JPH102282A - 密閉型圧縮機 - Google Patents

密閉型圧縮機

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Publication number
JPH102282A
JPH102282A JP15397896A JP15397896A JPH102282A JP H102282 A JPH102282 A JP H102282A JP 15397896 A JP15397896 A JP 15397896A JP 15397896 A JP15397896 A JP 15397896A JP H102282 A JPH102282 A JP H102282A
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JP
Japan
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cover
cylinder
lubricating oil
communication hole
hermetic compressor
Prior art date
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Application number
JP15397896A
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English (en)
Inventor
Masanori Kobayashi
正則 小林
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH102282A publication Critical patent/JPH102282A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B39/00Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00
    • F04B39/02Lubrication
    • F04B39/0223Lubrication characterised by the compressor type
    • F04B39/023Hermetic compressors
    • F04B39/0238Hermetic compressors with oil distribution channels
    • F04B39/0246Hermetic compressors with oil distribution channels in the rotating shaft
    • F04B39/0253Hermetic compressors with oil distribution channels in the rotating shaft using centrifugal force for transporting the oil

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Compressor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 密閉型圧縮機内の潤滑油面が低下しても、回
転する給油管の遠心給油給油と十分なはねかけ給油及び
摺動部の冷却を行い、信頼性の向上を図る。 【解決手段】 カバー25と圧力調整弁27を設けるこ
とにより、カバー25内の密閉空間26中でピストン7
が往復運動すると圧力調整弁27により、カバー29内
の圧力をカバー25外の圧力より低く保つことができ、
カバー25内の潤滑油24の油面を高くすることができ
る。従って、常に給油管23の遠心給油と、はねかけ給
油及び摺動部の冷却を行うことができ、摺動部の潤滑不
良による摩耗を防ぎ、信頼性の高い密閉型圧縮機とする
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍冷蔵装置等に
使用される往復式密閉型圧縮機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】冷凍冷蔵装置等に使用される密閉型圧縮
機は、信頼性の高いものが強く望まれている。往復型圧
縮機については、特にピストンピンとコンロッド小端穴
との摺道部やクランク軸の回転摺動部が冷媒ガスの圧縮
により大きな圧荷重を受けるため厳しい摺動状態にあ
り、それらの摺動部の潤滑不良を防ぎ信頼性を高める方
法が従来から考案されている。例えば、コンロッド小端
穴への給油方法については、実公昭47−16836号
公報、またクランク軸摺動部への給油方法については、
実公昭49−13370号公報に示されているような密
閉型圧縮機がある。
【0003】以下、図面を参照しながら、上述した従来
の密閉型圧縮機の一例について説明する。
【0004】図9は従来の密閉型圧縮機の縦断面図であ
る。図9において、1は密閉型圧縮機であり、密閉容器
2内には、上方に電動機3、下方に圧縮部4が位置する
ように支持されている。圧縮部4は、ブロック5と一体
に設けられたシリンダ6、ピストン7、偏芯部8a及び
クランク軸摺動部8b、8cを有するクランク軸8、コ
ンロッド9、軸受10等により構成されている。また、
電動機3は、ロータ11、ステータ12より構成されて
おり、ステータ12は前記ブロック5に固定されている
ことで圧縮部4が一体となり、電動圧縮要素13を形成
している。 前記コンロッド9は、一端に小端穴14を
他端に大端穴15を有しており、前記小端穴14の中へ
ピストン7に固定されたピストンピン16が挿入される
と共に、クランク偏芯部8aが大端穴15に挿入される
ことにより、ピストン7とクランク軸8を連結してい
る。給油路17は前記コンロッド9内を通り、前記小端
穴14と前記大端穴15とを連通している。
【0005】軸給油路18はクランク軸8内に開けら
れ、大端穴給油路19は一端がクランク偏芯部8aの表
面に開口し他端が前記軸給油路18に連通している。ス
パイラル溝20a及び20bはそれぞれ、クランク軸摺
動部8b、8cの表面に設けられている。軸給油孔21
はスパイラル溝20a中に開口し軸給油路18と連通し
ている。また、22は軸受10とロータ11とのスラス
ト摺動部である。給油管23はクランク偏芯部8aに固
定され、前記軸給油路18に連通しており、下端は密閉
容器2底部に貯溜したオイル24に浸かっている。
【0006】以上のように構成された密閉型圧縮機につ
いて、以下その動作を説明する。冷却回路(図示せず)
から循環してきた冷媒ガスは、モーター部3によって駆
動されるクランク軸8の回転運動と連動するピストン7
の往復運動によりシリンダ6内へ導かれて圧縮された
後、再び冷却回路へ吐出される。
【0007】また、密閉容器2底部に溜まっているオイ
ル24は、偏芯部8aに固定された給油管23が回転す
ることで、周囲に油滴をはねかけられ、温度の高いシリ
ンダ6や小端穴14、大端穴15の摺動部を冷却すると
共にオイル24を潤滑摺動部に供給する。
【0008】また、給油管23が回転することで発生す
る遠心力により、オイル24は給油管23及び軸給油路
18内を上昇する。軸給油路18内を上昇したオイル2
4の一部は大端穴給油路19を通って大端穴15とクラ
ンク偏芯部8aとの摺動部を潤滑した後密閉容器2の下
部に戻る。さらに、大端穴給油路19のオイルの一部は
給油路17を通って小端穴14に至り、ピストンピン1
6と小端穴14の摺動部を潤滑し、密閉容器2の下部に
戻る。
【0009】また、大端穴給油路19へ流入しなかった
軸給油路18内のオイル24は、軸給油孔21を介して
スパイラル溝20aへ供給される。供給されたスパイラ
ル溝20a中のオイル24は、クランク軸8の回転と共
に粘性ポンプ作用によりクランク軸摺動部8bを潤滑し
つつスパイラル溝20a及び20bに沿って上昇し、ク
ランク軸摺動部8cも潤滑した後、軸受10とロータ1
1のスラスト摺動部22を潤滑して密閉容器2の下部に
戻る。以上の様なオイル24の流れにより、軸受10と
コンロッド9の摺動部の潤滑および冷却がなされてい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、密閉型圧縮機から潤滑油の流出が多い運転
状態の時や、冷凍サイクルからの潤滑油の戻りにくい運
転状態の時には油面が極端に低くなり、回転する給油管
による摺動部近傍への潤滑油のはねかけ量が減少し、シ
リンダ、コンロッドの摺動部へのはねかけによる潤滑油
の供給量が減少すると共に冷却効果も小さくなる。特に
潤滑状態の厳しいコンロッド小端穴摺動部は影響を受け
易く、潤滑不良により摩耗が増大し信頼性が低下する可
能性があるとの課題があった。
【0011】本発明は従来の課題を解決するもので、給
油管の近傍の潤滑油面を常に高く保つことにより、常に
給油管内の給油経路から各摺動部へ給油すると共に、は
ねかけによる摺動部への潤滑油の供給と冷却を常に行う
ことができ、摺動部の潤滑不良による摩耗を防ぎ、信頼
性の高い密閉型圧縮機とすることを目的とする。
【0012】また、密閉型圧縮機の運転状態が極端に高
圧縮比で吐出ガス温度が高くなった場合や高負荷運転時
に、シリンダやピストンが加熱しさらにコンロッドや軸
受の摺動部に熱伝導して過熱し、摺動部の潤滑状態が厳
しくなり、摩耗が増大し信頼性が低下する可能性がある
との課題があった。
【0013】本発明の他の目的は、最も温度の高いシリ
ンダ部近傍の放熱量を増加しシリンダや他の摺動部の過
熱を防ぎ、潤滑不良による摩耗を防止し、信頼性の高い
密閉型圧縮機とすることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の密閉型圧縮機
は、一端が密閉容器の下部に溜められた潤滑油中に開口
し他端がブロックとシリンダに固定されかつ偏芯部やコ
ンロッドを収納する密閉空間を形成するカバーと、カバ
ーに設けられた圧力調整弁とからなるものである。
【0015】これにより、圧力調整弁の作用によりカバ
ー内の空間圧力がその他の密閉容器内の圧力より僅かに
低くなり、従ってカバー内の油面が上昇することによ
り、常に給油管内の給油経路から各摺動部へ給油できる
と共に、回転する給油管のはねかけによる摺動部への潤
滑油の供給と冷却を常に行うことができ、摺動部の潤滑
不良による摩耗を防ぎ、信頼性の高い密閉圧縮機とする
ことができる。
【0016】また、一端が密閉容器の下部に溜められた
潤滑油中に開口し他端がブロックとシリンダに固定され
かつ偏芯部やコンロッドを収納する密閉空間を形成する
カバーと、カバーに設けられた圧力調整弁と、カバーに
設けられた連通孔と、カバー内に往復動可能に収納され
前記連通孔と連通する連通口を有するフロートからなる
ものである。
【0017】これにより、全体の潤滑油面が十分に高い
場合は給油管が潤滑油中で回転することによる損失の増
大を防止し、潤滑油面が低い場合のみ、給油管近傍の油
面を上昇させ、給油管内の給油経路から各摺動部へ供給
すると共に、回転する給油管のはねかけによる十分な摺
動部への潤滑油の供給と冷却を行い、摺動部の潤滑不良
による摩耗を防ぎ、損失の増大を防止しつつ信頼性の高
い密閉型圧縮機とすることができる。
【0018】また、一端が潤滑油中に開口し他端がブロ
ックとシリンダに固定されかつ偏芯部とコンロッドを収
納する密閉空間を形成するカバーと、カバーに設けられ
た圧力調整弁と、カバーの側面に設けられシリンダの下
端部に対向して開口した連通孔と、カバー内に往復動可
能に収納され前記連通孔と連通する連通口を有するフロ
ートとからなるものである。
【0019】これにより、連通穴から放出される冷媒ガ
スで最も温度の高いシリンダ下部近傍の冷媒ガスの流速
を速くすることにより、放熱量を増加しシリンダや他の
摺動部の過熱を防ぎ、潤滑不良による摩耗を防止し、信
頼性の高い密閉型圧縮機とすることができる。
【0020】また、一端が潤滑油中に開口し他端がブロ
ックとシリンダに固定されかつ偏芯部とコンロッドを収
納する密閉空間を形成するカバーと、カバーに設けられ
た圧力調整弁と、カバーに設けられた連通孔と、カバー
内に往復動可能に収納され前記連通孔と連通する連通口
を有するフロートと、連通口とシリンダの下端面を連通
する風路を形成する案内板とからなるものである。
【0021】これにより、連通孔から放出される冷媒ガ
スを、風路を介して最も温度の高いシリンダ下部に直接
吹き付けて冷媒ガスの流速を速くすることにより放熱量
を増大することができるためシリンダや他の摺動部の過
熱を防ぎ、潤滑不良による摩耗を防止し、信頼性の高い
密閉型圧縮機とすることができる。
【0022】また、一端が潤滑油中に開口し他端がブロ
ックとシリンダに固定されかつ偏芯部とコンロッドを収
納する密閉空間を形成するカバーと、カバーに設けられ
た圧力調整弁と、カバーに設けられた連通孔と、カバー
内に往復動可能に収納され前記連通孔と連通する連通口
を有するフロートと、シリンダの下部に設けられ下端が
潤滑油中に浸かり連通口とシリンダの下端面を連通する
風路を形成する案内板とからなるものである。
【0023】これにより、連通口から放出される冷媒ガ
スを、風路を介して最も温度の高いシリンダ下部に吹き
付けて冷媒ガスの流速を速くすることにより放熱量を増
加することに加えて、シリンダの熱を案内板から冷媒ガ
ス空間及び潤滑油へ放熱できるためシリンダや他の摺動
部の過熱を防ぎ、潤滑不良による摩耗を防止し、信頼性
の高い密閉型圧縮機とすることができる。
【0024】また、一端が潤滑油中に開口し他端がブロ
ックとシリンダに固定されかつ偏芯部とコンロッドを収
納する密閉空間を形成するカバーと、カバーに設けられ
た圧力調整弁と、カバーに設けられた連通孔と、カバー
内に往復動可能に収納され前記連通孔と連通する連通口
を有するフロートと、シリンダの下部に設けられ他端が
潤滑油中に浸かり連通口とシリンダの下端面を連通する
風路を形成し放熱フィンを有する案内板とからなるもの
である。
【0025】これにより、連通口から放出される冷媒ガ
スを、風路を介して最も温度の高いシリンダ下部に吹き
付けて冷媒ガスの流速を速くすることにより放熱するこ
とに加えて、シリンダの熱を放熱フィンとして機能する
熱伝達率の大きい案内板から冷媒ガス空間及び潤滑油へ
さらに放熱できるためシリンダや他の摺動部の過熱を防
ぎ、潤滑不良による摩耗を防止し、信頼性の高い密閉型
圧縮機とすることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、密閉容器と、前記密閉容器の下部に溜められた潤滑
油と、前記密閉容器内の上方に収納された電動機部と、
前記電動機部を固定するブロックと、前記ブロックと一
体に設けられたシリンダと、一端が前記電動機部のロー
タに固定され他端に偏芯部を有するクランク軸と、前記
クランク軸を軸支し前記ブロックに固定された軸受と、
前記シリンダ内を往復動可能に収納されたピストンと、
前記クランク軸の偏芯部と前記ピストンを連結するコン
ロッドからなる圧縮要素部と、一端が前記潤滑油中に開
口し他端が前記ブロックと前記シリンダに固定されかつ
前記偏芯部と前記コンロッドを収納する密閉空間を形成
するカバーと、前記カバーに設けられた圧力調整弁とか
らなり、圧力調整弁の圧力調整作用によりカバー内の密
閉空間を圧力をカバー外圧力より常に低くできる。
【0027】従って、カバー内の潤滑油面を常に高くす
ることができ、常に給油管内の給油経路から各摺動部へ
給油すると共に、回転する給油管のはねかけによる摺動
部への潤滑油の供給と冷却を常に行うことができるとい
う作用を有する。
【0028】請求項2に記載の発明は、一端が前記潤滑
油中に開口し他端が前記ブロックと前記シリンダに固定
されかつ前記偏芯部と前記コンロッドを収納する密閉空
間を形成するカバーと、前記カバーに設けられた圧力調
整弁と、前記カバーに設けられた連通穴と、前記カバー
内に往復動可能に収納され連通口を有するフロートとか
らなるものであり、潤滑油面が低い場合は、圧力調整弁
の作用によりカバーとフロート内の密閉空間中の圧力を
カバー外圧力より低くでき、カバー内の潤滑油面を高く
することができる。
【0029】また、潤滑油面が高い場合は、フロートが
カバー内を上昇し、カバーに設けられた連通穴とフロー
トに設けられた連通口が重なることによりカバー内外の
空間を連通させ、カバー内の潤滑油面が過度に高い場合
の給油管が潤滑油中で回転することによる損失の増大を
防止できるという作用を有する。
【0030】請求項3に記載の発明は、一端が前記潤滑
油中に開口し他端が前記ブロックと前記シリンダに固定
されかつ前記偏芯部と前記コンロッドを収納する密閉空
間を形成するカバーと、前記カバーに設けられた圧力調
整弁と、カバーの側面に設けられ前記シリンダの下端部
に対向して開口した連通穴と、前記カバー内に往復動可
能に収納され連通口を有するフロートとからなるもので
あり、カバー内の油面調整作用を有すると共に、連通穴
から放出される冷媒ガスで最も温度の高いシリンダ下部
近傍の冷媒ガスの流速を速くすることでの冷却作用を有
する。
【0031】請求項4に記載の発明は、一端が潤滑油中
に開口し他端がブロックとシリンダに固定されかつ偏芯
部とコンロッドを収納する密閉空間を形成するカバー
と、前記カバーに設けられた圧力調整弁と、前記カバー
に設けられた連通穴と、前記カバー内に往復動可能に収
納され連通口を有するフロートと、前記連通穴と前記シ
リンダの下端面を連通する風路を形成する案内板とから
なるものであり、カバー内の油面調整作用を有すると共
に、連通穴から放出される冷媒ガスを、風路を介して最
も温度の高いシリンダ下部に直接吹き付けて放熱量を増
加できるとの冷却作用を有する。
【0032】請求項5に記載の発明は、一端が潤滑油中
に開口し他端がブロックとシリンダに固定されかつ偏芯
部とコンロッドを収納する密閉空間を形成するカバー
と、前記カバーに設けられた圧力調整弁と、前記カバー
に設けられた連通穴と、前記カバー内に往復動可能に収
納され連通口を有するフロートと、前記シリンダの下部
に設けられ下端が前記潤滑油中に浸かり前記連通穴と前
記シリンダの下端面を連通する風路を形成する案内板と
からなるものであり、カバー内の油面調整作用を有する
と共に、連通穴から放出される冷媒ガスを、風路を介し
て最も温度の高いシリンダ下部に直接吹き付けて放熱量
を増加できることに加えて、シリンダの熱を案内板から
冷媒ガス空間及び潤滑油へ放熱できるとの作用を有す
る。
【0033】請求項6に記載の発明は、一端が潤滑油中
に開口し他端がブロックとシリンダに固定されかつ偏芯
部とコンロッドを収納する密閉空間を形成するカバー
と、前記カバーに設けられた圧力調整弁と、前記カバー
に設けられた連通穴と、前記カバー内に往復動可能に収
納され連通口を有するフロートと、前記シリンダの下部
に設けられ下端が前記潤滑油中に浸かり前記連通穴と前
記シリンダの下端面を連通する風路を形成し放熱フィン
を有する案内板とからなるものであり、カバー内の油面
調整作用を有すると共に、連通穴から放出される冷媒ガ
スを風路を介して最も温度の高いシリンダ下部に直接吹
き付けて冷媒ガスの流速を速くすることにより放熱する
ことに加えて、シリンダの熱を放熱フィンとして機能す
る熱伝達率の大きい案内板から冷媒ガス空間及び潤滑油
へさらに放熱できるとの作用を有する。
【0034】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図8を用いて説明する。尚、従来と同一構成につい
ては、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0035】(実施の形態1)図1は本発明の第1の実
施の形態による密閉型圧縮機のピストン装置の縦断面図
である。
【0036】図1において、カバー25は、一端が密閉
容器1の下部に溜められた潤滑油24中に開口し他端が
ブロック5とシリンダ6に固定されかつ偏芯部8aやコ
ンロッド9を収納する密閉空間26を形成している。圧
力調整弁27は、カバーの側面に設けられている。
【0037】以上のように構成された密閉型圧縮機につ
いて、以下その動作を説明する。シリンダ6内に導かれ
た冷媒ガスはクランク軸8の回転運動と連動するピスト
ン7の往復運動により圧縮された後、再び冷却回路(図
示せず)へ吐出される。カバー25内のピストン7が吸
入行程にある時、カバー25内の密閉空間26中の冷媒
ガスは、一定の圧力で圧力調整弁27から押し出されカ
バー25外へ放出される。また、ピストン7が圧縮行程
にある時は、カバー25外の冷媒ガスの一部が一定の圧
力で圧力調整弁27を介してカバー25内へ流入する。
このとき、圧力調整弁27の圧力調整作用によってカバ
ー25内の圧力がカバー外の圧力より低くなる。カバー
25内の圧力がカバー外の圧力より一定圧力低く保こと
ができるため、カバー25内の潤滑油面を常に一定の高
さ以上に保つことができる。
【0038】従って、常に給油管内の給油経路から各摺
動部へ給油できると共に、回転する給油管23のはねか
けによる摺動部への潤滑油24の供給と冷却を常に行う
ことができ、摺動部の潤滑不良による摩耗を防ぎ、信頼
性の高い密閉型圧縮機とすることができる。
【0039】(実施の形態2)図2は本発明の第2の実
施の形態による密閉型圧縮機のピストン装置の縦断面図
である。
【0040】図2において、カバー28は、一端が密閉
容器1の下部に溜められた潤滑油24中に開口し他端が
ブロック5とシリンダ6に固定されかつ偏芯部8aやコ
ンロッド9を収納する密閉空間29を形成しており、側
面に連通孔30を有している。フロート31はカバー2
8内を上下動可能に収納され、連通口32を有し、潤滑
油24より比重の小さい材料で形成されている。また、
圧力調整弁27は、カバーの側面に設けられている。
【0041】以上のように構成された密閉型圧縮機につ
いて、以下その動作を説明する。密閉型圧縮機運転時に
密閉容器1の下部に溜められた潤滑油24の油面が低い
場合は、カバー28とフロート31内の密閉空間29中
でピストン7が往復運動することで圧力調整弁27の圧
力調整作用により、カバー29内の密閉空間29中の圧
力をカバー28外の圧力より低く保つことができ、カバ
ー28内の潤滑油24の油面を高くすることができる。
【0042】また、油面が高い場合は、フロート31が
カバー28内を上昇し、カバー28に設けられた連通孔
30とフロート31に設けられた連通口32が重なるこ
とによりカバー28内外の空間を連通させることがで
き、カバー28内の潤滑油面を高くするための給油管2
3が潤滑油中で回転することによる損失の増大を防止で
きるという作用を有する。
【0043】従って、潤滑油面が十分に高い場合は損失
の増大を防止でき、潤滑油面が低い場合のみ、カバー2
8内の油面を上昇させ、給油管内の給油経路から各摺動
部へ給油すると共に、回転する給油管23のはねかけに
よる十分な摺動部への潤滑油24の供給と冷却を行うこ
とができ、摺動部の潤滑不良による摩耗を防ぎ、信頼性
の高い密閉型圧縮機とすることができる。
【0044】(実施の形態3)図3は本発明の第3の実
施の形態による密閉型圧縮機のピストン装置の縦断面図
である。
【0045】図3において、カバー33は、側面にはシ
リンダ6の下端部に対向して開口した連通孔34を有し
ている。フロート35はカバー33内を上下動可能に収
納され、連通口36を有し、潤滑油24より比重の小さ
い材料で形成されている。また、圧力調整弁27は、カ
バーの側面に設けられている。
【0046】以上のように構成された密閉型圧縮機につ
いて、以下その動作を説明する。密閉型圧縮機運転時
に、密閉容器の下部に溜められた潤滑油24の油面の高
さが変化する場合、カバー33と連通孔34と、フロー
ト35と連通口36及び、圧力調整弁27により、潤滑
油24の油面が低い場合にカバー33内の潤滑油24の
油面を高くすることができる。また、カバー33内のピ
ストン7が往復運動することにより、シリンダ6の下端
部に対向して開口した連通孔34から放出される冷媒ガ
スで、最も温度の高いシリンダ6近傍の冷媒ガスの流速
を速くすることにより、放熱量を増加しシリンダ6や他
の摺動部の過熱を防ぐことができる。
【0047】従って、摺動部の潤滑不良による摩耗を防
止し、信頼性の高い密閉型圧縮機とすることができる。
【0048】(実施の形態4)図4は本発明の第4の実
施の形態による密閉型圧縮機のピストン装置の縦断面図
である。
【0049】図4において、案内板37は、連通孔34
とシリンダ6の下端面を連通する風路38を形成してい
る。
【0050】以上のように構成された密閉型圧縮機につ
いて、以下その動作を説明する。密閉型圧縮機運転時
に、密閉容器の下部に溜められた潤滑油24の油面の高
さが変化する場合、カバー33と連通孔34と、フロー
ト35と連通口36及び、圧力調整弁27により、潤滑
油24の油面が低い場合にカバー33内の潤滑油24の
油面を高くすることができる。また、カバー33内のピ
ストン7が往復運動することにより、連通孔34から放
出される冷媒ガスを風路38を介してシリンダ6の下端
部に直接吹き付けて、最も温度の高いシリンダ6近傍の
冷媒ガスの流速を速くすることにより、放熱量をさらに
増加でき、シリンダ6や他の摺動部の過熱を防ぐことが
できる。
【0051】従って、摺動部の潤滑不良による摩耗を防
止し、信頼性の高い密閉型圧縮機とすることができる。
【0052】(実施の形態5)図5は本発明の第5の実
施の形態による密閉型圧縮機のピストン装置の縦断面図
であり、図6は、第5図のA−A線における矢視断面図
である。
【0053】図5、図6において、案内板39は、シリ
ンダ6の下端部に設けられ連通孔34とシリンダ6の下
端面を連通する風路40を形成している。
【0054】以上のように構成された密閉型圧縮機につ
いて、以下その動作を説明する。密閉型圧縮機運転時
に、密閉容器の下部に溜められた潤滑油24の油面の高
さが変化する場合、カバー33と連通孔34と、フロー
ト35と連通口36及び、圧力調整弁27により、潤滑
油24の油面が低い場合にカバー33内の潤滑油24の
油面を高くすることができる。また、カバー33内のピ
ストン7が往復運動することにより、連通孔34から放
出される冷媒ガスを風路40を介してシリンダ6の下端
部に直接吹き付けて、最も温度の高いシリンダ6近傍の
冷媒ガスの流速を速くすることにより放熱量を増加する
ことに加えて、シリンダの熱を案内板から冷媒ガス空間
及び潤滑油へ放熱でき、シリンダ6や他の摺動部の過熱
を防ぐことができる。
【0055】従って、摺動部の潤滑不良による摩耗を防
止し、信頼性の高い密閉型圧縮機とすることができる。
【0056】(実施の形態6)図7は本発明の第6の実
施の形態による密閉型圧縮機のピストン装置の縦断面図
であり、図8は、第7図のB−B線における矢視断面図
である。
【0057】図7、図8において、案内板41は、シリ
ンダ6の下端部に設けられ連通穴34とシリンダ6の下
端面を連通する風路42を形成し、放熱フィン43を有
している。
【0058】以上のように構成された密閉型圧縮機につ
いて、以下その動作を説明する。密閉型圧縮機運転時
に、密閉容器の下部に溜められた潤滑油24の油面の高
さが変化する場合、カバー33と連通孔34と、フロー
ト35と連通口36及び、圧力調整弁27により、潤滑
油24の油面が低い場合にカバー33内の潤滑油24の
油面を高くすることができる。また、カバー33内のピ
ストン7が往復運動することにより、連通孔34から放
出される冷媒ガスを風路42を介してシリンダ6の下端
部に直接吹き付けて、最も温度の高いシリンダ6近傍の
冷媒ガスの流速を速くすることにより放熱量を増加する
ことに加えて、シリンダの熱を放熱フィンとして機能す
る熱伝達率の大きい案内板41から冷媒ガス空間及び潤
滑油へさらに放熱でき、シリンダ6や他の摺動部の過熱
を防ぐことができる。
【0059】従って、摺動部の潤滑不良による摩耗を防
止し、信頼性の高い密閉型圧縮機とすることができる。
【0060】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、圧力調整
弁の作用によりカバー内の空間圧力がその他の密閉容器
内の圧力より僅かに低くなり、従ってカバー内の油面が
上昇することにより、給油管近傍の潤滑油面を常に一定
の高さ以上に保つことができるため、常に給油管内の給
油経路から各摺動部へ給油できると共に、回転する給油
管のはねかけによる摺動部への潤滑油の供給と冷却を常
に行うことができ、摺動部の潤滑不良による摩耗を防
ぎ、信頼性の高い密閉型圧縮機とすることができるとい
う有利な効果が得られる。
【0061】また、全体の潤滑油面が十分に高い場合は
給油管が潤滑油中で回転することによる損失の増大を防
止しつつ、潤滑油面が低い場合のみ給油管近傍の油面を
上昇させ、給油管内の給油経路から各摺動部へ給油でき
ると共に、回転する給油管のはねかけによる十分な摺動
部への潤滑油の供給と冷却を行い、摺動部の潤滑不良に
よる摩耗を防ぎ、損失の増大を防止しつつ信頼性の高い
密閉型圧縮機とすることができるという有利な効果が得
られる。
【0062】またさらに、連通孔から放出される冷媒ガ
スで最も温度の高いシリンダ近傍の冷媒ガスの流速を速
くすることにより、放熱量を増加しシリンダや他の摺動
部の過熱を防ぎ、摺動部の潤滑不良による摩耗を防止
し、信頼性の高い密閉型圧縮機とすることができるとい
う有利な効果が得られる。
【0063】またさらに、連通孔から放出される冷媒ガ
スを、風路を介してシリンダの下端部に直接吹き付けて
最も温度の高いシリンダ近傍の冷媒ガスの流速を速くす
ることにより、放熱量を増加しシリンダや他の摺動部の
過熱を防ぎ、摺動部の潤滑不良による摩耗を防止し、信
頼性の高い密閉型圧縮機とすることができるという有利
な効果が得られる。
【0064】またさらに、連通孔から放出される冷媒ガ
スを風路を介してシリンダの下端部に直接吹き付けて、
最も温度の高いシリンダ近傍の冷媒ガスの流速を速くす
ることにより放熱量を増加することに加えて、シリンダ
の熱を案内板から冷媒ガス空間及び潤滑油へ放熱でき、
シリンダや他の摺動部の過熱を防ぎ、摺動部の潤滑不良
による摩耗を防止し、信頼性の高い密閉型圧縮機とする
ことができるという有利な効果が得られる。
【0065】またさらに、連通孔から放出される冷媒ガ
スを風路を介してシリンダの下端部に直接吹き付けて、
最も温度の高いシリンダ近傍の冷媒ガスの流速を速くす
ることにより放熱量を増加することに加えて、シリンダ
の熱を放熱フィンとして機能する熱伝達率の大きい案内
板から冷媒ガス空間及び潤滑油へさらに放熱量を増加す
ることができる。従ってシリンダや他の摺動部の過熱を
防ぐことができ、摺動部の潤滑不良による摩耗を防止
し、信頼性の高い密閉型圧縮機とすることができるとい
う有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による密閉型圧縮機
のピストン装置の縦断面図
【図2】本発明の第2の実施の形態による密閉型圧縮機
のピストン装置の縦断面図
【図3】本発明の第3の実施の形態による密閉型圧縮機
のピストン装置の縦断面図
【図4】本発明の第4の実施の形態による密閉型圧縮機
のピストン装置の縦断面図
【図5】本発明の第5の実施の形態による密閉型圧縮機
のピストン装置の縦断面図
【図6】第5図のA−Aにおける矢視断面図
【図7】本発明の第6の実施の形態による密閉型圧縮機
のピストン装置の縦断面図
【図8】第7図のB−Bにおける矢視断面図
【図9】従来の密閉型圧縮機の縦断面図
【符号の説明】
2 密閉容器 3 電動機 5 ブロック 6 シリンダ 7 ピストン 8 クランク軸 8a 偏芯部 9 コンロッド 10 軸受 11 ロータ 24 潤滑油 25 カバー 26 密閉空間 27 圧力調整弁 28 カバー 29 密閉空間 30 連通孔 31 フロート 32 連通口 33 カバー 34 連通孔 36 連通口 37 案内板 38 風路 39 案内板 40 風路 41 案内板 42 放熱フィン 43 風路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉容器と、前記密閉容器の下部に溜め
    られた潤滑油と、前記密閉容器内の上方に収納された電
    動機部と、前記電動機部を固定するブロックと、前記ブ
    ロックと一体に設けられたシリンダと、一端が前記電動
    機部のロータに固定され他端に偏芯部を有するクランク
    軸と、前記クランク軸を軸支し前記ブロックに固定され
    た軸受と、前記シリンダ内を往復動可能に収納されたピ
    ストンと、前記クランク軸の偏芯部と前記ピストンを連
    結するコンロッドからなる圧縮要素部と、一端が前記潤
    滑油中に開口し他端が前記ブロックと前記シリンダに固
    定されかつ前記偏芯部と前記コンロッドを収納する密閉
    空間を形成するカバーと、前記カバーに設けられた圧力
    調整弁とからなる密閉型圧縮機。
  2. 【請求項2】 一端が前記潤滑油中に開口し他端が前記
    ブロックと前記シリンダに固定されかつ前記偏芯部と前
    記コンロッドを収納する密閉空間を形成するカバーと、
    前記カバー内に設けられた圧力調整弁と、前記カバーに
    設けられた連通孔と、前記カバーに往復動可能に収納さ
    れ前記連通孔と連通する連通口を有するフロートとから
    なる請求項1記載の密閉型圧縮機。
  3. 【請求項3】 一端が前記潤滑油中に開口し他端が前記
    ブロックと前記シリンダに固定されかつ前記偏芯部と前
    記コンロッドを収納する密閉空間を形成するカバーと、
    前記カバーに設けられた圧力調整弁と、カバーの側面に
    設けられ前記シリンダの下端部に対向して開口した連通
    孔と、前記カバー内に往復動可能に収納され前記連通孔
    と連通する連通口を有するフロートとからなる請求項1
    記載の密閉型圧縮機。
  4. 【請求項4】 一端が潤滑油中に開口し他端がブロック
    とシリンダに固定されかつ偏芯部とコンロッドを収納す
    る密閉空間を形成するカバーと、前記カバーに設けられ
    た圧力調整弁と、前記カバーに設けられた連通孔と、前
    記カバー内に往復動可能に収納され前記連通孔と連通す
    る連通口を有するフロートと、前記連通口と前記シリン
    ダの下端面を連通する風路を形成する案内板とからなる
    請求項2記載の密閉型圧縮機。
  5. 【請求項5】 一端が潤滑油中に開口し他端がブロック
    とシリンダに固定されかつ偏芯部とコンロッドを収納す
    る密閉空間を形成するカバーと、前記カバーに設けられ
    た圧力調整弁と、前記カバーに設けられた連通孔と、前
    記カバー内に往復動可能に収納され前記連通孔と連通す
    る連通口を有するフロートと、前記シリンダの下部に設
    けられ下端が前記潤滑油中に浸かり前記連通口と前記シ
    リンダの下端面を連通する風路を形成する案内板とから
    なる請求項2記載の密閉型圧縮機。
  6. 【請求項6】 一端が潤滑油中に開口し他端がブロック
    とシリンダに固定されかつ偏芯部とコンロッドを収納す
    る密閉空間を形成するカバーと、前記カバーに設けられ
    た圧力調整弁と、前記カバーに設けられた連通孔と、前
    記カバー内に往復動可能に収納され前記連通孔と連通す
    る連通口を有するフロートと、前記シリンダの下部に設
    けられ下端が前記潤滑油中に浸かり前記連通口と前記シ
    リンダの下端面を連通する風路を形成し放熱フィンを有
    する案内板とからなる請求項2記載の密閉型圧縮機。
JP15397896A 1996-06-14 1996-06-14 密閉型圧縮機 Pending JPH102282A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007007692A1 (en) * 2005-07-07 2007-01-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Refrigerating compressor and refrigerating device using the same
WO2007148520A1 (en) * 2006-06-23 2007-12-27 Panasonic Corporation Refrigerating compressor and refrigerating device using the same

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