JPH10225163A - 誘導電動機の制御装置 - Google Patents

誘導電動機の制御装置

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JPH10225163A
JPH10225163A JP9021423A JP2142397A JPH10225163A JP H10225163 A JPH10225163 A JP H10225163A JP 9021423 A JP9021423 A JP 9021423A JP 2142397 A JP2142397 A JP 2142397A JP H10225163 A JPH10225163 A JP H10225163A
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JP
Japan
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voltage
speed
induction motor
control means
inverter
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JP9021423A
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English (en)
Inventor
Naomiki Akiyama
直幹 秋山
Masanori Miyazaki
雅徳 宮崎
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自冷式の誘導電動機を用い、不必要な消費電力
を無くして省エネルギーの運転を可能とし、低速運転時
に万一過大な負荷が加えられても誘導電動機を保護可能
とする。 【解決手段】ライン速度基準SPLにそれぞれ予定された
速度差SPdを加えたものを速度基準Sprとして運転する
場合、ライン速度基準SPL或いは特定の誘導電動機の速
度検出値Spfが所定速度以下の状態で一定時間が経過し
たとき、電圧基準Vdrを低減させる制御手段(20、2
1)を設け、所定速度以下のときコンバータ(2)から
インバータ(4、4a)に供給する直流電圧Vd を低減
して誘導電動機(5、5a)に供給する交流電圧のPW
M制御による電圧リップルを低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続加工処理ライ
ン等のプラントに用いられる複数の誘導電動機の速度制
御に係り、特にインバータを用いて速度制御を行なう誘
導電動機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】抄紙機等の連続加工処理ラインのプラン
トでは複数の電動機の速度制御が行なわれ、加工材を搬
送する制御が行なわれている。このような連続加工処理
ラインでは、通常、各電動機はほぼ同じライン速度で運
転され、加工材に加える張力を調整するための僅かな速
度差を有する速度基準が与えられて運転される。このた
め、一台のコンバータによって直流電圧を制御し、複数
のインバータに供給する共通電源方式の誘導電動機の制
御装置が用いられる。
【0003】図6はこの種のプラントで用いられる共通
電源方式の誘導電動機の制御装置を示したもので、交流
電源1から供給される交流電圧はコンバータ2により所
定の直流電圧に変換され、コンデンサ3で平滑された直
流電圧Vd が共通電源として複数のインバータ4、4a
に供給され、インバータ4 、4a は該直流電圧Vd をそ
れぞれ可変周波数の交流電圧に変換し誘導電動機5、5
a に交流電流を供給して可変速駆動する。
【0004】電圧制御回路7は、電圧基準Vdrと電圧検
出器17で検出された直流電圧Vdの検出値Vdfとを比
較し、その偏差をゼロにするような電流基準を出力す
る。この電流基準に基づいて、電流制御回路7a、位相
制御回路8を介してコンバータ2を制御することによ
り、直流電圧Vd は電圧基準Vdrに対応した値に制御さ
れる。
【0005】速度制御回路9は、速度基準Sprと速度検
出器6で検出された誘導電動機5の速度検出値SPfとの
偏差をゼロにするようなトルク基準Tqrを出力する。ベ
クトル制御回路10は、トルク基準Tqrと磁束基準Φr
に基づいてトルク電流基準Iqrと励磁電流基準Idrを求
め一次電流基準ベクトルIbrを算出する。また、トルク
電流基準Iqrと磁束基準Φr に基づいてすべり周波数f
sを求め速度検出値SPfで定められる回転周波数fmに
加えて一次周波数f0 を求め、各相毎の一次電流基準I
r 出力する。電流制御回路12は電流制限回路11を通
過した一次電流基準Ir と電流検出器14で検出された
電流検出値との偏差をゼロにするように電圧基準Varを
出力する。PWM制御回路13は電圧基準Varに基づい
てインバータ4をPWM制御し、直流電圧Vd をパルス
幅変調して一次周波数f0 に対応した周波数の交流電圧
に変換し、一次電流基準Ir に対応した交流電流を出力
し、誘導電動機5はトルク基準Tqrに対応したトルクを
発生して速度基準Sprに対応した速度に制御される。イ
ンバータ4aの制御回路も同様に構成され同様の速度制
御が行なわれる。
【0006】また、このような連続加工処理ラインで
は、通常、強制風令式の電動機が用いられ、各誘導電動
機5、5aには冷却ファン15、15a が設置されてい
る。図7はインバータの速度制御部を18、18aとし
て示したもので、各速度制御部18、18aに与えられ
る速度基準Spr1 、Spr2 はライン速度基準SpLに速度
差(ドロー)Spd1 、Spd2 を加えた値で入力される。
この場合、特定誘導電動機の速度基準がライン速度基準
SpLで与えられ、速度差(ドロー)Spd1 、Spd2 は特
定誘導電動機の速度基準に対する速度差で図示しないプ
ログラマブルコントローラ等の主幹制御部から与えられ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の装置では
低速運転時に大きな負荷がかかることを考慮して強制風
令式の誘導電動機5、5aを用い、稼働中は常に冷却フ
ァン15、15aを回転させている。
【0008】しかし、抄紙機等のある種の連続加工処理
ラインでは低速運転時には大きな負荷がかからず、自冷
式の誘導電動機の内部ファンによる冷却で充分な場合が
ある。また、このようなプラントにおいても、調整、試
運転、機械の慣らし運転等のために低速運転中に万一過
大な負荷トルクがかかるという特別な状態を考慮して強
制風令式の誘導電動機を用いていた。このように特別な
状態を考慮し常時冷却ファンを運転することは不必要に
電力を消費して省エネルギー上で問題であり、設備コス
トも高くなり、不経済である。
【0009】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、自冷式の誘導電動機を用
い、不必要な消費電力を無くして省エネルギーの運転を
可能とし、低速運転時に万一過大な負荷が加えられても
誘導電動機を保護することのできる誘導電動機の制御装
置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の誘導電動機の制
御装置は、交流電圧を直流電圧に変換するコンバータ
と、前記直流電圧を可変周波数の交流電圧に変換しそれ
ぞれの誘導電動機に供給する複数のインバータと、電圧
基準と前記直流電圧とを比較して前記コンバータを制御
する電圧制御手段と、速度基準と前記誘導電動機の速度
検出値とを比較して前記インバータをPWM制御する複
数のインバータ制御手段とを備え、全ての速度基準がラ
イン速度基準に従って運転され、前記ライン速度基準或
いは特定の誘導電動機の速度検出値が所定速度以下の状
態で一定時間が経過したとき、前記電圧基準を低減して
前記直流電圧を低減させる制御手段を設け、所定速度以
下のとき誘導電動機に供給する交流電圧のPWM制御に
よる電圧リップルを低減する。(請求項1) また、前記ライン速度基準或いは特定の誘導電動機の速
度検出値が所定速度以下の状態で一定時間が経過したと
き、前記電流基準の制限値を低減させる制御手段を設
け、所定速度以下のとき誘導電動機に供給する最大交流
電流を低減する。(請求項2) また、前記ライン速度基準或いは特定の誘導電動機の速
度検出値が所定速度以下の状態で一定時間が経過したと
き、前記インバータ制御手段のPWM制御における変調
周波数を増加させる制御手段を設け、所定速度以下のと
き誘導電動機に供給する交流電圧の高調波を低減させ
る。(請求項3) また、速度基準と前記誘導電動機の速度検出値とを比較
してトルク基準を生成し、磁束基準と前記トルク基準に
基づいてトルク電流基準と励磁電流基準を求めベクトル
演算を行ない一次電流基準を生成して前記インバータを
PWM制御する複数のインバータ制御手段とを備え、全
ての速度基準がライン速度基準に従って運転され、前記
ライン速度基準或いは特定の誘導電動機の速度検出値が
所定速度以下の状態で一定時間が経過したとき、前記磁
束基準或いは前記励磁電流基準を低減させる制御手段を
設け、所定速度以下のとき誘導電動機の運転力率を向上
させる。(請求項4) 更に、前記インバータ制御手段は、速度基準と前記誘導
電動機の速度検出値とを比較してトルク基準を生成し、
磁束基準と前記トルク基準に基づいてベクトル演算を行
ない一次電流基準を生成して前記インバータをPWM制
御する。(請求項5) 更に、請求項1に記載の制御手段と、請求項2乃至請求
項4のいずれかに記載の制御手段を設け、併用する。
(請求項6)
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に対応する実施
例を図1に示す。図1において、20はライン速度基準
SPLが予め設定された所定速度以下の状態で一定時間が
経過したときスイッチ指令Sw を出力する状態検出器、
21はスイッチ指令Sw に基づいて電圧基準Vdrを切り
換える切換スイッチである。その他は従来(図6、7)
と同様に構成される。但し、誘導電動機5、5aは自冷
式の誘導電動機が用いられ、冷却ファン15、15aは
削除される。
【0012】図2は状態検出器20の具体例を示したも
ので、ライン速度基準SPLが設定器20aで設定された
所定速度Sd 以下(SPL<Sd )になると比較回路20
bから時間計測のスタート信号が出力されてタイマカウ
ンタ20cがクロックパルスのカウントを開始する。一
定時間カウントアップするとタイマカウンタ20cから
スイッチ指令Sw が出力されアクティブ状態となる。ま
た、ライン速度基準SPLが所定速度Sd 以上に増加する
と比較回路20bからリセット信号が出力され、スイッ
チ指令Sw はインアクティブ状態に戻りタイマのカウン
ト値はゼロにリセットされる。この場合、所定速度Sd
に多少のオフセット量を加えてヒステリシス特性を持た
せることができる。
【0013】上記構成において、ライン速度基準SPLが
所定速度Sd 以上で運転している場合、状態検出器20
からスイッチ指令Sw は出力されず、切換スイッチ21
は従来と同様の電圧基準Vd1r を選択出力し、コンバー
タ2から電圧基準Vd1r に対応した直流電圧Vd が出力
され、各インバータ4、4a はそれぞれの速度基準Spr
に基づいて直流電圧を所望の周波数の交流に変換し、誘
導電動機5、5aに交流電流を供給して速度基準Sprに
対応した速度に制御する。
【0014】ライン速度基準SPLが所定速度Sd 以下で
運転され、その状態が一定時間以上継続した場合、状態
検出器20からスイッチ指令Sw が出力され、切換スイ
ッチ21は電圧基準Vd2r を選択出力する。電圧基準V
d2r は電圧基準Vd1r より低く(Vd1r >Vd2r )設定
され、コンバータ2から出力される直流電圧Vd は電圧
基準Vd2r に対応した値に低減される。上記一定時間
は、所定速度Sd 付近における通常のライン速度の加減
速運転に応動しないように設定され、電圧基準Vd2r は
ライン速度基準SPLが所定速度Sd に等しい状態におい
て、各インバータの変調率が100%を越えないように
低く設定される。
【0015】本実施例によれば、所定速度以下の低速運
転において、インバータ4、4aに供給される直流電圧
Vd が低減され、PWM制御の変調率が増加して、誘導
電動機5、5aに供給される電圧リップルが低減され、
リップル電圧を低減することで誘導電動機のロス(電力
損失)を減少させることが可能となり、低速運転中に万
一過大な負荷トルクがかかるという特別な状態が生じて
も誘導電動機を焼損する危険も低減される。
【0016】なお、直流電圧Vd を低減しても各インバ
ータは所定速度Sd に対応した交流電圧を出力すること
ができ、誘導電動機の速度制御に支障はない。また、状
態検出器20はライン速度基準SPLの代わりに特定の誘
導電動機の検出速度Spfを監視するようにして同様に実
施することができる。
【0017】本発明の請求項2に対応する実施例を図3
に示す。この実施例は、コンバータの電圧基準を切り換
える代わりに、インバータ制御部毎に切換スイッチ21
を設け、各電流制限回路11の電流制限値を切り換える
ようにしたもので、インバータ4の制御部のみを代表し
て示したものである。その他は図1と同様に構成され
る。
【0018】上記構成において、ライン速度基準SPLが
所定速度Sd 以上で運転している場合、状態検出器20
からスイッチ指令Sw は出力されず、各切換スイッチ2
1は従来と同様の電流制限値IL1を選択出力し、各電流
制限回路11は従来と同様に動作し、各インバータ4、
4a はそれぞれの速度基準Sprに基づいて直流電圧を所
望の周波数の交流に変換し、誘導電動機5、5aに交流
電流を供給して速度基準Sprに対応した速度に制御す
る。
【0019】ライン速度基準SPLが所定速度Sd 以下で
運転され、その状態が一定時間以上継続した場合、状態
検出器20からスイッチ指令Sw が出力され、各切換ス
イッチ21は電流制限値IL2を選択出力する。電流制限
値IL2はIL1より小さく(IL1>IL2)、所定速度Sd
以下の通常の運転において要求される最大電流以上に設
定され、通常の運転に支障を来さないように設定され
る。
【0020】本実施例によれば、所定速度以下の低速運
転中に万一過大な負荷トルクがかかるという特別な状態
が生じても誘導電動機の最大電流が低く制限されるので
誘導電動機を焼損する危険がなくなる。
【0021】本発明の請求項3に対応する実施例を図4
に示す。この実施例はインバータ制御部毎に切換スイッ
チ21を設け、各PWM制御回路13の変調周波数を切
り換えるようにしたもので、インバータ4の制御部のみ
を代表して示したものである。その他は図1と同様に構
成される。
【0022】上記構成において、ライン速度基準SPLが
所定速度Sd 以上で運転している場合、状態検出器20
からスイッチ指令Sw は出力されず、各切換スイッチ2
1は従来と同様の変調周波数fp1を選択出力し、各PW
M制御回路13は従来と同様に動作し、各インバータ
4、4a はそれぞれの速度基準Sprに基づいて直流電圧
を所望の周波数の交流に変換し、誘導電動機5、5aに
交流電流を供給して速度基準Sprに対応した速度に制御
する。
【0023】ライン速度基準SPLが所定速度Sd 以下で
運転され、その状態が一定時間以上継続した場合、状態
検出器20からスイッチ指令Sw が出力され、各切換ス
イッチ21は変調周波数fp2を選択出力する。変調周波
数fp2はインバータのスイッチング素子のスイッチング
損失が増加しても所定速度Sd 以下の通常の運転におい
て定格損失を越えないように変調周波数fp1より高く
(fp1<fp2)設定され、通常の運転に支障を来さない
ように設定される。
【0024】本実施例によれば、所定速度以下の低速運
転の場合に、PWM制御の変調周波数を増加させ、より
正弦波に近づけた交流電圧を誘導電動機へ供給し、高調
波損失を低減することが可能となり、万一過大な負荷ト
ルクがかかるという特別な状態が生じても誘導電動機を
焼損する危険が低減される。
【0025】本発明の請求項4に対応する実施例を図5
に示す。この実施例はインバータ制御部毎に切換スイッ
チ21を設け、各ベクトル制御回路10に与える磁束基
準Φr を切り換えるようにしたもので、インバータ4の
制御部のみを代表して示したものである。その他は図1
と同様に構成される。
【0026】上記構成において、ライン速度基準SPLが
所定速度Sd 以上で運転している場合、状態検出器20
からスイッチ指令Sw は出力されず、各切換スイッチ2
1は従来と同様の磁束基準Φ1rを選択出力し、各ベクト
ル制御回路10は従来と同様に動作し、各インバータ
4、4a はそれぞれの速度基準Sprに基づいて直流電圧
を所望の周波数の交流に変換し、誘導電動機5、5aに
交流電流を供給して速度基準Sprに対応した速度に制御
する。
【0027】ライン速度基準SPLが所定速度Sd 以下で
運転され、その状態が一定時間以上継続した場合、状態
検出器20からスイッチ指令Sw が出力され、各切換ス
イッチ21は磁束基準Φ2rを選択出力する。磁束基準Φ
2rは磁束基準Φ1rより小さく(Φ1r>Φ2r)設定され、
所定速度Sd 以下の運転において誘導電動機の運転力率
が最大となるように設定される。
【0028】本実施例によれば、所定速度以下の低速運
転の場合に、誘導電動機の運転力率が向上し、一次電流
が低減して誘導電動機のロス(電力損失)が低減し、万
一過大な負荷トルクがかかるという特別な状態が生じて
も誘導電動機を焼損する危険が低減される。なお、本実
施例は、磁束基準Φr を切り換える代わりに励磁電流基
準Idrを切り換えるようにしても同様の効果が得られ
る。
【0029】
【発明の効果】本発明の誘導電動機の制御装置によれ
ば、低速運転中に誘導電動機を冷却するための冷却ファ
ンにより生じる不必要な電力消費がなくなり、従来に比
して省エネルギーの運転が可能となり、調整、試運転、
機械の慣らし運転等のために低速運転中に万一過大な負
荷トルクがかかるという特別な状態が生じても誘導電動
機が焼損する危険もなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1に対応する実施例の構成図。
【図2】上記実施例で用いる状態検出器20の具体例を
示す図。
【図3】本発明の請求項2に対応する実施例の構成図。
【図4】本発明の請求項3に対応する実施例の構成図。
【図5】本発明の請求項4に対応する実施例の構成図。
【図6】従来装置の構成図。
【図7】従来装置の速度基準の与え方を説明するための
図。
【符号の説明】
1…交流電源、 2…コンバータ、
3…コンデンサ、 4、4a …インバ
ータ、5、5a …誘導電動機、 6、6a …
速度検出器、7…電圧制御回路、 8…
位相制御回路、9…速度制御回路、 10
…ベクトル制御回路、11…電流リミット、
12…電流制御回路、13…PWM回路、
14…電流検出器、15、15a …冷却ファ
ン、 17…電圧検出器(直流)、18、18a
…インバータ制御部、 20…状態検出器、21…切換
スイッチ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電圧を直流電圧に変換するコンバータ
    と、前記直流電圧を可変周波数の交流電圧に変換しそれ
    ぞれの誘導電動機に供給する複数のインバータと、電圧
    基準と前記直流電圧とを比較して前記コンバータを制御
    する電圧制御手段と、速度基準と前記誘導電動機の速度
    検出値とを比較して前記インバータをPWM制御する複
    数のインバータ制御手段とを備え、全ての速度基準がラ
    イン速度基準に従って運転され、前記ライン速度基準或
    いは特定の誘導電動機の速度検出値が所定速度以下の状
    態で一定時間が経過したとき、前記電圧基準を低減して
    前記直流電圧を低減させる制御手段を設け、所定速度以
    下のとき誘導電動機に供給する交流電圧のPWM制御に
    よる電圧リップルを低減することを特徴とする誘導電動
    機の制御装置。
  2. 【請求項2】交流電圧を直流電圧に変換するコンバータ
    と、前記直流電圧を可変周波数の交流電圧に変換しそれ
    ぞれの誘導電動機に供給する複数のインバータと、電圧
    基準と前記直流電圧とを比較して前記コンバータを制御
    する電圧制御手段と、速度基準と前記誘導電動機の速度
    検出値とを比較して電流基準を生成し、前記電流基準と
    前記インバータの出力電流検出値とを比較して前記イン
    バータをPWM制御する複数のインバータ制御手段とを
    備え、全ての速度基準がライン速度基準に従って運転さ
    れ、前記ライン速度基準或いは特定の誘導電動機の速度
    検出値が所定速度以下の状態で一定時間が経過したと
    き、前記電流基準の制限値を低減させる制御手段を設
    け、所定速度以下のとき誘導電動機に供給する最大交流
    電流を低減することを特徴とする誘導電動機の制御装
    置。
  3. 【請求項3】交流電圧を直流電圧に変換するコンバータ
    と、前記直流電圧を可変周波数の交流電圧に変換しそれ
    ぞれの誘導電動機に供給する複数のインバータと、電圧
    基準と前記直流電圧とを比較して前記コンバータを制御
    する電圧制御手段と、速度基準と前記誘導電動機の速度
    検出値とを比較して前記インバータをPWM制御する複
    数のインバータ制御手段とを備え、全ての速度基準がラ
    イン速度基準に従って運転され、前記ライン速度基準或
    いは特定の誘導電動機の速度検出値が所定速度以下の状
    態で一定時間が経過したとき、前記インバータ制御手段
    のPWM制御における変調周波数を増加させる制御手段
    を設け、所定速度以下のとき誘導電動機に供給する交流
    電圧の高調波を低減させることを特徴とする誘導電動機
    の制御装置。
  4. 【請求項4】交流電圧を直流電圧に変換するコンバータ
    と、前記直流電圧を可変周波数の交流電圧に変換しそれ
    ぞれの誘導電動機に供給する複数のインバータと、電圧
    基準と前記直流電圧とを比較して前記コンバータを制御
    する電圧制御手段と、速度基準と前記誘導電動機の速度
    検出値とを比較してトルク基準を生成し、磁束基準と前
    記トルク基準に基づいてトルク電流基準と励磁電流基準
    を求めベクトル演算を行ない一次電流基準を生成して前
    記インバータをPWM制御する複数のインバータ制御手
    段とを備え、全ての速度基準がライン速度基準に従って
    運転され、前記ライン速度基準或いは特定の誘導電動機
    の速度検出値が所定速度以下の状態で一定時間が経過し
    たとき、前記磁束基準或いは前記励磁電流基準を低減さ
    せる制御手段を設け、所定速度以下のとき誘導電動機の
    運転力率を向上させることを特徴とする誘導電動機の制
    御装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の
    誘導電動機の制御装置において、前記インバータ制御手
    段は、速度基準と前記誘導電動機の速度検出値とを比較
    してトルク基準を生成し、磁束基準と前記トルク基準に
    基づいてベクトル演算を行ない一次電流基準を生成して
    前記インバータをPWM制御することを特徴とする誘導
    電動機の制御装置。
  6. 【請求項6】請求項1に記載の誘導電動機の制御装置に
    おいて、請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の制御
    手段を設け、併用することを特徴とする誘導電動機の制
    御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014003746A (ja) * 2012-06-15 2014-01-09 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp ドライブシステムの制御装置

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JP2014003746A (ja) * 2012-06-15 2014-01-09 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp ドライブシステムの制御装置

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