JPH10226954A - 液流処理方法および装置 - Google Patents

液流処理方法および装置

Info

Publication number
JPH10226954A
JPH10226954A JP3010797A JP3010797A JPH10226954A JP H10226954 A JPH10226954 A JP H10226954A JP 3010797 A JP3010797 A JP 3010797A JP 3010797 A JP3010797 A JP 3010797A JP H10226954 A JPH10226954 A JP H10226954A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chemical
liquid flow
liquid
processing
flow treatment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3010797A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichiro Ozu
陽一郎 小津
Isao Matsuda
勲 松田
Yousuke Tanabe
陽輔 田辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP3010797A priority Critical patent/JPH10226954A/ja
Publication of JPH10226954A publication Critical patent/JPH10226954A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】処理液により容易に分解される薬品を短時間で
繊維構造物等の被処理物に接触させることができ、薬品
使用量の低減、コストダウンを図ることができる効率的
な液流処理方法および装置が提供されること。 【解決手段】滞留槽およびその滞留槽内の処理液を強制
循環させる処理液循環経路を含む液流処理装置を用いて
被処理物を処理するに際し、その処理液循環経路のメイ
ンポンプの吐出側で薬品を添加投入することを特徴とす
る。そのために、薬品添加装置の薬品添加口を、その処
理液循環経路のメインポンプの吐出側に位置せしめた装
置が使われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、繊維布帛等の被非
処理物を液流処理装置で処理する方法および装置に関す
るものである。さらに詳しくは本発明は、処理薬品を定
量的に添加注入する薬品添加装置を備えた液流処理装置
で、好ましくは無端状の被非処理物を連続的に処理する
方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、染色機等の液流処理装置で使用さ
れる薬品は、例えば染色を目的としている場合には、染
料、均染剤、pH調整剤等のように、高温、高圧下で、
かつ水溶液中で安定に存在するものが多く、また、液流
処理装置内で処理される繊維布帛等の被処理物に薬品を
均一に付与せしめるため、液流処理装置内の薬品を含む
処理液の循環をメインポンプにより繰り返し、装置内薬
品濃度を均一にすることが行なわれている。したがっ
て、液流処理装置内の処理液により容易に分解されるよ
うな薬品の場合は、処理液濃度の均一化が難しく使用が
著しく困難であった。
【0003】また、従来の液流処理装置においては、薬
品添加装置は、液流処理装置内の処理液を循環移送させ
るメインポンプの吸込み側に設置され、これによってメ
インポンプの吸込み力を利用して薬品の添加を円滑に行
なうことができ、かつメインポンプの撹拌力を利用し染
料等の粉体、高粘度液体等の分散、溶解を促進させるこ
とで迅速に染色機内を均一濃度にすることができるよう
に構成されている。しかしながら、例えば水溶液中で不
安定な薬品を使用する場合、水溶液に接触した時点から
薬品の分解が促進されるため、従来の薬品添加装置の位
置では、水溶液に接触してから被処理物に接触するまで
の時間が長く、メインポンプによる撹拌力も薬品の分解
を促進する方向にあるため、反応に必要な薬品量に加え
て、添加から被処理物に接触するまでの時間に比例した
分解量を余分に加えなければならず、コストアップの方
向にあった。
【0004】また、処理液により徐々に分解される薬品
の場合は、液流処理装置内処理液の循環により均一濃度
にすることは不可能であり、無端ロープ状で回転してい
る、例えば繊維布帛の長さ方向に均一な染色等の効果を
得ることは困難であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、かか
る従来の課題に鑑み、例えば水溶液系の処理液に不安定
な薬品を液流処理装置内に定量的に添加し、迅速かつ均
一に繊維布帛、紐状物、帯状物等の繊維構造物等の被処
理物と接触させる効率的な液流処理方法および装置を提
供するものである。
【0006】本発明の他の目的は、処理装置内の処理液
により容易に分解する薬品を短時間で繊維構造物等の被
処理物に接触させることができ、薬品使用量の低減、コ
ストダウンを図ることができる液流処理方法および装置
を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
するため、次の構成を有する。すなわち、本発明の液流
処理方法は、滞留槽および該滞留槽内の処理液を強制循
環させる処理液循環経路を含む液流処理装置を用いて被
処理物を処理するに際し、該処理液循環経路のポンプの
吐出側で薬品を添加投入することを特徴とする液流処理
方法である。
【0008】そして、本発明の液流処理方法では、(a)
前記薬品が、液流処理装置内の処理液により分解するも
のであることを、(b) 前記被処理物が無端状で循環移送
され処理されること、(c) 前記薬品の添加速度は、液流
処理装置内の被処理物が少なくとも1循環以上する間に
定量的に添加されること、(d) 前記薬品が、ポンプの吐
出圧力より高い圧力をもつ薬品注入手段により添加され
ること、(e) 前記薬品が定量的に添加注入されること、
(f) 加圧空気と液流処理装置内の処理液を循環させるポ
ンプとの吐出圧力の差圧により定量的に該薬品を添加す
ること、を好ましい実施態様として含む。
【0009】また、本発明の液流処理装置は、滞留槽お
よび該滞留槽内の処理液を強制循環させる処理液循環経
路からなる液流処理装置において、該液流処理装置内に
薬品を添加投入するための薬品添加装置の薬品添加口
を、該処理液循環経路のメインポンプの吐出側に位置せ
しめたことを特徴とする液流処理装置であり、本発明に
おいては、被処理物を無端状で処理するため、両端部が
滞留槽に連結され被処理物と処理液を循環移送するため
の移送通路を備えている液流処理装置が好ましく用いら
れる。
【0010】本発明の液流処理装置は、(g) 前記薬品添
加装置が、該ポンプの吐出圧力よりも高い圧力をもつ薬
品注入手段を備えていること、(h) 前記薬品注入手段
が、薬品を定量的に注入させることが可能な容積式高圧
ポンプであること、(i) 前記薬品注入手段が加圧空気で
あることを好ましい実施態様として含むものである。
【0011】特に、本発明のように薬品添加装置を配置
した染色処理装置のような液流処理装置は、処理装置内
の処理液により容易に分解する薬品を短時間で繊維布帛
等の被処理物に接触させることが可能で、薬品使用量の
低減、コストダウンを図ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。
【0013】本発明における被処理物は任意であるが、
好適には染色等薬品で流体処理される糸状物、綿状物、
繊維布帛、紐状物、帯状物等の繊維構造物等が挙げられ
る。繊維構造物としては具体的に、ポリエステルマルチ
フィラメント織編物、短繊維織編物、およびポリアミド
織編物等が挙げられ、その他の繊維織物、編物、皮革、
毛皮、モケット、カーペット、不織布等の布帛形態のも
のが挙げられる。繊維構造物の形態は、例えば繊維布帛
を無端ロープ状とした長尺繊維製品が好適である。
【0014】本発明の好ましい液流処理装置の例は、こ
のような繊維布帛を無端ロープ状でノズルからの処理液
噴射によって循環移送させながら一時滞留し処理する液
流染色機であるが、気流により布帛を循環移送させなが
ら処理液を噴霧する気流染色機、または拡布状で処理す
るビーム染色機等の処理液循環により繊維布帛を処理す
る装置であれば特に制限はない。
【0015】本発明における液流処理装置では、その液
流処理装置内に薬品を添加投入するための薬品添加装置
の薬品添加口を、処理液を循環させるメインポンプの吐
出側に設置させることを特徴とする。このように薬品添
加口はメインポンプの吐出側であれば特に制限はない
が、メインポンプ近傍の場合は激しい乱流や渦流が生じ
るのでできるだけ避けて、撹拌による分解を抑制するこ
とが好ましい。また、添加する薬品の温度管理が必要な
場合は、後述するように熱交換器入口側、さらに分解速
度が速い薬品であれば、繊維布帛と処理液が接触する処
理液噴射部近傍に設置する方が効果が大きい。
【0016】本発明の薬品を添加する方法においては、
薬品添加口をメインポンプ吐出側に設置するため、経路
内に薬品を投入するためにはメインポンプの吐出圧力よ
りも高い圧力が必要であり、このため高圧ポンプまたは
加圧空気による添加方法が好ましい。具体的には、液流
染色機の場合、常用圧力の最大値が5kg/cm2 程度
であるため、それ以上の高圧ポンプまたは加圧空気が必
要である。また、空気によっても徐々に分解するような
薬品の場合は、窒素ガス等の使用であっても特に問題は
ない。
【0017】さらに、無端ロープ状で循環移送させなが
ら処理する液流染色機では、長さ方向への均一性を得る
ために、無端状の被処理物が少なくとも1循環以上する
間に薬品の添加投入を行なうことが好ましく、薬品を定
量的に添加できる定量ポンプを備えていることが好まし
い。また、加圧空気により添加する場合は、加圧空気と
液流処理装置内処理液を循環させるメインポンプ吐出圧
の差圧を利用して定量的に添加することができる。
【0018】本発明における薬品添加装置の構造は特に
制限するものではないが、加圧空気を利用する場合に
は、密閉容器でかつ耐圧構造にする必要がある。
【0019】本発明で使用される薬品としては、染料、
均染剤等の助剤、洗浄剤、界面活性剤等が挙げられる
が、液流処理装置内の処理液により容易に分解または溶
解する薬品であれば本発明の効果がより大きく、本発明
では染料や助剤等の他の薬品も使用できる。水溶液系の
処理液により容易に分解する薬品としては特に制限され
ないが、例えば酸無水物が挙げられる。具体的には無水
酢酸、無水マレイン酸、無水コハク酸、無水吉草酸、無
水グルタル酸、無水安息香酸、無水フタル酸、無水ヘキ
サン酸、無水ナフタル酸、トリフルオロ酸などである。
【0020】これらの薬品は水溶液系の処理液で容易に
分解されるため、これまで液流処理装置において使用が
困難であったが、本発明の薬品添加装置により、分解が
進行する前に繊維構造物等と接触させることができ目的
の効果を得ることができる。また、このような薬品は処
理液による分解により、液流処理装置内で均一濃度にす
ることが不可能であるため、無端ロープ状で処理される
繊維構造物等の長さ方向への均一付与が非常に困難であ
る。よって、無端ロープ状の繊維構造物が液流処理装置
内を少なくとも1循環以上する間に、定量的に薬品を添
加し、均一性を得るようにする。
【0021】本発明の液流処理装置としては、液流染色
機、気流染色機、ビーム染色機、パッケージ染色機等が
挙げられる。
【0022】以下、本発明の液流処理装置を図面に示し
た液流染色機に基いて、詳しく説明する。図1は、本発
明の一実施態様である液流染色機の機構を説明するため
の断面概略図、図2は、容積式定量ポンプによる添加方
式の薬品添加装置を説明するための概略図、図3は、加
圧空気による添加方式の薬品添加装置を説明するための
概略図である。
【0023】図1の液流処理装置(液流染色機)は、滞
留槽1、その滞留槽1に連結され繊維布帛5と処理液4
を循環移送するための移送通路2、およびその滞留槽1
内の処理液4を強制循環させる処理液循環経路7で基本
的に構成されており、ここで、液流染色機内に薬品を添
加投入するための薬品添加装置の薬品添加口10aは、
処理液循環経路7のメインポンプ8の吐出側に配置され
ている。
【0024】具体的に図1に示された液流染色機では、
処理液4が滞留している滞留槽1内で、無端ループ状に
構成された繊維布帛5が蛇行状に移行しながら、一時滞
留されるように構成されている。移送通路2は、滞留槽
1とは両端で連結され、環状処理通路を構成している。
処理液噴射部3は、滞留槽1の出口部に連結されてい
る。繊維布帛5は滞留槽1内を進行し、ローラ6を経て
処理液噴射部3の噴出流によって移送通路2内へ送り込
まれ、滞留槽1の他端(入口部)から再び滞留槽1内に
送られ循環する。この間に繊維布帛等は、処理液4によ
り染色、精練その他の処理が行なわれる。
【0025】一方、処理液循環路7で処理液4が滞留槽
1から少なくとも1個の調節口から吸込配管で吸込ま
れ、メインポンプ8で圧送され、熱交換器9で加熱され
た後、再び処理液噴射部3から移送通路2を通る繊維布
帛5に向けて噴射され、繊維布帛5と処理液4との接触
効率を助勢する機構になっている。そして処理液噴射部
3から繊維布帛5に噴射された処理液4は、移送通路2
を流下して滞留槽1に還流される。
【0026】本発明における最も重要なポイントは、次
の点にある。すなわち、上記液流染色機あるいは各種の
ビーム染色機、ジッガー染色機、ウインス染色機などの
液流処理装置においては、処理液の循環によって、加熱
および繊維布帛と処理液の接触効率を高める機構であ
り、その処理液循環はメインポンプによる圧送で行なわ
れている。そのため、メインポンプ近傍は乱流または渦
流が生じやすい。その激しい挙動による撹拌力を利用す
ることは、染料等の粉体や高粘度液体を分散または溶解
させるために有効であるが、処理液により容易に分解す
る薬品を繊維布帛に接触させるには、上記のような乱
流、渦流の生じる場所を避け、撹拌による分解を抑制
し、できるだけ処理液噴射部の近傍に薬品添加口を設
け、薬品添加から薬品が繊維布帛に接触するまでの時間
を短くすることである。
【0027】すなわち、本発明においては、図1の処理
液噴射部3近傍の薬品添加口10aから処理液循環経路
7に薬品を添加すると、薬品が処理液と混合された後、
分解が進行する前に処理液噴射部3から噴射され、薬品
を効率的に繊維布帛5に接触させることができる。繊維
布帛5に接触した薬品は、移送通路2を通過し滞留槽1
に送られるが、この部分では残された薬品は分解するた
め、処理液4は処理液循環経路7を含む循環経路全域に
均一濃度となることはない。
【0028】これに対し、従来装置では、薬品添加口1
0bが液流処理装置内の処理液を循環移送させるメイン
ポンプの吸込み側に設置されているため、水溶液に接触
してから被処理物に接触するまでの時間が長く、メイン
ポンプによる撹拌力も薬品の分解を促進する方向にある
ため、反応に必要な薬品量に加えて、添加から被処理物
に接触するまでの時間に比例した分解量を余分に加えな
ければならないが、本発明によれば、これらの課題をこ
とごとく解決できる。
【0029】次に、本発明における薬品添加装置につい
て説明する。
【0030】図2および図3はいずれも薬品を定量的に
添加する本発明の薬品添加装置を例示している。液流染
色機ではループ状の長尺製品を循環しながら処理するた
め、処理液により分解される薬品を使用し、繊維製品の
長さ方向に斑なく均一な効果を得るためには、少なくと
も液流染色機内の無端状の長尺繊維製品が1循環以上す
る間に薬品を定量的に添加、接触させる必要が好まし
い。
【0031】具体的に図2は、容積式高圧ポンプ11を
用いた薬品添加装置の例である。メインポンプ吐出側
は、処理液の圧送により圧力がかかっているため、その
吐出圧力よりも高い添加圧力を用いなければ薬品が薬品
添加装置側に逆流してしまう恐れがある。例えば、液流
染色機の常用圧力の上限値は5kg/cm2 であるた
め、それ以上の添加圧力をもった高圧ポンプが必要であ
る。また、処理液の逆流を防止するため逆止め弁12が
使用される。
【0032】図3は、加圧空気を用いた薬品添加手段の
別の実施態様を示すものである。図2の場合と同様に、
メインポンプ吐出圧力以上の添加圧力がなければならな
いため、この添加装置の場合も、密閉式で5kg/cm
2 以上の圧力に耐える構造でなければならない。また、
5kg/cm2 以上に加圧できる装置が必要である。こ
れを調節するため圧力計13が備えられている。
【0033】また、加圧空気により定量的に添加する方
法としては、加圧空気とメインポンプ吐出圧力の差圧を
利用して添加する方法が適用される。
【0034】
【発明の効果】本発明の液流処理方法にあっては、処理
液により容易に分解する薬品の添加において、従来のよ
うにメインポンプ近傍に生じる乱流や渦流を利用し分
散、溶解を促進させる添加装置の設置ではなく、メイン
ポンプの吐出側から処理液噴射部近傍に薬品添加口を設
け、ここから薬品を投入して処理液と混合し、分解が進
行するまでに繊維布帛と接触させることにより、薬品添
加から薬品が被処理物に接触するまでの時間を短縮して
薬品分解量を減少させ、薬品使用量を削減することがで
きる。
【0035】また本発明によれば、例えば水溶液系の処
理液に不安定な薬品を液流処理装置内に定量的に添加
し、迅速かつ均一に糸状物、綿状物、繊維布帛、紐状
物、帯状物等の繊維構造物等の被処理物と接触させる効
率的な液流処理ができる。
【0036】さらに、本発明では、処理装置内の処理液
により容易に分解する薬品を短時間で繊維構造物等の被
処理物に接触させることができ、薬品使用量の低減、コ
ストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様である液流染色機の機構を
説明するための断面概略図である。
【図2】容積式定量ポンプによる添加方式の薬品添加装
置を説明するための概略図である。
【図3】加圧空気による添加方式の薬品添加装置を説明
するための概略図である。
【符号の説明】
1:滞留槽 2:移送通路 3:処理液噴射部 4:処理液 5:繊維布帛 6:ローラ 7:処理液循環経路 8:メインポンプ 9:熱交換器 10a:薬品添加口 10b:従来の薬品添加口 11:容積式高圧ポンプ 12:逆止め弁 13:圧力計

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】滞留槽および該滞留槽内の処理液を強制循
    環させる処理液循環経路を含む液流処理装置を用いて被
    処理物を処理するに際し、該処理液循環経路のポンプの
    吐出側で薬品を添加投入することを特徴とする液流処理
    方法。
  2. 【請求項2】前記薬品は、液流処理装置内の処理液によ
    り分解するものであることを特徴とする請求項1記載の
    液流処理方法。
  3. 【請求項3】前記被処理物が無端状で循環移送され処理
    されることを特徴とする請求項1または2記載の液流処
    理方法。
  4. 【請求項4】前記薬品の添加速度は、該液流処理装置内
    の被処理物が少なくとも1循環以上する間に定量的に添
    加されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
    載の液流処理方法。
  5. 【請求項5】前記薬品が、該ポンプの吐出圧力より高い
    圧力をもつ薬品注入手段により添加されることを特徴と
    する請求項1〜4のいずれかに記載の液流処理方法。
  6. 【請求項6】前記薬品が定量的に添加注入されることを
    特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の液流処理方
    法。
  7. 【請求項7】加圧空気と該液流処理装置内処理液を循環
    させるポンプの吐出圧力の差圧により定量的に該薬品を
    添加することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記
    載の液流処理方法。
  8. 【請求項8】滞留槽および該滞留槽内の処理液を強制循
    環させる処理液循環経路を含む液流処理装置において、
    該液流処理装置内に薬品を添加投入するための薬品添加
    装置の薬品添加口を、該処理液循環経路のンポンプの吐
    出側に位置せしめたことを特徴とする液流処理装置。
  9. 【請求項9】滞留槽、該滞留槽に連結され被処理物と処
    理液を循環移送するための移送通路、および該滞留槽内
    の処理液を強制循環させる処理液循環経路からなる液流
    処理装置において、該液流処理装置内に薬品を添加投入
    するための薬品添加装置の薬品添加口を、該処理液循環
    経路のポンプの吐出側に位置せしめたことを特徴とする
    液流処理装置。
  10. 【請求項10】前記薬品添加装置が、該ポンプの吐出圧
    力よりも高い圧力をもつ薬品注入手段を備えていること
    を特徴とする請求項8または9記載の液流処理装置。
  11. 【請求項11】前記薬品注入手段が、薬品を定量的に注
    入させることが可能な容積式高圧ポンプであることを特
    徴とする請求項8〜10のいずれかに記載の液流処理装
    置。
  12. 【請求項12】前記薬品注入手段が加圧空気であること
    を特徴とする請求項8〜10のいずれかに記載の液流処
    理装置。
JP3010797A 1997-02-14 1997-02-14 液流処理方法および装置 Pending JPH10226954A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3010797A JPH10226954A (ja) 1997-02-14 1997-02-14 液流処理方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3010797A JPH10226954A (ja) 1997-02-14 1997-02-14 液流処理方法および装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10226954A true JPH10226954A (ja) 1998-08-25

Family

ID=12294564

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3010797A Pending JPH10226954A (ja) 1997-02-14 1997-02-14 液流処理方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10226954A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115403186A (zh) * 2022-09-13 2022-11-29 中建安装集团有限公司 一种用于软化后废水处理的过滤装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115403186A (zh) * 2022-09-13 2022-11-29 中建安装集团有限公司 一种用于软化后废水处理的过滤装置
CN115403186B (zh) * 2022-09-13 2024-03-12 中建安装集团有限公司 一种用于软化后废水处理的过滤装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1884583B1 (en) Machine for the discontinuous dyeing of fabric products
US6615620B2 (en) Method for introducing dyes and other chemicals into a textile treatment system
JP3559287B2 (ja) 布帛処理機の循環系内部で処理液を調製して布帛を処理する方法、及びその機能を備えた布帛処理機
JPH10226954A (ja) 液流処理方法および装置
WO2008056396A1 (en) Apparatus for the treatment of piece goods
JP2765817B2 (ja) 粉体状薬剤の溶解供給方法およびそれに用いる装置
US6964182B2 (en) Treatment apparatus for chemical modification of animal fibers of continuous web form
JP2821108B2 (ja) 薬剤溶解供給装置およびそれに用いる薬剤充填容器
US20220332851A1 (en) Method for pre-treating and dyeing cellulose
GB2143865A (en) Wet open-width treatment of continuous fabric
JPS6037219B2 (ja) 液流式繊維製品処理装置における繊維製品の液流搬出装置
JPH07305261A (ja) 繊維製品処理装置
JPH07102466A (ja) 布帛処理機への粉剤直接投入方法、およびそれに使用する布帛処理機
JPH0214065A (ja) 繊維品の処理装置
KR101254443B1 (ko) 원단 폭 넓이를 갖는 다각형 원단 이송관이 형성되는 염색기
JPH09256262A (ja) ロープ状繊維製品の気流式処理装置
JP3993951B2 (ja) 複槽式液流処理機
EP0621913B1 (en) Dyeing textile articles
KR200394612Y1 (ko) 직물 염색 및 가공기
JP3748605B2 (ja) 布帛の処理装置
US4106899A (en) Textile goods bleaching means and method
JP2636201B2 (ja) ロープ状繊維製品処理装置における洗浄方法及び洗浄装置
JP3510741B2 (ja) 染色布帛のオゾン処理装置
JPH07268763A (ja) ロープ状繊維製品の気流式処理方法及びその処理装置
JPH0826506B2 (ja) ロープ状繊維製品の気流式染色方法及びその装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040114

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040114

A977 Report on retrieval

Effective date: 20060404

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20060418

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20060815

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02