JPH10222128A - 有機elディスプレイ装置 - Google Patents

有機elディスプレイ装置

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JPH10222128A
JPH10222128A JP9027887A JP2788797A JPH10222128A JP H10222128 A JPH10222128 A JP H10222128A JP 9027887 A JP9027887 A JP 9027887A JP 2788797 A JP2788797 A JP 2788797A JP H10222128 A JPH10222128 A JP H10222128A
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JP
Japan
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organic
current
display
bias
display device
Prior art date
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Pending
Application number
JP9027887A
Other languages
English (en)
Inventor
Masafumi Shinahama
政文 尻無浜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9027887A priority Critical patent/JPH10222128A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光時間制御にたよらなくとも、高品位な多
階調表示を行える有機ELディスプレイ装置を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 複数の有機EL素子11がドットマトリッ
クス状に配置された有機ELディスプレイ1と、有機E
L素子11を駆動する駆動部23とを備え、駆動部23は、有
機EL素子11を発光させる時に有機EL素子に電流を供
給するトランジスタ231と、トランジスタ231が有機EL
素子11に供給する電流を変更するバイアス変更部230と
を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種表示機器に使
用される有機ELディスプレイ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】無機材料を用いた薄膜ELは、高電圧駆
動が必要なこと、カラー化が困難である等の課題を持っ
ている。そこで近年、有機EL素子を用いた有機ELデ
ィスプレイ装置が、実用化へ向け開発されつつある。と
ころが、現状では、有機EL素子をその特性に応じて、
適切に駆動する手法が未だ確立されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の無機材料を用い
た薄膜ELディスプレイ、液晶ディスプレイ等において
は、多階調の表示を行う場合、一般に発光時間を制御し
ていることが多い。しかし、発光時間制御のみで階調表
示を行う場合、表示可能な階調数が少なく、品位の高い
階調表示ができない。即ち、この種のディスプレイで
は、高品位な表示を行うことができないという問題があ
った。
【0004】本発明は、上記従来技術の問題点を解決す
るものであり、発光時間制御に頼らなくとも、高品位な
多階調表示を行うことができる有機ELディスプレイ装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の有機ELディスプレイ装置は、複数の有機
EL素子がドットマトリックス状に配置された有機EL
ディスプレイと、有機EL素子を駆動する駆動手段とを
備え、駆動手段は、有機EL素子を発光させる時に有機
EL素子に電流を供給する電流供給回路と、電流供給回
路が有機EL素子に供給する電流を変更する電流変更手
段とを有する構成とする。
【0006】上記構成によれば、電流変更手段で電流供
給回路を制御することにより、有機EL素子に流れる電
流を変化させることができ、これにより、有機EL素子
の明るさを自由に変更して、有機ELディスプレイ装置
全体において、時間制御に依存せずに多階調の表示を行
うことができる。
【0007】また、電流供給回路は有機EL素子に接続
されたトランジスタからなり、電流変更手段は、2以上
の階調を示す階調信号を入力してそれぞれオン、オフ動
作するスイッチング素子群と、そのスイッチング素子群
のオン、オフに基づいてトランジスタのバイアスを変更
するバイアス変更部とから構成されている。
【0008】従って、階調信号がk(kは自然数)ビット
の信号であれば、電流変更手段のスイッチング素子群
は、2のk乗通りのオン、オフ状態をとることができ、
これによって、バイアス変更部は2のk乗通りのバイア
スを設定することができる。そして、トランジスタから
有機EL素子に流れる電流も2のk乗通りの値となり、
有機EL素子の明るさは流れる電流の関数であるから、
結局、表示時間制御を行わなくとも、2のk乗通りの階
調表示が行え、品位の高い表示を実現することができ
る。
【0009】因みに、発光時間制御と併用すれば、その
乗算倍の階調表示が行え、一層表示品位を向上すること
ができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基いて詳細に説明する。図1は本発明の一実
施例における有機ELディスプレイ装置のブロック図、
図2は図1のノード側駆動手段のブロック図、図3は図
1のアノード側駆動手段内の駆動部と有機EL素子との
接続図である。
【0011】図1において、1はm×n(m列n行)ドッ
トマトリックス状に配置された有機EL素子11(図3)を
複数個備えた有機ELディスプレイ、2は有機ELディ
スプレイ1のアノード側端子Po1〜Pom(m列)を駆動する
アノード側駆動手段、3は有機ELディスプレイ1のカ
ソード側端子Ne1〜Nen(n行)を駆動するカソード側駆動
手段である。これらの駆動手段2,3は、それぞれIC
で構成される。
【0012】また5はクロック信号を発生する信号発生
器、4は信号発生器5のクロック信号を参照してアノー
ド側駆動手段2及びカソード側駆動手段3を制御するタ
イミングコントロール回路である。
【0013】本実施例の有機ELディスプレイ装置で
は、タイミングコントロール回路4の制御下において、
1行ずつカソード側駆動手段3で線順次駆動を行う。タ
イミングコントロール回路4は、アノード側駆動手段2
に、アノード側端子Po1〜Pomに与えられるデータ信号
(発光かまたは発光停止の情報のみ)DATA1〜DATAmと、ク
ロック信号CLKと、ラッチ信号LATCHを与え、カソード側
駆動手段3に、線順次駆動を行うための制御信号COM1〜
COMnを与える。さらに、タイミングコントロール回路4
は、アノード側駆動手段2にk(例えば、k=8)ビット
の2値信号である階調信号Dijを与える。但し、i=
1,2,…,m、j=1,2,…,k。
【0014】図2に示すように、アノード側駆動手段2
は、データ信号DATA1〜DATAmを蓄積するシフトレジスタ
21と、シフトレジスタ21に蓄積されたデータ信号をラッ
チするラッチ回路22と、各列の有機EL素子11に階調信
号Dijが示す電流を流し、各列の有機EL素子11を、発
光または発光を停止させる駆動部23とから構成される。
本発明は、この駆動部23に工夫をこらして、多階調表示
を実現するものである。図3は、駆動部23の内部構成
と、有機EL素子11などが示されている。
【0015】上述したように、各行の有機EL素子11の
カソード側端子Ne1〜Nenは、カソード側駆動手段3で線
順次駆動される。
【0016】さらに、各列の有機EL素子11のアノード
側端子Po1〜Pomは、次の段によって駆動される。この段
は、ラッチ回路22からそれぞれデータ信号DATA1〜DATAm
を入力するバイアス変更部230と、バイアス変更部230に
よって、ベース・エミッタ電位が変更され、この電位に
依存する電流を有機EL素子11に流す電流供給回路とし
てのトランジスタ231と、上述した階調信号Dijを入力し
てこの階調信号Dijの各ビット値毎にオン、オフするス
イッチング素子群232とから構成される。また、バイア
ス変更部230が設定するバイアスは、スイッチング素子
群232のオン、オフ状態によって決定される。
【0017】本実施例の有機ELディスプレイ装置は、
以上のような構成よりなり、次にその動作を説明する。
なお、代表例として、以下1列1行目のドットを発光さ
せる場合と発光を停止させる場合を説明する。勿論、他
のドットは、以下と同様にコントロールすることができ
る。
【0018】まず、1列1行目のドットに相当する有機
EL素子11を発光させる際は、ラッチ回路22から出力さ
れるデータ信号DATA1は「発光信号」となり、1列目の
アノード側端子Po1に接続されたバイアス変更部230へ入
力される。
【0019】一方、階調信号D11〜D1kがスイッチング素
子群232へ入力され、この階調信号D11〜D1kにしたがっ
てバイアス変更部230が設定するバイアスが決定され
る。このため、決定されたバイアス下でトランジスタ23
1が動作し、結局、階調信号D11〜D1kに依存する電流が
有機EL素子11に流れ、有機EL素子11は、ある明るさ
で発光する。この明るさは、階調信号D11〜D1kで決定さ
れるものであって、発光時間を制御しなくとも、有機E
L素子11を多階調で発光させることができる。もちろ
ん、さらに発光時間制御を併用すれば、さらに多い階調
表示を行うことができる。
【0020】また、駆動部23は、上述した多階調表示だ
けでなく、有機ELディスプレイ1の輝度ばらつきを補
正するためにも使用できる。即ち、有機ELディスプレ
イ1に備えられた多数の有機EL素子11の一部に、輝度
が低いものや高いものがあるとき、この有機ELディス
プレイ1をそっくり廃棄してしまうのではなく、各有機
EL素子11にオフセット値を設定することで、有機EL
ディスプレイ1全体の輝度バランスをとることができ
る。
【0021】このことにより、従来不良品として廃棄し
ていた有機ELディスプレイ1を、有効に活用できるよ
うになるから、有機ELディスプレイ1の歩留まりを向
上できる。また、この輝度補正を行える範囲であれば、
有機EL素子11の輝度ばらつきを許容できることとなる
ため、完全に輝度を一致させるためだけに、高価な設備
や工程を採用する必要が無く、コストダウンも図れる。
【0022】また、この時、1行目の制御信号COM1がア
クティブとなり、カソード側駆動手段3のうち、カソー
ド側端子Ne1に接続されたトランジスタTr1は、オン状
態となっている。
【0023】次に、1列1行目のドットに相当する有機
EL素子11を発光停止させる際は、制御信号COM1がノン
アクティブとなり、トランジスタTr1はオフとなる。ま
た、データ信号DATA1は、「発光停止信号」となって、
トランジスタ231は有機EL素子11に電流を流さない。
【0024】以上、アノード側駆動手段2を用いたカソ
ードコモンの例について記載したが、この例に対してア
ノード側とカソード側とを入れ替えて構成しても差し支
えなく、本発明を同様に適用でき、このように入れ替え
た構成も、本発明に包含される。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
発光時間制御を行わなくとも、多階調の高品位な表示を
行うことができる。また、多階調表示を輝度ばらつきの
補正に使用して輝度の均一化を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における有機ELディスプレ
イ装置のブロック図である。
【図2】本発明の有機ELディスプレイ装置のアノード
側駆動手段のブロック図である。
【図3】本発明の有機ELディスプレイ装置のアノード
側駆動手段内の駆動部と有機EL素子との接続図であ
る。
【符号の説明】
1…有機ELディスプレイ、 2…アノード側駆動手
段、 3…カソード側駆動手段、 11…有機EL素子、
23…駆動部、 230…バイアス変更部、 231…トラン
ジスタ、 232…スイッチング素子群。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の有機EL素子がドットマトリック
    ス状に配置された有機ELディスプレイと、前記有機E
    L素子を駆動する駆動手段とを備え、 前記駆動手段は、前記有機EL素子を発光させる時に前
    記有機EL素子に電流を供給する電流供給回路と、前記
    電流供給回路が前記有機EL素子に供給する電流を変更
    する電流変更手段とを有することを特徴とする有機EL
    ディスプレイ装置。
  2. 【請求項2】 電流供給回路は有機EL素子に接続され
    たトランジスタからなり、電流変更手段は、2以上の階
    調を示す階調信号を入力してそれぞれオン、オフ動作す
    るスイッチング素子群と、前記スイッチング素子群のオ
    ン、オフに基づいて前記トランジスタのバイアスを変更
    するバイアス変更部とから構成されていることを特徴と
    する請求項1記載の有機ELディスプレイ装置。
  3. 【請求項3】 電流供給回路と電流変更手段は、有機E
    Lディスプレイのアノード側またはカソード側の少なく
    とも一方に設けられていることを特徴とする請求項1記
    載の有機ELディスプレイ装置。
JP9027887A 1997-02-12 1997-02-12 有機elディスプレイ装置 Pending JPH10222128A (ja)

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