JPH10228334A - 携帯型の情報処理装置 - Google Patents

携帯型の情報処理装置

Info

Publication number
JPH10228334A
JPH10228334A JP9047440A JP4744097A JPH10228334A JP H10228334 A JPH10228334 A JP H10228334A JP 9047440 A JP9047440 A JP 9047440A JP 4744097 A JP4744097 A JP 4744097A JP H10228334 A JPH10228334 A JP H10228334A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
electrode contact
contact portion
lever
sliding lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9047440A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Horie
正弘 堀江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Electric Manufacturing Ltd
Original Assignee
Toyo Electric Manufacturing Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Electric Manufacturing Ltd filed Critical Toyo Electric Manufacturing Ltd
Priority to JP9047440A priority Critical patent/JPH10228334A/ja
Publication of JPH10228334A publication Critical patent/JPH10228334A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】電極接点部が露出しているために、異物が付着
したりするなどして、電極接点部間の接触不良や電気的
障害が生じたり、顧客情報を収集するPOS携帯端末機
のような場合、ロック機能を有していないために携帯端
末機の盗難の恐れがあったり、またベースの電極接点部
が剥き出しの状態にあるため、金メッキされてはいる
が、異物によって剥離されたり、また電気的に伴う危険
性があるため、これらを解決することにある。 【解決手段】端末機の外部に有する電極接点部とこの電
極接点部に当接する電極接点部を有するベースとを備え
た情報処理装置において、前記端末機をベースにセット
したときはそれぞれの電極接点部は当接し、端末機をベ
ースから取り出したときはベースに有する電極接点部が
ベース表面から隠れるよう構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯型の情報処理装
置、特に携帯端末機とベースとで構成する着脱可能な情
報処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯端末機とベースとで構成する
着脱可能な情報処理装置、例えば携帯型POS端末機や
携帯用電話機や通信端末の充電ユニットなどが存在す
る。例えば、携帯端末機においては、携帯端末機側に充
電用の電極接点部が備えられており、充電する時はこの
携帯端末機をベースの電極接点部に差し込んで充電が行
われている。ベースの電極接点部は、ベース表面より突
出しているものもあれば、ベースに凹部が設けられてい
て、電極接点部がベース表面から突出しないように備え
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成では次のような課題がある。 1)電極接点部が露出しているために、異物が付着した
りするなどして、電極接点部間の接触不良や電気的障害
が生じることが懸念される。 2)顧客情報を収集するPOS携帯端末機のような場
合、ロック機能を有していないために携帯端末機の盗難
の恐れがある。 3)ベースの電極接点部が剥き出しの状態にあるため、
金メッキされてはいるが、異物によって剥離されたり、
また電気的に伴う危険性がある。 本発明は上述した点に鑑みて創案されたものでその目的
とするところは、これらの欠点を解消する携帯型の情報
処理装置を提供するもである。
【0004】
【課題を解決するための手段】つまり、その目的を達成
するための手段は、 1)請求項1において、端末機の外部に有する電極接点
部とこの電極接点部に当接する電極接点部を有するベー
スとを備えた情報処理装置において、前記端末機をベー
スにセットしたときはそれぞれの電極接点部は当接し、
端末機をベースから取り出したときはベースに有する電
極接点部がベース表面から隠れるよう構成したものであ
る。
【0005】2)請求項2において、ベースに有する電
極接点部がベース表面から隠れる構成は、ベースの表面
から凸起する摺動用レバーと、この摺動用レバーに係合
する電極接点部を取着した回転ドラムと、前記摺動用レ
バーを上下に駆動させるばねとからなり、前記端末機を
ベースにセットしたとき、摺動用レバーはベースの表面
と同一面となると共に、前記回転ドラムは摺動用レバー
に備えられた上下駆動から回転駆動に変換する変換駆動
機構により回転して電極接点部をベース表面に露出さ
せ、端末機をベースから取り出したときは、摺動用レバ
ーと係合するばねの伸長によって、摺動用レバーはベー
ス表面に突出すると共に、電極接点部はベース表面から
隠れるようにしたことにある。
【0006】3)請求項3において、変換駆動機構は、
摺動用レバーの下部に水平方向で且つ電極接点部が露出
したり隠れたりすることが出来る回転ドラムの回転角度
に相当するガイド溝を設け、摺動用レバーが突出して電
極接点部が隠れた時は、一方の端部に回転ドラムの軸よ
りづれた位置に備えられたガイド軸がガイド溝を摺動
し、摺動用レバーがベースの表面と同一面となった時、
回転ドラムのガイド軸が他方の端部に移動するよう構成
された請求項1又は2記載の携帯型の情報処理装置であ
る。
【0007】4)携帯端末機においては、盗難防止とし
て、ロック機能を有しており、ベースに設けられたロッ
ク用ツメが携帯端末機にフックされ、ベースに有するフ
ック解除用ボタンを押さなければ取り外し不可能な構造
となっている。以下、本発明の一実施例を図面に基づい
て詳述する。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例を示す携
帯端末機をセットするベースの斜視図、図2は図1の本
発明の要旨とする変換駆動機構で、ベースの電極接点部
がベースの表面から隠れた状態を示す斜視図、図3は同
様なベースの電極接点部がベースの表面に突出した状態
を示す斜視図、図4は携帯端末機の斜視図、図5は携帯
端末機をベースにセットした状態を示す斜視図である。
図1及び図2において、図4に示すキーボード、表示
部、プリンター部などから構成された携帯端末機1の外
部に有する電極接点部(図示されていないがベース2に
備えられた電極接点部と当接する携帯端末機1の裏面側
の位置)と、この電極接点部に当接する図2に示す電極
接点部3を有するベース2とを備えた情報処理装置にお
いて、携帯端末機1をベース2にセットしたときはそれ
ぞれの電極接点部は当接し、携帯端末機1をベース2か
ら取り出したときはベース2に有する電極接点部3がベ
ース表面から隠れるよう構成したものである。
【0009】すなわち、ベース2に有する電極接点部3
がベース表面から隠れる構成は、ベース2の表面から凸
起する摺動用レバー4と、この摺動用レバー4に係合す
る電極接点部3を取着した回転ドラム5と、摺動用レバ
ー4を上下に駆動させるばね6とからなり、携帯端末機
1をベース2にセットしたとき、摺動用レバー4はベー
ス1の表面と同一面となると共に、回転ドラム5は摺動
用レバー4に備えられた上下駆動から回転駆動に変換す
る変換駆動機構7により回転して電極接点部3をベース
表面に露出させ、携帯端末機1をベース2から取り出し
たときは、摺動用レバー4と係合するばね6の伸長によ
って、摺動用レバー4はベース表面に突出すると共に、
電極接点部3はベース表面から隠れるようにしたもので
ある。なお、ばね6については、つるまきばねや板ばね
や、またゴムなどの弾性材などいかようなものであって
もよい。
【0010】変換駆動機構については、長溝をガイドと
する摺動方式やカム方式など種々の手段があるが、その
一実施例として、長溝をガイドとする摺動方式を取り上
げ、図2及び図3を参照して説明する。図2及び図3に
おいて、変換駆動機構7は、摺動用レバー4の下部に水
平方向で且つ電極接点部3が突出したり隠れたりするこ
とが出来る回転ドラム5の回転角度に相当するガイド溝
4aを設け、摺動用レバー4が突出して電極接点部3が
隠れた時は、一方の端部に回転ドラム5の軸5cよりづ
れた位置に備えられたガイド軸5aがガイド溝4aを摺
動し、摺動用レバー4がベース2の表面と同一面となっ
た時、回転ドラム5のガイド軸5aが他方の端部に移動
するよう構成されている。なお、11はばね6の固定金
具、12は回転ドラム5の軸5cを固定する金具、13
は摺動用レバー4のストッパーである。
【0011】また、図1に示すごとく、携帯端末機1に
おいては、盗難防止として、ロック機能(図示せず)を
有しており、ベース2に設けられたロック用ツメ8が携
帯端末機1の裏面部でフックされ、ベース2に有するフ
ック解除用ボタン9を押さなければ取り外し不可能な構
造となっている。以上のような構成のベース2に、携帯
端末機1をセットしたものが図5に示した状態であり、
ロック用ツメ8により携帯端末機1がベース2にロック
されている。
【0012】次にその作用を、図2及び図3を参照しな
がら説明する。携帯端末機1がベース2から取り外され
ている場合は、図2に示すごとく、摺動用レバー4はベ
ース2の表面から突出している。そして回転ドラム5に
備えられている電極接点部3はベース2の内部に隠れ、
回転ドラム5の部分に備えられ、且つベース2の表面と
同一面となる板5bによって、電極接点部3が見えない
ようになっている。この時、ばね6はガイド棒10に沿
って伸長された状態にあり、ばね6の先端部に摺動用レ
バー4の下部に備えられたガイド棒10に緩挿されたリ
ング4bを押圧して摺動用レバー4は突出した状態で保
持されている。また、回転ドラム5のガイド軸5aは摺
動用レバー4のガイド溝4aの一方端部に静止してい
る。
【0013】次に、携帯端末機1をベース2にセットさ
れた場合は、図3に示すように、摺動用レバー4は下方
へ押し下げられ、図2に示すガイド軸5aにより支持さ
れている回転ドラム5は90°回転し、それに伴って回
転ドラム5に取着固定されている電極接点部3も90°
回転し、携帯端末機1に備えられている電極接点部に圧
接されて電気的に導通状態となる。このとき、ばね6は
リング4bにより付勢され、また回転ドラム5のガイド
軸5aは摺動用レバー4のガイド溝4aの一方端部に静
止していた状態から、他方の端部に移動して停止する。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、携
帯端末機をベースにセットしないときはベースの電極接
点部を露出させないことによって、またロック機能を設
けたことによって、異物が付着したりするなどして、電
極接点部間の接触不良や電気的障害が生じることから解
消され、またカードリーダを内蔵する携帯端末機のよう
な場合、ロック機能を設けたことによって携帯端末機の
盗難から解消され、また異物によって電極接点部のメッ
キが剥離されることがなくなり、更に電気的な危険性が
なくなり、実用上、極めて有用性の高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す携帯端末機をセットす
るベースの斜視図である。
【図2】図1の本発明の要旨とする変換駆動機構で、ベ
ースの電極接点部がベースの表面から隠れた状態を示す
斜視図である。
【図3】同様なベースの電極接点部がベースの表面に突
出した状態を示す斜視図である。
【図4】携帯端末機の斜視図である。
【図5】携帯端末機をベースにセットした状態を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 携帯端末機 2 ベース 3 電極接点部 4 摺動用レバー 4a ガイド溝 4b リング 5 回転ドラム 5a ガイド軸 5b 板 5c 軸 6 ばね 7 変換駆動機構 8 ロック用ツメ 9 解除用ボタン 10 ガイド棒 11 固定金具 12 金具 13 ストッパー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末機の外部に有する電極接点部とこの
    電極接点部に当接する電極接点部を有するベースとを備
    えた情報処理装置において、前記端末機をベースにセッ
    トしたときはそれぞれの電極接点部は当接し、端末機を
    ベースから取り出したときはベースに有する電極接点部
    がベース表面から隠れるよう構成された携帯型の情報処
    理装置。
  2. 【請求項2】 ベースに有する電極接点部がベース表面
    から隠れる構成は、ベースの表面から凸起する摺動用レ
    バーと、この摺動用レバーに係合する電極接点部を取着
    した回転ドラムと、前記摺動用レバーを上下に駆動させ
    るばねとからなり、前記端末機をベースにセットしたと
    き、摺動用レバーはベースの表面と同一面となると共
    に、前記回転ドラムは摺動用レバーに備えられた上下駆
    動から回転駆動に変換する変換駆動機構により回転して
    電極接点部をベース表面に露出させ、端末機をベースか
    ら取り出したときは、摺動用レバーと係合するばねの伸
    長によって、摺動用レバーはベース表面に突出すると共
    に、電極接点部はベース表面から隠れるようにしたこと
    を特徴とする請求項1記載の携帯型の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 変換駆動機構は、摺動用レバーの下部に
    水平方向で且つ電極接点部が露出したり隠れたりするこ
    とが出来る回転ドラムの回転角度に相当するガイド溝を
    設け、摺動用レバーが突出して電極接点部が隠れた時
    は、一方の端部に回転ドラムの軸よりづれた位置に備え
    られたガイド軸がガイド溝を摺動し、摺動用レバーがベ
    ースの表面と同一面となった時、回転ドラムのガイド軸
    が他方の端部に移動するよう構成された請求項1又は2
    記載の携帯型の情報処理装置。
JP9047440A 1997-02-14 1997-02-14 携帯型の情報処理装置 Pending JPH10228334A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9047440A JPH10228334A (ja) 1997-02-14 1997-02-14 携帯型の情報処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9047440A JPH10228334A (ja) 1997-02-14 1997-02-14 携帯型の情報処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10228334A true JPH10228334A (ja) 1998-08-25

Family

ID=12775214

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9047440A Pending JPH10228334A (ja) 1997-02-14 1997-02-14 携帯型の情報処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10228334A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002542530A (ja) * 1999-02-19 2002-12-10 モービル・オイル・コーポレイション 金融取引を処理するためのシステムと方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002542530A (ja) * 1999-02-19 2002-12-10 モービル・オイル・コーポレイション 金融取引を処理するためのシステムと方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7505265B2 (en) Docking device having a hook to be engaged with an electronic apparatus
US7555910B2 (en) Refrigerator
KR20000012057A (ko) Ic 카드 커넥터
JPH11297415A (ja) カード用コネクタ
JP3250789B2 (ja) 表面接点をもつカード用電気コネクタ
US8113861B2 (en) Card connector
US6805499B2 (en) Image capture device door mechanism
JP2004078968A (ja) チップカード装置用接触装置
US6593999B1 (en) Original cover closer
JPH11251027A (ja) Icソケット
TW200533152A (en) Cover with guiding function and electrical apparatus
JPH10228334A (ja) 携帯型の情報処理装置
TW318219B (en) The electron processing system
JP3678716B2 (ja) 電子機器用機能拡張ユニットの固定機構
JPH10240874A (ja) カードリーダ
WO2005122632A1 (ja) 卓上電子装置
JP2000092171A (ja) 携帯用無線通信装置
JP2001506396A (ja) 回動可能なカバーを有する電子モジュールコネクタ
JP4253956B2 (ja) ポートリプリケータ
JP2001236140A (ja) 電子機器用携帯電話機接続装置
CN211730745U (zh) 一种打印机
JPH08307500A (ja) 携帯端末装置の置き台
JPH10307638A (ja) 電子機器システムおよび携帯形電子機器の機能を拡張するための拡張装置
CN217847754U (zh) 开关面板组件及智能开关
CN211556196U (zh) 一种芯片卡座