JPH10222107A - マルチスクリーンディスプレィ装置 - Google Patents

マルチスクリーンディスプレィ装置

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Publication number
JPH10222107A
JPH10222107A JP9025624A JP2562497A JPH10222107A JP H10222107 A JPH10222107 A JP H10222107A JP 9025624 A JP9025624 A JP 9025624A JP 2562497 A JP2562497 A JP 2562497A JP H10222107 A JPH10222107 A JP H10222107A
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JP
Japan
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housing
screen
fresnel lens
lens
display device
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Application number
JP9025624A
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English (en)
Inventor
Keizo Furuya
恵三 古屋
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来のマルチスクリーンディスプレィ装置は、
単一のプロジェクションテレビを組立る際に重量物のた
めに、搬送移動が困難で、スクリーンまたはフレネルレ
ンズに損傷を与える課題がある。 【解決手段】 多面のフレネルレンズと単一のレンチキ
ュラレンズを一体に事前形成したスクリーンと、筐体載
置面積を伸縮自在とした架台に筐体を積載した後に、前
記スクリーンを取り付け、多面のフレネルレンズの目地
部近傍のレンチキュラレンズを小径のワイヤーで固定
し、前記フレネルレンズとレンチキュラレンズを密着固
定したマルチスクリーンディスプレィ装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像信号再生処理
手段と光学手段を内蔵し、映像信号再生処理手段で再生
した映像光を光学手段でスクリーンに投影する映像投影
手段を複数台並重積して複数の画面からなる大画面を形
成するマルチスクリーンディスプレィ装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般にテレビ映像あるいはコンピュータ
映像等を視聴する装置として、ブラウン管または液晶等
のディスプレィを用いているが、これらディスプレィの
サイズに制限があるため、大形画面を形成する方法とし
て、映像光をレンズなどで拡大して、スクリーンに投影
するプロジェクションテレビも普及している。しかし、
このプロジェクションテレビも特に展博やイベントを行
う広い会場において用いる場合、視聴する人数に制約が
ある。このために、複数の透過型プロジェクションテレ
ビを複数台縦横に密接して配置したマルチスクリーンデ
ィスプレィ装置が開発普及している。このマルチスクリ
ーンディスプレィ装置の具体的構造及び構成について、
図7から図11を用いて説明する。なお、同一部分は同
一符号を付している。
【0003】図7は、4台の透過型プロジェクションテ
レビを縦横に並重積した4面マルチスクリーンディスプ
レィ装置の外観斜視図である。この4面マルチスクリー
ンディスプレィ装置100は、4台の単一の透過型プロ
ジェクションテレビ101a、101b、101c、1
01dを縦横に並重積して配置し、各プロジェクション
テレビの前面にはスクリーン102a、102b、10
2c、102dが取り付けられ、それらは複数の固定具
103で固定され、かつ架台104に載置固定されてい
る。
【0004】このような4面マルチスクリーンディスプ
レィ装置100の内部構造について、図7のA−A切断
線の矢印方向から見た図8を用いて説明する。単一のプ
ロジェクションテレビ101a、101cの筐体105
a、105c内には、映像信号を再生処理する電子回路
などが搭載された映像信号再生処理手段106a、10
6cと、その映像信号再生処理手段106a、106c
で再生された映像を表示し、かつ後述するスクリーンに
投影する赤、緑、青の3原色の投射ブラウン管と拡大レ
ンズからなる光学手段107a、107cとが収納配置
されている。この光学手段107a、107cから投影
された映像光を透過し表示するスクリーン102a、1
2cが筐体105a、105cの前方開放端に取り付け
られている。このスクリーン102a、102cは、前
記光学手段107a、107cからの映像光を平行光に
変換するフレネルレンズ108a、108cと、このフ
レネルレンズ108a、108cを透過した映像光の視
野角を拡大し、かつ表示するレンチキュラレンズ109
a、109cを有し、かつフレネルレンズ108a、1
08cとレンチキュラレンズ109a、109cを平面
で密着固定させるレンズ固定枠110a、110cによ
ってスクリーン取付枠111a、111cに取り付けら
れ、さらにこのスクリーン取付枠111a、111cは
前記筐体105a、105cの開放端に取り付け固定さ
れている。なお、前記光学手段107a、107cとス
クリーン102a、102cとの設置取付位置は、光学
手段107a、107cのブラウン管のサイズと拡大レ
ンズの拡大率で算出し、映像焦点の最も良好な距離に取
り付け設定する。
【0005】このような構造のマルチスクリーンディス
プレイ装置100では、各レンズ固定枠110a、11
0cが当接して形成される縦方向の目地部112aと横
方向の目地部112bが生じ試聴する際に大変目障りと
なり、映像の画質の低減の要因となる。このために、目
地部112a、112bを極力狭くする工夫がなされて
いる。例えば、特公平6ー105337号公報に記載さ
れているように、4枚のフレネルレンズの上下左右の端
面同士を張り合わせものと、縦方向に長い2枚のレンチ
キュラレンズの縦端面同士を張り合わせたものを用い、
かつフレネルレンズの縦目地部とレンチキュラレンズの
縦目地部を重ね、支持バーで釣り下げ、矩形フレームと
十字形遮光枠で取付固定する方法が提案されているが、
この方法は、フレネルレンズの縦目地部とレンチキュラ
レンズの縦目地部を正確に一致させる必要があり、組立
精度が非常に高いものが要求される。
【0006】一方、本願出願人が先に出願した特願平7
ー243187及び特願平7ー45770に記載されて
いる方法として、図9に示すように、フレネルレンズ取
付枠111aのフレネルレンズ108aと当接されるフ
レネルレンズ当接部121を極力狭くし、かつフレネル
レンズ枠111aのフレネルレンズ108aと当接しな
い他方に傾斜した傾斜辺122を有し、このフレネルレ
ンズ取付枠111aの当接部121にフレネルレンズ1
08aを当接させた後に、薄い裏面糊付けテープ123
で固定するようにしたものである。なお、フレネルレン
ズ取付枠111aの傾斜辺122は、フレネルレンズ1
08aとの当接部分を狭くすることと、図9には図示さ
れていない映像光をフレネルレンズ108a一杯に投射
するためにその映像光を遮光しないための傾斜も兼ねて
いる。このように構成されたプロジェクションテレビ1
01a、101b、101c、101dを図10に示す
ように4台縦横に並重積してフレネルレンズ108a〜
108dを4面の田の字形に設置することで、そのフレ
ネルレンズ108a〜108dの各側面端の当接部に形
成される縦方向目地部124aと横方向目地部124b
は、前記薄い裏面糊付けテープ123の2枚分の厚さを
有する非常に薄い幅とすることができる。さらに、この
フレネルレンズ108a〜108d全体の大きさとほぼ
等しい1枚で形成されたレンチキュラレンズ125をレ
ンチキュラレンズ取付枠126で前記4面のフレネルレ
ンズ108a〜108dに密着取付固定することによ
り、このレンチキュラレンズ125自体には目地部が存
在しないために、取付固定の精度はそれほど要求されな
い構造とすることができる。
【0007】このような構造のマルチスクリーンディス
プレィ装置を設置する場合に、単一のプロジェクション
テレビは、光学手段や映像信号再生手段を内蔵している
ために、全体重量と全体の形状寸法が大きく、さらに搬
入口の大きさの関係などから、単一のプロジェクション
テレビの状態で搬入し、設置される場所で組み立ててマ
ルチスクリーンディスプレィ装置を形成することが一般
に実施されているが、重量物の組立のために、その組立
作業は各プロジェクションテレビをぶつけないように、
かつ、特にスクリーン102a〜102d及びフレネル
レンズ108a〜108dの角または稜線部の破損が生
じないように注意深く行う必要があり、さらに、この各
単一のプロジェクションテレビを縦横に並重積する際
に、前記図7〜10で示した構造のものは、スクリーン
102a〜102dおよびフレネルレンズ108a〜1
08dで形成される目地部112a、112b及び12
4a、124bで隙間のないように組み立てる必要があ
るが、例えば筐体105a〜105dに歪がある場合に
は、この筐体105a〜105dの剛性が強いために、
この目地部112a、112bおよび124a、124
bを均一の目地幅とすることが困難となることも生ず
る。
【0008】また、これら従来のものは、図11の断面
図に示すように、4面のフレネルレンズからなる映像投
影装置を多くの視聴者に視聴させるために、視聴者の目
線よりも高い位置に設置する場合には、フレネルレンズ
108a、108cとレンチキュラレンズ125を視聴
者側に所定の角度θ前傾させるように組立設置する必要
がある。この前傾により、1枚のレンチキュラレンズ1
25はその周辺のみがレンチキュラレンズ取付枠126
で固定されているが、それ以外の場所は何等固定されて
ないために、自重によりフレネルレンズ108a、10
8cで構成される横方向目地部124bの近傍でたわ
み、レンチキュラレンズ125とフレネルレンズ108
a、108c間で隙間tが生じ、密着固定条件が損なわ
れ、視聴する映像の歪や画質低下の要因となる。このレ
ンチキュラレンズとフレネルレンズの前傾時の密着性の
劣化は、前記した特公平6ー105337号公報記載の
ものにおいても同様な現象は生ずる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のマルチスクリーンディスプレィ装置では、単一のプロ
ジェクションテレビが重量物のために、組み立てる際に
細心の注意を払い、スクリーンまたはフレネルレンズに
損傷を与えないように作業する必要があり、多くの人手
と時間を要していた。かつ各プロジェクションテレビの
筐体の剛性が強いために、筐体に歪が生じた際には、ス
クリーンまたはフレネルレンズの目地部の幅を均一化す
ることが困難となり、さらに、高所に設置する際に画面
全体を前傾されるために、フレネルレンズとレンチキュ
ラレンズ間に隙間が生じ、表示される映像の歪と画質の
低下が生ずる課題がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の映像投
射手段を縦横に並べて配置したマルチスクリーンディス
プレィ手段において、前記各映像投影手段毎の映像信号
再生処理手段と光学手段を収納固定する筐体と、前記光
学手段から投影される映像光を平行光に変換するフレネ
ルレンズをフレネルレンズ取付枠に取付固定するととも
に、このフレネルレンズを取り付けた前記フレネルレン
ズ取付枠を縦横に連結固定した多面フレネルレンズ手段
と、この多面フレネルレンズ手段の全体に密着配置され
る単一のレンチキャラレンズを前記多面フレネルレンズ
手段と一体に形成したスクリーン手段からなり、前記映
像投影手段を複数台縦横に並重積した後、前記スクリー
ン手段を前記映像投影手段の筐体に取付固定するように
したものである。また、前記スクリーン手段の多面のフ
レネルレンズの当接部に形成される目地部と、この目地
部の近傍における前記フレネルレンズとこのフレネルレ
ンズに密着するレンチキュラレンズとを貫通する複数の
小孔と、この小孔に貫挿され、前記フレネルレンズの取
付枠に固定する細いワイヤーを有し、前記細いワイヤー
により前記フレネルレンズとレンチキュラレンズを密着
固定したマルチスクリーンディスプレィ装置である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。図1は本発明に係る
マルチスクリーンディスプレィ装置の全体構成を示す斜
視図である。本発明は、四面のフレネルレンズ手段と単
一のレンチキュラレンズ手段を一体に形成したスクリー
ン手段10と、映像信号再生処理手段と光学手段を内蔵
する筐体を2分割し、摺動自在とした筐体20と、前記
筐体20とスクリーン手段10を載置し、前記筐体20
の摺動に応じて延在収納自在の架台30の3つの要素か
ら構成されている。これらスクリーン手段10、筐体2
0及び架台30をこれ以降に順次説明するが、図7〜1
1及び本発明の説明に用いたものと同一部分は同一符号
を付している。
【0012】まず最初に、スクリーン手段10につい
て、図2の断面斜視図を併用して説明する。単一のフレ
ネルレンズ108a、108cは個々のフレネルレンズ
毎のフレネルレンズ取付枠111a、111cのフレネ
ルレンズ当接部121に当接させ、かつ薄い裏面糊付き
テープ123で取付固定されている。この4面のフレネ
ルレンズ108a〜108dが各取付枠111a〜11
2dに取付固定され、図2の矢印で示す位置で相互に固
定されて、正面からみると4面の田の字状の四面フレネ
ルレンズ手段を構成させる。この4面のフレネルレンズ
108a〜108dの全面積より大きさサイズのレンチ
キュラレンズ125の上下左右の両端部に固定片11が
接着固定され、この固定片11は、固定金具12でレン
チキュラレンズ固定枠13にネジ等で取り付け固定され
ている。このレンチキュラレンズ固定枠13の上面への
固定片11の固定金具12での取付は、直接ネジで取り
付けているが、下面はスプリング14を介挿して取り付
け固定されている。このスプリング14は、レンチキュ
ラレンズ125が熱膨張により伸縮した際に、その伸縮
を吸収し、レンチキュラレンズ125とフレネルレンズ
108a〜108dの密着性を維持させるもので、図示
されていないが図中左右の両端の固定も同様にスプリン
グを介して取り付け固定されることでレンチキュラレン
ズ125の左右方向の伸縮にも対応できる。このレンチ
キュラレンズ枠13に取り付けられたレンチキュラレン
ズ125を前記フレネルレンズ108a〜108dに密
着してレンチキュラレンズ枠13に前記フレネルレンズ
取付枠111a〜111dを連結具15でネジ等で取り
付け固定し、スクリーン手段10を一体に形成する。
【0013】さらに、前記レンチキュラレンズ125と
フレネルレンズ108a〜108dの密着性を維持する
ために、フレネルレンズ108a〜108dで形成され
る横方向の目地部124bの近傍に小径の2個の孔1
6、16’を複数所定間隔でレンチキュラレンズ125
とフレネルレンズ108a〜108dを貫通して削成
し、この小孔16、16’に細いワイヤー17を挿入し
て、ワイヤー固定部18、18’に固定する。この状態
を拡大したものを図3(a)に示している。このワイヤ
ー17は、発明者の実験によると0.3φmmのものを
用い、かつレンチキュラレンズ125の図示していない
凸レンズ間の境界部に設けることにより、この小孔1
6、16’及びワイヤー17はスクリーン手段10に投
影される映像を邪魔することなく、映像の視認を妨害す
ることもない結果がえられた。また、さらにこの小孔1
6、16’とワイヤー17の映像への影響を最小とする
ために、図3(b)に示すように、小孔16を1個づつ
フレネルレンズ108aまたは108cのいずれかの目
地部124bの近傍に所定間隔で設け、この小孔16に
挿入するワイヤー17の一端に前記小孔16の内径より
も大きい直径を有する頭部17’を形成して、このワイ
ヤー17の頭部17’の他方端を小孔16から挿入し、
フレネルレンズ取付枠111のワイヤー固定部18に固
定すると、さらにスクリーン手段10に投影される映像
を妨げることがなくなる。これにより、前記図11で説
明したスクリーン手段を前傾させて取り付けても、レン
チキュラレンズ125がたわむことなく、常にフレネル
レンズ108と密着した状態が維持でき、投影される映
像に歪や画質低下のない状態を提供できる。このように
して構成されたスクリーン手段10を事前に組み立て形
成して、前記筐体20に取付固定する。
【0014】次に、筐体20の構成について、図4
(a)を併用して説明する。この筐体20は、矩形立方
体形状の前筐体21と後筐体22の2分割で構成され、
後筐体22の内部には、映像信号を再生処理する電子回
路が組み込まれた映像信号再生処理手段23と、この映
像信号再生処理手段23からの映像と色信号により色彩
映像を表示し、投射する光学手段24を構成するブラウ
ン管24’とその投射ブラウン管24’からの映像光を
拡大し、スクリーン手段10に投影する拡大レンズ2
4”等が収納固定されている。この後筐体22の外側の
上面22’と底面22”には各2本の摺動軸25、2
5’を平行に配置し、これら摺動軸25、25’は摺動
軸取付片26、26’に回動自在に取付固定されてい
る。前記前筐体21の正面と裏面は開放されており、正
面には前記スクリーン手段10が取付られ、裏面には前
記摺動軸25、25’が貫通摺動する摺動軸摺動片2
7、27’を有し、前記後筐体22の外形が収納できる
内形寸法を有する構成となっている。つまり、前記後筐
体22に設けた摺動軸25、25’は、取付片26、2
6の側から挿入し、前記前筐体21の摺動軸摺動片2
7、27’の貫通孔を貫通して、前記取付片26’、2
6’に回動自在に固定されており、前記後筐体22は、
この摺動軸25、25’に案内されて、図中矢印方向、
すなわち、後筐体22は、前筐体21の内部に収納また
は内部から外方向に導出出来るようになっている。この
後筐体22を前筐体21内から導出して、光学手段24
とクリーン手段10との光学距離を所定の寸法確保する
ことにより、前記光学手段24から投影される映像光は
正しい焦点で、かつスクリーン一杯に表示され、前筐体
21に後筐体22を収納すれば筐体20の搬送設置時の
筐体容積を小さくして、搬送設置の効率化を図ることが
できる。
【0015】この後筐体22の摺動機能について、図4
(b)を用いて更に詳述すると、前記摺動軸25の前記
取付片26の近傍には第1の固定溝25aを刻設し、か
つ取付片26’側には第2の固定溝25bを刻設してい
る。更に、この摺動軸25の取付片26から後方に延在
する部分には約90度折曲した折曲部25cを有してい
る。また、前記前筐体21の摺動軸摺導片27には、前
記摺動軸25に刻設した第1と第2の固定溝25a、2
5bに嵌合し、摺動軸25を押抑する係止片27aが弾
性材で摺動軸25側に付勢されて取り付けられている。
更に、摺動軸25の折曲部25cは、図示していない
が、この摺動軸25の軸線を中心に90度または180
度回動固定出来る機能が付加されている。
【0016】つまり、筐体20を搬送または設置のため
に並重積する際に、後筐体22は前筐体21内に摺動軸
25、25’と摺動軸摺動片27、27’に案内されて
収納し、前記摺動軸25、25’の第1の固定溝25a
に係止片27aを嵌合し、かつ、摺動軸25、25’の
折曲部25cを固定すると、この筐体20の奥行き寸法
は、ほぼ前筐体21の奥行き寸法に近似した状態とな
り、搬送時の筐体容積の削減が可能となり、かつ並重積
作業を筐体容積が小さい状態で行えるために作業が簡便
に実施できる。
【0017】このようにして並重積した後、前記摺動軸
25、25’の折曲部25cの固定を解除し、かつ回動
して前記係止片27aと第1の固定溝25aの嵌合を解
除し、後筐体22を図中右方向に摺動移動すると、摺動
軸25、25’と摺動軸摺導片27に案内されて、前筐
体21から導出され、前記摺動軸25、25’を折曲部
25cで回動させ第2の固定溝25bと係止片27aを
嵌合させると、前記光学手段24とスクリーン手段10
とを所定距離を保った状態で固定取付ができる。なお、
筐体20の後筐体22の裏面下端には、後述する架台3
0及び上段に積載された筐体20とを固定するバックル
固定35aとその固定具35aの引掛環が係合する金具
28が取り付け固定されている。
【0018】なお、前記摺動軸25の第2の固定溝25
bを複数個設けることにより、前記光学手段24とスク
リーン手段10との光学距離を何段階か変えることがで
きる。
【0019】更に次に、架台30について、図5と図6
を併用して説明する。架台30は、矩形立方体形状で、
上面部31は、前記筐体20が複数台並列載置出来る幅
寸法(この実施形態では4面の画面であるため、2台分
の筐体20が載置出来る幅寸法である)と、少なくとも
前記筐体20の前筐体21の奥行き寸法より若干長めの
奥行き寸法を有し、この架台30の上面部31の正面側
には、前記スクリーン手段10のレンチキュラレンズ取
付枠13を収納支持するスクリーン支持手段32が固定
されている。さらにこの架台30の裏面側には、延在収
納自在の前記筐体20の後筐体22を載置固定する筐体
固定手段33が設けられている。
【0020】前記架台30のスクリーン支持手段32
は、図1のC−C切断線の矢印方向から見た拡大断面図
である図5(a)に示すように、架台30の上面部31
の正面側には、断面がL字形状のスクリーン支持手段3
2がネジなどで取り付け固定されている。このスクリー
ン支持手段32には、前記筐体20を架台30の上面部
31に載置固定後、前記スクリーン手段10を筐体20
に取り付ける際に、前記筐体20の下側に突出するレン
チキュラレンズ固定枠13を支持保持する構造を有して
いる。なお、この図5(a)のスクリーン支持手段32
は断面L字形状としたが、スクリーン手段10のレンチ
キュラレンズ固定枠13の下側部分全体を収納保持する
ように断面凹形形状としたり、または前記スクリーン手
段10が固定支持できる形状であればその形状に拘る必
要はない。
【0021】また、前記筐体固定手段33は、図5
(b)に示すように、筐体30の裏面内側に設けた補強
材34a〜34cに蝶番35bによって取り付けられた
矩形状の延在部材36a〜36dと、この延在部材36
a〜36dの前記蝶番35bが取付固定された側と反対
側の側面に前記筐体20の後筐体22を固定するための
バックル固定具35aが取り付けられている。このバッ
クル固定具35aの引掛環を前記筐体20の金具28に
係合させて固定する。
【0022】次に、この架台30と前記スクリーン手段
10と筐体20との寸法関係について、図6を用いて説
明する。前記スクリーン手段10を筐体20に取り付け
固定し、かつ後筐体22を前筐体21内から引き出した
状態、すなわち、光学手段24とスクリーン手段10と
が所定の光学距離に設置されたときの全長奥行き寸法を
l0とし、前記スクリーン手段10を筐体20に取り付
け、前記架台30の正面端から突出する部分のスクリー
ン手段10の奥行き寸法をl1とし、前記筐体20の前
筐体21の奥行き寸法をl2とし、前記後筐体22を前
筐体21内に収納した際に、その前筐体21の裏面から
突出する部分の後筐体22の奥行き寸法をl3とし、さ
らに前記後筐体22が前筐体21に収納された位置から
引き出された際の引き出し寸法をl4とすると、全長奥
行き寸法l0は、スクリーン手段が架台30から突出す
る寸法l1、前筐体21の寸法l2、後筐体22の突出
寸法l3および後筐体22の引き出し寸法l4を加算し
た値(l0=l1+l2+l3+l4)となる。このよ
うな寸法関係において、架台30の上面部31の奥行き
寸法は、前記筐体21の寸法l2と後筐体22の突出寸
法l3を加算した寸法(l2+l3)とし、さらに前記
架台30の筐体固定手段33を延在されたときの寸法を
前記前筐体21から後筐体22を引き出した寸法l4に
形成する。なお、この架台30の正面の幅寸法は、横方
向に並積するフレネルレンズ108と筐体20の数量に
応じて形成する。
【0023】このように構成されたスクリーン手段1
0、筐体20を架台30上に組立設置する際には、まず
架台30の前記筐体固定手段33を蝶番35bで架台3
0の裏面側に折り畳み収納状態とし、その架台30に前
記筐体20の後筐体22を前筐体21に収納した状態で
載置固定し、その架台30に載置固定された筐体20に
前記スクリーン手段10を取付固定するとともに、架台
30のスクリーン支持手段32に収納保持後、前記架台
30の筐体固定手段33を延在させ、かつ前記後筐体2
2を引き出して、バックル固定具35aで後筐体22を
固定する。
【0024】つまり、架台30の筐体固定手段33収納
状態の奥行き寸法の短い状態で搬送及び設置が可能とな
り、搬送と設置作業の効率化が実現できる。なお、前記
筐体固定手段33は、架台30の裏面から見て左右に開
閉する扉状の形状としたが、これ以外に図示していない
が、平面板形状と筋交いのような支持部材により、上下
方向に開閉できる構造でも良いことは明かである。
【0025】さらに、この架台30の底面にキャスター
を取り付けることにより、架台30の搬送のみならず、
設置場所の搬入口の広さが確保できる際には、架台30
に筐体20とスクリーン手段10を事前取付固定し、か
つ後筐体22を前筐体21に収納し、さらに架台30の
筐体固定手段33を閉鎖収納した状態で、前記キャスタ
ーを利用して、設置場所への搬送及び移動が容易に実現
できる。
【0026】以上説明したように、本発明は、スクリー
ン手段と筐体と架台の3要素からなり、スクリーン手段
は、単一のフレネルレンズを複数並重積して成る多面フ
レネルレンズと、この多面フレネルレンズに密着して配
置した単一のレンチキュラレンズとを一体に取付枠に組
立込み、かつ相互のフレネルレンズ間に生ずる目地部近
傍における前記レンチキュラレンズとフレネルレンズを
小径ワイヤーで固定し、架台上に複数台の筐体を載置固
定した後に、前記スクリーン手段を筐体に取り付けるよ
うにしたもので、スクリーン手段の損傷を回避すると共
に、搬送組立の効率の改善されたマルチスクリーンディ
スプレィ装置を提供できる。
【0027】なお、上記説明では、フレネルレンズを4
面及び筐体を4台用いた四面マルチスクリーンディスプ
レィ装置を例としているが、横方向に並列する台数を
X、縦方向に重積する台数をYとして、X×Y=2N、
3N、4N…ただし、Nは正数、のように、2面以上の
マルチスクリーンに適用できることは明かである。
【0028】
【発明の効果】本発明は、多面のフレネルレンズと単一
のレンチキュラレンズを事前に一体形成したスクリーン
手段を並重積した筐体に取り付け固定することにより、
スクリーン手段の取付時の損傷が皆無となり、かつ前記
筐体に歪が生じても各フレネルレンズ間の目地部の幅を
均一に設定できる。さらに、前記映像投影手段の筐体を
2分割して、摺動固定自在とすることにより、前記筐体
の容積を小さくした状態で架台上に取り付けることがで
き、架台上に取り付けた後は2分割筐体の摺動範囲を規
制する複数の光学距離選択手段により、光学距離を正し
く設定することができる効果を有するマルチスクリーン
ディスプレィ装置である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマルチスクリーンディスプレィ装
置の全体構成を示す斜視図である。
【図2】本発明に係るマルチスクリーンディスプレィ装
置のスクリーン手段の構造を示す断面斜視図である。
【図3】本発明に係るマルチスクリーンディスプレィ装
置のレンチキュラレンズとフレネルレンズとの取付構造
を示す断面図である。
【図4】本発明に係るマルチスクリーンディスプレィ装
置の筐体を示し、(a)は筐体の摺動構造を示す断面
図、(b)は摺動軸の構造を示す側面図である。
【図5】本発明に係るマルチスクリーンディスプレィ装
置用の架台を示し、(a)はスクリーン手段の収納保持
部分の断面図、(b)は延在収納自在の筐体固定手段を
示す斜視図である。
【図6】本発明に係るマルチスクリーンディスプレィ装
置の映像投影手段と架台の寸法関係を示す一部断面を有
する側面図である。
【図7】従来のマルチスクリーンディスプレィ装置の全
体構成を示す斜視図である。
【図8】従来のマルチスクリーンディスプレィ装置のス
クリーンと筐体の関係を示す断面斜視図である。
【図9】従来のマルチスクリーンディスプレィ装置のフ
レネルレンズの取付構造を示すもので、(a)は斜視
図、(b)は断面図である。
【図10】従来のマルチスクリーンディスプレィ装置の
フレネルレンズとレンチキュラレンズの取付構造を示す
斜視図である。
【図11】従来のマルチスクリーンディスプレィ装置を
前傾設置した際のフレネルレンズとレンチキュラレンズ
との関係を示す断面図である。
【符号の説明】
10…スクリーン手段、11レンチキュラレンズ固定
片、12固定金具、13レンチキュラレンズ固定枠、1
6小孔、17ワイヤー、20筐体、21前筐体、22後
筐体、25、25’摺動軸、25a第1の固定溝、25
b第2の固定溝、25c折曲部、26、26’取付片、
27摺動軸摺動片、27a係止片、30筐体、32スク
リーン支持手段、33筐体固定手段。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号再生処理手段と、その映像信号
    再生処理手段で再生処理した映像を投影する光学手段を
    内蔵した映像投影手段を複数台縦横に並重積したマルチ
    スクリーンディスプレィ装置において、 前記各映像投影手段毎の映像信号再生処理手段と光学手
    段とを収納した筐体と、 前記光学手段から投影される映像光を平行光に変換する
    フレネルレンズをフレネルレンズ取付枠に取付固定する
    と共に、フレネルレンズを取り付けた前記フレネルレン
    ズ取付枠を縦横に連結固定した多面フレネルレンズ手段
    と、 この多面フレネルレンズ手段の全体に密着配置される単
    一のレンチキュラレンズ及びこのレンチキュラレンズと
    前記多面フレネルレンズ手段とを一体的に収納固定する
    レンチキュラレンズ取付枠とを有し、前記レンチキュラ
    レンズと多面フレネルレンズ手段を一体に形成したスク
    リーン手段と、 を具備し、前記映像投影手段を複数台縦横に並重積した
    後、前記スクリーン手段を前記映像投影手段の筐体に取
    付固定することを特徴とするマルチスクリーンディスプ
    レィ装置。
  2. 【請求項2】 前記映像投影手段は、前記映像信号再生
    処理手段と光学手段を収納固定した第1の筐体と、 前記スクリーン手段が取り付けられ、前記第1の筐体を
    収納可能な第2の筐体と、 前記第1の筐体を前記第2の筐体内において摺動可能に
    ガイドする筐体摺動固定手段と、 を具備し、前記第1の筐体を第2の筐体内に収納した状
    態の映像投射手段を縦横に並重積した後に、前記スクリ
    ーン手段を前記並重積された第2の筐体に取り付け固定
    することを特徴とした請求項1に記載のマルチスクリー
    ンディスプレィ装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の筐体を第2の筐体内に収納し
    た状態の映像投影手段を複数台載置可能な平面を有する
    架台と、 この架台の前面部に設け、前記スクリーン手段の下面を
    支持するスクリーン支持手段と、 前記架台の後面部に延材収納自在に設け、前記第1の筐
    体を第2の筐体から導出した際に第1の筐体をその上に
    載置固定する筐体固定手段と、 をさらに具備し、前記架台に前記映像投影手段を載置
    し、かつ前記スクリーン手段を前記架台のスクリーン支
    持手段と前記第2の筐体に取り付け固定し、前記筐体固
    定手段を延在させ、前記第1の筐体を第2の筐体から導
    出して固定することを特徴とする請求項1と2のいずれ
    かに記載のマルチスクリーンディスプレィ装置。
  4. 【請求項4】 前記架台の下面に移動用キャスターを取
    付け、前記架台に前記映像投影手段を載置した状態で設
    置場所の移動が可能な請求項3に記載のマルチスクリー
    ンディスプレィ装置。
  5. 【請求項5】 前記スクリーン手段の多面のフレネルレ
    ンズの当接部に形成される目地部と、 この目地部近傍における前記フレネルレンズとこのフレ
    ネルレンズに密着するレンチキュラレンズとを貫通する
    複数の小孔と、 この小孔に貫挿され、前記フレネルレンズの取付枠に固
    定する細いワイヤーと、 を具備し、前記細いワイヤーにより前記フレネルレンズ
    とレンチキュラレンズを密着固定したことを特徴とする
    請求項1と2のいずれかに記載のマルチスクリーンディ
    スプレィ装置。
  6. 【請求項6】 前記細いワイヤーの一端に、前記小孔の
    直径よりも大きい頭部を形成し、このワイヤーの他端を
    前記複数の小孔に前記レンチキュラレンズ側から貫挿
    し、前記フレネルレンズの取付枠に固定して、前記レン
    チキュラレンズとフレネルレンズを密着固定することを
    特徴とした請求項5に記載のマルチスクリークディスプ
    レィ装置。
  7. 【請求項7】 前記映像投影手段とフレネルレンズ手段
    を2N、3N、4N、5N…台、ただしNは正数、を並
    重積して、多面画を構成することを特徴とする請求項1
    〜6のいずれかに記載のマルチスクリーンディスプレィ
    装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の筐体を前記第2の筐体内にお
    いて、摺動可能にガイドする前記筐体摺動固定手段に、
    前記光学手段と前記スクリーン手段との光学的距離を規
    制する複数の固定位置手段を設け、前記固定位置を選択
    することにより光学的距離を選択設定可能にしたことを
    特徴とした請求項2記載のマルチスクリーンディスプレ
    ィ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010039486A (ja) * 2008-07-31 2010-02-18 Christie Digital Systems Usa Inc 画像システムのための膨張性筐体
JP2013246235A (ja) * 2012-05-24 2013-12-09 Mitsubishi Electric Corp マルチビジョン表示装置
JP2015102788A (ja) * 2013-11-27 2015-06-04 三菱電機株式会社 投写型映像表示装置およびマルチ画面表示装置

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