JPH1022264A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH1022264A
JPH1022264A JP8169764A JP16976496A JPH1022264A JP H1022264 A JPH1022264 A JP H1022264A JP 8169764 A JP8169764 A JP 8169764A JP 16976496 A JP16976496 A JP 16976496A JP H1022264 A JPH1022264 A JP H1022264A
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JP
Japan
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microwave
etching
time
pattern
plasma
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JP8169764A
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English (en)
Inventor
Takahiro Maruyama
隆弘 丸山
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 絶縁膜上に導電膜のパターンを形成する際の
ECRエッチングにおいて、パターン底面のチャージア
ップによりノッチが発生する。 【解決手段】 パルス発振マイクロ波電源21を用い、
そのON時間t1を約200μsecを超えない様に、
OFF時間t2を約10μsecを下らない様に設定
し、しかもマイクロ波電力の平均値((ON時間t1
のマイクロ波電力)×t1/(t1+t2))が600W
を下らない様にして、繰り返し周期(t1+t2)で間欠
的にマイクロ波を発振することによりECRエッチング
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置の製
造におけるプラズマエッチング方法に関し、特に電子サ
イクロトロン共鳴を利用したECRエッチングに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体ウエハ等をプラズマエッチ
ング処理する方法として、ECRエッチング方法が用い
られている。このECRエッチング方法は、磁界とマイ
クロ波の相互作用により電子をサイクロトロン運動さ
せ、電子サイクロトロン共鳴の条件下で電子を加速して
反応性ガスに衝突させて高密度プラズマを発生させ、こ
のプラズマ中のイオンを引き出して被処理基板をエッチ
ングする方法である。図6は従来のECRエッチング方
法に用いられるプラズマエッチング装置を示す概略構成
図である。図において、1は反応室、2は被処理基板と
しての半導体ウエハ(以下、ウエハと称す)、3はウエ
ハ2を載置、保持するステージ、4は反応性ガスを反応
室1に導入するガス導入管、5はマイクロ波電源、6は
導波管、7は石英窓で、マイクロ波電源5で発生したマ
イクロ波を導入管6および石英窓7を介して反応室1内
に導入する。さらに、8は磁場を発生させるコイル、9
は反応室1の排気口である。
【0003】この様な従来のプラズマエッチング装置を
用いて、ウエハ2の微細パターンをエッチングする様子
を図7を用いて以下に説明する。まず図7において、ウ
エハ2表面に絶縁膜としてのシリコン酸化膜10、導電
膜としてのポリシリコン膜11およびレジストパターン
12が順次形成されており、レジストパターン12をマ
スクとしてポリシリコン膜11のエッチングを行う。と
ころで、プラズマに照射されたウエハ2の表面には、ウ
エハ2に垂直な方向にイオンシース電界が発生し、プラ
ズマ中の正イオン(以下、イオンと称す)はこのイオン
シース電界により加速され方向性を有してウエハ2に入
射するため微細パターンの形成が可能となる。しかしプ
ラズマ中の電子は、逆にイオンシース電界により減速さ
れ、方向性を持たずにウエハ2に入射する。
【0004】図7に示す様にレジストパターン12表面
にはイオンも電子も共に入射するため電気的に中性が保
たれる。微細凹パターン13(以下パターン13と称
す)内において、イオンはウエハ2表面に垂直に入射す
るためパターン13底面に到達するが、方向性のない電
子はパターン13側壁にも入射するため、パターン13
底面には到達し難い。ポリシリコン膜11のエッチング
において、パターン13底面に入射したイオンとパター
ン13側壁に入射した電子とは、導電性であるポリシリ
コン膜11中で再結合して中和するため、電気的に中性
が保たれる。この様にしてエッチングは進行する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た様なエッチング方法では、図8に示す様に、エッチン
グが進行して、ポリシリコン膜11の下地のシリコン酸
化膜10がパターン13底面に露出すると、シリコン酸
化膜10が絶縁膜であるためパターン13底面に入射し
たイオンとパターン13側壁に入射した電子とは再結合
して中和することがない。このためパターン13底面は
正にチャージアップし、一方パターン13側壁は負にチ
ャージアップし、その後にパターン13内に入射するイ
オンは、正にチャージアップしたパターン13底面にお
ける反発と、負にチャージアップしたパターン13側壁
における引力とにより軌道が曲げられ、イオンはポリシ
リコン膜11とシリコン酸化膜10との界面に局所的に
入射し、切り欠き形状のいわゆるノッチ14を生じ、エ
ッチングの異方性が損なわれるという問題点があった。
【0006】このような問題点を改善するために、従
来、図9に示すプラズマエッチング装置が用いられてい
る。図9に示すプラズマエッチング装置では、ステージ
3にインピーダンス整合器15を介してRF(高周波)
電源16が接続されている。このプラズマエッチング装
置を用いたエッチングでは、RF電源16によってウエ
ハ2にRFバイアス電圧が印加され、イオンを加速して
イオンエネルギーを高めてウエハ2に入射させることが
でき、上述した様なチャージアップによるイオンの軌道
の曲がりが低減できる。このため、ノッチ14の発生を
防止する効果はあるが、イオンエネルギーが高いため
に、下地のシリコン酸化膜10までエッチングしてしま
い、エッチングの選択比が下がってしまうという問題点
があった。
【0007】この発明は、以上の様な問題点を解消する
ためになされたもので、微細凹パターン内の局所的なチ
ャージアップを防止してノッチの発生を防ぎ、異方性と
下地との選択比とが共に良好なECRエッチング方法を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る半導体装置の製造方法は、真空排気した反応室内に反
応性ガスを導入し、磁界とマイクロ波との相互作用によ
る電子サイクロトロン共鳴により、上記反応性ガスのプ
ラズマを形成し、このプラズマにより被処理基板をエッ
チングして、上記被処理基板の絶縁膜上に導電膜のパタ
ーンを形成する半導体装置の製造方法であって、上記マ
イクロ波が、マイクロ波出力時間t1が約200μse
cを超えない程度に、マイクロ波停止時間t2が約10
μsecを下らない程度に設定され、繰り返し周期(t
1+t2)で間欠的に発振するパルス状であるものであ
る。
【0009】この発明の請求項2に係る半導体装置の製
造方法は、マイクロ波における電力の平均値((マイク
ロ波出力時間t1中のマイクロ波電力)×t1/(t1
2))が約600Wを下らない程度であるものであ
る。
【0010】この発明の請求項3に係る半導体装置の製
造方法は、導電膜がポリシリコン膜で構成されたもので
ある。
【0011】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1による
ECRエッチング方法に用いられるプラズマエッチング
装置を示す概略構成図である。図において、17は反応
室、18は被処理基板としての半導体ウエハ(以下、ウ
エハと称す)、19は反応室17内に配置され、ウエハ
18を載置、保持するステージ、20は反応室17の上
部に設けられ、反応性ガスを反応室17内に導入するガ
ス導入管、21は反応室17の外部に設けられたマイク
ロ波発生手段で、間欠的にマイクロ波を発生させるパル
ス発振マイクロ波電源、22は発生したマイクロ波を反
応室17に導く導波管、23は反応室17に設けられ、
導波管22から供給されたマイクロ波を反応室17内に
導入する石英窓である。
【0012】さらに、24は石英窓23外周に設けら
れ、反応室17内に磁場を印加させるコイルであり、こ
のコイル24によって、ステージ19上に載置されたウ
エハ18の表面に対して垂直方向に、所定の磁束密度の
磁場が印加される。なお、磁場を発生させる手段はコイ
ル24に限らず、永久磁石であっても良い。また、25
は反応室17下方に設けられた排気口で、この排気口2
5に接続された真空ポンプ等の排気手段(図示せず)に
よって、反応室17内が真空排気されると共に所定の真
空度に維持される。
【0013】この様なプラズマエッチング装置を用いて
ウエハ18のエッチング処理を施すには、まず反応室1
7内を真空排気し、続いて、排気を行いながら、ガス導
入管20からハロゲンガス等の反応性ガスを導入し、反
応室17内を所定の圧力に維持する。次に、パルス発振
マイクロ波電源21で、例えば10KHzの繰り返し周
波数で間欠的にON/OFFしてマイクロ波を発生さ
せ、発生したマイクロ波を導波管22および石英窓23
を介して反応室17内に導くと共に、コイル24によっ
て反応室17内に磁場を印加する。この磁場とマイクロ
波との共鳴により、サイクロトロン運動している電子は
エネルギーを吸収し、この電子が反応性ガスと衝突する
ことによって高密度プラズマが発生する。発生したプラ
ズマは、コイル24により生じた磁力線に沿ってウエハ
18に向かって輸送され、ウエハ18がエッチングされ
る。
【0014】プラズマに照射されたウエハ18の表面に
は、ウエハ18に垂直な方向にイオンシース電界が発生
する。パルス発振マイクロ波電源21は、そのマイクロ
波出力時間としてのON時間t1、マイクロ波停止時間
としてのOFF時間t2の繰り返し周期(t1+t2)で
間欠的にマイクロ波を発振しており、そのときのウエハ
18表面のイオンシース電界を図2に示す。ウエハ18
の基板電位Vsは、プラズマの状態によって定まるフロ
ーティング電位(Vf)と等しくなり、このフローティ
ング電位(Vf)とプラズマ電位(Vp)との電位差に
よりイオンシース電界が形成される。
【0015】マイクロ波のON時間t1中は、プラズマ
電位と基板電位との電位差により、例えば20Vのイオ
ンシース電界が形成され、プラズマ中のイオンは、イオ
ンシース電界により加速され、ウエハ18表面に直進性
良く入射して、ウエハ18表面をエッチングする。この
とき、プラズマ中の電子はイオンシース電界により減速
され、方向性を持たずにウエハ18に入射する。一方、
マイクロ波のOFF時間t2中は、プラズマが消滅する
ため、過渡的にプラズマ電位と基板電位との電位差が小
さくなり、イオンシース電界が弱まる。従って、このO
FF時間t2の過渡応答中に電子はウエハ18表面に直
進して入射することが可能となる。
【0016】この様なECRエッチング方法で図7に示
した微細パターン13をエッチングすると、シリコン酸
化膜10上のポリシリコン膜11のエッチングが進行し
て、シリコン酸化膜10がパターン13底面に露出した
際、マイクロ波のOFF時間t2中に、電子がパターン
13底面に直進して入射することにより、イオンの入射
によるパターン13底面の正電荷が中和される。このた
めパターン13底面の正のチャージアップが防止され
て、イオンの軌道の曲がりが防止できる。このため下地
シリコン酸化膜10との選択比を損なうことなくノッチ
14の発生を低減でき、異方性を向上できる。
【0017】図3は、シリコン酸化膜10とポリシリコ
ン膜11との界面に発生するノッチ14量のマイクロ波
ON時間t1依存性を示すものである。なお、この時の
マイクロ波OFF時間t2は100μsecであり、ま
たマイクロ波電力の平均値((ON時間t1中のマイク
ロ波電力)×t1/(t1+t2))は800Wであっ
た。図3に示す様に、マイクロ波ON時間t1が200
μsec以下でノッチ14量の減少効果がみられ、t1
の値が200μsecより小さくなるにつれてノッチ1
4量が減少し、100μsec以下ではノッチ14は観
測されない。マイクロ波ON時間t1が長い時にノッチ
14量が大きいのは、マイクロ波ON後にパターン13
底面のチャージアップが進行して100μsec程度で
チャージアップが完了するため、t1をそれ以上長くす
ると連続放電に近づくためである。
【0018】図4は、図3と同様にシリコン酸化膜10
とポリシリコン膜11との界面に発生するノッチ14量
について、マイクロ波OFF時間t2依存性を示すもの
である。なお、この時のマイクロ波ON時間t1は10
0μsecであり、またマイクロ波電力の平均値は図3
と同様に800Wであった。図4に示す様に、マイクロ
波OFF時間t2が10μsec以上になるとノッチ1
4量の減少効果がみられ、t2の値が10μsecより
大きくなるにつれてノッチ14量が減少し、100μs
ec以上ではノッチ14は観測されない。マイクロ波O
FF時間t2が短い時にノッチ14量が充分減少しない
のは、プラズマの消滅が完全でないためパターン13底
面の正電荷が中和されず、連続放電に近づくためであ
る。
【0019】これらの事により、パルス発振マイクロ波
電源21を用い、そのON時間t1を約200μsec
を超えない程度に、OFF時間t2を約10μsecを
下らない程度に設定して、繰り返し周期(t1+t2)で
間欠的にマイクロ波を発振することによりECRエッチ
ングを行うと、ノッチ14量の低減効果があることが判
明した。またこの時、マイクロ波電力の平均値が一定で
あれば、下地シリコン酸化膜10とのエッチング選択比
はほぼ一定であり、すなわちマイクロ波電力の平均値を
従来の連続放電の場合のマイクロ波電力と同程度に設定
すれば、エッチング選択比も同程度に高く保つことがで
き、ウエハにRFバイアス電圧を印加する場合の様なエ
ッチング選択比の低下を招かない。
【0020】なお、上記実施の形態1で示したエッチン
グ方法は、下地絶縁膜上に導電膜の微細パターンを形成
する際に有効であるが、特に下地絶縁膜との選択比の要
求が厳しいため低いイオンエネルギーでエッチングする
必要があるポリシリコン膜11の場合、ノッチ14量の
低減効果が大きく、異方性および選択比の向上に非常に
有効である。
【0021】実施の形態2.次に、図1で示したプラズ
マエッチング装置を用いたECRエッチングにおける、
サイドエッチ量Lのマイクロ波電力の平均値依存性を図
5に示す。なお、この場合も実施の形態1と同様の、図
7に示した微細パターン13のエッチングにおけるもの
である。図5に示す様に、マイクロ波電力の平均値が増
大するにつれてサイドエッチ量Lは減少し、マイクロ波
電力の平均値を600W以上に設定するとサイドエッチ
量Lを0.05μm以下に抑えることができる。また、
このサイドエッチ量Lは、マイクロ波のON/OFF時
間にほとんど依存しておらず、従ってマイクロ波のピー
ク電力(ON時間中のマイクロ波電力)には依存しな
い。これは、ポリシリコン膜11のエッチング速度がマ
イクロ波電力の平均値によってほとんど決定されるた
め、エッチング時に生成されてパターン13の側壁保護
膜としてサイドエッチの抑止効果のある、例えばSiC
lx等の反応生成物における反応室17内の分圧が、マ
イクロ波電力の平均値に依存するためである。
【0022】これらの事により、パルス発振マイクロ波
電源21を用い、そのON時間t1を約200μsec
を超えない程度に、OFF時間t2を約10μsecを
下らない程度に設定し、しかもマイクロ波電力の平均値
((ON時間t1中のマイクロ波電力)×t1/(t1
2))が600Wを下らない様にマイクロ波電力を設
定して、繰り返し周期(t1+t2)で間欠的にマイクロ
波を発振することによりECRエッチングを行うと、ノ
ッチ14量およびサイドエッチ量Lが低減され、異方性
が大きく向上することが判明した。また、マイクロ波電
力の平均値を増大させると、下地シリコン酸化膜10と
のエッチング選択比は若干低下するものであるが、ウエ
ハにRFバイアス電圧を印加する場合に比べると格段と
少なく、問題のない程度である。
【0023】なお、上記実施の形態1および2では、パ
ルス発振マイクロ波電源21を用い、一定周期にON/
OFFして間欠的にパルス状マイクロ波を供給したが、
この様な方法に限るものではなく反応室17内に供給さ
れるマイクロ波が同様のパルス状であれば良い。
【0024】
【発明の効果】以上の様にこの発明によると、絶縁膜上
に導電膜のパターンを形成する際のECRエッチングに
おいて、マイクロ波出力時間t1を約200μsecを
超えない程度に、マイクロ波停止時間t2を約10μs
ecを下らない程度に設定し、繰り返し周期(t1
2)で間欠的に発振するパルス状マイクロ波を用いる
ため、ノッチ量が低減でき、エッチングの異方性および
下地との選択比を共に向上させることが可能となり、微
細パターンを信頼性良く加工できる。
【0025】また、この発明によると、マイクロ波にお
ける電力の平均値を約600Wを下らない程度にしたた
め、パターンのサイドエッチ量を低減できてエッチング
の異方性をさらに向上でき、異方性および下地との選択
比が共に良好なエッチングが可能になる。
【0026】また、この発明によると、導電膜がポリシ
リコン膜で構成されたため、エッチングにおける下地と
の選択比を良好にしてノッチ量を確実に低減でき、ポリ
シリコン膜の微細パターンを信頼性良く加工できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による半導体装置の
製造方法に用いられるプラズマエッチング装置の概略構
成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるエッチングに
おけるイオンシース電界を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態1によるエッチングに
おけるノッチ量のマイクロ波ON時間依存性を示す図で
ある。
【図4】 この発明の実施の形態1によるエッチングに
おけるノッチ量のマイクロ波OFF時間依存性を示す図
である。
【図5】 この発明の実施の形態2によるエッチングに
おけるサイドエッチ量のマイクロ波電力の平均値依存性
を示す図である。
【図6】 従来の半導体装置の製造方法に用いられるプ
ラズマエッチング装置の概略構成図である。
【図7】 半導体ウエハの微細パターンをエッチングす
る様子を説明する断面図である。
【図8】 従来のエッチング方法の問題点を説明する断
面図である。
【図9】 従来の別例によるプラズマエッチング装置の
概略構成図である。
【符号の説明】
10 絶縁膜としてのシリコン酸化膜、11 導電膜と
してのポリシリコン膜、13 パターン、17 反応
室、18 被処理基板としての半導体ウエハ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空排気した反応室内に反応性ガスを導
    入し、磁界とマイクロ波との相互作用による電子サイク
    ロトロン共鳴により、上記反応性ガスのプラズマを形成
    し、このプラズマにより被処理基板をエッチングして、
    上記被処理基板の絶縁膜上に導電膜のパターンを形成す
    る半導体装置の製造方法において、上記マイクロ波が、
    マイクロ波出力時間t1が約200μsecを超えない
    程度に、マイクロ波停止時間t2が約10μsecを下
    らない程度に設定され、繰り返し周期(t1+t2)で間
    欠的に発振するパルス状であることを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 マイクロ波における電力の平均値((マ
    イクロ波出力時間t1中のマイクロ波電力)×t1/(t
    1+t2))が約600Wを下らない程度であることを特
    徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 導電膜がポリシリコン膜で構成されたこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の半導体装置の製
    造方法。
JP8169764A 1996-06-28 1996-06-28 半導体装置の製造方法 Pending JPH1022264A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015222818A (ja) * 2015-07-01 2015-12-10 株式会社日立ハイテクノロジーズ プラズマ処理方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015222818A (ja) * 2015-07-01 2015-12-10 株式会社日立ハイテクノロジーズ プラズマ処理方法

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