JPH10222127A - 有機elディスプレイ装置 - Google Patents
有機elディスプレイ装置Info
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- JPH10222127A JPH10222127A JP9027885A JP2788597A JPH10222127A JP H10222127 A JPH10222127 A JP H10222127A JP 9027885 A JP9027885 A JP 9027885A JP 2788597 A JP2788597 A JP 2788597A JP H10222127 A JPH10222127 A JP H10222127A
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- light emission
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- 239000011159 matrix material Substances 0.000 claims description 5
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 abstract description 10
- 101000746134 Homo sapiens DNA endonuclease RBBP8 Proteins 0.000 abstract description 4
- 101000969031 Homo sapiens Nuclear protein 1 Proteins 0.000 abstract description 4
- 102100021133 Nuclear protein 1 Human genes 0.000 abstract description 4
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 4
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 2
- 238000006731 degradation reaction Methods 0.000 description 2
- 229910010272 inorganic material Inorganic materials 0.000 description 2
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Electroluminescent Light Sources (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Control Of El Displays (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 寿命が長く、しかも鮮明な表示が可能な有機
ELディスプレイ装置を提供する。 【解決手段】 複数の有機EL素子11がドットマトリッ
クス状に配置された有機ELディスプレイ1と、有機E
L素子11を駆動する駆動手段2とを備えており、駆動手
段2は、有機EL素子11を発光させる時にパス1を通し
て有機EL素子に定電流を供給する定電流回路231と、
発光を停止させる時に有機EL素子に蓄積された電荷を
パス2を通して放電させる放電回路232とを有する。
ELディスプレイ装置を提供する。 【解決手段】 複数の有機EL素子11がドットマトリッ
クス状に配置された有機ELディスプレイ1と、有機E
L素子11を駆動する駆動手段2とを備えており、駆動手
段2は、有機EL素子11を発光させる時にパス1を通し
て有機EL素子に定電流を供給する定電流回路231と、
発光を停止させる時に有機EL素子に蓄積された電荷を
パス2を通して放電させる放電回路232とを有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種表示機器に使
用される有機ELディスプレイ装置に関するものであ
る。
用される有機ELディスプレイ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】無機材料を用いた薄膜ELは、高電圧駆
動が必要なこと、カラー化が困難である等の課題を持っ
ている。そこで近年、有機EL素子を用いた有機ELデ
ィスプレイ装置が実用化へ向け開発されつつある。とこ
ろが、現状では、有機EL素子をその特性に応じて、適
切に駆動する手法が未だ確立されていない。
動が必要なこと、カラー化が困難である等の課題を持っ
ている。そこで近年、有機EL素子を用いた有機ELデ
ィスプレイ装置が実用化へ向け開発されつつある。とこ
ろが、現状では、有機EL素子をその特性に応じて、適
切に駆動する手法が未だ確立されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、無機
材料を用いた薄膜ELによるディスプレイ装置において
は、12V、24VDC電圧を昇圧し、100V以上の高い交
流駆動電圧で発光させていた。一方、有機EL素子は、
DC低電圧駆動が可能である。しかし、次に述べるよう
な、有機EL素子特有の問題がある。
材料を用いた薄膜ELによるディスプレイ装置において
は、12V、24VDC電圧を昇圧し、100V以上の高い交
流駆動電圧で発光させていた。一方、有機EL素子は、
DC低電圧駆動が可能である。しかし、次に述べるよう
な、有機EL素子特有の問題がある。
【0004】(1) 有機EL素子を発光させるための電極
パターンが、ITO等の薄膜で構成されていることか
ら、パターンのシート抵抗が高く電圧降下が大きい。 (2) 従来の薄膜EL素子と同じ電圧で駆動した場合、電
極取り出し側に近いドットと遠いドットとでパターンの
電圧降下差が生じ、輝度ムラを発生する。 (3) さらに、電圧駆動で連続動作し続けた場合、素子の
I−V特性が変化し、ドット間で輝度がばらつき、低寿
命となってしまう。 (4) 有機EL素子の出力波形を計測すると、コンデンサ
内蔵素子の特性が認められる。即ち、有機EL素子を一
旦発光させると、その後発光を停止させても、有機EL
素子内に電荷が蓄積されたままの状態となり、有機EL
素子はわずかに発光し続ける。
パターンが、ITO等の薄膜で構成されていることか
ら、パターンのシート抵抗が高く電圧降下が大きい。 (2) 従来の薄膜EL素子と同じ電圧で駆動した場合、電
極取り出し側に近いドットと遠いドットとでパターンの
電圧降下差が生じ、輝度ムラを発生する。 (3) さらに、電圧駆動で連続動作し続けた場合、素子の
I−V特性が変化し、ドット間で輝度がばらつき、低寿
命となってしまう。 (4) 有機EL素子の出力波形を計測すると、コンデンサ
内蔵素子の特性が認められる。即ち、有機EL素子を一
旦発光させると、その後発光を停止させても、有機EL
素子内に電荷が蓄積されたままの状態となり、有機EL
素子はわずかに発光し続ける。
【0005】即ち、有機EL素子をドットマトリックス
状に配置した有機ELディスプレイを、通常の駆動手法
で動作させると、第1に、本来非発光とする時間でも、
有機EL素子がわずかに発光し続けるので、有機EL素
子の輝度劣化が促進され、その寿命も短くなる。第2
に、発光を停止させた時でも、有機EL素子が発光を続
け、本来発光すべきでないドットが発光する結果となる
ので、光もれが生ずると共に、画像が不鮮明となる。
状に配置した有機ELディスプレイを、通常の駆動手法
で動作させると、第1に、本来非発光とする時間でも、
有機EL素子がわずかに発光し続けるので、有機EL素
子の輝度劣化が促進され、その寿命も短くなる。第2
に、発光を停止させた時でも、有機EL素子が発光を続
け、本来発光すべきでないドットが発光する結果となる
ので、光もれが生ずると共に、画像が不鮮明となる。
【0006】本発明は、上記従来技術の問題点を解決す
るものであり、寿命が長く、しかも鮮明な表示が可能な
有機ELディスプレイ装置を提供することを目的とす
る。
るものであり、寿命が長く、しかも鮮明な表示が可能な
有機ELディスプレイ装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の有機ELディスプレイ装置は、複数の有機
EL素子がドットマトリックス状に配置された有機EL
ディスプレイと、有機EL素子を駆動する駆動手段とを
備え、駆動手段は、有機EL素子を発光させる時に有機
EL素子に定電流を供給する定電流回路と、発光を停止
させる時に有機EL素子に蓄積された電荷を放電させる
放電回路とを有する構成とする。
に、本発明の有機ELディスプレイ装置は、複数の有機
EL素子がドットマトリックス状に配置された有機EL
ディスプレイと、有機EL素子を駆動する駆動手段とを
備え、駆動手段は、有機EL素子を発光させる時に有機
EL素子に定電流を供給する定電流回路と、発光を停止
させる時に有機EL素子に蓄積された電荷を放電させる
放電回路とを有する構成とする。
【0008】この構成によれば、m×nドットマトリッ
クスの有機ELディスプレイを線順次駆動にて表示させ
ようとする場合、各発光ドットは定電流駆動されるの
で、電圧低下による輝度のばらつきやドット固有のI−
V特性のばらつきなどがあっても、これらのばらつきが
吸収され、画面全体で均一な輝度が得られる。
クスの有機ELディスプレイを線順次駆動にて表示させ
ようとする場合、各発光ドットは定電流駆動されるの
で、電圧低下による輝度のばらつきやドット固有のI−
V特性のばらつきなどがあっても、これらのばらつきが
吸収され、画面全体で均一な輝度が得られる。
【0009】また、放電回路を設けたので、発光を停止
させた時に、有機EL素子内の電荷が取り除かれ、有機
EL素子は確実に発光しなくなる。従って、光もれのな
い鮮明な画面を実現することができるし、不要な発光を
防いで有機EL素子の寿命を延ばすことができる。
させた時に、有機EL素子内の電荷が取り除かれ、有機
EL素子は確実に発光しなくなる。従って、光もれのな
い鮮明な画面を実現することができるし、不要な発光を
防いで有機EL素子の寿命を延ばすことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。図1は本発明の一実施の形態
における有機ELディスプレイ装置のブロック図、図2
は図1のアノード側駆動手段のブロック図、図3は図1
のアノード側駆動手段内の駆動部と有機EL素子との接
続図である。
て図面を用いて説明する。図1は本発明の一実施の形態
における有機ELディスプレイ装置のブロック図、図2
は図1のアノード側駆動手段のブロック図、図3は図1
のアノード側駆動手段内の駆動部と有機EL素子との接
続図である。
【0011】図1において、1はm×n(m列n行)ドッ
トマトリックス状に配置された有機EL素子11(図3)を
複数個備えた有機ELディスプレイ、2は有機ELディ
スプレイ1のアノード側端子Po1〜Pom(m列)を駆動する
アノード側駆動手段、3は有機ELディスプレイ1のカ
ソード側端子Ne1〜Nen(n行)を駆動するカソード側駆動
手段である。これらの駆動手段2,3は、それぞれ1つ
のICで構成される。
トマトリックス状に配置された有機EL素子11(図3)を
複数個備えた有機ELディスプレイ、2は有機ELディ
スプレイ1のアノード側端子Po1〜Pom(m列)を駆動する
アノード側駆動手段、3は有機ELディスプレイ1のカ
ソード側端子Ne1〜Nen(n行)を駆動するカソード側駆動
手段である。これらの駆動手段2,3は、それぞれ1つ
のICで構成される。
【0012】また5はクロック信号を発生する信号発生
器、4は信号発生器5のクロック信号を参照してアノー
ド側駆動手段2及びカソード側駆動手段3を制御するタ
イミングコントロール回路である。
器、4は信号発生器5のクロック信号を参照してアノー
ド側駆動手段2及びカソード側駆動手段3を制御するタ
イミングコントロール回路である。
【0013】本実施の形態の有機ELディスプレイ装置
では、タイミングコントロール回路4の制御下におい
て、1行ずつカソード側駆動手段3で線順次駆動を行
う。タイミングコントロール回路4は、アノード側駆動
手段2に、アノード側端子Po1〜Pomに与えられるデータ
信号DATA1〜DATAmと、クロック信号CLKおよびラッチ信
号LATCHを与え、カソード側駆動手段3に、線順次駆動
を行うための制御信号COM1〜COMnを与える。
では、タイミングコントロール回路4の制御下におい
て、1行ずつカソード側駆動手段3で線順次駆動を行
う。タイミングコントロール回路4は、アノード側駆動
手段2に、アノード側端子Po1〜Pomに与えられるデータ
信号DATA1〜DATAmと、クロック信号CLKおよびラッチ信
号LATCHを与え、カソード側駆動手段3に、線順次駆動
を行うための制御信号COM1〜COMnを与える。
【0014】図2に示すように、アノード側駆動手段2
は、データ信号DATA1〜DATAmを蓄積するシフトレジスタ
21と、シフトレジスタ21に蓄積されたデータ信号をラッ
チするラッチ回路22と、各列の有機EL素子11を、発光
または発光を停止させる駆動部23とから構成される。本
発明は、この駆動部23に工夫をこらして、有機EL素子
11の輝度の均一化と寿命の向上及び光もれの防止を図る
ものである。図3は、駆動部23の内部構成と、有機EL
素子11の等価回路などが示されている。
は、データ信号DATA1〜DATAmを蓄積するシフトレジスタ
21と、シフトレジスタ21に蓄積されたデータ信号をラッ
チするラッチ回路22と、各列の有機EL素子11を、発光
または発光を停止させる駆動部23とから構成される。本
発明は、この駆動部23に工夫をこらして、有機EL素子
11の輝度の均一化と寿命の向上及び光もれの防止を図る
ものである。図3は、駆動部23の内部構成と、有機EL
素子11の等価回路などが示されている。
【0015】ここで、各有機EL素子11は、発明が解決
しようとする課題の項で述べたように、コンデンサ内蔵
素子としての性質を有する。即ち、有機EL素子11の等
価回路は、発光体111と、これに直列接続される抵抗112
と、発光体111,抵抗112に並列接続されるコンデンサ11
3により構成されている。
しようとする課題の項で述べたように、コンデンサ内蔵
素子としての性質を有する。即ち、有機EL素子11の等
価回路は、発光体111と、これに直列接続される抵抗112
と、発光体111,抵抗112に並列接続されるコンデンサ11
3により構成されている。
【0016】また、上述したように、各行の有機EL素
子11のカソード側端子Ne1〜Nenは、カソード側駆動手段
3で線順次駆動される。
子11のカソード側端子Ne1〜Nenは、カソード側駆動手段
3で線順次駆動される。
【0017】さらに、各列の有機EL素子11のアノード
側端子Po1〜Pomは、ラッチ回路22からそれぞれデータ信
号DATA1〜DATAmを入力する定電流回路231と放電回路232
とのペアの段で駆動される。
側端子Po1〜Pomは、ラッチ回路22からそれぞれデータ信
号DATA1〜DATAmを入力する定電流回路231と放電回路232
とのペアの段で駆動される。
【0018】このうち、定電流回路231は、有機EL素
子11を発光させるときに定電流を供給するものであり、
放電回路232は、発光を停止させた時に有機EL素子11
のコンデンサ113に残留する電荷を放電させるものであ
る。
子11を発光させるときに定電流を供給するものであり、
放電回路232は、発光を停止させた時に有機EL素子11
のコンデンサ113に残留する電荷を放電させるものであ
る。
【0019】また、基準回路233は、定電流回路231が供
給する電流を一定にするものであり、全ての段の定電流
回路231には、単一の基準回路233が接続され、全ての段
の定電流回路231は、同一の定電流を、各有機EL素子1
1に供給するようになっている。
給する電流を一定にするものであり、全ての段の定電流
回路231には、単一の基準回路233が接続され、全ての段
の定電流回路231は、同一の定電流を、各有機EL素子1
1に供給するようになっている。
【0020】本実施の形態の有機ELディスプレイ装置
は、以上のような構成よりなり、次にその動作を説明す
る。なお、代表例として、以下1列1行目のドットを発
光させる場合と発光を停止させる場合を説明する。勿
論、他のドットも、以下と同様にコントロールすること
ができる。
は、以上のような構成よりなり、次にその動作を説明す
る。なお、代表例として、以下1列1行目のドットを発
光させる場合と発光を停止させる場合を説明する。勿
論、他のドットも、以下と同様にコントロールすること
ができる。
【0021】まず、1列1行目のドットに相当する有機
EL素子11を発光させる際は、ラッチ回路22から出力さ
れるデータ信号DATA1は「発光信号」となり、1列目の
アノード側端子Po1に接続された定電流回路231と放電回
路232へ入力される。
EL素子11を発光させる際は、ラッチ回路22から出力さ
れるデータ信号DATA1は「発光信号」となり、1列目の
アノード側端子Po1に接続された定電流回路231と放電回
路232へ入力される。
【0022】また、この時、1行目の制御信号COM1がア
クティブとなり、カソード側駆動手段3のうち、カソー
ド側端子Ne1に接続されたトランジスタTr1は、オン状
態となっている。
クティブとなり、カソード側駆動手段3のうち、カソー
ド側端子Ne1に接続されたトランジスタTr1は、オン状
態となっている。
【0023】そして、定電流回路231はオンになり、パ
ス1を経由して定電流が有機EL素子11へ流れ、1列1
行目の有機EL素子11の発光体111は発光する。これと
同時に、1列1行目の有機EL素子11のコンデンサ113
に電荷が蓄積される。なお、この時、放電回路232はオ
フ状態となっている。
ス1を経由して定電流が有機EL素子11へ流れ、1列1
行目の有機EL素子11の発光体111は発光する。これと
同時に、1列1行目の有機EL素子11のコンデンサ113
に電荷が蓄積される。なお、この時、放電回路232はオ
フ状態となっている。
【0024】次に、1列1行目のドットに相当する有機
EL素子11を発光停止させる際は、制御信号COM1がノン
アクティブとなり、トランジスタTr1はオフとなる。ま
た、データ信号DATA1は、「発光停止信号」となって、
定電流回路231はオフ、放電回路232はオンになる。これ
により、1列1行目の有機EL素子11の発光は停止さ
れ、かつコンデンサ113内の電荷は、パス2を経由して
放電される。
EL素子11を発光停止させる際は、制御信号COM1がノン
アクティブとなり、トランジスタTr1はオフとなる。ま
た、データ信号DATA1は、「発光停止信号」となって、
定電流回路231はオフ、放電回路232はオンになる。これ
により、1列1行目の有機EL素子11の発光は停止さ
れ、かつコンデンサ113内の電荷は、パス2を経由して
放電される。
【0025】もしここで、放電回路232がないと、コン
デンサ113内に電荷が蓄積されたままになるので、1列
1行目の発光体111は微少発光を続けることになる。ま
た、電荷が蓄えられていることで通電している状態とな
るため、輝度劣化が促進され寿命が短くなる。しかし、
本実施の形態のように構成すれば、これらの不具合を回
避できる。
デンサ113内に電荷が蓄積されたままになるので、1列
1行目の発光体111は微少発光を続けることになる。ま
た、電荷が蓄えられていることで通電している状態とな
るため、輝度劣化が促進され寿命が短くなる。しかし、
本実施の形態のように構成すれば、これらの不具合を回
避できる。
【0026】また、カソード側駆動手段3により、1行
からn行まで線順次させた場合、1列目のドットとn列
目のドットでは、電極パターンのシート抵抗によりかな
りの電圧降下差が発生する。しかし、定電流回路231に
より、1列目のドットとn列目のドットに、同一の電流
を強制的に流すことで、電圧降下分のばらつきを吸収す
ることができ、均一な輝度が得られる。
からn行まで線順次させた場合、1列目のドットとn列
目のドットでは、電極パターンのシート抵抗によりかな
りの電圧降下差が発生する。しかし、定電流回路231に
より、1列目のドットとn列目のドットに、同一の電流
を強制的に流すことで、電圧降下分のばらつきを吸収す
ることができ、均一な輝度が得られる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
発光を停止させたドットの光もれ輝度劣化を防止でき、
かつ、有機ELディスプレイ内の面輝度の均一化を図
り、品質の高い有機ELディスプレイを実現することが
できる。
発光を停止させたドットの光もれ輝度劣化を防止でき、
かつ、有機ELディスプレイ内の面輝度の均一化を図
り、品質の高い有機ELディスプレイを実現することが
できる。
【図1】本発明の一実施の形態における有機ELディス
プレイ装置のブロック図である。
プレイ装置のブロック図である。
【図2】本発明の有機ELディスプレイ装置のアノード
側駆動手段のブロック図である。
側駆動手段のブロック図である。
【図3】本発明の有機ELディスプレイ装置のアノード
側駆動手段内の駆動部と有機EL素子との接続図であ
る。
側駆動手段内の駆動部と有機EL素子との接続図であ
る。
【符号の説明】 1…有機ELディスプレイ、 2…アノード側駆動手
段、 3…カソード側駆動手段、 11…有機EL素子、
23…駆動部、 111…発光体、 112…抵抗、113…コ
ンデンサ、 231…定電流回路、 232…放電回路、 23
3…基準回路。
段、 3…カソード側駆動手段、 11…有機EL素子、
23…駆動部、 111…発光体、 112…抵抗、113…コ
ンデンサ、 231…定電流回路、 232…放電回路、 23
3…基準回路。
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の有機EL素子がドットマトリック
ス状に配置された有機ELディスプレイと、前記有機E
L素子を駆動する駆動手段とを備え、 前記駆動手段は、前記有機EL素子を発光させる時に前
記有機EL素子に定電流を供給する定電流回路と、発光
を停止させる時に前記有機EL素子に蓄積された電荷を
放電させる放電回路とを有することを特徴とする有機E
Lディスプレイ装置。 - 【請求項2】 駆動手段は、電源とアース間に、オン、
オフが相反する2種類のスイッチング素子の直列回路を
有し、前記2種類のスイッチング素子の接続部が有機E
L素子に接続されており、前記電源側スイッチング素子
がオン、アース側スイッチング素子がオフの時前記有機
EL素子を発光させ、前記電源側スイッチング素子がオ
フ、アース側スイッチング素子がオンの時前記有機EL
素子を発光停止させ、かつ前記有機EL素子が発光時に
蓄積された電荷を前記アース側スイッチング素子を通し
て放電させることを特徴とする請求項1記載の有機EL
ディスプレイ装置。 - 【請求項3】 駆動手段は、定電流回路が供給する電流
を一定にする基準回路を有することを特徴とする請求項
1記載の有機ELディスプレイ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9027885A JPH10222127A (ja) | 1997-02-12 | 1997-02-12 | 有機elディスプレイ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9027885A JPH10222127A (ja) | 1997-02-12 | 1997-02-12 | 有機elディスプレイ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10222127A true JPH10222127A (ja) | 1998-08-21 |
Family
ID=12233358
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9027885A Pending JPH10222127A (ja) | 1997-02-12 | 1997-02-12 | 有機elディスプレイ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10222127A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000242232A (ja) * | 1999-02-19 | 2000-09-08 | Tdk Corp | 表示装置 |
US6509885B1 (en) | 1999-08-04 | 2003-01-21 | Denso Corporation | Device having multiple luminescent segments |
CN100423058C (zh) * | 2001-02-15 | 2008-10-01 | 三洋电机株式会社 | 有机场致发光像素电路 |
US8009128B2 (en) | 2006-08-23 | 2011-08-30 | Denso Corporation | Passive matrix type display device |
-
1997
- 1997-02-12 JP JP9027885A patent/JPH10222127A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000242232A (ja) * | 1999-02-19 | 2000-09-08 | Tdk Corp | 表示装置 |
US6509885B1 (en) | 1999-08-04 | 2003-01-21 | Denso Corporation | Device having multiple luminescent segments |
CN100423058C (zh) * | 2001-02-15 | 2008-10-01 | 三洋电机株式会社 | 有机场致发光像素电路 |
US8009128B2 (en) | 2006-08-23 | 2011-08-30 | Denso Corporation | Passive matrix type display device |
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