JPH1022647A - 電子機器筐体の脚部 - Google Patents

電子機器筐体の脚部

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Publication number
JPH1022647A
JPH1022647A JP18680396A JP18680396A JPH1022647A JP H1022647 A JPH1022647 A JP H1022647A JP 18680396 A JP18680396 A JP 18680396A JP 18680396 A JP18680396 A JP 18680396A JP H1022647 A JPH1022647 A JP H1022647A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arc
leg
housing
shaped
casing
Prior art date
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Pending
Application number
JP18680396A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyohiko Ibuka
清彦 井深
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP18680396A priority Critical patent/JPH1022647A/ja
Publication of JPH1022647A publication Critical patent/JPH1022647A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設置面が水平でなくても電子機器筐体を垂直
に保つための脚部の高さ調整が容易に行える電子機器筐
体の脚部を提供する。 【解決手段】 幅が狭く、背丈の高い電子機器筐体を支
える電子機器筐体の脚部2において、電子機器筐体の底
部に取り付けられた固定部3と、上記固定部に摺動可能
に取り付けられた、筐体幅方向の筐体両側に張り出した
円弧状支持脚部4とを備えた。また上記において、円弧
状支持脚部を2個の摺動可能な円弧状片側支持脚部4
a,4bから構成し、上記円弧状片側支持脚部の一方を
筐体幅方向の一方の側に張り出すように固定部3aに取
り付け、円弧状片側支持脚部の他方を筐体幅方向の他方
の側に張り出すように固定部に取り付けた構成にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパーソナルコンピュ
ータなどの電子機器の筐体の脚部構造に関し、特に幅が
狭く背丈の高い電子機器筐体を支える筐体脚部に関す
る。
【0002】
【従来の技術】設置面積が狭くて済むように、パーソナ
ルコンピュータ本体などの電子機器筐体を幅が狭く、背
丈の高い構造とし、これを立てた状態で設置する場合が
ある。このように幅が狭く、背丈の高い電子機器筐体に
おいては、設置する床の状態等によって筐体が倒れるこ
とがないように、筐体底部に筐体幅方向の両側に張り出
した脚部を設けた筐体が従来から提案されている。図6
に示した実公平6-11547 号公報に記載された電子機器筐
体の脚部はそのような従来技術の一つであり、図6
(a)に全体、(b)に要部を示したように、筐体11の
脚部12に2本のねじ脚13を立て、このねじ脚の高さを調
節することにより設置面が水平でない場合に対応してい
る。なお、L字状の片状脚14は筐体11が倒れないように
支える役割を持っており、ねじ脚13の高さ調節に伴い、
垂直方向に移動可能(矢印で示している)に組み付けら
れている。また、図7に示した実公平6-11550 号公報に
記載された電子機器筐体の脚部21は、上記と同様の目的
で螺子23を有する高さ調整具22およびバネ24を備えてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
公平6-11547 号公報に示された電子機器筐体の脚部も、
実公平6-11550 号公報に示された電子機器筐体の脚部
も、いずれも高さ調整がネジにより行われ、しかも筐体
の下方から行われるので、高さ調整が簡単でないという
問題がある。本発明の課題は、上記のような従来技術の
問題を解決し、設置面が水平でなくても電子機器筐体を
水平(あるいは垂直)に保つための脚部の高さ調整が容
易に行える電子機器筐体の脚部を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を達成するた
めに、請求項1記載の発明では、幅が狭く、背丈の高い
電子機器筐体を支える電子機器筐体の脚部において、電
子機器筐体の底部に取り付けられた固定部と、上記固定
部により摺動可能に支持された、筐体幅方向の筐体両側
に張り出した円弧状支持脚部とを備えた。また、請求項
2記載の発明では、上記において、円弧状支持脚部を2
個の摺動可能な円弧状片側支持脚部から構成し、上記円
弧状片側支持脚部の一方を筐体幅方向の一方の側に張り
出すように固定部に取り付け、円弧状片側支持脚部の他
方を筐体幅方向の他方の側に張り出すように固定部に取
り付けた構成にした。また、請求項3記載の発明では、
上記において、それぞれの円弧状片側支持脚部の張り出
し方向を変更可能に構成した。
【0005】
【作用】上記のように、請求項1記載の発明では、円弧
状支持脚部を固定部内で摺動させて所望の位置まで動か
した後、その位置にロックさせるだけで、設置される床
が傾斜していたりしても、電子機器筐体を垂直に支える
ことができる。請求項2記載の発明では、上記作用に加
え、円弧状支持脚部の所望の一方の脚の張り出し長を所
望の長さに調節できる。請求項3記載の発明では、上記
作用に加え、円弧状支持脚部の脚の張り出し方向を所望
の方向に調節できる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施の
形態を詳細に説明する。図1は本発明の第1の形態例を
示す斜視図である。図示したように、この形態例の電子
機器筐体(以下、筐体と略す)1は、底部に脚部2を備
えている。この脚部2は、筐体1の底面に固定された固
定部3を備え、この固定部3は円弧状支持脚部4を保持
するための貫通穴7を有しており、円弧状支持脚部4が
この貫通穴7に図示したように挿入される。なお、円弧
状支持脚部4の両端には足部5が設けられているが、こ
の足部5の少なくとも一方は着脱可能であり、貫通穴7
に挿入する際は挿入側の足部5がはずされている。図2
は図1の脚部の構成を示す正面図であり、この例では貫
通穴7が、円弧状支持脚部4の有する円弧と整合する円
弧状に構成されており、円弧状支持脚部4はこの円弧状
の貫通穴7に沿って摺動可能である。したがって、円弧
状支持脚部4を摺動させて適切な位置で止めると、円弧
状支持脚部4の両端は図1に示したように筐体幅方向の
筐体両側に張り出す。なお、このとき、円弧状支持脚部
4は固定レバー6によりロック状態になる。つまり、レ
バー6からの摩擦力あるいは爪などにより円弧状支持脚
部4が固定されるわけである。こうして、筐体1は、図
2に示すように円弧状支持脚部4に支えられて床F上に
直立する。床Fに接する部分には、図2に示すように足
部5が付いているため、床面への接触がより確実にな
る。なお、足部5は円弧状支持脚部4の端部に、上下方
向に回転可能に取り付けられる。
【0007】図3は、筐体1が傾斜した床上に設置され
た例を示している。図2の状態から図3の状態のように
円弧状支持脚部4の固定位置を変えるには、固定レバー
6(図1参照)を反対側に倒してロック状態を解除する
ことにより円弧状支持脚部4を摺動可能にし、円弧状支
持脚部4の右側の脚を長く突出させて再びロック状態に
すればよい。こうして、上記実施例によれば、筐体1を
立てた状態のままで、筐体1の傾きを見ながら円弧状支
持脚部4を引いたり押したりして容易に傾きを修正し、
直立状態に調整することができる。
【0008】図4は本発明の第2の形態例を示す正面図
である。図示したように、この形態例の脚2部は、円弧
状支持脚部を2個の円弧状片側支持脚部4a,4bから
構成し、一方の片側支持脚部4aの脚を筐体幅方向の一
方の側に張り出させ、他方の片側支持脚部4bの脚を筐
体幅方向の他方の側に個別に張り出させている。これら
の2個の円弧状支持脚部4a,4bを保持する固定部3
aでは、例えば図4に示すように2個(2枚)の片側支
持脚部4a,4bが重ね合わされ、固定レバー6によ
り、重ね合わせた状態でロックされる。上記のように、
この形態例の脚部2は、それぞれの円弧状片側支持脚部
4a,4bを独立に摺動させ、固定できるので、例えば
図4において、左側が壁になっていて円弧状片側支持脚
部4bの脚を所定の長さ以上には引き出せないとき、そ
の片側支持脚部4bの脚を上記所定の短い長さに固定
し、他方の片側支持脚部4aの脚を長くしたり、短かく
したりして筐体1を垂直に立てることができる。
【0009】図5は本発明の第3の形態例の脚部の底面
図である。この形態例の脚部は、図示したように底面形
状が円形状(円筒状)の固定部3bを備え、円弧状片側
支持脚部4a,4bを、上記固定部3bの円状底面の中
心を回転軸として回転可能に保持する。また、円弧状片
側支持脚部4a,4bは、第1および第2の形態例と同
様に、固定部3b内を各支持脚部の長手方向に沿って摺
動させることができ、したがって脚張り出し長の調整も
できる。上記のように構成したので、第3の形態例で
は、例えば円弧状片側支持脚部4aを図5に示すような
方向に引き出せば、図において右側に障害物があって
も、それを避けることができる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
請求項1記載の発明では、円弧状支持脚部を固定部内で
摺動させて所望の位置まで動かした後その位置にロック
させるという簡単な高さ調整を行うだけで、設置される
床が傾斜していたり、凹凸があったとしても、電子機器
筐体を垂直姿勢に支えることができる。また、請求項2
記載の発明では、円弧状支持脚部の所望の一方の脚の張
り出し長を所望の長さに調節できるので、設置される電
子機器筐体の片側に障害物などがあって一方の脚を長く
張り出せなくても上記と同様の効果を実現できる。ま
た、請求項3記載の発明では、円弧状支持脚部の脚の張
り出し方向を所望の方向に調節できるので、請求項2記
載の発明の効果をさらに効果的に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の形態例の電子機器筐体および脚
部の斜視図である。
【図2】本発明の第1の形態例の電子機器筐体脚部の説
明図である。
【図3】本発明の第1の形態例の電子機器筐体脚部の他
の説明図である。
【図4】本発明の第2の形態例の電子機器筐体脚部の正
面図である。
【図5】本発明の第3の形態例の電子機器筐体脚部の底
面図である。
【図6】(a)は従来技術の一例を示す電子機器筐体お
よび脚部の斜視図、(b)は脚部の断面図である。
【図7】従来技術の他の例を示す電子機器筐体脚部の部
分断面図である。
【符号の説明】
1 電子機器筐体、2 脚部、3 固定部、4 円弧状
支持脚部、5 足部、6固定レバー、7 貫通穴

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 幅が狭く、背丈の高い電子機器筐体を支
    える電子機器筐体の脚部において、電子機器筐体の底部
    に取り付けられた固定部と、上記固定部に摺動可能に支
    持されて筐体幅方向の筐体両側に張り出した円弧状支持
    脚部と、を備えたことを特徴とする電子機器筐体の脚
    部。
  2. 【請求項2】 請求項1の電子機器筐体の脚部におい
    て、上記円弧状支持脚部を2個の摺動可能な円弧状片側
    支持脚部から構成し、上記円弧状片側支持脚部の一方を
    筐体幅方向の一方の側に張り出すように固定部に摺動可
    能に支持し、円弧状片側支持脚部の他方を筐体幅方向の
    他方の側に張り出すように固定部に摺動可能に支持した
    ことを特徴とする電子機器筐体の脚部。
  3. 【請求項3】 請求項2の電子機器筐体の脚部におい
    て、それぞれの円弧状片側支持脚部の張り出し方向を変
    更可能に構成したことを特徴とする電子機器筐体の脚
    部。
JP18680396A 1996-06-27 1996-06-27 電子機器筐体の脚部 Pending JPH1022647A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102466959A (zh) * 2010-11-04 2012-05-23 亚洲光学股份有限公司 投影机的倾角调整机构

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