ
て提供される分離が無限である場合には、満たされる。
ただし、WDMスプリッタ100によって提供されるこ
の分離は、典型的には、20dBである。さらに、スプ
リッタ100に供給される干渉光ビデオ信号のパワー
は、これもスプリッタ100に供給される光デジタル信
号のパワーよりも約10,000倍(40dB)大きい
ために、経路103内に結合されるビデオ信号の光パワ
ーは、デジタルデータ信号の光パワーよりも、約100
倍(20dB)大きくなる(つまり、より大きな40d
Bのビデオ光信号は、スプリッタの波長分離によって2
0dBだけ減衰され、こうして、デジタルデータ信号よ
りも、40dB−20dB=20dB(100倍)だけ
大きくなる)。
【0010】ビデオ搬送波周波数fc が、デジタル受信
機の帯域幅レンジBWdの上限よりもかなり大きな場合
は、fc の搬送波上に変調されたビデオ信号に迅速に応
答することができない。この場合は、デジタル受信機2
00は、ビデオ信号のfc 付近の高周波数成分をフィル
タする傾向を持ち、ここでIo と定義される受信された
ビデオ信号の低周波数平均パワー信号のみを出力する。
信号Io は、増幅器A1 の出力Vo+に、図3に示される
オフセット電圧Voff の形式に翻訳して送られる。前述
のように、ピーク検出器PKGは、論理閾値を、最大信
号スイングの半分に設定する。図3から、VTHが、V
off 内に位置するために、受信機200は、デジタル信
号を検出することに失敗することがわかる。
機の帯域幅レンジBWdの上限よりもかなり大きな場合
は、fc の搬送波上に変調されたビデオ信号に迅速に応
答することができない。この場合は、デジタル受信機2
00は、ビデオ信号のfc 付近の高周波数成分をフィル
タする傾向を持ち、ここでIo と定義される受信された
ビデオ信号の低周波数平均パワー信号のみを出力する。
信号Io は、増幅器A1 の出力Vo+に、図3に示される
オフセット電圧Voff の形式に翻訳して送られる。前述
のように、ピーク検出器PKGは、論理閾値を、最大信
号スイングの半分に設定する。図3から、VTHが、V
off 内に位置するために、受信機200は、デジタル信
号を検出することに失敗することがわかる。
【0011】従って、デジタル信号を検出するために
は、経路103に結合されたビデオ信号に起因するオフ
セット電圧Voff を、除去(相殺)する必要がある。こ
の望ましくない信号を除去するために使用することがで
きる一つの技法が、1994年12月6に開示された、
合衆国特許第5,371,736号に開示されている。
合衆国特 許第5,371,736号において開示され
る回路の大まかなブロック図が、図4に示されるが、こ
れは、実際には、図1の受信機200の少し修正された
バージョンである。より詳細には、図1のピーク検出器
PKDは、図4においては、正のピーク検出器(positi
ve peak-detector,P−PKD)として示される。図4
には、負のピーク検出器(negative peak-detector,N
−PKD)も含まれる。
は、経路103に結合されたビデオ信号に起因するオフ
セット電圧Voff を、除去(相殺)する必要がある。こ
の望ましくない信号を除去するために使用することがで
きる一つの技法が、1994年12月6に開示された、
合衆国特許第5,371,736号に開示されている。
合衆国特 許第5,371,736号において開示され
る回路の大まかなブロック図が、図4に示されるが、こ
れは、実際には、図1の受信機200の少し修正された
バージョンである。より詳細には、図1のピーク検出器
PKDは、図4においては、正のピーク検出器(positi
ve peak-detector,P−PKD)として示される。図4
には、負のピーク検出器(negative peak-detector,N
−PKD)も含まれる。
【0012】入り光電流Iinが、低周波数背景電流を含
まない場合は、前置増幅器A3 の出力、Vo +およびVo -
は、図5Aに示されるように対称性であり、一方、Iin
が、低周波数背景電流Io を含む場合は、図5Bに示さ
れるように、Vo +およびVo -は、対称性でなく、これら
ピーク間の差は、ある値Δを持つ。この信号間の差Δが
蓄積され、バッファB1の出力の所に供給され、図4の
フィルタB2 によって低域フィルタされるが、ここで、
これは、電圧制御電流源Csを制御する。電流源Cs
は、すると、入り光電流Iinから背景電流Io を引き、
結果として、デジタル信号に起因する電流Id のみが、
増幅器A3 の出力に到達することとなる。こうして、図
5Bの波形は、図5Aの要望される波形に似るように修
正される。従って、図4は、本発明に従って動作する
が、干渉信号に起因する低周波数成分を、デジタル信号
に起因する低周波成分を排除(相殺)することなしに相
殺し、従って、干渉信号に対する高い免疫を持つ。
まない場合は、前置増幅器A3 の出力、Vo +およびVo -
は、図5Aに示されるように対称性であり、一方、Iin
が、低周波数背景電流Io を含む場合は、図5Bに示さ
れるように、Vo +およびVo -は、対称性でなく、これら
ピーク間の差は、ある値Δを持つ。この信号間の差Δが
蓄積され、バッファB1の出力の所に供給され、図4の
フィルタB2 によって低域フィルタされるが、ここで、
これは、電圧制御電流源Csを制御する。電流源Cs
は、すると、入り光電流Iinから背景電流Io を引き、
結果として、デジタル信号に起因する電流Id のみが、
増幅器A3 の出力に到達することとなる。こうして、図
5Bの波形は、図5Aの要望される波形に似るように修
正される。従って、図4は、本発明に従って動作する
が、干渉信号に起因する低周波数成分を、デジタル信号
に起因する低周波成分を排除(相殺)することなしに相
殺し、従って、干渉信号に対する高い免疫を持つ。
【0013】上記は、単に、本発明の原理を解説するた
めのものである。当業者においては、ここには明示され
てないが、本発明の原理を具現する様々な他の構成を考
案できるものであり、これらも本発明の精神および範囲
に入るものである。
めのものである。当業者においては、ここには明示され
てないが、本発明の原理を具現する様々な他の構成を考
案できるものであり、これらも本発明の精神および範囲
に入るものである。
【図1】一例としてのバーストモード受信機の全般的な
ブロック図を示す図である。
ブロック図を示す図である。
【図2A】特定のパワーレベルの光信号およびバースト
モード通信における結果としての光電流を示す図であ
る。
モード通信における結果としての光電流を示す図であ
る。
【図2B】図2Aの信号から、増幅器A1 の出力の所で
回復される信号を示す図である。
回復される信号を示す図である。
【図3】干渉信号の影響をオフセットするために生成す
ることを要求されるオフセット電圧レベルVoff を示
す。
ることを要求されるオフセット電圧レベルVoff を示
す。
【図4】干渉信号を相殺するオフセット信号を適応的に
生成するように改良された図1のバーストモード受信機
の全般的なブロックを示す図である。
生成するように改良された図1のバーストモード受信機
の全般的なブロックを示す図である。
【図5A】図2Aに示される入り光電流が、デジタルデ
ータ信号を含むが、ただし、干渉ビデオ信号は含まない
場合を示す図である。
ータ信号を含むが、ただし、干渉ビデオ信号は含まない
場合を示す図である。
【図5B】図2Aに示される入り光電流が、干渉ビデオ
信号を含む場合を示す図である。
信号を含む場合を示す図である。
100 WDMスプリッタ 101 光経路 102、103 光ファイバ経路 200 デジタル受信機 201、202 経路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート ジェラルド スワルツ アメリカ合衆国 07724 ニュージャーシ ィ,ティントン フォールズ,ウエリント ン ドライヴ 65
Claims (7)
- 【請求項1】 複数の干渉信号に対する高い免疫を持つ
デジタルデータ受信機を動作するための方法であって、
この方法が:入力の所に、第二の信号が前記のデータ受
信機の所での第一の信号の検出を妨害するような、第一
の信号と第二の信号を受信するステップを含み、ここ
で、前記の第二の信号が、低周波数成分および、これに
加えて、第一の信号の周波数スペクトルよりも高い周波
数スペクトルの部分を含み、この方法がさらに前記の第
二の信号を、前記の第一の信号の周波数スペクトルより
も高い周波数スペクトルの部分、および前記の第二の信
号の前記の低周波数成分を、前記の第一の低周波数成分
に影響を与えることなく、除去するためにフィルタリン
グするステップを含むことを特徴とする方法。 - 【請求項2】 前記の第一の信号が光デジタルデータ信
号から派生され、前記の第二の信号が光ビデオ信号から
派生され、この方法がさらに:前記の入力を、前記の第
一および第二の信号を受信するための方法として、光検
出器を介して光WDMスプリッタに接続するステップを
含み、このWDMスプリッタが、前記の光データ信号お
よび前記の光ビデオ信号を光ファイバを介して受信する
ことを特徴とする請求項1の方法。 - 【請求項3】 オフセット信号を生成するステップ;お
よび前記の第二の信号の低周波数成分を前記のオフセッ
ト信号を使用して相殺するステップがさらに含まれるこ
とを特徴とする請求項1の方法。 - 【請求項4】 前記のオフセット信号が、前記の第二の
信号の前記の低周波数成分のレベルと実質的に同一のレ
ベルを持つことを特徴とする請求項3の方法。 - 【請求項5】 デジタルデータ信号が、デジタルデータ
信号の振幅レベルを超える振幅レベルを持つビデオ信号
を含むような、データ信号を選択的に受信するためのデ
ジタルデータ受信機であって、この受信機が:入力の所
に、ビデオ信号が前記のデータ受信機の所でのデータ信
号の検出を妨害するような、データ信号およびビデオ信
号を受信するための手段を含み、ここで、前記のビデオ
信号が、低周波数成分および、これに加えて、データ信
号の周波数スペクトルよりも高い周波数スペクトルの部
分を含み、この受信機がさらにオフセット信号を生成す
るための手段、および前記のオフセット信号の手段を利
用して前記のビデオ信号の低周波数成分のみを相殺する
ための手段を含むことを特徴とする受信機。 - 【請求項6】 前記のデジタルデータ信号が光データ信
号から派生され、前記のビデオ信号が光ビデオ信号から
派生され、この受信機がさらに:前記の入力を、前記の
データ信号およびビデオ信号を受信するための方法とし
て、光検出器を介して光WDMスプリッタに接続するた
めの手段を含み、このWDMスプリッタが、前記の光デ
ータ信号および前記の光ビデオ信号を光ファイバを介し
て受信することを特徴とする請求項5の受信機。 - 【請求項7】 前記のオフセット信号が、前記のビデオ
信号の前記の低周波数成分のレベルと実質的に同一のレ
ベルを持つことを特徴とする請求項6の受信機。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US62095996A | 1996-03-22 | 1996-03-22 | |
US08/620959 | 1996-03-22 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1022916A true JPH1022916A (ja) | 1998-01-23 |
Family
ID=24488115
Family Applications (1)
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JP2006129327A (ja) * | 2004-11-01 | 2006-05-18 | Showa Electric Wire & Cable Co Ltd | 波長多重伝送システム |
JP4602739B2 (ja) * | 2004-11-01 | 2010-12-22 | 昭和電線ケーブルシステム株式会社 | 波長多重伝送システム |
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