JPH10224803A - 動き適応型非線形量子化器およびこれを用いた動き補償フレーム間符号化装置 - Google Patents

動き適応型非線形量子化器およびこれを用いた動き補償フレーム間符号化装置

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JPH10224803A
JPH10224803A JP3425597A JP3425597A JPH10224803A JP H10224803 A JPH10224803 A JP H10224803A JP 3425597 A JP3425597 A JP 3425597A JP 3425597 A JP3425597 A JP 3425597A JP H10224803 A JPH10224803 A JP H10224803A
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Takahiro Hamada
高宏 浜田
Ryoichi Kawada
亮一 川田
Shuichi Matsumoto
修一 松本
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Kokusai Denshin Denwa KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 雑音のフレーム間の振動を抑圧することので
きる動き適応型非線形量子化器と、既に開発されている
動き補償フレーム間符号化装置に対して、量子化前処理
を追加することにより、画質を改善させた動き補償フレ
ーム間符号化装置を提供することにある。 【解決手段】 差分器9から出力された差分信号Sは、
本発明の非線形量子化部5で量子化される。該非線形量
子化部5は、本発明により、逆MAX型非線形量子化器
の量子化特性を示す。該非線形量子化部5から出力され
た量子化レベル番号Qは、可変長符号化器11と逆量子
化器6に入力する。逆MAX型非線形量子化器は、差分
信号Sが小さい時には量子化ステップサイズは大きい
が、該差分信号Sが大きくなると、該量子化ステップサ
イズは段々小さくなる特性を有しているので、画像の動
きの速い部分で量子化雑音の発生を抑圧することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は動き適応型非線形
量子化器およびこれを用いた動き補償フレーム間符号化
装置に関し、特に時間方向の視覚特性を考慮に入れて、
効率良く情報量の削減を行えるようにした動き適応型非
線形量子化器およびこれを用いた動き補償フレーム間符
号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の動き補償フレーム間符号化装置に
使用されている量子化器は、図11に示されているよう
な特性の線形量子化器か、該線形量子化器を基本として
0近傍のステップサイズを多少粗くする図12に示され
ているような特性のデッドゾーン付きの量子化器が用い
られていた。図11、図12の横軸Sは入力値を示し、
縦軸Qは量子化レベル番号を示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】人間の視覚特性は、周
知のように、フレーム間で振動のないあるいは小さい雑
音に対しては鈍感であり、逆に振動の大きい雑音に対し
ては敏感である。動き補償フレーム間符号化装置では、
現画像と前画像との差分信号が前記入力値Sとなるが、
前記線形量子化器では該入力値Sの大きさに関係なくス
テップサイズが同じであるので、画像の動きの速い部分
で量子化雑音が発生して画像に重畳するという問題があ
った。また、前記のデッドゾーン付きの量子化器は、入
力値Sが小さい所ではステップサイズが大きく取られて
いるので、画質を落とさずに情報量の抑圧を可能にする
という利点を有しているが、画像の動きの速い部分では
線形量子化器と同様に、量子化雑音が発生するという問
題があった。また、前記の画像に重畳した雑音は、画像
のフレーム間で振動したりして、視覚的に大きな違和感
を与えるという問題があった。
【0004】本発明の目的は、前記した従来技術の問題
点を除去し、雑音のフレーム間の振動を抑圧することの
できる動き適応型非線形量子化器を提供することにあ
る。また、他の目的は、既に開発されている動き補償フ
レーム間符号化装置に対して、量子化前処理を追加する
ことにより、画質を改善させた動き補償フレーム間符号
化装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、この発明は、動画像に対して、時間方向の視覚特
性を考慮して情報量の削減を行うための動き適応型非線
形量子化器において、現符号化フレームと、動き補正さ
れた予測フレーム間の差分信号に適用される逆MAX型
非線形量子化器と、該逆MAX型非線形量子化器の量子
化特性を制御する非線形特性制御部とを具備した点に第
1の特徴がある。
【0006】また、動き補償フレーム間DPCMループ
を備えた符号化側の動き補償フレーム間符号化装置にお
いて、該符号化側の動き補償フレーム間DPCMループ
内に、量子化代表値を作り出す直前の予測誤差を、逆M
AX型非線形量子化特性で量子化する非線形量子化器を
設けた点に第2の特徴がある。
【0007】この発明によれば、現符号化フレームと、
動き補正された予測フレーム間の差分信号の値が小さい
時には、量子化ステップサイズが大きくなり、該差分信
号の値が大きい時には、量子化ステップサイズが小さく
なるので、符号化情報量の有効的な削減と、画像の動き
の速い部分での量子化雑音の発生の抑圧とを達成するこ
とができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
を詳細に説明する。図1は、本発明の動き適応型非線形
量子化器が適用される動き補償フレーム間符号化装置の
一実施形態の構成を示すブロック図である。
【0009】図において、1は動き検出部であり、例え
ば8画素×8ラインサイズのブロック単位に動き検出を
行う。2は動き検出を行うために、前フレームの画像デ
ータを蓄積しておくためのフレームメモリである。3は
ブロック単位で動きの補正を行う動き補正部である。4
は量子化特性を制御するための量子化特性制御部であ
る。5は非線形量子化部であり、6は逆量子化部であ
る。7はDCT等の直交変換部であり、8は逆直交変換
部である。9は動き補正された予測フレーム信号とフレ
ームとの差分器、10は局部復号信号を得るための加算
器である。また、11は可変長符号化器、12は該可変
長符号化器11で符号化された信号を一時蓄積するバッ
ファ、13は該バッファ12に蓄積されたデータ量から
量子化ステップサイズ(Δ)を決定する量子化ステップ
サイズ(Δ)決定部である。該量子化ステップサイズ
(Δ)決定部13としては、周知のものを用いることが
できる。図2は、前記非線形量子化部5の一具体例を示
すブロック図である。この具体例は、図示されていない
復号化器に使用されている逆量子化部および図1内の逆
量子化部6として、線形逆量子化を基本とするものを用
いている場合に好適である。
【0010】該非線形量子化部5は、図示されているよ
うに、直交変換部7の出力信号SをS´に変換する変換
テーブル21と、4捨5入処理部22とから構成されて
いる。4捨5入処理部22は、割り算部22a、加算部
22bおよび切捨て部22cから構成されている。該変
換テーブル21で使用される変換式として、例えば、下
記の(1) 式を用いることができる。
【0011】
【数1】 ここに、Δは前記量子化ステップサイズ(Δ)決定部1
3から出力された量子化ステップサイズを示す。また、
aは前記量子化特性制御部4にて決定される量子化特性
である。
【0012】該量子化特性aの決定の仕方の一例につい
て、以下に説明する。該量子化特性制御部4には、直交
変換係数位置情報(水平m=1、2、…、8、垂直n=
1、2、…、8)、符号化モード情報(M=I、P、B
ピクチャの3種類)、およびマクロブロックアクティビ
ティ情報(A;F=平坦、E=エッジ、D=精細部)が
入力する。そして、該量子化特性制御部4は、これらの
情報から、量子化特性a(m,n,M,A)を、以下の
式(2) 〜(4-3) から決定する。なお、これらの式は一例
であり、これらに限定されるものではない。 (1) M=Iの時、いかなるm,n,Aに対しても、次の
ようになる。
【0013】a(m,n,M,A)=0 …(2) (2) M=Pの時、 a(m,n,P,F)=3(m2 +n2 0.27 …(3-1) a(m,n,P,E)=2 …(3-2) a(m,n,P,D)=4(m2 +n2 0.17 …(3-3) (3) M=Bの時、 a(m,n,B,F)=5(m2 +n2 0.27 …(4-1) a(m,n,B,E)=3 …(4-2) a(m,n,B,D)=7(m2 +n2 0.27 (4-3) 前記(1) 式により変換された出力信号S´は、4捨5入
処理部22によって4捨5入処理され、後段の回路に送
られる。
【0014】上記の実施形態によれば、前記直交変換出
力信号Sから量子化レベル番号Qへの量子化特性、すな
わち前記非線形量子化器5の量子化特性は、I、Pおよ
びBピクチャのそれぞれに対して、図3、図4および図
5のような傾向を持っている。図3、図4および図5に
おいて、横軸は入力値Sを表し、縦軸は量子化レベル番
号Qを表している。また、これらの図において、曲線a
は前記量子化ステップサイズΔが小さい時の特性、曲線
bは前記量子化ステップサイズΔが大きい時の特性を示
している。
【0015】Iピクチャの時は、a(m,n,M,A)
=0であるので、図3のような線形量子化特性となる。
Pピクチャの時は、入力値Sが小さい時は量子化ステッ
プサイズΔ´は大きいが、入力値Sが大きくなると量子
化ステップサイズΔ´は小さくなる傾向を有している。
また、この傾向は、曲線a,bから明らかなように、前
記量子化ステップサイズΔが大きくなると、増幅され
る。さらに、Bピクチャの時は、前記量子化特性aがP
ピクチャの場合に比べて大きいので、非線形特性はさら
に増幅されることが分かる。
【0016】図4、図5から明らかなように、入力値S
である直交変換出力信号が小さい時には量子化ステップ
サイズΔ´は大きいが、該入力値Sが大きくなると、該
量子化ステップサイズΔ´は段々小さくなる特性を有し
ている。この特性は、逆MAX型非線形特性ということ
ができる。
【0017】この実施形態によれば、前記入力値Sが小
さい時は量子化ステップサイズΔ´は大きいので情報量
を抑圧でき、該入力値Sが大きくなると量子化ステップ
サイズΔ´は小さくなるので、画像の動きの速い部分で
量子化雑音が発生するのを抑圧することができる。この
結果、雑音のフレーム間の振動を抑圧することができる
ようになる。
【0018】前記した構成の非線形量子化部5は前記し
たように、前記復号化器の逆量子化部および図1の逆量
子化部6が線形逆量子化を基本とするものである場合に
は、雑音のフレーム間の振動を効果的に抑圧することが
できるが、該逆量子化部として、MPEG−2復号化用
逆量子化器を用いた場合には、図6のようになり、不具
合が少々生ずる。
【0019】すなわち、MPEG−2復号化用逆量子化
器の逆量子化特性は、次のように表すことができる。い
ま、MPEG−2復号化用逆量子化器の量子化再生値を
F、該MPEG−2復号化用逆量子化器に入力する量子
化レベル番号をQ、量子化ステップサイズをΔとする
と、該量子化再生値Fは下式で表すことができる。 F=(2Q+Sign(Q))×Δ/2 ここで、Sign(Q)はQ>0の時1、Q=0の時0、Q
<0の時−1である。前記した第1の実施形態では、4
捨5入処理部22で4捨5入の処理をしているので、符
号化器側の量子化器で生成された量子化レベル番号Q
は、MPEG−2復号化用逆量子化器では、図6に示さ
れているように逆量子化されることになる。すなわち、
符号化器側の量子化レベル番号Qの0.5≦Δ<1.5
がMPEG−2復号化用逆量子化器では、量子化再生値
F=1.5となり、1.5≦Δ<2.5が量子化再生値
F=2.5、2.5≦Δ<3.5が量子化再生値F=
3.5、…、となり、符号化器側の量子化レベル番号Q
と量子化再生値Fとの対応が悪いという不具合が生ず
る。この不具合を改善したのが、本発明の第2の実施形
態である。
【0020】この第2の実施形態は図1の非線形量子化
器として、図7の構成を使用するようにした点に特徴が
ある。図において、31は変換テーブル、32は切捨て
処理部である。該切捨て処理部32は、割り算部32a
と切捨て部32bとから構成されている。該変換テーブ
ル31の具体例として、下記の(5-1) 、(5-2) 式を上げ
ることができる。
【0021】
【数2】 なお、aとしては、前記の式(2) 、(3-1) 〜(3-3) およ
び(4-1) 〜(4-3) を用いることができる。
【0022】前記の式(5-1) でa・Δ2 /48を用いた
のは、MPEG−2量子化器では、前記量子化ステップ
サイズ(Δ)決定部13が、デッドゾーン特性を既に有
しているので、非線形量子化部5が過度のデッドゾーン
特性を示すことがないようにするためである。
【0023】上記の式(5-1) と(5-2) を用いた場合のM
PEG−2復号化用逆量子化器の量子化再生値Fと、該
MPEG−2復号化用逆量子化器に入力する量子化レベ
ル番号Qとの関係を、図8に示す。図8から明らかなよ
うに、符号化器側の量子化レベル番号Qの1.0≦Δ<
2.0がMPEG−2復号化用逆量子化器では、量子化
再生値F=1.5となり、2.0≦Δ<3.0が量子化
再生値F=2.5、3.0≦Δ<4.0が量子化再生値
F=3.5、…、となり、符号化器側の量子化レベル番
号Qと量子化再生値Fとの対応が良好となり、前記第1
の実施形態の不具合を解消することができる。
【0024】この実施形態における量子化特性は、前記
図3、図4および図5のそれに比べて、入力値S=0に
おける量子化ステップサイズΔが約2倍になる点で異な
るが、逆MAX型非線形特性を示す点は同様である。し
たがって、該第2の実施形態においても、第1の実施形
態が有する効果を奏することができるのは当然のことで
ある。
【0025】
【発明の効果】前記の説明から明らかなように、この発
明によれば、現符号化フレームと、動き補正された予測
フレーム間の差分信号に、逆MAX型非線形特性の量子
化器が適用されるので、画像の動きの速い部分で量子化
雑音が発生するのを抑圧することができる。この結果、
雑音のフレーム間の振動を抑圧することができるように
なる。
【0026】また、MPEG−2量子化器に用いて好適
な動き適応型非線形量子化器を提供することができる。
【0027】図9のテストデータおよび符号化パラメー
タのもとで、以下の3種類の量子化方式を用いて量子化
を行った。 方式1…線形量子化器+線形逆量子化器(従来方式) 方式2…MPEG−2デッドゾーン付き線形量子化器+
MPEG−2逆量子化器(従来方式) 方式3…逆MAX型非線形量子化器+線形量子化器また
はMPEG−2逆量子化器(本発明方式) 前記方式1〜3を用いて量子化したところ、図10のよ
うな結果が得られた。図10から、本発明方式によれ
ば、テストデータである、フラワーガーデン、モーバイ
ルアンドカレンダの両方において、5段階評価で良好な
結果が得られた。また、主観評価でも、フラワーガーデ
ンではモスキート雑音が激減し、ざわつきが消える効果
が得られ、またモーバイルアンドカレンダでは、文字お
よびエッジ部分での劣化が激減した。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の動き適応型非線形量子化器が適用さ
れる動き補償フレーム間符号化装置の一実施形態の構成
を示すブロック図である。
【図2】 本発明の動き適応型非線形量子化器の一実施
形態の構成を示すブロック図である。
【図3】 本実施形態の非線形量子化器のIピクチャに
おける量子化特性の傾向を示す図である。
【図4】 本実施形態の非線形量子化器のPピクチャに
おける量子化特性の傾向を示す図である。
【図5】 本実施形態の非線形量子化器のBピクチャに
おける量子化特性の傾向を示す図である。
【図6】 第1の実施形態によって得られた量子化レベ
ル番号Qと、MPEG−2復号化用逆量子化器の量子化
再生値Fとの関係を示す図である。
【図7】 本発明の動き適応型非線形量子化器の第2実
施形態の構成を示すブロック図である。
【図8】 第2の実施形態によって得られた量子化レベ
ル番号Qと、MPEG−2復号化用逆量子化器の量子化
再生値Fとの関係を示す図である。
【図9】 テストデータおよび符号化パラメータの一例
を示す図である。
【図10】 従来方式および本発明方式によって得られ
る画質比較の説明図である。
【図11】 従来の線形量子化器の特性例を示す図であ
る。
【図12】 従来のデッドゾーン付き量子化器の特性例
を示す図である。
【符号の説明】
1…動き検出部、2…フレームメモリ、3…動き補正
部、4…量子化特性制御部、5…非線形量子化部、6…
逆量子化部、7…直交変換部、8…逆直交変換部、9…
差分器、10…加算器、11…可変長符号化器、12…
バッファ、13…量子化ステップサイズ(Δ)決定部、
21、31…変換テーブル、22…4捨5入処理部、3
2…切捨て処理部。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動画像に対して、時間方向の視覚特性を
    考慮して情報量の削減を行うための動き適応型非線形量
    子化器において、 現符号化フレームと、動き補正された予測フレーム間の
    差分信号に適用される逆MAX型非線形量子化器と、 該逆MAX型非線形量子化器の量子化特性を制御する非
    線形特性制御部とを具備したことを特徴とする動き適応
    型非線形量子化器。
  2. 【請求項2】 請求項1の動き適応型非線形量子化器に
    おいて、 前記逆MAX型非線形量子化器は、前記差分信号の符号
    化情報量に基づいて決定される量子化ステップサイズ
    と、前記非線形特性制御部から得られる制御信号によ
    り、逆MAX型非線形量子化特性を生成する変換テーブ
    ルを具備していることを特徴とする動き適応型非線形量
    子化器。
  3. 【請求項3】 請求項2の動き適応型非線形量子化器に
    おいて、 前記逆MAX型非線形量子化器は、前記変換テーブルか
    ら得られた信号の小数点以下を4捨5入する4捨5入処
    理部あるいは切捨てる切捨て部を具備していることを特
    徴とする動き適応型非線形量子化器。
  4. 【請求項4】 請求項1または2の動き適応型非線形量
    子化器において、 前記非線形特性制御部は、直交変換係数位置情報と、符
    号化モード情報と、マクロブロックアクティビティ情報
    から、前記逆MAX型非線形量子化器の量子化特性を制
    御する前記制御信号aを求めることを特徴とする動き適
    応型非線形量子化器。
  5. 【請求項5】 動き補償フレーム間DPCMループを備
    えた動き補償フレーム間符号化装置において、 動画像に対して、局所的に、動きベクトルを検出する動
    きベクトル検出手段と、 該動きベクトル検出手段によ
    って得られた動きベクトルに基づいて動き補正を行う動
    き補正手段と、 現符号化フレームと、動き補正された予測フレーム間の
    差分信号に適用される逆MAX型非線形量子化器と、 該逆MAX型非線形量子化器の量子化特性を制御する非
    線形特性制御部とを具備したことを特徴とする動き補償
    フレーム間符号化装置。
  6. 【請求項6】 動き補償フレーム間DPCMループを備
    えた符号化側の動き補償フレーム間符号化装置におい
    て、 該符号化側の動き補償フレーム間DPCMループ内に、
    量子化代表値を作り出す直前の予測誤差を、逆MAX型
    非線形量子化特性で量子化する非線形量子化器を設けた
    ことを特徴とする動き補償フレーム間符号化装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の動き補償フレーム間符号
    化装置において、 予め量子化器が内蔵されている場合、該量子化器から得
    られる量子化ステップサイズを、前記非線形量子化器の
    非線形量子化特性を決定する一つのパラメータにしたこ
    とを特徴とする動き補償フレーム間符号化装置。
JP3425597A 1997-02-04 1997-02-04 動き適応型非線形量子化器およびこれを用いた動き補償フレーム間符号化装置 Pending JPH10224803A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004507191A (ja) * 2000-08-25 2004-03-04 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ デジタル入力信号のワード長を低減する方法及び装置並びにデジタル入力信号を回復させる方法及び装置

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JP2004507191A (ja) * 2000-08-25 2004-03-04 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ デジタル入力信号のワード長を低減する方法及び装置並びにデジタル入力信号を回復させる方法及び装置

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